JP6943171B2 - 車両用芳香発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用芳香発生装置に関する。
車両内に好ましい芳香を漂わせて、乗員の気分を改善する、または車内の好ましくない臭いを感じにくくする(マスキングする)ことが行われている。従来、芳香は市販の芳香剤を用いて車内に分散させていたが、市販の芳香剤は、車内に十分芳香が分散するまでに時間がかかるという問題点があった。
特許文献1には、芳香発生器で発生させた芳香を運ぶ空気の流れを生じる送風手段を備えた車両用芳香発生装置の発明が開示されている。
特開2004−268704号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている車両用芳香発生装置は、乗員の気分が悪くなった場合または事故発生時の場合等の、乗員をリラックスさせることが必要な場合に作動させることを前提としており、乗員が車両に乗り込んだタイミングを考慮した芳香発生の制御がなされていない問題があった。
本発明は、上記事実を考慮し乗員が車両に乗り込んだタイミングを考慮した芳香発生の制御が可能な車両用芳香発生装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用芳香発生装置は、車両のドアが開放されたか否かを検出する扉開検出部と、作動時に容器に充填された芳香成分を車室内に放出する芳香発生部と、前記扉開検出部でドアが開放されたことを検出した場合に、前記芳香発生部の作動を開始する制御を行うと共に、前記芳香発生部の作動を開始してから所定時間が経過した際に前記芳香発生部の作動を停止する制御を行い、前記扉開検出部が日付変更後に初めてドアが開放されたことを検出した場合に、前記芳香発生部の作動を開始する制御を行う芳香制御部と、を含んでいる。
請求項1に記載の車両用芳香発生装置によれば、ドアが開放されたことを検出した場合に、車室内に芳香成分を所定時間放出することができる。
また、請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、日付変更後に初めてドアが開放されたことを検出した場合に、車室内に芳香成分を放出することができる。
請求項に記載の車両用芳香発生装置は、請求項に記載の車両用芳香発生装置において、前記所定時間は、前記芳香発生部の作動を開始してから車室内で乗員が感知する芳香成分の強度が上限値に達するまでである。
請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、車室内で乗員が感知する芳香成分の強度が上限値に達するまで芳香発生部を作動させる。
請求項に記載の車両用芳香発生装置は、請求項1又は2に記載の車両用芳香発生装置において、前記扉開検出部は、運転席のドアが開放されたか否かを検出する。
請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、運転席のドアが開放されたことをトリガとして芳香発生部を作動させる。
請求項1に記載の車両用芳香発生装置によれば、乗員が車両に乗り込んだタイミングを考慮した芳香発生の制御が可能になるという効果を奏する。
また、請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、日付変更後、初めて車両のドアが開放されたことを検出した場合に芳香発生部を作動させることにより、起床後又はその日の運転を心地よく開始することができるという効果を奏する。
請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、車室内で乗員が感知する芳香成分の強度が上限値に達するまで芳香発生部を作動させることにより、芳香成分を無駄に放出することなく、車室内に効果的に拡散させることができるという効果を奏する。
請求項に記載の車両用芳香発生装置によれば、運転席のドアが開放されたことをトリガとして芳香発生部を作動させることにより、運転開始を前提として芳香発生部を作動させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る車両用芳香発生装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る芳香発生装置の一例を示した概略図であり、(A)は、暖房時に使用するカートリッジを選択した場合を、(B)は冷房時に使用するカートリッジを選択した場合を、(C)は芳香成分を放出しない場合を各々示している。 本発明の実施の形態に係る芳香発生装置の他の例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係る車両用芳香発生装置の時系列での動作状況の一例を示したタイムチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用芳香発生装置の芳香発生処理の一例を示したフローチャートである。
以下、図1〜図5を用いて、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示した車両用芳香発生装置100は、車両の空調と協働して動作するものであり、空調ユニット12を制御する空調ECU(Electronic Control Unit)10には、車両のインストルメントパネルに設けられた温度設定部(図示せず)から車内温度の指示の信号、専用のセンサ(図示せず)により空調ユニット12の送風口での送気の温度等の情報、及び乗員のスイッチ操作による空調ユニット12のオンオフに係る信号が各々入力される。
さらに空調ECU(以下、「A/C−ECU」と略記)10には、カーテシスイッチ2からの信号が入力される。カーテシスイッチ2は、車両の各ドアの開閉を検出するスイッチであり、一例として圧電素子等の圧力が作用すると電気信号を出力するセンサが用いられる。本実施の形態において、A/C−ECU10は、カーテシスイッチ2から出力された信号に基づいて運転席のドアが開閉されたこと、特に当該ドアが開かれたことを検出する。
A/C−ECU10は、入力された信号及び情報に基づいて空調ユニット12を制御するが、当該制御に係る信号は、芳香制御装置20にも入力され、芳香制御装置20は当該信号に従って芳香発生装置22を制御する。後述するように、A/C−ECU10は、運転席のドアが開閉されたことを検出した場合も、芳香制御装置20に芳香発生装置22を作動させるための信号を出力する。
図2は、本実施の形態に係る芳香発生装置22の一例を示した概略図である。図2に示した芳香発生装置22は、カートリッジ36Aとカートリッジ36Bとの異なる芳香が充填されたカートリッジを備え、状況に応じて使用するカートリッジを選択する。例えば、カートリッジ36Aには清涼感があるミント系等の香料を充填し、カートリッジ36Bには甘く暖かな印象のバニラ系等の香料を充填し、冷房時にはカートリッジ36Aを使用し、暖房時にはカートリッジ36Bを使用する。また、ミント系、バニラ系以外にも、例えば柑橘系の香料をカートリッジに充填してもよい。
カートリッジ36A、36Bは、一例として香料の吸着に適した多孔質かつ化学的に不活性な担体に当該香料を充填したもので、担体には、一例として、シリカゲル、アルミナ及び珪藻土等のいずれかが用いられる。
図2(A)は、本実施の形態に係る芳香発生装置22の、カートリッジ36Bを選択した場合を示した概略図である。本実施の形態に係る芳香発生装置22は、電動モータで回転するシロッコファン等の多翼ファンで構成された送風機30からの送風を、ステッピングモータ等のアクチュエータで稼働する一種の弁であるドア32Aを介して、送風通路34Aまたは送風通路34Bを介してカートリッジ36Aまたはカートリッジ36Bに送る。芳香発生装置22は、カートリッジ36A、36Bを電熱によって加熱する加熱装置を備えていてもよく、かかる加熱装置を用いることで、担体に吸着された香料を常温時よりもより効果的に発散させることが可能となる。しかしながら、香料には熱に弱い成分も存在するので、かかる場合には、電熱による加熱装置を要しない。
図2(A)は、カートリッジ36Bに充填された香料を放出させる場合なので、ドア32Aは、送風機30と送風通路34Bとを、送風チャネル32A1で接続するように回転し停止する。また、ドア32Bは、ドア32Aに連動して、送風通路38Bと送風口40とを送風チャネル32B1で接続するようにステッピングモータ等のアクチュエータの動力で回転して停止する。
その結果、送風機30からの送風は、ドア32Aの送風チャネル32A1と、送風通路34Bとを介してカートリッジ36Bに届き、カートリッジ36Bに充填された香料を発散させる。カートリッジ36Bから放出された香料は、送風機30からの送風と共に、送風通路38Bと送風チャネル32B1とを介して送風口40から空調ユニット12の送風と共に車内に放出され、空調ユニット12の送風を着香する。
図2(B)は、カートリッジ36Aに充填された香料を放出させる場合を示した概略図である。ドア32Aは、送風機30と送風通路34Aとを、送風チャネル32A2で接続するように回転し停止する。また、ドア32Bは、ドア32Aに連動して、送風通路38Aと送風口40とを送風チャネル32B2で接続するように回転して停止する。
その結果、送風機30からの送風は、ドア32Aの送風チャネル32A2と、送風通路34Aとを介してカートリッジ36Aに届き、カートリッジ36Aに充填された香料を発散させる。カートリッジ36Aから放出された香料は、送風機30からの送風と共に、送風通路38Aと送風チャネル32B2とを介して送風口40から空調ユニット12の送風と共に車内に放出される。
図2(A)及び図2(B)では、送風チャネル32A1、A2は送風機30と送風通路34A、34Bとをずれなく接続し、送風チャネル32B1、B2は送風通路38A、38Bと送風口40とをずれなく接続している。しかしながら、これらの接続をずらすことにより、カートリッジ36A、36Bへの送風を制御できる。一例として、送風機30と送風チャネル32A1と送風通路34Bとの接続を若干ずらすことにより、接続部分の断面積を減少させて送風機30からカートリッジ36Bへの送風を抑制することができる。その結果、送風への着香の強度を制御することが可能となる。
図2(C)は、本実施の形態に係る芳香発生装置22において、芳香成分を放出しない場合を示した概略図である。図2(C)に示したように、ドア32Aの送風チャネル32A1、32A2は、送風機30と送風通路34A、34Bを接続していない。また、ドア32Bの送風チャネル32B1、32B2は、送風通路38A、38Bと送風口40とを接続していない。
図2(C)示したようにドア32A、32Bを停止させることにより、カートリッジ36A、36Bの各々を外気から遮断することが可能となり、カートリッジ36A、36Bに充填された香料が徒に放出されることを防止できる。
図3は、本実施の形態に係る芳香発生装置22の他の例を示した概略図である。図3に示した芳香発生装置22は、カートリッジ134A、カートリッジ134B、カートリッジ134C及びカートリッジ134Dのように、各々に異なる香料が充填されたカートリッジを備え、使用するカートリッジを1つ選択する。例えば、カートリッジ134Aには清涼感があるミント系等の香料を充填し、カートリッジ134Bには甘く暖かな印象のバニラ系等の香料を充填し、カートリッジ134Cには華やかな花卉由来の精油系等の香料を充填し、カートリッジ134Dには柑橘系の香料を充填する。
カートリッジ134A、134B、134C、134Dは、一例として香料の吸着に適した多孔質かつ化学的に不活性な担体に当該香料を充填したもので、担体には、一例として、シリカゲル、アルミナ及び珪藻土等のいずれかが用いられる。
カートリッジ134A、134B、134C、134Dは、電動モータで回転するシロッコファン等の多翼ファンで構成された送風機30からの送風の通路であるチャネル140A、140B、140C、140Dに各々装填される。
チャネル140Aには弁132A、136A、チャネル140Bには弁132B、136B、チャネル140Cには弁132C、136C、チャネル140Dには弁132D、136Dが各々設けられている。弁136Aは弁132Aに連動して開閉して、送風路であるチャネル140Aの開放または閉塞を行う。同様に、弁136Bは弁132Bに、弁136Cは弁132Cに、弁136Dは弁132Dに各々連動して開閉し、チャネル140B、140C、140Dの各々の開放または閉塞を行う。弁132A〜136Dの各々は、一例として電動式のアクチュエータによって開閉される。
カートリッジ134A、134B、134C、134Dは各々に異なる香料が充填されているので、開放される弁は、弁132A、136Aの一組、弁132B、136Bの一組、弁132C、136Cの一組、及び弁132D、136Dの一組、のいずれか一組である。例えば、弁132A、136Aの一組を開放し他の弁を閉塞すると、送風機30からの送風がカートリッジ134Aを通過し、カートリッジ134Aに充填された香料の芳香成分が送風管142を介して車室内に供給される。また、弁132B、136Bの一組を開放し他の弁を閉塞するとカートリッジ134Bに充填された香料の芳香成分が、弁132C、136Cの一組を開放し他の弁を閉塞するとカートリッジ134Cに充填された香料の芳香成分が、弁132D、136Dの一組を開放し他の弁を閉塞するとカートリッジ134Dに充填された香料の芳香成分が、送風管142を介して各々車室内に供給される。
また、カートリッジ134A、134B、134C、134Dに充填された香料を車内に放出することを要しない場合には、弁132A〜136Dの全てを閉塞することにより、カートリッジ134A、134B、134C、134Dに充填された香料が徒に発散されることを防止する。
図4は、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100の時系列での動作状況の一例を示したタイムチャートである。図4に示したように、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100は、時間T0で運転席のドアが開けられたことをカーテシスイッチ2からのオン信号でA/C−ECU10が検知した場合に、芳香制御装置20にはA/C−ECU10から当該オン信号が入力され、芳香制御装置20は芳香発生装置22をオンにする。芳香制御装置20は、図4の芳香発生装置作動曲線52に示したように、時間T3で芳香発生装置22をオフにする。本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100では、運転席のドアが開いた時間T0から時間T3までの所定時間50で、芳香発生装置22を作動させ、所定時間50が経過した後は芳香発生装置22の作動を停止する。
所定時間50の長さは、車両用芳香発生装置100の仕様、車室内の広さ等によって異なるが、一例として数秒から20秒程度である。所定時間50の決定の根拠の一つとなり得るのが、乗員が芳香を感じ始めるまでの時間である第1有効時間54である。第1有効時間54は、運転席のドアが開いた時間T0から乗員の着座が完了する時間T1までである。乗員が着座した際に乗員が芳香を感じるようにすれば、芳香発生装置22から放出する芳香成分を節約しつつ、芳香発生装置22を効果的に作用させることができる。
本実施の形態では、第1有効時間54は、時間T0から車両のエンジンが始動させる時間T2の直前の時間T1までである。時間T0から時間T2までの時間は、車種、車両の型式によって異なるが、概ね5〜10秒程度である。本実施の形態では、時間T2までの時間に鑑みて、一例として第1有効時間54を略5秒とする。
所定時間50が終了する時間T3は、一例として、車室内で乗員が感じる芳香の強度(芳香強度)が上限値になる時間である。図4の芳香強度曲線58が示すように、芳香強度は、時間T2以後、徐々に大きくなるが、芳香発生装置22が作動していても時間T3付近で頭打ちとなり、芳香強度曲線58は略直線状を呈するようになる。本実施の形態では、車室内の芳香強度が上限値になった時間を時間T3とし、かかる時間T3に芳香発生装置22をオフにする。
しかしながら、時間T3付近での芳香強度曲線58の変化は緩やかであり、ピークが判然としない。そのため、本実施の形態では、乗員が芳香を感じられる時間である第2有効時間56を考慮して、時間T3及び所定時間50を決定する。第2有効時間56を考慮して、時間T3及び所定時間50を決定することにより、芳香成分を無駄に放出することなく、車室内に効果的に拡散させることができる。
例えば、着座後の乗員がシートベルトを装着し、シフトレバーをDレンジにして、パーキングブレーキを解除して車両の運転を開始するまでの時間である時間T4まで、第2有効時間56が継続するように時間T3及び所定時間50を設定する。
時間T3及び所定時間50は、車両用芳香発生装置100の仕様、車室内の広さ等によって異なるので、実機等を用いた実験を通じて具体的に決定する。
図5は、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100の芳香発生処理の一例を示したフローチャートである。図5に示した処理は、例えば、A/C−ECU10と芳香制御装置20との協働で行われる。ステップ500では、カーテシスイッチ2がオンになったか否かを判定する。
ステップ500でカーテシスイッチ2がオンになった場合には、ステップ502でカーテシスイッチ2は日付変更後初のオンであるか否かを判定する。日付変更後としたのは、起床後又はその日初の運転を心地よく開始することができるようにするためである。A/C−ECU10は、日付変更後のカーテシスイッチ2がオンになった回数をカウントし、日付変更時に当該カウントを0にリセットする。A/C−ECU10は、カーテシスイッチ2がオンになった場合に、当該カウンタが0であれば、ステップ502でカーテシスイッチ2は日付変更後初のオンであると判定する。
A/C−ECU10は、マイクロコンピュータの一種なので、クロック信号の累積による時刻の算出が可能である。従って、本実施の形態では、A/C−ECU10による計時に基づいて、日付変更の有無を判定する。クロック信号の累積による計時は、長期間では実際の時刻との誤差を生じるので、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号等により、時刻を補正してもよい。
ステップ502でカーテシスイッチ2は日付変更後初のオンである場合には、手順をステップ504に移行し、ステップ502で前述のカウンタが1以上の場合にはカーテシスイッチ2が日付変更後2回目以降のオンであると判定して処理をリターンする。
ステップ504では芳香発生装置22の作動を開始し、ステップ506では、所定時間50が経過したか否かを判定し、所定時間50が経過した場合は、ステップ508で芳香発生装置22の作動を停止して処理をリターンする。
ステップ506で所定時間50が経過していない場合には、芳香発生装置22の作動を継続する。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用芳香発生装置100は、カーテシスイッチ2のオンを検出して芳香発生装置22を所定時間50作動させることにより、乗員が車両に乗り込んだタイミングを考慮した芳香発生の制御が可能となる。本実施の形態では、運転席ドアのカーテシスイッチ2からの信号に基づいて芳香発生装置22を作動させたが、助手席ドアの開、又は後部座席ドアの開を検出した場合に芳香発生装置22を作動させるようにしてもよい。
なお、特許請求の範囲の構成のうち、扉開検出部はカーテシスイッチ2に、芳香発生部は芳香発生装置22に、芳香制御部は芳香制御装置20に、各々対応する。
2 カーテシスイッチ
10 空調ECU(A/C−ECU)
20 芳香制御装置
22 芳香発生装置
30 送風機
32A ドア
32A1、32A2 送風チャネル
32B ドア
32B1、32B2 送風チャネル
34A、34B 送風通路
36A、36B カートリッジ
38A、38B 送風通路
40 送風口
50 所定時間
100 車両用芳香発生装置
132A、132B、132C、132D 弁
134A、134B、134C、134D カートリッジ
136A、136B、136C、136D 弁
140A、140B、140C、140D チャネル
142 送風管
3 時間

Claims (3)

  1. 車両のドアが開放されたか否かを検出する扉開検出部と、
    作動時に容器に充填された芳香成分を車室内に放出する芳香発生部と、
    前記扉開検出部でドアが開放されたことを検出した場合に、前記芳香発生部の作動を開始する制御を行うと共に、前記芳香発生部の作動を開始してから所定時間が経過した際に前記芳香発生部の作動を停止する制御を行い、前記扉開検出部が日付変更後に初めてドアが開放されたことを検出した場合に、前記芳香発生部の作動を開始する制御を行う芳香制御部と、
    を含む車両用芳香発生装置。
  2. 前記所定時間は、前記芳香発生部の作動を開始してから車室内で乗員が感知する芳香成分の強度が上限値に達するまでである請求項に記載の車両用芳香発生装置。
  3. 前記扉開検出部は、運転席のドアが開放されたか否かを検出する請求項1又は2に記載の車両用芳香発生装置。
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