JP3790666B2 - 爪切り - Google Patents

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    • A45D29/00Manicuring or pedicuring implements
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は爪切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開昭61−82502号公報に示す従来の爪切りにおいては、同公報の図面に示すように、支軸5に支持部としての支持孔7が切り欠かれて貫設され、押圧操作てこ8に取着された支持部としての連結ピン11がこの支持孔7に係入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記爪切りにおいては、支軸5に押圧操作てこ8を容易に組み付けることはできるが、切り欠かれて貫設された支持孔7の形状が原因して、押圧操作てこ8の連結ピン11が支軸5の支持孔7から抜け落ち易くなるとともに、支持孔7の付近で支軸5の強度が弱くなる問題があった。また、このような形状の支持孔7を有する支軸5を成形することが困難であった。
【0004】
本発明は、押圧操作てこの組み付けを容易にするばかりではなく、押圧操作てこを確実に支持するとともに、支持部の強度を高めることを目的にしている。また、支軸の成形を容易にすることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜7に示す第一実施形態、図8,9,10に示す他の実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
【0006】
* 請求項1の発明
この発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
両刃体(1,2)と、刃体(1,2)側に設けた支持部(S)に対し支持部(S)で連結された押圧操作てこ(12)とを備え、この押圧操作てこ(12)により両刃体(1,2)をそれらの弾性力に抗して押さえて両刃先(3,4)を互いに圧接させ得る。
【0007】
前記押圧操作てこ(12)の支持部(S)と、前記刃体(1,2)側の支持部(S)とのうち、一方の支持部(S)は突部(15)であり、他方の支持部(S)はこの突部(15)が係入される溝部(16)である。
【0008】
この溝部(16)は、突部(15)を係脱し得る係脱口部(17)と、突部(15)を回動可能に支持し得る回動案内部(18)と、この係脱口部(17)と回動案内部(18)との間で連続する係脱案内部(19)とからなり、この係脱口部(17)と係脱案内部(19)と回動案内部(18)との間で相対向する両側壁面(20)と、この両側壁面(20)間をつなぐ底壁面(21)とを有している。
【0009】
この発明では、刃体(1,2)側の支持部(S)に押圧操作てこ(12)の支持部(S)を連結する場合、突部(15)を溝部(16)に係入するだけで良いため、刃体(1,2)と押圧操作てこ(12)とを容易に組み付けることができる。また、突部(15)は、係脱口部(17)と係脱案内部(19)とを経て回動案内部(18)まで係入されるので、溝部(16)に対し抜け落ちにくくなって確実に支持される。さらに、溝部(16)で両側壁面(20)間は底壁面(21)によりつながれているので、支持部(S)の強度を高めることができる。
【0010】
* 請求項2の発明
この発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
上刃先(3)を有する上刃体(1)と、この上刃先(3)に対向する下刃先(4)を有する下刃体(2)とにそれらの刃先(3,4)の付近で支軸(7)を挿通して、この支軸(7)の下端部(8)を下刃体(2)に係止するとともに、この支軸(7)の上端部(11)を上刃体(1)上から突出させ、この上刃体(1)上で押圧操作てこ(12)に設けた支持部(S)と、この支軸(7)の上端部(11)に設けた支持部(S)とを互いに連結している。この押圧操作てこ(12)により上刃体(1)を上下両刃体(1,2)の弾性力に抗して押さえて上刃先(3)と下刃先(4)とを互いに圧接させ得る。
【0011】
前記押圧操作てこ(12)の支持部(S)と、前記刃体(1,2)側の支持部(S)とのうち、一方の支持部(S)は突部(15)であり、他方の支持部(S)はこの突部(15)が係入される溝部(16)である。
【0012】
この溝部(16)は、突部(15)を係脱し得る係脱口部(17)と、突部(15)を回動可能に支持し得る回動案内部(18)と、この係脱口部(17)と回動案内部(18)との間で連続する係脱案内部(19)とからなり、この係脱口部(17)と係脱案内部(19)と回動案内部(18)との間で相対向する両側壁面(20)と、この両側壁面(20)間をつなぐ底壁面(21)とを有している。
【0013】
この発明では、支軸(7)の支持部(S)に押圧操作てこ(12)の支持部(S)を連結する場合、突部(15)を溝部(16)に係入するだけで良いため、支軸(7)と押圧操作てこ(12)とを容易に組み付けることができる。また、突部(15)は、係脱口部(17)と係脱案内部(19)とを経て回動案内部(18)まで係入されるので、溝部(16)に対し抜け落ちにくくなって確実に支持される。さらに、溝部(16)で両側壁面(20)間は底壁面(21)によりつながれているので、支持部(S)の強度を高めることができる。
【0014】
* 請求項3の発明
この発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
上刃先(3)を有する上刃体(1)と、この上刃先(3)に対向する下刃先(4)を有する下刃体(2)とにそれらの刃先(3,4)の付近で支軸(7)を挿通して、この支軸(7)の下端部(8)を下刃体(2)に係止するとともに、この支軸(7)の上端部(11)を上刃体(1)上から突出させ、この上刃体(1)上で押圧操作てこ(12)に設けた両支持腕部(13)間の支持凹部(14)にこの支軸(7)の上端部(11)を挿入し、この両支持腕部(13)に設けた支持部(S)と、この支軸(7)の上端部(11)に設けた両支持部(S)とを互いに連結している。この押圧操作てこ(12)により上刃体(1)を上下両刃体(1,2)の弾性力に抗して押さえて上刃先(3)と下刃先(4)とを互いに圧接させ得る。
【0015】
前記押圧操作てこ(12)の両支持腕部(13)の支持部(S)と、前記支軸(7)の両支持部(S)とのうち、一方の両支持部(S)は突部(15)であり、他方の両支持部(S)はこの突部(15)が係入される溝部(16)である。
【0016】
この溝部(16)は、突部(15)を係脱し得る係脱口部(17)と、突部(15)を回動可能に支持し得る回動案内部(18)と、この係脱口部(17)と回動案内部(18)との間で連続する係脱案内部(19)とからなり、この係脱口部(17)と係脱案内部(19)と回動案内部(18)との間で相対向する両側壁面(20)と、この両側壁面(20)間をつなぐ底壁面(21)とを有している。
【0017】
この発明では、支軸(7)の両支持部(S)に押圧操作てこ(12)の両支持腕部(13)の支持部(S)を連結する場合、両突部(15)を両溝部(16)に係入するだけで良いため、支軸(7)と押圧操作てこ(12)とを容易に組み付けることができる。また、突部(15)は、係脱口部(17)と係脱案内部(19)とを経て回動案内部(18)まで係入されるので、溝部(16)に対し抜け落ちにくくなって確実に支持される。さらに、溝部(16)で両側壁面(20)間は底壁面(21)によりつながれているので、支持部(S)の強度を高めることができる。
【0018】
* 請求項4の発明
この発明は、請求項3の発明を前提として下記のように構成されている。
前記支持部(S)としての突部(15)は押圧操作てこ(12)の支持凹部(14)で両支持腕部(13)に設けられて相対向し、前記支持部(S)としての溝部(16)は支軸(7)の外周両側に設けられて突部(15)に対向している。
【0019】
この発明では、押圧操作てこ(12)の両支持腕部(13)の突部(15)を支軸(7)の両溝部(16)に係入するだけで良いため、支軸(7)と押圧操作てこ(12)とを容易に組み付けることができる。また、両突部(15)は、係脱口部(17)と係脱案内部(19)とを経て回動案内部(18)まで係入されるので、両溝部(16)に対し抜け落ちにくくなって確実に支持される。さらに、両溝部(16)で両側壁面(20)間は底壁面(21)によりつながれているので、支軸(7)の強度を高めることができる。
【0020】
* 請求項5の発明
この発明は、請求項4の発明を前提として下記のように構成されている。
前記支軸(7)の両溝部(16)は係脱口部(17)と係脱案内部(19)と回動案内部(18)とにわたり底壁(23)で互いに隔てられている。この両溝部(16)の底壁面(21)は係脱口部(17)と係脱案内部(19)と回動案内部(18)との間でこの底壁(23)に設けられている。この発明では、請求項4の発明の効果に加え、支軸(7)の強度をより一層高めることができる。
【0021】
* 請求項6の発明
この発明は、請求項5の発明を前提として下記のように構成されている。
前記両溝部(16)の底壁面(21)間の間隔である底壁(23)の厚み(T)は、係脱口部(17)側が回動案内部(18)側よりも大きくなっている。この発明では、請求項5の発明の効果に加え、両突部(15)が両溝部(16)に対しより一層抜け落ちにくくなって確実に支持される。
【0049】
請求項7の発明(特に図10に示す他の実施形態に対応)
この発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
上刃先(3)を有する上刃体(1)と、この上刃先(3)に対向する下刃先(4)を有する下刃体(2)とにそれらの刃先(3,4)の付近で支軸(7)を挿通して、この支軸(7)の下端部(8)を下刃体(2)に係止するとともに、この支軸(7)の上端部(11)を上刃体(1)上から突出させ、この上刃体(1)上で押圧操作てこ(12)に設けた両支持腕部(13)間の支持凹部(14)にこの支軸(7)の上端部(11)を挿入し、この両支持腕部(13)に設けた支持部(S)と、この支軸(7)の上端部(11)に設けた支持部(S)とを互いに連結している。この押圧操作てこ(12)により上刃体(1)を上下両刃体(1,2)の弾性力に抗して押さえて上刃先(3)と下刃先(4)とを互いに圧接させ得る。
【0050】
前記押圧操作てこ(12)の両支持腕部(13)の支持部(S)は、この押圧操作てこ(12)の支持凹部(14)で両支持腕部(13)に設けられて相対向する突部(15)である。前記支軸(7)の支持部(S)は、支軸(7)の外周に設けられてこの突部(15)が係入される溝部(16)である。
【0051】
この溝部(16)は、支軸(7)に対し周方向の全体に連続して設けられ、突部(15)を係脱し得る係脱口部(17)と、突部(15)を回動可能に支持し得る回動案内部(18)とを有している。
【0052】
この発明では、押圧操作てこ(12)の両支持腕部(13)の突部(15)を支軸(7)の溝部(16)に係入するだけで良いため、支軸(7)と押圧操作てこ(12)とを容易に組み付けることができる。しかも、溝部(16)に対し周方向の任意位置から両突部(15)を容易に係入することができる。
【0053】
請求項8の発明
この発明にかかる爪切りは、下記のように構成されている。
上刃先(3)を有する上刃体(1)と、この上刃先(3)に対向する下刃先(4)を有する下刃体(2)とにそれらの刃先(3,4)の付近で支軸(7)を挿通して、この支軸(7)の下端部(8)を下刃体(2)に係止するとともに、この支軸(7)の上端部(11)を上刃体(1)上から突出させ、この上刃体(1)上で押圧操作てこ(12)に設けた支持部(S)と、この支軸(7)の上端部(11)に設けた支持部(S)とを互いに連結している。この押圧操作てこ(12)により上刃体(1)を上下両刃体(1,2)の弾性力に抗して押さえて上刃先(3)と下刃先(4)とを互いに圧接させ得る。前記支軸(7)を合成樹脂材により成形した。前記支軸(7)を成形する合成樹脂材は、ポリアミドまたはポリプロピレンまたは芳香族ナイロンに対し、含有物として、グラスファイバーあるいはミネラルファイバーあるいはカーボンファイバー、あるいはこのグラスファイバーとミネラルファイバーとカーボンファイバーとのうち少なくとも二つのものを組み合わせた混合ファイバーを15%≦含有率(α)≦65%の範囲で含有したものである。この発明では、複雑な形状をなす支軸(7)にあってもその成形を容易に行なうことができるとともに、成形精度も良くすることができる。また、爪切りを軽量化することができる。さらに、合成樹脂材により使用時の衝撃を吸収して和らげることができる。
【0063】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態にかかる爪切りを図1〜7を参照して説明する。
<爪切りの概要>
図1(a)に示すように、上刃体1と下刃体2とは、それぞれ板状をなし、それらの基端部1a,2aで互いに取着されて接近離間する上下方向の弾性を有している。この上刃体1の先端部と下刃体2の先端部とには相対向する刃先3,4が形成され、この上刃先3と下刃先4とは弾性力により互いに離間している。この上刃体1と下刃体2とにはそれらの刃先3,4の付近で円形状の支持孔5,6が上下方向へ貫設されている。
【0064】
前記上刃体1の支持孔5と下刃体2の支持孔6とには図1(b)に示す支軸7(後で詳述)が挿通されている。この支軸7は、その下端部にある大径の頭部8と、この頭部8から段差部9を介して上方へ延設された小径の軸部10とからなる。この頭部8は下刃体2の下側で支持孔6の周縁に係止されている。この軸部10の上端部11は支持孔5から上刃体1の上側に突出している。
【0065】
図1(c)に示す押圧操作てこ12(後で詳述)は前記上刃体1の上側に載置されている。この押圧操作てこ12においてその先端部には二股状の支持腕部13が形成されているとともに、この両支持腕部13間に支持凹部14が形成され、この支持凹部14に前記支軸7の上端部11が挿入されている。
【0066】
この押圧操作てこ12の両支持腕部13とこの支軸7の上端部11とが支持部S(後で詳述)で互いに連結されている。
<前記支軸7の材質及び前記押圧操作てこ12の材質>
この支軸7と押圧操作てこ12とはいずれも合成樹脂材により一体成形されている。この合成樹脂材は、下記の含有物を少なくとも含有するポリアミドまたはポリプロピレンまたは芳香族ナイロンである。この含有物は、グラスファイバーあるいはミネラルファイバーあるいはカーボンファイバーであり、さらにはこのグラスファイバーとミネラルファイバーとカーボンファイバーとのうち少なくとも二つのものを組み合わせた混合ファイバーである。これらの含有物の含有率をαとした場合、15%≦α≦65%に設定したが、40%≦α≦60%に設定することが好ましい。これらの合成樹脂材を利用すれば、(1)湿潤後や高温時に強度や剛性が高いこと、剛性材として衝撃強度や破壊伸びが高いこと、疲労強度が優れていることなど、高い強度と剛性とを有し、(2)型温80〜110℃で射出成形が可能であること、金型やスクリューやシリンダーの摩耗が小さいことなど、流動性と外観性とが良く、(3)金属に対する自己摩耗量が小さいことなど、耐摩耗性が良くなる等、優れた特性を奏する。
【0067】
<前記支軸7と前記押圧操作てこ12とそれらの間の連結構造>
前記押圧操作てこ12の支持凹部14で両支持腕部13には突部15(支持部S)が形成されて相対向している。前記支軸7の頭部8及び軸部10はそれぞれ断面円形状に形成されている。この軸部10の外周両側には前記両突部15に対向する溝部16(支持部S)が180度間隔をあけて形成され、この両溝部16にこの両突部15が係入されている。
【0068】
* 図1(b)及び図2,3に示す前記溝部16
この溝部16は、前記突部15を係脱し得る係脱口部17と、この突部15を回動可能に支持し得る回動案内部18と、この係脱口部17と回動案内部18との間で連続する係脱案内部19とからなる。この溝部16は、この係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18との間で相対向する両側壁面20と、この係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18との間でこの両側壁面20間をつなぐ底壁面21と、この底壁面21に面する開放部22とを有している。この両溝部16は係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18とにわたり互いに共有する一つの底壁23で隔てられている。一方の溝部16の係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18とは、それぞれ、他方の溝部16の係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18とに対しこの底壁23で区画されている。この両溝部16の底壁面21は係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18との間でこの底壁23の両側に設けられている。この両溝部16において両側壁面20間の中心線は、係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18とにわたり延設され、係脱口部17を通る中心線17aと、係脱案内部19を通る中心線19aと、回動案内部18を通る中心線18aとを有し、係脱口部17から係脱案内部19にわたり支軸7の軸線方向7aに対し直交する方向へ延びる中心線17a,19aと、係脱案内部19から回動案内部18にわたり支軸7の軸線方向7aへ延びる中心線19a,18aとを含む。この両溝部16の両側壁面20は互いに外側へ次第に広がるように傾斜し、この両側壁面20間の間隔Wは、両溝部16で底壁面21に面する開放部22側が底壁面21側よりも大きくなっている。
【0069】
前記両溝部16の底壁面21間の間隔である底壁23の厚みをT、この両溝部16で底壁面21に面する開放部22間の間隔である支軸7の軸部10の外径をD10、厚みT/外径D10の値をAとした場合、0≦A≦0.5の範囲に設定する。この実施形態の両溝部16において底壁23は係脱口部17と係脱案内部19と回動案内部18とにわたり全体に設けられているが、例えば、係脱口部17と係脱案内部19の一部とにのみ底壁23を設けて係脱案内部19の一部及び回動案内部18の底壁23を省略して両溝部16を貫通させてもよい。底壁23のない場合には、T=0となってA=0となる。この値Aについては、0.2≦A≦0.4の範囲に設定することが好ましい。
【0070】
前記両溝部16の回動案内部18における両側壁面20間の間隔をW、この両側壁面20間の中心線18aに対し直交する方向における支軸7の軸部10の外径をD10、間隔W/外径D10の値をBとした場合、0.15≦B≦0.8の範囲に設定する。この値Bについては、0.4≦B≦0.7の範囲に設定することが好ましい。
【0071】
前記支軸7において、軸線方向7aに対し直交する方向における頭部8の外径D8 は、この方向における軸部10の外径D10よりも大きくなっており、軸線方向7aにおける頭部8の幅をH、軸線方向7aにおける軸部10の長さをL、幅H/長さLの値をCとした場合、0.05≦C≦0.3の範囲に設定する。この値Cについては、0.1≦C≦0.25の範囲に設定することが好ましい。また、前記支軸7において頭部8と軸部10との間の段差部9でその外周全体にアール24が形成されている。このアール24の半径をrとした場合、0.1mm≦r≦3mmの範囲に設定する。この値rについては、0.2mm≦r≦1.5mmの範囲に設定することが好ましい。
【0072】
そのほか、前記両溝部16の底壁23の厚みTについては、底壁面21が係脱口部17側から回動案内部18側へ向かうに従い傾斜するように又は段差状に形成されて、係脱口部17側が回動案内部18側よりも僅かに大きくなっている。換言すれば、両溝部16の深さは、係脱口部17側が回動案内部18側よりも僅かに浅くなっている。また、前記両溝部16において両側壁面20間の間隔Wについては、係脱口部17側が係脱案内部19側や回動案内部18側よりも大きくなっている。さらに、前記支軸7の頭部8には回り止め凹部25が形成されている。
【0073】
* 図1(c)及び図4に示す前記突部15
この突部15は、基端部26から先端部27にわたり設けられた外周面28と、先端部27に設けられた端面29とを有している。この両突部15において軸線方向15aに対し直交する方向へ切断された断面は円形状をなす。この外周面28は軸線方向15aに対し傾斜し、この突部15の基端部26の外周面28の外径D26はこの突部15の先端部27の外周面28の外径D27よりも大きくなっている。そのため、この突部15において軸線方向15aに対し直交する方向へ切断した断面積については、基端部26側が先端部27側よりも次第に大きくなっている。
【0074】
前記両突部15において、基端部26の外周面28の外径をD26、この基端部26から先端部27までの軸線方向15aの長さをM、外径D26/長さMの値をEとした場合、1≦E≦3の範囲に設定する。この値Eについては、1.5≦E≦2.5の範囲に設定することが好ましい。
【0075】
前記両突部15において、一方の突部15の基端部26から先端部27までの軸線方向15aの長さMと他方の突部15の基端部26から先端部27までの軸線方向15aの長さMとの和をN(M+M)、両突部15の先端部27の端面29間に設けた間隙30の寸法であるこの両端面29間の間隔Pを、長さ和N/間隔Pの値をFとした場合、1≦F≦3の範囲に設定する。この値Fについては、1.3≦F≦2.3の範囲に設定することが好ましい。
【0076】
* 前記突部15と前記溝部16との連結手順及びそれらの支持状態
図5(a)に示すように、支軸7の頭部8にある回り止め凹部25に固定ピン(図示せず)を挿入して支軸7を位置決めするとともに、上下両刃体1,2の刃先3,4を互いに接近させるように上刃体1を押し下げた状態にする。その状態で、この上刃体1の上側に押圧操作てこ12の両支持腕部13を当てがい、この上刃体1の上側で支軸7の軸部10の上端部11にある両溝部16に対しこの両支持腕部13にある突部15を近付ける。
【0077】
次に、図5(b)及び図6(a)に示すように、この軸部10の上端部11をこの両支持腕部13間の支持凹部14に挿入しながら、この両突部15をこの両溝部16の係脱口部17に係入する。その係入初期状態では、両溝部16の両側壁面20と両突部15の外周面28、並びに、両溝部16の底壁面21と両突部15の端面29とが、それぞれ互いに沿うように近接する。
【0078】
さらに、図5(c)及び図6(b)に示すように、前記両突部15を前記両溝部16の係脱口部17から係脱案内部19を経て回動案内部18に係入する。その係入完了状態で、両突部15は、上下両刃体1,2の弾性力により回動案内部18の側壁面20に圧接され、両溝部16の係脱案内部19側へ移動しないように規制されている。
【0079】
* 爪切りの使用例
図1(a)に示す不使用状態では、上刃体1の上側に押圧操作てこ12が倒されて重ねられ、上下両刃体1,2が弾性力により互いに上下方向へ広げられて、上刃体1の弾性力を押圧操作てこ12の両支持腕部13を介してその両突部15と支軸7の軸部10の両溝部16とで受けるとともに、下刃体2の弾性力を支軸7の頭部8で受け、上刃先3と下刃先4とが互いに離間している。
【0080】
次に、図7(a)に示す使用前状態のように、上刃体1の上側で押圧操作てこ12を支軸7とともに180度回動させて上刃体1に対し上方へ傾斜させる。
さらに、図7(b)に示す使用後状態のように、この押圧操作てこ12により上刃体1を上下両刃体1,2の弾性力に抗して押さえると、上刃先3と下刃先4とが互いに接近して圧接される。
【0081】
上記いずれの状態でも、押圧操作てこ12の両支持腕部13における両突部15は、支軸7の軸部10における両溝部16の回動案内部18内で、押圧操作てこ12の動きに追従して動く。
【0082】
〔他の実施形態〕
* 図8に示す他の実施形態
前記第一実施形態の両溝部16において、係脱口部17は軸線方向7aに対し直交する方向の両側のうち片側のみに設けられている。その構成に代えて、両溝部16で係脱口部17を軸線方向7aに対し直交する方向の両側に設ける。
【0083】
* 図9に示す他の実施形態
前記第一実施形態の押圧操作てこ12にあって両突部15を含めた全体は、合成樹脂材により成形されている。その構成に代え、図9(a)に示すように、押圧操作てこ12の主体部分を合成樹脂材により成形する場合、金属製の突部素材31を両支持腕部13にインサートして一体的に設けた後、図9(b)に示すように、この突部素材31を切断して両突部15とする。
【0084】
* 図10に示す他の実施形態
前記第一実施形態において溝部16は支軸7の軸部10の外周両側に設けられている。その構成に代え、溝部16を支軸7の軸部10に対し周方向の全体に連続して設ける。この溝部16において、軸線方向7aの方向の上下両縁のうち、上縁には波形状の凹凸部32を形成し、この上縁の凹部32aと下縁との間には係脱口部17を兼用する回動案内部18を設けている。押圧操作てこ12の両支持腕部13の突部15はこの係脱口部17から回動案内部18に係入される。
【0085】
* 図示しないが、支軸7の軸部10に対し周方向の全体に連続して設けた溝部を下記のように構成する。
支軸7の軸部10で横溝部を周方向へ延設し、この横溝部において軸線方向7aの上下両縁のうち上縁から複数の縦溝部を軸線方向7aへ延ばして周方向へ並設する。この横溝部は係脱口部と係脱案内部とを兼用する。この縦溝部は係脱案内部と回動案内部とを兼用する。押圧操作てこ12の両支持腕部13の突部15はこの係脱口部から係脱案内部を経て回動案内部に係入される。
【0086】
* 前記実施形態では、支軸7に両溝部16が形成され、押圧操作てこ12の両支持腕部13に突部15が形成されている。図示しないが、この構成に代えて、支軸7に両突部を形成し、押圧操作てこ12の両支持腕部13に溝部を形成する。
【0087】
* 図示しないが、押圧操作てこ12の両支持腕部13の突部15の形状を変更する。例えば、前記実施形態の突部15は円錐台形状になっているが、これを円柱形状や半球形状にしたり、断面円形状に代えて断面楕円形状にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる爪切りにおいて不使用状態を示す正面図であり、(b)はこの爪切りの支軸を示す斜視図であり、(c)はこの爪切りの押圧操作てこを示す斜視図である。
【図2】 (a)はこの爪切りの支軸を示す正面図であり、(b)は(a)にかかる支軸の左側面図であり、(c)は(a)にかかる支軸の底面図である。
【図3】 (a)は図2(a)のX1−X1線断面図であり、(b)は図2(a)のX2−X2線断面図であり、(c)は図2(a)のX3−X3線断面図である。
【図4】 (a)はこの爪切りの押圧操作てこを示す部分平面図であり、(b)は(a)にかかる押圧操作てこの左側面図である。
【図5】 この爪切りの組付けにおいて押圧操作てこの両突部を支軸の両溝部に係入する過程を示す部分断面図である。
【図6】 (a)は図5(b)のY1−Y1線断面図であり、(b)は図5(c)のY2−Y2線断面図である。
【図7】 (a)は第一実施形態にかかる爪切りにおいて使用前状態を示す正面図であり、(b)は同じく使用後状態を示す正面図である。
【図8】 (a)は他の実施形態の爪切りにおいて支軸を示す正面図であり、(b)は(a)にかかる支軸の左側面図であり、(c)は(a)のZ1−Z1線断面図であり、(d)は(a)のZ2−Z2線断面図である。
【図9】 (a)は他の実施形態にかかる爪切りの押圧操作てこにおいて両突部を形成する途中過程を示す断面図であり、(b)はこの両突部を示す断面図である。
【図10】 (a)は他の実施形態の爪切りにおいて支軸の溝部と押圧操作てこの両突部とを示す正面図であり、(b)は(a)のZ3−Z3線断面図である。
【符号の説明】
1…上刃体、2…下刃体、3…上刃先、4…下刃先、7…支軸、7a…軸線方向、8…頭部(下端部)、9…段差部、10…軸部、11…支軸上端部、12…押圧操作てこ、13…支持腕部、14…支持凹部、15…突部(支持部S)、15a…軸線方向、16…溝部(支持部S)、17…係脱口部、17a…中心線、18…回動案内部、18a…中心線、19…係脱案内部、19a…中心線、20…側壁面、21…底壁面、22…開放部、23…底壁、24…アール、25…回り止め凹部、26…基端部、27…先端部、28…外周面、29…端面、30…間隙。

Claims (8)

  1. 両刃体と、刃体側に設けた支持部に対し支持部で連結された押圧操作てことを備え、この押圧操作てこにより両刃体をそれらの弾性力に抗して押さえて両刃先を互いに圧接させ得る爪切りにおいて、
    前記押圧操作てこの支持部と、前記刃体側の支持部とのうち、一方の支持部は突部であり、他方の支持部はこの突部が係入される溝部であり、
    この溝部は、突部を係脱し得る係脱口部と、突部を回動可能に支持し得る回動案内部と、この係脱口部と回動案内部との間で連続する係脱案内部とからなり、この係脱口部と係脱案内部と回動案内部との間で相対向する両側壁面と、この両側壁面間をつなぐ底壁面とを有している
    ことを特徴とする爪切り。
  2. 上刃先を有する上刃体と、この上刃先に対向する下刃先を有する下刃体とにそれらの刃先の付近で支軸を挿通して、この支軸の下端部を下刃体に係止するとともに、この支軸の上端部を上刃体上から突出させ、この上刃体上で押圧操作てこに設けた支持部と、この支軸の上端部に設けた支持部とを互いに連結し、この押圧操作てこにより上刃体を上下両刃体の弾性力に抗して押さえて上刃先と下刃先とを互いに圧接させ得る爪切りにおいて、
    前記押圧操作てこの支持部と、前記刃体側の支持部とのうち、一方の支持部は突部であり、他方の支持部はこの突部が係入される溝部であり、
    この溝部は、突部を係脱し得る係脱口部と、突部を回動可能に支持し得る回動案内部と、この係脱口部と回動案内部との間で連続する係脱案内部とからなり、この係脱口部と係脱案内部と回動案内部との間で相対向する両側壁面と、この両側壁面間をつなぐ底壁面とを有している
    ことを特徴とする爪切り。
  3. 上刃先を有する上刃体と、この上刃先に対向する下刃先を有する下刃体とにそれらの刃先の付近で支軸を挿通して、この支軸の下端部を下刃体に係止するとともに、この支軸の上端部を上刃体上から突出させ、この上刃体上で押圧操作てこに設けた両支持腕部間の支持凹部にこの支軸の上端部を挿入し、この両支持腕部に設けた支持部と、この支軸の上端部に設けた両支持部とを互いに連結し、この押圧操作てこにより上刃体を上下両刃体の弾性力に抗して押さえて上刃先と下刃先とを互いに圧接させ得る爪切りにおいて、
    前記押圧操作てこの両支持腕部の支持部と、前記支軸の両支持部とのうち、一方の両支持部は突部であり、他方の両支持部はこの突部が係入される溝部であり、
    この溝部は、突部を係脱し得る係脱口部と、突部を回動可能に支持し得る回動案内部と、この係脱口部と回動案内部との間で連続する係脱案内部とからなり、この係脱口部と係脱案内部と回動案内部との間で相対向する両側壁面と、この両側壁面間をつなぐ底壁面とを有している
    ことを特徴とする爪切り。
  4. 前記支持部としての突部は押圧操作てこの支持凹部で両支持腕部に設けられて相対向し、前記支持部としての溝部は支軸の外周両側に設けられて突部に対向していることを特徴とする請求項3に記載の爪切り。
  5. 前記支軸の両溝部は係脱口部と係脱案内部と回動案内部とにわたり底壁で互いに隔てられ、
    この両溝部の底壁面は係脱口部と係脱案内部と回動案内部との間でこの底壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の爪切り。
  6. 前記両溝部の底壁面間の間隔である底壁の厚みTは、係脱口部側が回動案内部側よりも大きくなっていることを特徴とする請求項5に記載の爪切り。
  7. 上刃先を有する上刃体と、この上刃先に対向する下刃先を有する下刃体とにそれらの刃先の付近で支軸を挿通して、この支軸の下端部を下刃体に係止するとと もに、この支軸の上端部を上刃体上から突出させ、この上刃体上で押圧操作てこに設けた両支持腕部間の支持凹部にこの支軸の上端部を挿入し、この両支持腕部に設けた支持部と、この支軸の上端部に設けた支持部とを互いに連結し、この押圧操作てこにより上刃体を上下両刃体の弾性力に抗して押さえて上刃先と下刃先とを互いに圧接させ得る爪切りにおいて、
    前記押圧操作てこの両支持腕部の支持部は、この押圧操作てこの支持凹部で両支持腕部に設けられて相対向する突部であり、前記支軸の支持部は、支軸の外周に設けられてこの突部が係入される溝部であり、
    この溝部は、支軸に対し周方向の全体に連続して設けられ、突部を係脱し得る係脱口部と、突部を回動可能に支持し得る回動案内部とを有している
    ことを特徴とする爪切り。
  8. 上刃先を有する上刃体と、この上刃先に対向する下刃先を有する下刃体とにそれらの刃先の付近で支軸を挿通して、この支軸の下端部を下刃体に係止するとともに、この支軸の上端部を上刃体上から突出させ、この上刃体上で押圧操作てこに設けた支持部と、この支軸の上端部に設けた支持部とを互いに連結し、この押圧操作てこにより上刃体を上下両刃体の弾性力に抗して押さえて上刃先と下刃先とを互いに圧接させ得る爪切りにおいて、前記支軸を合成樹脂材により成形し、
    前記支軸を成形する合成樹脂材は、
    ポリアミドまたはポリプロピレンまたは芳香族ナイロンに対し、
    含有物として、グラスファイバーあるいはミネラルファイバーあるいはカーボンファイバー、あるいはこのグラスファイバーとミネラルファイバーとカーボンファイバーとのうち少なくとも二つのものを組み合わせた混合ファイバーを15%≦含有率α≦65%の範囲で含有したものである
    ことを特徴とする爪切り。
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