JP7001580B2 - 収穫機 - Google Patents

収穫機 Download PDF

Info

Publication number
JP7001580B2
JP7001580B2 JP2018245763A JP2018245763A JP7001580B2 JP 7001580 B2 JP7001580 B2 JP 7001580B2 JP 2018245763 A JP2018245763 A JP 2018245763A JP 2018245763 A JP2018245763 A JP 2018245763A JP 7001580 B2 JP7001580 B2 JP 7001580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection port
threshing
lid portion
lid
harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018245763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020103158A (ja
Inventor
雅志 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018245763A priority Critical patent/JP7001580B2/ja
Priority to KR1020190153235A priority patent/KR20200081233A/ko
Priority to CN201911365419.6A priority patent/CN111373937B/zh
Publication of JP2020103158A publication Critical patent/JP2020103158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7001580B2 publication Critical patent/JP7001580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、扱胴によって扱き処理を行うとともに受網によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部と、脱穀処理部の下方に設けられ、受網から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部と、を有する脱穀装置が備えられた収穫機に関する。
このような収穫機では、選別処理された被処理物を回収する回収部として1番物回収部や2番物回収部等が備えられている。これらの回収部には、通常、被処理物を搬送する横送りスクリューが備えられているため、メンテナンス作業が必要な場合がある。特許文献1には、脱穀装置において1番物回収部の下部に点検口が設けられ、当該点検口を開閉する蓋部を備える収穫機の構成が開示されている。
特開2018-82650号公報
上記の特許文献1に示される収穫機では、点検口に対して蓋部を閉位置に固定する固定具として複数のバックル部材が脱穀装置の底部に設けられている。蓋部は機体前後方向の一方側を支点として上下に揺動可能に構成されている。蓋部は、バックル部材を解除した後に、下方に揺動することで開位置になる。一方、開位置の蓋部を閉位置にするには、作業者は、蓋部を上方に揺動させて閉位置に保持しつつ、バックル部材による位置固定を行うことになる。このように、蓋部を閉位置に固定するためには、作業者は2つの動作を同時に行う必要があり、操作が煩雑になる。また、点検口及び蓋部が大きく蓋部の重量が重い場合には、蓋部を上方に揺動させて閉位置に保持する操作自体も容易ではない。このように、点検口は蓋部を用いて開閉する上で改善の余地があった。
そこで、本発明では、被処理物回収部の点検口を容易に開閉することができる収穫機を提供しようとするものである。
本発明の収穫機は、
扱胴によって扱き処理を行うとともに受網によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部と、前記脱穀処理部の下方に設けられ、前記受網から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部と、を有する脱穀装置が備えられ、前記選別処理部に、被処理物を後方へ移送しながら揺動選別する揺動選別装置と、前記揺動選別装置の下方に設けられ、前記揺動選別装置によって選別された脱穀物を横送り搬送して前記脱穀装置外に送り出す横送りスクリューを有し、前記脱穀装置の底部において前記横送りスクリューの下方に形成された第1点検口と、前記第1点検口の開口面に沿って移動させることで、前記第1点検口を閉鎖する閉位置と前記第1点検口を開放する開位置とに切替え可能な第1蓋部と、ロック操作具を有し、前記第1蓋部を前記閉位置に固定するロック状態と、前記ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構と、を備えていることを特徴とする。
本構成では、第1蓋部は第1点検口の開口面に沿って移動させることができるので、第1蓋部をスムーズに移動させることができる。また、第1蓋部は閉位置が底部の最下位置になることから、第1蓋部は閉位置において脱穀装置の底部に保持にされる状態になる。したがって、閉位置の第1蓋部を例えば片手で支持して位置保持することなく、第1蓋部の閉位置に固定する操作を単独で行うことで、第1蓋部を閉位置に固定するができる。これにより、作業者は、第1蓋部に対して2つの操作を同時に行うことなく、第1蓋部を閉位置に固定することができる。その結果、被処理物回収部の点検口を容易に開閉することができる。
本発明において、
前記第1蓋部は、前記横送りスクリューの軸芯周りに移動可能に構成されていると好適である。
第1蓋部を横送りスクリューの軸芯方向に移動させた場合には、第1蓋部は開位置において、脱穀装置の左右側方から外方に引き出す必要があり、脱穀装置の外部にそのためのスペースが必要になる。しかし、本構成によれば、第1蓋部は、機体の前後方向に沿って移動することになるため、脱穀装置の左右方向の幅内において開位置に移動させることができる。すなわち、第1蓋部は脱穀装置の外部に引き出されることがない。これにより、例えば収穫機の保管場所等のように、収穫機の周囲にスペースを確保できない場合であっても、第1蓋部によって第1点検口を開閉することができる。
本発明において、
前記脱穀装置の前記底部が、前記第1蓋部において移動方向に直交する方向の両端側を支持しつつ前記第1蓋部の移動を案内するガイドレールを備えると好適である。
本構成によれば、第1蓋部はガイドレールによってスムーズに移動することができる。
本発明において、前記第1蓋部は、前記開位置への移動方向とは反対側の端部に、前記第1点検口の縁部に係止する係止部を有すると好適である。
本構成によれば、第1蓋部を開位置から閉位置に移動させる際に、第1点検口の縁部に第1蓋部の係止部が係止することで、第1蓋部を閉位置に保持する保持力を高めることができる。
本発明において、前記脱穀装置のうち機体外周側に位置する機体側部において前記横送りスクリューよりも上方位置に形成された第2点検口と、前記第2点検口を閉鎖する着脱可能な第2蓋部と、を備え、前記第1蓋部は、前記ロック機構が解除状態のときに、前記第2点検口から着脱可能に構成されていると好適である。
横送りスクリューの下方に形成された第1点検口の開閉操作は、通常、脱穀装置の下方側から行う必要がある。ただし、脱穀装置の下方側は作業スペースが狭いため、第1点検口の開閉操作は容易ではない。一方、本構成によれば、横送りスクリューよりも上方位置に形成された第2点検口から第1蓋部の着脱が可能であるので、作業者は楽な姿勢で第2点検口から第1蓋部を着脱することができる。
本発明において、前記ロック操作具は、前記機体側部側から操作可能であると好適である。
本構成によれば、ロック機構をロック状態及び解除状態にするロック操作具の操作が、機体側部側から楽に行うことができる。
自脱型コンバインを示す左側面図である。 自脱型コンバインを示す平面図である。 脱穀装置の内部を模式的に示す側断面図である。 脱穀装置の後部の側断面図である。 一番物回収部の底部の平面図である。 一番物回収部の底面図である。 一番物回収部の底部の分解斜視図である。 一番物回収部の要部の側断面図である。 一番物回収部の要部の側断面図である。
以下、本発明に係る収穫機の一例としての自脱型コンバインの実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように定義している。本発明を適用した自脱型コンバインの作業走行時における前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。従って、機体左右方向が走行機体横幅方向に対応する。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2に示される自脱型コンバインは、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持する走行装置2と、を備えている。機体の前部における右側には、搭乗運転部3が設けられている。搭乗運転部3には、操縦操作具(図示せず)及び運転座席4と、操縦操作具及び運転座席4を覆うキャビン5と、が備えられている。運転座席4の下方には、エンジン(図示省略)が設けられている。
搭乗運転部3の前方には、圃場の作物を収穫する収穫部6が設けられている。搭乗運転部3の後方には、穀粒を貯留する穀粒貯留タンク7、及び穀粒貯留タンク7内の穀粒を排出する穀粒排出装置8が設けられている。機体の左側部には、刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーン9が設けられている。穀粒貯留タンク7の左隣には、フィードチェーン9によって搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置10が設けられている。脱穀装置10の後側には、排藁処理装置18が連設されている。排藁処理装置18は、フィードチェーン9から脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する。排藁処理装置18の搬送終端側部位の下方には、排藁処理装置18によって搬送された排藁をカッタ29で切断処理する排藁切断装置28が設けられている。
〔収穫部〕
収穫部6は、複数条刈り仕様(例えば、六条刈り仕様)に構成されている。収穫部6は、複数(例えば、七個)の分草具13と、複数(例えば、六個)の引起装置14と、切断装置15と、搬送装置16と、を備えている。分草具13は、圃場の作物を分草する。引起装置14は、分草された作物を引き起こす。切断装置15は、引き起こされた作物を切断する。搬送装置16は、刈り取られた茎稈の株元側を挟持して穂先側を横倒し方向に姿勢変更しながら脱穀装置10に向けて後方へ搬送する。
〔脱穀装置〕
図3に示すように、脱穀装置10には、扱胴11によって刈取穀稈の扱き処理を行うとともに受網12によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部C1と、脱穀処理部C1の下方に設けられ、受網12から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部C2と、が備えられている。
図3に示すように、扱室17における前端部及び後端部には、夫々、壁部30F、30Rが設けられている。前側の壁部30Fは、扱室17の前壁部を構成している。後側の壁部30Rは、扱室17の後壁部を構成している。
図2に示すように、脱穀装置10の右側部は、右側壁35Rによって構成されている。右側壁35Rは、機体後端まで延びている。脱穀装置10の左側部は、フィードチェーン9よりも下方の位置に設けられた左側壁35Lによって構成されている。
脱穀処理部C1は、上部に形成された扱室17内に扱胴11を備え、扱胴11の下方に受網12を備えている。
扱胴11は、機体前後方向に延びる回転軸芯Y周りで回転可能である。受網12は、扱胴11の下半側の半周程度に対向する状態で設けられている。扱室17の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン19が設けられている。
選別処理部C2は、脱穀処理部C1の下方に位置する。
選別処理部C2には、揺動させて被処理物を篩い選別しながら後方へ移送する揺動選別装置20と、揺動選別装置20に選別風を送風する唐箕21と、揺動選別装置20によって選別された一番物(単粒化穀粒等)を回収する一番物回収部22と、揺動選別装置20の下方かつ一番物回収部22の後方に設けられ、揺動選別装置20によって選別された二番物(枝梗付き穀粒等)を回収する二番物回収部23と、が備えられている。
一番物回収部22には、一番物の穀粒(脱穀物の一例)を右方へ搬送(横送り搬送)する一番スクリュー24(横送りスクリューの一例)が設けられている。一番スクリュー24は、扱室17の右側壁35Rから左側壁35Lに亘って懸架させた状態で装着されている。一番スクリュー24の右端部には、一番物の穀粒を穀粒貯留タンク7に揚穀搬送する揚穀装置25が連動連結されている。一番スクリュー24によって、一番物の穀粒を脱穀装置10外の穀粒貯留タンク7に送り出すことができる。
二番物回収部23には、二番物の穀粒(脱穀物の一例)を右方へ搬送(横送り搬送)する二番スクリュー26(横送りスクリューの一例)が設けられている。二番スクリュー26は、扱室17の右側壁35Rから左側壁35Lに亘って懸架させた状態で装着されている。二番スクリュー26の右端部には、二番物の穀粒を揺動選別装置20に還元する二番還元装置27が連結されている。二番スクリュー26によって、二番物の穀粒を脱穀装置10外の二番還元装置27に送り出すことができる。
〔揺動選別装置〕
揺動選別装置20は次のように構成されている。
図3に示すように、揺動選別装置20は、平面視で矩形状に形成された枠状のシーブケース50に、第一グレンパン51、複数の第一篩線52、チャフシーブ53、ストローラック54、及び、第二グレンパン55、グレンシーブ56、並びに、補助選別板57、第二篩い線58を備えている。シーブケース50が偏心カム式の駆動部59により揺動駆動される。
シーブケース50の上面側が揺動選別装置20の被処理物移送面20Aであり、この被処理物移送面20Aに、脱穀処理部C1からの被処理物、及び二番還元装置27からの二番物が供給される。
補助選別板57は、チャフシーブ53の後部上方箇所に位置し、チャフシーブ53の被処理物移送面20Aとの間に、上流側の被処理物が通過し得る程度の上下方向の間隔を空けて設けられている。補助選別板57は、図3に示すように、扱室17の後部近くで、受網12の後端部と後側の壁部30との間に対向する箇所において、脱穀処理部C1の後部近くから排出される排ワラ量の多い被処理物を受け止めて後方搬送する。その排ワラ量の多い被処理物は、第二篩い線58を経て、補助選別板57の下側を通過する被処理物とともにストローラック54へ受け渡される。
〔第1点検口〕
図4~図7に示すように、脱穀装置10の底部31において一番物回収部22の一番スクリュー24の下方に第1点検口61が形成されている。第1点検口61は、脱穀装置10の左側部分から機体内側に向けて備えられており、本実施形態では矩形状に形成されている。第1点検口61は第1蓋部71によって閉鎖されている。第1蓋部71は、第1点検口61の開口面に沿って機体の前後方向に移動させることで、第1点検口61を閉鎖する閉位置と第1点検口61を開放する開位置とに切替え可能である。第1蓋部71は、一番スクリュー24の軸芯X周りに移動可能に構成されている。
第1蓋部71は、矩形状に形成されており、ロック部82の係合部84が係脱可能な被係合部73と把持部75とが設けられている。第1蓋部71は、機体前方側の端部71aから下方に延設された下端部71bを有し、当該下端部71bの軸芯X方向において複数の被係合部73が設けられている。本実施形態では、被係合部73が筒状に形成されて係合孔74を有する。把持部75は機体前方側の端部71aにおいて軸芯X方向の中央部分に設けられている。本実施形態では、把持部75が逆U字状の棒状体で構成されている。
〔第2点検口〕
図4に示すように、脱穀装置10のうち機体外周側に位置する左側壁35L(機体側部の一例)において一番物回収部22の一番スクリュー24よりも上方位置に第2点検口62が形成されている。第2点検口62は第2蓋部72によって閉鎖されている。第2蓋部72は、第2点検口62の周囲部分にネジ部材63等によって固定されており、第2点検口62に対して着脱可能に構成されている。
〔ロック機構〕
図4~図7に示すように、一番物回収部22には、第1蓋部71を閉位置に固定するロック状態と、ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構80が設けられている。ロック機構80は、ロック操作具81を有し、係合部84が設けられたロック部82と、第1蓋部71に設けられて係合部84に係脱可能な被係合部73によって構成されている。ロック部82は、一番スクリュー24の軸芯X方向に沿う棒状部83を有し、棒状部83の左側壁35L側の端部にロック操作具81が取付けられている。棒状部83には軸芯X方向に所定間隔を空けて機体後方に突出する複数(本実施形態では2つ)の係合部84が設けられている。ロック操作具81は、左側壁35Lの外側(機体側部側)から棒状部83を押し引き操作可能である。図5及び図6に示すように、左側壁35Lの外面側には、棒状部83の軸芯X方向の位置をロックする固定部85が設けられている。固定部85は、ネジ部材86等によって棒状部83を押し操作された位置にロック可能に構成されている。なお、棒状部83の軸芯X方向の位置を固定する固定部85の構成は、適宜変更可能である。
ロック機構80は、ロック部82の棒状部83を軸芯X方向に沿って移動操作することで、係合部84が被係合部73(係合孔74)に係脱されるよう構成されている。ロック状態は、ロック操作具81の押し操作により係合部84が被係合部73に係合することで、第1蓋部71は閉位置に保持されて閉位置に固定される。一方、解除状態は、ロック操作具81の引き操作により係合部84が被係合部73から離脱することで、第1蓋部71は閉位置での固定状態が解除される。
図8及び図9に示すように、第1蓋部71は、ロック機構80が解除状態のときに、軸芯X周りに移動させることができ、第1点検口61に対して着脱することができる。具体的には、ロック機構80において、固定部85(図5及び図6参照)による棒状部83の位置固定を解除した後、ロック機構80を解除状態にし、且つ、第2点検口62(図4参照)を開放する。その後、第2点検口62から第1蓋部71の把持部75を把持しつつ第1蓋部71を軸芯X周り(軸芯Xを中心とした時計回り)に移動させる。第1蓋部71が開位置(図9の二点鎖線)に移動することで、第1点検口61が開放される。第1蓋部71は開位置において第1点検口61(底部31)に対して着脱可能に構成されている。こうして、第1点検口61が開放されることで、第1点検口61から一番物回収部22のメンテナンス作業を行うことができる。
脱穀装置10の底部31において、一番スクリュー24の下方は一番スクリュー24の外形に沿うように側面視において円弧状に形成され、第1点検口61の開口面、及び、第1蓋部71についても同じく側面視において円弧状に形成されている。そのため、本実施形態では、第1蓋部71は、一番スクリュー24の軸芯X周りに移動可能に構成されている。これにより、第1蓋部71を円弧状に形成された底部31に沿わせてスムーズに移動させることができる。
脱穀装置10の底部31は、第1蓋部71において移動方向に直交する方向(軸芯X方向)の両端側を支持しつつ第1蓋部71の移動を案内するガイドレール32を備える。これにより、第1蓋部71はガイドレール32に沿わせてスムーズに移動させることができる。
第1蓋部71は、開位置への移動方向とは反対側の端部である機体後部側の端部71cに、第1点検口61の縁部61aに係止する係止部76を有する。本実施形態では、縁部61aは折返された曲部であって、係止部76は端部71cと端部71cの下方に延設された下端部71dによって構成されている。第1蓋部71の係止部76が第1点検口61の縁部61aに係止することで、第1蓋部71を閉位置状態に保持する保持力を高めることができる。
〔別実施形態〕
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態について説明する。以下の別実施形態は、矛盾が生じない限り、上記実施形態に複数組み合わせて適用できる。
(1)上記の実施形態では、第1点検口61に対して、第1蓋部71が一番スクリュー24の軸芯X周りに移動する例を示したが、第1蓋部71は第1点検口61の開口面に沿って移動可能であればよく、脱穀装置10の前後方向や脱穀装置10の左右方向(軸芯X方向)に移動可能に構成されていてもよい。
(2)上記の実施形態では、脱穀装置10の底部31において、一番物回収部22の一番スクリュー24の下方に第1点検口61が形成され、第1点検口61に対応する第1蓋部71及び第1蓋部71を操作するロック操作具81を含むロック機構80について説明した。これに代えて、二番物回収部23において、上述の第1点検口61、第2点検口62、第1蓋部71、及び、ロック機構80の構成を採用してもよい。また、一番物回収部22及び二番物回収部23の両方において、第1点検口61、第2点検口62、第1蓋部71、及び、ロック機構80の構成を採用してもよい。
(3)上記の実施形態では、第1蓋部71は第2点検口62から操作することで着脱される例を示したが、第1蓋部71は脱穀装置10の底部31から操作することで着脱される構成でもよい。
本発明は、自脱型のコンバインのみならず、普通型のコンバインや、さとうきび収穫機、とうもろこし収穫機、飼料収穫機等の収穫機にも適用可能である。
10 :脱穀装置
20 :揺動選別装置
22 :一番物回収部
23 :二番物回収部
24 :一番スクリュー(横送りスクリュー)
26 :二番スクリュー(横送りスクリュー)
30 :壁部
30F :壁部
30R :壁部
31 :底部
32 :ガイドレール
35L :左側壁
35R :右側壁
61 :第1点検口
61a :縁部
62 :第2点検口
71 :第1蓋部
71a :端部
71b :下端部
71c :端部
71d :下端部
72 :第2蓋部
73 :被係合部
75 :把持部
76 :係止部
80 :ロック機構
81 :ロック操作具
82 :ロック部
83 :棒状部
84 :係合部
C1 :脱穀処理部
C2 :選別処理部
X :軸芯

Claims (6)

  1. 扱胴によって扱き処理を行うとともに受網によって被処理物を漏下選別する脱穀処理部と、前記脱穀処理部の下方に設けられ、前記受網から漏下した被処理物を選別処理する選別処理部と、を有する脱穀装置が備えられ、
    前記選別処理部に、被処理物を後方へ移送しながら揺動選別する揺動選別装置と、前記揺動選別装置の下方に設けられ、前記揺動選別装置によって選別された脱穀物を横送り搬送して前記脱穀装置外に送り出す横送りスクリューを有し、
    前記脱穀装置の底部において前記横送りスクリューの下方に形成された第1点検口と、
    前記第1点検口の開口面に沿って移動させることで、前記第1点検口を閉鎖する閉位置と前記第1点検口を開放する開位置とに切替え可能な第1蓋部と、
    ロック操作具を有し、前記第1蓋部を前記閉位置に固定するロック状態と、前記ロック状態を解除する解除状態とに切替え可能なロック機構と、を備えている収穫機。
  2. 前記第1蓋部は、前記横送りスクリューの軸芯周りに移動可能に構成されている請求項1に記載の収穫機。
  3. 前記脱穀装置の前記底部が、前記第1蓋部において移動方向に直交する方向の両端側を支持しつつ前記第1蓋部の移動を案内するガイドレールを備える請求項1又は2に記載の収穫機。
  4. 前記第1蓋部は、前記開位置への移動方向とは反対側の端部に、前記第1点検口の縁部に係止する係止部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の収穫機。
  5. 前記脱穀装置のうち機体外周側に位置する機体側部において前記横送りスクリューよりも上方位置に形成された第2点検口と、前記第2点検口を閉鎖する着脱可能な第2蓋部と、を備え、
    前記第1蓋部は、前記ロック機構が解除状態のときに、前記第2点検口から着脱可能に構成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の収穫機。
  6. 前記ロック操作具は、前記機体側部側から操作可能である請求項1から5のいずれか一項に記載の収穫機。
JP2018245763A 2018-12-27 2018-12-27 収穫機 Active JP7001580B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018245763A JP7001580B2 (ja) 2018-12-27 2018-12-27 収穫機
KR1020190153235A KR20200081233A (ko) 2018-12-27 2019-11-26 수확기
CN201911365419.6A CN111373937B (zh) 2018-12-27 2019-12-26 收获机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018245763A JP7001580B2 (ja) 2018-12-27 2018-12-27 収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020103158A JP2020103158A (ja) 2020-07-09
JP7001580B2 true JP7001580B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=71447693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018245763A Active JP7001580B2 (ja) 2018-12-27 2018-12-27 収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7001580B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177652A (ja) 1998-12-15 2000-06-27 Fuji Heavy Ind Ltd アンダーカバー点検孔構造
JP2011179284A (ja) 2010-03-03 2011-09-15 Tetsuro Matsuzaki 土壌採取器
JP6268534B2 (ja) 2014-07-03 2018-01-31 トヨタ自動車株式会社 非水電解質二次電池の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56145928U (ja) * 1980-03-31 1981-11-04
JPH0340117Y2 (ja) * 1985-10-19 1991-08-23
JP2556536Y2 (ja) * 1992-06-09 1997-12-03 積水化学工業株式会社 床下収納庫
JP4886650B2 (ja) * 2007-10-17 2012-02-29 株式会社クボタ 脱穀装置のグレンシーブ着脱構造
JP6129043B2 (ja) * 2013-09-27 2017-05-17 株式会社クボタ 普通型コンバイン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177652A (ja) 1998-12-15 2000-06-27 Fuji Heavy Ind Ltd アンダーカバー点検孔構造
JP2011179284A (ja) 2010-03-03 2011-09-15 Tetsuro Matsuzaki 土壌採取器
JP6268534B2 (ja) 2014-07-03 2018-01-31 トヨタ自動車株式会社 非水電解質二次電池の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020103158A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010252724A (ja) 普通型コンバイン
JP7001580B2 (ja) 収穫機
CN111373937B (zh) 收获机
JP6999539B2 (ja) 収穫機
WO2015020057A1 (ja) コンバイン、及び、収穫機
JP2020065501A (ja) コンバイン
JP2020065502A (ja) コンバイン
JP6833624B2 (ja) コンバイン
JP2020108412A (ja) コンバイン
JP6721541B2 (ja) コンバイン
JP6721540B2 (ja) コンバイン
JP2007074944A (ja) コンバイン
CN108990518B (zh) 联合收割机
JP2020065474A (ja) コンバイン
JP2020000076A (ja) コンバイン
JP2020039294A (ja) コンバイン
JP6073057B2 (ja) コンバインの穀粒排出構造
CN108990512B (zh) 联合收割机
JP7026733B2 (ja) コンバイン
JP7094197B2 (ja) コンバイン
JP6879893B2 (ja) コンバイン
JP6858651B2 (ja) コンバイン
JP6749285B2 (ja) コンバイン
JP2022098194A (ja) コンバインの脱穀選別装置
JP2021065241A (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7001580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150