JP4083319B2 - 爪切りにおける押圧操作てこの支持構造 - Google Patents

爪切りにおける押圧操作てこの支持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、爪切りにおいて、両刃体の刃先を互いに圧接させる押圧操作てこを刃体に支持する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の爪切りにおいては、上下両刃体に支軸が挿通され、この支軸の頭部が下刃体の下側に係止されているとともに、この支軸の軸部が上刃体の上方に突出し、この上刃体上で押圧操作てこが支軸の軸部に対し支持ピンにより支持されている。
【0003】
このような爪切りにおいて、支軸に押圧操作てこを組み付けるにあたっては、まず支軸を上下両刃体に挿通し、次に上下両刃体をそれらの弾性力に抗して互いに接近する方向へ押圧して支軸の軸部を上刃体の上方へさらに突出させ、この状態で支軸のピン孔と押圧操作てこのピン孔とを互いに合わせてこの各ピン孔に支持ピンを挿着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、支軸は上下両刃体に対し自由に回動するため、支軸のピン孔と押圧操作てこのピン孔とを互いに合わせにくいばかりではなく、支持ピンを挿着する間中その合致状態を保持しなければならなかった。しかも、この時同時に上下両刃体に対する押圧も保持しなければならない。従って、組付け作業が大変面倒であった。そこで、支軸自体に上下両刃体や押圧操作てこに対する回り止め手段を設けたものは種々提案されている。
【0005】
本発明は、前記支軸を有する各種爪切りにあって、支軸のピン孔を改良し、支軸のピン孔と押圧操作てこのピン孔とを互いに合わせた状態でこの各ピン孔に対する支持ピンの挿入を行い易くして、押圧操作てこの組付けを容易にすることを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
後記実施形態の図面(図1〜)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
【0007】
刃先部(1a,2a)を有する上刃体(1)及び下刃体(2)にあって、この上下両刃先部(1a,2a)が互いに接近離間する方向の弾性を有するように互いに取着している。この上下両刃体(1,2)に形成した支持孔(6,7)に支軸(3)を挿通し、この支軸(3)に形成した係止部(8)を下刃体(2)に係止するとともに、この支軸(3)に形成した支持部(9a)を上刃体(1)から突出させている。押圧操作てこ(4)に形成した支持部(14)をこの上刃体(1)でこの支軸(3)の支持部(9a)に当てがい、この支軸(3)に形成したピン孔(10)と、この押圧操作てこ(4)の支持部(14)に形成したピン孔(15)とに支持ピン(5)を挿入して、この押圧操作てこ(4)をこの上刃体(1)で支持している。
【0008】
前記支軸(3)は上下両刃体(1,2)の支持孔(6,7)に対し支軸(3)の軸線方向(3a)回りで回動可能に挿通されている。前記押圧操作てこ(4)の支持部(14)は前記ピン孔(15)を有する両腕部(14a)間に支持凹部(14b)を有している。前記支軸(3)の支持部(9a)はこの支持凹部(14b)に挿入されている。この押圧操作てこ(4)は支軸(3)に対し支持ピン(5)の軸線方向(5b)回りで回動可能に支持されている。
前記支軸(3)のピン孔(10)にあっては、前記支持ピン(5)が挿入される係止孔部(11)と、この係止孔部(11)から支軸(3)の係止部(8)に向けてその軸線方向(3a)へ延びる挿入孔部(12)とを互いに連続させて形成している。この支軸(3)のピン孔(10)は、軸線方向(3a)周りで支軸(3)の外周部へ貫通され、支軸(3)の外周部両側で係止孔部(11)と挿入孔部(12)とを互いにつなぐ開放口部(13)を有し、この両開放口部(13)の内周縁は閉塞されている。
この支軸(3)のピン孔(10)にあって、係止孔部(11)は所定直径(D 11 )の円弧状内周面(11a)を有し、挿入孔部(12)はこの係止孔部(11)の円弧状内周面(11a)の所定直径(D 11 )よりも大きい所定直径(D 12 )の円弧状内周面(12a)を有し、さらに挿入孔部(12)にあっては、その円弧状内周面(12a)と係止孔部(11)の円弧状内周面(11a)とを互いにつなぐ相対向面(12b)間の幅(W 12 )が係止孔部(11)の円弧状内周面(11a)から挿入孔部(12)の円弧状内周面(12a)へ向かうに従い次第に広くなっている。
押圧操作てこ(4)における支持部(14)の両腕部(14a)のピン孔(15)と支軸(3)のピン孔(10)における挿入孔部(12)とに支持ピン(5)を挿入してその挿入孔部(12)と支持ピン(5)との間に隙間(G)を持たせている。押圧操作てこ(4)の両ピン孔(15)に挿入された支持ピン(5)は、上刃体(1)の弾性力により、支軸(3)のピン孔(10)で挿入孔部(12)から係止孔部(11)へ移動して係止孔部(11)に対し圧接され、支軸(3)のピン孔(10)の係止孔部(11)に挿嵌される。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明に下記の構成を追加している。
前記支軸(3)の係止部(8)は、この支軸(3)のピン孔(10)に形成した開放口部(13)に対応する判別部(8a)を有している。
【0010】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態にかかる爪切りを図面を参照して説明する。
図4(b)及び図5に示すように、この爪切りは、下記で詳述する上刃体1(第一刃体)と下刃体2(第二刃体)と支軸3と押圧操作てこ4と支持ピン5とを備えている。
【0011】
<前記上刃体1及び下刃体2>
この上刃体1及び下刃体2は、それぞれ、板状に形成され、先端部に刃先部1a,2aを有している。この上刃体1と下刃体2とは、基端部1b,2bで互いに取着され、相対向する両刃先部1a,2aが互いに接近離間する上下方向の弾性を有している。図3(b)及び図4(a)に示すように、この上刃体1と下刃体2とには、それぞれ、両刃先部1a,2aの付近で円形状の支持孔6,7が上下方向へ貫設されている。
【0012】
<図1に示す前記支軸3>
この支軸3は頭部8(係止部)と軸部9とからなる。この頭部8にあって、軸線方向3a周りの外周部は正六角形状をなし、この外周部の六辺に平面部8a(判別部)が形成されている。この軸部9にあって、軸線方向3a周りの外周部は円形状をなし、この頭部8から離間した先端部が前記押圧操作てこ4に対する支持部9aになっている。この軸部9には下記*で詳述するピン孔10が形成されている。
【0013】
* 前記ピン孔10の特徴的構成
このピン孔10は、軸部9にあって支持部9a側の端にある係止孔部11と、この係止孔部11から頭部8へ向けて軸線方向3aへ延びる挿入孔部12とを有している。また、このピン孔10は、軸線方向3a周りで軸部9の外周部へ開放されて貫通され、軸部9の外周部両側で係止孔部11と挿入孔部12とを互いにつなぐ開放口部13を有している。この両開放口部13の内周縁は閉塞されている。
【0014】
この両開放口部13は、軸部9の外周部で対称位置にあり、正六角形状をなす頭部8にあって対称位置にある両平面部8aに対応して位置している。
前記ピン孔10の係止孔部11は所定直径D11の円弧状内周面11aを有している。前記ピン孔10の挿入孔部12は、この係止孔部11の円弧状内周面11aの所定直径D11よりも大きい所定直径D12の円弧状内周面12aと、これらの円弧状内周面11a,12aを互いにつなぐ相対向面12bとを有している。このピン孔10にあって軸線方向3aに対し直交する方向の幅のうち、この相対向面12b間の幅W12は、係止孔部11の円弧状内周面11aから挿入孔部12の円弧状内周面12aへ向かうに従い次第に広くなっている。そのため、係止孔部11の円弧状内周面11aの所定直径D11が係止孔部11の幅W11中最大になり、挿入孔部12の円弧状内周面12aの所定直径D12が挿入孔部12の幅W12中最大になる。
【0015】
<前記押圧操作てこ4>
図2(a)(b)及び図3(a)に示すように、この押圧操作てこ4には二股状の支持部14が形成されている。この支持部14においては、両腕部14aが突設され、この両腕部14a間に支持凹部14bが形成されている。この両腕部14aには所定直径D15の円形状ピン孔15が支持凹部14bを挟んで相対向して貫設されている。
【0016】
<前記支持ピン5>
図2(b)及び図3(a)に示すように、この支持ピン5は、円柱状をなし、所定直径D5 の円形外周面5aを有している。この円形外周面5aの所定直径D5 は、前記係止孔部11の円弧状内周面11aの所定直径D11や、前記押圧操作てこ4の円形状ピン孔15の所定直径D15よりも小さくなっている。
【0017】
<爪切りの組付け手順>
前記押圧操作てこ4は、下記*に示す組付け手順により、上下両刃体1,2に対し支持される。
【0018】
* 図2(a)の状態(図1も参照)
上下両刃体1,2の支持孔6,7に支軸3を挿通して、この支軸3の頭部8を下刃体2の下側に係止するとともに、この支軸3の軸部9の支持部9aを上刃体1の上方へ突出させる。さらに、この上刃体1と下刃体2とを弾性力に抗して押さえ、それらの刃先部1a,2aを互いに接近させると、この上刃体1の上方で、軸部9の支持部9aがさらに突出し、軸部9のピン孔10における挿入孔部12が大きく露出する。
【0019】
* 図2(b)の状態(図1も参照)
図2(a)に示すように上下両刃体1,2を保持した状態において、上刃体1の上方で押圧操作てこ4の支持部14を支軸3の支持部9aに当てがい、この支持部9aを両腕部14a間の支持凹部14bに挿入する。この場合、支軸3のピン孔10における挿入孔部12と両腕部14aのピン孔15とを互いに並べる。
【0020】
* 図3(a)(b)の状態(図1も参照)
図2(b)に示すように上下両刃体1,2を保持した状態において、押圧操作てこ4における支持部14の両ピン孔15と支軸3のピン孔10における挿入孔部12とに支持ピン5を挿入する。この支持ピン5は、押圧操作てこ4の両ピン孔15に対しほぼ合致するが、図1(a)にも示すように、支軸3の挿入孔部12に対しては隙間Gを生じる。
【0021】
* 図4(a)(b)の状態(図1も参照)
図3(a)(b)の状態から、上下両刃体1,2の保持を解除すると、それらの刃先部1a,2aが弾性力によりを互いに離間し、押圧操作てこ4の両ピン孔15に挿入された支持ピン5は、支軸3のピン孔10において挿入孔部12から係止孔部11へ移動し、この係止孔部11に対し弾性力により圧接されてほぼ合致する。従って、押圧操作てこ4は、上刃体1上で支持され、図4(b)に示す不使用状態と、図5に示す使用状態とを取り得る。
【0022】
<爪切りの不使用状態及び使用状態>
図4(b)に示す不使用状態では、押圧操作てこ4が上刃体1上に倒伏されている。この不使用状態から、支軸3を上下両刃体1,2の支持孔6,7に対し軸線方向3a回りで回動させながら、押圧操作てこ4を支持ピン5や支軸3とともに軸線方向3a回りで回動させ、また、支持ピン5を支軸3のピン孔10における係止孔部11に対し軸線方向5b回りで回動させながら、押圧操作てこ4を支持ピン5とともに支軸3に対し軸線方向5b回りで回動させて上下反転させると、図5に示す使用状態になる。この使用状態で、押圧操作てこ4を下方へ押さえると、支持ピン5が支軸3のピン孔10における係止孔部11に支えられながら、押圧操作てこ4が上刃体1を弾性力に抗して押し下げ、上下両刃先部1a,2aが互いに当接する。
【0023】
<本実施形態の特徴>
本実施形態は下記*の特徴を有する。
* 支軸3のピン孔10を係止孔部11と挿入孔部12とに分け、それらがそれぞれの機能を果たす。
【0024】
前記係止孔部11は、前記挿入孔部12に該当するものがない従来のピン孔と同様に、支持ピン5を介して押圧操作てこ4を支持するという本来的機能を果たす。この係止孔部11と支持ピン5との間に隙間があり過ぎると、押圧操作てこ4が支軸3に対しがた付いて不安定な状態になる。そのため、支持ピン5を係止孔部11にほぼ合致させているが、この支持ピン5を係止孔部11に挿入する作業は逆に困難になる。しかも、この係止孔部11は押圧操作てこ4で支持凹部14bに位置して両腕部14aにより隠れて外側から見にくくなるので、この挿入作業は一層困難になる。この問題を解消するために、前記係止孔部11のほかに前記挿入孔部12をピン孔10に形成した。
【0025】
この挿入孔部12は、図3(a)(b)に示す組付け途中で、支持ピン5を押圧操作てこ4の両ピン孔15や支軸3のピン孔10に挿入する場合、特に支軸3のピン孔10に挿入し易くする機能を有する。すなわち、支持ピン5を挿入孔部12に挿入した場合に生じる隙間G(図1参照)がこの挿入補助機能を果たす。従って、押圧操作てこ4の組付けを容易に行うことができる。
【0026】
* 支軸3は上下両刃体1,2の支持孔6,7に対し軸線方向3a回りで回動可能に挿通されているため、支持ピン5の挿入時にこの支軸3のピン孔10と押圧操作てこ4の両ピン孔15とを互いに合わせにくい。前述したように支軸3のピン孔10は外側から見にくくなるので、このピン孔10の両開放口部13に対応する判別部を支軸3の頭部8に両平面部8aとして形成した。この両平面部8aは下刃体2の下側に位置して外側から見易い。そのため、この両平面部8aの向きを押圧操作てこ4の両ピン孔15の向きに合わせるだけで、支軸3のピン孔10と押圧操作てこ4の両ピン孔15とを互いに合わせ易くなる。従って、押圧操作てこ4の組付けを容易に行うことができる。
【0027】
〔他の実施形態〕
前記実施形態以外にも下記*のように構成してもよい。
【0028】
* 前述した実施形態では、手作業により爪切りを組み付ける場合を述べた。図示しないが、手作業の代わりに自動機械を利用して爪切りを組み付けることも可能であり、前述したピン孔10の形状の改良はこの自動組付けの場合に特に有効である。
【0029】
* 支軸3の頭部8に設けた判別部としては、正六角形の一辺をなす平面部8a以外に、支軸3のピン孔10の開放口部13に対応する所定形状の目印であればよい。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明にかかる爪切りによれば、支軸(3)のピン孔(10)を係止孔部(11)と挿入孔部(12)とに分け、この係止孔部(11)及び挿入孔部(12)がそれぞれの機能を果たすので、支軸(3)のピン孔(10)と押圧操作てこ(4)のピン孔(15)とを互いに合わせた状態で、この各ピン孔(10,15)に対する支持ピン(5)の挿入が行い易くなり、押圧操作てこ(4)の組付けを容易に行うことができるとともに、押圧操作てこ(4)を支軸(3)に対し安定した状態で支持することができる。その際、支軸(3)のピン孔(10)において挿入孔部(12)に支持ピン(5)を挿通し易くなるとともにその支持ピン(5)を挿入孔部(12)から係止孔部(11)へ相対移動させ易くなる。また、支軸(3)において、ピン孔(10)の両開放口部(13)の内周縁が閉塞されていると、両開放口部(13)を通してピン孔(10)に挿通された支持ピン(5)は、使用時に、ピン孔(10)から抜けず、押圧操作てこ(4)が支軸(3)に対し不用意に分離しない。
【0037】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、支軸(3)のピン孔(10)と押圧操作てこ(4)のピン孔(15)とを互いに合わせ易くなり、押圧操作てこ(4)の組付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本実施形態にかかる爪切りの一部品である支軸を示す正面図であり、(b)は(a)のX−X線断面図である。
【図2】 (a)は本実施形態にかかる爪切りの組付け手順を示す正面図であり、(b)は同じく平面図である。
【図3】 (a)は同組付け手順を示す一部切欠き平面図であり、(b)は同じく一部切欠き正面図である。
【図4】 (a)は同組付け手順を示す一部切欠き正面図であり、(b)は本実施形態にかかる爪切りの不使用状態を示す正面図である。
【図5】 本実施形態にかかる爪切りの使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1…上刃体(第一刃体)、1a…刃先部、2…下刃体(第二刃体)、2a…刃先部、3…支軸、3a…軸線方向、4…押圧操作てこ、5…支持ピン、6,7…支持孔、8…頭部(係止部)、8a…平面部(判別部)、9…軸部、9a…支持部、10…ピン孔、11…係止孔部、12…挿入孔部、13…開放口部、14…支持部、G…隙間、W11,W12…幅。

Claims (2)

  1. 刃先部を有する上刃体及び下刃体にあってこの上下両刃先部が互いに接近離間する方向の弾性を有するように互いに取着し、この上下両刃体に形成した支持孔に支軸を挿通して、
    この支軸に形成した係止部を下刃体に係止するとともに、この支軸に形成した支持部を上刃体から突出させ、押圧操作てこに形成した支持部をこの上刃体でこの支軸の支持部に当てがい、この支軸に形成したピン孔と、この押圧操作てこの支持部に形成したピン孔とに支持ピンを挿入して、この押圧操作てこをこの上刃体で支持した爪切りにおいて、
    前記支軸は上下両刃体の支持孔に対し支軸の軸線方向回りで回動可能に挿通され、前記押圧操作てこの支持部は前記ピン孔を有する両腕部間に支持凹部を有し、前記支軸の支持部はこの支持凹部に挿入され、この押圧操作てこは支軸に対し支持ピンの軸線方向回りで回動可能に支持され、
    前記支軸のピン孔にあっては、前記支持ピンが挿入される係止孔部と、この係止孔部から支軸の係止部に向けてその軸線方向へ延びる挿入孔部とを互いに連続させて形成し、この支軸のピン孔は、軸線方向周りで支軸の外周部へ貫通され、支軸の外周部両側で係止孔部と挿入孔部とを互いにつなぐ開放口部を有し、この両開放口部の内周縁は閉塞され、
    この支軸のピン孔にあって、係止孔部は所定直径の円弧状内周面を有し、挿入孔部はこの係止孔部の円弧状内周面の所定直径よりも大きい所定直径の円弧状内周面を有し、さらに挿入孔部にあっては、その円弧状内周面と係止孔部の円弧状内周面とを互いにつなぐ相対向面間の幅が係止孔部の円弧状内周面から挿入孔部の円弧状内周面へ向かうに従い次第に広くなっており、
    押圧操作てこにおける支持部の両腕部のピン孔と支軸のピン孔における挿入孔部とに支持ピンを挿入してその挿入孔部と支持ピンとの間に隙間を持たせ、押圧操作てこの両ピン孔に挿入された支持ピンは、上刃体の弾性力により、支軸のピン孔で挿入孔部から係止孔部へ移動して係止孔部に対し圧接され、支軸のピン孔の係止孔部に挿嵌される
    ことを特徴とする爪切りにおける押圧操作てこの支持構造。
  2. 前記支軸の係止部は、この支軸のピン孔に形成した開放口部に対応する判別部を有していることを特徴とする請求項1に記載の爪切りにおける押圧操作てこの支持構造。
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