JPH10211016A - 爪切り - Google Patents

爪切り

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Publication number
JPH10211016A
JPH10211016A JP1394697A JP1394697A JPH10211016A JP H10211016 A JPH10211016 A JP H10211016A JP 1394697 A JP1394697 A JP 1394697A JP 1394697 A JP1394697 A JP 1394697A JP H10211016 A JPH10211016 A JP H10211016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail clipper
case
nail
operation lever
blade body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1394697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
弘 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Manufacturing Co Ltd filed Critical Tanaka Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1394697A priority Critical patent/JPH10211016A/ja
Publication of JPH10211016A publication Critical patent/JPH10211016A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み付け作業を簡略化することにより、爪切り
全体の製造コストを低減する。 【解決手段】上下両刃体7,8から構成された爪切り本
体3を収容するためのケース2を設け、このケース2の
先端部両側に側板2b,2cを形成する。両側板2b,
2cには透孔11を形成し、この透孔11に操作レバー
4の両側から突設された軸12を係入する。これによ
り、上部刃体7の上方位置において操作レバー4が回動
可能に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、爪切りに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、爪切りにおいては、刃先を有す
る上下両刃体の基端部が固着されている。上部刃体には
その刃先が下部刃体の刃先から離間する方向への弾性が
付与されている。そして、従来の爪切りにおいては、上
下両刃体の先端部には支持ピンが貫通され、この支持ピ
ンの上端には押圧操作てが支持ピンを横方向に貫通する
軸により操作レバーを回動操作することにより、上部刃
体が切断のために開閉するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
に、従来の爪切りにおいては、支持ピンや軸等の部材を
必要としていたので、上下両刃体の先端部に支持ピンを
貫通させるための孔をそれぞれ空ける作業が必要であっ
た。その孔に支持ピンを通して、更にその支持ピンに軸
を通す作業を必要としていた。従って、爪切りを製造す
るのに多くの部品や多くの組み付け作業行程を必要とし
ていたので、爪切りの製造コストが増加するという問題
があった。
【0004】そこで、本発明は、部品点数を少なくする
とともに、組み付け作業を簡略化することにより、爪切
り全体の製造コストを低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基端部を固着した上下両刃体よりなる爪切り本体
と、上部刃体に当接して本体を開閉動作させる操作レバ
ーとを備えた爪切りにおいて、下部刃体に固定され、そ
の両側に位置する側板には上部刃体の上方位置において
操作レバーを回動可能に支持したことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、断面チャンネル状をなし、下部刃体の
下面に固定した状態で爪切り本体を収容するケースを備
え、操作レバーをケースの側板に支持したことを要旨と
する。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、ケースは爪切り本体の基
端部をその上下から挟入させるための挟入部を有するこ
とを要旨とする。
【0008】従って、請求項1〜請求項3に記載の発明
は次のような作用を奏する。請求項1に記載の発明で
は、操作レバーは上部刃体の上方に位置する側板により
回動可能に支持される。
【0009】請求項2に記載の発明では、操作レバーを
ケースの側板に支持したため、側板を組み付ける作業が
必要ない。請求項3に記載の発明では、爪切り本体の基
端部を挟入部へ挟入することにより、爪切り本体はケー
スに固定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すよう
に、爪切り1は、ケース2、爪切り本体3及び操作レバ
ー4から構成されている。断面チャンネル状をなす合成
樹脂製のケース2は、底部2aと、その底部2aの両側
から一体に立設された側板2b,2cとを有している。
両側板2b,2cの先端部は、自身の弾性力に抗して外
方へ開くようになっている。ケース2の先端側から中央
部にかけて開口部5が形成され、この開口部5の先端側
を介してケース2内に爪切り本体3が収容され、爪切り
本体3はケース2が下部刃体8の下面に固定した状態で
収容されている。ケース2の中央部付近には開口部5の
内側へ一対の押さえ部6が互いに対向するように突設さ
れている。この押さえ部6とケース2の底部2aとの間
には爪切り本体3の基端部が挟入されている。そして、
この押さえ部6により爪切り本体3の基端部は下方へ押
さえ付けられている。なお、前記押さえ部6と底部2a
により挟入部が構成されている。
【0011】図2,図3に示すように、前記金属製の爪
切り本体3は先端に刃先7a,8aを有する上下両刃体
7,8から構成され、両刃体7,8の基端部は互いに固
着されている。上部刃体7の先端部には下部刃体8の先
端部に対し離間する方向への弾性が付与されている。下
部刃体8の先端部には係止孔9が形成されており、この
係止孔9はケース2における底部2aの先端部下面に突
設された位置決め突部10に係合されている。両者9,
10の係合によりケース2内から爪切り本体3が抜け出
ないようになっている。なお、ケース2の底部2aには
ヤスリ13が埋設されている。又、ケース2の底部2a
にはU字状をなす成型用の抜き孔2d(図3に一部のみ
図示)が形成されている。そして、この抜き孔2dによ
りケース2の軽量化が図られている。
【0012】図3,図4に示すように、ケース2の両側
板2b,2cの先端部には透孔11がそれぞれ形成さ
れ、透孔11は上部刃体7の両側付近に配置されてい
る。透孔11内には操作レバー4の先端部両側に突設さ
れた軸12が回動可能に係入されている。即ち、両側板
2b,2cには上部刃体7の上方位置において操作レバ
ー4が回動可能に支持され、この操作レバー4の先端部
下面は爪切り本体3の上部刃体7の上面に当接されてい
る。
【0013】次に、上記のように構成されている爪切り
の組み付け方について説明する。ケース2内に爪切り本
体3を挿入すると、その基端部は挟入部としての底部2
aと押さえ部6との間に挟入される。これにより、上部
刃体7の基端上面は押さえ部6により底部2a側へ押さ
え付けられる。又、下部刃体8の位置決め突部10が係
止孔9内に係合され、ケース2に対して爪切り本体3が
組み付けられる。次に、ケース2の両側板2b,2cの
先端部を自身の弾性力に抗して開きながら、操作レバー
4の各軸12をそれぞれ対応する透孔11内に係入し、
ケース2に操作レバー4を組み付ける。各軸12が係入
された後、両側板2b,2cの先端部は自身の弾性力に
より元の位置に復元されるので、各軸12が外れること
はない。
【0014】次に、本実施形態から見い出せる効果を以
下に記載する。 ・上部刃体7の上方位置において操作レバー4を側板2
a,2bに回動可能に支持したため、上下両刃体7,8
の先端部に操作レバー4を支持するための支持ピン等の
部材を必要としない。そのため、支持ピン等を爪切り本
体3に組み付ける作業を省略できる。又、支持ピンを上
部刃体7の先端部に貫通させるための孔空け作業も省略
できる。従って、部品点数を少なくできるとともに組み
付け作業を簡略化することができるため、爪切り1全体
の製造コストを低減することができる。
【0015】・下部刃体8の下面に固定した状態で爪切
り本体3を収容するケース2を設け、そのケース2の側
板2b,2cに操作レバー4を支持したため、側板2
b,2cを別途組み付けるという余分な作業を必要とし
なくなる。従って、爪切り1全体の製造コストをより一
層低減することができる。
【0016】・ケース2の底部2aと押さえ部6との間
に、爪切り本体3の基端部を挟入することにより、爪切
り本体3の基端部を組み付けた。従って、ケース2に爪
切り本体3を簡単に組み付けることができる。
【0017】なお、前記実施形態は次のように構成して
もよい。 ・ケース2を省略し、上部刃体7の先端部両側に両側板
を一体に設け、各支持片の透孔11に軸12を係入する
こと。この構成にすれば、ケース2を省略できるため、
部品点数を削減することができ、更なる爪切り1全体の
コストダウンを図れる。
【0018】・両側部2b,2cと、操作レバー4の先
端部両側に設けられた両軸12とを凹凸の関係で係合す
ること。次に、前記実施形態から把握できる請求項以外
の技術的思想について記載する。
【0019】(a)ケースは合成樹脂よりなる請求項1
〜3のうち何れか一項に記載の爪切り。 (b)下部刃体及びケースの先端部には係合して位置決
めを行う位置決め手段を設けた請求項1〜請求項3、
(a)に記載の爪切り。
【0020】(c)操作レバーは合成樹脂よりなり、そ
の両側に回動中心となるための軸を一体形成した請求項
1〜請求項3、(a)、(b)のうち何れか一項に記載
の爪切り。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、部品点数を少なくできるとともに、組み付
け作業を簡略化することができるため、爪切り全体の製
造コストを低減することができる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、両側板の
組み付け作業を必要としなくなるため、爪切り全体の製
造コストをより一層低減することができる。請求項3に
記載の発明によれば、ケースに爪切り本体を簡単に組み
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示す爪切りの斜視図。
【図2】同じく、爪切りの分解斜視図。
【図3】同じく、爪切りの側断面図。
【図4】同じく図3のX−X断面図。
【符号の説明】
2…ケース、2a…底部(挟入部)、2b,2c…側
板、3…爪切り本体、4…操作レバー、6…押さえ部
(挟入部)、7…上部刃体、8…下部刃体、12…軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部を固着した上下両刃体よりなる爪切
    り本体と、 上部刃体に当接して本体を開閉動作させる操作レバーと
    を備えた爪切りにおいて、 下部刃体に固定され、その両側に位置する側板には上部
    刃体の上方位置において操作レバーを回動可能に支持し
    た爪切り。
  2. 【請求項2】断面チャンネル状をなし、下部刃体の下面
    に固定した状態で爪切り本体を収容するケースを備え、
    操作レバーをケースの側板に支持した請求項1に記載の
    爪切り。
  3. 【請求項3】ケースは爪切り本体の基端部をその上下か
    ら挟入させるための挟入部を有する請求項1又は請求項
    2に記載の爪切り。
JP1394697A 1997-01-28 1997-01-28 爪切り Pending JPH10211016A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1394697A JPH10211016A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 爪切り

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JPH10211016A true JPH10211016A (ja) 1998-08-11

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JP (1) JPH10211016A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2165293A1 (es) * 1999-05-31 2002-03-01 Kyunghan Park Cortauñas con estructura de navaja de bolsillo.
US7222427B1 (en) * 2005-09-13 2007-05-29 Alexandre Rachid Kaidi Nail clipper
JP2017140519A (ja) * 2017-05-29 2017-08-17 株式会社無有 爪切り

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2165293A1 (es) * 1999-05-31 2002-03-01 Kyunghan Park Cortauñas con estructura de navaja de bolsillo.
US7222427B1 (en) * 2005-09-13 2007-05-29 Alexandre Rachid Kaidi Nail clipper
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