JP2004335360A - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

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和明 三好
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Abstract

【課題】操作性が高く、破損しにくい小型のフレキシブル基板用コネクタを提供することにある。
【解決手段】フレキシブル基板を挿入できる開口部11を備えたハウジング10と、前記フレキシブル基板の導電部に接触する接触部22,27を有し、所定のピッチで前記ハウジング10内に組み付けられた複数のコンタクト20,25と、前記ハウジング10の開口部11からスライド可能に挿入され、前記フレキシブル基板の導電部を、前記コンタクト20,25の接触部22,27に圧接させるスライダー40と、操作部31の両側から延在した操作用腕部32,32の自由端部を前記スライダー40の両側に回動可能に支持し、前記スライダー40を前記ハウジング10内に引き込む操作レバー30とからなる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタ、特に、フレキシブル基板用小型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フレキシブル基板用コネクタとしては、その開口部からスライダーおよびフレキシブル基板を挿入し、チューニングフォーク型コンタクトの接続用ビームと前記スライダーとでフレキシブル基板の導電部を挟持して電気接続を図るスライドタイプのものがある。しかし、前述のコネクタでは、ハウジングにフレキシブル基板を挿入すると、作業者が指で直接触れることができる部分がスライダーの両側縁部だけとなり、非常に狭い。特に、コネクタが小型化すると、狭い操作部分がより一層狭くなり、操作性が著しく低下する。さらに、コネクタが小型化すると、スライダーの水平方向の移動を目視または操作感触で判断することが困難となり、接続作業が完了したか否かを明確に判断できない。このため、接続不良が生じたり、接続が完全に行われていないのではないかという不安感を作業者が持つことになる。このような不具合を解消するものとして、操作レバーを介して前記スライダーをハウジング内にスライド移動させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−175848号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のフレキシブル基板用コネクタは、その操作レバーがハウジングに回動自在に支持されているだけでなく、前記操作レバーの動作は単なる回転動作ではなく、その回動腕部の自由端部に設けたカム面を介して行われる複雑なカム動作である。このため、スライダーに必要な所望の引き込み量を確保しようとすると、操作レバーの回動角度が広角になり、操作しにくい。特に、コネクタが小型化すると、操作レバーも小型化するので、作業者の指で円滑な動作を行わせることが困難となり、作業者が誤って大きな操作力を負荷して破壊するという問題点がある。
【0005】
本発明は、前記問題点に鑑み、操作性が高く、破損しにくい小型のフレキシブル基板用コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるコネクタは、前記目的を達成すべく、フレキシブル基板を挿入できる開口部を備えたハウジングと、前記フレキシブル基板の導電部に接触する接触部を有し、所定のピッチで前記ハウジング内に組み付けられた複数のコンタクトと、前記ハウジングの開口部からスライド可能に挿入され、前記コンタクトの接触部および前記フレキシブル基板の導電部のうち、いずれか一方を他方に押圧して圧接させるスライダーと、操作部の両側から延在した操作用腕部の自由端部を前記スライダーの両側に回動可能に支持し、前記ハウジングの表面に沿って前記操作部を引っ張ることにより、前記スライダーを前記ハウジング内に引き込む操作レバーとからなる構成としてある。
【0007】
本発明によれば、スライダーの両側に操作レバーの両側腕部を回動可能に取り付けてあり、操作レバーの操作部を操作すると、ハウジングの表面に沿って前記操作レバーがスライド移動し、スライダーをハウジング内に引き込む。このため、操作レバーの操作力がスライダに直接伝わるので、大きな操作力を必要とせず、操作性が高い。特に、本発明によれば、操作レバーの両側腕部が単純な回動動作を行うだけであるので、作業者のワンタッチ操作でスライダーをハウジング内に引き込み、フレキシブル基板の導電部とコンタクトの接触部とを圧接させて電気接続できる。このため、操作レバーに複雑な力が作用せず、破壊しにくい小型のフレキシブル基板用コネクタが得られる。
【0008】
本発明の実施形態としては、前記操作レバーの操作部の少なくとも一部に、ハウジングの表面に沿って摺接し、かつ、前記スライダーを前記ハウジング内に引き込むテーパ面を設けた構成であってもよい。
本実施形態によれば、ハウジングの表面に沿って操作レバーの操作部に設けたテーパ面が摺接するので、円滑な動作特性を有するフレキシブル基板用コネクタが得られる。
【0009】
本発明の他の実施形態としては、ハウジングの上面のうち、操作レバーのスライド移動方向の周辺にテーパ面を形成するとともに、前記テーパ面の縁部に、前記操作レバーの操作部に設けた位置規制用凹部に係合する位置規制用爪部を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、ハウジングに設けたテーパ面に沿って操作レバーを摺動させた後に、操作レバーをハウジングに係合できるので、より一層円滑な動作特性を得られるとともに、操作レバーの自然復帰を阻止し、フレキシブル基板の脱落を防止できる。
【0010】
本発明の別の実施形態としては、ハウジングの両側面に、操作レバーの両側腕部の外側に位置し、かつ、抜け止めするガイド用腕部を延在した構成であってもよい。
本実施形態によれば、ガイド用腕部が操作レバーの腕部が外方に広がることを規制するので、操作レバーの脱落を防止できる。
【0011】
本発明の異なる実施形態としては、作業者が目視できるハウジングの表面のうち、操作前または操作後の操作レバーによって覆われる部分に、目印を設けた構成であってもよい。
本実施形態によれば、接続作業が完了したか否かの確認が容易となり、接続不良を防止できるとともに、作業者の不安感を解消できるという効果がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる実施形態を図1ないし図27の添付図面に従って説明する。
なお、本実施形態にかかるフレキシブル基板用小型コネクタは、例えば、巾5mm、長さ14mm、高さ1.5mmの外形寸法を有し、フレキシブル基板に0.2mmピッチでプリントした20本のリード線の導線部を千鳥状に配置することにより、計40本のリード線の導電部を他の回路基板に中継するものである。
【0013】
本発明にかかるコネクタの第1実施形態は、図1ないし図14に示すように、ハウジング10と、第1コンタクト20と、第2コンタクト25と、操作レバー30と、スライダー40とで構成されている。
【0014】
ハウジング10は、図4A,4Bに示すように、その正面に後述するスライダー40および図示しないフレキシブル基板を挿入できる開口部11を有するとともに、その両側にスライダー40の後述するスライド部42をスライド可能に嵌合するガイド穴12,12が形成されている。さらに、前記開口部11の下方側に第1コンタクト20を圧入する多数のスリット13を並設してある。一方、前記ハウジング10は、その背面に第2コンタクト25を圧入する多数のスリット14を並設してあるとともに、その両側に位置規制用爪部15,15を突設してある(図4B)。また、ハウジング10の両側面には、後述する操作レバー30の操作用腕部32,32をガイドするためのガイド用腕部16を平行に延在してある。前記ガイド用腕部16には、位置規制用凹部16aが形成されている。
【0015】
第1コンタクト20および第2コンタクト25は、図5に示すように、いずれもリードフレーム29からプレス加工で打ち抜いて形成したものであり、保持部21,26と接触部22,27とをそれぞれ有している。
そして、前記ハウジング10のスリット13,14に保持部21,26をそれぞれ圧入することにより、前記第1コンタクト20および前記第2コンタクト25がハウジング10内に保持される(図2)。
【0016】
操作レバー30は、図6に示すように、操作部31の両端から操作用腕部32,32を平行に延在したものであり、前記操作部31の下面には断面円弧状のテーパ面33が形成されているとともに、その内側面に一対の位置規制用凹部35,35が設けられている。一方、前記腕部32,32の対向面のうち、自由端部に回動支点となる回動軸36,36を同一軸心上にそれぞれ突設してあるとともに、その近傍に略方形の位置規制用突部37,37をそれぞれ突設してある。
そして、前記ハウジング10の両側に設けたガイド用腕部16に沿って前記操作レバー30の腕部32を組み付ける(図3)。本実施形態よれば、前記ハウジング10の両側から延在した位置規制用腕部16に沿って操作レバー30を位置決めできるので、小型であっても位置決め作業に手間がかからず、組立作業が容易になる。
【0017】
スライダー40は、図7に示すように、その本体部41の両端からスライド部42,42を平行に延在してある。前記本体部41の上面にはテーパー面41a,41bを介して連続する2段の第1,第2圧接面43,44を形成してある。さらに、前記スライド部42の外側面には、前記操作レバー30の回動軸36が係合する円形の係合用凹部45が形成されている。また、前記スライド部42の外向面には接続完了を明示するためのストッパー46が形成されている。
そして、前記スライダー40のスライド部42を前記ハウジング10の開口部12から挿入すると、図9に示すように、前記スライダー40の係合用凹部45に操作レバー30の回動軸36が係合する。さらに、位置規制用突部37がスライダー40の先端面に当接するとともに、ガイド用腕部16の凹部16aに操作レバー30の爪部38が係止する。このため、操作レバー30が自重で回動することを防止できる。
【0018】
次に、本実施形態にかかるコネクタの操作方法について説明する。
操作前のコネクタは、図8および図9に示すように、操作レバー30の爪部38がハウジング10の凹部16aに係止し、スライダー40の一部がハウジング10の開口部11からはみ出している。
【0019】
そして、前記スライダー40の本体部41の上面に沿って図示しないフレキシブル基板を挿入することにより、フレキシブル基板の導電部が前記本体部41の上面と第1,第2コンタクト20,25の接触部22,27との間に位置する。
【0020】
そして、操作レバー30の操作部31を指で引っ張ると、図10および図11に示すように、ハウジング10の表面に沿って操作部31の円弧状テーパ面31が摺接しながら移動する。このため、操作レバー30の突起38がハウジング10の凹部16aから外れるとともに、スライダー40がハウジング10内に引き込まれる。この結果、スライダー40の第1圧接面43および第1コンタクト20の接触部22、さらに、スライダー40の第2圧接面44および第2コンタクト25の接触部27が、図示しないフレキシブル基板の導電部の表裏面にそれぞれ圧接する。
【0021】
さらに、操作レバー30の操作部31を指で引っ張ると、ハウジング10のテーパ面10aに沿って操作部31の断面円弧状テーパ面33が引き下ろされ、前記回動軸36を支点として操作レバー30が回動する。このため、前記操作部31に設けた凹部35がハウジング10の爪部15に係止し、前記第1圧接面43および第1コンタクト20の接触部22、第2圧接面44および第2コンタクト25の接触部27が、フレキシブル基板の導電部の表裏面を挟持し、接続作業が完了する(図12,図13)。このとき、ストッパー46がハウジング10の表面縁部に当接するので、その位置を確認することにより、目視によって接続完了を判断できる。
本実施形態では、操作部31の凹部35にハウジング10の爪部15が係止するので、操作レバー10が自然に復帰し、スライダー40がハウジング10から抜け出ることにより、フレキシブル基板が脱落するということはない。
【0022】
そして、前記操作レバー30の操作部31を引き起こし、ハウジング10の爪部15から操作部31の凹部15を外し、操作レバー30を回動させて引き戻すことにより、スライダー40がハウジング10から抜け出る。このため、前記スライダー10の第1圧接面43および第1コンタクト20の接触部22、前記スライダー40の第2圧接面44および第2コンタクト25の接触部27が、フレキシブル基板の接触部の表裏面からそれぞれ開離するので、ハウジング10からフレキシブル基板を引き出すことができる。
【0023】
なお、本実施形態では、図14A,14Bに示すように、ハウジング10の上面のうち、動作前の操作レバー30で被覆される部分、すなわち、図14Bにおいてハッチングで示したテーパ面(目印部)10aに梨字模様、あるいは、着色しておいてもよい。これによれば、前記梨字模様等を目視で確認することにより、操作レバー30による接続作業が完了したことを明確に判断でき、接続不良を防止できるとともに、作業者の不安感を解消できるという利点がある。
【0024】
本発明にかかるコネクタの第2実施形態は、図15ないし図27に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、同一部分には同一番号を附して説明する。
すなわち、コネクタの第2実施形態は、ハウジング10と、第1コンタクト20と、第2コンタクト25と、操作レバー30と、スライダー40とで構成されている。
【0025】
ハウジング10は、図18A,18Bに示すように、その正面に後述するスライダー40および図示しないフレキシブル基板を挿入できる開口部11を有するとともに、その両側にスライダー40をガイドするために上下一対のガイド用舌片17a,17bを側方に突設してある。さらに、前記開口部11の下方側に第1コンタクト20を圧入する多数のスリット13を並設してある。一方、前記ハウジング10は、その背面に第2コンタクト25を圧入する多数のスリット14を並設してある。
【0026】
第1コンタクト20および第2コンタクト25は、図19A,19Bに示すように、第1実施形態と同一であるので、同一部分に同一番号を附して説明を省略する。
【0027】
操作レバー30は、図20に示すように、操作部31の両端から腕部32,32を平行に延在したものであり、前記操作部31の内向面の両側隅部にはガイド用爪部31aが設けられている。一方、前記腕部32,32は、その自由端部に回動支点となる円形の切り欠き部32aが形成されているとともに、その外側面には位置規制用舌片32bが設けられている。
なお、操作レバー30の組付作業は、スライダー40の組付作業後に行うので、後述する。
【0028】
スライダー40は、図21に示すように、その本体部41の両端からスライド部42,42を平行に延在してある。前記本体部41の上面にはテーパー面41a,41bを介して連続する2段の第1,第2圧接面43,44を形成してある。さらに、前記スライド部42の内側面に沿って形成されたスリット47には、回動軸48が突設されている。また、前記スライド部42の上端面には抜け止め用突起42aが形成されている。
そして、前記スライダー40のスライド部42をガイド用舌片17a,17bの間に挿通する一方、操作レバー30の腕部32を前記スライダー40のスリット47に挿入し、前記回動軸48に前記切り欠き部32aを係合することにより、操作レバー30が回動可能に支持される。
【0029】
次に、本実施形態にかかるコネクタの操作方法について説明する。
操作前のコネクタは、図22および図23に示すように、操作レバー30の位置規制用舌片32bがスライド部42の先端面に当接するとともに、操作レバー30の爪部31aがハウジング10の上面に当接し、スライダー40の一部がハウジング10の開口部11からはみ出している。
【0030】
そして、前記スライダー40の上面に沿って図示しないフレキシブル基板を挿入することにより、フレキシブル基板の導電部が前記本体部41の上面と第1,第2コンタクト20,25の接触部22,27との間に位置する。
【0031】
そして、操作レバー30の操作部31を指で引っ張ると、図24および図25に示すように、ハウジング10の上面に沿って操作レバー30が移動し、スライダー40がハウジング10内に引き込まれる。このため、スライダー40の第1圧接部43および第1コンタクト20の接触部22、さらに、スライダー40の第2圧接部44および第2コンタクト25の接触部27が、フレキシブル基板の導電部の表裏面にそれぞれ圧接する。
【0032】
さらに、操作レバー30の操作部31を引っ張ると、ハウジング10のテーパ面10aに沿って操作部31の爪部31aが引き下ろされ、前記回動軸48を支点として操作レバー30が回動する。このため、前記第1圧接部43および第1コンタクト20の接触部22、第2圧接部44および第2コンタクト25の接触部27が、フレキシブル基板の導電部の表裏面を挟持し、接続作業が完了する(図26,図27)。
本実施形態では、操作部31の爪部31aがハウジング10の側端面に圧接するとともに(図27A)、腕部32の先端部がスライダ40の先端面に圧接して保持される(図27C)。このため、操作レバー10が自然に復帰し、スライダー40がハウジング10から抜け出ることにより、フレキシブル基板が脱落するということはない。
【0033】
そして、前記操作レバー30の操作部31を引き起こし、操作レバー30を回動させて引き戻すことにより、スライダー40がハウジング10から抜け出る。このため、前記スライダー10の第1圧接面43および第1コンタクト20の接触部22、前記スライダー40の第2圧接面44および第2コンタクト25の接触部27が、フレキシブル基板の導電部の表裏面からそれぞれ開離するので、ハウジング10からフレキシブル基板を引き出すことができる。
【0034】
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様、ハウジング10の上面のうち、動作前の操作レバー30で覆われる部分に、梨字模様、あるいは、着色施すことにより、操作レバー30による接続作業が完了したことを明確に判断できるようにしてもよい。
【0035】
また、本発明にかかるコネクタは前述のように小型のものに限らず、より大きいコネクタに適用してもよいことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、スライダーの両側に操作レバーの両側腕部を回動可能に取り付けてあり、操作レバーの操作部を操作すると、ハウジングの表面に沿って前記操作レバーがスライド移動し、スライダーをハウジング内に引き込む。このため、操作レバーの操作力がスライダに直接伝わるので、操作性が高い。特に、本発明によれば、操作レバーの両側腕部が単純な回動動作を行うだけであるので、作業者のワンタッチ操作でスライダーをハウジング内に引き込み、フレキシブル基板の導電部とコンタクトの接触部とを圧接させて電気接続できる。このため、操作レバーに複雑な力が作用せず、破壊しにくい小型のフレキシブル基板用コネクタを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコネクタの第1実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1で示したコネクタの組立工程を示す分解斜視図である。
【図3】図1で示したコネクタの組立工程を示す分解斜視図である。
【図4】図4A,4Bは図1で示したコネクタ本体の異なる角度から見た斜視図である。
【図5】図5A,5Bは図1で示した第1,第2接続ピンを示す正面図である。
【図6】図6A,6Bは図1で示した操作レバーの異なる角度から見た斜視図である。
【図7】図7A,7Bは図1で示したスライダーの異なる角度から見た斜視図である。
【図8】第1実施形態にかかるコネクタの操作前の平面図である。
【図9】図9A,9B,9Cは図8で示したコネクタのA−A線、B−B線断面図、および、側面図である。
【図10】第1実施形態にかかるコネクタの操作中の平面図である。
【図11】図11A,11B,11Cおよび11Dは、図10で示したコネクタのA−A線、B−B線、C−C線断面図、および、側面図である。
【図12】第1実施形態にかかるコネクタの操作後の平面図である。
【図13】図13A,13B,13Cおよび13Dは、図12で示したコネクタのA−A線、B−B線、C−C線断面図および側面図である。
【図14】図14Aおよび14Bは、第1実施形態の変形例を示す操作前および操作後を示す平面図である。
【図15】本発明にかかるコネクタの第2実施形態を示す分解斜視図である。
【図16】図15で示したコネクタの組立工程を示す分解斜視図である。
【図17】図15で示したコネクタの組立工程を示す分解斜視図である。
【図18】図18A,18Bは図15で示したコネクタ本体の異なる角度から見た斜視図である。
【図19】図19A,19Bは図15で示した第1,第2接続ピンを示す正面図である。
【図20】図20A,20Bは図15で示した操作レバーの異なる角度から見た斜視図である。
【図21】図21A,21Bは図15で示したスライダーの異なる角度から見た斜視図である。
【図22】第2実施形態にかかるコネクタの操作前の平面図である。
【図23】図23A,23B,23Cは図22で示したコネクタのA−A線、B−B線断面図、および、側面図である。
【図24】第2実施形態にかかるコネクタの操作中の平面図である。
【図25】図25A,25B,25Cおよび25Dは、図24で示したコネクタのA−A線、B−B線、C−C線断面図、および、側面図である。
【図26】第1実施形態にかかるコネクタの操作後の平面図である。
【図27】図27A,27B,27Cおよび27Dは、図26で示したコネクタのA−A線、B−B線、C−C線断面図および側面図である。
【符号の説明】
10…ベース、10a…テーパ面(目印部)、11…開口部、12…ガイド穴、13,14…スリット、15…位置規制用爪部、16…ガイド用腕部、16a…凹部、17a,17b…ガイド用舌片、20,25…第1,第2コンタクト、21,26…保持部、22,27…接触部、30…操作レバー、31…操作部、31a…ガイド用爪部、32…操作用腕部、32a…切り欠き部、33…テーパ面、35…位置規制用凹部、36…回動軸、37…位置規制用突部、38…突起、40…スライダー、41…本体部、42…スライド部、43,44…第1,第2圧接面、45…係合用凹部、46…ストッパー、47…スリット、48…回動軸。

Claims (5)

  1. フレキシブル基板を挿入できる開口部を備えたハウジングと、
    前記フレキシブル基板の導電部に接触する接触部を有し、所定のピッチで前記ハウジング内に組み付けられた複数のコンタクトと、
    前記ハウジングの開口部からスライド可能に挿入され、前記コンタクトの接触部および前記フレキシブル基板の導電部のうち、いずれか一方を他方に押圧して圧接させるスライダーと、
    操作部の両側から延在した操作用腕部の自由端部を前記スライダーの両側に回動可能に支持し、前記ハウジングの表面に沿って前記操作部を引っ張ることにより、前記スライダーを前記ハウジング内に引き込む操作レバーとからなることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  2. 前記操作レバーの操作部の少なくとも一部に、ハウジングの表面に沿って摺接し、かつ、前記スライダーを前記ハウジング内に引き込むテーパ面を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板用コネクタ。
  3. ハウジングの上面のうち、操作レバーのスライド移動方向の周辺にテーパ面を形成するとともに、前記テーパ面の縁部に、前記操作レバーの操作部に設けた位置規制用凹部に係合する位置規制用爪部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル基板用コネクタ。
  4. ハウジングの両側面に、操作レバーの両側腕部の外側に位置し、かつ、抜け止めするガイド用腕部を延在したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフレキシブル基板用コネクタ。
  5. 作業者が目視できるハウジングの表面のうち、操作前または操作後の操作レバーによって覆われる部分に、目印を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のフレキシブル基板用コネクタ。
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