JP2017222003A - スピンドルユニット - Google Patents

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【課題】ケーシングからのスピンドル軸の露出面を洗浄可能な構成にして、スピンドル軸の齧りを防止すること。【解決手段】スピンドルユニットが、研削ホイール(46)が装着されるマウント(45)を先端側に連結したスピンドル軸(44)と、スピンドル軸の先端側を突出させた状態でエアを介してスピンドル軸を支持するケーシング(43)と、ケーシングとマウントの間から露出したスピンドル軸の外側面を、当該外側面との間に隙間を空けて囲繞する2つ割り構造のスピンドルカバー(60)とを備える構成にした。【選択図】図5

Description

本発明は、先端に加工具が装着されたスピンドルユニットに関する。
研削装置のスピンドルユニットとして、スピンドル軸を高圧エアで支持するエアスピンドルで構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のスピンドルユニットは、ケーシング内でスピンドル軸が直立姿勢で支持されており、ケーシングから突出したスピンドル軸の先端のマウントに研削ホイールが装着されている。スピンドルユニットによる研削加工では、加工負荷がスピンドル軸方向に作用するため、スピンドル軸に形成されたフランジ部とケーシングの支持面との間の高圧エアによってスラストベアリングが形成されている。
特開2013−158872号公報
このような研削装置のスピンドルユニットでは、ユニットを小型化にし、且つスラストベアリングを広い面積で形成することが求められている。このため、通常のスピンドルユニットでは、スラストベアリングの排気を側方に噴出させる構造になるため、ケーシングとスピンドル軸の隙間が外部に露出される。この隙間を保護するためにカバーが必要になるが、スピンドル軸の露出部分の周囲にカバーが設けられていても、スピンドル軸とカバーの隙間から研削水に含まれる加工屑が進入して、スピンドル軸を齧らせる原因になっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ケーシングからのスピンドル軸の露出面を洗浄可能な構成にして、スピンドル軸の齧りを防止することができるスピンドルユニットを提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様のスピンドルユニットは、先端に加工具を装着するマウントを連結するスピンドル軸と、該スピンドル軸を囲繞して該スピンドル軸に向かってエアを噴射させ支持するエアベアリングを形成するケーシングと、を備えるスピンドルユニットであって、該ケーシングの下端と該マウントの上面との間となる該スピンドル軸の外側面に隙間を備えて該スピンドル軸を囲繞する2つ割りのカバーを備える。
この構成によれば、ケーシングから露出したスピンドル軸の外側面にカバーが備えられているため、加工時に発生した加工屑等がカバーの内側に入り込み難くなっている。また、カバーが2つ割りで形成されているため、スピンドルユニットに対してカバーを容易に着脱することができる。よって、微細な加工屑がカバーの内側に入り込んでも、カバーを取り外してスピンドル軸の外側面を洗浄し、スピンドル軸の齧りを防止することができる。
本発明によれば、ケーシングから露出したスピンドル軸の外側面を2つ割りのカバーで覆うことで、スピンドル軸の外側面を洗浄可能な構成にして、スピンドル軸の齧りを防止することができる。
本実施の形態の研削装置の斜視図である。 比較例のスピンドルユニットの側面図である。 本実施の形態のスピンドルカバーの斜視図である。 本実施の形態のスピンドルカバーの取り付け状態を示す側面図である。 本実施の形態のスピンドルカバーの取り外し動作の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態の研削装置について説明する。図1は、本実施の形態の研削装置の斜視図である。なお、本実施の形態の研削装置は、図1に示すように研削加工専用の装置構成に限定されず、例えば、研削加工、研磨加工、洗浄加工等の一連の加工が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置に組み込まれてもよい。
図1に示すように、研削装置1は、多数の研削砥石47を環状に並べた研削ホイール46を用いて、チャックテーブル20に保持された板状ワークWを研削するように構成されている。板状ワークWは保護テープTが貼着された状態で研削装置1に搬入され、保護テープTを介してチャックテーブル20に保持される。なお、板状ワークWは、研削対象となる板状部材であればよく、シリコン、ガリウム砒素等の半導体ウェーハでもよいし、セラミック、ガラス、サファイア等の光デバイスウェーハでもよいし、デバイスパターン形成前のアズスライスウェーハでもよい。
研削装置1の基台10の上面には、X軸方向に延在する矩形状の開口が形成され、この開口はチャックテーブル20と共に移動可能な移動板11及び蛇腹状の防水カバー12に覆われている。防水カバー12の下方には、チャックテーブル20をX軸方向に移動させるボールねじ式の進退手段(不図示)が設けられている。チャックテーブル20は回転手段(不図示)に連結されており、回転手段の駆動によって回転可能に構成されている。また、チャックテーブル20の上面には、多孔質のポーラス材によって板状ワークWを吸引保持する保持面21が形成されている。
基台10上のコラム15には、研削手段40をチャックテーブル20に対して接近及び離反させる方向(Z軸方向)に研削送りする研削送り手段30が設けられている。研削送り手段30は、コラム15に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール31と、一対のガイドレール31にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル32とを有している。Z軸テーブル32の背面側には図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ33が螺合されている。ボールネジ33の一端部に連結された駆動モータ34によりボールネジ33が回転駆動されることで、研削手段40がガイドレール31に沿ってZ軸方向に移動される。
研削手段40は、ハウジング41を介してZ軸テーブル32の前面に取り付けられており、スピンドルユニット42で研削ホイール46(加工具)を高速回転させるように構成されている。スピンドルユニット42は、いわゆるエアスピンドルであり、ケーシング43の内側でエアを介してスピンドル軸44を浮動支持している。スピンドル軸44の先端にはマウント45が連結されており、マウント45には多数の研削砥石47が環状に配設された研削ホイール46が装着されている。研削砥石47は、ダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めて形成されている。
また、研削手段40の高さ位置はリニアスケール51によって測定されている。リニアスケール51は、Z軸テーブル32に設けた読取部52でガイドレール31の表面に設けたスケール部53の目盛りを読み取ることで、研削手段40の高さ位置を測定している。また基台10の上面には、板状ワークWの厚みを測定する厚み測定手段55が設けられている。厚み測定手段55は、チャックテーブル20の保持面21及び板状ワークWの上面に一対の接触子56、57を接触させ、チャックテーブル20の保持面高さと板状ワークWの上面高さの差分から板状ワークWの厚みを測定している。
また、研削装置1には、装置各部を統括制御する制御手段50が設けられている。制御手段50は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。この研削装置1では、研削水を供給しながら研削ホイール46の研削砥石47で板状ワークWの上面を削り取ることで薄化している。このとき、制御手段50は、リニアスケール51で測定した研削手段40の高さ位置と厚み測定手段55で測定した板状ワークWの厚みとに基づいて、研削手段40の研削送り量を高精度に制御している。
ところで、図2Aに示すように、比較例の研削装置ではスピンドルユニット91としてエアスピンドルが使用されており、ケーシング92内で噴射したエアがケーシング92とスピンドル軸93の隙間から外部に排出される。このため、ケーシング92とスピンドル軸93の隙間から研削水等が入り込まないように、ケーシング92の下部にはスピンドル軸93の外側面を覆うカバー94が一体的に形成されている。しかしながら、スピンドル軸93とカバー94には僅かな隙間が存在するため、研削水がカバー94に接触すると毛細管現象等によってカバー94の内側に研削水が入り込んでしまう。
この場合、図2Bに示すように、スピンドル軸93とカバー94の隙間からのエア排気量を増やすことで、隙間内に研削水が入り込むことを防止することも考えられる。しかしながら、エア排気量の増加によってカバー94の下縁周辺に乱流が生じて、カバー94の下縁にゴミ96が堆積するという問題があった。エア排気量を抑えると、カバー94内への研削水の進入を抑えることができないため、研削水に含まれる加工屑がスピンドル軸93の外側面に付着してしまう。また、ケーシング92にカバー94が一体形成されているためスピンドル軸93の外側面を洗浄することができず、スピンドル軸93が齧ってしまう恐れがあった。
そこで、図1に示すように、本実施の形態の研削装置1では、ケーシング43の下端とマウント45の上面との間で外部に露出するスピンドル軸44の外側面を、2つ割り構造のスピンドルカバー60によって覆うようにしている。スピンドルカバー60(カバー)によってスピンドル軸44の外側面への研削水の付着を抑えることができ、さらにスピンドルカバー60内に研削水が進入した場合でもスピンドルユニット42からスピンドルカバー60を容易に取り外してスピンドル軸44を洗浄することができる。このように、研削水に含まれる加工屑のスピンドル軸44への付着を抑えて、スピンドル軸44の齧りを防止することが可能になっている。
以下、本実施の形態のカバーについて詳細に説明する。図3は、本実施の形態のスピンドルカバーの斜視図である。図4は、本実施の形態のスピンドルカバーの取り付け状態を示す側面図である。なお、図3Aはスピンドルカバーが組み立てられた状態、図3Bはスピンドルカバーが分割された状態をそれぞれ示している。
図3A及び図3Bに示すように、スピンドルカバー60は、一対の分割カバー61からなる2つ割り構造であり、一対の分割カバー61によってスピンドル軸44(図4参照)を囲繞可能な円筒状に形成されている。一対の分割カバー61は透明材料によって半円筒状に形成されており、周方向の一端には係合凸部62が設けられ、周方向の他端には係合凹部63が設けられている。一方の分割カバー61の係合凸部62が他方の分割カバー61の係合凹部63に係合し、他方の分割カバー61の係合凸部62が一方の分割カバー61の係合凹部63に係合することで円筒状に組み立てられる。
一対の分割カバー61の上部内面はフランジ部材66に取り付けられる取付面になっており、一対の分割カバー61の下部内面には帯状のスポンジ材64が取り付けられている。フランジ部材66は、スピンドルカバー60が取り付けられる筒状部67と、筒状部67の上部でスピンドルユニット42のケーシング43(図4参照)に固定されるリング状の固定部68とで構成されている。スピンドルユニット42のケーシング43にはフランジ部材66の固定部68がネジ止めされ、フランジ部材66の筒状部67に対してホースクランプ70を介してスピンドルカバー60が取り付けられる。
具体的には、図4に示すように、フランジ部材66の筒状部67の外面に一対の分割カバー61が押し付けられた状態で、一対の分割カバー61の外側からホースクランプ70によって締め付けられる。これにより、一対の分割カバー61が、スピンドル軸44の外側面を覆うようにフランジ部材66の筒状部67に取り付けられる。このとき、フランジ部材66の筒状部67には雄ネジ69が固定されており、この雄ネジ69の頭部が一対の分割カバー61に形成された抜け止め穴65に入り込むことで、フランジ部材66の筒状部67から一対の分割カバー61の落下が防止されている。
スピンドルユニット42にスピンドルカバー60が取り付けられると、ケーシング43の下端とマウント45の上面との間となるスピンドル軸44の外側面がスピンドルカバー60によって隙間を空けて囲繞される。また、上記したように、スピンドルカバー60の内周面には、カバー下縁に沿って帯状のスポンジ材64が設けられており、スポンジ材64によってスピンドルカバー60とスピンドル軸44(図4参照)の隙間が狭められている。スポンジ材64によってエアスピンドルのエアの排気が阻害されることなく、研削加工時の加工屑のスピンドルカバー60内への進入が抑制される。
このスピンドルユニット42では、ケーシング43から突出したスピンドル軸44よりもマウント45の外径が大きく形成されているため、スピンドルカバー60を下方に抜くことはできない。しかしながら、スピンドルカバー60が左右に分割可能に形成されているため、スピンドルカバー60を一対の分割カバー61に分割することで、スピンドルユニット42からスピンドルカバー60を容易に取り外すことができる。このように、スピンドルカバー60がスピンドルユニット42に対して容易に着脱可能な構造であるため、スピンドルカバー60を取り外してスピンドル軸44の外側面を洗浄することが可能になっている。
また、分割カバー61が透明材料で形成されているため、スポンジ材64を介してスピンドルカバー60内に入り込んだ研削水を外部から視認して、スピンドル軸44の汚れ具合を確認することができる。よって、スピンドルカバー60の内側のスピンドル軸44の汚れ具合に応じた適切なタイミングでスピンドル軸44を洗浄することができる。スピンドルカバー60に入り込んだ加工屑はスピンドル軸44の外側面を伝ってケーシング43内に向うが、ケーシング43の奥方に入り込む前に加工屑の進入を確認して洗浄することができるため、ケーシング43内でのスピンドル軸44の齧りを効果的に防止することができる。
続いて、図5を参照して、スピンドルカバーの取り外し動作について説明する。図5は、本実施の形態のスピンドルカバーの取り外し動作の説明図である。なお、図5Aはスピンドルユニットの駆動状態、図5Bはスピンドルカバーが取り外された状態をそれぞれ示している。
図5Aに示すように、スピンドルユニット42は、直立姿勢のスピンドル軸44をケーシング43で囲繞して、スピンドル軸44に対してケーシング43からエアを噴出させてエアベアリングを形成している。スピンドルユニット42の上部にはモータ71が設けられており、モータ71によってスピンドル軸44が高速回転される。モータ71は、スピンドル軸44の上端部分に設けられたロータ72と、冷却ジャケット74を介してケーシング43の内周面に設けられたステータ73とで構成されている。冷却ジャケット74内には多数の冷却水路75が形成されており、冷却水路75を流れる冷却水によってモータ71の発熱が抑えられている。
スピンドル軸44の下端部分及び中間部分には大径の円板部76、77が形成され、ケーシング43の下端部分には円板部76、77の間に入り込むように環状部78が形成されている。この場合、スピンドル軸44の円板部76、77とケーシング43の環状部78の間には、エアの通り路になる僅かな隙間が設けられている。環状部78の外面には多数の噴射口79が形成されており、各噴射口79は環状部78内の流路を通じてエア供給源80に接続されている。環状部78の多数の噴射口79からスピンドル軸44の外面に噴射されることで、スピンドル軸44がケーシング43に対してエアを介して浮動支持される。
このとき、ケーシング43の環状部78によってエアを介して広い面積でスピンドル軸44の円板部76、77が浮動支持されているため、スピンドル軸44に対してスラスト方向に作用する加工負荷が分散されている。また、スピンドル軸44とケーシング43内のエアは、モータ71を空冷しながらスピンドルユニット42の上方から排気されると共に、ケーシング43の下端に設けられたスピンドルカバー60の内側を通ってスピンドルユニット42の下方から排気される。なお、エア排気量は、スピンドルカバー60の下端周辺に乱流が生じない程度に抑えられている。
スピンドルカバー60は、一対の分割カバー61をフランジ部材66の外面に押し当てて、ホースクランプ70で一対の分割カバー61を締め付けることで円筒状に組み立てられている。スピンドルカバー60の内周面にはスポンジ材64が設けられ、スポンジ材64によってスピンドル軸44とスピンドルカバー60の隙間が狭められている。スピンドルユニット42では、研削水を供給しながら研削加工するため、研削屑を含む研削水が周囲に飛散する。スピンドルカバー60によってスピンドル軸44に対する研削水の付着が抑えられているが、一部の研削水は毛細管現象等によってスポンジ材64を介してスピンドルカバー60内に進入する。
図5Bに示すように、スピンドルユニット42の駆動が停止されると、オペレータによって透明なスピンドルカバー60の外側からスピンドル軸44の汚れ具合が視認される。スピンドルカバー60に研削水が入り込んで、スピンドル軸44の外側面に研削屑が付着していることが確認されると、スピンドルユニット42からスピンドルカバー60が取り外される。この場合、スピンドルカバー60の周囲のホースクランプ70が緩められて、ホースクランプ70から抜け出た一対の分割カバー61が左右に分割される。このため、スピンドルユニット42からスピンドルカバー60を取り外す際にマウント45に引っ掛ることがない。
以上のように、本実施の形態のスピンドルユニット42は、ケーシング43から露出したスピンドル軸44の外側面にスピンドルカバー60が備えられているため、加工時に発生した加工屑等がスピンドルカバー60の内側に入り込み難くなっている。また、スピンドルカバー60が一対の分割カバー61によって左右に2つ割り構造に形成されているため、スピンドルユニット42に対してスピンドルカバー60を容易に着脱することができる。よって、微細な加工屑がカバーの内側に入り込んでも、スピンドルカバー60を取り外してスピンドル軸44の外側面を洗浄して、スピンドル軸44の齧りを防止することができる。
なお、本実施の形態では、長尺のホースクランプ70でスピンドルカバー60をフランジ部材66に締め付けて、フランジ部材66にスピンドルカバー60を取り付ける構成にしたが、この構成に限定されない。スピンドルカバー60は、2つ割り構造でスピンドルユニット42に対して着脱可能であればよく、例えばバンド材によってスピンドルカバー60がフランジ部材66に取り付けられてもよい。
また、本実施の形態では、研削装置1のスピンドルユニット42について説明したが、この構成に限定されない。スピンドルユニットはスピンドルカバーが装着可能な構成であればよく、例えば研磨装置のスピンドルユニットでもよい。この場合、スピンドルユニットには加工具として研削ホイールの代わりに研磨パッドが装着される。
また、本実施の形態では、一対の分割カバー61の周方向の両端を係合させることで円筒状に組み立てられる構成にしたが、この構成に限定されない。一対の分割カバー61が筒状に組み立てられる構成であればよく、一対の分割カバー61の両端に係合凸部62、係合凹部63が設けられていなくてもよい。
また、本実施の形態では、スピンドルカバー60にスポンジ材64が設けられる構成にしたが、この構成に限定されない。スピンドルカバー60にはスポンジ材64が設けられていなくもよい。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
また、本実施の形態では、本発明をスピンドルカバーに適用した構成について説明したが、スピンドルハウジングに着脱可能なカバーに適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、ケーシングからのスピンドル軸の露出面を洗浄可能な構成にして、スピンドル軸の齧りを防止することができるという効果を有し、特に、研削装置のスピンドルユニットに有用である。
1 研削装置
42 スピンドルユニット
43 ケーシング
44 スピンドル軸
45 マウント
46 研削ホイール(加工具)
60 スピンドルカバー

Claims (1)

  1. 先端に加工具を装着するマウントを連結するスピンドル軸と、該スピンドル軸を囲繞して該スピンドル軸に向かってエアを噴射させ支持するエアベアリングを形成するケーシングと、を備えるスピンドルユニットであって、
    該ケーシングの下端と該マウントの上面との間となる該スピンドル軸の外側面に隙間を備えて該スピンドル軸を囲繞する2つ割りのカバーを備えるスピンドルユニット。
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