JP6952947B2 - 自動車用デコレーションパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デコレーションパネル及びその製造方法に係り、さらに詳しくは、パネルに立体感及び質感を付与することで、製品の品質を改善させ、様々な部分に適用させる車用デコレーションパネル及びその製造方法に関する。
一般に、自動車の内・外装材として自動車のコンソールボックスや計器板周辺のパネルだけでなく、電気炊飯器等のケースやカバー等の家電製品にも樹脂成形品が幅広く利用されている。
特に、自動車内部の運転席及び助手席の周辺に取り付けられるダッシュボード(dash board)及びオーディオデッキ、ギア変速部、エアバッグ、ドアロック及び窓開閉部等には、各種の制御部及び便宜装置が設けられる。
このとき、各種の制御装置及び便宜装置の外郭と内装材との間の隙間には、内装材仕上げパネルが設けられ、内装材を仕上げ処理するようになり、このような仕上げパネルは、車両の室内の外観を決定する重要な要素となっている。
このように、自動車の仕上げパネルは、自動車内部の美感に相当な影響を及ぼすので、自動車が個性化される現在の傾向において、外観上の美的な要求が益々高くなっているのが現状である。
それに伴い、近来は、外観の洗練さ及び高級な質感を得るために、リアルウッド等のリアル製品を素材にした自動車用内装材への要求が増加している。
一方、内装材としてリアルウッドなどを利用して仕上げパネルを製造する従来の工法であるラミネート工法によれば、ウッドが被覆される基材を基層として敷き、その上に経木を敷いた後、仕上げ工程として前記経木の表面をコーティング、研磨して製造する。
このような技術に関連する1つの方法として、ジャゲ(貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材、螺鈿細工に用いられるもの)を用いた自動車用内装材製造方法の技術が、従来の大韓民国特許第569434号に提案されており、その構成においては、図1に示すように、金型にトリミングされたアルミ薄板12及び類似木14を入れて圧縮成形した後、脱型することにより予備性型品10を完成させ、前記予備性型品10を射出用モールド16に挿入した後、樹脂を一体に射出成形することにより、車両に取り付けるための取付端、ブラケット、フランジなどを一体に成形し、前記射出成形された内装材製品18の外表面、すなわちアルミ薄板12の表面にリアルウッド20を貼り付け、象嵌技法を用いてジャゲをはめ込む工程を行う。
そして、前記射出成形された内装材のアルミ薄板12の表面に所定のデコ層として彫り込み加工されたリアルウッド20を貼り付け、前記彫り込み加工溝22にジャゲ24を挿着した後、ジャゲ24の表面が不均一であるため、均一な表面を有するように研磨する工程を行い、前記ジャゲ24を含むリアルウッド20の表面をコーティング剤でコーティングし、次いで研磨及び光沢を出す工程を行う。
しかしながら、かかる内装材の製造方法は、アルミ薄板12の表面にリアルウッド20を貼りつける単純な構成で耐久性が低下し、リアルウッド20に彫り込み加工溝22を構成し、ジャゲ24をはめこんだ後、研磨工程を行るため、工程が複雑になるという欠点がある。
一方、自動車用カップホルダーは、オーディオ、エアコンの調整板などが設けられるセンターフェイシアパネルに引き込みまたは引き出しされるスライド式で設けられるか、またはギア変速レバーとコンソールボックスとの間のフロアコンソールトレイに露出可能に設けられる。
加えて、前記カップホルダーの上部にはカバーが設けられて外側に美麗な外観を有し、前記カバーには、樹脂を成形した樹脂成形品が広く使用されており、前記カバーは、製品の美感に大きな影響を与えるので、外観上美的要求がますます増えており、最近では外観の洗練さ及び高級な質感を得るためにリアルウッドなどのリアル成形品を素材とした内装材の需要が増加している。
このような技術に関連して、リアルウッドの製造方法の技術が、従来の大韓民国公開特許第2016−121869号に開示されており、その構成においては、図2に示すように、テクニカルベニヤ層10の上面に紙の接着剤である接着層50を塗布して補強層20を積層し、次いで補強層20の上面に接着層50を再び塗布して不織布30を積層し、不織布30の上面に接着層50を塗布して最後にデコベニヤ層40を積層する。
そして、前記テクニカルベニヤ層10の上面に積層する補強層20は、合成樹脂またはアルミニウムで形成可能であり、好ましくは、アルミニウムで形成されることにより、リアルウッド全体の耐久性を安定して確保し、前記デコベニヤ層によって一定のパターンを実現することができる。
しかしながら、前記のようなリアルウッドの製造方法は、各テクニカルベニヤ層10、補強層20、不織布30及びデコベニヤ層40が積層接合される構成を有するため、製造工程が複雑であり、且つ耐久性が低下し、しかも補強層がアルミニウムからなるため、成形が困難となり、さらに重量が増加するという欠点がある。
大韓民国特許第569434号 大韓民国公開特許第2016−121869号
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で、リアルウッド特有の質感が付与されるだけでなく、彫り込み部の内部が半透過されて、ウッド実写パターンが実際のウッドパネル(原木パネル)を使用したものと類似したユニークで高級な美感を提供することで、製品の品質をより一層向上できるようにし、彫り込み部の深さによって、実際のウッドパネルの木目模様と類似するように様々な高さ差を有する立体感を付与することで、製品の美しい外観を提供できるようにしたデコレーションパネル及びその製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、象嵌技法を用いたパネルの製造を可能にし、パネルの洗練さ及び高級な質感を実現可能にし、様々な形状を実現できるようにしたデコレーションパネル及びその製造方法を提供することである。
また、本発明のまた他の目的は、カップホルダー蓋の洗練さ及び高級な質感を実現可能にし、カップホルダー蓋を容易に製造できるようにしたデコレーションパネル及びその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、
1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
前記ベース層の上面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料が印刷されて形成されるデコ層を準備するステップと;
前記デコ層の上面にデコ補強層を形成するステップと;からなり、
前記デコ層が、
a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
そして、本発明は、前記デコ補強層が、10〜30重量%の黄色顔料と、5〜10重量%の赤色顔料と、5〜25%の黒色顔料と、ウレタン樹脂を含有する55〜60重量%の透明塗料を含むステイン塗料が塗布される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記ベース層が、所定の木目模様の配列に対応するように彫り込み部またはエンボス部が一体に形成される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
さらに、本発明は、前記ベース層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含む、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
続いて、本発明は、前記デコ補強層の上部が平坦化されるように平坦化層がさらに積層される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記デコ補強層が、ステイン塗料の塗装と同時に強制的に乾燥する、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
さらに、本発明は、上部にデコ層、デコ補強層、平坦化層のうちのいずれか1つ以上が積層されるベース層が、カップホルダー蓋に適用され、
前記ベース層が、互いに連結される単位ブロックの上面が互いに密着して一定の面積を有する板状を呈し、曲げ可能に製造される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
続いて、本発明は、前記デコ層またはベース層の一部に象嵌取付部をさらに陥没形成して象嵌デコを積層する、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
そして、本発明は、前記象嵌取付部の上部に積層される象嵌デコが、象嵌取付部に対応する一定の形状で、シートの上側に基本デコ層が予め積層接合される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
一方、本発明は、
有色または半透明色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
前記ベース層の一面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料からなるデコ層を積層するステップと;前記デコ層の上面にはデコ補強層を積層するステップと、かならなり、
前記ベース層は、
アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;
前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含み、
前記デコ層が、
a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成され、前記ベース層の一側面にエンボス部及び彫り込み部が接触するようにデコ層を積層して、ベース層の下側にデコ層が位置づけられるようにする、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
一方、本発明は、
1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
前記ベース層の上面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料からなるデコ層を準備するステップと;からなり、
前記デコ層の上面にはデコ補強層を形成し、
前記ベース層は、
アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;
前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含み、
前記デコ層が、
a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成され、
前記デコ層が、予めシート状に製造され、ベース層の上面に接着剤を用いて積層接合される、デコレーションパネルの製造方法を提供する。
他の一方、本発明は、1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層と;前記ベース層の上面に積層され、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現するデコ層と;を含み、前記デコ層の上面に積層されるデコ補強層が一体化される一体型積層構造からなり、前記デコ層は、パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、前記ベース層は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;からなる、デコレーションパネルを提供する。
そして、本発明は、前記デコ補強層の上面が平坦化されるように形成された平坦化層がさらに積層され、前記ベース層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;からなるデコレーションパネルを提供する。
また、本発明は、前記デコレーションパネルが、カップホルダー蓋に適用され、前記カップホルダー蓋が、互いに連結される単位ブロックの上面が互いに密着して一定面積を有する板状を呈し、曲げ可能に設けられるデコレーションパネルを提供する。
さらに、本発明は、前記カップホルダー蓋が、デコ補強層または平坦化のための平坦化層がさらに備えられる構成の中から選択される、デコレーションパネルを提供する。
そして、本発明は、前記カップホルダー蓋が、硬質材の単位ブロックとその上側に連結される軟質材とからなる二重射出、または接着層を有するシートの上側に複数の単位ブロックがそれぞれ接合される構成の中から選択される、デコレーションパネルを提供する。
続いて、本発明は、前記カップホルダー蓋が、単位ブロックが連結手段を介して互いに連結される構成、または、連結部に流動ホールが介在され、金型によって複数の単位ブロックが一体に成形される構成の中から選択されるいずれか一方の構成を有する、デコレーションパネルを提供する。
また、本発明は、前記デコレーションパネルやカップホルダー蓋では、デコ層または単位ブロックからなるベース層の一部に象嵌取付部が備えられて象嵌デコがさらに形成され、上部にデコ補強層が積層される、デコレーションパネルを提供する。
そして、本発明は、前記デコ補強層の上側に平坦化層がさらに積層される、デコレーションパネルを提供する。
本発明は、前述した解決手段により以下のような効果を奏する。
本発明によれば、リアルウッドの色が鮮明に表示されることによりリアルウッド特有の質感が付与されるだけでなく、彫り込み部の内部が半透過されて、ウッド実写パターンが実際のウッドパネルを使用したものと類似したユニークで高級な美感を提供することで、製品の品質をより一層向上させることができる。
本発明によれば、彫り込み部の深さによって、実際のウッドパネルの木目模様と類似するように様々な高さ差を有する立体感を付与することで、製品の美しい外観を提供することができる。
本発明は、象嵌技法を用いたパネルの製造を可能にし、カップホルダーに適用してカップホルダーの洗練さ及び高級な質感を実現することができる。
従来の自動車内装材の製造方法を示す作業フローチャートである。 従来のリアルウッドの製造方法によるパネルの断面図である。 本発明に係るデコレーションパネルの製造方法を示すフローチャート。 本発明に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層に彫り込み部が形成された状態を示す平面図である。 本発明に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層に彫り込み部が形成された状態を示す図である。 本発明に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の上面にウッドパターン層が印刷された状態を示す平面図である。 それぞれ本発明の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の上面にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の上面にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の上面にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の上面にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の他の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の一側にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の他の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の一側にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の他の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の一側にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 それぞれ本発明の他の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法においてベース層の一側にウッドパターン層、デコ補強層、平坦化層がそれぞれ形成された状態を示す図である。 本発明に係るリアルウッドパターンの製造状態を示すフローチャートである。 本発明のまた他の実施形態に係るデコレーションパネルの適用状態図である。 それぞれ、本発明のまた他の一実施形態に係るデコレーションパネルが適用されたカップホルダー蓋を示す断面図である。 それぞれ、本発明のまた他の一実施形態に係るデコレーションパネルが適用されたカップホルダー蓋を示す断面図である。 それぞれ、本発明のまた他の一実施形態に係るデコレーションパネルが適用されたカップホルダー蓋を示す断面図である。 それぞれ、本発明のまた他の一実施形態に係るデコレーションパネルが適用されたカップホルダー蓋を示す断面図である。 それぞれ、本発明のまた他の一実施形態に係るデコレーションパネルが適用されたカップホルダー蓋を示す断面図である。 本発明のまた他の一実施形態に係る象嵌技法が適用されたデコレーションパネルを示す適用状態図である。 本発明のまた他の一実施形態に係る象嵌技法が適用されたデコレーションパネルの製造状態図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法を詳細に説明する。
図3〜図10に示すように、本発明の実施形態に係るデコレーションパネルの製造方法が適用されたリアルウッドパネルは、ベース層100、デコ層200、デコ補強層300及び平坦化層400を含んでなる。
ここで、前記ベース層100は、所定の第1の色を有し、樹脂材質からなる。
この際、前記ベース層100は、樹脂材質の樹脂シート層100aと、前記樹脂シート層100aの上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層100bと、を含んでなってもよい。
そして、前記樹脂シート層100aは、スプレーガン等により前記添加剤が添加された前記ベース原料が、リアルウッドの質感を表現するための製品を基材として、前記基材の表面に塗布されて形成されてもよい。
さらに、前記樹脂シート層100aは、射出成形されて形成されてもよく、射出成形された前記樹脂シート層100aが、前記基材の表面に接着剤等を用いて接着されてもよい。
そして、前記デコ層200は、前記ベース層100の上面に少なくとも1つ以上の色を有するウッド実写パターン210に対応するように所定の色が半透過される複数の半透明性インクが印刷されて形成される。
また、前記デコ補強層300は、前記デコ層200の上面にリアルウッドの質感が付与されるように所定の色を有するが、前記ウッド実写パターン210が半透過されるステイン塗料が塗布されて形成される。
そして、前記平坦化層400は、前記デコ補強層300の上面が平坦化されるように形成される。
この際、前記ベース層100には、複数のウッドライン210a、210b、210cを含むウッド実写パターン210に、立体感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さを有する彫り込み部500が形成されることが好ましい。
具体的には、前記彫り込み部500は、前記ベース層100の外面に形成され、各ウッドライン210a、210b、210cに対応する複数の彫り込み溝500a、500b、500cを含んでなってもよい。
また、前記彫り込み部500は、前記ベース層100の外面のうちデコ層200が積層される一側面に形成されることが好ましく、前記ベース層100の上面に形成されてもよい。
ここで、前記彫り込み部500は、レーザマーキング加工によりレーザが前記樹脂シート層100aの外面に照射されることにより、前記樹脂シート層100aの外面が所定の木目模様の配列に沿って所定の長さを有するようにエッチングされて形成されてもよい。
さらに、前記樹脂シート層100aが射出成形により形成される場合、射出成形に使用される金型の内面が、前記彫り込み部500に反転した形状に突出するように備えられることにより、前記樹脂シート層100aが、前記彫り込み部500が形成された状態に射出成形されてもよい。
この時、前記樹脂シート層100aには、レーザマーキング加工が行われなくても前記彫り込み部500が形成されるので、製造工程の短縮による生産性向上を図ることができる。
このように、前記彫り込み部500が前記ベース層100に形成できたら、前述のレーザマーキング加工、射出成形以外にも様々な製造方法が適用可能であり、このような変形例は、本発明の範囲に属するものである。
すなわち、前記デコ層は、パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD(In Mold Decoration)、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷、レーザ彫刻のうちのいずれか1つにより作られ、ベース層の上部にリアルウッド等に対応する彫り込み部500が形成される。
一方、図3〜図10に示すように、本発明のデコレーションパネルの製造方法は、以下のように行われる。
まず、所定の色を有し、樹脂材質からなる前記ベース層100が準備される(s10)。
具体的には、前記ベース層100は、前記樹脂シート層100aと、前記紫外線吸収層100bと、を含んでなる。
この時、前記樹脂シート層100aは、ベース原料と添加剤とを混合してなることが好ましい。
ここで、前記ベース層100が準備されるということは、好ましくは、前記基材の表面に前記ベース層100が形成されるか、前記ベース原料から製造された製品のいずれか一面が前記ベース層100で備えられることを包括する概念であると理解される。
また、前記ベース原料は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂及びこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つである。
この時、前記アクリル系樹脂は、透明で、高い光透過率を有し、硬度及び光沢だけでなく、低温属性硬化性と接着性、耐摩耗性、耐衝撃性および耐洗濯性などの物性に優れており、前記ウレタン系樹脂は、伸縮性、耐摩耗性、加工性などに優れているという特徴がある。
そして、前記添加剤は、熱吸収剤と、前記所定の色に対応する色素と、を含んでなる。
この時、前記色素としては、合成樹脂用有色顔料が挙げられ、前記色素と前記ベース原料とを混合することにより、樹脂シート層100aは、前記所定の色に対応する色を有することができる。
ここで、前記所定の色は、製造されるリアルウッド製品の色に応じて多様に設定することができる。
また、前記熱吸収剤としては、ベンゾトリアゾール(benzotriazole)系熱吸収剤、サリチル酸(salicylate)系熱吸収剤、シアノアクリレート(cyanoacrylate)系熱吸収剤およびトリアジン(triazine)系熱吸収剤などが挙げられる。
この時、前記熱吸収剤は、卓越な紫外線(UV)吸収能力を有し、前記樹脂シート層100aの変色、膨れ上がり、光沢失などを防止することができる。
ここで、前記樹脂シート層100aは、スプレーガン等により前記添加剤が添加された前記ベース原料が、前記基材の表面に塗布されて形成されてもよい。
もちろん、場合によっては、前記樹脂シート層100aは、射出成形されて形成されてもよく、射出成形された前記樹脂シート層100aは、接着剤800などにより前記基材の表面に接着されてもよい。
一方、前記紫外線吸収層100bは、樹脂シート層100aの上面及び下面のいずれか一方の面に備えられることが望ましい。
具体的には、前記紫外線吸収層100bは、熱吸収剤が樹脂シート層100aの上面及び下面のいずれか一方の面に全体にわたって塗布されて形成されてもよく、これにより、これにより、後述するレーザマーキング加工が行われるステップにおいて、前記樹脂シート層100aは、紫外線吸収層100bからレーザが照射される部分のレーザ光吸収量が増加して、レーザ加工性がさらに向上することができる。
このとき、本実施形態では、紫外線吸収層100bが樹脂シート層100aの下面に備えられたものを一例として図示及び説明したが、前記樹脂シート層100aの上面に備えられてもよい。
一方、前記ベース層100が準備されると(s10)、既形成された層の外面に彫り込み部500が形成されるように、レーザマーキング加工が行われることが望ましい。
ここで、前記既形成された層とは、各ステップ別に形成される前記ベース層100、デコ層200、デコ補強層300及び平坦化層400のうち、レーザマーキング加工を行うステップの前に形成された少なくとも1つ以上の層であり、本実施形態において、前記既形成された層は、実質的に前記ベース層100であると理解すればよい。
具体的には、前記ベース層100の上面には、彫り込み部500が形成されるように、レーザマーキング加工が行われる。
この時、前記彫り込み部500は、所定の木目模様の配列に沿って所定の長さを持つように形成されることが望ましい。
ここで、所定の木目模様の配列は、図6において、デコ層200に形成されるウッド実写パターン210に対応するように設定されてもよい。
具体的には、前記ウッド実写パターン210は、それぞれ異なる幅、明暗及び深さを有する前記複数のウッドライン210a、210b、210cを含んでなってもよい。
そして、前記ウッド実写パターン210は、実際のウッドパネルの木目方向に対応するように、前記複数のウッドライン210a、210b、210cが配列される木目方向が、前記ベース層100の長手方向または幅方向に設定されてもよく、前記所定の木目模様の配列は、各ウッドライン210a、210b、210cが配列される位置に対応するように設定されてもよい。
加えて、前記レーザマーキング加工の場合、レーザによって照射される対象体の材質別にレーザの周波数範囲に応じて反応する周波数区間があり、前記のレーザマーキング加工のための周波数範囲を、40〜100kHzと設定してもよい。
また、前記レーザマーキング加工のレーザ出力を20〜100W基準25〜100出力%と設定してもよく、前記レーザマーキング加工のマーキング速度を500〜1000mm/secの範囲と設定してもよい。
ここで、前記レーザマーキング速度が減少するほど、前記レーザマーキング加工時にレーザが届く表面への照射時間が増加するので、前記彫り込み部500の彫り込み深さがより深くなる可能性がある。
もちろん、場合によっては、前記樹脂シート層100aは、金型の内面が前記彫り込み部500に反転した形状を有するように突出する構成であって、彫り込み部500が形成された状態で射出成形されることもできる。
一方、前記ベース層100の上面にレーザマーキング加工が行われて彫り込み部500が形成されると、前記ベース層100の上面に、少なくとも1つ以上の色を有する前記ウッド実写パターン210に対応するように、前記所定の色が半透過される複数の半透明性インクが印刷されて前記デコ層200が形成される(s20)。
具体的には、前記デコ層200は、前記ウッド実写パターン210に対応するように、インクが前記ベース層100の上面に印刷されて形成され得る。
ここで、前記ウッド実写パターン210は、少なくとも1つ以上の色を有する。
例えば、前記各ウッドライン210a、210b、210cは、黄色インク、赤インク、黒インク及びこれらの混合物で形成されて少なくとも1つ以上の色を有するようになっているため、互いに異なる色で形成されてもよい。
このとき、前記各ウッドライン210a、210b、210cは、前記黒インクの混合割合が高くなるほど明暗が低くなる可能性がある。
例えば、1つのウッドライン210aが、他のウッドライン210bよりも全重量に対してより多くの黒インクが混合された色であれば、前記ウッドライン210aの明暗が、前記ウッドライン210bの明暗よりも低くなる可能性がある。
ここで、前記デコ層200を形成するインクは、全重量に対して45〜55重量%の透明インクを含んでなることが望ましい。
具体的には、前記各ウッドラインは、黄色インク、赤インク、黒インク及びこれらの混合物で形成される有色インクで印刷されて少なくとも1つ以上の色を有するが、全重量に対して45〜55重量%の透明インクが混合されて前記ベース層100が半透過できる。
すなわち、前記デコ層200は、前記透明インク及び前記有色インクの混合物が印刷されてなり、実質的に前記ベース層100の前記所定の色が半透過できる。
ここで、前記ベース層100の所定の色が半透過されるということは、デコ層200を上側から見た場合、前記ベース層100が部分的に投影されて、前記所定の色を肉眼で確認可能な状態であると理解すればよい。
これにより、前記デコ層200を上側から見ると、半透過された前記所定の色と前記デコ層200を形成するインクの色とが重畳して表示されるので、鮮明なリアルウッドカラーが提供できる。
一方、前記彫り込み部500は、前記各ウッドラインに対応する前記複数の彫り込み溝500a、500b、500cを含んでなってもよい。
ここで、各彫り込み溝の幅は、前記各ウッドラインの幅未満に設定されてもよい。
具体的には、前記レーザマーキング加工時に、各彫り込み溝は、それぞれ対応する各ウッドラインの幅よりも小さく形成されてもよい。
これにより、前記各ウッドラインは、前記デコ層200の形成時、前記各彫り込み溝の内側と前記各彫り込み溝の縁部に隣接する部分に形成されてもよい。
このとき、前記各ウッドラインは、前記各彫り込み溝の縁部に隣接する部分と、前記各彫り込み溝の内側に形成された部分とが、前記所定の木目模様の配列に沿って形成された前記各彫り込み溝の彫り込み深さによって高さ差を有するので、前記ウッド実写パターン210に立体感を付与することができる。
すなわち、前記デコ層200を上側から見ると、前記各彫り込み溝500a、500b、500cの縁部に隣接する部分は、各ウッドライン210a、210b、210cの縁部であって、前記ウッド実写パターン210を肉眼で確認できるように表示されてもよい。
また、前記各彫り込み溝の内側に形成された部分は、前記各ウッドラインの内部が肉眼で各彫り込み溝の縁部に隣接する部分から下側に向かって空間感が形成されるため、立体感が付与できる。
そして、前記各彫り込み溝の内側に形成された部分には、前記ベース層100の所定の色、それぞれに対応する前記各ウッドラインの色及び前記デコ層の所定の色が半透過された状態で混合された色が表示される。
この時、前記彫り込み部500は、前記各ウッドラインの明暗に対応するように彫り込みの深さが選択的に設定されることが望ましい。
具体的には、前記各ウッドラインは赤色、黄色、黒色及びこれらの混合された色で多様に設定されてもよく、黒色の混合割合が高くなるほど明暗が低くなる。
ここで、前記彫り込み部500は、黒色の混合割合に応じて前記各ウッドラインの明暗差に対応するように彫り込みの深さが設定されてもよい。
具体的には、前記彫り込み部500は、彫り込みの深さが互いに異なるように設定された第1彫り込み溝500a、第2彫り込み溝500b及び第3彫り込み溝500cを含んでなってもよい。
この時、前記第1彫り込み溝500aは、前記第1ウッドライン210aに対応する位置に形成され、前記第2彫り込み溝500bは、前記第2ウッドライン210bに対応する位置に形成され、前記第3の彫り込み溝500cは、第3ウッドライン210cに対応する位置に形成されてもよい。
ここで、前記第1ウッドライン210aが、前記第2ウッドライン210bよりも黒インクの混合割合が高いため明暗が低くなっている場合、前記第1彫り込み溝500aの彫り込みの深さh1は、前記第2彫り込み溝500bの彫り込みの深さh2よりも深く形成されてもよい。
また、前記のように、前記第3ウッドライン210cが前記第2ウッドライン210bより低い明暗を有する場合、前記第3の彫り込み溝500cの彫り込みの深さh3は、前記第2彫り込み溝500bの彫り込みの深さh2よりも深く形成されてもよい。
ここで、前記各彫り込み溝は、前記レーザマーキング加工時期設定された木目模様の配列に沿って所定の長さを持つように形成され、レーザマーキング速度が調節されて彫り込み深さが設定されることができる。
これにより、前記デコ層200は、上部から斜めで見た場合、前記各ウッドラインの明暗に対応するように形成された前記各彫り込み溝の彫り込み深さに応じて、前記ウッド実写パターン210が実際のウッドパネルの木目模様と類似するように様々な高さ差を有する立体感が付与されるため、製品の美しい外観を提供することができる。
このとき、前記各ウッドライン及び前記各彫り込み溝が3個であることを一例として図示及び説明したが、前記ウッド実写パターン210は、それぞれ異なる幅、長さおよび深さを有する多様な形状のウッドラインを含んでなってもよい。
一方、前記デコ層200には、パッド印刷及び水転写から選択されたいずれか一方の工程により前記ウッド実写パターン210が形成されてもよい。
具体的には、デコ層200がパッド印刷工程により形成される場合、前記デコ層200の印刷方法は、印刷分版に、前記ウッド実写パターン210が反転した形状にインク溝が彫り込まれるステップと、前記インク溝に所定の色のインクが充填されるステップと、前記充填されたインクが印刷用パッドに転移するステップと、前記転移したインクが前記ベース層100の上面に転写されるステップと、によって行われてもよい。
そして、前記デコ層200が水転写により形成される場合、前記デコ層200の印刷方法は、前記ウッド実写パターン210として形成されたパターンインクフィルムが準備されるステップと、前記パターンインクフィルムが水面で溶解されるステップと、水が貯水された水槽などに前記パターンインクフィルムを定着させて液化させるステップと、前記ベース層100を前記水槽に沈めて上面に前記パターンインクフィルムが転写されるステップと、によって行われてもよい。
もちろん、場合によっては、前記ベース層100の上部に前記デコ層200が形成される印刷方法であれば、様々な方法で印刷することができる。
一方、前記ベース層100の上面に前記デコ層200が形成されると(s20)、前記デコ層200の上面に、リアルウッドの質感が付与されるように所定の色を有する、前記ウッド実写パターン210が半透過されるステイン塗料が塗布されて前記デコ補強層300が形成される(s30)。
具体的には、前記デコ補強層300は、ステイン塗料が前記デコ層200の上面に塗布されて形成されてもよい。
この時、前記ステイン塗料は、10〜30重量%の黄色顔料と、5〜10重量%の赤色顔料と、5〜25%の黒色顔料と、ウレタン樹脂を含有する55〜60重量%の透明塗料と、を含むことが好ましい。
ここで、前記黄色顔料、前記赤色顔料及び前記黒色顔料は、ナノ液状顔料であってもよい。
このとき、前記ナノ液状顔料は、ナノサイズの粒子を分散させたインク形態であって、耐光性及び耐熱性を維持しながらも高光沢、高透明性を維持することができる。
例えば、前記所定の色は、30重量%の黄色顔料と、10重量%の赤色顔料と、5重量%の黒色顔料と、55%重量%の透明塗料とを混合したオーク色に設定されてもよい。
また、前記所定の色は、30重量%の黄色顔料と、5重量%の赤色顔料と、5重量%の黒色顔料と、60%重量%の透明塗料を混合したチェリー色に設定することができもあり、 10重量%の黄色顔料と、5重量%の赤色顔料と、25重量%の黒色顔料と、60%重量%の透明塗料を混合したウォルナット色に設定されてもよい。
そして、前記デコ補強層300は、前記ステイン塗料がスプレーガンにより噴射されるか、ローラ等により前記デコ層200の上面に塗布されて形成されてもよい。
この時、前記デコ補強層300には、透明塗料が混合されることにより着色材の役割を果たしながら、前記ウッド実写パターン210が半透過されることができる。
ここで、前記ウッド実写パターン210が半透過されるということは、前記デコ補強層300を上側から見た場合、前記デコ層200が部分的に投影されて、前記ウッド実写パターン210を肉眼で確認可能な状態であると理解すればよい。
これにより、前記ベース層100、デコ層200及び前記デコ補強層300が積層されることによって、各層の色が重畳して表現しようとするリアルウッドの色に対応する色として鮮明に表示することができる。
これにより、前記デコ補強層300を上側から見た場合、前記デコ層200が半透過され、リアルウッドの色味及び明暗などが鮮明に表示されるようにステイン塗料が着色されるので、リアルウッドの特有の高級な質感を付与することができる。
さらに、前記デコ補強層300の上部から斜めで見た場合には、前記彫り込み部500の内部が半透過され、前記ウッド実写パターン210が、実際のウッドパネルを使用したものと類似したユニークで高級な美感を提供することで、製品の品質をさらに向上させることができる。
一方、前記デコ層200の上面に前記デコ補強層300が形成されると(s30)、前記デコ補強層300の上面が平坦化されるように前記平坦化層400が形成される(s40)。
具体的には、平坦化層400は、透明アクリルウレタン系の樹脂からなるクリア塗料が前記デコ補強層300の上面に塗布されて形成されてもよく、前記クリア塗料は、光沢クリア塗料または艶消しクリア塗料のいずれか一方からなってもよい。
ここで、前記クリア塗料は、前記デコ補強層300のステイン塗料と混合しないように、前記ステイン塗料の凝固後に塗布されることが望ましい。
この時、前記クリア塗料は、有機溶剤の混合により高い流動性を有してもよい。
これにより、前記平坦化層400は、前記デコ補強層300の上面が平坦化されるように塗布されてもよく、前記ウッド実写パターン210が外部に滑らかに表現され、立体感を実現して奥行き感を向上させることができる。
また、前記平坦化層400は、前記デコ補強層300の上面をカバーするように塗布されるため、前記デコ層200及び前記デコ補強層300の摩耗などを最小化し、耐久性を向上させることができる。
図11〜図16に示すように、本発明の前記デコ層200は、ウッド実写パターン210に立体感が付与されるように、木目模様203の配列に沿って所定の長さ及び深さを有する彫り込み部500が一体化される。
また、前記デコ層200には、前述したリアルウッドパターンだけでなく、柔らかいまたは粗い表面の性質を示す質感、色の明暗を表す明暗、物の容積や重量の感じをいう量感などの感覚的な性質を表現できるカーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンなどを適用することもできる。
この時、前記リアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンなどは、パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD(In Mold Decoration)、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷、レーザ彫刻のうちのいずれか1つにより彫り込み部またはエンボス部を形成しながら作成される。
また、前記デコ層200の一側に形成されるデコ補強層300では、塗料とエアを同時に噴霧して乾燥させる。
この時、前記エアは、ヒーティング装置を通過して高温で噴射されるようにし、前記デコ層の上部にデコ補強層を積層形成した後、高温の乾燥炉を通過させながら乾燥させてもよい。
一方では、前記ベース層100は、所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ及び深さを有する彫り込み部、所定の長さ及び高さを有するエンボス部のうちから選択される1つ以上が一体に形成されてもよい。
他の一方では、前記ベース層100をカップホルダー蓋700に適用し、前記ベース層のカップホルダー蓋への適用時、デコ層及びデコ補強層を形成して質感や量感及び明暗を表現できるようにする。
すなわち、前記カップホルダー蓋700は、ベース層とデコ層及びデコ補強層が一体に積層されてなる。
また、前記デコ層200は、別途に製作された後、ベース層100の上面に接着剤800を用いて積層接合されてもよい。
続いて、前記デコ層の上部面またはベース層の一側に象嵌取付部610を陥没形成して象嵌デコ600を積層し、その上部にデコ補強層を積層形成してもよい。
図17〜図21に示すように、本発明のデコレーションパネルPは、カップホルダー蓋700に適用される。
そして、前記カップホルダー蓋700は、一面が互いに連結されるか一体に連結される単位ブロック710の上面が一定面積を有する板状を呈し、曲げ可能に設けられる。
この時、前記カップホルダー蓋700は、カップホルダー本体700Aに沿って移動しながらカップホルダーの上部を開放したり覆ったりできるようにし、さらに開放時、カップホルダー蓋の一部、すなわち、各単位ブロックが曲げ可能に設けられる。
加えて、前記単位ブロック710では、ベース層100の上側にデコ層200が一体化される構成を有する。
そして、前記カップホルダー蓋700に形成されるデコ層200の上側にデコ補強層300がさらに積層されてもよい。
また、前記デコ層200は、ベース層100の上部に下塗り層を形成した後、その上部に形成されてもよく、前記ベース層100の上部に直ちにデコ層を形成してもよい。
加えて、前記デコ層は、下塗り層と中塗り層を形成した後、上部に積層形成してもよい。
このとき、前記デコ層は、ベース層または下塗り層の上部にレーザ切断(彫刻)や水転写などにより彫り込み部を備えて形成される。
そして、前記単位ブロック710では、デコ補強層の上側に平坦化のための平坦化層400がさらに備えてもよい。
加えて、前記カップホルダー蓋700では、図18に示すように、接着層を有するシートCの上側に単位ブロック710を接合する構成、図19に示すように、硬質材の単位ブロック710上側を軟質材の二重射出により一体に連結する構成、図20に示すように、連結手段150を介して単位ブロックを互いに連結する構成を有してもよい。
この時、前記連結手段150は、ヒンジ連結構造を有する。
続いて、図21に示すように、前記単位ブロック710では、同一の材質からなるとき、その連結部に流動ホール170を介在して、金型190によって複数個を一体に成形してもよい。
そして、前記単位ブロック710では、デコ層またはベース層の一部に象嵌取付部610を陥没形成して象嵌デコ600を積層し、その上部にデコ補強層300を積層してもよい。
この時、前記象嵌デコでは、ジャゲ、天然ウッド、メタル、布、カーボンシート、石などの天然または人造素材を積層挿入する。
図21及び図22に示すように、本発明のデコレーションパネルPは、自動車のダッシュボード、ドアトリム、コンソールトリムなどに適用するように一定の形状を有するベース層100と、前記ベース層の上側に一体に積層形成されるデコ層200との積層構造からなる。
また、前記デコ層200またはベース層100の一側に象嵌取付部610が形成され、その内側に象嵌デコ600がさらに積層される。
一方、前記象嵌デコ600では、象嵌取付部610の形状に対応する一定の形状で、シートCの上側に、予め成形される基本デコ層C1が一体化され、前記シートCを象嵌取付部610に積層接合してもよい。
前記のような構成からなる本発明の動作みについて説明する。
まず、所定の色を有しながら樹脂材質からなるベース層100が準備される(s10)。
ここで、前記ベース層100は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と前記所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層100aと;前記樹脂シート層100aの上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層100bと;を含んでなってもよい。
そして、前記ベース層100の上面に、少なくとも1つ以上の色を有するウッド実写パターン210に対応するように、前記所定の色が半透過される複数の半透明性インクが印刷されてデコ層200が形成される(s20)。
ここで、前記ベース層100の上面にデコ層200が形成されると(s20)、既形成された層の外面に彫り込み部500が形成されるように、レーザマーキング加工が行われてもよい。
この際、前記既形成された層とは、各ステップ別に形成されるベース層100、デコ層200、デコ補強層300及び平坦化層400のうち、レーザマーキング加工を行うステップの前に形成された少なくとも1つ以上の層であると理解すればよい。
すなわち、本実施形態において、前記既形成された層は、実質的に前記ベース層100及び前記デコ層200であると理解すればよい。
ここで、前記各彫り込み溝500a、500b、500cの縁部に隣接する部分と、前記各彫り込み溝500a、500b、500cの内側とが、前記各彫り込み溝の彫り込み深さによって高さ差を有するので、前記ウッド実写パターン210に立体感を付与することができる。
そして、前記デコ層200及び前記ベース層100に前記彫り込み部500が形成されると、前記デコ層200の上面にデコ補強層300が形成される(s30)。
この時、前記デコ補強層300は、所定の色を有するが、前記ウッド実写パターン210が半透過されるステイン塗料が前記デコ層200の上面に塗布されて形成されてもよい。
これにより、前記デコ補強層300を上側から見た場合、前記彫り込み部500の内側に表示される色は、前記ベース層100の前記所定の色及び前記デコ補強層300の前記所定の色が混合されて表示されてもよい。
そして、前記デコ層200の上面に前記デコ補強層300が形成された後、前記デコ補強層300の上面が平坦化されるように平坦化層400が形成される(s40)。
この時、前記平坦化層400は、透明アクリルウレタン系の樹脂からなるクリア塗料が塗布されて形成されてもよく、前記クリア塗料は、光沢クリア塗料または艶消しクリア塗料のいずれか一方からなってもよい。
ここで、前記平坦化層400は、前記デコ補強層300の上面に均一に塗布されるだけでなく、前記彫り込み部500の内部空間にも精密に充填され、前記デコ補強層300の上面を平坦化することができる。
これにより、前記デコ補強層300を上側から見た場合、前記彫り込み部500の内側に表示される色は、実質的に前記平坦化層400を介して前記ベース層100に透過されることによって、前記所定の色を表示することができる。
また、前記ベース層に適用される原料は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなる。
この時、前記アクリル系樹脂は、透明で、高い光透過率を有し、硬度及び光沢だけでなく、低温属性硬化性と接着性、耐摩耗性、耐衝撃性および耐洗濯性などの物性に優れており、前記ウレタン系樹脂は、伸縮性、耐摩耗性、加工性などに優れているという特徴がある。
さらに、本発明は、ベース層と、その上部に彫り込み部が露出されるデコ層と、デコ補強層とが順次積層される構成、ベース層の一側面に彫り込み部が接触するようにデコ層を接合した後、その一側にデコ補強層を積層する構成など、さまざまな積層構造を適用して製造することができる。
続いて、本発明は、前記デコ層またはベース層の一部に象嵌取付部を陥没形成して象嵌デコを積層することにより、さらに多様な表現が可能になる。
一方、前記ベース層100は、カップホルダー蓋700に適用され、ウッド実写の表現をカップホルダー蓋で実現することにより、多様な表現が可能でありながらも、製品の価値を高めることになる。
また、前記デコ層200は、ベース層100の上面に接着剤800を用いて積層接合されて、簡単な構成による積層作業が可能になる。
そして、前記デコ補強層300は、塗料が前記デコ層200の上面に塗布されて形成されてもよい。
また、前記デコ補強層は、前記塗料がスプレーガンにより噴射されるか、ローラ等により前記デコ層の上面に塗布されて形成され、前記デコ補強層には透明塗料が混合されることにより、デコ層が透過されることが可能である。
これにより、前記デコ補強層を上側から見た場合、前記デコ層が半透過され、リアルウッドの色味及び明暗などが鮮明に表示されるように塗料が着色されるので、リアルウッドの特有の高級感な質感を付与することができる。
さらに、前記デコ補強層の上部から斜めで見た場合には、前記彫り込み部の内部が半透過され、前記デコ層が、実際のウッドパネルを使用したものと類似したユニークで高級な美感を提供することで、製品の品質をさらに向上させることができる。
一方、本発明は、一面が互いに連結される単位ブロック710の上面が互いに密着して一定の面積を有する板状を呈し且つカップホルダー蓋700が曲げ可能に設けられることで、カップホルダーの上部を覆うことができ、開放時に容易に曲げ可能である。
この時、前記単位ブロック710は、ベース層100、デコ層200及びデコ補強層300の積層構造からなり、カップホルダー蓋700が実際の木の感じを出して製品の価値を高めることができる。
また、前記デコ層200は、下塗り層の上部にレーザ切断や水転写などにより彫り込み部を備えて形成され、リアルウッドなどのパターン層を様々な形状に形成することができる。
そして、前記単位ブロック710では、デコ補強層の上側に平坦化層400をさらに備えてい平坦化させることにより、異物等がたまるのを防止することができる。
加えて、前記単位ブロック710は、接着層を有する射出物であるか、または接着層を有するシートCの上側に接合される構成で製造が容易である。
また、前記単位ブロック710は、それぞれの単体で製造した後、連結手段150を介して互いに連結されてもよい。
続いて、前記単位ブロック710では、その連結部に流動ホール170を介在して、金型190によって複数個を一体に成形してもよく、この時、金型によって1回で製造してコストの低減を図ることができる。
そして、前記単位ブロック710では、デコ層またはベース層の一部に象嵌取付部610を陥没形成して象嵌デコ600を積層することにより、より一層多様な演出を実現することができる。
また、前記デコ補強層300では、塗料とエアを同時に噴霧して自然乾燥または高温乾燥させることができ、不均一塗布による質感低下を防止することができる。
また、前記ベース層では、所定の木目模様の配列に対応するように彫り込み部またはエンボス部を一体に形成して、その上部にデコ層を積層する際に別途の彫り込み部などを形成しなくても質感の表現が可能になる。
一方、本発明のデコレーションパネルPは、ダッシュボード、ドアトリム、コンソールトリムなどに適用するための部分に対応するように一定の形状を有するベース層100と、前記ベース層の上側に一体に積層形成されるデコ層200との積層構造からなり、自動車の室内に実際のウッドを適用した感じでその価値を高めることができる。
また、前記デコ層200またはベース層100の一側に象嵌取付部610を形成した後、ジャゲ、天然ウッド、メタル、布、カーボンシート、石などの素材からなる象嵌デコ600を積層することにより、ウッド実写はもちろん伝統の表現形式である象嵌を実現することができるので、様々な演出が可能になる。
そして、前記デコ層200及び象嵌デコ600の上部には、デコ補強層300を形成してリアルウッド、象嵌デコなどの耐久性を高めることはもとより、着色によって鮮明に表現することができる。
一方、前記デコ補強層300の上側に平坦化層400をさらに備えることで、異物感を防止し、しかもウッド実写が可能になる。
また、前記象嵌デコ600では、彫り込み溝に対応する一定の形状を有する、シートCの上側に予め成形される基本デコ層C1が一体化され、前記シートCを象嵌取付部610に積層する簡単な構成で作業を行うことができ、工程を簡略化させることができる。
さらに、本発明は、まず、一定の形状を有するベース層を形成した後、その上側に塗料の印刷やレーザ切断によるエンボス加工及び彫り込みで第1層、第2層を積層形成する。
そして、前記デコ層200は、パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、熱転写、ロール印刷、レーザ彫刻、IMD(In Mold Decoration)、カラースプレー塗装のうちから選択されたいずれか1つにより作られ、前記のような方法により作られたリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンなどからなる。
また、前記デコ補強層では、塗料の噴射とエアの噴射とを同時に行い、乾燥させるか、積層したデコ補強層を乾燥炉に通すことにより、デコ補強層の均一な塗布で実際に近いウッド実写層を形成することができる。
以上説明したように、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の請求項で請求する範囲を逸脱することなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって変形実施可能であり、このような変形例は、本発明の範囲に属するものである。
本発明は、自動車のダッシュボード、ドアトリム、コンソールトリムなどに適用するデコレーションパネルに立体感及び質感を付与して品質性を改善することにより、製品の価値を高めるものである。

Claims (18)

  1. 1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
    前記ベース層の上面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料が印刷されて形成されるデコ層を準備するステップと;
    前記デコ層の上面にデコ補強層を形成するステップと;からなり、
    前記ベース層は、
    アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;
    前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含み、
    前記デコ層は、
    a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
    b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成されることを特徴とする、デコレーションパネルの製造方法。
  2. 前記デコ補強層は、10〜30重量%の黄色顔料と、5〜10重量%の赤色顔料と、5〜25%の黒色顔料と、ウレタン樹脂を含有する55〜60重量%の透明塗料を含むステイン塗料が塗布されることを特徴とする、請求項1に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  3. 前記ベース層は、所定の木目模様の配列に対応するように彫り込み部またはエンボス部が一体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  4. 前記デコ補強層の上部が平坦化されるように平坦化層がさらに積層されることを特徴とする、請求項1に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  5. 前記デコ補強層は、ステイン塗料の塗装と同時に強制的に乾燥することを特徴とする、請求項1に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  6. 上部にデコ層、デコ補強層、平坦化層のうちのいずれか1つ以上が積層されるベース層が、カップホルダー蓋に適用され、
    前記ベース層は、互いに連結される単位ブロックの上面が互いに密着して一定の面積を有する板状を呈し、曲げ可能に製造されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  7. 前記デコ層またはベース層の一部に象嵌取付部をさらに陥没形成して象嵌デコを積層することを特徴とする、請求項6に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  8. 前記象嵌取付部の上部に積層される象嵌デコは、象嵌取付部に対応する一定の形状で、シートの上側に基本デコ層が予め積層接合されることを特徴とする、請求項7に記載のデコレーションパネルの製造方法。
  9. 有色または半透明色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
    前記ベース層の一面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料からなるデコ層を積層するステップと;
    前記デコ層の上面にデコ補強層を積層するステップと、からなり、
    前記ベース層は、
    アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;
    前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含み、
    前記デコ層は、
    a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
    b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成され、前記ベース層の上側面にはエンボス部及び彫り込み部が接触するようにデコ層を積層されていることを特徴とする、デコレーションパネルの製造方法。
  10. 1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層を準備するステップと;
    前記ベース層の上面に、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現する塗料からなるデコ層を準備するステップと;からなり、
    前記デコ層の上面にはデコ補強層を形成し、
    前記ベース層は、
    アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;
    前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;を含み、
    前記デコ層は、
    a)パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
    b)質感、明暗、量感が付与されるように所定の木目模様の配列に沿って所定の長さ、高さ及び深さを有するエンボス部及び彫り込み部が一体に形成され、
    前記デコ層は、予めシート状に製造され、ベース層の上面に接着剤を用いて積層接合されることを特徴とする、デコレーションパネルの製造方法。
  11. 1つ以上の色を有する樹脂材質からなるベース層と;
    前記ベース層の上面に積層され、前記ベース層の色が透過または半透過されるように所定の1つ以上の色を実現するデコ層と;を含み、
    前記デコ層の上面に積層されるデコ補強層と;が一体化される一体型積層構造からなり、
    前記デコ層は、パッド印刷、水圧転写、スクリーン印刷、IMD、カラースプレー塗装、熱転写、ロール印刷の中から選択される1つとレーザ彫刻とを用いて製造されるリアルウッドパターン、カーボンパターン、クロムパターン、定型化パターン、ストーンパターンのうちのいずれか1つであり、
    前記ベース層は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物からなる群の中から選択されたいずれか1つからなるベース原料と、熱吸収剤と所定の色に対応する色素とを含む添加剤と、が混合されてなる樹脂シート層と;前記樹脂シート層の上面及び下面のいずれか一方の面に備えられる紫外線吸収層と;からなることを特徴とする、デコレーションパネル。
  12. 前記デコ補強層の上面が平坦化されるように形成された平坦化層がさらに積層されることを特徴とする、請求項11に記載のデコレーションパネル。
  13. 前記デコレーションパネルは、カップホルダー蓋に適用され、
    前記カップホルダー蓋は、互いに連結される単位ブロックの上面が互いに密着して一定面積を有する板状を呈し、曲げ可能に設けられることを特徴とする請求項11に記載のデコレーションパネル。
  14. 前記カップホルダー蓋は、デコ補強層または平坦化のための平坦化層がさらに備えられる構成の中から選択されることを特徴とする、請求項13に記載のデコレーションパネル。
  15. 前記カップホルダー蓋は、硬質材の単位ブロックとその上側に連結される軟質材とからなる二重射出、または接着層を有するシートの上側に複数の単位ブロックがそれぞれ接合される構成の中から選択されることを特徴とする、請求項13に記載のデコレーションパネル。
  16. 前記カップホルダー蓋は、
    単位ブロックが連結手段を介して互いに連結される構成、または、
    連結部に流動ホールが介在され、金型によって複数の単位ブロックが一体に成形される構成の中から選択されるいずれか一方の構成を有することを特徴とする、請求項13に記載のデコレーションパネル。
  17. 前記デコレーションパネルやカップホルダー蓋では、デコ層または単位ブロックからなるベース層の一部に象嵌取付部が備えらえて象嵌デコがさらに形成され、上部にデコ補強層が積層されることを特徴とする、請求項11又は13に記載のデコレーションパネル。
  18. 前記デコ補強層の上側に平坦化層がさらに積層されることを特徴とする、請求項17に記載のデコレーションパネル。

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