JP6948864B2 - 構造物 - Google Patents
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Description
先ず、第一実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る構造物10の所定階が示されている。構造物10は、複数階で構成されている。また、構造物10は、水平二方向(矢印X方向及び矢印Y方向)に配列された複数の柱12と、隣り合う柱12に架設された複数の梁14と、梁14に支持されたスラブ(床スラブ)16とを有している。この構造物10の中央部には、吹抜け空間20が形成されている。
吹抜け空間20は、スラブ16が設けられていない空間とされており、構造物10の複数階に亘って形成されている。また、吹抜け空間20は、構造物10の所定階から最上階に亘って形成されている。なお、本実施形態の吹抜け空間20は、屋根が設けられた屋内空間とされても良いし、屋根が設けられていない屋外空間とされている。
吹抜け空間20の外周部には、跳出しスラブ18が配置されている。跳出しスラブ18は、吹抜け空間20を囲むように、矩形の環状に形成されている。この跳出しスラブ18は、第一架構30X及び第二架構30Yの梁14から跳ね出している。なお、跳出しスラブ18は、例えば、共用廊下とされる。
第一架構30Xと第二架構30Yとには、制振壁50を支持する支持梁40が架設されている。支持梁40は、第一架構30Xと第二架構30Yとに亘るように、平面視にて第一架構30X及び第二架構30Yに斜めに架設されている。換言すると、支持梁40は、第一架構30Xと第二架構30Yとに火打ち状に架設されている。
上下方向に隣り合う支持梁40は、吹抜け空間20に配置された鋼製の制振壁50によって連結されている。制振壁50は、鋼板を補強リブ等によって補強することにより形成されている。また、制振壁50は、上下の支持梁40の間に配置されており、その上端部が上側の支持梁40の中間部に接合されるとともに、その下端部が下側の支持梁40の中間部に接合されている。
支持梁40は、頂部梁(トップビーム)60に吊り下げ支持されている。具体的には、構造物10の頂部には、頂部梁60が設けられている。頂部梁60は、例えば、H形鋼等の鋼材によって形成されている。
吊り材64は、例えば、H形鋼等の鋼材によって形成されている。各吊り材64は、頂部梁60の中間部から下方へ延出し、吹抜け空間20に配置されている。また、各吊り材64の下端部は、支持梁40の中間部に接合されている。この吊り材64によって、支持梁40が支持されている。
次に、第一実施形態の作用について説明する。
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
次に、第二実施形態の作用について説明する。
次に、上記第一実施形態及び第二実施形態の変形例について説明する。なお、以下では、第一実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は第二実施形態にも適宜適用可能である。
20 空間
20C コーナー部
30X 第一架構
30Y 第二架構
40 支持梁
50 制振壁(制振部材)
52 制振壁(制振部材)
55 構造物
56 支持梁
58 支持梁
64 吊り材
65 吊り材
70 構造物
70C コーナー部
70X 第一架構
70Y 第二架構
80 構造物
80C コーナー部
80X 第一架構
80Y 第二架構
FA 設置階
FB1 高剛性階
Claims (5)
- コーナー部を形成する第一架構及び第二架構と、
前記コーナー部における前記第一架構と前記第二架構とに架設される上下の支持梁と、
前記第一架構及び前記第二架構から離れた状態で、上下の前記支持梁に連結される耐震部材又は制振部材と、
を備える構造物。 - 外周部に前記第一架構及び前記第二架構が配置される吹抜け空間を備え、
前記耐震部材又は前記制振部材は、前記吹抜け空間に配置される、
請求項1に記載の構造物。 - 吹抜け空間を挟んで互いに対向する一対の第一架構及び第二架構と、
前記一対の第一架構及び第二架構に架設される上下の支持梁と、
前記吹抜け空間に配置され、前記第一架構及び前記第二架構から離れた状態で、前記上下の支持梁に連結される耐震部材又は制振部材と、
を備える構造物。 - 前記支持梁を支持する吊り材を備える、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の構造物。 - 前記耐震部材又は前記制振部材の設置階よりも上階に設けられ、前記設置階よりも剛性が高い高剛性階を備える、
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の構造物。
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JP2017140318A JP6948864B2 (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 構造物 |
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JP2019019596A JP2019019596A (ja) | 2019-02-07 |
JP6948864B2 true JP6948864B2 (ja) | 2021-10-13 |
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Family Applications (1)
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