JP2501846B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2501846B2
JP2501846B2 JP31102987A JP31102987A JP2501846B2 JP 2501846 B2 JP2501846 B2 JP 2501846B2 JP 31102987 A JP31102987 A JP 31102987A JP 31102987 A JP31102987 A JP 31102987A JP 2501846 B2 JP2501846 B2 JP 2501846B2
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JP
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keyboard
handle
electronic device
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main body
Prior art date
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JP31102987A
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文弥 松岡
敏明 板沢
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Canon Inc
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Canon Inc
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子機器に関し、特に電子機器の本体ケース
に対し開閉可能に軸支されたキーボードと、前記本体ケ
ースに対し回動可能に軸支された電子機器持ち運び用の
把手を備えた電子機器に関するものである。
[従来の技術] 例えば携帯型のパーソナルコンピュータやワードプロ
セッサなど比較的大型で携帯型の電子機器では持ち運び
し易いように把手が設けられる。把手は持ち易いように
本体ケースに対し回動可能に軸支されることが多い。ま
たこれらの電子機器は操作入力手段としてキーボードを
備えているが、キーボードは持ち運びを便利するためと
キーボードの操作部を保護するため電子機器の本体ケー
スに対して回動可能で開閉可能に軸支される構造が多用
されている。
そしてこのようにキーボードと持ち運び用の把手が本
体ケースに対し開閉可能ないし回動可能に軸支された従
来の電子機器では、電子機器の持ち運び時にキーボード
を本体ケースに対し閉じた位置に係止し保持するための
係止部材がキーボードと本体ケースの間に設けられる。
またキーボードと把手は本体ケースに対し別々の軸によ
り軸支されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが上記のように係止部材を設けるとともに別々
の軸によりキーボードと把手を軸支する構造によると、
部品点数が多くなるとともに組み立て工程において工数
が多くなり、製造コストが高くなってしまう。
また上記の従来構造によると、キーボードを開いた状
態の電子機器の使用時に上記の係止部材が外部に露出
し、概観を損なうという問題があった。
[問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するため本発明によれば、電
子機器の本体ケースに対し開閉可能に軸支されたキーボ
ードと,前記本体ケースに対し回動可能に軸支された電
子機器持ち運び用の把手を備えた電子機器において、前
記把手はその使用時の所定位置に回動された状態で係止
されて前記キーボードを前記本体ケースに対し閉じた位
置に係止するように構成された構造を採用した。
[作用] このような構造によればキーボードの係止を把手によ
り行なうことにより、従来用いていた係止部材を省くこ
とができ、その分部品点数が減らすことができるととも
に電子機器の組み立て工数を減らすことができる。
またこのような構造に加えてさらにキーボードと把手
について同一軸を共用して軸支する構造を採用すること
によりさらに部品点数と組み立て工数を減らすことがで
きる。
[実施例] 以下、添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を
説明する。
第1図は本発明の実施例による携帯型でキーボード付
きの電子機器の本発明に関わる構造を説明する概観斜視
図である。
第1図において符号1は電子機器を持ち運ぶための把
手であり、この場合コの字形に形成されており、コの字
の二辺のそれぞれの先端部は図示していないが把手1を
回動可能に軸受けするための軸受穴を有した軸受部とし
て形成されている。
次に符号2は操作入力手段としてのキーボードであ
り、この場合全体としてほぼ矩形の厚板状に形成されて
いる。キーボード2の下側縁の両端部にはそれぞれキー
ボード2を軸支するための軸受穴2bを有した円筒状の軸
受部2a,2aが設けられている。
次に符号3は電子機器の構成要素全体を収容する本体
ケースであり、この場合台形の箱状に形成されている。
第1図に図示されていないが本体ケース3の正面側の下
部には把手1を収納するためのスペースが設けられてい
る。
ここで本実施例では符号4で示す同一の軸を共用して
把手1とキーボード2を本体ケース3に対して回動可能
および開閉可能に軸支するものとする。そのために本体
ケース3の正面の下側縁の中央部には軸4を軸受けする
ための穴を有した円筒状の軸受部3aが突設されている。
そして電子機器の組み立てにおいて、本体ケース3の
軸受部3aを把手1の両先端部の軸受部で挟み込み、さら
に把手1の両側の軸受部をキーボード2の軸受部2a,2a
で挟み込むようにして把手1、キーボード2、本体ケー
ス3の各軸受部を一直線上に揃え、各軸受部の軸受穴に
軸4を挿通し、軸4を固定する。これで軸4により本体
ケース3に対して把手1がa,b方向に回動可能に軸支さ
れるとともに、キーボード2がA,B方向に開閉可能に軸
支される。
ところで本実施例では以上の構造に加えて把手1が第
1図に示す使用時の位置に回動された状態でキーボード
2を本体ケース3に対し閉じた位置に係止し、保持する
ため、把手1のコの字の両側の先端部の図中上側に突片
状の係止部1a,1aが把手1に一体に突設されている。係
止部1a,1aは把手1が第1図の使用時の位置に回動され
るとキーボード2の下側縁に係合し、キーボード2を本
体ケース3上に閉じた図示の位置に係止し、保持するよ
うになっている。
なお把手1は第1図に示す使用時の位置に係止される
ようになっている。その係止構造は図示していないが、
例えば本体ケース3の軸受部3aの両端面の所定位置とそ
れに対向する把手1の両側の先端分の内側面の所定位置
に互いに係合し合いある程度以上の力を加えることでそ
の係合が外れる凹部と凸部を設ける。そして図示の位置
でその凹部と凸部が係合するようにし、その係合により
把手1が係止され、把手1にa方向にある程度以上の力
を加えることによりその係合が外れ把手1の係止が外れ
るようにする。
そしてこのような係止構造により第1図の位置に図示
された把手1の係止部1a,1aによりキーボード2が図示
の本体ケース3上の閉じた位置に係止され、保持され
る。
以上のような構造のもとに本実施例の電子機器の持ち
運び時には第2図に示すようにキーボード2をB方向に
回動させ本体ケース3上に閉じ、把手1をb方向に図示
の使用位置まで回動させ、上述の係止構造により図示の
位置に係止させる。そして把手1の係止部1a,1aにより
キーボード2が本体ケース3上に閉じた位置に係止、保
持される。この状態で把手1を持って電子機器の持ち運
びが行なわれる。
次に電子機器の使用時には第3図に示すように把手1
をa方向に回動させて本体ケース3に収納し、キーボー
ド2をA方向に回動させ開き、電子機器の載置面に置い
て使用する。
また電子機機器の使用時には第3図の状態から第4図
に示すようにキーボード2をB方向に回動させて本体ケ
ース3上に閉じておく。
以上のような本実施例によれば把手1によりキーボー
ド2の係止を行なうので従来用いられていた係止部材を
省くことができ、その分部品点数を減らすことができる
とともに組み立て工数を減らすことができ、電子機器の
コストダウンが図れる。
また本実施例によれば第3図に示す電子機器の使用時
において把手1の係止部1aはキーボード2により隠され
外部から目視されない。すなわち従来のようにキーボー
ド2の係止部材が露出して電子機器の概観を損なうこと
がなく外観を良くすることができる。
さらに本実施例によれば把手1とキーボード2につい
て同一の軸4を共用して軸支しているので、従来のよう
に別々の軸により軸支する場合よりもさらに部品点数と
組み立て工数の低減が図れ、コストダウンが図れる。
なお以上の構造において変形例として第5図に示す様
に把手1と上述のキーボード2を軸支するための軸
4′,4′を把手1の両先端部に把手1と一体に設けても
良い。このような構造によればさらに部品点数を低減
し、コストダウンが図れる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電
子機器の本体ケースに対し開閉可能に軸支されたキーボ
ードと、前記本体ケースに対し回動可能に軸支された電
子機器持ち運び用の把手を備えた電子機器において、前
記把手はその使用時の所定位置に回動された状態で係止
されて前記キーボードを前記本体ケースに対し閉じた位
置に係止するように構成された構造を採用したので、電
子機器の部品点数とともに組み立て工数を減らすことが
できコストダウンが図れること、および電子機器の外観
を良くすることができることなどの優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による電子機器の発明に関わる
構造を説明する斜視図、第2図は同電子機器の把手とキ
ーボードの動作を説明する持ち運び時の側面図、第3図
は使用時の側面図、第4図は非使用時の側面図、第5図
は変形例による把手の斜視図である。 1…把手、1a…係止部 2…キーボード、2a…軸受部 3…本体ケース、3a…軸受部 4,4′…軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の本体ケースに対し開閉可能に軸
    支されたキーボードと、前記本体ケースに対し回動可能
    に軸支された電子機器持ち運び用の把手を備えた電子機
    器において、前記把手はその使用時の所定位置に回動さ
    れた状態で係止されて前記キーボードを前記本体ケース
    に対し閉じた位置に係止するように構成されたことを特
    徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記キーボードと把手について同一軸を共
    用して軸支したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の電子機器。
JP31102987A 1987-12-10 1987-12-10 電子機器 Expired - Lifetime JP2501846B2 (ja)

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JPH01152797A JPH01152797A (ja) 1989-06-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7753088B2 (en) 2006-03-15 2010-07-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. System and method for filling hydrodynamic bearings with fluid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7753088B2 (en) 2006-03-15 2010-07-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. System and method for filling hydrodynamic bearings with fluid

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JPH01152797A (ja) 1989-06-15

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