JP6977305B2 - 印刷装置、メンテナンス制御プログラム及びメンテナンス制御方法 - Google Patents
印刷装置、メンテナンス制御プログラム及びメンテナンス制御方法 Download PDFInfo
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(1)操作部24の操作により、第1の期間(次回訪問予定日から次々回訪問予定日)及び第2の期間(前回訪問日から次回訪問予定日)、保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件(検出方法、予め定められた一定割合、予め定められた一定値)などを設定し、設定された情報を記憶部22に保存する。
(2)算出部28は、印刷時に部品毎に印刷枚数を累積すると共に、所定期間の印刷枚数を算出し、部品毎の累積印刷枚数及び所定期間の印刷枚数を記憶部22に保存する。
(3)予測部29は、定期的に記憶部22に保存された訪問予定日、保守部品毎の累積印刷枚数、印刷耐用枚数、所定期間の印刷枚数を取得し、これらの情報から保守員の次回訪問予定日に交換が必要となる部品を検出して検出結果を記憶部22などに保存し、複数回の検出結果を用いて演算した結果、検出条件を満たしている場合は次回訪問予定日に交換が必要な部品として特定する。なお、定期的とは、毎日定時に行ってもよし、電源OFF時の処理として行ってもよい。または一定の時間間隔で行っても良い。
(4)予測部29は、保守員の次回訪問予定日から予め定められた期間だけ先行した日に、通信部23にメンテナンスセンターへの通報を指示する。
(5)予測部29は、所定期日間の平均印刷枚数を更新する。
(6)通信部23は、予測部29からの指示により、保守員の次回訪問予定日に交換が必要な部品の一覧を、通信ネットワーク(LAN)40を通じてメンテナンスセンター(管理装置30)に通知する。
(7)操作部24の操作により、部品毎の累積印刷枚数をリセットする。具体的には、保守員が部品交換後、当該部品のカウンタのリセットを操作部24より指示する。
保守部品毎に、印刷用紙の排紙時に、記憶部22の累積印刷枚数をカウントアップする。その際のカウント条件は、片面プリントの場合は1カウント、両面プリントの場合は2カウントする。そして、部品毎に一日の使用カウント値を算出し、一日の使用カウント値から週の平均カウント値を算出する。なお、間隔は週でなくとも良い。
部品毎に残りの使用日数を計算する。
残りの使用日数=(部品の印刷耐用枚数−累積印刷枚数)/週の平均カウント値 … (1)
次に、部品毎に寿命到達日を計算する。
寿命到達日=現在日+残りの使用日数 … (2)
次に、寿命到達日が第1の期間内かどうかを判定すると共に、検出条件を満たすか否か判断する。そして、現在日が、第1の期間より、保守部品の中で最もメンテナンス準備に要する期間が長い部品のメンテナンス準備に要する期間だけ先行した日以降であるかを判定し、当該先行した日以降であった場合は、第1の期間内に寿命に到達する全ての部品の情報をメンテナンスセンターに通報する。
現在日:2月13日
第1の期間:3月7日−4月6日
次回訪問予定日:3月7日
次々回訪問予定日:4月7日
第2の期間:2月7日−3月6日
前回訪問日:2月7日
検出条件:一定割合で判断、80%以上を交換対象部品と特定
検出回数:5回(2月13日までに検出した回数)
部品Aの印刷耐用枚数:3,000,000
部品Aの累積印刷枚数:780,000
週の平均カウント値:100,000
部品Aのメンテナンス準備に要する期間:14日
残り使用日数:(3,000,000−780,000)/100,000=22.2日
寿命到達日:2月13日+22.2日=3月7日(第1の期間内)
判定方法:(検出回数/第2の期間の開始から現在日までの期間)×100=検出割合(%)
5回/(2月13日−2月7日)×100=83%(検出条件を満たす)
メンテナンスセンターへの通報日:3月7日−14日=2月15日
保守部品情報として部品毎に以下の情報を持つ。なお、*印は保守員の部品交換時にリセットされる情報である。また、下表では7日間で平均使用枚数を算出しているが、7日でなくともよい。
第1の期間、第2の期間は、開始日と終了日を設定する形でも良いし、カレンダー形式で訪問予定日を選ぶ形式でも良い。カレンダー形式で訪問予定日を選択した場合は、訪問予定日から第1の期間及び第2の期間を計算する。
検出方法を選択し、選択された検出方法に応じて、検出割合(予め定められた一定割合)、連続検出回数(予め定められた一定値)を設定する。
(2)予測部29は、外部からの要求を解釈し、要求が設定書き換え要求であった場合、その設定書き換え要求に応じ、記憶部22に格納されている、第1の期間、第2の期間、部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件を書き換える。
(3)予測部29は、設定書き換えが完了したことを通信部23に通知し、通信部23は、通信ネットワーク(LAN)40を介して外部へ応答する。
(2)予測部29は、外部からの要求を解釈し、次回訪問予定日に交換が必要な部品の一覧要求であった場合、定期的に記憶部22に保存された保守部品毎の累積印刷枚数、印刷耐用枚数、所定期間の平均印刷枚数から、保守員の次回訪問予定日に交換が必要となる部品を検出し、予め定められた検出条件を満たした場合は次回訪問予定日に交換が必要な部品として特定する。
(3)予測部29は、即時、通信部23にメンテナンスセンターへの通報を指示する。
(4)通信部23は、予測部29からの指示により、予測部29から受けた次回訪問予定日に交換が必要な部品の一覧を、通信ネットワーク(LAN)40を介してメンテナンスセンターへ通知する。
(2)サブ機の操作部24により、自身をサブ機として設定すると共に、マスター機の情報を設定し、設定された情報をサブ機の記憶部22に記憶する。
(3)マスター機の予測部29は、自身に設定された第1の期間、第2の期間、部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件を、マスター機の記憶部22から読み出し、通信部23にサブ機への転送を指示する。
(4)マスター機の通信部23は、マスター機の予測部29からの指示により、第1の期間、第2の期間、部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件を通信ネットワーク(LAN)40を介してサブ機へ送信する。
(5)サブ機の通信ネットワーク(LAN)40を介して、サブ機の通信部23はマスター機から送られた第1の期間、第2の期間、部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件を受信する。
(6)サブ機の予測部29は、マスター機から受信した、第1の期間、第2の期間、部品毎のメンテナンス準備に要する期間、検出条件をサブ機の記憶部22に記憶して設定の書き換えを行う。
(2)サブ機の予測部29は、定期的にサブ機の記憶部22に保存された保守部品毎の累積印刷枚数、所定期日間の平均印刷枚数を取得し、サブ機の通信部23に取得した情報の通信を指示し、サブ機の通信部23は、通信ネットワーク(LAN)40を介して、取得した情報をマスター機へ送信する。
(3)マスター機の予測部29は、マスター機の通信部23を介し、サブ機から受信した、部品毎の累積印刷枚数、所定期日間の平均印刷枚数を、マスター機の記憶部22に保存する。
(4)マスター機の予測部29は、定期的にマスター機の記憶部22に記憶した、サブ機を含む保守部品毎の累積印刷枚数、印刷耐用枚数、所定期日間の平均印刷枚数から、保守員の次回訪問予定日に交換が必要となる部品を検出して検出結果を記憶部22などに保存し、複数回の検出結果を用いて演算した結果から、予め定められた検出条件を満たした場合は次回訪問予定日に交換が必要な部品と特定する。
(5)マスター機の予測部29は、現在日が、全保守部品の中で予め定められた期間が最も長い部品の予め定められた期間だけ先行した日に到達した場合は、マスター機の通信部23にメンテナンスセンターへの通報を指示する。
(6)マスター機の通信部23は、マスター機の予測部29からの指示により、保守員の次回訪問予定日に交換が必要な部品の一覧を、マスター機の通信ネットワーク(LAN)40を介してメンテナンスセンターへ通知する。
(2)サブ機の予測部29は、定期的にサブ機の記憶部22に記憶した、訪問予定日、保守部品毎の累積印刷枚数、印刷耐用枚数、所定期日間の平均印刷枚数から、保守員の次回訪問予定日に交換が必要となる部品を検出し、サブ機の通信部23に検出結果(交換部品情報)の通信を指示し、サブ機の通信部23は、通信ネットワーク(LAN)40を介して、交換部品情報をマスター機へ送信する。
(3)マスター機の予測部29は、マスター機の通信部23を介し、サブ機から受信した交換部品情報を、マスター機の記憶部22に保存する。
(4)マスター機の予測部29は、定期的にマスター機の記憶部22に記憶した、保守部品毎の累積印刷枚数、印刷耐用枚数、所定期日間の平均印刷枚数から、保守員の次回訪問予定日に交換が必要となる部品を検出して検出結果を記憶部22などに保存し、マスター機及びサブ機について、複数回の検出結果を用いて演算した結果から、予め定められた検出条件を満たした場合は次回訪問予定日に交換が必要な部品と特定する。
(5)マスター機の予測部29は、現在日が、全保守部品の中で予め定められた期間が最も長い部品の予め定められた期間だけ先行した日に到達した場合は、マスター機の通信部23にメンテナンスセンターへの通報を指示する。
(6)マスター機の通信部23は、マスター機の予測部29からの指示により、保守員の次回訪問予定日に交換が必要な部品の一覧を、マスター機の通信ネットワーク(LAN)40を介してメンテナンスセンターへ通知する。
図21に示すように、保守員は、装置の設置時や部品交換時に、操作部24を用いて第1の期間、及び第2の期間を設定する(S101)。例えば、図16に示すように、操作部24に訪問予定日設定画面50を表示させ、操作部24を操作して訪問予定日を設定する。例えば、現在日を1月18日、次回訪問予定日を2月1日、次々回訪問予定日を2月28日に設定した場合、第1の期間は、2月1日から2月27日、第2の期間は1月5日から1月31日となる。
図24に示すように、印刷装置20のプリンタ26は、外部の装置から受信した印刷データに基づいて印刷出力を行う(S401)。そして、制御部21は、印刷出力された用紙が片面印刷か両面印刷かを判断する(S402)。
図25に示すように、予測部29は、自装置がマスター機として設定されているか否かを判断し(S501)、自装置がマスター機として設定されている場合は(S501のYes)、登録されている全てのサブ機から交換部品情報を受信しているか否かを判断する(S502)。Noの場合は受信が完了するまで待つ。
図26に示すように、予測部29は、自装置がマスター機として設定されているか否かを判断し(S601)、自装置がマスター機として設定されている場合は(S601のYes)、登録されている全てのサブ機から交換部品情報を受信しているか否かを判断する(S602)。Noの場合は受信が完了するまで待つ。
図27に示すように、予測部29は、自装置がマスター機として設定されているか否かを判断し(S701)、自装置がマスター機として設定されている場合は(S701のYes)、登録されている全てのサブ機から交換部品情報を受信しているか否かを判断する(S702)。Noの場合は受信が完了するまで待つ。
図28に示すように、予測部29は、全保守部品の中で最もメンテナンス準備に要する期間が長い部品のメンテナンス準備に要する期間を取得する(S801)。
図29に示すように、予測部29は、外部からの要求を受信し(S901)、受信した要求がメンテナンスセンターからの設定変更要求か否かを判断する(S902)。設定変更要求の場合は(S902のYes)、予測部29は、メンテナンスセンターからの要求に応じて、第1の期間、及び第2の期間、全保守部品のメンテナンス準備に要する期間、検出条件の設定を変更し(S903)、メンテナンスセンターへ設定変更が完了したことを通報する(S904)。
20 印刷装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 操作部
25 スキャナ
26 プリンタ
27 画像処理部
28 算出部
29 予測部
30 管理装置
40 通信ネットワーク
50 訪問予定日設定画面
51 メンテナンス準備期間設定画面
52 検出割合設定画面
53 連続検出回数設定画面
54 マスター機/サブ機設定画面
Claims (27)
- 保守部品を有する印刷装置であって、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、
所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出部と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測部と、を備え、
前記予測部は、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測部は、前記保守部品毎に検出回数を記憶し、前記検出回数が予め定められた一定割合を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とする印刷装置。 - 保守部品を有する印刷装置であって、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、
所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出部と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測部と、を備え、
前記予測部は、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測部は、前記保守部品毎に通算検出回数又は連続検出回数を記憶し、前記通算検出回数又は前記連続検出回数が予め定められた一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記予測部は、前記第1の期間から前記予め定められた期間だけ先行した日を含む、その直前の前記連続検出回数が前記一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 保守部品を有する印刷装置であって、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出部と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測部と、を備え、
前記予測部は、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記第1の期間は、保守員の次回の訪問日と次々回の訪問日との間の期間であり、
前記第2の期間は、前記保守員の前回の訪問日と次回の訪問日との間の期間である、
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記予め定められた期間は、メンテナンス準備に要する期間が最も長い保守部品の、当該メンテナンス準備に要する期間である、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 前記予測部は、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間以下の場合は、前記新たに検出した保守部品を前記第1の期間に交換が必要な保守部品に追加して、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 前記予測部は、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間を超えている場合は、外部へ通知を行なわず、現在日が、前記新たに検出した保守部品の寿命到達日から当該保守部品のメンテナンス準備に要する期間だけ先行した日となった場合に、交換が必要な保守部品として、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 複数の前記印刷装置が通信ネットワークで接続されている場合、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置の前記予測部は、他の印刷装置から、当該他の印刷装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数を取得し、自装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数と、前記他の印刷装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数と、に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定する、
ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一に記載の印刷装置。 - 前記予測部は、前記保守部品毎に検出回数を記憶し、前記検出回数が予め定められた一定割合を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定し、
複数の前記印刷装置が通信ネットワークで接続されている場合、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置の前記予測部は、自装置に設定された前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合と、を他の印刷装置に送信し、
前記他の印刷装置の前記予測部は、前記特定の印刷装置から受信した前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合と、を自装置に設定する、
ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一に記載の印刷装置。 - 前記予測部は、前記保守部品毎に通算検出回数又は連続検出回数を記憶し、前記通算検出回数又は前記連続検出回数が予め定められた一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定し、
複数の前記印刷装置が通信ネットワークで接続されている場合、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置の前記予測部は、自装置に設定された前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合又は一定値と、を他の印刷装置に送信し、
前記他の印刷装置の前記予測部は、前記特定の印刷装置から受信した前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合又は一定値と、を自装置に設定する、
ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一に記載の印刷装置。 - 保守部品を有する印刷装置又は当該印刷装置を制御する制御装置で動作するメンテナンス制御プログラムであって、
前記印刷装置又は前記制御装置に、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理、を実行させ、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測処理では、前記保守部品毎に検出回数を記憶し、前記検出回数が予め定められた一定割合を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とするメンテナンス制御プログラム。 - 保守部品を有する印刷装置又は当該印刷装置を制御する制御装置で動作するメンテナンス制御プログラムであって、
前記印刷装置又は前記制御装置に、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理、を実行させ、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測処理では、前記保守部品毎に通算検出回数又は連続検出回数を記憶し、前記通算検出回数又は前記連続検出回数が予め定められた一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とするメンテナンス制御プログラム。 - 前記予測処理では、前記第1の期間から前記予め定められた期間だけ先行した日を含む、その直前の前記連続検出回数が前記一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とする請求項12に記載のメンテナンス制御プログラム。 - 保守部品を有する印刷装置又は当該印刷装置を制御する制御装置で動作するメンテナンス制御プログラムであって、
前記印刷装置又は前記制御装置に、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理、を実行させ、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記第1の期間は、保守員の次回の訪問日と次々回の訪問日との間の期間であり、
前記第2の期間は、前記保守員の前回の訪問日と次回の訪問日との間の期間である、
ことを特徴とするメンテナンス制御プログラム。 - 前記予め定められた期間は、メンテナンス準備に要する期間が最も長い保守部品の、当該メンテナンス準備に要する期間である、
ことを特徴とする請求項14に記載のメンテナンス制御プログラム。 - 前記予測処理では、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間以下の場合は、前記新たに検出した保守部品を前記第1の期間に交換が必要な保守部品に追加して、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項15に記載のメンテナンス制御プログラム。 - 前記予測処理では、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間を超えている場合は、外部へ通知を行なわず、現在日が、前記新たに検出した保守部品の寿命到達日から当該保守部品のメンテナンス準備に要する期間だけ先行した日となった場合に、交換が必要な保守部品として、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項15に記載のメンテナンス制御プログラム。 - 保守部品を有する印刷装置を含む印刷システムにおけるメンテナンス制御方法であって、
前記印刷装置は、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理と、を実行し、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測処理では、前記保守部品毎に検出回数を記憶し、前記検出回数が予め定められた一定割合を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とするメンテナンス制御方法。 - 保守部品を有する印刷装置を含む印刷システムにおけるメンテナンス制御方法であって、
前記印刷装置は、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理と、を実行し、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記予測処理では、前記保守部品毎に通算検出回数又は連続検出回数を記憶し、前記通算検出回数又は前記連続検出回数が予め定められた一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とするメンテナンス制御方法。 - 前記予測処理では、前記第1の期間から前記予め定められた期間だけ先行した日を含む、その直前の前記連続検出回数が前記一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定する、
ことを特徴とする請求項19に記載のメンテナンス制御方法。 - 保守部品を有する印刷装置を含む印刷システムにおけるメンテナンス制御方法であって、
前記印刷装置は、
前記保守部品毎に、印刷出力時に印刷枚数を累積して累積印刷枚数を算出すると共に、所定期日間の平均印刷枚数を算出する算出処理と、
予め定められた印刷耐用枚数と前記累積印刷枚数と前記所定期日間の平均印刷枚数とに基づいて、各々の前記保守部品の交換時期を予測する予測処理と、を実行し、
前記予測処理では、
予め定められた第1の期間に交換が必要な保守部品を特定するために、前記第1の期間よりも前の予め定められた第2の期間に、定期的に、前記第1の期間に交換が必要となる保守部品を検出し、複数回の検出結果を用いて演算した結果に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定し、特定した前記保守部品を前記第1の期間から予め定められた期間だけ先行して外部に通知し、
前記第1の期間は、保守員の次回の訪問日と次々回の訪問日との間の期間であり、
前記第2の期間は、前記保守員の前回の訪問日と次回の訪問日との間の期間である、
ことを特徴とするメンテナンス制御方法。 - 前記予め定められた期間は、メンテナンス準備に要する期間が最も長い保守部品の、当該メンテナンス準備に要する期間である、
ことを特徴とする請求項21に記載のメンテナンス制御方法。 - 前記予測処理では、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間以下の場合は、
前記新たに検出した保守部品を前記第1の期間に交換が必要な保守部品に追加して、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項22に記載のメンテナンス制御方法。 - 前記予測処理では、前記予め定められた期間だけ先行して前記第1の期間に交換が必要な保守部品を外部へ通知した後、前記第1の期間に至るまでの間に、前記第1の期間に交換が必要な保守部品を新たに検出した場合において、前記新たに検出した保守部品のメンテナンス準備に要する期間が、現在から前記第1の期間に至るまでの期間を超えている場合は、外部へ通知を行なわず、現在日が、前記新たに検出した保守部品の寿命到達日から当該保守部品のメンテナンス準備に要する期間だけ先行した日となった場合に、交換が必要な保守部品として、即時、外部に通知する、
ことを特徴とする請求項22に記載のメンテナンス制御方法。 - 前記印刷システムは、通信ネットワークで接続された複数の前記印刷装置を含み、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置は、
他の印刷装置から、当該他の印刷装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数を取得し、自装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数と、前記他の印刷装置の前記保守部品毎の前記印刷耐用枚数、前記累積印刷枚数及び前記所定期日間の平均印刷枚数と、に基づいて、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品を特定する、
ことを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一に記載のメンテナンス制御方法。 - 前記予測処理では、前記保守部品毎に検出回数を記憶し、前記検出回数が予め定められた一定割合を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定し、
前記印刷システムは、通信ネットワークで接続された複数の前記印刷装置を含み、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置は、
自装置に設定された前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合と、を他の印刷装置に送信し、
前記他の印刷装置は、
前記特定の印刷装置から受信した前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定割合と、を自装置に設定する、
ことを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一に記載のメンテナンス制御方法。 - 前記予測処理では、前記保守部品毎に通算検出回数又は連続検出回数を記憶し、前記通算検出回数又は前記連続検出回数が予め定められた一定値を超えた保守部品を、前記第1の期間に寿命を迎える保守部品として特定し、
前記印刷システムは、通信ネットワークで接続された複数の前記印刷装置を含み、
前記複数の印刷装置の中から選択された特定の印刷装置は、
自装置に設定された前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定値と、を他の印刷装置に送信し、
前記他の印刷装置は、
前記特定の印刷装置から受信した前記第1の期間及び前記第2の期間と、前記保守部品毎のメンテナンス準備に要する期間と、前記予め定められた一定値と、を自装置に設定する、
ことを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一に記載のメンテナンス制御方法。
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