JP6982264B2 - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は発光素子の製造方法に関する。
従来から、サファイア基板とその上面に形成された半導体層とを有するウェハを準備した後に、サファイア基板の内部にレーザ光を照射することにより改質領域を形成し、ウェハの上面視において、改質領域を通る割断予定線に沿ってウェハを割断することにより、一枚のウェハから複数の発光素子を得ることが提案されている。
特開2013−042119号
特許文献1の発光素子の製造方法では、ウェハの上面視において予定される割断予定線は格子状となる。そのため、割断予定線に沿って改質領域から亀裂が伸展したとしても、その亀裂がウェハの割断により後に発光素子となる領域(以下「発光素子領域」という)の内側にまで達する可能性は低い。
一方、発光素子の上面視形状が六角形である場合、割断予定線の延長線上に発光素子領域が位置することになるため、改質領域から伸展する亀裂が発光素子領域の内側に達する可能性が高くなる。発光素子領域にまで達した亀裂は、ウェハを割断し、発光素子に個片化する工程において、発光素子の欠けなどが発生する要因となるため、歩留りの低下を引き起こす。
本開示は、改質領域から伸展する亀裂が改質領域の延長線上に存在する発光素子領域の内側にまで達することを抑制し、歩留りを向上させることができる発光素子の製造方法を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態は以下の発明を含む。
サファイアからなる基板及び前記基板の上面に設けられた半導体構造を有するウェハを準備する工程と、
レーザ光を走査して、前記基板にレーザ光を照射し、上面視形状が六角形の発光素子に割断するための複数の改質領域を前記基板の内部に形成する工程と、
前記ウェハを前記改質領域に沿って割断して、複数の前記発光素子を得る工程とを含み、
複数の前記改質領域を形成する工程は、
前記六角形の辺のうち互いに平行な第1辺と第2辺に平行な第1方向に沿って複数の第1改質領域を形成する第1走査と、
前記六角形の辺のうち互いに平行な第3辺と第4辺に平行な第2方向に沿って複数の第2改質領域を形成する第2走査と、
前記六角形の辺のうち互いに平行な第5辺と第6辺に平行な第3方向に沿って複数の第3改質領域を形成する第3走査と、を含み
前記第1走査は、前記第1辺の一端から前記第1辺の他端に向かって、前記第1辺の一端側から前記第1辺の一端と前記第1辺の他端の間の第1位置まで前記レーザ光を走査する第1照射と、前記第1照射の後、前記第1辺の前記他端から前記第1位置に向かって、前記第1辺の前記他端側から前記第1辺の前記他端と前記第1辺の前記一端の間の第2位置まで前記レーザ光を走査する第2照射とを含む発光素子の製造方法。
本開示によれば、改質領域から伸展する亀裂が改質領域の延長線上に存在する発光素子領域の内側にまで達することを抑制し、歩留りを向上させることができる発光素子の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態の発光素子の製造方法に用いたウェハの平面図である。 図1Aのウェハの一部の概略断面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略断面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 図1Aのウェハにレーザ光を照射する工程を説明するための概略平面図である。 本発明の一実施形態の発光素子の製造方法によって製造された発光素子の概略斜視図である。 図3Aの発光素子のA−A’線概略断面図である。 本発明の一実施形態の発光素子の製造方法によって製造された発光素子の概略斜視図である。
以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するための例示であって、本発明を以下に限定するものではない。また、各図面が示す部材の大きさ及び位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。さらに、同一の名称、符号については、原則として同一又は同質の部材を示しており、重複した説明は適宜省略する。
この実施形態の発光素子の製造方法は、
サファイアからなる基板及び基板の上面に設けられた半導体構造を有するウェハを準備する工程と、
レーザ光を走査して、基板にレーザ光を照射し、上面視形状が六角形の発光素子に割断するための複数の改質領域を前記基板の内部に形成する工程と、
ウェハを改質領域に沿って割断して、複数の前記発光素子を得る工程とを含む。
さらに、複数の改質領域を形成する工程において、六角形の辺のうち互いに平行な第1辺と第2辺に平行な第1方向に沿って複数の第1改質領域を形成する第1走査において、第1辺の一端から第1辺の他端に向かって、第1辺の一端側から第1辺の一端と第1辺の他端の間の第1位置までレーザ光を走査する第1照射と、第1辺の他端から第1位置に向かって、第1辺の他端側から第1辺の他端と第1辺の前記一端の間の第2位置までレーザ光を走査する第2照射とを含む。
このような製造方法によって、改質領域から伸展する亀裂が、図1Dに示す発光素子領域6にまで伸展することを抑制できる。その結果、上面視形状が六角形である発光素子を歩留りよく製造することができる。
なお、発光素子の六角形形状は正六角形を含む。また、発光素子の六角形形状は、対抗する3組の辺のうち1組の辺の長さが、他の2組の辺の長さと異なる六角形でもよい。
(ウェハの準備)
図1A及び1Bに示すように、サファイアからなる基板2と、基板2の上面に設けられた半導体構造3とを有するウェハ10を準備する。ウェハ10は、上面視が略円形状で、円弧の一部を平坦としたオリエンテーションフラット面OLを側面に有する。ウェハ10の主面は、C面、A面及びR面のいずれでもよく、1度〜5度のオフ角を有していてもよい。ウェハ10のサイズは、例えば、直径が50mm〜150mmのものが挙げられる。基板2の厚みは、例えば、50μm〜500μmとすることができる。
半導体構造3は、基板2の上面側から順に、n側半導体層と、活性層と、p側半導体層とが積層されてなる。n側半導体層、活性層及びp側半導体層には、例えば、InXAlYGa1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y<1)などの窒化物半導体を用いることができる。n側半導体層にはn電極が電気的に接続され、p側半導体層にはp電極が電気的に接続されている。半導体構造3の厚みは、任意に設定することができる。
このようなウェハでは、複数の上面視形状が六角形の発光素子となる領域が、平面充填されるように配置されている。例えば、発光素子となる領域の上面視形状を1辺の長さが等しい正六角形とし、それらをハニカム状に配置されている。六角形の各辺は、上面視において、サファイア基板のa面に沿ったものであることが好ましい。六方晶系の結晶構造を有するサファイア基板のa面に沿って、改質領域を形成することにより、サファイア基板のm面に沿って改質領域を形成する場合に比較して、改質領域からの亀裂が伸展しにくい。その結果、発光素子領域6に向かって伸展する亀裂の伸展を効果的に抑制することができる。
(複数の改質領域の形成)
図1Cに示すように、準備したウェハ10に対してレーザ光LBを走査し、基板2内にレーザ光LBを照射する。これによって、上面視形状が六角形の発光素子に割断するための複数の改質領域41、42、43を、基板2の内部に形成することができる。
レーザ光の基板への照射は、ウェハ10の半導体構造3側から行ってもよいが、図1Cに示すように、ウェハ10の基板2側から行うことが好ましい。これにより、レーザ光が直接半導体構造3に照射され、損傷を受けることを抑制しつつ、基板2の内部に改質領域41、42、43を形成することができる。なお、図1Cにおいては、基板2の内部における改質領域の形成を例示するために、改質領域41、42、43それぞれを区別せずに示している。
レーザ光LBの走査は、それぞれ、レーザ光をパルス駆動でウェハ10に照射することが好ましい。この場合、レーザ光の出力は、例えば、0.5W〜5Wとすることができる。レーザ光の周波数は、例えば、50kHz〜200kHzとすることができる。レーザ光のパルス幅は、例えば、300fsec〜1000psecとすることができる。レーザ光の波長は、500nm〜1100nmとすることができる。具体的には、レーザ光は、中心波長を532nmとするピコ秒レーザを用いることが挙げられる。レーザ光の照射走査速度は20mm/sec〜2000mm/secとすることができる。レーザ光のスポット径は、例えば、1μm〜10μmが挙げられる。レーザ光の焦点距離は、レーザ光を照射する側のサファイア基板の表面から、サファイア基板の厚み方向に、サファイア基板の厚みの2%〜50%の位置が挙げられ、3%〜20%の位置が好ましい。具体的には、基板の厚みが50μm〜500μmの場合、レーザ光の焦点距離は、レーザ光を照射する側のサファイア基板の表面から15μm〜250μmの深さが挙げられ、30μm〜150μmの深さが好ましい。
レーザ光LBの走査は、当該分野で公知のレーザ光の照射装置を利用することによって行うことができる。この場合、レーザ光の照射装置は、ウェハを載置したステージを移動させるもの、レーザ光源を移動させるもの、ステージとレーザ光源との双方を移動させるもののいずれを用いてもよい。
レーザ光の走査は、図1Dに示すように、上面視形状が六角形の発光素子領域6を有する発光素子を形成するために、第1走査、第2走査及び第3走査の3種類の走査が行われる。なお、発光素子領域6とは、発光素子の6辺の内側の領域を意味する。第1走査、第2走査及び第3走査は、サファイア基板のm軸またはa軸に沿って行うのが好ましい。具体的には、図1Eに示すように、第1走査は、六角形の辺のうち互いに平行な第1辺11と第2辺12に平行な第1方向に沿って走査し、基板2内部に複数の第1改質領域41を形成する。第2走査は、六角形の辺のうち互いに平行な第3辺13と第4辺14に平行な第2方向に沿って走査し、基板2内部に複数の第2改質領域42を形成する。第3走査は、六角形の辺のうち互いに平行な第5辺15と第6辺16に平行な第3方向に沿って走査し、基板2内部に複数の第3改質領域43を形成する。従って、改質領域41、42、43は、上面視においてそれぞれがウェハ10を割断する際の割断予定線と重なる。図1Eにおいて、第1方向は1st、第2方向は2nd、第3方向は3rdでそれぞれ示される方向である。また、図1Eにおいて、第1方向に沿う複数の辺は一様に第1辺11や第2辺12と示され、第2方向に沿う複数の辺は一様に第3辺13や第4辺14と示され、第3方向に沿う複数の辺は一様に第5辺15や第6辺16と示される。複数の発光素子の辺に亘って直線状に走査が行われる場合、発光素子の辺上を走査する際には改質領域が形成されるように、発光素子領域6上を走査する際には改質領域が形成されないように走査される。従って、1の走査だけを見ると、改質領域は破線状に形成されている。ウェハ10を割断予定線に沿って割断することにより、ウェハの欠けなどを発生させることなく、所望の位置でウェハを割断することができ、上面視形状が六角形の複数の発光素子に歩留まりよく個片化できる。なお、図1Dにおいては、互いに平行な第1辺11と第2辺12、互いに平行な第3辺13と第4辺14及び互いに平行な第5辺15と第6辺16をそれぞれ特定して示している。
(第1走査R1)
第1走査R1は、図2A及び2Bに示すように、第1照射r1と、第2照射r2とを含む。第1照射r1は、第1辺11の一端Aから第1辺11の他端Cに向かって、第1辺11の一端A側から第1辺11の一端Aと第1辺11の他端Cとの間の第1位置Bまでレーザ光を走査する。第1照射の後、第2照射は、第1辺11の他端Cから第1位置Bに向かって、第1辺11の他端C側から第1辺11の他端Cと第1辺11の一端Aの間の第2位置Dまでレーザ光を走査する。
これら第1照射r1の始点及び第2照射r2の始点は、六角形の頂点から離れた位置であってもよく、六角形の頂点としてもよい。
また、第1位置B及び第2位置Dは、六角形の頂点から離れた場所に位置する。第1位置B及び第2位置Dが頂点から離れた位置であることによって、第1位置B及び第2位置D付近の改質領域から伸展する亀裂が発光素子領域6の内側に達することを効果的に防止することができる。
第1走査R1における第1照射r1と第2照射r2は、それぞれ、異なる出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよいし、一部又は全部において同じ出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよい。なかでも、第1走査における第1照射と第2照射とは、一部又は全部において同じ出力、周波数、パルス幅、波長及び基板表面からの焦点距離を選択することが好ましい。
第1走査R1における第1照射r1と第2照射r2は、例えば、発光素子の六角形の一辺の長さの80%以下で行うことが挙げられ、70%以下が好ましい。第1照射r1と第2照射r2を辺の長さの80%以下で行うことにより、第1位置B及び第2位置D付近の改質領域から伸展する亀裂が発光素子領域6の内側に達することを防止しつつ、発光素子の製造に要する時間を短縮することが可能となる。
また、図2A及び図2Bに示すように、第1走査における第1照射r1の照射領域と第2照射r2の照射領域とは、一部重ねることが好ましい。第1走査における第1照射r1の照射領域と第2照射r2の照射領域とを一部重ねる場合、第1位置Bと第2位置Dとの距離Qが、辺の長さの5%〜50%の範囲とすることが挙げられる。第1照射r1の照射領域と第2照射r2の照射領域とを一部重ねることにより、サファイア基板内に局所的に改質領域が重なった領域を形成することができる。そのような、局所的に改質領域が重なった領域は、亀裂の伸展性が高く割れやすい領域となっている。従って、第1照射r1の照射領域と第2照射r2の照射領域とを一部重ねることによりサファイア基板内に局所的に改質領域が重なった領域を形成することで、後述するウェハの割断工程において、ウェハを容易に割断することが可能となる。なお、第1位置Bと第2位置Dとが完全に重なっていてもよい。
また、第1照射r1の照射領域と第2照射r2の照射領域とが重ならない場合においても、第1照射r1による改質領域から伸びる亀裂と、第2照射r2による改質領域から伸びる亀裂とが辺に沿って繋がる又は近接することで、後述するウェハの割断を歩留まり良く行うことが可能である。
なお、第1走査における第1照射と第2照射のように、向かい合わせる複数の照射は、1つの発光素子の六角形に対して、少なくとも第1辺11において行う限り、第2辺12、第3辺13、第4辺14、第5辺15及び第6辺16の1以上に対して行ってもよい。1つの六角形の発光素子において、複数の辺に対して向かい合わせる複数の照射を行うことで、発光素子領域の内側へ亀裂が達することをより低減することが可能である。
また、第1走査における第1照射と第2照射とは、複数の六角形の各辺のうち、改質領域を形成した際の亀裂が特に伸展しやすい方向に平行な辺のみに対して行ってもよい。このようにすることで、複数の六角形のすべての辺に対して向かい合わせる複数の照射を行う場合と比較して発光素子を製造するタクトタイムを短縮しつつ、効果的に発光素子領域6に亀裂が伸展することを防ぐことができる。亀裂の伸展しやすさは、サファイアの結晶性によるものであると考えられる。従って、例えば、オリエンテーションフラット面と平行にレーザ光を走査したときに特に亀裂が伸展しやすい場合、1つの六角形の各辺のうちオリエンテーションフラット面と平行な辺のみに対して、第1走査における第1照射と第2照射とを行うことが好ましい。
第2照射r2は、第1照射r1の後に行う限り、どのようなタイミングで行ってもよい。なかでも、第2照射r2は、後述する第3走査R3の後に行うことが好ましい。これにより、第2照射r2の始点付近の改質領域から伸展する亀裂が、第3走査R3による改質領域から伸展する亀裂と繋がりやすくなるため、第2照射r2の始点付近の改質領域から伸展する亀裂が発光素子領域6の内側に達することを防ぐことができる。また、第2照射r2は、後述する第3走査R3の後に行うのであれば、第2走査R2の前後のいずれに行ってもよい。
例えば、第2照射r2を第2走査R2の後に行う場合は、図2Cに示すように、第2照射r2は、第2走査R2の始点Eと重ならないように行うことが好ましい。この場合、第2照射r2は、第2照射r2の始点Cと第2走査R2の始点Eとの距離P1が2μm〜30μmの範囲で離れるように行うことが好ましい。第2照射r2を、第2照射r2の始点Cと第2走査R2の始点Eとの距離P1が2μm〜30μmの範囲で離れるように行うことにより、亀裂が発光素子領域6の内側に達することを抑制できるとともに、亀裂と他の改質領域からの亀裂とを精度よく繋げることができる。もしくは、第2照射r2の始点Cと第2走査R2の始点Eとの距離P1を上述した2μm〜30μmの範囲とすることにより、後述する割断の際に亀裂と他の改質領域からの亀裂とが精度よく繋がる距離にまで近づけることができる。
(第2走査R2)
第2走査R2は、図2A及び2Dに示すように、第1照射の後、第1照射の始点に向かって行うことが好ましい。これにより、すでに第1照射による改質領域から亀裂が延びているため、この亀裂と、第2走査R2による改質領域から伸びる亀裂とを繋げることができ、発光素子領域6の内側に亀裂が達することを抑制することができる。
第2走査R2は、第1照射の始点と重ならないように行うことが好ましい。これにより、第2走査R2を第1照射r1の始点の手前で終えることができるために、第2走査R2の終点から付近の改質領域から伸びる亀裂が、発光素子領域6の内側に達することを効果的に抑制することができる。特に、第2走査R2を、第2走査R2の終点Fと第1照射r1の始点との距離P2が2μm〜30μmの範囲となるように離れるように行うことが好ましい。これにより発光素子領域6の内側へ亀裂が達することを抑制することができ、第2走査R2の終点の亀裂と第1照射の始点の亀裂とが繋がりやすい距離とすることができる。なお、第2走査R2を第1照射r1の手前で終える場合、第1照射r1は、六角形の頂点を始点とすることが好ましい。また、第2走査R2の後、後述する第3走査R3を行う場合、第2走査R2は、六角形の頂点を始点とすることが好ましい。
第2走査R2における照射は、第1走査R1における第1照射r1と第2照射r2及び/又は第3走査R3における照射と、それぞれ、異なる出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよいし、一部又は全部において同じ出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよい。
(第3走査R3)
第3走査R3は、図2A及び2Cに示すように、第2走査R2の後、第2走査R2の始点Eに向かって行うことが好ましい。この場合、第3走査R3は、第2走査R2の始点Eと重ならないように行うことが好ましい。上述した理由で、第3走査R3は、第3走査R3の終点Hと第2照射の始点Cとの距離P3が2μm〜30μmの範囲となるように離れるように行うことが好ましい。また、図2Dに示すように、第3走査R3の始点Gと第1照射r1の始点Aとを離隔させることが好ましい。第3走査R3の始点Gと第1照射r1の始点Aの距離P4は、上述した2μm〜30μmの範囲とすることが好ましい。
第3走査R3における照射は、第1走査R1における第1照射r1と第2照射r2及び/又は第2走査R2における照射と、それぞれ、異なる出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよいし、一部又は全部において同じ出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択してもよい。なかでも、第1走査R1における第1照射r1と第2照射r2、第2走査R2における照射及び/又は第3走査R3における照射が、全部において同じ出力、周波数、パルス幅、波長、基板表面からの焦点距離を選択することが好ましい。
1つの発光素子を構成する六角形の頂点は、第1走査R1における第1照射r1、第2照射r2、第2走査R2及び第3走査R3のいずれかの始点又は終点の一方のみで走査されていることが好ましく、特に、始点において走査されることが好ましい。これにより、六角形の頂点において、先に形成された改質領域から伸展する亀裂と、後に形成される改質領域から伸展する亀裂とが、繋がるようにできるため、亀裂が発光素子領域6の内側に達することを防止することができる。また、改質領域から伸展する亀裂は、レーザ光の進行方向によって伸展の具合が異なる傾向があり、走査開始側の始点に比較して走査終了側の終点の方が伸展しやすい傾向にある。そのため、終点を頂点から離隔させることにより、改質領域からの亀裂を、発光素子領域6の内側に伸展することを効果的に抑制できる。
なお、例えば、基板2が厚くなり割断が難しい場合には、基板2の厚み方向に複数の改質領域を形成してもよい。この場合には、基板2のレーザ光の照射面側から最も深い側に形成される改質領域の形成条件が改質領域から伸展する亀裂の伸展具合に影響しやすい。従って、基板2の厚み方向に複数の改質領域を形成する場合は、少なくとも基板2のレーザ光の照射面側から最も深い側に形成される改質領域について、上述したレーザ光照射の条件が満たされていればよい。
また、基板2に、複数回のレーザ光の照射を行う場合、複数回のレーザ光照射において基板2内の照射位置を同じ深さの位置に設定して行ってもよい。
(割断)
ウェハ10をレーザ光照射によって形成された改質領域に沿って割断し、それぞれの上面視形状が六角形である複数の発光素子を得る。これによって、意図した割断予定線に沿って、平面視形状が六角形の発光素子を、割断予定線から逸れて割断されることなく、良好な歩留まりで製造することができる。
ウェハは、例えば、伸縮性シート等を利用して割断することが好ましい。つまり、ウェハを伸縮性シートに貼着し、伸縮性シートを伸張することにより、ウェハを割断することができる。また、ローラー及びノッチ等を使用したチップブレーカーを利用する方法でウェハを割断してもよい。
なお、本実施形態においては、半導体積層体の形成後、第1半導体層の露出溝形成後、レーザ光の照射前後、ウェハを割断する前等の任意の段階で、基板の半導体積層体が形成されていない面を研削及び/又は研磨してもよい。研削及び/又は研磨後の最終厚さが薄いほどウェハの割断時の半導体積層体等の損傷を低減することができ、六角形の発光素子を効率的に得ることができる。ただし、ウェハの最終厚さが薄くなりすぎると、ウェハ自体の反りが顕著となる。その結果、ウェハの割断が困難になる又はウェハ自体が破損することがある。従って、ウェハの研削及び/又は研磨は、例えば、ウェハの厚みが50μm〜300μmとなるように行うことが好ましい。
ウェハの研削及び研磨は、当該分野で公知の方法のいかなる方法を利用してもよい。なかでも、ダイヤモンド等の砥粒を用いた研削及び研磨が好ましい。
〔発光素子〕
上述した方法によって得られる発光素子20は、図3A、3B及び3Cに示すように、サファイアからなる基板2及びこの基板の上面に設けられた半導体構造3を備え、平面視形状が六角形の発光素子である。
半導体構造3は、基板2の上面側から順に、n側半導体層3aと、活性層3bと、p側半導体層3cとが積層された、例えば、InXAlYGa1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y<1)による半導体層を有する。n側半導体層3aにはn電極4が電気的に接続され、p側半導体層3cにはp電極5が電気的に接続されている。なお、図3Aにおいて、n電極4とp電極5は省略されている。
図3Aに示すように、この実施形態の発光素子におけるサファイアからなる基板2の側面には、改質領域が形成されている。改質領域が形成された部分は、基板2の側面のうち他の領域と比較して表面が粗くなっており、細かな凹凸が形成されている領域として確認できる。さらに、図3Aに示すように、サファイアからなる基板2の一側面において、レーザ照射に起因する改質領域が形成された領域Sと、領域Sと領域Sの間に形成され領域Sと表面状態が異なる領域Mを含んでいてもよい。領域Mは、基板2の内部における第1照射r1と第2照射r2との重なりに起因して、レーザ光が集光された位置及びその周辺に改質領域が密に形成された部分である。例えば、領域Mの算術平均粗さは、領域Sの算術平均粗さよりも大きい。
さらに、図3Aに示すように六角形の頂点の近傍に相当するサファイア基板の一側面には、レーザ光が照射されずに亀裂によって割断された、改質領域が存在しない領域Tを有する。従って、発光素子におけるサファイアからなる基板2は、領域Sに相当する帯状の領域と、領域Tに相当する領域がその側面に存在している。また、領域Tには、領域Sから伸びる亀裂が存在していてもよい。なお、領域Tは存在していなくてもよい。
また、図3Cに示すように、この実施形態の発光素子の他の例として、サファイアからなる基板2の一側面において、領域Sと、領域Sと領域Sの間にあり表面状態が異なる領域Vを含んでいてもよい。領域Vは、改質領域が一部途切れているように見える領域である。例えば、改質領域が密に形成されたことにより、その領域にサファイアの欠けが発生し、結果的に改質領域が領域Vにより一部途切れているように見える。このようなサファイアの欠けは、発光素子の歩留まり低下の要因となるような、大きな欠けにはならない。なお、改質領域が一部途切れているように見える別の要因として、第1照射r1により形成された改質領域により、第2照射r2のレーザ光LBの集光位置が基板2の内部でずれ、第2照射r2による改質領域が形成されにくくなることが考えられる。その結果、領域Vには、改質領域が形成されていないことがある。領域Vには、領域Sから伸びる亀裂が存在していてもよい。例えば、領域Vの算術平均粗さは、領域Sの算術平均粗さよりも小さい。
<実施例>
図1Aに示すように、サファイアからなる基板2のC面上に窒化物半導体からなる半導体構造3が形成されたウェハ10を準備する。基板2は、直径が4インチのものを用い、研磨後のウェハ10の厚みを200μmとした。その後、半導体構造の一部をエッチング除去して第1半導体層に接続した第1電極、第2半導体層に接続した第2電極をそれぞれ形成した。
次いで、得られたウェハを伸縮性シートの上に貼着し、図1Cに示すように、基板2の内部に、レーザ光LBを照射した。レーザ光LBの走査は、第1走査、第2走査及び第3走査を行った。レーザ光LBの第1走査、第2走査及び第3走査のそれぞれはサファイア基板のm軸に沿うように行った。さらに、レーザ光LBの走査は、第1方向に沿って第1走査を行うことで改質領域41を形成し、第2方向に沿って第2走査を行うことで改質領域42を形成し、第3方向に沿って第3走査を行うことで改質領域43を形成することで、発光素子領域6の上面視形状が六角形になるように行った。ここでの改質領域の形成は、レーザ光の照射を、第1走査における第1照射、第2走査、第3走査、第1走査における第2照射の順で行った。また、第1走査における第1照射と第1走査における第2照射は、平面視でウェハ3のオリエンテーションフラット面と平行な方向に行った。第1走査、第2走査及び第3走査のそれぞれのレーザ光の照射は、ウェハ10における半導体積層体が設けられていない側の面から2回行った。2回それぞれの集光位置の設定は、基板2の下面側から25μmの深さの位置に設定して行った。また、レーザ光の照射は、出力を0.18W、走査速度を400mm/s、周波数を50kHz、パルス幅を500psec、波長を532nm、スポット径を1μm〜2μm程度で行った。なお、第1走査は、第1照射の終点と第2照射の終点とが一致するように行った。
続いて、基板2のレーザ光照射側から金属製の球体でウェハ10を押圧することで、ウェハ10を改質領域41、42、43に沿って割断し、平面視形状が正六角形の発光素子を製造した。
このような一連の工程によって得られた発光素子の歩留まりを評価した。
比較例として、第1走査において第1照射と第2照射とを行わず、第1走査を発光素子の一辺に相当する領域に連続的にレーザ光照射した以外は、上記と同様の条件でレーザ光照射を行って、平面視形状が正六角形の発光素子を製造した。
比較例及び実施例それぞれにおけるウェハ内の任意の100の発光素子領域において、発光素子領域の内側へ亀裂が達しているものをカウントした。その結果、比較例における、発光素子領域の内側へ亀裂が達したものの割合は92%であった。それに対して、実施例では、発光素子領域の内側へ亀裂が達したものの割合は18%であった。
実施例において、比較例と比較して発光素子領域の内側へ亀裂が達した割合が大きく減少した理由として、サファイア基板における、亀裂が伸展しやすい方向が、第1走査における第1照射及び第1走査における第2照射を行った辺の方向に沿っていたためであると考えられる。つまり、実施例においては、平面視でウェハ3のオリエンテーションフラット面と平行な方向が、サファイア基板における亀裂が伸展しやすい方向に沿っており、平面視でウェハ3のオリエンテーションフラット面と平行な方向に第1走査における第1照射及び第1走査における第2照射を行ったことにより、発光素子領域の内側に亀裂が達する割合が大きく低減したと考えられる。
2 基板
3 半導体構造
3a n側半導体層
3b 活性層
3c p側半導体層
4 n電極
5 p電極
6 発光素子領域
10 ウェハ
11 第1辺
12 第2辺
13 第3辺
14 第4辺
15 第5辺
16 第6辺
20 発光素子
41 第1改質領域
42 第2改質領域
43 第3改質領域
A (第1照射の)一端(始点)
B 第1位置
C (第2照射の)他端(始点)
D 第2位置
E (第2走査の)始点
F (第2走査の)終点
G (第3走査の)始点
H (第3走査の)終点
LB レーザ光
OL オリエンテーションフラット面
R1 第1走査
R2 第2走査
R3 第3走査
r1 第1照射
r2 第2照射

Claims (12)

  1. サファイアからなる基板及び前記基板の上面に設けられた半導体構造を有するウェハを準備する工程と、
    レーザ光を走査して、前記基板に前記レーザ光を照射し、上面視形状が六角形の発光素子に割断するための複数の改質領域を前記基板の内部に形成する工程と、
    前記ウェハを前記改質領域に沿って割断して、複数の前記発光素子を得る工程とを含み、
    複数の前記改質領域を形成する工程は、
    前記六角形の辺のうち互いに平行な第1辺と第2辺に平行な第1方向に沿って複数の第1改質領域を形成する第1走査と、
    前記六角形の辺のうち互いに平行な第3辺と第4辺に平行な第2方向に沿って複数の第2改質領域を形成する第2走査と、
    前記六角形の辺のうち互いに平行な第5辺と第6辺に平行な第3方向に沿って複数の第3改質領域を形成する第3走査とを含み、
    前記第1走査は、前記第1辺の一端から前記第1辺の他端に向かって、前記第1辺の一端側から前記第1辺の一端と前記第1辺の他端の間の第1位置まで前記レーザ光を走査する第1照射と、前記第1照射の後、前記第1辺の前記他端から前記第1位置に向かって、前記第1辺の前記他端側から前記第1辺の前記他端と前記第1辺の前記一端の間の第2位置まで前記レーザ光を走査する第2照射とを含む発光素子の製造方法。
  2. 前記第1照射の照射領域と前記第2照射の照射領域とを、一部重ねる請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  3. 前記第1照射の後、前記第1照射の始点に向かって前記第2走査を行う請求項1または2に記載の発光素子の製造方法。
  4. 前記第2走査を、前記第1照射の始点と重ならないように行う請求項3に記載の発光素子の製造方法。
  5. 前記第2走査を、前記第2走査の終点と前記第1照射の始点との距離が2μmから30μmの範囲となるように行う請求項3または4に記載の発光素子の製造方法。
  6. 前記第2走査の後、前記第2走査の始点に向かって前記第3走査を行う請求項3〜5のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  7. 前記第3走査を、前記第2走査の始点と重ならないように行う請求項6に記載の発光素子の製造方法。
  8. 前記第3走査を、前記第3走査の終点と前記第2照射の始点との距離が2μmから30μmの範囲となるように行う請求項6または7に記載の発光素子の製造方法。
  9. 前記第2照射は、前記第3走査の後に行う請求項6〜8のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  10. 前記第2照射を、前記第2走査の始点と重ならないように行う請求項9に記載の発光素子の製造方法。
  11. 前記第2照射を、前記第2照射の始点と前記第2走査の始点との距離が2μmから30μmの範囲となるように行う請求項9または10に記載の発光素子の製造方法。
  12. 前記レーザ光の照射を前記基板側から行う請求項1〜11のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
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