JP3383583B2 - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP3383583B2 JP16665898A JP16665898A JP3383583B2 JP 3383583 B2 JP3383583 B2 JP 3383583B2 JP 16665898 A JP16665898 A JP 16665898A JP 16665898 A JP16665898 A JP 16665898A JP 3383583 B2 JP3383583 B2 JP 3383583B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀及び選別処理
された処理物を選別室の横外方に横送りする横送りスク
リューコンベアを、前記選別室の底部に配置するととも
に、該横送りスクリューコンベアの樋に形成した掃除口
に対して揺動開閉自在な蓋体を設けた脱穀装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の脱穀装置においては、ス
クリューコンベアの樋に形成した掃除口を開閉操作する
ための操作レバーを機体横外側箇所に設けているととも
に、その操作レバーと連係した蓋体を開閉操作するに、
蓋体を閉止しているときには操作レバーを閉止状態で固
定保持できるようにしていた。そして、蓋体を開放する
ときには操作レバーのその閉止時の固定状態を解除し
て、機体前後方向に沿う面に沿って揺動操作するものと
なっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の脱穀装置は、蓋体を開放操作した状態では、操作レ
バーは閉止状態での固定位置から前後方向に沿う揺動が
成されている位置にあるだけで、作業者に蓋体が閉じて
いるか開放しているか明確に判らせるようにしていなか
ったため、その蓋体を閉じる操作を忘れて刈取作業をす
る虞れがあり、そのため、選別処理した処理物を掃除口
より下方に漏出させてしまう虞れがあった。 【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、横送りスクリューコンベアに対する掃除等を
行うための蓋体の閉止操作を忘れるようなことがあって
も、そのことを作業者に確実性高く判らせることのでき
る脱穀装置の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】 (構成) 本発明の請求項1にかかる脱穀装置は、脱穀
及び選別処理された処理物を選別室の横外方に横送りす
る横送りスクリューコンベアを、前記選別室の底部に配
置するとともに、該横送りスクリューコンベアの樋に形
成した掃除口に対して揺動開閉自在な蓋体を設けた脱穀
装置であって、前記蓋体に連係する開閉操作用の操作レ
バーを、前記選別室の横外側に配置するとともに、該操
作レバーを閉止位置において係止保持する係止具を設け
るとともに、この係止具との係止状態を解除して前記操
作レバーを前記蓋体が開放される側に揺動操作した状態
にあるときに、操作レバーを前記係止状態よりも横外方
に張り出すように規制する規制手段を備え、前記操作レ
バーが機体横外側に露出しないように覆うカバーを設
け、このカバーを前記操作レバーが規制手段によって規
制されて横外方に張り出している状態では操作レバーに
当たって機体の所定取り付け位置に取り付け固定するこ
とができず、操作レバーが前記閉止位置にあるときに機
体の所定取り付け位置に取付けることができるように構
成してあることを特徴構成とする。 【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、掃除口の蓋体を閉止操作する操作レバーは閉
止時の係止状態よりも横外方に張り出すように規制され
ているから、樋の掃除口を通しての横送りスクリューコ
ンベアに対する掃除等が終了した後、掃除口を閉止する
ことを忘れた場合でも、その操作レバーが機体横外側に
露出しないように覆うカバーを取り付ける際にそのカバ
ーに操作レバーが当たってそのカバーの取り付け等が行
えなくなる。よって、そのカバーの取り付けができない
ことによって作業者は掃除口が閉じられていないことに
気付き操作レバーを操作して掃除口を蓋体で閉止するこ
とになる。また、蓋体が閉じ操作された状態では操作レ
バーは機体横外方への張り出しが無いから、カバーを機
体に取り付けることができることになる。 【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、操作レバーが閉じ操作状態となって
いないことを、単に規制部材によって操作レバーが機体
横外方に張り出した姿勢となるようにするという簡単な
改造によって、操作レバーによる閉じ操作忘れを解消で
きるようにしたので、構造的にも簡易なものにできると
ともに、掃除口の閉じ操作の忘れを確実性高く回避でき
るにいたった。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、コンバインの一例を示し
ている。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装
置1,1に支持される機体フレーム2の前端部に、横軸
芯周りで揺動昇降自在に刈取前処理装置3を装着すると
ともに、脱穀装置4、搭乗運転部5、グレンタンク6等
を前記機体フレーム2に搭載装備して構成している。 【0009】図1及び図2に示すように、刈取前処理装
置3で刈取処理された穀稈はフィードチェーン7で株元
を挟持搬送されながら脱穀装置4の扱室8内に穂先部分
が供給されて脱穀処理される。すなわち、脱穀装置4
は、扱室8内に前後軸芯周りで回転駆動される扱胴9を
架設し、該扱胴9の下側の周面に沿って配置される受網
10を漏下した処理物や、受網10の後端より排出され
る処理物を選別処理する揺動選別装置11を設け、該揺
動選別装置11に向けて選別風を供給する唐箕12を下
部前側に設け、さらに、揺動選別装置11より精選別さ
れた穀粒を回収して選別室Sより右横外方に移送する一
番物回収用の横送りスクリューコンベア13と、揺動選
別装置11からの二番物を回収して選別室Sより右横外
方に移送する二番物回収用の横送りスクリューコンベア
14とを、選別室Sの底部に配設して構成している。そ
して、横送りスクリューコンベア13の搬送終端部に
は、グレンタンク6に穀粒を揚送する揚送スクリューコ
ンベア15を連動連結している。一方、横送りスクリュ
ーコンベア14の搬送終端部には、二番物を揺動選別装
置11の前部側に揚送して還元する還元装置16を連動
連結している。 【0010】図1,図3及び図5に示すように、前記フ
ィードチェーン7の下方で選別室Sの左横外側には、選
別室Sの左縦壁の横外側に配備しているベルト式伝動機
構17箇所を閉止するように側面カバー18,19を着
脱自在に取り付けている。 【0011】図2乃至図5に示すように、各横送りスク
リューコンベア13,14は、選別室Sの底面板20に
それぞれ形成された樋21,22に搬送スクリュー13
a,14aを設けて構成しているとともに、各樋21,
22には、掃除口23,24を形成している。その掃除
口23,24は複数個選別室Sの横幅方向に沿って並設
されている。そして、各樋21,22毎にその掃除口2
3,24を開閉可能な長尺板金製の蓋体25,26を、
それぞれ横軸芯P1,P2周りで揺動自在に設けてい
る。各蓋体25,26は、リンク機構27,28を介し
て、両蓋体25,26間に、横軸芯P3周りで回動自在
に選別室Sに架設支持される横軸体29に連動連結して
いるとともに、この横軸体29の左側端部に操作レバー
30を前後軸芯X周りで揺動自在に取り付けている。
尚、この操作レバー30はスプリング34によって、機
体内方側に弾性付勢している。図3,図4(イ)及び図
5(イ)に示すように、操作レバー30を側面視及び正
面視で垂直方向に沿った姿勢にした状態で左右方向への
揺動を規制して位置保持するための係止を行う係止具と
しての係止溝31を前端に備える帯板材製のレバーガイ
ド32を前記左側壁の外面側に付設している。このレバ
ーガイド32の左外側縁部33は、係止溝31との係止
状態を解除した操作レバー30を横軸芯P3周りで後方
に向けて揺動させて両蓋体25,26を開放姿勢に変更
している際に、操作レバー30が前記前後軸芯X周りで
の揺動で横軸体29に対して横外方にその遊端部が張り
出す姿勢に操作レバー30を接当規制する規制手段に構
成されている。従って、通常は側面カバー19によって
横側方が覆われている操作レバー30箇所を、開放する
ために側面カバー19を取り外し、閉止姿勢で係止溝3
1に保持されている操作レバー30を、前方に揺動させ
てその係止状態を解除した後、前後軸芯X周りで横外方
側に幾分揺動させ、次いで横軸芯P3周りで後方側に揺
動させると、蓋体25,26が連動して掃除口23,2
4を開放状態となる。そして、そのように掃除口23,
24が開放状態に操作されているときは、図4(ロ)及
び図5(ロ)に示すように、操作レバー30がレバーガ
イド32の左外側縁部33によって接当規制されて横外
方に張り出す姿勢となっているので、その状態で前記側
面カバー19を取り付けようとしても、操作レバー30
に側面カバー19が当たって所定取り付け位置に取り付
け固定することができないものとなっている。従って、
蓋体25,26を閉じ状態にするのを忘れて、側面カバ
ー19をつけようとすると、側面カバー19が操作レバ
ー30に当たって取り付けられないから、作業者に蓋体
25,26がまだ閉じられていないことを判らせること
になる。尚、その蓋体25,26が閉じられていないこ
とをセンサ等で検出するものでないから、そのような検
出手段や検出による報知手段を設けない分、構造も簡単
で安価に構成できるものとなっている。
【図面の簡単な説明】 【図1】コンバインを示す全体側面図 【図2】脱穀装置を示す縦断側面図 【図3】操作レバー及びその近傍を示す縦断側面図 【図4】蓋体が閉止状態(イ)と開放状態(ロ)のとき
の操作レバー及び蓋体等を示す側面図 【図5】蓋体が閉止状態(イ)と開放状態(ロ)のとき
の操作レバー及び側面カバー等を示す縦断正面図 【符号の説明】 13,14 横送りスクリューコンベア 21,22 樋 23,24 掃除口 25,26 蓋体 30 操作レバー 31 係止具 33 規制手段 S 選別室

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 脱穀及び選別処理された処理物を選別室
    (S)の横外方に横送りする横送りスクリューコンベア
    (13)(14)を、前記選別室(S)の底部に配置す
    るとともに、該横送りスクリューコンベア(13)(1
    4)の樋(21)(22)に形成した掃除口(23)
    (24)に対して揺動開閉自在な蓋体(25)(26)
    を設けた脱穀装置であって、 前記蓋体(25)(26)に連係する開閉操作用の操作
    レバー(30)を、前記選別室(S)の横外側に配置す
    るとともに、該操作レバー(30)を閉止位置において
    係止保持する係止具(31)を設けるとともに、この係
    止具(31)との係止状態を解除して前記操作レバー
    (30)を前記蓋体(25)(26)が開放される側に
    揺動操作した状態にあるときに、操作レバー(30)を
    前記係止状態よりも横外方に張り出すように規制する規
    制手段(33)を備え、前記操作レバー(30)が機体
    横外側に露出しないように覆うカバー(19)を設け、
    このカバー(19)を前記操作レバー(30)が規制手
    段(33)によって規制されて横外方に張り出している
    状態では操作レバー(30)に当たって機体の所定取り
    付け位置に取り付け固定することができず、操作レバー
    (30)が前記閉止位置にあるときに機体の所定取り付
    け位置に取付けることができるように構成してある脱穀
    装置。
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