JPH08105266A - 分電盤の蝶番装置 - Google Patents

分電盤の蝶番装置

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Publication number
JPH08105266A
JPH08105266A JP6270588A JP27058894A JPH08105266A JP H08105266 A JPH08105266 A JP H08105266A JP 6270588 A JP6270588 A JP 6270588A JP 27058894 A JP27058894 A JP 27058894A JP H08105266 A JPH08105266 A JP H08105266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge pin
hinge
door
door body
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6270588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kondo
浩 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP6270588A priority Critical patent/JPH08105266A/ja
Publication of JPH08105266A publication Critical patent/JPH08105266A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 扉体1にヒンジピン7が挿通可能な挿通孔3
を蝶番2にヒンジピン7が挿通可能な貫通孔5を設け、
扉体1に蝶番2を取り付けると共に、挿通孔3と貫通孔
5にヒンジピン7を挿通して扉体1を箱体本体に取り付
け、ヒンジピン固定プレート部と扉スキマプレート部9
とを有し、ヒンジピン固定プレート部は扉体1と蝶番2
とに設けられた挿通孔3と貫通孔5に挿通したヒンジピ
ン7の頭部を被覆するように折曲形成され、扉スキマプ
レート部9にヒンジピン7の先端が挿通可能な切欠と、
ヒンジピン固定プレート部に蝶番2に係止可能な切欠を
設けたヒンジピン固定部品で、扉体1と蝶番2の挿通孔
3と貫通孔5とにヒンジピン7を挿通する。 【効果】 ヒンジピン固定部品8を用いるため、専用工
具等を使用せずに脱着でき、扉体を脱着する場合、容易
に行なうことができ、ヒンジピン7に特殊な加工をする
必要がないので、コスト低減を計ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤の箱体本体に扉
体を取り付けるための蝶番装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤の蝶番装置は、蝶番と図1
に示すようなヒンジピン20とで構成されていた。蝶番
はコ字状に折曲形成され、蝶番と扉体には、ヒンジピン
20が挿通可能な挿通孔がそれぞれ設けられ、この挿通
孔を対向させて蝶番を扉体に溶接等で取り付けていた。
ヒンジピン20は、先端に近い部分に溝21が設けられ
た溝付きヒンジピンを用い、Eリング22が付属されて
いる。ヒンジピン20を挿通孔に挿通し、ヒンジピン2
0の溝21にEリング22を嵌合させて、ヒンジピンが
挿通孔から抜けないようにしていた。
【0003】また、その他の従来例として、リング式ヒ
ンジピンを用いるものがある。図5に示すように、分電
盤の扉体にはコ字状に形成され、リング式ヒンジピン2
3が挿通可能な挿通孔24を設けた扉側蝶番25を、箱
体本体には扉側蝶番25に設けられた挿通孔24に対向
する位置に挿通孔26が設けられた本体側蝶番27を取
り付け、それぞれの挿通孔24、26を対向させてリン
グ式ヒンジピン23を挿通孔24、26に挿通し、リン
グ式ヒンジピン23のたわみを利用して扉側蝶番25と
本体側蝶番27を組み付けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、ヒンジピン20に溝加工する必要があ
り、この加工をするために製作コストが上がってしまう
という欠点があった。また、ヒンジピン20の溝21に
嵌合するEリング22は非常に小さな部品のため、紛失
してしまうおそれがあった。ヒンジピン20にEリング
22を取り付けるときには、専用の工具が必要であり、
扉体の脱着作業が困難で場合によっては扉体の脱着が不
可能であった。
【0005】また、リング式ヒンジピン23を用いた場
合でも、扉側蝶番25と本体側蝶番27とリング式ヒン
ジピン23を製作するのはコストアップにつながってい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題に鑑み、本発
明に係る分電盤の蝶番装置は、扉体にヒンジピンが挿通
可能な挿通孔を、蝶番にヒンジピンが挿通可能な貫通孔
を設け、扉体に蝶番を取り付けると共に、挿通孔と貫通
孔にヒンジピンを挿通して扉体を箱体本体に取り付け、
ヒンジピン固定プレート部と扉スキマプレート部とを有
し、ヒンジピン固定プレート部は蝶番と扉体とに設けら
れた挿通孔と貫通孔に挿通したヒンジピンの頭部を被覆
するように折曲形成され、扉スキマプレート部にヒンジ
ピンの先端が挿通可能な切欠と、ヒンジピン固定プレー
ト部に蝶番に係止可能な切欠を設けたヒンジピン固定部
品で、蝶番と扉体の挿通孔と貫通孔とにヒンジピンを挿
通したあと、箱本体体と蝶番に係止させてヒンジピンを
固定することを特徴とする分電盤の蝶番装置。
【0007】
【作用】扉体に取り付けられた蝶番の挿通孔にヒンジピ
ンを挿通し、ヒンジピン固定部品を扉体と蝶番とに係止
させ、ヒンジピンを固定すると共に、分電盤の扉体の脱
着を簡易にすることができるようにする。
【0008】
【実施例】本発明に係る分電盤の蝶番装置の実施例を図
1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0009】図1に示すように、分電盤の扉体1の本体
側のコーナー部分の蝶番2を取り付けようとする位置
に、挿通孔3が二か所設けられている。
【0010】蝶番2は、コ字状に折曲形成されており、
折曲部4には扉体1に設けられている挿通孔3に対向す
るように貫通孔5が設けられている。また、折曲部4に
は、切欠6が設けられている。
【0011】扉体1に設けられた挿通孔3と蝶番2に設
けられた貫通孔5を対向させて、扉体1に蝶番2を溶接
等で取り付ける。この挿通孔3と貫通孔5にヒンジピン
7を挿通し、箱体本体に扉体1を取り付ける。
【0012】ヒンジピン固定部品8は、図2に示すよう
に、一方に扉スキマプレート部9を、他方にヒンジピン
固定プレート部10を形成している。扉スキマプレート
部9には、ヒンジピンが挿通可能なU字切欠11を設け
ている。また、ヒンジピン固定プレート部10は断面L
字状に二か所突設されている。また、ヒンジピン固定プ
レート部10の間には、蝶番2に設けられた切欠6に係
止可能な係止突起12が設けられている。
【0013】ヒンジピン7を挿通孔3と貫通孔5に挿通
したあと、図3に示すように、ヒンジピン固定部品8を
蝶番に装着する。扉スキマプレート部9は、扉体1を閉
じた状態の時に、箱体本体と扉体1との隙間にはさまれ
るように、ヒンジピン固定プレート部10は、ヒンジピ
ン7の頭部13を被覆するように、扉体1と蝶番2に嵌
合させる。ヒンジピン固定プレート部10の間に設けら
れている係止突起12を蝶番2に設けられている切欠6
に係止させ、ヒンジピンが抜け落ちることのないように
固定させる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る分電
盤の蝶番装置は、ヒンジピン固定部品を用いるため、専
用工具等を使用せずに脱着でき、扉体を脱着する場合、
容易に行なうことができ、ヒンジピンに特殊な加工をす
る必要がないので、コスト低減を計ることができる。ま
た、ヒンジピン固定部品には、扉スキマプレート部が分
電盤の扉体と箱体本体の隙間にはさまり、扉体を閉じた
状態の時にがたつくことがなくなる等、扉体の回動時に
滑らかな動きが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の蝶番を扉体に取り付けた
状態の斜視図である。
【図2】本発明に係るヒンジピン固定部品の説明図であ
る。
【図3】本発明に係る分電盤の蝶番装置の上面図であ
る。
【図4】従来の溝付きヒンジピンの説明図である。
【図5】従来のリング式ヒンジピンを用いた蝶番装置の
説明図である。
【符号の説明】
1・・・扉体、2・・・蝶番、3・・・挿通孔、4・・
・折曲部、5・・・貫通孔、6・・・切欠、7・・・ヒ
ンジピン、8・・・ヒンジピン固定部品、9・・・扉ス
キマプレート部、10・・・ヒンジピン固定プレート
部、11・・・U字切欠、12・・・係止突起、13・
・・頭部12。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面に開口を有する箱体本体
    と前記開口を被覆する扉体とから成る分電盤の前記箱体
    本体に前記扉体をヒンジピンを用いて取り付けるための
    蝶番装置において、前記扉体に前記ヒンジピンが挿通可
    能な挿通孔を、前記蝶番に前記ヒンジピンが挿通可能な
    貫通孔をそれぞれ設け、前記扉体に蝶番を取り付けると
    共に、前記挿通孔と前記貫通孔に前記ヒンジピンを挿通
    して前記扉体を前記箱体本体に取り付け、前記ヒンジピ
    ンを固定するヒンジピン固定プレート部と前記箱体本体
    と前記扉体の隙間を埋める扉スキマプレート部とを有
    し、前記ヒンジピン固定プレート部は前記蝶番と前記扉
    体とに設けられた前記挿通孔と前記貫通孔に挿通した前
    記ヒンジピンの頭部を被覆するように折曲形成され、前
    記扉スキマプレート部に前記ヒンジピンの先端が挿通可
    能な切欠と、前記ヒンジピン固定プレート部に前記蝶番
    に係止可能な切欠を設けたヒンジピン固定部品で、前記
    蝶番と前記扉体の前記挿通孔と前記貫通孔とに前記ヒン
    ジピンを挿通したあと、前記扉体と前記蝶番に係止させ
    て前記ヒンジピンを固定することを特徴とする分電盤の
    蝶番装置。
JP6270588A 1994-10-07 1994-10-07 分電盤の蝶番装置 Pending JPH08105266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270588A JPH08105266A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 分電盤の蝶番装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270588A JPH08105266A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 分電盤の蝶番装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08105266A true JPH08105266A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17488217

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6270588A Pending JPH08105266A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 分電盤の蝶番装置

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JP (1) JPH08105266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101915037A (zh) * 2009-02-13 2010-12-15 泷源制造株式会社 铰链装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101915037A (zh) * 2009-02-13 2010-12-15 泷源制造株式会社 铰链装置

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