JP4109840B2 - キースイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の各種入力装置として用いられるキースイッチ装置に係り、特に、ノート型のパーソナルコンピュータなどの小型・薄型に対応したキースイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、キースイッチ装置は、装置全体の薄型化・小型化の要求に伴い、交差状にリンク結合させた一対のレバー部材の上端部にキートップを取付け、このキートップの昇降動作によって、一対のレバー部材のリンク交差する部分の角度が変化するようにしたものが各種提案されている。
【0003】
この種の従来のキースイッチ装置を図26乃至図29に基づいて、以下に説明する。
図26に示すように、従来のキースイッチ装置は、キートップ101と、このキートップ101の下方に配置されたホルダ部材130と、このホルダ部材130から離間した上昇位置とホルダ部材130に近接した降下位置との間でキートップ101を案内支持する案内支持部材106と、キートップ101とホルダ部材130との間に配設されたラバースプリング131とから主に構成されている。
【0004】
上記キートップ101は、図26および図27に示すように、上面に文字(不図示)が印刷により形成され、裏面にそれぞれ一対の回動係止部101a、摺動係支部101bが設けられている。そして、一対の回動係止部101aには係止溝104が形成されており、また、一対の摺動係支部101bには係支溝105が形成されている。
【0005】
上記案内支持部材106は、2つの樹脂製のレバー部材107、108からなり、図28に示すように、一方のコ字状のレバー部材107は、一対の腕部107aと、各腕部107aの一端部どうしを連結する基端部107bとを有している。各腕部107aの各他端部には係支ピン107dが突出形成されていて、各腕部107aの中央部分の内側には軸体107cが突出形成されている。
【0006】
他方のレバー部材108は、図29に示すように、一対の腕部108aと、各腕部108aの一端部どうしを連結する基端部108bと、各腕部108aの各他端部に形成された係支ピン108dと、各腕部108aの中央部分の内側間を一体に連結する押下軸110とを有している。各腕部108aの中央部分の外側には、それぞれ軸孔108cが形成されていて、各腕部108aの一端部の外側には、係止ピン108eが突出形成されている。
【0007】
上記ホルダ部材130は、図26および図27に示すように、金属製の平板からなり、表面から切り起こし形成された、一対の取付部126と一対の係止部127とを有している。なお、ホルダ部材130の上面には、複数の開口部132aを有する金属製のフレーム132が配置され、取付部126,係止部127がフレーム132の開口部132aから上方に突出している。
【0008】
そして、一方のレバー部材107の基端部107bはキートップ101の回動係止部101aの係止溝104内に回動可能に係止され、係支ピン107dはホルダ部材130の取付部126に摺動可能に係支される。
また、他方のレバー部材108の係支ピン108dはキートップ101の摺動係支部101bの係支溝105に摺動可能に係支され、係止ピン108eは、ホルダ部材130の係止部127に回動可能に係止されるものである。
【0009】
次に、このキースイッチ装置の組み立てを説明すると、ホルダ部材130に図示しない導電性フィルムシートを載置する。なお、このシートにはあらかじめラバースプリング131が貼付けられている。
そして、シートからは、ホルダ部材130の取付部126,係止部127が、フレーム132の開口部132aから上方に突出している。
【0010】
次に、一方のレバー部材107と他方のレバー部材108とを交差状に組み合わせて、各軸体107cを軸孔108c内に挿通して回動するようにして案内支持部材106を完成させる。
次に、レバー部材108の係止ピン108eをホルダ部材130の係止部127の孔内に圧入するとともに、係支ピン107dを取付部126内に摺動させて係支させる。このとき、押下軸110がラバースプリング131の上面に位置する。
【0011】
次に、キートップ101を準備して、このキートップ101を斜め上方(図26の右側上方)方向からレバー部材108の各係支ピン108dに対し押し下げて弾接させ、キートップ101の係支溝105をレバー部材108の係支ピン108d内に、おおよその見当をつけ、手探り状態で挿通させる。
さらに、キートップ101をレバー部材107,108の上端部分(基端部107b、係支ピン108d)に対して上方から押圧し、キートップ101の係止溝104をレバー部材107の基端部107bにスナップインさせる。
こうして、キースイッチ装置が完成する。
【0012】
次に、キースイッチ装置の動作について説明すると、図26において、キートップ101を押下すると、一方のレバー部材107の基端部107bは回動係止部101aの係止溝104内で回動するとともに、他方のレバー部材108の係支ピン108dは摺動係止部101bの係止溝105内で水平方向(図26の左右方向)に摺動する。これと同時に、レバー部材108の基端部108bはホルダ部材130の係止部127の係止孔内で回動するとともに、レバー部材107の係支ピン107dは摺動係止する取付部126内で水平方向(図26の左右方向)に摺動する。
【0013】
この結果、レバー部材107及び108を相互に軸支する軸支部Aは、下方に移動するとともに、押下軸110によりラバースプリング131を徐々に押下していき、ラバースプリング131は挫屈される。これにより、ラバースプリング131内の可動接点(図示せず)がホルダ部材130上の固定接点パターン(図示せず)を短絡し所定のスイッチング動作が行われる。
また、キートップ101の下方への押圧を解除すると、両方のレバー部材107,108の軸支部Aはラバースプリング131の弾性復元力により上方に押し上げられ、上述した場合と逆の動作(スイッチオフ動作)を行い、この結果として、キートップ101は元の位置に復帰される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、レバー部材107,108に取り付けたキートップ101には、その表面に異なる文字や記号がそれぞれ印刷形成されている。
そして、あらかじめキースイッチ装置を組み立てておいてから、必要に応じて、バラエティーに富んだ種々のキートップ101を組み立て中または組み立て後に交換することが要求される。そして、キートップ101をレバー部材107,108から取り外す際に、レバー部材107,108の交差状部分の角度を保持した状態でキートップ101の交換作業をしなければならず、専用の治具等を用いないと極めて煩雑な作業となっていた。
【0015】
また、キースイッチ装置を組み立てる際には、先ず、レバー部材107とレバー部材108とを交差状にした案内支持部材106を組み立てた後、レバー部材108の両係止ピン108e、108eをホルダ部材130の係止部127内に圧入する。
【0016】
そして、一方のレバー部材107の係支ピン107d,107dを両取付部126、126内に挿入して、レバー部材107,108がホルダ部材130に組み込まれる。しかしながら、この組み込み作業では、樹脂からなる細長のレバー部材107が簡単に撓むため、ホルダ部材130表面を摺動する係支ピン107d,107dが取付部126から簡単に抜けてしまうおそれがあった。
なお、キースイッチ装置として動作する際にも、レバー部材107の各係支ピン107dはレバー取付板130の取付部126に摺動可能に係支されているが、各係支ピン107dが長手方向に単に延設されているだけなので、各係支ピン107dが摺動の際に、この取付部126からはずれてしまうおそれがあった。
【0017】
また、レバー部材107の基端部107bにはキートップ101の回動係止部101aが係止孔104を介してスナップ止めされるが、回動係止部101aのスナップ止め部分の下方側が開放されているため、キートップ101に上方へ押し上げる外力が加わると、キートップ101がレバー部材107から簡単に外れてしまうという問題があった。
【0018】
また、レバー部材107およびレバー部材108にキートップ101を組み込む際に、キートップ101の裏面側に設けられた係止孔104,および係止溝105を下方側にして目で直接確認できない状態で組み立てられるため、その組み立て作業が煩雑に行われていた。
【0019】
また、ホルダ部材130の係止部127にレバー部材108の基端部108bを挿入して組み立てる際に、ホルダ部材130の表面においてレバー部材108の基端部108bとの摺接部分が引っかかって、スムーズに挿入できないおそれがあった。
【0020】
本発明の目的は、交差状をしたレバー部材にキートップを取り付けする際に、その組み込み作業をより簡単にしたキースイッチ装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも1つを解決するための第1の解決手段として、裏面に係止部が形成されたキートップと、キートップの下方に配置され、基端部と基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、一対の腕部の略中央部分を交差部位として回動自在に連結した第1レバーおよび第2レバーと、第1、第2レバーの各下端部を係支可能なレバー取付板と、第1、第2レバーの各基端部間に跨って取付けられた略長方形の平板状をした基部を有するアクチュエータ部材とを備え、アクチュエータ部材の一端部には断面がC字形状となる丸溝が形成されると共に、基部の長手方向の他端部に、断面が略凹状で上方が開放され溝状をした長溝を有する摺動係支受け部が形成されており、摺動係支受け部に第2レバーの基端部を摺動可能に係支すると共に、丸溝からなる長溝部に第1レバーの基端部をスナップインさせて嵌着したものである。
【0022】
また、第2の解決手段として、第1レバーの基端部には、その中央にアクチュエータ部材の一端部を係支する支持受け部が形成され、該支持受け部の両端側にキートップの係止部を係止させる係止受け部が形成され、キートップの係止部と第1レバーの係止受け部とを対向させて係止する部分の断面を二つ巴形状に形成したものである。
【0023】
また、第3の解決手段として、キートップの係止部は、キートップの裏面に突出形成された、一対の第1係止部および一対の第2係止部とからなり、キートップの裏面は、互いに対向する第2係止部の外方側の近傍に裏面に突出形成された一対の第1リブと、係止部間を除く第1係止部の近傍に、第1リブと平行方向に延設された第2リブとを備え、
第1リブと第2リブとにより、第1レバーの一対の腕部、アクチュエータ部材の他端部をそれぞれガイドしてキートップを第1レバーおよびアクチュエータ部材に挿着するようにしたことものである。
【0024】
また、第4の解決手段として、アクチュエータ部材は、一端部が第1レバーの基端部を回動可能に軸支し、アクチュエータ部材の他端部の下部隅部を斜めにカット形成したものである。
【0025】
また、第5の解決手段として、キートップは第1、第2レバーに支持されて昇降自在であり、キートップの昇降動作に伴いスイッチング動作可能なスイッチ部材と、第1、第2レバーの各下端部をそれぞれ係支するレバー取付板に設けられた係支部とを備え、レバー取付板の係支部は、第1レバーの下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、第2レバーの下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、第1レバーの下端部には、下部摺動係支部から第1レバーの下端部を抜止めするための抜止め部が形成されたものである。
【0026】
また、第6の解決手段として、抜止め部は、第1レバーの下端部に突出形成されたL字状をした係支ピンであって、該係支ピンを下部摺動係支部に係支したものである。
【0027】
また、第7の解決手段として、キートップは第1、第2レバーに支持されて昇降自在であり、キートップの昇降動作に伴いスイッチング動作可能なスイッチ部材と、第1、第2レバーの各下端部をそれぞれ係支するレバー取付板に設けられた係支部とを備え、第1、第2レバーは、キートップの上下動を案内支持する、基端部と基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、レバー取付板の係支部は、第1レバーの下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、第2レバーの下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、第1レバーの下端部は、レバー取付板の上面を摺動する端面を各腕部の延長方向に対して鋭角となるように斜めにカット形成したものである。
また、第8の解決手段として、アクチュエータ部材には、基部の長手方向の一端部側の裏面に、基部から突出して対向するように一対の係止突起が形成され、一対の係止突起の間に貫通した係止孔部が形成され、係止孔部に沿ってアクチュエータ部材の一端部に丸溝が形成されると共に、一対の係止突起及び丸溝からなる長溝部に第1レバーの基端部をスナップインさせて嵌着したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態であるキースイッチ装置を図1乃至図25に基づいて以下に説明する。
このキースイッチ装置は、図1に示すように、樹脂製からなるキートップ11と、キートップ11の下方に配置されたレバー取付板15と、キートップ11をレバー取付板15から離間させた上昇位置とレバー取付板15に近接させた降下位置との間で、キートップ11を案内支持するリンク部材20と、リンク部材20の下方で、かつレバー取付板15の上方に取り付けられたスイッチ部材30と、から主に構成されている。
【0029】
上記キートップ11は、図3乃至図5に示すように、外形が略矩形状に形成され、上面にアルファベット等の文字(不図示)が印刷により形成された操作面11a(図5参照)と、前方(図5中の左側)に斜めに形成された傾斜面部11bと、後方にほぼ直角に形成された背面部11cと、操作面11aの下方に操作面11aとほぼ平行に形成された裏面11dと、裏面11d側の外周縁部分に形成された外周縁面11eとを有している。
【0030】
裏面11dの前後側(図4中の左右方向の両側)には、所定の間隔を有して対向配置された一対のフック状の第1係止部11fと、第1係止部11f間よりも幅広に対向配置された一対のフック状の第2係止部(係止部)11gとがそれぞれ下方に突出して一体形成されている。
キートップ11の裏面11dには、互いに対向する第2係止部11gの外方側の近傍に裏面11dから突出形成された一対の第1リブ11jが、第1係止部11f間を除く第1係止部11gの近傍に、第1リブ11jと平行に延設された第2リブ11hが、それぞれ外周縁面11eと面一に一体形成されている。
【0031】
上記リンク部材20は、図1および図21A、21Bに示すように、一対のレバー部材(第1レバー24、第2レバー25)23と、1つのアクチュエータ部材26とから構成されている。
【0032】
上記第1レバー(外側レバー)24は、図9乃至図18に示すように、樹脂製からなり、基端部24aと、この基端部24aの両端から一体に延設された互いに対向する一対の腕部24bとから略コ字状に形成されている。
各腕部24bの先端部(他端部)は自由端となり、この先端部には外方に突出形成された一対の係支ピン(抜止め部)24cを有している。
詳述すると、係支ピン24cは、腕部24bの先端部側の外壁に基端部24aの長手方向と平行に延設された摺接部24c1と、その摺接部24c1の先端から上方に向けて略直角に折れ曲がった先端部24c2とを有している(図11参照)。
また、腕部24bの先端部(下端部)には、図13および図15に示すように、その端面を各腕部24bの延長方向(延長線L)に対して鋭角(θ)となるように斜めにカットした傾斜面部24uが形成されている。
【0033】
上記基端部24aは、図16に示すように、その中央部分に断面が円形状となる細径の支持受け部24eが形成されていて、この支持受け部24eの両端側には断面が略L字状をした係止受け部24fが形成されている(図18参照)。
上記各係止受け部24fにはキートップ11の一対の第2係止部11gが強固に嵌着するようになっていて、この第1レバー24の係止受け部24fとキートップ11の第2係止部11gとを対向させることにより、その係止する部分の断面が二つ巴形状(図18参照)となっている。
各腕部24bのほぼ中央の内側壁には、図17に示すように、裏面側から切欠いた係合溝24d、24dが互いに対向するように形成されている。
【0034】
上記第2レバー(内側レバー)25は、中央が開口部分となる樹脂製の長方形の枠体からなり、図19A、19Bに示すように、互いに平行な基端部25a、基軸部25cと、同じく互いに平行で、且つ基端部25aと基軸部25cの両端部同士を一体に連結する一対の腕部25bとから形成されている。
各腕部25bのほぼ中央の外壁側には、外方に突出した一対の係合軸25dが形成されている。
各腕部25bの基軸部25c側の外側壁には、下部回動係支突起25eがそれぞれ突出して形成されている。
そして、各係合軸25dが第1レバー24の係合溝24d内に係合することで交差部位S(図1参照)が形成され、第1レバー24と第2レバー25とが互いにこの交差部位Sを介して回動自在となっている。なお、第2レバー25の下端部として、上記基軸部25c側が位置している。
【0035】
次に、上記アクチュエータ部材26は、樹脂製からなり、図20Aおよび図20Bに示すように、略長方形の平板状をした基部26aを有している。この基部26aには、裏面中央に円形でかつ薄肉状にしたラバーキャップ当接部26bが形成されている。
【0036】
そして、基部26aの長手方向の一端部側(図20A中の右側)の裏面には、基部26aから突出した略矩形状の係止突起26dが一体に形成され、また、係止突起26dの中央の内方側に、係止突起26dと対向するように、基部26aの裏面から突出した第2係止突起26kが一体に形成されている。
そして、係止突起26dと第2係止突起26k間の基部26aには、略矩形状の係止孔部26eが貫通して形成され、また、係止孔部26eに沿ってアクチュエータ部材26の一端部には断面がC字形状となる丸溝26gが形成されている。
【0037】
また、基部26aの長手方向の他端部(図20A中の左側)には、断面が略凹状をした上部摺動受け部(摺動係支受け部)26cが設けられ、この上部摺動受け部26cは、上方が開放され溝状をした長溝26mを有している。
さらに、上部摺動受け部26cの外方端面(図20A中の左側端面)の中央部分には係合突起26tが突出形成され、この係合突起26tの両側には係止受け部26sがそれぞれ形成されている。
また、上部摺動受け部26cの係合突起26tの下部隅部には斜めにカットした傾斜面部26uとなっている。
【0038】
次に、上記レバー取付板15は、図6乃至図8に示すように、略矩形状をした金属製平板からなる基部15aを有している。
図6に示すように、レバー取付板15は、基部15aの中央部分に透孔15bが形成されている。
基部15aの一端側(図中の左側)には透孔15bに近接して一対の矩形状の第1矩形孔15cが、その他端側(図中の右側)には互いに所定の間隔を有する一対の略矩形状をした第2矩形孔15dがそれぞれ形成されている。
【0039】
さらに、基部15aには、一対の第2矩形孔15d間に配設された一対の抜止め係支部(突起部)19と、各第2矩形孔15dの内方側に面してそれぞれ配設された一対の下部回動係支部18とからなる係支体部17が設けられている。
すなわち、一対の下部回動係支部18は、各第2矩形孔15dの内側縁部分に略直角にそれぞれ切り起こし形成された略L字状となり、一対の抜止め係支部(突起部)19は、突出加工により、基部15a上面から一部を突き出して、透孔15b側を略直角となる破断面に形成されている。
【0040】
図6に示すように、レバー取付板15は、基部15aの側方(図6中の上下側)の隅部に、一対の下部摺動係支部16が基部15aから略直角に切り起こしL字状に形成されている。
そして、基部15aの側方端(図中の上下側端部)には、基部15aから略直角に切り起こした切り起こし部15fが各下部摺動係支部16の図中の右方側に隣接してそれぞれ形成されている。
各切り起こし部15fは、その中央部分が切り溝となり、この切り溝内に舌片15gが下方に向けて延設するとともに、外方に僅かに突出している。
さらに、レバー取付板15は、基部15aの側方端(図6中の上下方向の端部)に、切り起こし部15fに隣接して抜け止め用の突片15hを一体形成している。
【0041】
次に、スイッチ部材30は、図1および図22に示すように、上方に弾性を有するラバーキャップ31を備えた、いわゆるメンブレンスイッチで構成されている。
上記スイッチ部材30は、絶縁性のフィルムシート33と、フィルムシート33上に複数のスイッチ素子の一部である、いわゆる一対の固定電極(図示せず)とを有している。
【0042】
上記ラバーキャップ31は、ドーム状の内部の天井部分に下方に突出した押圧突起31aが形成され、この押圧突起31aの先端部分に、導電性の膜からなる可動電極32が印刷などにより形成され、上記一対の固定電極と当接してスイッチングするようになっている。
そして、ラバーキャップ31は、押圧突起31aの可動電極32が図示しない固定電極と対向するように、その下端部分がフィルムシート33上に接着剤などで貼り付けられている。
【0043】
なお、レバー取付板15上面には、矩形状をした複数の開口部37aを有する金属製の保持プレート37が重ねて取付けられ、この開口部37aからレバー取付板15の一対の下部摺動係支部16、一対の下部回動係支部18および抜止め係支部(突起部)19、さらにレバー取付板15に取り付けられたリンク部材20とがそれぞれ上方に向けて突出するようになっている。
また、フィルムシート33の下方にはメタルプレート40が重ねて配置されている。
【0044】
次に、このように構成されたキースイッチ装置の組み立て方法を図21A,21B乃至図25に基づいて以下に説明する。
先ず、図21A、21Bに示すように、第1レバー(外側レバー)24の各係合溝24dと第2レバー(内側レバー)25の各係合軸25dとが係合するように、第2レバー25に第1レバー24を上方から被せて、互いに交差部位Sを回転自在に連結したレバー部材23を組み立てる。
【0045】
続いて、アクチュエータ部材26を準備し、レバー部材23である第1,第2レバー24,25のうち、第2レバー25の中央開口部分にアクチュエータ部材26の係合突起26t側を潜らせるとともに、この状態で、第2レバー25の基端部25aを上部摺動受け部26c内に当接させる。そして、係止突起26dを第1レバー24の支持受け部24eに上方から下方に移動させて、係止突起26dの長溝部26gを支持受け部24eにスナップインさせて嵌着する。このようにして、リンク部材20を完成させる。
【0046】
次に、図23Aに示すように、レバー取付板15を準備して、このレバー取付板15上面にリンク部材20を上方から挿入する。リンク部材20の第1レバー24,第2レバー25が水平方向に互いに重なり合った状態で、レバー取付板15上面にリンク部材20を載置する
そして、図23Bに示すように、リンク部材20の第1、第2レバー24,25が水平方向に互いに重なり合った状態で、レバー取付板15の基部15a上面にリンク部材20を摺接させながら図示のM方向へ移動させる。すると、第1レバー24の各係支ピン24cが下部摺動係支部16内に摺動可能に係合する。
なお、図24に示すように、リンク部材20がレバー取付板15の基部15a上面に対して斜めの状態になっている場合、または斜め後方(図23A中の右側上方)から直接係支ピン24cを下部摺動係支部16内に挿入する場合であっても、第1レバー24の斜め形状をした傾斜面部24uに沿って挿入することにより、何ら抵抗力が生じることなくスムーズにリンク部材20が挿入される。
【0047】
また、アクチュエータ部材26の自由端である上部摺動受け部26cは、第1レバー24の支持受け部24eに丸溝26gを介して回動可能に軸支されていることにより、この組み込み時に傾斜面部26uがレバー取付板15の基部15a上面を摺動するが,斜めにカットして面取りがされているのでスムーズにリンク部材20が挿入される。
また、第2レバー25の基軸部25cは、レバー取付板15の一対の抜止め係支部19を摺接しながら乗り越え、この基軸部25cが下部回動係支部18と抜止め係支部19の破断面間に挟持された状態で位置するとともに、下部回動係支突起25eが下部回動係支部18内に係合する。
このようにして、レバー取付板15にリンク部材20の第1、第2レバー24,25の下端部が取り付けられる。
【0048】
次に、リンク部材20が取付られたレバー取付板15を保持プレート37の開口部37aに向けて下方から挿入し、レバー取付板15に切り起こし部15fをスナップインさせて係合する。
続いて、あらかじめラバーキャップ31の下端部分を接着剤などで貼り付けたフィルムシート33を保持プレート37の下方に配設し、アクチュエータ部材26のラバーキャップ当接部26bにラバーキャップ31の頂部を当接させた状態でフィルムシート33を保持プレート37に重ね合わせし、さらにそのフィルムシート33の下方にメタルプレート40を重ねて取り付ける(図22参照)。
【0049】
次に、キートップ11を準備して、このキートップ11を保持プレート37の開口部37aから露出したリンク部材20の上方から被せる。
このとき、ラバーキャップ31の弾性力により図1に示す上昇位置状態となっているリンク部材20に対し、第1リブ11jおよび一対の第2リブ11hがキートップ11を挿入する際のガイドとなり、キートップ11を上方から押圧する。すると、図3に示すように、一方の第1係止部11f間にアクチュエータ部材26の係合突起26tが嵌入するとともに、キートップ11の各第1の係止部11fが係合受け部26sにスナップインされ、他方の第2係止部11g間にアクチュエータ部材26の係止突起26dが配置されるとともに、キートップ11の各第2係止部11gが係止受け部24fにスナップインされる(図3および図25参照)。
【0050】
その後、ラバーキャップ31がその弾性力により復帰し、リンク部材20が上昇され、この上昇に応じて第1レバー24の係支ピン24cの摺接部24c1が先端部24c2でガイドされながら下部摺動係支部16に確実に摺動する、図1に示すキースイッチ装置が完成する。
【0051】
以上、本発明の一実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施することができる。
【0052】
以上のように構成され、組み立てられた本実施形態のキースイッチ装置は、以下に示す効果を奏する。
1) アクチュエータ部材26には、上方が開放された凹状の長溝26mを有する摺動係支受け部26cが形成されて、この摺動係支受け部26cに第2レバー25の基端部25aを摺動可能に係支したことにより、アクチュエータ部材26により第1、第2レバー24,25を所定の交差角度を保持した状態でキートップ11を容易に挿着することができる。
【0053】
2) 第1レバー24の基端部24aには、その中央にアクチュエータ部材26の一端部を係支する支持受け部24eが形成され、この支持受け部24eの両端側にキートップ11の係止部11gを係止させる係止受け部24fが形成され、キートップ11の係止部11gと第1レバー24の係止受け部24fとを対向させて係止する、この部分の断面を二つ巴形状に形成したことにより、キートップ11に誤って外力が加わってもリンク部材20からキートップ11が簡単に抜けないように強固に握持することができる。
【0054】
3)キートップ11の係止部は、裏面11dに突出形成された、一対の第1係止部11fおよび一対の第2係止部11gとからなり、キートップ11の裏面11dには、互いに対向する第2係止部11gの外方側の近傍に裏面11dに突出形成された一対の第1リブ11jと、第1係止部11f間を除く第1係止部11fの近傍に、第1リブ11jと平行方向に延設された第2リブ11hとを備え、第1リブ11jと第2リブ11hとにより、第1レバー24の一対の腕部24b、アクチュエータ部材26の他端部をそれぞれガイドしてキートップ11を挿着するようにしたことにより、従来のように、おおよその見当を付けて挿着しなくても、必ず第1リブ11j、第2リブ11hをガイドにしてキートップ11を簡単に、且つ確実に挿着することができる。
【0055】
4) アクチュエータ部材26は、一端部が第1レバー24の基端部24aを回動可能に軸支し、アクチュエータ部材26の他端部の下部隅部を斜めにカット形成したことにより、レバー取付板15の基部15a上面に摺接させながら組み込んだ際にスムーズに組み込みすることができる。
【0056】
5) レバー取付板15の係支部は、第1レバー24の下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部16と、第2レバー25の下端部を回動可能に軸支する係支体部17とからなり、第1レバー24の下端部には、下部摺動係支部16から第1レバー24の下端部を抜止めするための抜止め部である係支ピン24cを形成したことにより、キートップ11を押圧して操作すると、摺動する第1レバー24が樹脂製によって撓んだり、経時変化したとしても、抜けることなく確実に所定の動きをさせることができる。
【0057】
6) 第1レバー24の下端部は、レバー取付板15の基部15a上面を摺動する端面を各腕部24bの延長方向に対して鋭角となるように斜めにカット形成したことにより、第1レバー24をレバー取付板15の基部15a上面に摺接させながら組み込んだ際にスムーズに組み込みすることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように説明してきた本発明のキースイッチ装置は、裏面に係止部が形成されたキートップと、キートップの下方に配置され、基端部と該基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、一対の腕部の略中央部分を交差部位として回動自在に連結した第1レバーおよび第2レバーと、第1、第2レバーの各下端部を係支可能なレバー取付板と、第1、第2レバーの各基端部間に跨って取付けられたアクチュエータ部材と、を備え、アクチュエータ部材には、上方が開放された凹状の摺動係支受け部が形成されて、該摺動係支受け部に第2レバーの基端部を摺動可能に係支したことにより、アクチュエータ部材により第1、第2レバーを所定の交差角度で保持した状態でキートップを簡単に挿着することができる。
【0059】
また、レバー取付板の係支部は、第1レバーの下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、第2レバーの下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、第1レバーの下端部には、下部摺動係支部から第1レバーの下端部を抜止めするための抜止め部を形成したことにより、キートップへの上下方向への押圧により左右方向に摺動する第1レバーが樹脂製によって撓んだり、経時変化したとしても、抜けることなく確実に所定の動きをさせることができる。
【0060】
また、第1、第2レバーは、キートップの上下動を案内支持する、基端部と該基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、レバー取付板の係支部は、第1レバーの下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、第2レバーの下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、第1レバーの下端部は、レバー取付板の上面を摺動する端面を各腕部の延長方向に対して鋭角となるように斜めにカット形成したことにより、第1レバーをレバー取付板の上面に摺接させながら組み込んだ際にスムーズに組み込みすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のキートップを除いた平面図である。
【図3】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のキートップの裏面側から見た一部平面図である。
【図4】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のキートップの裏面図である。
【図5】図4におけるキートップの断面図である。
【図6】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のレバー取付板の平面図である。
【図7】図6におけるレバー取付板の7−7線における矢視図である。
【図8】図6におけるレバー取付板の8−8線における矢視図である。
【図9】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置の外側レバーの平面図である。
【図10】図9における外側レバーの正面図である。
【図11】図10における外側レバーの一部拡大図である。
【図12】図9における外側レバーの背面図である。
【図13】図9における外側レバーの側面図である。
【図14】図9における外側レバーの矢視線14−14における断面図である。
【図15】図9における外側レバーの矢視線15−15における矢視図である。
【図16】図15における外側レバーの一部拡大断面図である。
【図17】図9における外側レバーの裏面図である。
【図18】図17における外側レバーの矢視線18−18における矢視図である。
【図19】図19Aは、本発明の一実施形態であるキースイッチ装置の内側レバーの平面図である。図19Bは、上記内側レバーの側面図である。
【図20】図20Aは、本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のアクチュエータ部材の平面図である。図20Bは、上記アクチュエータ部材の矢視線20B−20Bにおける断面図である。
【図21】図21Aは、本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のリンク部材の組み立てを説明するための一部平面図である。図21Bは、上記リンク部材の背面図である。
【図22】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のキートップを外した状態での一部平面図である。
【図23】図23A、B、Cは、本発明の一実施形態であるキースイッチ装置のリンク部材の組み立てを説明するための説明図であり、図23Aは、レバー取付板へリンク部材20を組み込む前の状態を示す説明図、図23Bは、レバー取付板へリンク部材を搭載した状態を説明するための説明図、図23Cは、レバー取付板へリンク部材を組み込んだ状態を説明するための説明図である。
【図24】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置において、レバー取付板へリンク部材20を組み込む動作の一例を説明するための説明図である。
【図25】本発明の一実施形態であるキースイッチ装置において、リンク部材へのキートップの組み込みを説明するための説明図である。
【図26】従来のキースイッチ装置の断面図である。
【図27】従来のキースイッチ装置の分解斜視図である。
【図28】従来のキースイッチ装置に用いられる一方のリンク部材の平面図である。
【図29】従来のキースイッチ装置に用いられる他方のリンク部材の平面図である。
【符号の説明】
11 キートップ
11f 第1係止部
11g 第2係止部
11j 第1リブ
11h 第2リブ
15 レバー取付板
16 下部摺動係支部(係支部)
17 係支体部(係支部)
24 第1レバー
24a 基端部
24b 腕部
24c 係支ピン(抜止め部)
24e 支持受け部
24f 係止受け部
25 第2レバー
25a 基端部
25b 腕部
26 アクチュエータ部材
26c 摺動係支受け部
30 スイッチ部材
37 保持プレート
S 交差部位

Claims (8)

  1. 裏面に複数の係止部が形成されたキートップと、該キートップの下方に配置され、基端部と該基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、前記一対の腕部の略中央部分を交差部位として回動自在に連結した第1レバーおよび第2レバーと、前記第1、第2レバーの各下端部を係支可能なレバー取付板と、前記第1、第2レバーの前記各基端部間に跨って取付けられた略長方形の平板状をした基部を有するアクチュエータ部材とを備え、前記キートップの前記係止部は、前記アクチュエータ部材に係合して、前記キートップの裏面で前記アクチュエータ部材を支持し、前記アクチュエータ部材の一端部には断面がC字形状で下方が開放された係支溝部が形成されると共に、前記基部の長手方向の他端部に、断面が略凹状で上方が開放され長溝を有する摺動係支受け部が形成されており、前記摺動係支受け部に前記第2レバーの前記基端部を摺動可能に係支すると共に、前記係支溝部に前記第1レバーの前記基端部を下方からスナップインさせて回動可能に嵌着したことを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 前記第1レバーの前記基端部には、その中央に前記アクチュエータ部材の一端部を係支する支持受け部が形成され、該支持受け部の両端側に前記キートップの前記係止部を係止させる係止受け部が形成され、前記キートップの前記係止部と前記第1レバーの前記係止受け部とを対向させて係止する部分の断面を二つ巴形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ装置。
  3. 前記キートップの前記係止部は、該キートップの前記裏面に突出形成された、一対の第1係止部および一対の第2係止部とからなり、前記キートップの前記裏面には、互いに対向する前記第2係止部の外方側の近傍に前記裏面に突出形成された一対の第1リブと、前記第1係止部間を除く前記第1係止部の近傍に、前記第1リブと平行方向に延設された第2リブとを備え、前記第1リブと前記第2リブとにより、前記第1レバーの前記一対の腕部、前記アクチュエータ部材の他端部をそれぞれガイドして前記キートップを前記第1レバーおよび前記アクチュエータ部材に挿着するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2のキースイッチ装置。
  4. 前記アクチュエータ部材は、前記一端部が前記第1レバーの前記基端部を回動可能に軸支し、前記アクチュエータ部材の前記他端部の下部隅部を斜めにカット形成したことを特徴とする請求項3に記載のキースイッチ装置。
  5. 前記キートップは前記第1、第2レバーに支持されて昇降自在であり、前記キートップの昇降動作に伴いスイッチング動作可能なスイッチ部材と、前記第1、第2レバーの各下端部をそれぞれ係支する前記レバー取付板に設けられた係支部とを備え、前記レバー取付板の前記係支部は、前記第1レバーの前記下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、前記第2レバーの下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、前記第1レバーの前記下端部には、前記下部摺動係支部から前記第1レバーの前記下端部を抜止めするための抜止め部を形成したことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ装置。
  6. 前記抜止め部は、前記第1レバーの下端部に突出形成されたL字状をした係支ピンであって、該係支ピンを前記下部摺動係支部に係支したことを特徴とする請求項5に記載のキースイッチ装置。
  7. 前記キートップは前記第1、第2レバーに支持されて昇降自在であり、前記キートップの昇降動作に伴いスイッチング動作可能なスイッチ部材と、前記第1、第2レバーの各下端部をそれぞれ係支する前記レバー取付板に設けられた係支部とを備え、前記第1、第2レバーは、前記キートップの上下動を案内支持する、基端部と該基端部の両端から延設された互いに対向する一対の腕部とをそれぞれ有し、前記レバー取付板の前記係支部は、前記第1レバーの前記下端部を摺動可能に係支する下部摺動係支部と、前記第2レバーの前記下端部を回動可能に軸支する係支体部とからなり、前記第1レバーの前記下端部は、前記レバー取付板の上面を摺動する端面を前記各腕部の延長方向に対して鋭角となるように斜めにカット形成したことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ装置。
  8. 前記アクチュエータ部材には、前記基部の長手方向の一端部側の裏面に、前記基部から突出して対向するように一対の係止突起が形成され、該一対の係止突起の間に貫通した係止孔部が形成され、該係止孔部に沿って前記アクチュエータ部材の一端部に前記係支が形成されると共に、前記一対の係止突起及び前記係支溝部に前記第1レバーの前記基端部を下方からスナップインさせて回動可能に嵌着したことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ装置。
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