JP2007060938A - 農業機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンバイン100の本機を覆い、該本機側に対して開閉可能な左側面カバー30と点検・清掃作業時にはフィードチェーン9を作業しやすい位置に開放させる操作をするフィードチェーンオープンレバー41とを有する農業機械において、前記フィードチェーンオープンレバー41を周囲部品とは異なる配色としたコンバイン100を提供する。
【選択図】図1
Description
最近では、農業機械は、構造が複雑で高度な機能を持つ機械が多くなってきている。機械の種類が多様となり、高度化が進んでくると、構造や各部の関係は外見からでは捉えにくくなってくる。そこで、農業機械において、見えにくい各部の整備・点検を簡単に行なえるメンテナンス性の向上が望まれている。
図1は本発明の実施例に係るコンバインの全体的な構成を示した側面図、図2はコンバインの左側面のカバーを外した内部の側面図、図3はコンバインのグレンタンクを開放した状態を示す側面斜視図である。図4はコンバインのカッターを開放した状態を表す後方斜視図である。
本発明に係るコンバイン100において、クローラ式走行装置1上には機体フレーム2が載置され、この機体フレーム2の前端には刈取部3が昇降可能に配設されている。この刈取部3の前端からは穀稈を分草するための分草板4が突出しており、この分草板4の後部には引起しケース5(引起し装置)が立設されている。そして、引起しケース5からはタイン6が突出しておいり、このタイン6が引起しケース5の周りを回動することにより穀稈を引き起し、前記分草板4後部に配設される刈刃7により穀稈の株元を刈り取る構成となっている。
すなわち、フィードチェーン9の上方には、搬送される穀稈を挟扼する挟扼杆(図示略)が複数の弾性支持体(図示略)を介して下方に付勢された状態で設けられており、縦搬送装置8cからフィードチェーン9の搬送始端部に供給された穀稈は、フィードチェーン9において挟扼杆21(図符号なし)とともに株元側を挟扼されながら後方へ搬送され、脱穀部12において機体前後方向を回転軸方向として設けられる扱胴12aにより脱穀される。
また、フィードチェーン9の後端には排藁チェーン10が配設されており、この排藁チェーン10の後部下方にはカッター25(図4参照)、拡散コンベア(図示略)等からなる排藁処理部が形成されている。この排藁処理部により、排藁を切断して藁片にした後、拡散しながら圃場に均一放出、あるいは切断せずに放出するようにしている。
左側面カバー30は、コンバイン100の外側に被装され、フィードチェーン9やカッター25の点検・清掃時に取り外される。通常、左側面カバー30は外装が塗装されており、本実施例では赤で塗装されているものとする。
左側面カバー30の外郭側には、凹部32が設けられ、該凹部32内には左側面カバー30を取り付け状態に保持する、把持部31が設けられている。本実施例では、図1に示すように、凹部32及び把持部31は、左側面カバー30の前半部と後半部の上下略中央にそれぞれ設けられているが、左側面カバー30を外し易く、持ち易い位置であれば本実施例に限定される必要はない。
ここで、把持部31は黄色に着色され、機外から見て、赤色の左側面カバー30の中で一際目立つようにされている。すなわち、作業者は、左側面カバー30の赤色と把持部31の黄色との色のコントラストによって、瞬時に把持部31の位置を認識することができる。
つまり、色のコントラストと凹形状によって、把持部31を周囲と区別させることによって、カバー着脱時の作業効率を向上している。
また、本実施例では左側面カバー30を紹介したが、コンバイン100のメンテナンス時に取り外すカバー(例えば、図示しない右側面カバー)であれば本実施例を適用する。
また、グレンタンクオープンレバー44も同様にライトブルーに配色され、図示しない右側面カバーを開放することにより、右側面の内部機器の中で一際目立つようにされている。
すなわち、作業者は、通常黒に近い色である内部機器とオープンレバー41・42・43・44のライトブルーとの色のコントラストによって、オープンレバー41・42・43・44の位置を瞬時に認識することができる。
このようにして、例えば、フィードチェーン9やカッター25の点検・清掃の際、作業者が操作すべきオープンレバーを瞬時に認識できるようにしている。さらに、作業者が、メンテナンス時に不用意にオープンレバー以外のレバーを操作することを防止でき、メンテナンス時の安全性を確保している。
つまり、色のコントラストによって、オープンレバー41・42・43・44を周囲と区別させることによって、メンテナンス時の作業効率を向上している。
このようにしても、前述の実施例と同様の効果を奏し、オープンレバーを操作するときに、どこの部分を持って操作すれば良いのかが容易に認識できる。さらに、例えば、本実施例適用前のコンバインのオープンレバー把持部が、樹脂製又はラバー製で取り外し可能であれば、ライトブルーに配色された把持部のみを交換することにて、本実施例を簡単に適用できる。
このようにして、作業者は、メンテナンス作業終了時に、オープンレバー41・42・43にて開放した機器を通常位置に固定し忘れたとしても、左側面カバー30が取り付けられないことで、機器が固定されていないことが認識できる。
つまり、メンテナンスした機器が通常位置に固定されていない状況では、カバーが着装できないことで、メンテナンス作業時のミスを防止し、作業の安全性を向上させている。
本実施例は、オープンレバー41・42・43・44をライトブルーに配色したが、内部機器とのコントラストが取れる色であれば、本実施例に限定するものではない。また、本実施例ではオープンレバーとして、フィードチェーンオープンレバー41、カッターテンションレバー42、カッターロックレバー43及びグレンタンクオープンレバー44を挙げたが、操作レバーではなく、メンテナンス時に使用するオープンレバーであれば、本実施例を適用することが望ましい。
41 フィードチェーンオープンレバー
42 カッターテンションオープンレバー
43 カッターロックオープンレバー
44 グレンタンクオープンレバー
100 コンバイン
Claims (5)
- 本機に対して開閉又は着脱可能なカバーと、該カバーを固定するカバー固定具とを有する農業機械において、
前記カバー固定具を周囲部品とは異なる配色としたことを特徴とする農業機械。 - 本機に対して開閉又は着脱可能な仕組と、該仕組を固定する仕組固定具とを有する農業機械において
前記仕組固定具を周囲部品とは異なる配色としたことを特徴とする農業機械。 - 本機に対して開閉又は着脱可能なカバーと、該カバーによって少なくともその一部が覆われる本機に対して開閉又は着脱可能な仕組と、該仕組を固定する仕組固定具とを有する農業機械において、
該仕組を覆うカバーは、該仕組固定具が固定位置以外にあるときには、閉めたり取り付けたりすることができない構成とすることを特徴とする農業機械。 - 前記仕組固定具に把持部を設け、該把持部を仕組固定具とは異なる配色としたことを特徴とする請求項3記載の農業機械。
- 前記農業機械をコンバインとし、前記仕組をフィードチェーン又はカッターオープンとすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の農業機械。
Priority Applications (1)
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JP2005248481A JP2007060938A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 農業機械 |
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JP2005248481A JP2007060938A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 農業機械 |
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JP2007060938A true JP2007060938A (ja) | 2007-03-15 |
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ID=37923876
Family Applications (1)
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110222 |