JP6947136B2 - 電極積層体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電極積層体製造装置に関する。
正極、負極、電解質等の電池の構成要素をラミネートフィルムにより包んで薄肉長方形状のラミネート電池を形成し、ラミネート電池の周縁端部を把持するための冶具にラミネート電池を装着し、冶具に装着されたラミネート電池を冶具に装着された状態で積層すると共に積層したラミネート電池を積層方向に拘束し、拘束後、全ての冶具をラミネート電池から取り外し、それによりラミネート電池の積層体である電池モジュールを製造するようにしたる電池モジュール製造装置が公知である(例えば特許文献1を参照)。
特開2016−157586号公報
しかしながら、この電池モジュール製造装置では、各ラミネート電池を一旦冶具に装着し、その後、全ての冶具をラミネート電池から取り外さなければならないという問題がある。
一方、ラミネートフィルムにより包まれていないシート状電極を積層する場合にも、このような冶具を用いることができる。しかしながら、ラミネートフィルムにより包まれていないシート状電極を積層する場合に、このような冶具を用いると、シート状電極の外周縁が冶具の把持部と接触することになり、シート状電極の外周縁が損傷するという問題がある。
この問題を解決するために、本発明によれば、シート状電極を含んだ電極積層体を製造するための電極積層体製造装置において、搬送経路に沿い互いに間隔を隔てて移動せしめられる複数の搬送プレートを備えたプレート搬送装置を具備しており、各搬送プレート上に、順次、シート状電極が載置され、各搬送プレートが夫々、搬送プレート上に載置されたシート状電極を搬送プレート上に押え付けて、搬送中、シート状電極を搬送プレート上の載置位置に保持するクランプを具備している。
シート状電極をクランプにより搬送プレート上に押え付けるようにしているので、シート状電極の外周縁に外力が加わることがなく、従って、シート状電極の外周縁が損傷するのを阻止することができる。
図1は、プレート搬送装置、冶具搬送装置および冶具移送装置の全体図である。 図2A、2B、2Cおよび2Dは、単位電池およびシート状電極を説明するための図である。 図3は、図1に示されるプレート搬送装置の一部の拡大側面図である。 図4は、可動子の断面図である。 図5は、搬送プレートの斜視図である。 図6Aおよび6Bは、搬送プレートのクランプの作動を説明するための図である。 図7は、シート状電極の積層工程を示す図である。 図8は、冶具搬送装置および冶具移送装置を図解的に示す平面図である。 図9Aおよび9Bは、冶具搬送装置および冶具移送装置間における積層冶具の交換作業を説明するための図である。 図10は、積層冶具の斜視図である。 図11Aおよび11Bは、積層冶具を図解的に示す図である。 図12A、12Bおよび12Cは、積層冶具のクランプの作動を説明するための図である。 図13は、図解的に示した積層冶具の側面図である。 図14は、シート状電極の積層作業を説明するための図である。 図15は、電極積層体形成工程を示す図である。
本発明は、電極積層体の製造装置に関する。本発明による実施例では、この電極積層体は、シート状電極を積層することにより形成され、形成された複数個の電極積層体を直列或いは並列に電気的に接続することによって、例えば、車両に搭載される電池が形成される。そこで、まず初めに、この電極積層体を形成するために用いられているシート状電極について説明する。図2Aおよび図2Bは夫々、このシート状電極を用いて製造される電池の構成要素、即ち、単位電池の平面図と、図2AのX−X線に沿って見た単位電池の断面図とを図解的に示している。なお、単位電池の厚みは1mm以下であり、従って、図2Bでは、各層の厚みがかなり誇張して示されている。
図2Bを参照すると、2は正極集電体層、3は正極活物質層、4は固体電解質層、5は負極活物質層、6は負極集電体層を夫々示す。正極集電体層2は導電性材料から形成されており、本発明による実施例では、この正極集電体層2は集電用金属箔、例えば、アルミニウム箔から形成されている。また、正極活物質層3は、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン等の金属イオンを、放電の際に吸蔵させ、充電の際に放出させることのできる正極活物質から形成されている。また、固体電解質層4は、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン等の金属イオンに対して伝導性を有し、全固体電池の材料として利用可能な材料から形成されている。
一方、負極活物質層5は、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン等の金属イオンを、放電の際に放出させ、充電の際に吸蔵させることのできる負極活物質から形成されている。また、負極集電体層6は導電性材料から形成されており、本発明による実施例では、この負極集電体層2は集電用金属箔、例えば、銅箔から形成されている。また、上述の説明からわかるように、本発明による実施例において製造される電池は全固体電池であり、この場合、この電池は、全固体リチウムイオン二次電池であることが好ましい。
さて、本発明による実施例において用いられるシート状電極は、図2Aと同様な矩形状の平面形状を有しており、図2C又は図2Dに示される断面構造を有している。なお、これら図2Cおよび図2Dは、図2AのX−X線と同様な位置における断面図を示している。なお、これら図2Cおよび図2Dにおいても、図2Bと同様に、2は正極集電体層、3は正極活物質層、4は固体電解質層、5は負極活物質層、6は負極集電体層を示している。図2Cに示されるシート状電極は、中心部に負極集電体層6が位置しており、この負極集電体層6から上方向に向けて、負極活物質層5、固体電解質層4、正極活物質層3、正極集電体層2が順次形成されており、負極集電体層6から下方向に向けて、負極活物質層5、固体電解質層4、正極活物質層3が順次形成されている。この場合、本発明による実施例では、負極集電体層6は銅箔から形成されており、正極集電体層2はアルミニウム箔から形成されている。
一方、図2Dに示されるシート状電極は、中心部に負極集電体層6が位置しており、この負極集電体層6から上下方向に向けて夫々、負極活物質層5、固体電解質層4、正極活物質層3が順次形成されている。即ち、図2Dに示されるシート状電極は正極集電体層2を有していない。図2Dに示される場合でも、負極集電体層6は銅箔から形成されている。本発明による実施例では、図2Dに示される断面形状のシート状電極が予め形成されており、後述するように積層工程の途中で図2Dに示される断面形状のシート状電極上にアルミニウム箔(正極集電体)が貼付され、その結果、図2Cに示される断面形状のシート状電極、即ち、アルミニウム箔2の貼付されたシート状電極が形成される。
本発明による実施例では、このアルミニウム箔2の貼付されたシート状電極を、シート状電極1と称している。なお、本発明による実施例の説明において、特に混乱しないと考えられる場合には、アルミニウム箔2の貼付されていない図2Dに示される断面形状のシート状電極もシート状電極1と称する。これに対し、アルミニウム箔2の貼付されたシート状電極1とアルミニウム箔2の貼付されていないシート状電極1とを区別して表現したほうが好ましい場合には、アルミニウム箔2の貼付されたシート状電極を正極付きシート状電極1と称し、アルミニウム箔2の貼付されていないシート状電極を、正極なしシート状電極1と称する。
なお、図2Cおよび図2Dに示されるシート状電極1は一例を示すものであって、種々の構造のシート状電極1の使用が考えられる。例えば、銅箔6の一方の側面上に、負極活物質層5、固体電解質層4、正極活物質層3および正極集電体層2を形成するか、又は負極活物質層5、固体電解質層4および正極活物質層3を形成するか、又は負極活物質層5および固体電解質層4を形成するか、又は負極活物質層5のみを形成し、銅箔6の他方の側面上に、負極活物質層5および固体電解質層4を形成するか、又は負極活物質層5のみを形成するか、又は何も形成しない構造とすることができる。また、銅箔6に代えて、正極集電体層2を形成するアルミニウム箔を用い、このアルミニウム箔2の一方の側面上に、正極活物質層3、固体電解質層4、負極活物質層5および負極集電体層6形成するか、又は正極活物質層3、固体電解質層4および負極活物質層5を形成するか、又は正極活物質層3および固体電解質層4を形成するか、又は正極活物質層3のみを形成し、他方の側面上に、正極活物質層3、固体電解質層4および負極活物質層5を形成するか、又は正極活物質層3および固体電解質層4を形成するか、又は正極活物質層3のみを形成するか、又は何も形成しない構造とすることができる。
従って、包括的に表現すると、本発明において、シート状電極1は、集電用金属箔2又は6と、集電用金属箔2又は6上に形成された正極活物質層3および負極活物質層5の少なくとも一方とを含んでいることになる。なお、以下、シート状電極1が、図2Cおよび図2Dのいずれかに示される構造を有する場合を例にとって、本発明による実施例について説明する。
図1を参照すると、図1には、プレート搬送装置A、冶具搬送装置Bおよび冶具移送装置Cが示されている。プレート搬送装置Aには、図1において矢印で示される搭載位置において、図2Dに示される断面形状の正極なしシート状電極1が供給され、このシート状電極1は、シート状電極1を含む積層体を形成するためにプレート搬送装置Aにより矢印で示される搬送方向に搬送される。
次に、このプレート搬送装置Aについて説明する。図3は、図1に示されるプレート搬送装置Aの一部の拡大側面図を示している。図1および図3を参照すると、プレート搬送装置Aは、垂直面内において上下方向に間隔を隔てた水平直線部分10aおよび一対の半円形部分10bからなる長円形のレール10と、このレール10上を走行可能な複数個の可動子12を具備している。図4には、図3のY−Y線に沿って見た可動子12の断面図が示されている。図4に示されるように、この可動子12は、可動子12に軸線13a回りで回転可能に取り付けられてレール10上を転動する一対のガイドローラ13(進行方向に対し前と後ろに配置されている)と、可動子12に軸線14a回りで回転可能に取り付けられてレール10上を転動する一対のガイドローラ14(進行方向に対し前と後ろに配置されている)と、可動子12に軸線15a回りで回転可能に取り付けられてレール10上を転動するガイドローラ15と、可動子12に軸線16a回りで回転可能に取り付けられてレール10上を転動するガイドローラ16とを備えている。
一方、この可動子12は、一対の永久磁石17,18を備えており、これら永久磁石17,18に挟まれたプレート搬送装置A内には、コイルの巻設された固定子11が配置されている。この固定子11と永久磁石17,18によって、即ち、固定子11と可動子12によってリニアモータが形成されている。従って、プレート搬送装置Aでは、リニアモータの可動子12がレール10上を走行せしめられていることになる。この可動子12の走行速度等は、プレート搬送装置Aの制御装置(図示せず)によって制御される。
図3および図4に示されるように、可動子12上には矩形状をなす搬送プレート20が取り付けられており、この搬送プレート20上にシート状電極1が載置される。図5は、可動子12に取り付けられた搬送プレート20の斜視図を示している。図5を参照すると、本発明による実施例では、搬送プレート20には、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1を搬送プレート20上に押え付けて、搬送中、シート状電極1を搬送プレートト20の載置位置に保持する複数のクランプ21,22,23,24が取り付けられている。図5に示される実施例では、進行方向に対し前方に位置する搬送プレート20の前端部に間隔を隔てて一対のクランプ21,22が取り付けられており、進行方向に対し後方に位置する搬送プレート20の後端部に間隔を隔てて一対のクランプ23,24が取り付けられている。
これらクランプ21,22,23,24は同じ構造を有しており、従って、クランプ24を例にとってクランプの構造を説明する。図6Aは、クランプ24によって、シート状電極1が搬送プレート20上に押え付けられているときを示しており、図6Bは、クランプ24がシート状電極1を解放したときを示している。図6Aおよび図6Bを参照すると、クランプ24は、概略的にいうとL字型をなすクランプアーム25を具備しており、このクランプアーム25の中央部が、支持ピン26によって、搬送プレート20に固定された支持板27に回動可能に取り付けられている。クランプアーム25の一端には搬送プレート20の表面上まで延びる押え付け部25aが形成されており、クランプアーム25の他端にはローラ28が取り付けられている。クランプアーム25は、クランプアーム25と支持板27間に取り付けられた引張りばね29によって常時時計回りに付勢されている。
可動子12の走行経路には、クランプアーム25のローラ28と係合可能な固定カム(図示せず)が設けられている。クランプアーム25のローラ28は、通常、この固定カムと係合しておらず、このときには、図6Aに示されるように、シート状電極1は、引張りばね29のばね力により、クランプアーム25の押え付け部25aによって搬送プレート20上に押え付けられている。このとき、図6からわかるように、クランプアーム25とシート状電極1の外周縁との間には空隙が存在しており、従って、シート状電極1の外周縁はクランプアーム25と接触していない。即ち、このとき、シート状電極1の外周縁は、その全外周縁が非接触状態にある。従って、シート状電極1が、クランプアーム25の押え付け部25aによって搬送プレート20上に押え付けられているときには、シート状電極1の外周縁が損傷することがない。一方、クランプアーム25のローラ28が固定カムと係合すると、図6Bに示されるように、ローラ28が上昇し、シート状電極1が、クランプアーム25の押え付け部25aから解放される。
次に、図7を参照しつつ、シート状電極の積層工程について説明する。図7は、このシート状電極の積層工程を図解的に示しており、この図7には、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1と、搬送プレート20に取り付けられたクランプ21,22,23,24が図解的に示されている。ただし、図7では、搬送プレート20は省略されている。なお、この図7には、シート状電極1がプレート搬送装置Aにより搬送されているときに行われる種々の処理が示されている。
本発明による実施例では、細長い銅箔の両側面上に、銅箔の長手方向に間隔をおいて、負極活物質層、固体電解質層および正極活物質層が順次、重なるように塗布され、次いで、この銅箔を、所定の長さ毎に切断することによって、図2Dに示される断面形状の正極なしシート状電極1が作成される。この正極なしシート状電極1は保管台に積み重ねられて保管される。図7のZは、この保管台に積み重ねられている正極なしシート状電極1を示している。この保管台に積み重ねられているシート状電極1は、図示しない移送装置により、図1の矢印で示される搭載位置において、図7において矢印で示すように、一枚ずつ順次、プレート搬送装置Aの上方の水平直線レール部分10aにおいて搬送プレート20上に載置される。
上方の水平直線レール部分10aにおいて搬送プレート20上に載置されたシート状電極1は、プレート搬送装置Aの水平直線部分10aに沿って移動する間、まず初めに、接続用電極タブを形成するための銅箔6の端部のタブ裁断処理が行われ、次いで、アルミニウム(正極)箔との短絡を阻止するために銅箔6の一部に絶縁材を塗布するための端部絶縁処理が行われる。次いで、アルミニウム(正極)箔2をシート状電極1上に接着剤を用いて貼付する正極箔貼付処理が行われる。この正極箔貼付処理が行われと、シート状電極1は図2Cに示される断面形状の正極付きシート状電極となる。次いで、アルミニウム(正極)箔2がシート状電極1上に適切に貼付されているか否かを検査する箔貼付検査が行われる。次いで、正極付きシート状電極1を積層したときに、積層したシート状電極1間でズレを生じないようにアルミニウム(正極)箔2上に接着剤を塗布するズレ止め塗布処理が行われる。
次いで、搬送プレート20が、プレート搬送装置Aの半円形レール部分10bに到達し、半円形レール部分10bに沿って進行し始めると、図7に示される如く、搬送プレート20の上下が反転し始め、搬送プレート20が、プレート搬送装置Aの半円形レール部分10bの下端部に到達すると、搬送プレート20の上下が完全に反転する。本発明による実施例では、このように搬送プレート20の上下が反転した状態で、正極付きシート状電極1の積層作用が行われる。この積層作用については後で詳細に説明する。なお、積層作用が行われると、正極付きシート状電極1は搬送プレート20上から取り除かれ、搬送プレート20上は空の状態となる。この空の状態となった搬送プレート20は、順次、図1に示される搭載位置に移動せしめられる。
このように本発明による実施例では、図1に示されるように、搬送経路に沿い互いに間隔を隔てて移動せしめられる複数の搬送プレート20を備えたプレート搬送装置Aが設けられている。このプレート搬送装置Aでは、各搬送プレート20上に、順次、シート状電極1が載置され、各搬送プレート20が夫々、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1を搬送プレート20上に押え付けて、搬送中、シート状電極1を搬送プレート20上の載置位置に保持するクランプ21,22,23,24を具備している。この場合、搬送中、シート状電極1を搬送プレート20上の載置位置に保持にするためには、クランプ21,22,23,24によるクランプ力は、以下の条件を満たすことが必要となる。
クランプ力×摩擦係数>シート状電極1の重量×加速度
ここで、摩擦係数は、クランプ21,22,23,24と正極なしシート状電極1間の摩擦係数、および、クランプ21,22,23,24とアルミニウム箔2間の摩擦係数のうち、低い方の摩擦係数である。また、加速度は、プレート搬送装置Aにおいて搬送プレート20に加わる加速度の中で最大の加速度である。本発明による実施例では、クランプ21,22,23,24によるクランプ力が、上記条件を満たすように引張りばね29のばね力が設定されている。このようにクランプ力を設定することにより、クランプ21,22,23,24によって、シート状電極1の外周縁に外力が加わることがなく、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1を、搬送中、搬送プレート20上の載置位置に保持することができる。その結果、搬送中、シート状電極1の外周縁が損傷するのを阻止することができる。
次に、正極付きシート状電極1の積層作用について説明する。図8は、図1に示される冶具搬送装置Bおよび冶具移送装置Cを図解的に描いた平面図であり、この図8にはプレート搬送装置Aが鎖線で示されている。図1および図8を参照すると、冶具搬送装置Bおよび冶具移送装置Cは、プレート搬送装置Aの小型版であってプレート搬送装置Aと同様な機能を有している。即ち、冶具搬送装置Bは、並列配置された一対の直線部分と一対の半円形部分からなる長円形のレール30と、このレール30上を走行するリニアモータの可動子31とを具備しており、この可動子31は図4に示される可動子12と同様な構造を有する。この可動子31には長円形のレール30から水平方向外方に向けて延びる搬送台32の端部が固定されており、この搬送台32上に積層冶具40が搭載される。
図10は、この積層冶具40の斜視図を示している。また、図11Aは、図解的に表した積層冶具40の側面図を示しており、図11Bは、図解的に表した積層冶具40の平面図を示している。図10、図11Aおよび図11Bを参照すると、積層冶具40は、基台41と、基台41上に取り付けられたパンダグラフ式昇降機構42により支持されている底板43と、基台41の4隅に配置された4つのクランプ44,45,46,47を具備する。パンダグラフ式昇降機構42は、基台41の上面および底板43の下面に夫々固定された支持部48および49と、基台41の上面および底板43の下面上を夫々摺動する摺動子50および51と、支持部48、49および摺動子50、51間を連結するアーム52および53からなり、支持部48と摺動子51間に圧縮ばね54が取り付けられる。この圧縮ばね54のばね力によりパンダグラフ式昇降機構42が常時上昇方向に付勢され、それにより底板43が常時上方に付勢される。即ち、底板43は、ばね付勢されたパンダグラフ式昇降機構42によって、常時上方に付勢される。なお、図10は、構造を理解しやすくするために、底板43からパンダグラフ式昇降機構42を切り離してパンダグラフ式昇降機構42を収縮状態にしたときを示している。
一方、基台41の4隅に配置されたクランプ44,45,46,47について比較してみると、クランプ44および47は同一形状を有しており、クランプ45および46は同一形状を有している。一方、クランプ44および45は垂直面に対して対照的な形状を有しており、クランプ46および47は垂直面に対して対照的な形状を有している。即ち、クランプ44,45,46,47は全て、同様な構造を有している。従って、クランプ44を例にとってクランプの構造について説明する。
図12Aは、クランプ44の分解斜視図を示しており、図12Bおよび図12Cは、クランプ44の作動を説明するための図である。図10および図12Aを参照すると、クランプ44は、基台41上に固定された支柱55と、支柱55に回動可能に挿入された回動部56と、回動部56の頂部に取り付けられたL字型のクランプアーム57とを具備する。一方、回動部56には螺旋状に延びるスリット58が形成されており、支柱55の外周面上には、スリット58内に侵入する突起59が形成されている。図10に示されるように、回動部56の外周面にはL字型をなす駆動アーム60の一端部が固定されており、駆動アーム60の他端部と基台41間には、圧縮ばね61が取り付けられている。また、駆動アーム60の中央部にはローラ62が取り付けられている。図11Aおよび図11Bには、各クランプ44,45,46,47の回動部56に取り付けられた駆動アーム60とローラ62とが図解的に示されている。なお、図12A、図12Bおよび図12Cでは、これら駆動アーム60およびローラ62が省略されている。
駆動アーム60に取り付けられたローラ62は、積層冶具40が移動せしめられているときに固定カム(図示せず)と係合し、ローラ62が固定カムと係合するとローラ62は固定カムにより積層冶具40の内方に向けて押し込まれる。その結果、回動部56が圧縮ばね61のばね力に抗して回動せしめられる。このとき、クランプ44の回動部56は時計回りに回動せしめられる。図12Bは、クランプ44の回動部56が回動せしめられる前を示している。このとき各クランプ44,45,46,47のクランプアーム57は、圧縮ばね60のばね力によって、図10に示される位置に保持されており、このとき底板43上に載置されたシート状電極1は、ばね付勢されたパンダグラフ式昇降機構42によって、即ち、圧縮ばね54のばね力によって、クランプアーム57の底面上に押え付けられている。このことを別の角度からみると、このとき各クランプ44,45,46,47のクランプアーム57は、底板43上に載置されたシート状電極1を底板43上に押え付けていると言える。従って、本願の明細書では、実質的な意味は同じであるが、シート状電極1がクランプアーム57の底面上に押え付けられているという場合と、クランプアーム57が、底板43上に載置されたシート状電極1を底板43上に押え付けているという場合とがある。
一方、図12Cは、クランプ44の回動部56が回動せしめられた後を示している。図12Bおよび図12Cに示されるように突起59は螺旋状に延びるスリット58内に侵入しているので回動部56が回動せしめられると回動部56は突起59によって押し上げられ、従って回動部56は上昇しながら回動することになる。このとき、クランプアーム57は、図10において、シート状電極1から上方に離れつつシート状電極1の上方領域から外れ、それによりクランプアーム57によるシート状電極1のクランプ作用が解除される。
図13は、予め設定された枚数の正極付シート状電極1が積層冶具40の底板43上に積層されたところを図解的に示している。なお、以下の説明では、簡略化のために、パンダグラフ式昇降機構42は、図13に示されるようにばねを示す記号でもって表わされる。さて、図7を参照しつつ説明したように、本発明による実施例では、搬送プレート20の上下が反転した状態で、正極付シート状電極1の積層作用が行われる。このとき図7に示されるように、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1に積層冶具40の上面が対面するように積層冶具40が搬送される。この場合、本発明による実施例では、搬送プレート20を進行方向に移動させつつ積層作用を行うので、積層作用が行われている間、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1に積層冶具40の上面が対面し続けるように積層冶具40が搬送される。
ところで、図1および図8を参照しつつ既に説明したように、本発明による実施例では、冶具搬送装置Bの可動子31に搬送台32の端部が固定されており、この搬送台32上に積層冶具40が搭載されている。従って、本発明による実施例では、積層作用が行われている間、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1に積層冶具40の上面が対面し続けることができるように、即ち、積層作用が行われている間、搬送台32に搭載された積層冶具40がプレート搬送装置Aの真下を移動し続けることができるように、冶具搬送装置Bが配置されている。更に、本発明による実施例では、積層作用が行われている間、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1に積層冶具40の上面が対面し続けるように、搬送プレート20と搬送台32とが同期して移動せしめられる。
次に、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1に積層冶具40の上面を対面させ続けながら行われる積層作業について図14を参照しつつ説明する。なお、図14には、搬送プレート20のクランプ21,22,23,24によるシート状電極1のクランプ作用、および積層冶具40のクランプ44,45,46,47によるシート状電極1のクランプ作用が図解的に示されている。なお、図14の説明に関しては、図4の(1)において、搬送プレート20に載置されているシート状電極1を新たなシート状電極1と称し、積層冶具40の底板43上に既に存在するシート状電極1を積層済みシート状電極1と称する。
図14を参照すると、図14の(1)に示される状態から図14の(2)に示されるように搬送プレート20上に載置された新たなシート状電極1に積層冶具40の上面が対面しつつ接近すると、図14の(3)に示されるように、積層冶具40のクランプ46,47により積層済みシート状電極1の一側周辺部が押え付けられている状態で、積層冶具40のクランプ44,45による積層済みシート状電極1の他側周辺部のクランプ作用が解除され、搬送プレート20のクランプ23,24により新たなシート状電極1の一側周辺部が押え付けられている状態で、搬送プレート20のクランプ21,22による新たなシート状電極1の他側周辺部のクランプ作用が解除される。このとき、図14の(3)に示されるように、新たなシート状電極1の他側周辺部が積層済みシート状電極1上に落下する。
新たなシート状電極1の他側周辺部が積層済みシート状電極1上に落下すると、図14の(4)に示されるように、積層冶具40のクランプ44,45により、積層済みシート状電極1上に落下した新たなシート状電極1の他側周辺部が押え付けられる。次いで、図14の(5)に示されるように、積層冶具40のクランプ44,45により、積層済みシート状電極1上に落下した新たなシート状電極1の他側周辺部が押え付けられた状態で、積層冶具40のクランプ44,45による積層済みシート状電極1の一側周辺部のクランプ作用が解除されると共に、搬送プレート20のクランプ23,24による新たなシート状電極1の一側周辺部のクランプ作用が解除され、それにより新たなシート状電極1の一側周辺部も積層済みシート状電極1上に落下する。新たなシート状電極1の一側周辺部も積層済みシート状電極1上に落下すると、図14の(6)に示されるように、積層冶具40のクランプ46,47により、積層済みシート状電極1上に落下した新たなシート状電極1の一側周辺部が押え付けられる。
次いで、図14の(7)に示されるように、積層冶具40の底板43上に積み重ねられた積層済みシート状電極1と新たなシート状電極1は、積層冶具40のクランプ44,45,46,47により押え付けられた状態で搬送プレート20から離れる。即ち、底板43上に積み重ねられた積層済みシート状電極1と新たなシート状電極1は、ばね付勢されたパンダグラフ式昇降機構42により、即ち、圧縮ばね54のばね力により、クランプアーム57の底面上に押え付けられた状態で搬送プレート20から離れる。これで、積層冶具40への一枚のシート状電極1の積層作用が完了する。なお、図14の(1)から(7)において、搬送プレート20のクランプ21,22,23,24によるクランプ作用およびクランプの解除作用は、搬送プレート20の移動中にローラ28が固定カムと係合することにより行われ、積層冶具40のクランプ44,45,46,47によるクランプ作用およびクランプの解除作用は、搬送台32の移動中に積層冶具40のローラ62が固定カムと係合することにより行われる。
このように、本発明による実施例では、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1を積層するための積層冶具40と、積層冶具40を搬送するための冶具搬送装置Bとを具備しており、積層冶具40シート状電極1を支持するための底板43と、底板43上に載置されたシート状電極1を底板43上に押え付けて、シート状電極1を搬送プレート20上の載置位置に保持する少なくとも一対のクランプ44,45,46,47とを具備している。また、搬送プレート20のクランプが少なくとも一対のクランプ21,22,23,24から構成されている。搬送プレート20上に載置されたシート状電極1を積層冶具40内に積層するときには、シート状電極1を搬送プレート20のクランプ21,22,23,24により搬送プレート1上に押え付けつつ搬送プレート1の上下が反転されると共に、積層冶具40の上面が搬送プレート1上に載置されたシート状電極1に対面し続けるように搬送プレート20と積層冶具40とが同期して移動せしめられる。
搬送プレート20と積層冶具40とが同期して移動せしめられているとき、搬送プレート20上に載置されたシート状電極1は、シート状電極1の周辺部を搬送プレート20のクランプ21,22,23,24および積層冶具40のクランプ44,45,46,47のいずれか一方のクランプが押え付けつつ、積層冶具40内に積層される。この場合、本発明による実施例では、搬送プレート20と積層冶具40とが同期して移動せしめられているとき、搬送プレート20の一方のクランプ23,24がシート状電極1の一側周辺部を押え付けている状態で、搬送プレート20の他方のクランプ21,22がシート状電極1の他側周辺部を解放したときに、シート状電極1の他側周辺部が積層冶具40の一方のクランプ44,45により押え付けられ、次いで、積層冶具40の一方のクランプ44,45がシート状電極1の他側周辺部を押え付けた状態で、搬送プレート20の一方のクランプ23,24がシート状電極1の一側周辺部を解放する。このように本発明による実施例では、搬送プレート20上に載置された新たなシート状電極1は、必ず搬送プレート20のクランプ21,22,23,24および積層冶具40のクランプ44,45,46,47の少なくとも一方によって押え付けられた状態で、積層冶具40内の積層済みシート状電極1上に積層される。従って、新たなシート状電極1は、積層済みシート状電極1に対して位置ずれすることなく、積層済みシート状電極1上に、ぴったり重なるように積層される。
一方、図14の(7)に示されるように、積層冶具40の底板43上に載置されたシート状電極1の積層体を底板43上の載置位置に保持するためには、積層冶具40のクランプ44,45,46,47によるクランプ力は、以下の条件を満たすことが必要となる。
クランプ力×摩擦係数>シート状電極1の積層体の重量×加速度
ここで、摩擦係数は、クランプとシート状電極1間の摩擦係数であり、加速度は、積層冶具40へのシート状電極1の積載後、積層冶具40に加わる加速度の中で最大の加速度である。本発明による実施例では、クランプ44,45,46,47によるクランプ力が、上記条件を満たすようにパンダグラフ式昇降機構42の引張りばね54のばね力が設定されている。このようにクランプ力を設定することにより、クランプ44,45,46,47によって、積層された各シート状電極1の外周縁に外力が加わることがなく、積層冶具40の底板43上に載置されたシート状電極1の積層体を、搬送中、底板43上の載置位置に保持することができる。その結果、シート状電極1の外周縁が損傷するのを阻止することができる。
図8に示されるように、本発明による実施例では、冶具搬送装置Bは、可動子31により支持された三つの搬送台32を有しており、各搬送台32上に積層冶具40が搭載されている。これら搬送台32は可動子31によって矢印方向に移動せしめられる。図8において、例えば、或る搬送プレート20に載置されているシート状電極1の積層冶具40への積層作業が、AXで示される搬送台32上の積層冶具40に対して行われているときには、この搬送プレート20に後続している搬送プレート20からの積層冶具40へのシート状電極1の積層作業は、BXで示される搬送台32上の積層冶具40に対して行われる。一方、CXで示される搬送台32上の積層冶具40は、積層冶具40へのシート状電極1の積層作業が既に完了した積層冶具40を示しており、搬送台32は、積層冶具40へのシート状電極1の積層作業が完了すると、高速度でもって、先行する搬送台32、図8においてはBXで示される搬送台32の後ろまで移動せしめられる。なお、冶具搬送装置Bには、四つ以上の搬送台32を設置することができる。
このようにして、搬送プレート20により次から次へと搬送されてくるシート状電極1は、順次搬送されてくる搬送台32上の積層冶具40内に次から次へと一枚ずつ積層される。このシート状電極1の積層冶具40への積層作業は高速で行われ、従って、各積層冶具40には短時間で、予め設定された枚数のシート状電極1の積層体が形成される。この予め設定された枚数のシート状電極1の積層体が図13において符号7で示されている。予め設定された枚数のシート状電極1の積層体7が生成されると、積層冶具40は、次の処理を行うために、シート状電極1の積層体7を保持したまま冶具搬送装置Bの搬送台32から取り除かれ、空の積層冶具40が搬送台32上に送り込まれる。即ち、シート状電極1の積層体7を保持した積層冶具40を取り除き、空の積層冶具40を送り込む積層冶具40の交換作業が行われる。この積層冶具40の交換作業は冶具移送装置Cにより行われる。
前述したように、この冶具移送装置Cは、プレート搬送装置Aの小型版であってプレート搬送装置Aと同様な機能を有している。即ち、冶具移送装置Cは、図1および図8に示されるように、並列配置された一対の直線部分と一対の半円形部分からなる長円形のレール70と、このレール70上を走行するリニアモータの可動子71とを具備している。この冶具移送装置Cは、可動子71により支持された三つの搬送台72を有しており、これら搬送台72は可動子71によって矢印方向に移動せしめられる。各可動子71には搬送台72の端部が固定され、各搬送台72は長円形のレール70から水平方向外方に向けて延びている。冶具移送装置Cは冶具搬送装置Bよりも少し低い位置に設置されており、更に冶具移送装置Cは、冶具搬送装置Bの搬送台32と冶具移送装置Cの搬送台72とが上下方向に間隔を隔てて重なり合うように冶具搬送装置Bに隣接して配置されている。なお、この冶具移送装置Cにも、四つ以上の搬送台72を設置することができる。
図9Aは、図8のXXから見たときの冶具搬送装置Bの搬送台32と冶具移送装置Cの搬送台72とを図解的に表した側面図を示しており、図9Bは、冶具搬送装置Bの搬送台32と冶具移送装置Cの搬送台72とを図解的に表した平面図を示している。図9Aおよび図9Bを参照すると、図9Aには冶具搬送装置Bの可動子31と搬送台32、および冶具移送装置Cの可動子71と搬送台72が示されており、更に図9Aには、積層体7を保持した積層冶具40が示されている。一方、図9Bには冶具搬送装置Bの搬送台32が実線で示されており、冶具移送装置Cの搬送台72が破線で示されている。また、図9Aおよび図9Bに図解的に示されるように、冶具移送装置Cの搬送台72には昇降台74を備えた昇降ロッド75が上下方向に摺動可能に取り付けられている。この昇降ロッド75は固定カム(図示せず)と係合したときに上昇作用および下降作用を行う。
積層冶具40の交換作業は、例えば、次のようにして行われる。図8において、DXは、昇降台74が図9Aに示される最下降位置に位置しておりかつ昇降台74が積層冶具40を載置していない空状態の搬送台72を示しており、この搬送台72は図示の位置で待機している。さて、図8において、CXで示される搬送台32が、予め設定された枚数のシート状電極1の積層作用の完了した積層冶具40を保持している搬送台であったとすると、図9Aの左側の図は、この搬送台32が、待機している搬送台72の真上に重なったときを示している。搬送台32が搬送台72の真上に重なると、搬送台32と搬送台72は重なった状態で一緒に前進する。搬送台32と搬送台72が重なった状態で一緒に前進すると、固定カムによって昇降ロッド75が押し上げられ、それによって昇降台74が搬送台32を通り抜けて上昇する。このとき、図9Aの右側の図で示されるように、積層冶具40が昇降台74上に乗り移る。積層冶具40が昇降台74上に乗り移ると、搬送台72は積層冶具40を搭載した状態で、搬送台32から急速に離れ、例えば、EXで示される搬送台72の後ろまで移動せしめられる。次いで、この移動してきた搬送台72からは、シート状電極1の積層体7を保持している積層冶具40が、次の処理のために、例えば、人手によって、積み下ろされる。
一方、搬送台72が搬送台32から急速に離れると、FXで示される、空の積層冶具40を搭載している搬送台72が、ただちにこの搬送台32まで移動せしめられる。このとき、搬送台72が搬送台32に近づくと、固定カムによって搬送台72の昇降ロッド75が押し上げられ、それにより空の積層冶具40を搭載している昇降台74が上昇して、図9Aに示されるように搬送台72が搬送台32の上に重なる。ただし、このときには昇降台74上に搭載されている積層冶具40は、図9Aに示される場合と異なって、空の積層冶具40である。搬送台72が搬送台32の真上に重なると、搬送台32と搬送台72は重なった状態で一緒に前進する。搬送台32と搬送台72が重なった状態で一緒に前進すると、固定カムによって昇降ロッド75が下降し、それによって昇降台74が下降する。このとき、図9Aの左側の図で示されるように、積層冶具40が搬送台32上に乗り移る。ただし、このときには搬送台32上に搭載された積層冶具40は、図9Aに示される場合と異なって、空の積層冶具40である。
このようにしてシート状電極1の積層体7を保持した状態で搬送台32上に搭載されている積層冶具40が、空の積層冶具40に交換される。空の積層冶具40を搭載した搬送台32は高速度でもって、BXで示される先行する搬送台32の後ろまで移動せしめられる。一方、空の積層冶具40を移し終えた搬送台72は先行する搬送台72の後ろまで移動せしめられる。FX,EXで示される位置で待機している搬送台72について説明すると、シート状電極1の積層体7を保持した積層冶具40を搬送台32から受け取るために待機している搬送台7は何も載せていない状態のまままとされ、搬送台32に空の積層冶具40を渡すために待機している搬送台72上には、例えば、手動により、空の積層冶具40が搭載される。
冶具搬送装置Bでは、短い時間間隔で各搬送台32に搭載された積層冶具40へのシート状電極1の積層作業が行われており、従って、予め設定された枚数のシート状電極1が積層冶具40に積載されたときに、例えば、手動でもって、積層冶具40を取り除き、搬送台32に空の積層冶具40を載置するのは、困難である。これに対し、冶具移送装置Cが設けられていると、長い時間間隔をおいて、シート状電極1の積層体7を保持した積層冶具40を搬送台72から取り除き、搬送台72に空の積層冶具40を取り付けることが可能となる。従って、余裕をもって積層冶具40の交換を行うことができる。
次に、このシート状電極1の積層体7を保持した積層冶具40を用いて行われる電極積層体の形成工程について説明する。図15は、この電極積層体の形成工程を図解的に示しており、この図15には、積層冶具40の基板41、底板43、クランプ44,45,46,47およびシート状電極1の積層体7が図解的に示されている。図15を参照すると、まず初めに、シート状電極1の積層体7を保持した積層冶具40が、搬送装置のコンベア上、或いは、作業台上に搭載される。次いで、クランプ44,45,46,47によるクランプ作用が解除されると共にプレス装置80によってシート状電極1の積層体7が圧縮される。このとき、底板43は基台41上に設けられたストッパ81上に当接する。次いで、シート状電極1の積層体7が圧縮された状態でシート状電極1の積層体7の側面部に樹脂が塗布され、それによって、シート状電極1の側面部が互いに樹脂により固着される。
次いで、シート状電極1上に接着剤を塗布するための接着剤塗布処理が行われる。次いで、アルミニウム(正極)箔2をシート状電極1上に接着剤を用いて貼付する正極箔貼付処理が行われる。次いで、シート状電極1の接続用電極タブに電力取り出し用端子82を接合するための端子接合処理が行われる。それによって、シート状電極1の電極積層体が生成される。次いで、最後に、生成されたシート状電極1の電極積層体上にロット番号等の印字処理が行われる。このようにして形成された電極積層体は、例えば、ラミネートフィルムにより袋状に覆われ、ラミネートフィルムにより袋状に覆われた複数の電極積層体を直列或いは並列に電気的に接続することによって、例えば、車両に搭載される電池が形成される。
なお、上述したように、搬送プレート20上にシート状電極1が載置されると、このシート状電極1は搬送プレート20上にクランプ21,22,23,24によって押え付けられ、シート状電極1が搬送プレート20から積層冶具40に積層される間も、シート状電極1は搬送プレート20のクランプ21,22,23,24および積層冶具40のクランプ44,45,46,47のいずれか一方のクランプによって押え付けられ、シート状電極1が積層冶具40内に積層されたときにもシート状電極1は、積層冶具40のクランプ44,45,46,47によって押え付けられる。このように本発明による実施例では、搬送プレート20上にシート状電極1が載置されてからシート状電極1の積層体7が圧縮装置80により圧縮されるまで、シート状電極1は、搬送プレート20のクランプ21,22,23,24および積層冶具40のクランプ44,45,46,47の少なくとも一方によって押え付けられ続ける。
1 シート状電極
10,31,71 可動子
20 搬送プレート
21,22,23,24 クランプ
32、72 搬送台
40 積層冶具
44,45,46,47 クランプ
A プレート搬送装置
B 冶具搬送装置
C 冶具移送装置

Claims (10)

  1. シート状電極を含んだ電極積層体を製造するための電極積層体製造装置において、搬送経路に沿い互いに間隔を隔てて移動せしめられる複数の搬送プレートを備えたプレート搬送装置を具備しており、各搬送プレート上に、順次、シート状電極が載置され、各搬送プレートが夫々、搬送プレート上に載置されたシート状電極を搬送プレート上に押え付けて、搬送中、シート状電極を搬送プレート上の載置位置に保持するクランプを具備している電極積層体製造装置。
  2. シート状電極が、集電用金属箔と、集電用金属箔上に形成された正極活物質層および負極活物質層の少なくとも一方とを含む請求項1に記載の電極積層体製造装置。
  3. 搬送プレート上に載置されたシート状電極を積層するための積層冶具と、該積層冶具を搬送するための冶具搬送装置とを具備しており、該積層冶具がシート状電極を支持するための底板と、底板上に載置されたシート状電極を底板上に押え付けてシート状電極を底板上の載置位置に保持する少なくとも一対のクランプとを具備しており、搬送プレートのクランプが少なくとも一対のクランプから構成されており、搬送プレート上に載置されたシート状電極を積層冶具内に積層するときには、シート状電極を搬送プレートのクランプにより搬送プレート上に押さえつつ搬送プレートの上下が反転されると共に、積層冶具の上面が搬送プレート上に載置されたシート状電極に対面し続けるように搬送プレートと積層冶具とが同期して移動せしめられ、搬送プレートと積層冶具とが同期して移動せしめられているとき、搬送プレート上に載置されたシート状電極が、シート状電極の周辺部を搬送プレートのクランプおよび積層冶具のクランプのいずれか一方のクランプにより押え付けしつつ、積層冶具内に積層される請求項1に記載の電極積層体製造装置。
  4. 搬送プレートと積層冶具とが同期して移動せしめられているとき、搬送プレートの一方のクランプがシート状電極の一側周辺部を押え付けている状態で搬送プレートの他方のクランプがシート状電極の他側周辺部を解放したときにシート状電極の該他側周辺部を積層冶具の一方のクランプにより押え付け、次いで、積層冶具の一方のクランプがシート状電極の該他側周辺部を押え付けた状態で搬送プレートの該一方のクランプがシート状電極の該一側周辺部を解放する請求項3に記載の電極積層体製造装置。
  5. 積層冶具の底板は、常時ばね力により上方に付勢される請求項3に記載の電極積層体製造装置。
  6. 積層冶具の底板は、ばね付勢されたパンダグラフ式昇降機構によって、常時上方に付勢される請求項5に記載の電極積層体製造装置。
  7. 積層冶具により保持されたシート状電極の積層体は、圧縮装置により圧縮され、次いで、圧縮された状態で、シート状電極の積層体の側面部に樹脂が塗布され、それによりシート状電極の側面部が互いに固着され、搬送プレート上にシート状電極が載置されてからシート状電極の積層体が圧縮装置により圧縮されるまで、シート状電極が、搬送プレートのクランプおよび積層冶具のクランプの少なくとも一方によって押え付けられ続ける請求項に記載の電極積層体製造装置。
  8. 予め設定された枚数のシート状電極の積層体を保持した積層冶具を該冶具搬送装置から受け取り、空の積層冶具を該冶具搬送装置に送り込むための冶具移送装置を具備している請求項に記載の電極積層体製造装置
  9. 該クランプが、搬送プレートの両端部に取り付けられており、各クランプは、ばね力によりシート状電極上に押し付けられている請求項1に記載の電極積層体製造装置。
  10. 該プレート搬送装置は、垂直面内において上下方向に間隔を隔てた水平直線部分と一対の半円形部分からなる長円形のレールと、レール上を走行するリニアモータの可動子とを具備しており、搬送プレート上に載置されたシート状電極を積層するための積層冶具と、該積層冶具を搬送するための冶具搬送装置とを具備しており、該可動子に搬送プレートが取り付けられており、上方の水平直線部分においてシート状電極が搬送プレート上に載置され、該可動子が該半円形部分を下降して搬送プレートの上下が反転された後に、搬送プレート上に保持されているシート状電極が、積層冶具内に積層される請求項1に記載の電極積層体製造装置。
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