JP6990588B2 - 切削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、切削装置に関する。
半導体ウェーハ等の被加工物を分割加工するダイシング装置等の精密切削装置においては、切削ブレードの上下方向(Z方向)位置を検出して切削ブレードの摩耗を検出する非接触セットアップセンサが備えられている。非接触セットアップセンサは、発光部及び受光部を備え、該発光部及び受光部の間に切削ブレードの周縁部を配置して、受光部での受光状態に基づいて切削ブレードの摩耗を検出するようになっている。
切削ブレードで被加工物を切削することによって発生した切削屑は切削液に取り込まれ、切削ブレードの高速回転に伴って周囲に飛散する。この切削屑を含んだ切削液が非接触セットアップセンサに付着して発光部や受光部が汚れると、発光量や受光量が低下するため、正確な切削ブレードの検出が不可能となる。
その対策として、非接触セットアップセンサの発光部や受光部に洗浄水とエアーを供給するノズルを備えた切削装置(例えば特許文献1参照)や、スピンドルに装着された洗浄ブラシで発光部や受光部の汚れを除去可能な切削装置(例えば特許文献2参照)が提案されている。
特開2001-298001号公報 特開2014-78544号公報
発光部や受光部に付着する汚れが大量であったり、汚れの付着が強固であったりすると、特許文献1のような洗浄水とエアーの供給だけでは十分な洗浄性が得られない場合がある。また、特許文献2の洗浄ブラシは、切削ブレードを回転駆動させるスピンドルに装着する構造になっている。そのため、洗浄作業は切削ブレードから洗浄ブラシに交換して行う必要があり、洗浄できるタイミングが限られるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、切削ブレードを検出するブレード検出手段を適宜のタイミングで確実に洗浄することが可能な切削装置を提供することを目的とする。
本発明は、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための円環状の切れ刃を有する切削ブレードを装着した切削手段と、チャックテーブルに保持された被加工物をX軸方向に切削送りする切削送り手段と、切削ブレードの切れ刃を挟んで互いに対面して配設された発光部と受光部とを有するブレード検出手段と、を備えた切削装置に関するものである。ブレード検出手段に対面して配設された発光部及び受光部の間に挿入して洗浄する摺接部材と、摺接部材を収容し且つ摺接部材を出し入れする開閉自在の開口を備える収容筐体と、摺接部材を収容筐体内に収容する収容位置と発光部及び受光部間に挿入して洗浄する洗浄位置とに選択的に位置付ける位置付け手段と、摺接部材とブレード検出手段とを相対的に摺動させる摺動手段と、を有する洗浄機構を設け、摺接部材を洗浄位置に位置付けて摺動手段により摺動させて摺接部材が発光部及び受光部を洗浄することを特徴とする。
以上の切削装置によれば、ブレード検出手段に対して相対的に摺動する摺接部材によって発光部及び受光部の洗浄を行うため、優れた洗浄効果を得ることができる。摺接部材は、切削手段とは別に設けた収容筐体に対して出し入れ可能に配置されているため、切削手段の構成を変更することなく、任意のタイミングで洗浄を行うことができる。
ブレード検出手段を切削送り手段に配設して、切削送り手段を摺動手段として用いることができる。この形態では、摺接部材を洗浄位置に位置付けて切削送り手段によりブレード検出手段をX軸方向に摺動させることで、摺接部材が発光部及び受光部を洗浄する。チャックテーブルを切削送りするための切削送り手段が洗浄時に摺動手段として機能するので、洗浄機構の構成を簡略にできる。
以上のように、本発明の切削装置によれば、切削ブレードを検出するブレード検出手段を適宜のタイミングで確実に洗浄することが可能となる。
本実施の形態の切削装置を示す斜視図である。 切削装置の一部を拡大した斜視図である。 切削装置が備えるブレード検出手段と洗浄機構の関係を示す斜視図である。 スポンジ部材でブレード検出手段を洗浄する状態を示す斜視図である。 切削時のチャックテーブル及びブレード検出手段の位置を示す上面図である。 洗浄時のチャックテーブル及びブレード検出手段の位置を示す上面図である。 切削時の洗浄機構の状態を一部透視して示す側面図である。 洗浄時の洗浄機構の状態を一部透視して示す側面図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る切削装置について説明する。図1は本実施の形態の切削装置全体を示す斜視図であり、図2から図8は切削装置の一部を示したものである。各図面では、切削装置における切削送り方向をX軸方向、切削送り方向に対して垂直なインデックス送り(割り出し送り)方向をY軸方向、切削送り方向及びインデックス送り方向に対して垂直な切り込み方向(上下方向)をZ軸方向として表している。
図1に示す切削装置10は、被加工物であるウェーハW(図2参照)に対して切削加工を行うものである。図2に示すように、ウェーハWの表面上には格子状の分割予定ラインが形成され、分割予定ラインで区画される各領域に半導体チップ等のデバイスが形成される。ウェーハWは、裏面に貼着したダイシングテープTを介して環状のリングフレームFに支持された状態で切削装置10まで搬送される。
切削装置10の基台11の上面には、X軸方向に向かって延在するように開口12が形成されている。開口12はチャックテーブル13と共にX軸方向に移動可能なX軸テーブル14及び蛇腹状の防水カバー15により覆われている。図2では防水カバー15の図示を省略している。
図2に示すように、開口12内には、チャックテーブル13をX軸方向に切削送りする切削送り手段16が設けられている。切削送り手段16は、基台11上に配置されてX軸方向に延びる一対のX軸ガイド17と、各X軸ガイド17に対してX軸方向に摺動可能に支持されるX軸テーブル14と、一対のX軸ガイド17の間に位置してX軸方向に延びるボールネジ18とを有する。ボールネジ18は端部に設けたモータ19によってX軸方向の軸を中心として回転可能である。X軸テーブル14は、ボールネジ18が螺合するナット(図示略)を有している。モータ19によってボールネジ18を回転させると、X軸テーブル14がX軸方向に移動する。
X軸テーブル14上には、θテーブル20を介してチャックテーブル13がZ軸方向の軸回りに回転可能に支持されている。チャックテーブル13は、ポーラスセラミック材により形成された保持面21を上面側に備えており、吸引源(図示略)によって保持面21に負圧を及ぼすことができる。この負圧によって、ダイシングテープTを挟んでウェーハWが保持面21に吸引保持される。チャックテーブル13の周囲には4つのクランプ22が設けられており、各クランプ22によってウェーハWの周囲のリングフレームFが挟持固定される。
図1に示すように、基台11の上面には、X軸方向へのチャックテーブル13及びX軸テーブル14の移動経路を跨ぐように立設した門型のコラム25が設けられている。コラム25には、切削手段30をY軸方向にインデックス送りするインデックス送り手段31と、切削手段30をZ軸方向に切込み送りする切り込み送り手段32とが設けられている。
インデックス送り手段31は、コラム25の前面に配置されてY軸方向に延びる一対のY軸ガイド33と、各Y軸ガイド33にスライド可能に支持されたY軸テーブル34と、一対のY軸ガイド33の間に位置してY軸方向に延びるボールネジ35とを有している。ボールネジ35は端部に設けたモータ(図1ではY軸テーブル34の背後に位置していて表れていない)によってY軸方向の軸を中心として回転可能である。Y軸テーブル34はボールネジ35が螺合するナット(図示略)を有しており、モータによりボールネジ35を回転駆動させると、Y軸テーブル34がY軸ガイド33に沿ってY軸方向に移動する。
切り込み送り手段32は、Y軸テーブル34上に配置されてZ軸方向に延びる一対のZ軸ガイド36と、各Z軸ガイド36にスライド可能に支持されたZ軸テーブル37と、一対のZ軸ガイド36の間に位置してZ軸方向に延びるボールネジ38とを有している。ボールネジ38は端部に設けたモータ39によってZ軸方向の軸を中心として回転可能である。Z軸テーブル37はボールネジ38が螺合するナット(図示略)を有しており、モータ39によりボールネジ38を回転駆動させると、Z軸テーブル37がZ軸ガイド36に沿ってZ軸方向に移動する。
図5及び図6に示すように、切削手段30は、Y軸方向に向く軸心40xを中心として回転するスピンドル40に切削ブレード41を装着して構成されている。切削ブレード41は、スピンドル40の軸心40xに対して垂直な平面に沿って配置されており、軸心40xを中心とする円環状の切れ刃を周縁部に有している。チャックテーブル13に保持されたウェーハWに対して、切削ブレード41が軸心40xを中心として回転しながら切れ刃を切り込ませることによって切削を行う。切削送り手段16によるチャックテーブル13(X軸テーブル14)のX軸方向の移動(切削送り)と、インデックス送り手段31による切削手段30(Y軸テーブル34)のY軸方向の移動(インデックス送り)と、切り込み送り手段32による切削手段30(Z軸テーブル37)のZ軸方向の移動(切り込み送り)とを適宜行うことにより、ウェーハWの表面上の分割予定ラインに沿う切削加工を実施することができる。
より詳しくは、切削ブレード41を切削対象の分割予定ラインに位置合わせし、回転する切削ブレード41の切れ刃をウェーハWに切り込ませながら、切削送り手段16によってチャックテーブル13をX軸方向に切削送りすることで切削が行われる。1ラインの切削が完了したら、切り込み送り手段32を動作させて切削手段30を上方に引き上げてから、インデックス送り手段31によって切削手段30をY軸方向に移動させ、切削ブレード41を次の分割予定ラインに位置合わせして同様に切削を行う。Y軸方向に並ぶ全ての分割予定ラインの切削が完了したら、チャックテーブル13を90度回転させて、未切削の分割予定ラインがY軸方向に並ぶようにして、未切削の分割予定ラインを同様に切削する。全ての分割予定ラインの切削が完了したら、切削送り手段16を動作させてチャックテーブル13をX軸方向で切削手段30よりも手前側(図5中の右側)に移動させ、加工後のウェーハWを切削装置10から搬出可能なように位置付ける。
切削装置10は各部を統括制御する制御手段45(図1参照)を備えている。制御手段45は、切削装置10を操作するオペレータから入力された各種指示に基づいて、チャックテーブル13や切削手段30等の動作を制御する。制御手段45は、切削装置10の各構成要素を動作させるプロセッサやメモリ等により構成されている。
切削装置10は、切削手段30における切削ブレード41の摩耗に応じた切り込み方向(Z軸方向)の基準位置を検出する非接触セットアップセンサとして、ブレード検出手段50を備える。図3及び図4に示すように、ブレード検出手段50は、X軸テーブル14上に支持される支持脚部51の先端付近に基部52を有し、Y軸方向に離間して対面する対向部53と対向部54が基部52上に突出している。対向部53内に発光部55が配置され、対向部54内に受光部56が配置されている。対向部53と対向部54の間には、切削ブレード41の周縁部が進入可能な溝部57が形成されている。対向部53には、溝部57に向く側の面(対向部54と対向する側の面)に、発光部55における投光窓が形成されている。対向部54には、溝部57に向く側の面(対向部53と対向する側の面)に、受光部56における受光窓が形成されている。図示を省略する光源で発した光が光ファイバ等を通して発光部55に導かれ、投光窓から受光部56に向けて投光される。発光部55からの光は受光部56の受光窓に入って受光素子で光電変換されて、受光量に応じた電圧が出力される。
ブレード検出手段50によって切削ブレード41の検出を行う際には、溝部57に対して切削ブレード41の切れ刃を上方から進入させる。切削ブレード41が発光部55から出る光を遮らない位置にあるときに、受光部56で受ける光量が最大となる。切削ブレード41が下降して該切削ブレード41によって遮られる光量が徐々に増加すると、受光部56で受ける光量が減少して出力電圧が低下する。この出力電圧を参照することによって、切削ブレード41の切れ刃の摩耗状態や切り込み方向の基準位置を検出することができる。例えば、切削ブレード41の周縁部がチャックテーブル13の保持面21に接触する位置でのブレード検出手段50の出力電圧を基準電圧として設定し、この基準電圧を制御手段45の記憶部に入力する。そして、セットアップ時に、対象となる切削ブレード41を下降させながらブレード検出手段50の出力電圧と基準電圧とを比較することで、切削ブレード41の基準位置を定めることができる。
ブレード検出手段50の基部52上にはさらに、洗浄水供給源(図示略)から送られる洗浄水を噴射する2つの洗浄水ノズル60、61と、圧縮空気供給源(図示略)から送られる空気を噴射する2つのエアーノズル62、63とが設けられている。洗浄水ノズル60とエアーノズル62はそれぞれ発光部55の投光窓に開口を向けており、洗浄水ノズル61とエアーノズル63はそれぞれ受光部56の受光窓に開口を向けている。洗浄水ノズル60から発光部55の投光窓に洗浄水を供給し、該投光窓に付着した水滴等をエアーノズル62から吹き付けられる空気によって吹き飛ばすことができる。同様に、洗浄水ノズル61から受光部56の受光窓に洗浄水を供給し、該受光窓に付着した水滴等をエアーノズル63から吹き付けられる空気によって吹き飛ばすことができる。
ブレード検出手段50は開閉可能な防護カバー65を備えている。防護カバー65は、基部52を上方から覆うことが可能な箱型形状を有しており、基部52の側部に配されたY軸方向に延びるヒンジピン66を軸として回動可能に支持されている。図1と図2は防護カバー65が閉じられた状態を示している。この状態では、基部52上の対向部53(発光部55)及び対向部54(受光部56)、溝部57、洗浄水ノズル60及び61、エアーノズル62及び63といった各要素が全て防護カバー65によって上方から覆われている。図3と図4は、ヒンジピン66を軸とする回動によって防護カバー65が開かれた状態を示している。この状態では基部52上の上記各要素が露出する。ウェーハWに対する切削加工の進行中のように、ブレード検出手段50を使用しないときには、防護カバー65が閉じられる。切削ブレード41の切り込み方向(Z軸方向)の基準位置をブレード検出手段50によって検出する際には、防護カバー65が開かれる。
切削手段30でウェーハWを切削する際には、切削手段30に設けられた切削液供給ノズルから切削ブレード41とその周囲へ向けて切削液が供給される。切削によって発生した切削屑(コンタミネーション)は切削液に取り込まれ、切削屑を含む切削液は、高速回転するスピンドル40や切削ブレード41によって周囲に飛散する。こうした切削屑及び切削液がブレード検出手段50に付着して発光部55や受光部56が汚れると、発光部55からの発光量や受光部56での受光量が低下し、切削ブレード41の位置検出精度に影響が及ぶおそれがある。
ウェーハWの切削時には、図1、図2及び図5に示すように防護カバー65が閉じられており、ブレード検出手段50の発光部55や受光部56に対する切削屑や切削液の付着を防護カバー65によってある程度防ぐことができる。しかし、図1や図5に示すように、切削装置10ではウェーハWに対する切削加工が行われるチャックテーブル13に近い位置にブレード検出手段50が配置されており、飛散した切削屑や切削液がブレード検出手段50にかかりやすい位置関係にある。また、切削加工時に切削ブレード41は図1の矢印R方向に回転し、この回転方向は、X軸方向においてチャックテーブル13側からブレード検出手段50側に向けて切削屑や切削液を飛ばすものである。そのため、防護カバー65のみでブレード検出手段50を完全に切削加工に伴う汚れから防護することが難しい。
このような条件下のブレード検出手段50を確実に洗浄するべく、切削装置10は、洗浄水ノズル60、61及びエアーノズル62、63とは別に、摺接部材によって発光部55と受光部56を直接的に洗浄可能な洗浄機構を備えている。本実施の形態の洗浄機構は、洗浄ユニット70と切削送り手段16とによって構成される。
図1及び図2に示すように、開口12のX軸方向の一端部に面する位置に、基台11から上方に突出する側壁26が設けられている。ブレード検出手段50の支持脚部51は、X軸テーブル14から側壁26側に向けてX軸方向に延設されている。側壁26のうち開口12側を向く側面に洗浄ユニット70が設けられている(図2参照)。図5のように上面視すると、洗浄ユニット70は、ブレード検出手段50のX軸方向の延長上に位置している。
洗浄ユニット70は、側壁26に対して固定される箱型のスポンジ収容筐体71と、スポンジ収容筐体71内に収容可能な洗浄用の摺接部材であるスポンジ部材72とを有している。図7及び図8に示すように、スポンジ収容筐体71は下端部にスポンジ部材72を出し入れ可能な開口71aを有し、この開口71aを開閉する開閉蓋73が設けられている。開閉蓋73は、Y軸方向に延びるヒンジピン74を軸に回動して開口71aに対する開閉動作を行い、図示を省略する付勢手段(トーションバネ等)によって開口71aを閉じる位置(図7)に向けて付勢されている。
スポンジ収容筐体71内にはスポンジ位置付け手段75が設けられている。スポンジ位置付け手段75は、スポンジ収容筐体71内に固定されるシリンダチューブに対してZ軸方向に進退可能なピストンロッド76を備えており、駆動源の駆動力によって下方へのピストンロッド76の突出量を変化させることができる。スポンジ位置付け手段75の駆動源は、圧縮空気やアクチュエータ等、任意のものを用いることができる。
ピストンロッド76の下端にスポンジ部材72が装着されている。スポンジ部材72は柔軟性のある材質からなり、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に各辺が延びる概ね直方体の形状を有している。スポンジ部材72は、圧縮変形されながら対向部53と対向部54の間に挿入することが可能な(すなわち、溝部57の幅よりも僅かに大きい)Y軸方向の幅を有している。またスポンジ部材72は、X軸方向には対向部53及び対向部54よりも長い形状を有している(図3、図4、図8参照)。
スポンジ位置付け手段75は、ピストンロッド76をZ軸方向に進退させることによって、スポンジ部材72を収容位置(図7)と洗浄位置(図4、図8)とに選択的に位置付ける。収容位置ではスポンジ部材72の全体がスポンジ収容筐体71内に収容されて、開閉蓋73が付勢力によって閉じられる。切削手段30による切削加工中は、スポンジ部材72は収容位置に保持されており、飛散する切削屑や切削液が付着しないように保護される。
洗浄位置では、スポンジ部材72が開閉蓋73を付勢力に抗して開かせながらスポンジ収容筐体71の下方に突出する。洗浄位置におけるスポンジ部材72は、Z軸方向でブレード検出手段50の対向部53及び対向部54と同じ高さ位置にあり、Y軸方向で対向部53と対向部54の間の溝部57に対応する位置にある。つまり、洗浄位置にあるスポンジ部材72は溝部57のX軸方向の延長上に位置しており、ブレード検出手段50とスポンジ部材72をX軸方向で相対的に接近させると、溝部57内にスポンジ部材72を挿入することができる。
図7及び図8に示すように、スポンジ収容筐体71内には、収容位置にあるスポンジ部材72に対して水を常時又は間欠的に供給することが可能な水供給部77を備えている。水供給部77は基台11内に設けた水供給源(図示略)に接続しており、水供給部77から水を供給することで、スポンジ部材72は乾燥せずに洗浄に適した湿潤状態を保つことができる。また、洗浄によってスポンジ部材72に付着した汚れ等を、水供給部77からの水の噴射によって洗い流すことも可能である。スポンジ収容筐体71の内部には、開閉蓋73が閉じた状態でも外部への水の排出が可能な排水路(図示略)が形成されており、スポンジ部材72を洗浄した水はスポンジ収容筐体71内に滞留しない。
上記のように、切削手段30によるウェーハWの切削加工の際には、切削送り手段16によりチャックテーブル13(X軸テーブル14)をX軸方向に移動(切削送り)させる。図5は、切削手段30のスピンドル40の軸心40xが、チャックテーブル13の保持面21の中心を通る状態を示しており、この状態が切削送りの動作範囲の中央位置となる。
図5に一点鎖線で示すブレード検出手段50の第1の位置50Aと第2の位置50Bは、上記の中央位置から保持面21の半径に相当する移動量で前後にX軸テーブル14を移動させた場合のブレード検出手段50のX軸方向の位置変化を仮想的に表したものである。なお、見やすくするために、図5での第1の位置50Aと第2の位置50Bは、実際のブレード検出手段50からY軸方向に位置をずらした状態で描いている。チャックテーブル13上に保持されるウェーハWの直径は保持面21の直径を上回ることはないので、ウェーハW上の最長の分割予定ラインを切削するためには、少なくとも保持面21の直径分のチャックテーブル13の切削送り量があれば足りる。つまり、切削装置10による切削加工時には、チャックテーブル13と共にX軸方向に移動するブレード検出手段50の動作範囲は、図5に示す第1の位置50Aから第2の位置50Bまでを超えることはない。図5に示される通り、ブレード検出手段50は、最も側壁26側に移動されている第1の位置50Aにおいても、洗浄ユニット70に対してX軸方向に離間する位置関係にある。そのため、切削手段30による切削加工時には、チャックテーブル13を切削送りしてもブレード検出手段50と洗浄ユニット70が互いに干渉することはない。
洗浄ユニット70を用いてブレード検出手段50の洗浄を行うときには、切削送り手段16によって、X軸テーブル14を切削加工時の動作範囲(ブレード検出手段50の第1の位置50A)よりも側壁26側に移動させる。このとき、ブレード検出手段50は、図3のように防護カバー65を開いて溝部57を露出した状態にしておく。防護カバー65の開放動作は、手動で行ってもよいし、機械的に実行させてもよい。
防護カバー65を機械的に開放動作させる場合、一例として次のような機構を用いることができる。トーションバネ等の付勢手段によって、防護カバー65を図1及び図2に示す閉鎖位置に付勢しておく。また、防護カバー65から突出する被押圧部を設ける。基台11や側壁26等の固定物に、ブレード検出手段50がX軸方向に移動して側壁26に近づいたときに防護カバー65の被押圧部が当接する押圧部を設ける。被押圧部と押圧部の当接箇所には、X軸方向の移動力から防護カバー65を開放方向に押圧する分力を生じさせるカム面やリード面等が形成されている。そして、ブレード検出手段50がX軸方向で側壁26に接近すると、被押圧部が押圧部に押圧されることによって、付勢手段の付勢力に抗して防護カバー65が開かれる。逆に、ブレード検出手段50がX軸方向で側壁26から離れる方向に移動すると、押圧部による押圧が解除されて、付勢手段の付勢力によって防護カバー65は自動的に閉じられる。
ブレード検出手段50の洗浄を行うとき、洗浄ユニット70側では、図8に示すように、スポンジ位置付け手段75がスポンジ部材72を収容位置から洗浄位置に移動させる。この移動の際にスポンジ部材72が開閉蓋73を付勢力に抗して開かせる。
そして、切削送り手段16によってX軸方向に移動されるブレード検出手段50が図6及び図8のように洗浄ユニット70と重なる位置(スポンジ収容筐体71の下方)まで達すると、図4に示すようにスポンジ部材72が溝部57に挿入される。スポンジ部材72はY軸方向に僅かに圧縮変形されながら溝部57に入り、スポンジ部材72の両側面が対向部53と対向部54の互いの対向面に対して所定の接触圧をもって摺接する状態になる。この状態で、図4、図6及び図8に太矢印Sで示すように、切削送り手段16によってX軸テーブル14をX軸方向に往復移動させることで、スポンジ部材72とブレード検出手段50が相対的に摺動される。その結果、対向部53と対向部54の互いの対向面に摺接するスポンジ部材72が、溝部57内に付着している切削屑等の汚れを除去してブレード検出手段50が洗浄される。特に、溝部57に面している発光部55の投光窓や受光部56の受光窓がスポンジ部材72との摺接によって綺麗に拭われる。すなわち、洗浄時のスポンジ部材72とブレード検出手段50の相対的な摺動を行わせる切削送り手段16が、洗浄ユニット70と共に洗浄機構として機能している。
スポンジ部材72はスポンジ収容筐体71内の水供給部77で予め水を含ませた状態に保たれているため、洗浄位置に突出させた段階で直ちに有効な洗浄を行うことが可能である。なお、図4に示すように、スポンジ部材72が溝部57に挿入される状態では、洗浄水ノズル60、61がスポンジ部材72の近傍に位置しているため、洗浄水ノズル60、61からの洗浄水の供給も併用して洗浄を行うことができる。また、スポンジ部材72による洗浄後には、エアーノズル62、63からの空気の噴射によって、洗浄済みの発光部55や受光部56に付着した水滴を除去することができる。
スポンジ部材72には研磨剤を含有させてもよい。スポンジ部材72に含有させた研磨剤によって、ブレード検出手段50の溝部57周りに付着した汚れの除去効果が向上し、より効率的な洗浄を実現することができる。
洗浄ユニット70による洗浄が完了したら、X軸テーブル14を側壁26から離れる方向に移動させる。洗浄時に開かれていた防護カバー65は、手動又は機械的な連動によって閉じられる。但し、洗浄後に直ちに(切削を行わずに)ブレード検出手段50による切削ブレード41の検出を行う場合は、防護カバー65を開けたままにしておいてもよい。
また洗浄後には、スポンジ位置付け手段75がスポンジ部材72を洗浄位置(図4、図8)から収容位置(図7)に移動させる。洗浄によってスポンジ部材72に付着した汚れは、収容位置で水供給部77から送られる水によって洗い流される。このようなスポンジ部材72の洗浄を可能にするべく、水供給部77は、スポンジ部材72の全体に対して勢い良く水を噴射するように構成することが好ましい。
以上の洗浄ユニット70を用いたブレード検出手段50の洗浄過程は、切削装置10の制御手段45に予め洗浄モードとしてプログラミングしておき、切削装置10を操作するオペレータが洗浄モードを選択することで一連の動作を自動的に実行させることができる。あるいは、洗浄の各動作をオペレータの手動入力で逐次的に行うようにすることも可能である。
以上のように、本実施の形態の切削装置10は、切削手段30の近傍に洗浄ユニット70を備えており、ブレード検出手段50を洗浄ユニット70に接近させた状態でスポンジ部材72とブレード検出手段50を相対的に摺動させて洗浄を行う。この洗浄は、切削手段30から切削ブレード41を取り外すことなく適宜のタイミングで実行可能であり、手間をかけずに容易に行うことができる。また、ブレード検出手段50に対するスポンジ部材72の摺動によって洗浄を行うため、洗浄水の噴射のみを行う場合に比べて高い洗浄効果を得ることができる。
また、チャックテーブル13に切削送りを行わせる切削送り手段16が、スポンジ部材72とブレード検出手段50を相対的に摺動させる摺動手段としても機能するため、摺動手段専用の駆動部が存在せず、洗浄機構の構成を簡略にすることができる。また、摺動の際にブレード検出手段50側を動作させているが、ブレード検出手段50自体には独自の動作部分を設けずに構成できるので(防護カバー65の開閉機構は除く)、ブレード検出手段50の検出精度に悪影響が及ぶおそれがない。
上記の実施の形態と異なる変形例を採用することも可能である。例えば、上記実施の形態では、切削送り手段16を用いてスポンジ部材72とブレード検出手段50を相対的に摺動させている。これと異なり、スポンジ位置付け手段75を摺動手段として用いて、スポンジ部材72のY軸方向の移動によってブレード検出手段50に対する摺動を行わせてもよい。すなわち、ブレード検出手段50側ではなくスポンジ部材72側を移動させて洗浄時の摺動を行わせることも可能である。あるいは、切削送り手段16とスポンジ位置付け手段75を摺動手段として併用して、ブレード検出手段50側とスポンジ部材72側の両方を動作させてもよい。
また、スポンジ収容筐体71に対してスポンジ部材72をZ軸方向に向く軸中心で回転させる回転駆動部を備えて、この回転駆動部を摺動手段としてもよい。この場合、スポンジ部材72の形状を変更してZ軸方向に向く軸を中心とした円筒形状にすると、スポンジ部材72の回転時にブレード検出手段50に対する接触圧の変動を抑えることができる。
洗浄ユニット70に設ける洗浄用の摺接部材は、発光部55の投光窓や受光部56の受光窓に対して確実に摺接して洗浄を行うことができ、且つ投光窓や受光窓を傷つけないことが求められる。上記実施の形態のスポンジ部材72は、柔軟性を有し且つ水分を保持させることができるので、これらの要求を満たす好適な材質である。但し、摺接部材の材質はスポンジ以外を選択することも可能であり、その形状や構造等も任意に選択可能である。例えば、スポンジ部材72に代えてブラシを洗浄用の摺接部材として採用することも可能である。また、Y軸方向の中央部分をゴムや樹脂等で形成し、その両側の発光部55や受光部56に接触する部分をスポンジや布等で形成した多層構造の摺接部材を用いることも可能である。
上記実施の形態でブレード検出手段50に設けられている洗浄水ノズル60、61やエアーノズル62、63を省略した構成を選択することも可能である。
本発明の切削装置を適用して切削される被加工物の材質や被加工物上に形成されるデバイスの種類等は限定されない。例えば、被加工物として、半導体デバイスウェーハ以外に、光デバイスウェーハ、パッケージ基板、半導体基板、無機材料基板、酸化物ウェーハ、生セラミックス基板、圧電基板等の各種ワークが用いられてもよい。半導体デバイスウェーハとしては、デバイス形成後のシリコンウェーハや化合物半導体ウェーハが用いられてもよい。光デバイスウェーハとしては、デバイス形成後のサファイアウェーハやシリコンカーバイドウェーハが用いられてもよい。また、パッケージ基板としてはCSP(Chip Size Package)基板、半導体基板としてはシリコンやガリウム砒素等、無機材料基板としてはサファイア、セラミックス、ガラス等が用いられてもよい。さらに、酸化物ウェーハとしては、デバイス形成後又はデバイス形成前のリチウムタンタレート、リチウムナイオベートが用いられてもよい。
また、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明の切削装置によれば、切削ブレードを検出するブレード検出手段を適宜のタイミングで確実に洗浄することができ、切削装置の稼働効率や利便性を著しく向上させることができる。
10 :切削装置
11 :基台
12 :開口
13 :チャックテーブル
14 :X軸テーブル
16 :切削送り手段(洗浄機構、摺動手段)
21 :保持面
22 :クランプ
26 :側壁
30 :切削手段
31 :インデックス送り手段
32 :切り込み送り手段
34 :Y軸テーブル
37 :Z軸テーブル
40 :スピンドル
41 :切削ブレード
50 :ブレード検出手段
51 :支持脚部
52 :基部
53 :対向部
54 :対向部
55 :発光部
56 :受光部
57 :溝部
60 :洗浄水ノズル
61 :洗浄水ノズル
62 :エアーノズル
63 :エアーノズル
65 :防護カバー
70 :洗浄ユニット(洗浄機構)
71 :スポンジ収容筐体(収容筐体)
71a :開口
72 :スポンジ部材(摺接部材)
73 :開閉蓋
75 :スポンジ位置付け手段(位置付け手段)
76 :ピストンロッド
77 :水供給部
W :ウェーハ(被加工物)

Claims (2)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための円環状の切れ刃を有する切削ブレードを装着した切削手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物をX軸方向に切削送りする切削送り手段と、該切削ブレードの該切れ刃を挟んで互いに対面して配設された発光部と受光部とを有するブレード検出手段と、
    を備えた切削装置であって、
    対面して配設された該発光部及び該受光部の間に挿入して洗浄する摺接部材と、該摺接部材を収容し且つ該摺接部材を出し入れする開閉自在の開口を備える収容筐体と、該摺接部材を該収容筐体内に収容する収容位置と該発光部及び該受光部間に挿入して洗浄する洗浄位置とに選択的に位置付ける位置付け手段と、該摺接部材と該ブレード検出手段とを相対的に摺動させる摺動手段と、を有する洗浄機構を備え、
    該摺接部材を該洗浄位置に位置付け該摺動手段により摺動させて該摺接部材が該発光部及び該受光部を洗浄すること、を特徴とする切削装置。
  2. 該ブレード検出手段は該切削送り手段に配設されており、
    該摺動手段は、該切削送り手段であり、
    該摺接部材を該洗浄位置に位置付け該切削送り手段により該ブレード検出手段をX軸方向に摺動させて該摺接部材が該発光部及び該受光部を洗浄すること、
    を特徴とする請求項1記載の切削装置。
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