JP2019048537A - 車両用芳香供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の空調と協働した着香の制御が可能な車両用芳香供給装置を提供する。【解決手段】空調ECU(A/C−EUC)10は、温度及び風量が制御された送風を車室内の特定の領域へ供給するように空調ユニット12を制御する。芳香制御装置20は、空調ユニット12により送風が供給される領域及びシートに設けられた換気装置であるSVS14の動作に応じて着香の強度が変化するように芳香発生装置22を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用芳香供給装置に関する。
車両内に好ましい芳香を漂わせて、乗員の気分を改善する、または車室内の好ましくない臭いを感じにくくする(マスキングする)ことが行われている。従来、芳香は市販の芳香剤を用いて車室内に分散させていたが、市販の芳香剤は、車室内に十分芳香が分散するまでに時間がかかるという問題点があった。
特許文献1には、芳香発生器で発生させた芳香を運ぶ空気の流れを生じる送風手段を備えた車両用芳香発生装置の発明が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている車両用芳香発生装置は、乗員の気分が悪くなった場合または事故発生時の場合等の、乗員をリラックスさせることが必要な場合に作動させることを前提としており、車両の空調と協働した制御がなされていない問題があった。
本発明は、上記事実を考慮し、車両の空調と協働した制御が可能な車両用芳香供給装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置は、温度及び風量が制御された送風を車室内の特定の領域へ供給するように空調を制御する空調制御部と、前記送風に着香する芳香発生部と、シートクッション及びシートバックの少なくとも一方の表面側に形成された通気孔を介した吸気を前記通気孔とは別に設けられた排気孔から排気する座席換気部と、前記送風が供給される領域及び前記座席換気部の動作に応じて着香の強度が変化するように前記芳香発生部を制御する芳香制御部と、を含んでいる。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置は、空調の送風を供給する領域及び座席換気部の動作に応じて送風に着香する強度を変更することにより、芳香成分の放出の効率化が可能になる。
請求項2に記載の車両用芳香供給装置は、請求項1に記載の車両用芳香供給装置において、前記芳香制御部は、前記領域の数が少ないほど着香の強度を低くするように、前記領域の数が多いほど着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する。
請求項2に記載の車両用芳香供給装置は、空調の送風が供給される領域の数に応じて着香の強度を変更することができる。
請求項3に記載の車両用芳香供給装置は、請求項1または2に記載の車両用芳香供給装置において、前記芳香制御部は、前記座席換気部が作動する場合は着香の強度を低くするように、前記座席換気部が作動しない場合は着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する。
請求項3に記載の車両用芳香供給装置は、座席換気部が作動する場合は着香の強度を低くすることができる。
請求項4に記載の車両用芳香供給装置は、請求項3に記載の車両用芳香供給装置において、前記座席換気部は、前記吸気及び前記排気による換気の風量を変更可能で、前記芳香制御部は、前記換気の風量が大きいほど着香の強度を低くするように、前記換気の風量が小さいほど着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する。
請求項4に記載の車両用芳香供給装置は、座席換気部の換気の風量に応じて着香の強度を変更することができる。
請求項1に記載の車両用芳香供給装置によれば、空調の送風を供給する領域及び座席換気部の動作に応じて送風に着香する強度を変更することにより、芳香成分の放出の効率化が可能になると共に、車両の空調と協働した着香の制御が可能になるという効果を奏する。
請求項2に記載の車両用芳香供給装置によれば、空調の送風が供給される領域の数が少ない場合は着香の強度を低くすることにより、芳香成分の放出の効率化及び芳香成分の節約が可能になるという効果を奏する。
請求項3に記載の車両用芳香供給装置によれば、座席換気部が作動する場合は着香の強度を低くすることにより、芳香成分の放出の効率化及び芳香成分の節約が可能になるという効果を奏する。
請求項4に記載の車両用芳香供給装置によれば、座席換気部の換気の風量が大きい場合は着香の強度を低くすることにより、芳香成分の放出の効率化及び芳香成分の節約が可能になるという効果を奏する。
[第1の実施の形態]
以下、図1〜図4を用いて、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示した車両用芳香供給装置100は、車両の空調と協働して動作するものであり、送風口から車両の車室内に芳香成分を放出する芳香発生装置22と、芳香発生装置22を制御する芳香制御装置20と、を含む。芳香制御装置20には、車両の空調を制御する空調ECU(Electronic Control Unit)10と、ユーザの操作により芳香発生装置22をオンまたはオフにする手動スイッチ18と、が接続されている。芳香制御装置20は、空調ECU(以下、「A/C−ECU」と略記)10からの制御信号に基づき、車両の空調と協働して動作する。
以下、図1〜図4を用いて、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示した車両用芳香供給装置100は、車両の空調と協働して動作するものであり、送風口から車両の車室内に芳香成分を放出する芳香発生装置22と、芳香発生装置22を制御する芳香制御装置20と、を含む。芳香制御装置20には、車両の空調を制御する空調ECU(Electronic Control Unit)10と、ユーザの操作により芳香発生装置22をオンまたはオフにする手動スイッチ18と、が接続されている。芳香制御装置20は、空調ECU(以下、「A/C−ECU」と略記)10からの制御信号に基づき、車両の空調と協働して動作する。
A/C−EUC10は、空調ユニット12及び車室内の空気をシートの座面及び背面から吸引してシートの下方及び後方に排気するSVS(Seat Ventilation System)14を制御する制御装置である。A/C−EUC10には、SVS14をオンまたはオフにするSVSスイッチ16、日射の強度を測定する日射センサ24、車室内の気温を検出する内気温センサ26、外気温度を検出する外気温センサ28、シート上の乗員の着座を検出する着座センサ30及び車両のドアの開閉を検出するドアセンサ32が接続され、これらスイッチ及びセンサ群から入力される信号に基づいて空調ユニット12及びSVS14を制御する。本実施の形態に係る空調ユニット12は、運転席または運転席と助手席との前席等の特定の領域へ集中的に空調の送気を行うことが可能に構成されている。
また、A/C−EUC10は、空調ユニット12及びSVS14の制御に係る情報を芳香制御装置20に出力する。
図2は、本実施の形態に係る芳香発生装置22を示した概略図であり、(A)はカートリッジ44に充填された芳香成分を電熱線52で加熱して放出する芳香発生装置22Aの一例を、(B)はカートリッジ44に充填された芳香成分を送風によって放出する芳香発生装置22Bの一例を、各々示している。
図2(A)に示した芳香発生装置22Aは、スイッチ56がオンになるとバッテリ54の電力によって電熱線52が発熱し、カートリッジ44を装填したキャニスター46Aを加熱する。カートリッジ44は、一例として香料の吸着に適した多孔質かつ化学的に不活性な担体に当該香料を充填したもので、担体には、一例として、シリカゲル、アルミナ及び珪藻土等のいずれかが用いられる。
加熱されたカートリッジ44からは充填されている芳香成分が揮発し、揮発した芳香成分はリザーバ48に滞留する。また、キャニスター46A内及びリザーバ48内の芳香成分を含む気体は、電熱線52の加熱により、大気圧に対して陽圧となる。
電動モータで回転するシロッコファン等の多翼ファンで構成された送風機40により、送風路42A内に送風が生じている状態で電磁弁50を開放すると、加熱によって陽圧状態のリザーバ48から送風路42Aに芳香成分が噴出される。そして、図示は省略するが、カートリッジ44の芳香成分で着香された送風路42Aの空気は、空調ユニット12が車室内に送風する空調された空気と混合され、最終的には、空調ユニット12の送風口60から車室内に放出される。
多くの香料の芳香成分は、常温で液体または固体であっても、熱により気化または昇華して空気中に分散可能なので、図2(A)に示した芳香発生装置22Aにより、空調ユニット12の送風を着香して車室内に放出することができる。また、芳香発生装置22Aは、電磁弁50の開度を変更することにより、送風口60からの送気の着香の強度である芳香吹き出し強度を変更できる。電磁弁50の開度が大きくなれば芳香吹き出し強度は大きくなり、電磁弁50の開度が小さくなれば芳香吹き出し強度は小さくなる。
しかしながら、香料には熱に弱い成分も存在するので、かかる場合は、電熱による加熱は適切ではない。かかる場合は、図2(B)に示した芳香発生装置22Bを用いる。図2(B)に示した芳香発生装置22Bは、送風路42B上に設けたキャニスター46B内のカートリッジ44に送風機40からの送風を通過させて充填された芳香成分を放出する。キャニスター46Bの送風機40側には電磁弁62が、キャニスター46Bの送風口60側には電磁弁64が各々設けられ、芳香成分を車室内に放出しない場合は、電磁弁62、64を各々閉鎖することにより、カートリッジ44に充填された芳香成分が徒に放出されることを防止できる。
図2(B)に示した芳香発生装置22Bは、カートリッジ44を加熱しないので、熱に弱い芳香成分を変質させるおそれがないので、図2(A)に示した芳香発生装置22Aよりも多様な香料を使用することが可能になる。また、芳香発生装置22Bは、電磁弁62、64の開度を変更することにより、送風口60からの送気の着香の強度である芳香吹き出し強度を変更できる。電磁弁62、64の開度が大きくなれば芳香吹き出し強度は大きくなり、電磁弁62、64の開度が小さくなれば芳香吹き出し強度は小さくなる。または、送風機40のファンの回転数を変更することによっても芳香吹き出し強度は変更できる。送風機40のファンの回転数が大きくなればカートリッジ44を通過する空気が増え、結果として芳香吹き出し強度が大きくなる。送風機40のファンの回転数が小さくなればカートリッジ44を通過する空気が減り、結果として芳香吹き出し強度が小さくなる。
図2の芳香発生装置22A、22Bは、1個のカートリッジ44、すなわち1種類の香料を用いる場合を示したが、異なる香料を各々充填した複数のカートリッジを有し、複数のカートリッジのいずれか1つを選択して使用するようにしてもよい。
図3は、SVS14を備えた車両用シート70の全体構成の一例を示した概略図である。図3に示されるように、車両用シート70は、着座した乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション72と、シートクッション72の後端部から上方向に延在するように設けられて乗員の腰部及び背部を支持するシートバック74と、を備えている。また、シートバック74の上端部には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト76が設けられている。ここで、シートクッション72及びシートバック74は、シート本体の一例である。
シートクッション72及びシートバック74は、表面(乗員が着座する面)を被覆すると共に、通気性を有する表皮80を備えている。
シートクッション72は、本体部72Aを備えている。図示を省略するが、本体部72Aは、シートフレームと、シートフレームに支持されるシートパッドと、を含んで構成されている。さらに、シートクッション72は、本体部72Aの表面に形成された複数の通気孔82と、本体部72Aの内部で複数の通気孔82にそれぞれ連通すると共に通気孔82から入った空気が流れる空気流路84と、を備えている。
空気流路84は、本体部72Aの内部で複数の通気孔82から入った空気が合流する構成とされており、空気が合流した流れ方向下流側に流路が拡大された収容部84Aを備えている。収容部84Aには、通気孔82から空気流路84へ空気を吸い込む送風機としてのSVS14が設けられている。すなわち、SVS14は、本体部72Aの内部に配置されている。
本体部72Aの後面側には、収容部84Aに連通すると共にSVS14から吹き出された空気が本体部72Aの外部へ排出される排出口88が設けられている。排出口88は、本体部72Aの後面に配置された通気性を有する表皮80で覆われている。SVS14の作動により、表皮80を介して複数の通気孔82から空気流路84へ空気が吸い込まれ、さらに、SVS14から吹き出された空気が、排出口88から表皮80を介して外部へ排出されるようになっている。
シートバック74は、シートクッション72とほぼ同様の構成とされている。シートバック74の詳細な説明は省略するが、シートバック74は、本体部74Aと、本体部74Aの表面に形成された複数の通気孔82と、本体部74Aの内部で複数の通気孔82から入った空気が流れる空気流路92と、を備えている。さらに、シートバック74は、本体部74Aにおける空気流路92の流れ方向下流側の収容部92Aに配置されたSVS14と、本体部74Aの背面側にSVS14から吹き出された空気が排出される排出口94が設けられている。排出口94は、本体部74Aの背面に配置された表皮80で覆われている。
図4は、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100の機能ブロック図の一例である。本実施の形態では、前述のように、A/C−EUC10には、日射センサ24、内気温センサ26、外気温センサ28、着座センサ30及びドアセンサ32から信号が入力される。A/C−EUC10は、日射センサ24、内気温センサ26、外気温センサ28及びドアセンサ32から入力された信号に基づき、空調ユニット12の動作負荷である空調負荷を算出すると共に、着座センサ30からの信号に基づいて乗員数を算出する空調演算を実行する。
空調負荷は、例えば、日射センサ24で検出した日射が強ければ冷房の負荷を大きくし、内気温センサ26及び外気温センサ28で各々検出した温度が高い場合も冷房の負荷を大きくする。また、ドアセンサ32で車両のドアが開いている場合は、冷房または暖房の負荷を高めて、車内の気温が快適な範囲から逸脱することを防止する。A/C−EUC10は、空調演算の結果に基づいて、空調ユニット12の送風の温度及び風量を制御する。
A/C−EUC10は、空調演算に引き続いて空調ゾーン制御を実行する。空調ゾーン制御は、特定の領域(に着座する乗員)に対して集中的に空調の送風を行う集中制御(処理2、3、4)と、集中制御を行わずに、車室内全体に空調の送風を循環させる非集中制御(処理1)と、に大別される。インストルメントパネル上の空調関連のスイッチ操作により、非集中制御から集中制御に移行した場合(条件1)、さらに条件2、3、4、5、6の有無により、集中制御の態様が変更される。
図4に示したように、条件1によって非集中制御から集中制御に切り換えられた場合、前席(運転席及び助手席)を集中的に空調する前席空調(処理2)が実行される。前席空調の状態からは、運転席に対して集中的に空調の送風を行う条件3により1席空調(処理3)と、後席を含めた全席に対して集中的に空調の送風を行う条件5により全席空調(処理4)と、に制御が切り換え可能である。
また、1席制御からは前席に対して集中的に空調の送風を行う条件4により、全席空調からは前席に対して集中的に空調の送風を行う条件6により、運転席及び助手席を集中的に空調する前席空調に制御が切り換え可能である。
本実施の形態に係る空調ユニット12は、運転席、助手席、後席の別に送風口があり、A/C−EUC10は、空調の送風をする送風口を選択する制御により、1席空調、前席空調及び全席空調を実行する。
さらに、集中制御の状態から集中制御を解除する条件2により、非集中制御に制御を切り換え可能である。後述するように、本実施の形態では、集中制御の対象の領域(座席)の数に応じて着香の強度を変更する。一例として、集中制御の対象の領域の数は、1席空調なら「1」、前席空調なら「2」、全席空調なら「3」、そして非集中制御の場合、集中制御の対象の領域の数は、最小の「0」となる。
また、A/C−EUC10には、SVSスイッチ16から、SVS14のオンまたはオフに係る信号が入力される。A/C−EUC10は、空調ゾーン制御に係る情報と、SVSスイッチ16の操作に係る信号と、を芳香制御装置20に入力する。
芳香制御装置20では、A/C−EUC10から入力された着座センサ30の検出結果に係る信号に基づいて、a.芳香吹き出し範囲(乗員判定)が行われる。乗員判定では、まず、助手席(P席)の乗員の有無に係るP席乗員判定フラグを設定する。P席乗員判定フラグは、助手席に乗員が存在する場合は「乗員有り」に、助手席に乗員が存在しない場合は「乗員無し」に、各々設定する。
また、乗員判定では、後部(Rr)座席の乗員の有無に係るRr乗員判定フラグを設定する。Rr乗員判定フラグは、後席に乗員が存在する場合は「乗員有り」に、後席に乗員が存在しない場合は「乗員無し」に、各々設定する。
以上の、P席乗員判定フラグ及びRr乗員判定フラグの設定に基づいて、芳香吹き出し範囲を設定する。芳香吹出し範囲は、助手席に乗員有りかつ後席に乗員有りの場合は全席、助手席に乗員有りかつ後席に乗員無しの場合は運転(Dr)席及び助手席、助手席に乗員無しかつ後席に乗員有りの場合は全席、助手席に乗員無しかつ後席に乗員無しの場合は運転席、となるように各々設定する。
続いて、芳香制御装置20では、b.芳香吹き出し強度を、上述のa.芳香吹き出し範囲と空調ゾーン制御の状態とSVS14の動作状態と、に応じて設定する。一例として、芳香吹き出し強度の設定は、下記のようになる。
芳香吹き出し範囲が全席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオンの場合は「弱」、芳香吹き出し範囲が全席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオンの場合は「弱」、芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調かつSVS14がオンの場合は「弱」、芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調かつSVS14がオンの場合は「中」、芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオンの場合は「弱」、芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が1席空調かつSVS14がオンの場合は「弱」、芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が1席空調かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調かつSVS14がオンの場合は「中」、芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調かつSVS14がオンの場合は「強」、芳香吹き出し範囲が運転席かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調かつSVS14がオフの場合は「強」、に各々設定する。
本実施の形態では、集中制御の対象である座席数が少ない場合は、芳香吹き出し強度を低下させ、集中制御の対象である座席数が多い場合は、芳香吹き出し強度を向上させる。集中制御の対象である座席数が多い場合は、着香された送風を多くの座席に分配するので、芳香発生装置22での着香強度を向上させることを要するからである。集中制御の対象である座席数が少ない場合は、着香された送風を限られた座席に向けて供給するので、芳香発生装置22の着香強度を低下させても乗員には十分な芳香成分が届く。
また、本実施の形態では、SVS14がオンの場合は、SVS14がオフの場合よりも芳香吹き出し強度を低下させる。SVS14がオンの場合、乗員の前から後ろに向かう気流が生じるので、芳香発生装置22から供給される芳香成分がSVS14がオフの場合よりも乗員に届きやすくなるためである。かかる場合は、芳香吹き出し強度を低下させても、乗員は十分に芳香を感じることができる。
また、本実施の形態では、空調ゾーン制御の状態が乗員のスイッチ操作で適宜変更可能であれば、着座センサ30の検知結果に基づいて決定したa.芳香吹き出し範囲と空調ゾーン制御の状態が一致しない場合がある。かかる場合においても本実施の形態は、集中制御の対象である座席数が少ないほど芳香吹き出し強度を低下させ、集中制御の対象である座席数が多いほど芳香吹き出し強度を向上させる第1の原則と、SVS14がオンの場合は、SVS14がオフの場合よりも芳香吹き出し強度を低下させる第2の原則と、に基づいて、図4に示したように芳香吹き出し強度を算出し、カートリッジ44に充填された芳香成分の効率的な放出を行う。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100は、車両の空調の送風に着香することにより、空調と協働して、芳香成分を空調の集中制御の対象となる座席へ優先的に供給することが可能であり、集中制御の対象となる座席が少ない場合は、芳香吹き出し強度を低下させることにより、カートリッジ44に充填された香料の消耗を抑制できる。
また、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置100は、SVS14がオンの場合は、芳香吹き出し強度を低下させても乗員には十分な芳香成分が届くので、かかる場合は芳香吹き出し強度を低下させることにより、カートリッジ44に充填された香料の消耗を抑制できる。
[第2の実施の形態]
続いて本発明の第2の実施の形態について図5を用いて説明する。本実施の形態は、SVSスイッチ116の構成及び芳香制御装置120におけるb.芳香吹き出し強度に係る制御が第1の実施の形態と相違するが、他の構成及び制御は第1の実施の形態と同じなので、第1の実施の形態と同一の構成には第1の実施の形態と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
続いて本発明の第2の実施の形態について図5を用いて説明する。本実施の形態は、SVSスイッチ116の構成及び芳香制御装置120におけるb.芳香吹き出し強度に係る制御が第1の実施の形態と相違するが、他の構成及び制御は第1の実施の形態と同じなので、第1の実施の形態と同一の構成には第1の実施の形態と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5は本実施の形態に係る車両用芳香供給装置の機能ブロック図の一例である。SVSスイッチ116は、オンまたはオフの二者択一であった第1の実施の形態のSVSスイッチ16と異なり、SVS14をオフにする「OFF」、SVS14の換気が低強度の「Lo」、同換気が中強度の「Mid」、同換気が高強度の「Hi」の各ポジション(位置)に切り換え可能に構成されている。従って、本実施の形態のb.芳香吹き出し強度は、SVSスイッチ116の位置に応じて第1の実施の形態よりも多様な態様で設定される。
以下に、芳香吹き出し強度の設定を説明するが、a.芳香吹き出し範囲(乗員判定)の制御までは第1の実施の形態と同一なので、詳細な説明は省略する。
芳香吹き出し範囲が全席で、かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」であれば芳香吹き出し強度は「弱」、SVSスイッチ116が「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。SVS14の換気の強度が高い場合は乗員に届く芳香成分の総量は多くなるので、かかる場合は芳香吹き出し強度を低下させる。また、SVS14の換気の強度が低い場合は乗員に届く芳香成分の総量は少なくなるので、かかる場合は芳香吹き出し強度を向上させる。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席で、かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」であれば芳香吹き出し強度は「弱」、SVSスイッチ116が「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席で、かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」であれば芳香吹き出し強度は「弱」、SVSスイッチ116が「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席及び助手席で、かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」または「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。
理由は第1の実施の形態と同じであるが、本実施の形態では、集中制御の対象である座席数が少ない場合は、芳香吹き出し強度を低下させ、集中制御の対象である座席数が多い場合は、芳香吹き出し強度を向上させることにより、効率的な芳香成分の車室内への放出を行う。
芳香吹き出し範囲が運転席で、かつ空調ゾーン制御の状態が非集中制御または1席空調の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」であれば芳香吹き出し強度は「弱」、SVSスイッチ116が「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席で、かつ空調ゾーン制御の状態が前席空調の場合は、SVSスイッチ116のポジションと芳香吹き出し強度との対応は次のようになる。SVSスイッチ116が「Hi」または「Mid」であれば芳香吹き出し強度は「中」、そしてSVSスイッチ116が「Lo」または「OFF」であれば芳香吹き出し強度は「強」に各々設定する。
芳香吹き出し範囲が運転席で、かつ空調ゾーン制御の状態が全席空調の場合は、SVSスイッチ116がどのポジションであっても芳香吹き出し強度は「強」に設定する。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用芳香供給装置は、SVS14の換気の強度に応じて第1の実施の形態よりも多様な態様で空調と協働した着香の制御が可能になる。
なお、特許請求の範囲の構成のうち、空調制御部は空調ECU(A/C−EUC)10に、芳香発生部は芳香発生装置22に、座席換気部はSVS14に、芳香制御部は芳香制御装置20に、各々対応する。
10 空調ECU(A/C−EUC)
12 空調ユニット
14 SVS
16 SVSスイッチ
18 手動スイッチ
20 芳香制御装置
22(22A、22B) 芳香発生装置
60 送風口
100 車両用芳香供給装置
116 SVSスイッチ
120 芳香制御装置
12 空調ユニット
14 SVS
16 SVSスイッチ
18 手動スイッチ
20 芳香制御装置
22(22A、22B) 芳香発生装置
60 送風口
100 車両用芳香供給装置
116 SVSスイッチ
120 芳香制御装置
Claims (4)
- 温度及び風量が制御された送風を車室内の特定の領域へ供給するように空調を制御する空調制御部と、
前記送風に着香する芳香発生部と、
シートクッション及びシートバックの少なくとも一方の表面側に形成された通気孔を介した吸気を前記通気孔とは別に設けられた排気孔から排気する座席換気部と、
前記送風が供給される領域及び前記座席換気部の動作に応じて着香の強度が変化するように前記芳香発生部を制御する芳香制御部と、
を含む車両用芳香供給装置。 - 前記芳香制御部は、前記領域の数が少ないほど着香の強度を低くするように、前記領域の数が多いほど着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する請求項1に記載の車両用芳香供給装置。
- 前記芳香制御部は、前記座席換気部が作動する場合は着香の強度を低くするように、前記座席換気部が作動しない場合は着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する請求項1または2に記載の車両用芳香供給装置。
- 前記座席換気部は、前記吸気及び前記排気による換気の風量を変更可能で、
前記芳香制御部は、前記換気の風量が大きいほど着香の強度を低くするように、前記換気の風量が小さいほど着香の強度を高くするように、前記芳香発生部を各々制御する請求項3に記載の車両用芳香供給装置。
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