JP7001580B2 - 収穫機 - Google Patents
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扱胴によって扱き処理を行うとともに受網によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部と、前記脱穀処理部の下方に設けられ、前記受網から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部と、を有する脱穀装置が備えられ、前記選別処理部に、被処理物を後方へ移送しながら揺動選別する揺動選別装置と、前記揺動選別装置の下方に設けられ、前記揺動選別装置によって選別された脱穀物を横送り搬送して前記脱穀装置外に送り出す横送りスクリューを有し、前記脱穀装置の底部において前記横送りスクリューの下方に形成された第1点検口と、前記第1点検口の開口面に沿って移動させることで、前記第1点検口を閉鎖する閉位置と前記第1点検口を開放する開位置とに切替え可能な第1蓋部と、ロック操作具を有し、前記第1蓋部を前記閉位置に固定するロック状態と、前記ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構と、を備えていることを特徴とする。
前記第1蓋部は、前記横送りスクリューの軸芯周りに移動可能に構成されていると好適である。
前記脱穀装置の前記底部が、前記第1蓋部において移動方向に直交する方向の両端側を支持しつつ前記第1蓋部の移動を案内するガイドレールを備えると好適である。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように定義している。本発明を適用した自脱型コンバインの作業走行時における前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。従って、機体左右方向が走行機体横幅方向に対応する。
図1及び図2に示される自脱型コンバインは、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持する走行装置2と、を備えている。機体の前部における右側には、搭乗運転部3が設けられている。搭乗運転部3には、操縦操作具(図示せず)及び運転座席4と、操縦操作具及び運転座席4を覆うキャビン5と、が備えられている。運転座席4の下方には、エンジン(図示省略)が設けられている。
収穫部6は、複数条刈り仕様(例えば、六条刈り仕様)に構成されている。収穫部6は、複数(例えば、七個)の分草具13と、複数(例えば、六個)の引起装置14と、切断装置15と、搬送装置16と、を備えている。分草具13は、圃場の作物を分草する。引起装置14は、分草された作物を引き起こす。切断装置15は、引き起こされた作物を切断する。搬送装置16は、刈り取られた茎稈の株元側を挟持して穂先側を横倒し方向に姿勢変更しながら脱穀装置10に向けて後方へ搬送する。
図3に示すように、脱穀装置10には、扱胴11によって刈取穀稈の扱き処理を行うとともに受網12によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部C1と、脱穀処理部C1の下方に設けられ、受網12から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部C2と、が備えられている。
選別処理部C2には、揺動させて被処理物を篩い選別しながら後方へ移送する揺動選別装置20と、揺動選別装置20に選別風を送風する唐箕21と、揺動選別装置20によって選別された一番物(単粒化穀粒等)を回収する一番物回収部22と、揺動選別装置20の下方かつ一番物回収部22の後方に設けられ、揺動選別装置20によって選別された二番物(枝梗付き穀粒等)を回収する二番物回収部23と、が備えられている。
揺動選別装置20は次のように構成されている。
図3に示すように、揺動選別装置20は、平面視で矩形状に形成された枠状のシーブケース50に、第一グレンパン51、複数の第一篩線52、チャフシーブ53、ストローラック54、及び、第二グレンパン55、グレンシーブ56、並びに、補助選別板57、第二篩い線58を備えている。シーブケース50が偏心カム式の駆動部59により揺動駆動される。
図4~図7に示すように、脱穀装置10の底部31において一番物回収部22の一番スクリュー24の下方に第1点検口61が形成されている。第1点検口61は、脱穀装置10の左側部分から機体内側に向けて備えられており、本実施形態では矩形状に形成されている。第1点検口61は第1蓋部71によって閉鎖されている。第1蓋部71は、第1点検口61の開口面に沿って機体の前後方向に移動させることで、第1点検口61を閉鎖する閉位置と第1点検口61を開放する開位置とに切替え可能である。第1蓋部71は、一番スクリュー24の軸芯X周りに移動可能に構成されている。
図4に示すように、脱穀装置10のうち機体外周側に位置する左側壁35L(機体側部の一例)において一番物回収部22の一番スクリュー24よりも上方位置に第2点検口62が形成されている。第2点検口62は第2蓋部72によって閉鎖されている。第2蓋部72は、第2点検口62の周囲部分にネジ部材63等によって固定されており、第2点検口62に対して着脱可能に構成されている。
図4~図7に示すように、一番物回収部22には、第1蓋部71を閉位置に固定するロック状態と、ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構80が設けられている。ロック機構80は、ロック操作具81を有し、係合部84が設けられたロック部82と、第1蓋部71に設けられて係合部84に係脱可能な被係合部73によって構成されている。ロック部82は、一番スクリュー24の軸芯X方向に沿う棒状部83を有し、棒状部83の左側壁35L側の端部にロック操作具81が取付けられている。棒状部83には軸芯X方向に所定間隔を空けて機体後方に突出する複数(本実施形態では2つ)の係合部84が設けられている。ロック操作具81は、左側壁35Lの外側(機体側部側)から棒状部83を押し引き操作可能である。図5及び図6に示すように、左側壁35Lの外面側には、棒状部83の軸芯X方向の位置をロックする固定部85が設けられている。固定部85は、ネジ部材86等によって棒状部83を押し操作された位置にロック可能に構成されている。なお、棒状部83の軸芯X方向の位置を固定する固定部85の構成は、適宜変更可能である。
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態について説明する。以下の別実施形態は、矛盾が生じない限り、上記実施形態に複数組み合わせて適用できる。
20 :揺動選別装置
22 :一番物回収部
23 :二番物回収部
24 :一番スクリュー(横送りスクリュー)
26 :二番スクリュー(横送りスクリュー)
30 :壁部
30F :壁部
30R :壁部
31 :底部
32 :ガイドレール
35L :左側壁
35R :右側壁
61 :第1点検口
61a :縁部
62 :第2点検口
71 :第1蓋部
71a :端部
71b :下端部
71c :端部
71d :下端部
72 :第2蓋部
73 :被係合部
75 :把持部
76 :係止部
80 :ロック機構
81 :ロック操作具
82 :ロック部
83 :棒状部
84 :係合部
C1 :脱穀処理部
C2 :選別処理部
X :軸芯
Claims (6)
- 扱胴によって扱き処理を行うとともに受網によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部と、前記脱穀処理部の下方に設けられ、前記受網から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部と、を有する脱穀装置が備えられ、
前記選別処理部に、被処理物を後方へ移送しながら揺動選別する揺動選別装置と、前記揺動選別装置の下方に設けられ、前記揺動選別装置によって選別された脱穀物を横送り搬送して前記脱穀装置外に送り出す横送りスクリューを有し、
前記脱穀装置の底部において前記横送りスクリューの下方に形成された第1点検口と、
前記第1点検口の開口面に沿って移動させることで、前記第1点検口を閉鎖する閉位置と前記第1点検口を開放する開位置とに切替え可能な第1蓋部と、
ロック操作具を有し、前記第1蓋部を前記閉位置に固定するロック状態と、前記ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構と、を備えている収穫機。 - 前記第1蓋部は、前記横送りスクリューの軸芯周りに移動可能に構成されている請求項1に記載の収穫機。
- 前記脱穀装置の前記底部が、前記第1蓋部において移動方向に直交する方向の両端側を支持しつつ前記第1蓋部の移動を案内するガイドレールを備える請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記第1蓋部は、前記開位置への移動方向とは反対側の端部に、前記第1点検口の縁部に係止する係止部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の収穫機。
- 前記脱穀装置のうち機体外周側に位置する機体側部において前記横送りスクリューよりも上方位置に形成された第2点検口と、前記第2点検口を閉鎖する着脱可能な第2蓋部と、を備え、
前記第1蓋部は、前記ロック機構が解除状態のときに、前記第2点検口から着脱可能に構成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記ロック操作具は、前記機体側部側から操作可能である請求項1から5のいずれか一項に記載の収穫機。
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