JP5766904B2 - シート部材積層装置およびシート部材積層方法 - Google Patents

シート部材積層装置およびシート部材積層方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート部材積層装置およびシート部材積層方法に関する。
積層型電池は、カットされた負極シート、セパレータシート、および正極シートを順次に積層した構造を有する。
この形態の積層型電池を製造する際の、従来の積層工程は次にように行われている。積層途中にある既に重ね合わされた各シート部材がずれないように爪部によって押さえられている。そして、次に積層するシート部材(負極シート、セパレータシート、および正極シートのいずれか)が吸着装置により吸着された状態で、既に積層されたシート部材の上から重ねられる。そして吸着装置により上から押さえ付けた状態で、爪部を上に上げていったん既に積層したシート部分を開放する。このとき、吸着装置により持ってきたシート部材は、その可とう性によってめくれ上がり、さらに爪部が上がることで爪部の下に回り込む。その後、爪部を下げて、今持ってきたシート部材の上から再び全てのシート部材を押さえる(特許文献1)。
特開2005−50583号公報の段落0042乃至0043
しかしながら、爪部が上がるときに、シート部材がめくれてしまうため、いかにシート部材に可とう性があるといっても局所的には大きな変形となって傷付くおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、複数枚のシート部材を積層する際に、シート部材に大きな変形を加えることなく積層することのできるシート部材積層装置およびシート部材積層方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明のシート部材積層方法は、第1加圧部が取り付けられている第1の軸、および第2加圧部が取り付けられている第2の軸を有し、前記第1の軸および前記第2の軸が、パレットにシート部材を積層する方向に沿って移動することで前記第1加圧部および前記第2加圧部をそれぞれ前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第1加圧部および前記第2加圧部はいずれも、前記シート部材から離れている状態で前記第1の軸および前記第2の軸が回転することで前記第1加圧部および前記第2加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させるシート部材積層装置を用いたシート部材積層方法であって、
積層される前記シート部材を載置する前記パレットに載置されている既積層シート部材の少なくとも1カ所を前記第1加圧部によって押さえておき、前記第2加圧部を既積層シート部材面に重ならない位置に退避させておき、
前記既積層シート部材を押さえている前記第1加圧部の上から、次に積層する新シート部材を前記既積層シート部材の上に重ね、前記第2加圧部を前記新シート部材の面から離間した状態で前記新シート部材に重なる位置まで、前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を回転させることで前記第2加圧部を移動させた後、前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を前記シート部材の積層方向に移動することで前記第2加圧部を前記パレットの方向に近接させて前記新シート部材を前記パレットの方向へ押さえ付け、
前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を前記シート部材の積層方向に移動することで前記既積層シート部材を押さえている前記第1加圧部を前記既積層シート部材の表面から前記新シート部材がめく上がらない程度だけ前記既積層シート部材の表面から垂直に離間させ、当該離間した状態で前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち前記第1の軸からの距離が短い方の辺に、前記既積層シート部材の表面から離間した後の前記第1加圧部が向かうように回転させることで前記第1加圧部を前記パレットのシート部材載置面に対して平行に移動させて前記既積層シート部材と前記新シート部材の間から前記既積層シート部材および前記新シート部材のいずれの面にも重ならない位置まで移動させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明のシート部材積層装置は、上記シート部材積層方法に使用されるシート部材積層装置であって、
積層されるシート部材を載置するパレットと、
前記パレットの方向に前記シート部材を押さえる第1加圧部および第2加圧部と、
前記第1加圧部が取り付けられた第1の軸、および前記第2加圧部が取り付けられた第2の軸と、
前記第1の軸を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に沿って移動させることで前記第1加圧部を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第1加圧部が積層された前記シート部材から離れている状態で前記第1の軸を回転させることで前記第1加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させる第1駆動部と、
前記第2の軸を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に沿って移動させることで前記第2加圧部を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第2加圧部が積層された前記シート部材から離れている状態で前記第2の軸を回転させることで前記第2加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させる第2駆動部と、
を有し、
前記第1の軸は、前記第1加圧部を積層されたシート部材から垂直に離間した後で、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち、前記第1の軸からの距離が短い方の辺に、前記シート部材から離間した後の前記第1加圧部が向かうように回転し、
前記第2の軸は、前記第2加圧部を積層されたシート部材から垂直に離間した後で、前記第2の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち、前記第2の軸からの距離が短い方の辺に、前記シート部材から離間した後の前記第2加圧部が向かうように回転することを特徴とする。
本発明によれば、シート部材を押さえ付ける加圧部をシート部材からいったん垂直に上げてシート部材面から離間した後、加圧部をシート部材と重ならない位置に移動させることとした。このため、既に積層されているシート部材を押さえている加圧部をはずす際に、その上から載せられたシート部材を上に押し上げてめくり返してしまうことがない。したがって、新たに載せたシート部材に大きな力が加わらずに済むのでシート部材を傷つけることを防止することができる。
シート部材積層装置の全体構成を説明するための斜視図である。 シート部材積層装置で用いられているクランプ装置の構成を説明するための説明図である。 駆動部の動作とそれによる加圧部の動きを説明するための説明図である。 駆動部の動作とそれによる加圧部の動きを説明するための説明図である。 駆動部の動作とそれによる加圧部の動きを説明するための説明図である。 積層型電池の構造を説明するため展開斜視図である。 積層型電池を上述したシート部材積層装置を用いて製造する方法を説明するための説明図である。 積層型電池を上述したシート部材積層装置を用いて製造する方法を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態を添付した図面を参照して説明する。
図1はシート部材積層装置の全体構成を説明するための斜視図、図2はこのシート部材積層装置で用いられているクランプ装置の構成を説明するための説明図である。なお、図2はこのクランプ装置の動作説明の一部としても使用する図面である。
まず、シート部材積層装置の構成は、シート部材100を載置するためのパレット1と、パレット1方向に、載置されたシート部材100を押さえ付ける加圧部21を持つクランプ装置2を有する。クランプ装置2は、パレット1の周囲に4個設けられている。
クランプ装置2は、加圧部21、軸22、および駆動部23からなる。加圧部21は一つの軸22に3つ取り付けられている。各加圧部21は、後述するように、シート部材100の材質ごとにそれぞれ割り当てられている(図2において3つの加圧部は、それぞれ加圧部211〜213とする)。
軸22は、図2に示すように、固定された支持部3により上下動自在および回転自在に支持されている。なお、支持部3は床面や台座(不図示)に固定されていて移動しない。
駆動部23は、近接離間手段および移動手段となる。駆動部23は、軸22下方に円筒カム31、軸22上方に回転規制カム41を備えている。円筒カム31は円筒の円弧角90度分の大きさとなる周囲部分に上から下へ向けたスロープ状のカム面32が180度間隔で切ってある。この円筒カム31はたとえばオイルシリンダやエアシリンダーなどのアクチュエーター(不図示)によって上下する。また、円筒カム31自体も90度だけ往復回転可能となっている。つまり90度一方向に回転すると、今度はその逆方向に90度戻ることができるようになっている。一方、回転規制カム41は溝42が設けられている。この回転規制カム41は支持部3に固定されていて動かない。
軸22はその下方に円筒カム31のカム面32と当接する下部ピン33が取り付けられている。この下部ピン33は滑らかに動くように回転機構付き(たとえばベアリングにより回転自在に取り付けられたピン)であることが好ましい。また、軸22の上方には回転規制カム41の溝42に入る大きさの上部ピン43が取り付けられている。この上部ピン43は回転するものであってもよいし回転しないものであってもよい。ただし、回転しないものの場合には、溝42内および回転規制カム41の上面で滑らかに滑るように加工されていることが好ましい。また、軸22には下部ピン33と支持部3の間にバネ押さえ板51が固定されている。そしてこのバネ押さえ板51と支持部3の間にバネ52が備えられていて、軸22全体が常に下方向に行くように力がかかっている。加圧部21はこのバネ52の力によってシート部材100をパレット1方向に押さえ付ける力を与えられている。
駆動部23の動作を説明する。図2乃至5は、駆動部23の動作とそれによる加圧部21の動きを説明するための説明図である。各図において(a)は加圧部21の平面図、(b)は駆動部23の側面図である。
まず、図2に示された状態で円筒カム31は基準面S位置にある。この状態で加圧部21は最下方位置にあり、パレット1上に載置、積層されているシート部材100を押さえ付けている。
そして図3に示されたように、円筒カム31を上方に上げる。このとき上部ピン43は溝42内にあるため軸22は回転しない。このため軸22に取り付けられている下部ピン33が円筒カム31により押し上げられる。これにより加圧部21はシート部材100から離間される。
円筒カム31が上がることで、図4に示すように、上部ピン43は溝42から脱出する。そうすると円筒カム31が上がるにつれて、下部ピン33は円筒カム31のカム面32に沿って相対的に移動する。このため加圧部21は上下位置が変わらずに、シート部材から離間された状態のまま回転することになる。つまり加圧部21はシート部材100から離れた状態でパレット1のシート部材載置面と平行に移動するのである。
その後、図5に示すように、円筒カム31が下がれば、バネ52の力によって、加圧部21は再びシート部材100を押さえ付けるようになる。このとき軸22の回転によってシート部材100を押さえ付けている加圧部は、先の加圧部21(212)とは異なる加圧部21(211)となっている。円筒カム31は基準面Sに戻ったのち(または同時に)、90度回転して下部ピン33の位置関係がカム面32の上端で当接する位置となる(図2の下部ピン33とカム面32の位置関係と同じ)。なお、この90度の回転は、往復回転可能なモータなどで回転させてもよいし、シリンダの動きに連動して円筒カム31を90度回転させるカム機構を設けてもよい。なお、往復回転ではなく、一方向の回転だけでカム面32が90度移動するようにしてもよい。
このように円筒カム31と下部ピン33、および規制カム41と上部ピン43の組み合わせたので、円筒カムの上下動だけで、加圧部21の上下動および回転移動動作を行うことができる。
なお、駆動部は、このようなカム構造に限定されるものではなく、そのほかに、たとえば、軸を上下させるためのエアシリンダーと、軸を回転させるモータとを組み合わせて加圧部21の上下動および回転移動動作を行うようにしてもよい。
次に、シート部材積層装置を用いたシート部材の積層方法を説明する。ここでは積層型電池の製造を例に説明する。
ここで、簡単に積層型電池の構造について説明する。図6は、積層型電池の構造を説明するための展開斜視図である。
積層型電池は、たとえばリチウムイオン二次電池などである。積層型電池は、負極シート501、セパレータシート502、正極シート503を基本単位とし、負極シート501、セパレータシート502、正極シート503、セパレータシート502、…と複数のシート部材が積層された構造となっている。なお、その他の積層型電池を構成する部材についての説明は省略する。
図7および8はこのような積層型電池を製造する際の本実施形態のシート部材積層装置を用いてシート部材である負極シート、セパレータシート、および正極シートを積層する方法を説明するための説明図である。
ここで、シート部材積層装置に設けられているクランプ装置は図示する通り、パレット1の周囲で、パレット1を挟んで対向する位置に2個づつ計4個設けられている。
加圧部21はそれぞれの加圧部21ごとに、どのシート部材100を押さえ付けるかあらかじめ割り当てられている。ここでは対角位置にあるクランプ装置同士の加圧部21が同じ割り当てとなっている。ここでは説明のために、第1グループのクランプ装置2を符号2aおよび2cとし、第2グループのクランプ装置2を符号2bおよび2dとして図示した。またここでは第1グループは第1加圧部であり、第2グループは第2加圧部である。
第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部は下記の通り割り当てられている。加圧部211はその下にセパレータシート502、上に正極シート503が位置する状態のときにセパレータシート502を押さえ付ける。加圧部212はその下に負極シート501、上にセパレータシート502が位置する状態のときに負極シート501を押さえ付ける。加圧部213はその下にセパレータシート502、上に負極シート501が位置する状態のときにセパレータシート502を押さえ付ける。
第2グループのクランプ装置2bおよび2dにおける加圧部は下記の通り割り当てられている。加圧部211はその下にセパレータシート502、上に正極シート503が位置する状態のときにセパレータシート502を押さえ付ける。加圧部214はその下に正極シート503、上にセパレータシート502が位置する状態のときに正極シート503を押さえ付ける。加圧部213はその下にセパレータシート502、上に負極シート501が位置する状態のときにセパレータシート502を押さえ付ける。
動作を説明する。まず、図7(a)は、パレット上に積層された既に積層されているシート部材(既積層シート部材)として負極シート501が一番上にある状態を示している。この状態では第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部212が負極シート501を押さえ付けている。一方、第2グループのクランプ装置2bおよび2dは全ての加圧部が退避位置(すなわちパレット面と重ならない位置)にある。
この状態で、図7(b)に示すように、第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部212の上から、セパレータシート502を次に積層する新シート部材として載せる。このときセパレータシート502が規定の位置となるように位置決めして載せる。
続いて、図7(c)に示すように、第2グループのクランプ装置2bおよび2dの軸を回転(移動)させて加圧部211を、セパレータシート502面上に来るようにする。このとき、加圧部211はセパレータシート502面に接触しない離間した位置で回転する。なお、第2グループのクランプ装置2bおよび2dの回転方向は図示時計回りである。そして、第2グループのクランプ装置2bおよび2dにおける加圧部211をパレット方向へ近接させることでセパレータシート502を押さえ付ける。
続いて、図8(a)に示すように、第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部212を上に上げて負極シート501面から上に離間させる。このとき加圧部212を上に上げる上昇量は、セパレータシート502がめくれ上がらない程度である。そして、加圧部212を回転(移動)させて負極シート501とセパレータシート502の間から引き抜く。この回転により、加圧部211がセパレータシート502面上に重なる位置に来ることになる。なお、第1グループのクランプ装置2aおよび2cの回転方向は図示反時計回りである。そして、加圧部211をパレット方向へ近接させることでセパレータシート502を押さえ付ける。
続いて、図8(b)に示すように、第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部211、および第2グループのクランプ装置2bおよび2dにおける加圧部211の上から、セパレータシート502面上に正極シート503を載せる。
続いて、図8(c)に示すように、第2グループのクランプ装置2bおよび2dの加圧部211を、正極シート503がめくれない程度上に上げて回転させ、加圧部211を退避させるとともに、加圧部214を正極シート503と重なる位置に持ってくる。そして、加圧部214をパレットの方向へ近接させることで、正極シート503を押さえ付ける。
以降、同様の動作を繰り返す。図8(c)の後、正極シート503上にセパレータシート502を載せたときには、第1グループのクランプ装置2aおよび2cにおける加圧部213、および第2グループのクランプ装置2bおよび2dにおける加圧部213がこのセパレータシートを押さえることになる。そして、さらに負極シート501、セパレータシート503…と順次、所望の積層枚数となるまで繰り返し動作を行ってゆくことになる。
このように積層型電池の製造に際しては、シート部材を押さえ付ける加圧部を負極シート、セパレータシート、正極シートごとに異ならせた。これにより加圧部材が負極シートや正極シートなどを押さえたときに、電極材料が加圧部に付着した場合でも、それが他のシートに移ってしまうことがない。これは、たとえば正極シートも負極シートも単純に同じ加圧部によって押さえると、負極シートを押さえたときに加圧部に負極材が付着することがある。そうすると、同じ加圧部で次に正極シートを押さえたときに付着した負極材が移ってしまうおそれがある。しかし本実施形態のようにすれば、負極シートを押さえる加圧部は常に負極シートのみ押さえることになる。これは正極シート503やセパレータシート502についても同様である。このため、本実施形態では、電極材の移動が防止できる。
以上説明した本実施形態によれば以下のような効果を奏する。
本実施形態では、シート部材を押さえ付ける加圧部をシート部材からいったん垂直に上げてシート部材面から離間した後、加圧部を設けている軸を回転させることで、加圧部をシート部材と重ならない位置に移動させている。このため既に積層したシート部材を押さえている加圧部をはずす際に、その上から載せられたシート部材を上に押し上げてめくり返したしまうことがない。したがって、新たに載せたシート部材に大きな力が加わらずに済むのでシート部材を傷つけることを防止することができる。
また、加圧部は、シート部材の材質ごとに異なる加圧部を割り当てたので、シート部材の材質によってはその素材が加圧部に付着することがあるが、たとえそのような付着現象がおきたとしても、その付着物が他の素材のシート部材へ移ることがない。
特に、積層型電池の製造に際しては、シート部材を押さえ付ける加圧部を負極シート、セパレータシート、正極シートごとに異ならせた。このため電極材料が加圧部に付着した場合でも、それが他のシートに移ってしまうことがない。
また、シート部材の材質ごとに異なる加圧部は、一つの軸に対して複数設けたので、軸の回転によって材質ごとに異なるシート部材を異なる加圧部により押さえることができる。これは、たとえば、シート部材の材質ごとに異なる加圧部を設けようとした場合に、一つの加圧部を一つの軸に設けた場合には、シート部材の材質の数だけ、複数の軸も必要となるが、本実施形態のように一つの軸に対して複数の加圧部を設ければ、軸の数を少なくすることができる。
また、第1グループ(第1加圧部に相当)と、第2グループ(第2加圧部に相当)のいずれかの加圧部が必ずシート部材を押さえるようにしたので、次にシート部材を載せる際にも既に積層されているシート部材がずれてしまうことがない。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、上述した実施形態では、積層方法を説明するために積層型電池を例に説明したが、本発明は、このような積層型電池の電極シートなどを積層する場合に限定されない。たとえば、負極と正極で異なる金属材を使用するキャパシターの製造などにも好適である。そのほか、樹脂シートと金属シートとの積層物などさまざまなシート部材の製造において使用可能である。
1 パレット、
2 クランプ装置、
3 支持部材、
21 加圧部、
22 軸、
23 駆動部、
31 円筒カム、
32 カム面、
33 下部ピン、
41 回転規制カム、
42 溝、
43 上部ピン、
51 バネ押さえ板、
52 バネ、
100 シート部材、
501 負極シート、
502 セパレータ、
503 正極シート。

Claims (8)

  1. 第1加圧部が取り付けられている第1の軸、および第2加圧部が取り付けられている第2の軸を有し、前記第1の軸および前記第2の軸が、パレットにシート部材を積層する方向に沿って移動することで前記第1加圧部および前記第2加圧部をそれぞれ前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第1加圧部および前記第2加圧部はいずれも、前記シート部材から離れている状態で前記第1の軸および前記第2の軸が回転することで前記第1加圧部および前記第2加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させるシート部材積層装置を用いたシート部材積層方法であって、
    積層される前記シート部材を載置する前記パレットに載置されている既積層シート部材の少なくとも1カ所を前記第1加圧部によって押さえておき、前記第2加圧部を既積層シート部材面に重ならない位置に退避させておき、
    前記既積層シート部材を押さえている前記第1加圧部の上から、次に積層する新シート部材を前記既積層シート部材の上に重ね、前記第2加圧部を前記新シート部材の面から離間した状態で前記新シート部材に重なる位置まで、前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を回転させることで前記第2加圧部を移動させた後、前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を前記シート部材の積層方向に移動することで前記第2加圧部を前記パレットの方向に近接させて前記新シート部材を前記パレットの方向へ押さえ付け、
    前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を前記シート部材の積層方向に移動することで前記既積層シート部材を押さえている前記第1加圧部を前記既積層シート部材の表面から前記新シート部材がめく上がらない程度だけ前記既積層シート部材の表面から垂直に離間させ、当該離間した状態で前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち前記第1の軸からの距離が短い方の辺に、前記既積層シート部材の表面から離間した後の前記第1加圧部が向かうように回転させることで前記第1加圧部を前記パレットのシート部材載置面に対して平行に移動させて前記既積層シート部材と前記新シート部材の間から前記既積層シート部材および前記新シート部材のいずれの面にも重ならない位置まで移動させることを特徴とするシート部材積層方法。
  2. 前記第1加圧部は一つの前記第1の軸に複数設けられており、前記第2加圧部は一つの前記第2の軸に複数設けられており、前記第1の軸および前記第2の軸に設けられている前記複数の第1加圧部および前記複数の第2加圧部は、積層される前記既積層シート部材および前記新シート部材の材質ごとに割り当てられていて、
    前記複数の第1加圧部のうち、押さえ付ける前記既積層シート部材の材質に割り当てられている一つで前記既積層シート部材を押さえ付け、その際、前記複数の第2加圧部を前記既積層シート部材の面に重ならない位置に退避させ、
    前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を回転させる際には、前記複数の第2加圧部のうち前記新シート部材の材質に割り当てられている一つを前記新シート部材に重なる位置まで移動させ、
    前記第1加圧部を前記既積層シート部材の表面から離間した後、前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を回転させる際は、前記離間する前に前記複数の第1加圧部のうち前記既積層シート部材を押さえ付けていた一つが、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち前記第1の軸からの距離が短い方の辺に向かうように回転させる、ことを特徴とする請求項1記載のシート部材積層方法。
  3. 前記既積層シート部材および前記新シート部材は積層型電池を製造するための負極シート、セパレータシート、および正極シートのいずれかであり、
    前記複数の第1加圧部は、一つの前記第1の軸に、前記負極シートおよび前記正極シートのうち一方のシート、および2つの前記セパレータシートに割り当てられた3本が設けられていて、
    前記複数の第2加圧部は、一つの前記第2の軸に前記負極シートおよび前記正極シートのうち他方のシート、および2つの前記セパレータシートに割り当てられた3本が設けられていて、
    前記既積層シート部材が前記一方のシートであるとき前記一方のシート用として割り当てられた前記第1加圧部の一つが前記一方のシートを押さえ、
    前記既積層シート部材がセパレータシートであるとき、前記セパレータシート用として割り当てられた前記第1加圧部の一つが前記セパレータシートを押さえ、
    前記新シート部材が前記他方のシートであるとき、前記他方のシート用として割り当てられた前記第2加圧部の一つが前記他方のシートを押さえ
    前記新シート部材がセパレータシートであるとき、前記セパレータシート用として割り当てられた前記第2加圧部の一つが前記セパレータシートを押さえることを特徴とする請求項2記載のシート部材積層方法。
  4. 前記第1加圧部および前記第2加圧部の少なくともいずれか一方が必ず前記既積層シート部材および前記新シート部材の少なくともいずれか一方を押さえ付けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のシート部材積層方法。
  5. 請求項1に記載されたシート部材積層方法に使用されるシート部材積層装置であって、
    積層されるシート部材を載置するパレットと、
    前記パレットの方向に前記シート部材を押さえる第1加圧部および第2加圧部と、
    前記第1加圧部が取り付けられた第1の軸、および前記第2加圧部が取り付けられた第2の軸と、
    前記第1の軸を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に沿って移動させることで前記第1加圧部を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第1加圧部が積層された前記シート部材から離れている状態で前記第1の軸を回転させることで前記第1加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させる第1駆動部と、
    前記第2の軸を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に沿って移動させることで前記第2加圧部を前記パレットに対して前記シート部材が積層される方向に近接離間させるとともに、前記第2加圧部が積層された前記シート部材から離れている状態で前記第2の軸を回転させることで前記第2加圧部を前記パレットのシート部材載置面と平行な方向に移動させる第2駆動部と、
    を有し、
    前記第1の軸は、前記第1加圧部を積層されたシート部材から垂直に離間した後で、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち、前記第1の軸からの距離が短い方の辺に、前記シート部材から離間した後の前記第1加圧部が向かうように回転し、
    前記第2の軸は、前記第2加圧部を積層されたシート部材から垂直に離間した後で、前記第2の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち、前記第2の軸からの距離が短い方の辺に、前記シート部材から離間した後の前記第2加圧部が向かうように回転することを特徴とするシート部材積層装置。
  6. 前記第1加圧部は一つの前記第1の軸に複数設けられており、前記第2加圧部は一つの前記第2の軸に複数設けられており、前記第1の軸および前記第2の軸に設けられている前記複数の第1加圧部および前記複数の第2加圧部は、積層される前記シート部材の材質ごとに割り当てられていて、
    前記複数の第1加圧部のうち、押さえ付ける既積層シート部材の材質に割り当てられている一つで前記既積層シート部材を押さえ付け、
    前記第2加圧部が取り付けられている前記第2の軸を回転させる際には、前記複数の第2加圧部のうち新シート部材の材質に割り当てられている一つを前記新シート部材に重なる位置まで移動させ、
    前記第1加圧部を前記既積層シート部材から離間した後に、前記第1加圧部が取り付けられている前記第1の軸を回転させる際には、前記離間する前に前記複数の第1加圧部のうち前記既積層シート部材を押さえ付けていた一つが、前記第1の軸が沿う前記シート部材の辺に対して直交した前記シート部材の2辺のうち前記第1の軸からの距離が短い方の辺に向かうように回転させることを特徴とする請求項5記載のシート部材積層装置。
  7. 前記シート部材は積層型電池を製造するための負極シート、セパレータシート、および正極シートのいずれかであり、
    前記複数の第1加圧部は、一つの前記第1の軸に前記負極シートおよび前記正極シートのうち一方のシート、および2つの前記セパレータシートに割り当てられた3本が設けられていて、
    前記複数の第2加圧部は、一つの前記第2の軸に前記負極シートおよび前記正極シートのうち他方のシート、および2つの前記セパレータシートに割り当てられた3本が設けられていることを特徴とする請求項6記載のシート部材積層装置。
  8. 前記第1の軸および前記第2の軸は、前記パレットの周囲に設けられていて、前記第1加圧部および前記第2加圧部の少なくともいずれか一方が、必ず前記既積層シート部材および前記新シート部材の少なくともいずれか一方を押さえている状態を保つことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載のシート部材積層装置。
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