JP6879893B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置が備えられたコンバインであって、
前記脱穀装置は、扱胴と、前記扱胴の下方に設けられると共に選別対象物を揺動選別する揺動選別装置と、を有し、
前記揺動選別装置は、機体横外方から着脱可能な精選別用のグレンシーブを有し、
前記脱穀装置の横側板に、前記グレンシーブが通過可能な開口が形成され、
前記横側板を機体横外方から覆う内カバーと、
前記内カバーを機体横外方から覆うと共に前記内カバーに対して着脱可能な外カバーと、が備えられ、
前記内カバーは、前記内カバーが機体前後方向に分割されて構成された複数のカバー体を有し、
前記複数のカバー体のうち側面視で前記開口と重複するカバー体は、前記複数のカバー体のうち側面視で前記開口と重複していないカバー体に対して機体横外方から着脱可能に固定されていることにある。
前記横側板のうち前記内カバーよりも下側の部分を機体横外方から覆う下カバーが備えられ、
前記下カバーの上端部は、着脱可能な前記カバー体の下端部に対して機体横外側から接していると好適である。
前記着脱可能なカバー体の下端部に、機体横外側に折れ曲がって前記下カバーの内部に入り込む折れ曲り部が形成されていると好適である。
前記着脱可能なカバー体のうち前記下カバーの上端部が接する部分よりも上側の部分に、前記下カバーの上端部が接する部分よりも機体横外方に張り出す張り出し部が形成されていると好適である。
前記脱穀装置は、前記揺動選別装置の下方に設けられると共に一番物の穀粒を回収する一番回収部と、前記揺動選別装置の下方かつ前記一番回収部の後方に設けられると共に二番物の穀粒を回収する二番回収部と、を有し、
前記一番回収部は、穀粒を機体横方向に搬送する一番スクリュを有し、
前記二番回収部は、穀粒を機体横方向に搬送する二番スクリュを有し、
前記横側板が位置する側の機体横外側部に、動力伝達用の伝動ベルトを有すると共に前記一番スクリュの回転軸と前記二番スクリュの回転軸とに亘って設けられるベルト伝動機構が設けられ、
前記伝動ベルトにテンションを付与するテンション機構が備えられ、
着脱可能な前記カバー体を取り外すと、側面視で前記テンション機構が露出するように構成されていると好適である。
図1には、自脱型コンバインを示している。本コンバインは、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持する走行装置2と、を備えている。機体の前部における右側には、運転キャビン3が設けられている。運転キャビン3は、運転者が搭乗する運転部4と、運転部4を覆うキャビン5と、を備えている。運転部4の下方には、エンジンE(図4参照)が設けられている。
図2に示すように、脱穀装置10の上部には、扱室25が形成されている。扱室25には、扱胴11が機体前後方向に延びる回転軸心Y1周りで回転可能に設けられている。扱胴11の下方には、受網27が設けられている。扱胴11の後方には、分離ドラム28が機体左右方向に延びる軸心X1周りで回転可能に設けられている。分離ドラム28は、拡散胴であり、選別対象物を解してこれに含まれる単粒化穀粒等の流下を促進する。分離ドラム28の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン29が設けられている。
図3及び図4示すように、機体左右方向に延びるカウンタ軸51が脱穀装置10の前下方に設けられている。カウンタ軸51の右端部とエンジンEの出力軸Eaとに亘って、エンジンEの出力軸Eaの動力をカウンタ軸51に伝達するベルト伝動機構52が設けられている。カウンタ軸51の左右中間部と中継軸53とに亘って、カウンタ軸51の動力を中継軸53に伝達するベベルギヤ伝動機構54が設けられている。中継軸53と扱胴11の扱胴軸11aと中継軸55とに亘って、中継軸53の動力を扱胴11の扱胴軸11a及び中継軸55に伝達するベルト伝動機構56が設けられている。中継軸55と中継軸57とに亘って、中継軸55の動力を中継軸57に伝達するベルト伝動機構58が設けられている。中継軸57と排藁搬送装置12の入力軸12aとに亘って、中継軸57の動力を排藁搬送装置12の入力軸12aに伝達するベベルギヤ伝動機構59が設けられている。
図5及び図6に示すように、脱穀装置10のうちフィードチェーン9が位置する側の横側板(左側の横側板)106には、グレンシーブ44を機体横外方(左方)から着脱するべく、グレンシーブ44が通過可能な開口106aが形成されている。左側の横側板106には、開口106aを閉塞する蓋107がボルト108によって着脱可能に取り付けられている。蓋107の下縁部には、左側の横側板106のうち開口106aの下縁部に対応する部分を両側から挟み込んで当該部分に係合する係合片107aが複数形成されている。
図5及び図6に示すように、伝動ベルト82にテンションを付与するテンション機構109が設けられている。テンション機構109は、伝動ベルト82に接触するテンションプーリ83と、テンションプーリ83を支持する揺動可能なテンションアーム110と、テンションアーム110をテンションプーリ83が伝動ベルト82に接触する側に揺動付勢するスプリング111と、スプリング111のうちテンションアーム110とは反対側の端部が取り付けられるロッド112と、操作レバー113と、を備えている。
図9及び図10に示すように、左側の横側板106を機体横外方(左方)から覆う内カバー117が設けられている。上側のカバー体19は、内カバー117を機体横外方(左方)から覆うと共に内カバー117に対して着脱可能である。下側のカバー体20は、左側の横側板106のうち内カバー117よりも下側の部分を機体横外方(左方)から覆うと共に左側の横側板106に対して着脱可能である。内カバー117は、機体前後方向において、脱穀装置10における前端部10Aと後端部10Bとに亘っている。内カバー117は、内カバー117が機体前後方向に分割(本実施形態では、三分割)されて構成された複数のカバー体を備えている。具体的には、内カバー117は、前記カバーとして、前カバー体118と、中カバー体119と、後カバー体120と、を備えている。
図12に示すように、前側の下カバー体23を取り取り外した後、中カバー体119を取り外す。そして、中カバー体119を取り外した状態で、蓋107を取り外した後、グレンシーブ44を開口106aを通過させる。このように、中カバー体119を取り外すことにより、グレンシーブ44を開口106aを通過させる際に、中カバー体119が邪魔になることがない。また、上述のように(図5参照)、側面視において、伝動ベルト82、94が開口106aと重複しておらず、しかも、支持部116が開口106aの前方に位置しているため、グレンシーブ44を開口106aを通過させる際に、伝動ベルト82、94やロッド112及びスプリング111を取り外さなくても、伝動ベルト82、94やロッド112及びスプリング111が邪魔になることがない。これにより、中カバー体119や伝動ベルト82、94、ロッド112及びスプリング111が邪魔になることなく、グレンシーブ44を容易に着脱することができる。
図9、図11及び図14に示すように、一番スクリュ47の回転軸47aに設けられた入力プーリ75及び出力プーリ79を下方から覆うプーリカバー122が設けられている。プーリカバー122は、前側の下カバー体23の下端部と機体フレーム1の左縁部との左右間に設けられている。プーリカバー122は、伝動ベルト76を下方から覆う状態で、主唐箕31の回転軸31aよりも前側の位置まで前方に延びている。プーリカバー122は、機体フレーム1の左縁部から機体横外方(左方)に延び出るステー123(前後二箇所)にボルト固定されている。
(1)上記実施形態では、支持部116は、開口106aの前方において、開口106aの上端よりも下側で、かつ、開口106aの下端よりも上側に位置しているが、開口106aの前方において、開口106aの上端よりも上側に位置していてもよい。あるいは、支持部116は、開口106aの前方において、開口106aの下端よりも下側に位置していてもよい。あるいは、支持部116は、開口106aの上方あるいは下方あるいは後方に位置していてもよい。
11 扱胴
19 上側のカバー体(外カバー)
20 下側のカバー体(下カバー)
30 揺動選別装置
34 一番回収部
35 二番回収部
44 グレンシーブ
47 一番スクリュ
47a 一番スクリュの回転軸
49 二番スクリュ
49a 二番スクリュの回転軸
64 ベルト伝動機構
82 伝動ベルト
106 横側板
106a 開口
109 テンション機構
117 内カバー
118 前カバー体(カバー体)
119 中カバー体(カバー体、着脱可能なカバー体)
119b 上縦壁部(張り出し部)
119e 折れ曲り部
120 後カバー体(カバー体)
Claims (5)
- 刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置が備えられたコンバインであって、
前記脱穀装置は、扱胴と、前記扱胴の下方に設けられると共に選別対象物を揺動選別する揺動選別装置と、を有し、
前記揺動選別装置は、機体横外方から着脱可能な精選別用のグレンシーブを有し、
前記脱穀装置の横側板に、前記グレンシーブが通過可能な開口が形成され、
前記横側板を機体横外方から覆う内カバーと、
前記内カバーを機体横外方から覆うと共に前記内カバーに対して着脱可能な外カバーと、が備えられ、
前記内カバーは、前記内カバーが機体前後方向に分割されて構成された複数のカバー体を有し、
前記複数のカバー体のうち側面視で前記開口と重複するカバー体は、前記複数のカバー体のうち側面視で前記開口と重複していないカバー体に対して機体横外方から着脱可能に固定されているコンバイン。 - 前記横側板のうち前記内カバーよりも下側の部分を機体横外方から覆う下カバーが備えられ、
前記下カバーの上端部は、着脱可能な前記カバー体の下端部に対して機体横外側から接している請求項1に記載のコンバイン。 - 前記着脱可能なカバー体の下端部に、機体横外側に折れ曲がって前記下カバーの内部に入り込む折れ曲り部が形成されている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記着脱可能なカバー体のうち前記下カバーの上端部が接する部分よりも上側の部分に、前記下カバーの上端部が接する部分よりも機体横外方に張り出す張り出し部が形成されている請求項2又は3に記載のコンバイン。
- 前記脱穀装置は、前記揺動選別装置の下方に設けられると共に一番物の穀粒を回収する一番回収部と、前記揺動選別装置の下方かつ前記一番回収部の後方に設けられると共に二番物の穀粒を回収する二番回収部と、を有し、
前記一番回収部は、穀粒を機体横方向に搬送する一番スクリュを有し、
前記二番回収部は、穀粒を機体横方向に搬送する二番スクリュを有し、
前記横側板が位置する側の機体横外側部に、動力伝達用の伝動ベルトを有すると共に前記一番スクリュの回転軸と前記二番スクリュの回転軸とに亘って設けられるベルト伝動機構が設けられ、
前記伝動ベルトにテンションを付与するテンション機構が備えられ、
着脱可能な前記カバー体を取り外すと、側面視で前記テンション機構が露出するように構成されている請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。
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