JP4916324B2 - 車両用芳香成分供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員に芳香成分を供給する車両用芳香成分供給装置に関する。
車室内の環境を良好に保つため、芳香成分をエアコンディショナの吹き出し口から供給する供給装置が提案されている。しかしながら、吹き出し口から芳香成分を供給してしまうと、車室内に芳香成分が充満することになるため、多量の芳香成分が必要となるばかりか、各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが困難となっていた。
そこで、芳香成分を含んだ渦輪を乗員に向けて発射するようにした供給装置が提案されている(たとえば、特許文献1〜4参照)。これにより、芳香成分を局所的に供給することができるため、少量の芳香成分を用いて各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが可能となる。また、芳香成分に乗員の嗅覚が慣れてしまうことから、複数の芳香成分を切り換えて供給するようにした供給装置も提案されている(たとえば、特許文献1および3参照)。
特開2006−280748号公報 特開2006−282083号公報 特開2006−282084号公報 特開2006−282085号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献3に記載されるように、複数の芳香成分を切り換えて供給したとしても、時間の経過とともに乗員の嗅覚が低下してしまうため、芳香成分の効能を乗員に対して効果的に与えることが困難となっていた。
本発明の目的は、芳香成分の効能を乗員に対して効果的に与えることが可能な車両用芳香成分供給装置を提供することにある。
本発明の車両用芳香成分供給装置は、ドア開口部に向けて設置され、空気渦を発射する空気渦発射手段と、前記空気渦発射手段に接続され、前記空気渦発射手段に芳香成分を供給する芳香供給手段と、前記空気渦発射手段に制御信号を出力して空気渦の発射状態を制御する発射制御手段と、前記芳香供給手段に制御信号を出力して芳香成分の供給状態を制御する芳香制御手段とを有し、前記発射制御手段は、車外から乗り込む乗員に向けて空気渦を発射する乗車時発射モードと、着座している乗員に向けて空気渦を発射する着座時発射モードとを備え、前記空気渦発射手段は、前記乗車時発射モードで芳香成分を拡散させる乗車時拡散領域と、前記着座時発射モードで芳香成分を拡散させる着座時拡散領域とを結ぶ延長線上に設置され、前記ドア開口部から乗り込む乗員に向けて芳香成分を含んだ空気渦を発射することを特徴とする。
本発明の車両用芳香成分供給装置は、ドアの施錠状態を検出する施錠検出手段を有し、前記芳香制御手段は、前記施錠検出手段からの解錠信号に基づいて前記芳香供給手段を制御し、前記空気渦発射手段に芳香成分を供給することを特徴とする。
本発明の車両用芳香成分供給装置は、ドアの開閉状態を検出する開閉検出手段を有し、前記発射制御手段は、前記開閉検出手段からのドア開放信号に基づいて前記空気渦発射手段から空気渦を発射させることを特徴とする。
本発明の車両用芳香成分供給装置は、前記空気渦発射手段は、運転席側に第1空気渦を発射する第1発射機構と、助手席側に第2空気渦を発射する第2発射機構とを備え、前記発射制御手段は、前記第1空気渦と前記第2空気渦とを互いに衝突させて芳香成分を拡散させる衝突発射モードを備えることを特徴とする。
本発明の車両用芳香成分供給装置は、前記空気渦発射手段は、運転席側に第1空気渦を発射する第1発射機構と、助手席側に第2空気渦を発射する第2発射機構とを備え、助手席側に向けて発射される前記第2空気渦は、運転席側に向けて発射される前記第1空気渦よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、ドア開口部に向けて空気渦を発射する空気渦発射手段と、前記空気渦発射手段に芳香成分を供給する芳香供給手段とを設けるようにしたので、ドア開口部から乗り込む乗員に向けて芳香成分を含んだ空気渦を発射することが可能となる。これにより、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における乗員に対して芳香成分を供給することができ、乗員に対して芳香成分の効能を効果的に与えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車両用芳香成分供給装置10(以下、供給装置という)が搭載された車両11を示す説明図である。また、図2は供給装置10の構成を示すブロック図であり、図3は供給装置10が備える空気砲12,13の内部構造を示す説明図である。
図1に示すように、車室内のインストルメントパネル部14には、乗員D,Pに向けて芳香成分を供給する供給装置10が設置されている。図2に示すように、供給装置10には、渦輪(空気渦,第1空気渦)V1を発射する空気砲(空気渦発射手段,第1発射機構)12が設けられており、渦輪(空気渦,第2空気渦)V2を発射する空気砲(空気渦発射手段,第2発射機構)13が設けられている。また、供給装置10には、各空気砲12,13に接続される芳香供給手段としての芳香供給ユニット15が設けられており、この芳香供給ユニット15から各空気砲12,13に対して芳香成分が供給されている。そして、芳香成分を含んだ渦輪V1を空気砲12から運転席側に向けて発射することにより、運転席DSに座る乗員Dの鼻先に設定される拡散領域A1において芳香成分を拡散させることが可能となり、芳香成分を含んだ渦輪V2を空気砲13から助手席側に向けて発射することにより、助手席PSに座る乗員Pの鼻先に設定される拡散領域A2において芳香成分を拡散させることが可能となる。
図3(A)および図3(B)に示すように、空気砲12,13は、伸縮自在となる蛇腹形状のポンプ本体12a,13aと、ポンプ本体12a,13aを伸縮させるポンプ駆動部12b,13bと、芳香成分が充填される円筒形状の砲身部12c,13cとによって構成されている。また、ポンプ駆動部12b,13bには前後進駆動されるロッド部材12d,13dが組み込まれており、このロッド部材12d,13dはポンプ駆動部12b,13b内の図示しない電動モータによって駆動される。そして、図3(A)に示すように砲身部12c,13c内に芳香成分を充填した後に、図3(B)に示すようにロッド部材12d,13dを前進移動させてポンプ本体12a,13aを急速に縮めることにより、ポンプ本体12a,13a内の空気を砲身部12c,13c内の芳香成分と共に渦輪V1,V2として発射することが可能となる。
また、空気砲12,13に芳香成分を供給する芳香供給ユニット15は、芳香成分を生成する芳香成分発生部16と、芳香成分を空気砲12,13の砲身部12c,13cに送り込む芳香成分充填部17とによって構成されている。芳香成分発生部16は、それぞれに異なる芳香成分が貯留される図示しない複数の芳香容器や、芳香容器の開閉状態を制御する図示しない電磁バルブ等によって構成されており、芳香成分充填部17は、芳香成分を砲身部12c,13cに圧送する図示しない圧送ポンプ等によって構成されている。そして、電磁バルブの切換制御や圧送ポンプの駆動制御を実行することにより、選択された芳香成分を空気取入口18から取り込まれた空気と共に、砲身部12c,13cに対して供給することが可能となっている。さらに、供給装置10には双方のポンプ駆動部12b,13bに接続される駆動回路部19が設けられており、駆動回路部19は後述する制御ユニット20からの制御信号に基づいてポンプ駆動部12b,13bの駆動電流を制御している。そして、駆動電流をポンプ駆動部12b,13bに供給することにより、それぞれの空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させることが可能となっている。
また、供給装置10には、芳香供給ユニット15や駆動回路部19等に対して制御信号を出力する制御ユニット(発射制御手段,芳香制御手段)20が設けられている。この制御ユニット20は、図示しないマイクロプロセッサ(CPU)を備えており、このCPUにはバスラインを介してROM、RAMおよびI/Oポートが接続される。ROMには制御プログラムや各種マップデータなどが格納されており、RAMにはCPUで演算処理したデータが一時的に格納されている。さらに、制御ユニット20には、空気砲12,13の各種発射モード等を設定する際に操作されるスイッチ21、ドア開閉音やドア施錠音に基づいてドアの開閉状態や施錠状態を検出する集音センサ(施錠検出手段,開閉検出手段)22、車室内の乗員D,Pを検出する赤外線センサ23等が接続されている。そして、制御ユニット20は、スイッチ21の操作信号や各種センサ22,23の検出信号に基づいて芳香供給ユニット15や駆動回路部19に対する制御信号を演算処理し、空気砲12,13の作動状態を制御している。なお、集音センサ22を用いることにより、ドア開閉音やドア施錠音を介して間接的にドアの開閉状態や施錠状態を判定しているが、これに限られることはなく、ドアの開閉状態や施錠状態を直接的に検出するスイッチやセンサを用いるようにしても良い。また、赤外線センサ23を用いて乗員D,Pを検出しているが、運転席DSや助手席PSに着座センサを組み込むことによって車室内の乗員D,Pを検出しても良い。
続いて、供給装置10の各種発射モードについて説明する。ここで、図4(A)は着座時発射モードによる芳香成分の拡散状態を示す説明図であり、図4(B)は衝突発射モードによる芳香成分の拡散状態を示す説明図である。なお、図4(A)および図4(B)には、乗員D,Pとしてその頭部のみが図示されている。
乗員P,Dのスイッチ21の操作によって着座時発射モードが設定された場合には、図4(A)に示すように、渦輪V1と渦輪V2との衝突を回避するように、空気砲12と空気砲13との発射タイミングがずらして設定される。これにより、空気砲12から運転席側に発射される渦輪V1は、渦輪V2に衝突することなく運転席側の拡散領域(着座時拡散領域)A1まで到達し、この拡散領域A1において芳香成分を拡散させることになる。同様に、空気砲13から助手席側に発射される渦輪V2は、渦輪V1に衝突することなく助手席側の拡散領域(着座時拡散領域)A2まで到達し、この拡散領域A2において芳香成分を拡散させることになる。なお、図示する場合には、運転席側と助手席側の乗員D,Pに対して芳香成分を供給するようにしているが、赤外線センサ23によって助手席側の乗員Pの不在が確認された場合には、空気砲12のみを駆動して渦輪V1だけを発射させるようにしても良い。
一方、乗員D,Pのスイッチ21の操作によって衝突発射モードが設定された場合には、図4(B)に示すように、運転席DSと助手席PSとのほぼ中間に設定された拡散領域A3において、渦輪V1と渦輪V2とが互いに衝突して芳香成分を拡散するように、空気砲12と空気砲13との発射タイミングが設定される。このように、渦輪V1,V2を互いに衝突させて渦輪V1,V2を打ち消すことにより、乗員D,Pに対して風圧による違和感を与えることなく芳香成分のみを供給することが可能となる。
続いて、乗員D,Pに対して芳香成分の効能を効果的に与えるため、供給装置10によって実行される乗車時発射モードについて説明する。ここで、図5は乗車時発射モードによる芳香成分の充填状態を示す説明図であり、図6は乗車時発射モードによる渦輪V1,V2の発射状態を示す説明図である。
前回乗車時に乗員D,Pのスイッチ21の操作によって乗車時発射モードが設定されていた場合には、乗り込む乗員D,Pに向けて渦輪V1,V2が発射されるようになっている。まず、図5に示すように、車外から乗り込もうとする乗員D,Pによってドアロックが解除されると、集音センサ22から出力される解錠信号に基づいて、制御ユニット20は空気砲12,13に対する芳香成分の充填を開始する。なお、図示する場合には、運転席側と助手席側のドアロックが解除されているが、運転席側のドアロックだけが解除された場合には空気砲12に対する芳香成分の充填が開始され、助手席側のドアロックだけが解除された場合には空気砲13に対する芳香成分の充填が開始されることになる。
続いて、図6に示すように、乗員Dによって運転席側のドア24が開かれると、集音センサ22から出力されるドア開放信号に基づいて、制御ユニット20は空気砲12から渦輪V1を発射させる。ここで、空気砲12はドア開口部25を向いた状態でインストルメントパネル部14上に設置されるため、渦輪V1はドア開口部25から乗り込もうと進んだ乗員Dに当てられ、乗員Dの鼻先に設定される拡散領域(乗車時拡散領域)A4で芳香成分を拡散させることになる。つまり、乗員Dが符号D1の位置に立ってドア24を開いたときに渦輪V1が発射され、符号D2の位置に進んで乗り込もうとする乗員Dに対して渦輪V1の芳香成分が供給されることになる。これにより、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における運転席側の乗員Dに対して素早く芳香成分を供給することができるため、乗員Dに対して芳香成分による効能を効果的に与えることが可能となる。また、乗り込む際に素早く芳香成分を供給することができるため、車内に臭いが籠もっている場合であっても、乗員Dを心地好く車内に迎え入れることが可能となる。
同様に、乗員Pによって助手席側のドア26が開かれると、集音センサ22から出力されるドア開放信号に基づいて、制御ユニット20は空気砲13から渦輪V2を発射させる。ここで、空気砲13はドア開口部27を向いた状態でインストルメントパネル部14上に設置されるため、渦輪V2はドア開口部27から乗り込もうと進んだ乗員Pに当てられ、乗員Pの鼻先に設定される拡散領域(乗車時拡散領域)A5で芳香成分を拡散させることになる。つまり、乗員Pが符号P1の位置に立ってドア26を開いたときに渦輪V2が発射され、符号P2の位置に進んで乗り込もうとする乗員Pに対して渦輪V2の芳香成分が供給されることになる。これにより、同様に、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における助手席側の乗員Pに対して素早く芳香成分を供給することができるため、乗員Pに対して芳香成分による効能を効果的に与えることが可能となる。また、乗り込む際に素早く芳香成分を供給することできるため、車内に臭いが籠もっている場合であっても、乗員Pを心地好く車内に迎え入れることが可能となる。
また、集音センサ22から出力される解錠信号をトリガ信号として利用し、このトリガ信号に基づいて空気砲12,13に対する芳香成分の充填を開始するようにしたので、空気砲12,13に予め芳香成分を充填しておくことができ、ドア24,26が開かれたときには素早く渦輪V1,V2を発射することが可能となる。さらに、集音センサ22から出力されるドア開放信号をトリガ信号として利用し、このトリガ信号に基づいて空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射するようにしたので、乗員D,Pが乗り込もうとしたときに芳香成分を供給することが可能となる。なお、解錠信号の出力と同時に芳香成分の充填を開始する必要は無く、解錠信号が出力されてから所定時間を経過した後に芳香成分の充填を開始しても良い。同様に、ドア開放信号の出力と同時に渦輪V1,V2を発射する必要は無く、ドア開放信号が出力されてから所定時間を経過した後に渦輪V1,V2を発射しても良い。
また、図6に示すように、空気砲13から助手席側に発射される渦輪V2は、空気砲12から運転席側に発射される渦輪V1よりも大きく設定されている。運転席側に乗員Dが乗り込む際の移動軌跡にあっては、運転席DSにステアリング28が配置されることから安定する傾向にあるが、助手席側に乗員Pが乗り込む際の移動軌跡にあっては、助手席PSにステアリング28が無く空間が広がっていることから不安定となる傾向にある。このため、渦輪V2の大径化を図ることにより、移動軌跡が不安定となる助手席側の乗員Pに対して、確実に渦輪V2を当てて芳香成分を供給することが可能となっている。なお、空気砲12よりも空気砲13の口径を大きく形成することにより、渦輪V1よりも渦輪V2を大きく形成しているが、他の方法を用いて渦輪V2の大径化を図るようにしても良い。
さらに、図4(A)および図6に示すように、渦輪V1を発射する空気砲12は、乗車時発射モードで芳香成分を拡散させる拡散領域A4と、着座時発射モードで芳香成分を拡散させる拡散領域A1とを結ぶ延長線上に設置されている。同様に、渦輪V2を発射する空気砲13は、乗車時発射モードで芳香成分を拡散させる拡散領域A5と、着座時発射モードで芳香成分を拡散させる拡散領域A2とを結ぶ延長線上に設置されている。これにより、渦輪V1,V2の拡散領域A1,A2,A4,A5を切り換えるために、空気砲12,13を電動モータ等で回動させる必要が無いため、回動機構を省いて供給装置10の低コスト化を図ることが可能となる。さらに、供給装置10は渦輪V1,V2を互いに衝突させて芳香成分を拡散領域A3で拡散させる衝突発射モードを備えるため、固定された空気砲12,13であっても広範囲に芳香成分を拡散させることが可能となる。
続いて、前述した乗車時発射モードの実行手順をフローチャートに従って説明する。図7は乗車時発射モードの実行手順を示すフローチャートである。図7に示すように、ステップS1では、駐車中にドアロックが解除されたか否かが判定される。ステップS1において、ドアロックが解除されたと判定された場合には、ステップS2に進み、乗車時発射モードに設定されているか否かが判定される。ステップS2において、乗車時発射モードに設定されていないと判定された場合には、乗車時発射モードを実行することなくルーチンを抜ける一方、ステップS2において、乗車時発射モードに設定されていると判定された場合には、ステップS3に進み、空気砲12,13に対する芳香成分の充填が開始される。
続いて、ステップS4では、乗り込む乗員D,Pによってドア24,26が開かれるか否かが判定される。ステップS4において、ドア24,26が開かれたと判定された場合には、ステップS5に進み、車外から乗り込む乗員D,Pに向けて空気砲12,13から渦輪V1,V2が発射される。これにより、車両11に乗り込む乗員D,Pに対して芳香成分を供給することができるため、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における乗員D,Pに対して芳香成分の効能を効果的に与えることが可能となる。一方、ステップS4において、ドア24,26が開かれていないと判定された場合には、ステップS6に進み、ドアロックが解除されてから所定時間を経過したか否かが判定される。ステップS6において、所定時間が経過していない場合は、再びステップS4に進み、ドア24,26の開閉状態の判定が継続される。また、ステップS6において、所定時間が経過したと判定された場合、つまり所定時間に渡ってドア24,26が開かれなかった場合には、乗車時発射モードを実行することなくルーチンを抜けることになる。
次いで、本発明の他の実施の形態である車両用芳香成分供給装置30(以下、供給装置という)について説明する。図8は本発明の他の実施の形態である供給装置30を示す説明図であり、図8(A)に乗り込む乗員Dに対して渦輪V3,V4を発射する状況を示し、図8(B)に着座している乗員Dに対して渦輪V3,V4を発射する状況を示している。なお、図4に示す部品と同一の部品にあっては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(A)に示すように、インストルメントパネル部14のほぼ中央に設置される供給装置30は、図示しない電動モータによって回動自在となる本体ユニット31と、これに設置される2つの空気砲(空気渦発射手段)32,33とを備えている。この供給装置30は前述した供給装置10と同様の構成を有しており、本体ユニット31内には図2に示す芳香供給ユニット15や制御ユニット20等が組み込まれている。また、空気砲32,33についても図3に示す空気砲12,13と同様の構成を有しており、それぞれの空気砲32,33は所定角度を付けた状態で本体ユニット31上に設置されている。つまり、それぞれの空気砲32,33から発射された渦輪V3,V4は所定位置において互いに衝突するようになっている。
続いて、車外から乗り込む乗員Dに向けて渦輪V3,V4を発射する乗車時発射モードについて説明する。前回乗車時に乗員Dのスイッチ21の操作によって乗車時発射モードが設定されていた場合には、供給装置30は乗り込む乗員Dに対して渦輪V3,V4を発射するようにしている。まず、車外から乗り込もうとする乗員Dによってドアロックが解除されると、集音センサ22からの解錠信号に基づいて空気砲32,33に対する芳香成分の充填が開始される。また、図示する場合には、乗員Dによって運転席側のドアロックが解除されるため、解錠信号に基づいて空気砲32,33が運転席側のドア開口部25を向くように本体ユニット31を回動させる。
そして、乗員Dによって運転席側のドア24が開かれると、集音センサ22からのドア開放信号に基づいて空気砲32,33から渦輪V3,V4が発射される。ドア24が開かれたときに発射される渦輪V3,V4は、ドア開口部25から乗り込もうと進んだ乗員Dに当てられ、乗員Dの鼻先に設定される拡散領域A10において芳香成分を拡散させるようにしている。つまり、乗員Dが符号D1の位置に立ってドア24を開いたときに渦輪V3,V4が発射され、符号D2の位置に進んで乗り込もうとする乗員Dに対して渦輪V3,V4の芳香成分が供給されることになる。これにより、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における乗員Dに対して素早く芳香成分を供給することができるため、乗員Dに対して芳香成分による効能を効果的に与えることが可能となる。
次いで、着座している乗員Dに向けて渦輪V3,V4を発射する着座時発射モードについて説明する。乗員Dのスイッチ21の操作によって着座時発射モードが設定された場合には、図8(B)に示すように、供給装置30は、空気砲32,33を乗員Dの鼻先に設定される拡散領域A11に向けるように本体ユニット31を回動させる。次いで、渦輪V3,V4が互いに衝突するように空気砲32,33の発射タイミングを設定し、拡散領域A11において渦輪V3,V4を互いに衝突させる。このように、渦輪V3,V4を衝突させて打ち消すことにより、乗員に対して風圧による違和感を与えることなく芳香成分のみを供給することが可能となる。
なお、図示する場合には、運転席側の乗員Dに対して渦輪V3,V4を発射しているが、本体ユニット31を助手席側に回動させることにより、助手席側の乗員Pに対して渦輪V3,V4を発射するようにしても良い。また、供給装置30に対して2つの空気砲32,33が設けられているが、供給装置30に対して1つの空気砲を設けるようにしても良い。
次いで、本発明の他の実施の形態である車両用芳香成分供給装置40(以下、供給装置という)について説明する。図9は本発明の他の実施の形態である供給装置40を示す説明図である。なお、図4に示す部品と同一の部品にあっては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、インストルメントパネル部14のほぼ中央に設置される供給装置40は、インストルメントパネル部14に固定される本体ユニット41と、これに設置される2つの空気砲(空気渦発射手段)42,43とを備えている。この供給装置40は前述した供給装置10と同様の構成を有しており、本体ユニット41内には図2に示す芳香供給ユニット15や制御ユニット20等が組み込まれている。また、空気砲42,43についても図3に示す空気砲12,13と同様の構成を有しており、一方の空気砲42はドア開口部25を向いた状態で本体ユニット41上に設置され、他方の空気砲43は運転席DSを向いた状態で本体ユニット41上に設置されている。
続いて、車外から乗り込む乗員Dに向けて渦輪V5を発射する乗車時発射モードについて説明する。前回乗車時に乗員Dのスイッチ21の操作によって乗車時発射モードが設定されていた場合には、供給装置40は乗り込む乗員Dに対して渦輪V5を発射するようにしている。まず、車外から乗り込もうとする乗員Dによってドアロックが解除されると、集音センサ22からの解錠信号に基づいて空気砲42に対する芳香成分の充填が開始される。
そして、乗員Dによって運転席側のドア24が開かれると、集音センサ22からのドア開放信号に基づいて空気砲42から渦輪V5が発射される。ドア24が開かれたときに発射される渦輪V5は、ドア開口部25から乗り込もうと進んだ乗員Dに当てられ、乗員Dの鼻先に設定される拡散領域A20において芳香成分を拡散させるようにしている。つまり、乗員Dが符号D1の位置に立ってドア24を開いたときに渦輪V5が発射され、符号D2の位置に進んで乗り込もうとする乗員Dに対して渦輪V5の芳香成分が供給されることになる。これにより、芳香成分に対し嗅覚が低下していない乗車開始時ないし乗車初期における乗員Dに対して素早く芳香成分を供給することができるため、乗員Dに対して芳香成分による効能を効果的に与えることが可能となる。
続いて、着座している乗員Dに向けて渦輪V6を発射する着座時発射モードについて説明する。乗員Dのスイッチ21の操作によって着座時発射モードが設定された場合には、図9に示すように、空気砲43から芳香成分を含んだ渦輪V6が発射される。これにより、乗員Dの鼻先に設定される拡散領域A21で芳香成分が拡散し、乗員Dに対して芳香成分を供給することが可能となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、図4〜図6に示す場合には、運転席側に渦輪V1を発射する空気砲12と、助手席側に渦輪V2を発射する空気砲13とを備えているが、これに限られることはなく、空気砲12のみを搭載するようにしても良く、空気砲13のみを搭載するようにしても良い。また、1つの空気砲を電動モータ等によって回動させることにより、運転席側と助手席側とに渦輪を発射するようにしても良い。さらに、前述の説明では、供給装置10,30,40をインストルメントパネル部14上に設置しているが、この設置場所に限られることはなく、ピラー部やルーフレール部等に対して供給装置10,30,40を設置するようにしても良い。
また、図3に示す場合には、電動モータを駆動してロッド部材12d,13dを突出させることにより、空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させるようにしているが、この構造に限られることはなく、空気砲に対して電磁コイルと可動鉄心とを組み込むことにより、電磁力を用いて空気砲から渦輪V1,V2を発射させるようにしても良い。さらに、空気砲12,13は蛇腹形状のポンプ本体12a,13aを備えているが、ダイアフラムを用いて空気を押し出すようにしても良い。
また、図示する場合には、空気砲12,13,32,33,42,43から環状の渦輪V1〜V6を発射するようにしているが、空気渦の形状としては、環状に限られることはなく、まとまった形状で所定距離を飛ばすことが可能であれば、いかなる形状の空気渦であっても良い。
また、図8に示すように、空気砲32,33を回動させるタイプの供給装置30にあっては、乗員の鼻先の位置を検出するカメラ等を設置することにより、カメラの検出信号に基づいて空気砲32,33を回動させるようにしても良い。
本発明の一実施の形態である車両用芳香成分供給装置が搭載された車両を示す説明図である。 車両用芳香成分供給装置の構成を示すブロック図である。 車両用芳香成分供給装置が備える空気砲の内部構造を示す説明図である。 (A)は着座時発射モードによる芳香成分の拡散状態を示す説明図であり、(B)は衝突発射モードによる芳香成分の拡散状態を示す説明図である。 乗車時発射モードによる芳香成分の充填状態を示す説明図である。 乗車時発射モードによる渦輪の発射状態を示す説明図である。 乗車時発射モードの実行手順を示すフローチャートである。 (A)および(B)は本発明の他の実施の形態である車両用芳香成分供給装置を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態である車両用芳香成分供給装置を示す説明図である。
符号の説明
10 供給装置(車両用芳香成分供給装置)
12 空気砲(空気渦発射手段,第1発射機構)
13 空気砲(空気渦発射手段,第2発射機構)
15 芳香供給ユニット(芳香供給手段)
20 制御ユニット(発射制御手段,芳香制御手段)
22 集音センサ(施錠検出手段,開閉検出手段)
24 ドア
25 ドア開口部
26 ドア
27 ドア開口部
30 供給装置(車両用芳香成分供給装置)
32,33 空気砲(空気渦発射手段)
40 供給装置(車両用芳香成分供給装置)
42,43 空気砲(空気渦発射手段)
A1 拡散領域(着座時拡散領域)
A2 拡散領域(着座時拡散領域)
A4 拡散領域(乗車時拡散領域)
A5 拡散領域(乗車時拡散領域)
D,P 乗員
V1 渦輪(空気渦,第1空気渦)
V2 渦輪(空気渦,第2空気渦)
V3〜V6 渦輪(空気渦)

Claims (5)

  1. ドア開口部に向けて設置され、空気渦を発射する空気渦発射手段と、
    前記空気渦発射手段に接続され、前記空気渦発射手段に芳香成分を供給する芳香供給手段と、
    前記空気渦発射手段に制御信号を出力して空気渦の発射状態を制御する発射制御手段と、
    前記芳香供給手段に制御信号を出力して芳香成分の供給状態を制御する芳香制御手段とを有し、
    前記発射制御手段は、車外から乗り込む乗員に向けて空気渦を発射する乗車時発射モードと、着座している乗員に向けて空気渦を発射する着座時発射モードとを備え、
    前記空気渦発射手段は、前記乗車時発射モードで芳香成分を拡散させる乗車時拡散領域と、前記着座時発射モードで芳香成分を拡散させる着座時拡散領域とを結ぶ延長線上に設置され、
    前記ドア開口部から乗り込む乗員に向けて芳香成分を含んだ空気渦を発射することを特徴とする車両用芳香成分供給装置。
  2. 請求項1記載の車両用芳香成分供給装置において、
    ドアの施錠状態を検出する施錠検出手段を有し、
    前記芳香制御手段は、前記施錠検出手段からの解錠信号に基づいて前記芳香供給手段を制御し、前記空気渦発射手段に芳香成分を供給することを特徴とする車両用芳香成分供給装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用芳香成分供給装置において、
    ドアの開閉状態を検出する開閉検出手段を有し、
    前記発射制御手段は、前記開閉検出手段からのドア開放信号に基づいて前記空気渦発射手段から空気渦を発射させることを特徴とする車両用芳香成分供給装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用芳香成分供給装置において、
    前記空気渦発射手段は、運転席側に第1空気渦を発射する第1発射機構と、助手席側に第2空気渦を発射する第2発射機構とを備え、
    前記発射制御手段は、前記第1空気渦と前記第2空気渦とを互いに衝突させて芳香成分を拡散させる衝突発射モードを備えることを特徴とする車両用芳香成分供給装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用芳香成分供給装置において、
    前記空気渦発射手段は、運転席側に第1空気渦を発射する第1発射機構と、助手席側に第2空気渦を発射する第2発射機構とを備え、
    助手席側に向けて発射される前記第2空気渦は、運転席側に向けて発射される前記第1空気渦よりも大きいことを特徴とする車両用芳香成分供給装置。
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