JP5417904B2 - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置および搬送方法に関する。
リチウムイオン二次電池の生産プロセスは、切断工程、搬送工程および積層工程を有する。切断工程においては、コイル状の素材板を、切断装置によって順次切断し、電極材料(正極電極、負極電極およびセパレータ)の積層体が、形成される。搬送工程においては、搬送装置によって、各積層体が積層装置のマガジンに供給される。積層装置においては、各積層体から正極板、セパレータをおよび負極板が、順次取り出され、交互に積層される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−50583号公報
電極材料は、積層工程における作業効率を考慮すると、積層装置に供給する前に、位置決めされた状態で保持されていることが必要である。しかし、電極材料は、薄い材料で形成されており、コシが無く、取り扱いが困難であり、位置決めする際の作業効率に問題を有している。また、搬送中に電極材料のずれが生じる虞もある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、良好な作業性を有し、かつ、搬送中における電池の電極材料のずれが防止される搬送装置および搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
本発明の搬送装置は、搬送治具と、第1および第2の位置決め部材と、第1および第2の保持部材とを有する。搬送治具は、投入された、電池の電極材料が自重によって滑り落ちる傾斜した載置面を有する。第1および第2の位置決め部材は、滑り落ちる電極材料の隣り合う二辺とそれぞれ当接する。第1および第2の保持部材は、第1および第2の位置決め部材にそれぞれ対向して配置され、電極材料の二辺と相対する他の二辺を押圧して電極材料を保持する。前記載置面は、前記第1および第2の位置決め部材および前記第1および第2の保持部材の位置を維持した状態で、昇降自在に構成される。電極材料は、第1および第2の位置決め部材と第1および第2の保持部材とによって位置決めされた状態で保持されつつ搬送され、搬送後、前記搬送治具から取り出される際に、前記第1および第2の位置決め部材ならびに前記第1および第2の保持部材の位置が維持された状態で上昇される。
本発明の搬送方法は、投入工程と、当接工程と、保持工程と、電極材料搬送工程と、電極材料上昇工程と、を有する。投入工程は、投入された電極材料が、搬送治具の傾斜した載置面を自重によって滑り落ちる。当接工程は、滑り落ちる電極材料の隣り合う二辺が、第1および第2の位置決め部材とそれぞれ当接する。保持工程は、第1および第2の位置決め部材にそれぞれ対向して配置された第1および第2の保持部材が、電極材料の二辺と相対する他の二辺を押圧して電極材料を保持する。電極材料搬送工程は、前記第1および第2の位置決め部材と前記第1および第2の保持部材とによって位置決めされた状態で前記電極材料を保持しつつ搬送する。電極材料上昇工程は、前記電極材料を搬送後、前記搬送治具から取り出す際に、前記第1および第2の位置決め部材ならびに前記第1および第2の保持部材の位置を維持した状態で、前記電極材料を上昇させる。
本発明の搬送装置および搬送方法によれば、電池の電極材料は自重によって位置決めされるため、作業効率が良好である。また、電池の電極材料は、位置決めされた状態で保持されるため、搬送中における電池の電極材料のずれが防止される。つまり、良好な作業性を有し、かつ、搬送中における電池の電極材料のずれが防止される搬送装置および搬送方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る搬送装置を説明するための平面図である。 図1に示される搬送装置を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係る搬送方法を説明するためのフローチャートである。 図3のフローチャートに示される押圧ピン移動工程およびワーク投入工程を説明するための斜視図である。 図3のフローチャートに示されるワーク当接工程を説明するための斜視図である。 図3のフローチャートに示されるワーク保持工程を説明するための斜視図である。 図3のフローチャートに示されるワーク上昇工程およびワーク取出し工程を説明するための側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図中、同様の部材には、同一の符号を用いた。
図1は、本発明の実施の形態に係る搬送装置を説明するための平面図である。
図1に示される搬送装置100は、切断装置200から供給されるワーク51を、積層装置300に搬送するために使用される。
切断装置200は、ワーク材料50を切断加工し、搬送装置100に供給される矩形状のワーク51を形成するために使用される。ワーク材料50は、ロール状に巻き回された電極材料からなる。電極材料は、例えば、リチウムイオン二次電池の正極電極や負極電極である。
積層装置300は、所定の場所にワーク51を逐次載置し、積層するために使用され、多関節(多軸)式のロボットアーム310と、ロボットアームに取付けられ、搬送されるワーク51を把持するハンド(ワークを受け取る手段)320と、搬送されてくるワーク51が設置されるマガジン330と、を有する。なお、マガジン330は、後述の上部プレート10aを上昇させるための駆動シャフトを有する。
次に、搬送装置100を説明する。図2は、図1に示される搬送装置を説明するための斜視図である。
搬送装置100は、搬送治具10、位置決め機構20、保持機構30、および傾斜角調節機構40を有する。
搬送治具10は、上部プレート10aと、上部プレート10aの背面に位置し、上部プレート10aを支持する下部プレート10bと、を有する。上部プレート10aは、切断装置200から供給されるワーク51が投入される載置面を有する。載置面は、その表面が滑らかな矩形状であり、投入されたワーク51が自重によって滑り落ちるように傾斜している。
また、載置面は、位置決め機構20および保持機構30の位置を維持した状態で、昇降自在に構成されている。そのため、ワーク51を、切断装置200から積層装置300のマガジン330に搬送した後、積層装置300のハンド320によってワーク51を搬送治具10から取り出す際に、ワーク51を上昇させることができる。この場合、載置面のワーク51と、位置決め機構20および保持機構30との相対的な位置関係が変化するため、ハンド320と、位置決め機構20および保持機構30との干渉を避けることが可能である。なお、下部プレート10bには、マガジン330の駆動シャフトが貫通される開口部が形成されている。
位置決め機構20は、投入されたワーク51を位置決めするために使用され、第1位置決めピン(第1および第2の位置決め部材の一方)20aおよび第2位置決めピン(第1および第2の位置決め部材の他方)20bを有する。第1および第2位置決めピン20a,20bは、表面が滑らかな円柱状の部材からなり、下部プレート10bにおける隣り合う二辺に沿って配置され、自重によって滑り落ちるワーク51の隣り合う二辺と当接するように位置決めされる。つまり、ワーク51は自重によって位置決めされるため、作業効率が良好である。
なお、第1位置決めピン20aは、ワーク51の一方の長辺(一辺)と当接することにより、一方向についてワーク51を位置決めする。第2位置決めピン20bは、第1位置決めピン20aが当接する長辺と隣接する短辺(一辺と隣接する他辺)と当接することにより、上記一方向と直交する方向について位置決めする。
また、第1および第2位置決めピン20a,20bは、上部プレート10aに配置される切欠き部あるいは開口部を介して、上方に突出している。
保持機構30は、ワーク51を第1および第2位置決めピン20a,20bに向かって押圧し、ワークを保持するために使用され、第1押圧ピン(第1および第2の保持部材の一方)31a、第2押圧ピン(第1および第2の保持部材の他方)31b、第1スライド機構(駆動手段)32aおよび第2スライド機構(駆動手段)32bを有する。
第1および第2押圧ピン31a,31bは、表面が滑らかな円柱状の部材からなり、下部プレート10bに連結される第1スライド機構32aおよび第2スライド機構32bに配置される。第1押圧ピン31aは、第1位置決めピン20aと相対するように位置決めされ、第1位置決めピン20aに当接するワーク51の長辺に相対する他方の長辺を、押圧自在に設定される。第2押圧ピン31bは、第2位置決めピン20bと相対するように位置決めされ、第2位置決めピン20bに当接するワーク51の短辺に相対する他方の短辺を、押圧自在に設定される。
第1スライド機構32aは、第1押圧ピン31aを、搬送治具10の載置面から離間自在に構成される。第2スライド機構32bは、第1スライド機構32aの移動方向に対して直交する方向に移動するように配置され、第2押圧ピン31bを、搬送治具10の載置面から離間自在に構成される。
したがって、投入されたワーク51を、第1および第2位置決めピン20a,20bによって位置決めし、第1および第2押圧ピン31a,31bによってワーク51を押圧することで、ワーク51が保持される。つまり、ワーク51は、位置決めされた状態で保持されるため、搬送中におけるワークのずれが防止される。
一方、ワーク51の投入前に、第1スライド機構32aおよび第2スライド機構32bによって第1および第2押圧ピン31a,31bを搬送治具10の載置面から離間させる場合、ワークの投入時、搬送治具10の載置面の近傍に、第1および第2押圧ピン31a,31bが存在しないため、投入されるワーク51と、第1および第2押圧ピン31a,31bとの干渉を防止することができる。
なお、第1および第2スライド機構32a,32bは、ナットとボルトの螺合構造と、駆動源としてのバネの付勢力とを利用しているが、特に限定されない。例えば、エアーシリンダやサーボモータを、駆動源として適用することも可能である。
傾斜角調節機構(傾斜角調節手段)40は、搬送治具10全体を傾斜させて、載置面の傾斜角を調節するために使用され、複数の棒状部材42と、棒状部材42が固定される基部44とを有する。棒状部材42は、その長さが調節自在であり、搬送治具10の下部プレート10bの背面に配置されており、搬送治具10の載置面の水平面に対する傾斜角を変化させることが可能である。したがって、ワークの物性(例えば、摩擦抵抗)や重量が変化しても、載置面の傾斜角を調節することによって、ワークを自重によって滑り落し、第1および第2の位置決めピンに当接させることが可能である。つまり、多様なワークに適用することが容易である。
傾斜角調節機構は、上記構成に限定されず、例えば、上部プレート10aと下部プレート10bとの間に複数のエアバッグを配置し、それぞれのエアバッグの空気圧を調節することにより、傾斜角を変化させることも可能である。
次に、本実施の形態に係る搬送方法を説明する。
図3は、本実施の形態に係る搬送方法を説明するフローチャート、図4は、図3のフローチャートに示される押圧ピン移動工程およびワーク投入工程を説明するための斜視図、図5は、図3のフローチャートに示されるワーク当接工程を説明するための斜視図、図6は、図3のフローチャートに示されるワーク保持工程を説明するための斜視図、図7は、図3のフローチャートに示されるワーク上昇工程およびワーク取出し工程を説明するための側面図である。
本実施の形態の搬送方法は、傾斜角調節工程、押圧ピン移動工程、ワーク投入工程、ワーク当接工程、ワーク保持工程、ワーク搬送工程、ワーク上昇工程およびワーク取出し工程を有する。
傾斜角調節工程(ステップS101)においては、搬送治具の載置面の傾斜角が調節される。これにより、ワークの物性(例えば、摩擦抵抗)や重量が変化しても、ワークを自重によって円滑に滑り落ちるように設定される。これにより、多様なワークに適用することが容易となる。なお、傾斜角調節工程は、例えば、ワークが変化する際のみに実施される。
押圧ピン移動工程(ステップS102)においては、図4に示されるように、第1および第2スライド機構32a,32bによって、第1および第2押圧ピン31a,31bが搬送治具10の載置面から離間するように駆動され、退避する。
ワーク投入工程(ステップS103)においては、図4に示されるように、ロール状に巻き回されたワーク材料50を板状に切断加工して得られるワーク51が、搬送治具10に投入される。この際、第1および第2押圧ピン31a,31bは、押圧ピン移動工程において第1および第2押圧ピンが搬送治具の載置面から離間されるため、ワークの投入時、搬送治具の載置面の近傍に、第1および第2押圧ピンが存在しないため、投入されるワークと、第1および第2押圧ピンとの干渉を防止することができる。
ワーク当接工程(ステップS104)においては、投入されたワーク51は、図5に示されるように、自重により、搬送治具10の傾斜した載置面に沿って滑り落ち、第1および第2位置決めピン20a,20bに当接し、位置決めされる。したがって、作業効率が良好である。
ワーク保持工程(ステップS105)においては、図6に示されるように、第1および第2スライド機構32a,32bにより、第1および第2押圧ピン31a,31bがワーク51に向かって駆動され、ワーク51を押圧して保持される。
押圧ピン移動工程(ステップS102)〜ワークの保持工程(ステップS105)が適宜繰返され、所定枚数のワーク51が、搬送治具10の載置面に積層されると、ワークの搬送工程(ステップS106)に進むことになる。
ワーク搬送工程(ステップS106)においては、積層されたワーク51が搬送治具10によって、積層装置300に向かって搬送される。この際、ワーク51は、第1および第2位置決めピン20a,20bおよび第1および第2押圧ピン31a,31bによって、位置決めされた状態で保持されるため、搬送中におけるワークのずれが防止される。なお、搬送治具10の搬送は、作業者あるいはロボットにより実行される。
ワーク上昇工程(ステップS107)においては、ワーク51が積層装置300のマガジン330に配置されると、図7に示されるように、マガジン330の駆動シャフト332が上昇し、下部プレート10bの開口部を経由して上部プレート10aと当接する。この結果、上部プレート10aは、駆動シャフト332に同伴されて上昇する。
第1および第2位置決めピン20a,20bおよび第1および第2押圧ピン31a,31bは、下部プレート10bに配置されているため、その位置は維持される。また、上部プレート10aは、ワーク51が積層された載置面を有する。つまり、第1および第2位置決めピン20a,20bおよび第1および第2押圧ピン31a,31bの位置を維持した状態で、ワーク51が上昇する。これにより、載置面のワーク51と、第1および第2位置決めピン20a,20bおよび第1および第2押圧ピン31a,31bとの相対的な位置関係が変化するため、積層装置300のハンド320と、第1および第2位置決めピン20a,20bおよび第1および第2押圧ピン31a,31bとの干渉を避けることが可能である。
なお、駆動シャフト332は、搬送治具10に積載された最上位のワーク51の高さが、一定になるように、上部プレート10aの上昇を制御する。つまり、上部プレート10aは、搬送治具10に残っているワーク51の枚数に応じて上昇する。これにより、積層装置300のハンド320は、一定の位置で、ワーク51を把持することが可能となる。
ワーク取出し工程(ステップS108)においては、最上位のワーク51が、積層装置300のハンド320によって把持され、搬送治具10から取出される。
以上のように、本実施の形態に係る搬送装置においては、ワークは自重によって、第1および第2位置決めピンと当接し、位置決めされるため、作業効率が良好である。また、投入されたワークを位置決めした後で、第1および第2押圧ピンによってワークを押圧することで、ワークが保持される。つまり、ワークは、位置決めされた状態で保持されるため、搬送中におけるワークのずれが防止される。したがって、良好な作業性を有し、かつ、搬送中におけるワークのずれが防止される搬送装置を提供することができる。
搬送治具の載置面の傾斜角を変化させる傾斜角調節機構を有するため、ワークの物性(例えば、摩擦抵抗)や重量が変化しても、載置面の傾斜角を調節することによって、ワークを自重によって滑り落し、第1および第2の位置決めピンに当接させることが可能である。つまり、多様なワークに適用することが容易である。
載置面は、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンの位置を維持した状態で、昇降自在に構成されている。そのため、ワークを搬送後、搬送治具から取り出す際にワークを上昇させることで、載置面のワークと、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンとの相対的な位置関係が変化するため、積層装置のハンドと、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンとの干渉を避けることが可能である。
ワークの投入前に、第1および第2押圧ピンを搬送治具の載置面から離間させる第1および第2スライド機構を有し、ワークの投入時、搬送治具の載置面の近傍に、第1および第2押圧ピンが存在しないため、投入されるワークと、第1および第2押圧ピンとの干渉を防止することができる。
本実施の形態に係る搬送方法においては、ワーク当接工程において、ワークは自重によって、第1および第2位置決めピンと当接し、位置決めされるため、作業効率が良好である。また、ワーク保持工程において、位置決めされているワークが、第1および第2押圧ピンによって押圧されて保持される。つまり、ワークは、位置決めされた状態で保持されるため、搬送中におけるワークのずれが防止される。したがって、良好な作業性を有し、かつ、搬送中におけるワークのずれが防止される搬送方法を提供することができる。
また、ワーク投入工程の前に位置する傾斜角の調節工程において、搬送治具の載置面の傾斜角が調節されるため、ワークの物性(例えば、摩擦抵抗)や重量が変化しても、載置面の傾斜角を調節することによって、ワークを自重によって滑り落し、第1および第2の位置決めピンに当接させることが可能である。つまり、多様なワークに適用することが容易である。
また、ワークを搬送後、搬送治具から取り出す際のワーク上昇工程において、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンの位置を維持した状態で、ワークが上昇する。これにより、載置面のワークと、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンとの相対的な位置関係が変化するため、積層装置のハンドと、第1および第2位置決めピンおよび第1および第2押圧ピンとの干渉を避けることが可能である。
ワーク投入工程の前に位置する押圧ピン移動工程において、第1および第2押圧ピンが搬送治具の載置面から離間されるため、ワークの投入時、搬送治具の載置面の近傍に、第1および第2押圧ピンが存在しないため、投入されるワークと、第1および第2押圧ピンとの干渉を防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、第1および第2位置決めピンは、直交する二辺に沿って配置されている。しかし、二辺のなす角度は、直交する場合に限定されず、ワークの形状に応じて適宜変更することができる。
位置決めピンおよび押圧ピンは、一辺につき2本配置されているが、特に当該本数に限定されない。位置決めピンおよび押圧ピンの形状も、円柱状に限定されない。
搬送治具の載置面は、ワークが自重によって円滑に滑り落ちる形状であれば、特に、限定されない。また、搬送治具の載置面は、ワークを並列に複数配置可能とすることもできる。
10 搬送治具、
10b 下部プレート、
10a 上部プレート、
20 位置決め機構、
20a 第1位置決めピン(第1および第2の位置決め部材の一方)、
20b 第2位置決めピン(第1および第2の位置決め部材の他方)、
30 保持機構、
31a 第1押圧ピン(第1および第2の保持部材の一方)、
31b 第2押圧ピン(第1および第2の保持部材の他方)、
32a 第1スライド機構(駆動手段)、
32b 第2スライド機構(駆動手段)、
40 傾斜角調節機構(傾斜角調節手段)、
42 棒状部材、
44 基部、
50 ワーク材料、
51 ワーク、
100 搬送装置、
200 切断装置、
300 積層装置、
310 ロボットアーム、
320 ハンド、
330 マガジン、
332 駆動シャフト。

Claims (6)

  1. 投入された、電池の電極材料が自重によって滑り落ちる傾斜した載置面を有する搬送治具と、
    滑り落ちる前記電極材料の隣り合う二辺とそれぞれ当接する第1および第2の位置決め部材と、
    前記第1および第2の位置決め部材にそれぞれ対向して配置され、前記電極材料の二辺と相対する他の二辺を押圧して前記電極材料を保持する第1および第2の保持部材と、を有し、
    前記載置面は、前記第1および第2の位置決め部材および前記第1および第2の保持部材の位置を維持した状態で、昇降自在に構成され、
    前記電極材料は、前記第1および第2の位置決め部材と前記第1および第2の保持部材とによって位置決めされた状態で保持されつつ搬送され、搬送後、前記搬送治具から取り出される際に、前記第1および第2の位置決め部材ならびに前記第1および第2の保持部材の位置が維持された状態で上昇されることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送治具の載置面の傾斜角を調節するための傾斜角調節手段を、さらに有することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記電極材料の投入前において、前記第1および第2の保持部材を、前記載置面から離間させる駆動手段を、さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 前記第1および第2の保持部材は、前記傾斜した載置面の上側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  5. 投入された、電池の電極材料が、搬送治具の傾斜した載置面を自重によって滑り落ちる電極材料投入工程と、
    滑り落ちる前記電極材料の隣り合う二辺が、第1および第2の位置決め部材とそれぞれ当接する電極材料当接工程と、
    前記第1および第2の位置決め部材にそれぞれ対向して配置された第1および第2の保持部材が、前記電極材料の二辺と相対する他の二辺を押圧して前記電極材料を保持する電極材料保持工程と、
    前記第1および第2の位置決め部材と前記第1および第2の保持部材とによって位置決めされた状態で前記電極材料を保持しつつ搬送する電極材料搬送工程と、
    前記電極材料を搬送後、前記搬送治具から取り出す際に、前記第1および第2の位置決め部材ならびに前記第1および第2の保持部材の位置を維持した状態で、前記電極材料を上昇させる電極材料上昇工程と、
    を有することを特徴とする搬送方法。
  6. 前記第1および第2の保持部材は、前記電極材料を上側から押圧することを特徴とする請求項に記載の搬送方法。
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