JPS63279922A - 車上芳香装置 - Google Patents

車上芳香装置

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JPS63279922A
JPS63279922A JP62115621A JP11562187A JPS63279922A JP S63279922 A JPS63279922 A JP S63279922A JP 62115621 A JP62115621 A JP 62115621A JP 11562187 A JP11562187 A JP 11562187A JP S63279922 A JPS63279922 A JP S63279922A
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JP
Japan
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door
vehicle
energizing
electrode
capacitance
Prior art date
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Application number
JP62115621A
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English (en)
Inventor
Osamu Komazawa
修 駒沢
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63279922A publication Critical patent/JPS63279922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0007Adding substances other than water to the air, e.g. perfume, oxygen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0007Adding substances other than water to the air, e.g. perfume, oxygen
    • B60H3/0035Adding substances other than water to the air, e.g. perfume, oxygen characterised by the control methods for adding the substance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車内の環境を改善する装置に関する。
(従来の技術) 車輌に乗り込むときにはドアを開くが、車室に比べてド
アの開口は非常に大きく、外気が一度に流れ込む、この
ため、外空気が汚れているときには、乗車した後もしば
らくは異臭等に悩まされることになる。
このような場合、従来においては、走行中に窓を開いて
車内の空気を換気していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、広範な地域に異臭が漂っている場合には
窓開けによる換気は無意味であり、また、雨天時等は窓
を開けられないことがある。
本発明は、乗車時に快適な車内環境を提供することを目
的とする。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の車上芳香装置におい
ては、車上ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段を備
えて、車上ドア開を検出すると芳香エア発生手段を付勢
するものとする。
(作用) これによれば1乗車時に車上ドアを開くと芳香エア発生
手段が付勢されて車内に芳香エアが吐出されるので、外
気が汚れている場合にも車内の環境を快適に保つことが
できる。
芳香エア発生手段は、付勢した後、あるいはドア閉を検
出した後、所定時間で消勢しても良いが。
車内の乗員ありなし検出を行なうことによりさらに合理
的に処理することができる。
例えば、芳香エア発生手段を付勢した後、乗員なしでド
アが閉じられたときはそれを消勢し1乗員ありでドアが
閉じられたときは所定時間後にそれを消勢する。つまり
、ドアが開いても乗車がなければ芳香エアの発生を停止
し、また、乗車した後は芳香エアの効果が充分に得られ
た時を見計らって芳香エアの発生を停止すれば、合理的
、かつ経済的に快適な車内環境を確保することができる
本発明の他の目的および特長は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明を一例で実施する車上芳香装置の電気制
御系を示す。
第1図を参照すると、この装置はマイクロコンピュータ
(以下CPUという)11乗員検出ユニット2,0.1
秒タイマ3.入力バッファ4.芳香ユニット5.電源ユ
ニット6、リレードライバDrv。
リレーRL1.RL2.および各種スイッチより構成さ
れている。
この装置の電源は車上バッテリBTであり、このバッテ
リ電圧(Va)および電源ユニット6において生成した
定電圧Vcは各部に供給されるが、乗員検出ユニット2
および0.1秒タイマ3に対する定電圧Vcの給電はリ
レー接点rQlを介してなされ、芳香ユニット5に対す
るバッテリ電圧(Va)の給電はリレー接点rQ2を介
してなされる。
リレー接点rQ1はリレーRLIが付勢されたときにメ
ークし、リレー接点r122はリレーRL2が付勢され
たときにメークする。リレーRLIおよびRL2はリレ
ードライバDrvに接続されており、リレードライバD
rvはCPU1の指示によりこれらのリレーを選択的に
付勢/消勢する。
入力バッファ4には、FR(前方右側の意味:以下同じ
)ドアカーテシスイッチSWI、FL(前方左側の意味
:以下同じ)ドアカーテシスイッチSW2.RR(後方
右側の意味二以下同じ)ドアカーテシスイッチSW3お
よびRL(後方左側の意味:以下同じ)ドアカーテシス
イッチSW4が互いに並列に、また、切換スイッチSW
Sの0接点およびA接点が独立に接続されている。
FRドアカーテシスイッチSW1はFRドア(つまりド
ライバ席のドア)の開閉を、FLドアカーテシスイッチ
SW2はFLドア(つまり助手席のドア)の開閉を、R
RドアカーテシスイッチSW3はRRドア(つまりドラ
イバ後方席のドア)の開閉を、RLドアカーテシスイッ
チSW4はRLドア(つまり助手後方席のドア)の開閉
を、それぞれ検出する。
各ドアカーテシスイッチは、対応するドアが開いている
ときオンとなり、閉じているときオフとなる。第4図を
参照してFRドアカーテシスイッチSWIを説明する。
第4図はFRドアDOR1のドアラッチ機構部の水平断
面であり、実線はドアDOR1に備わるラッチ機構のフ
ォークボルトFORKとセンタピラーPLAに備わるス
トライカ5TKRとが完全に係合していないプライマリ
ラッチ状態、すなわちドアDORIが完全に閉っていな
い状態、いわゆる半ドアと呼ばれる状態を示し、2点鎖
線はフォークボルトFORKとストライカ5TKRとが
完全に係合したフルラッチ状態、すなわちドアDOR1
が完全に閉った状態を示す。
FRドアカーテシスイッチSWIは、スイッチノブSW
Nを外部に露出してセンタピラーPLA内に設置される
。スイッチノブSWNは、フルラッチ状態ではドアDO
R1により図示左方に駆動されてスイッチ接点を開き(
スイッチオフ)、プライマリラッチ状態を含めてそれ以
外の状態では内蔵スプリングの反力で図示右方に駆動さ
れてスイッチ接点を閉じる(スイッチオン)。
この実施例装置が搭載される車輌に備わる4つのドア、
すなわちFRドア(第4図に示すDORl)、FLドア
、RRドア(第8図に示すDORl)およびRLドアの
うちいずれか1つでも開いているときには、FRドアカ
ーテシスイッチSW1、FLドアカーテシスイッチSW
2.RRドアカーテシスイッチSW3および/またはR
LドアカーテシスイッチSW4がオンとなり、入力バッ
ファ4を介してCPUIの入力ポートR5にLレベルが
与えられる。
切換スイッチSWSが操作されてA接点が選択されてい
るときには入力バッファ4を介してCPU1の入力ポー
トR6にLレベルが、入力ポートR7にHレベルが与え
られ、0接点が選択されているときには入力バッファ4
を介してCPUIの入力ポートR6にHレベルが、入力
ポートR7にLレベルが与えられ、F接点が選択されて
いるときには入力バッファ4を介してCI) U 1の
入力ポートR6およびR7にHレベルが与えられる。
第2図および第3図を参照して本実施例の芳香ユニット
5を説明する。第2図は芳香ユニット5を上から見た平
面図であり、第3図は第2図の■−■線断面図である。
芳香ユニット5は、ブロア51および芳香剤カセット5
2よりなり、ハウジング50内に収容されて車輌の天井
の中央付近、すなわち、ルームランプに隣接して設置さ
れる。ハウジング50には、下向きに開口する吸気口5
0aおよび排気口50bが穿設されている。
芳香剤カセット52には、液体芳香剤53aを充填した
容器53と発泡樹脂でなるスポンジ54が収容されてい
る。容器53とスポンジ54の境界部に浸透膜55が設
置されており、この浸透膜55を介して微量の液体芳香
剤53aがスポンジ54に供給される。
スポンジ54には、10本の通気ダクト54aが穿設さ
れており、芳香剤カセット52のケースの上下面に穿設
されたそれぞれ10個の開孔52a。
52bと連通している。なお、開孔52bはハウジング
50の排気口50bに連通している。
ブロア51は、直流モータMtrおよびファンFanで
なり、ファンFanは直流モータMtrの出力軸に直結
されている。直流モータMtrに通電されると出力軸に
直結されたファンFanが回転し、吸気口50aより車
内のエアを吸引する。このエアはハウジング50内を第
2b図に1点鎖線で示すように通り、芳香剤カセット5
2のケース上面の開孔52aからスポンジ54の通気ダ
クト54aに導びかれる。このとき、スポンジ54に浸
透している液体芳香剤53aの揮発ガスがエアに混入し
て若番される。このエアは芳香″剤カセット52のケー
ス下面の開孔52bおよびハウジング50の排気口50
bを介して車内に吐出される。
0.1秒タイマ3の出力はCPUIの割込入力ポートI
ntに与えられる。CPUIはこの0.1秒タイマ3の
割込要求により乗員検出ユニット2を用いて乗員のあり
なしを検出する。これについて説明する。
乗員検出ユニット2は、同構成のサブユニット2a、2
b、2cおよび2dよりなる。サブユニット2aを説明
する。
サブユニット2aは、発振器OSC,カウンタCTRお
よびパラレルイン・シリアルアウト・シフトレジスタ(
以下PSレジスタという)PSRで構成されている。
発振器oSCの1番端子はカウンタCTRの入力端子に
、2番端子は定電圧Vcに、3番端子は機器アースに、
4番および5番端子は外付けのコンデンサCxにそれぞ
れ接続される。これにおいては、抵抗器を長方形で示し
ているが、各抵抗器の抵抗値を適切に選定することによ
り、1番端子から、外付けのコンデンサCxと抵抗器R
との積の逆数に比例する周波数、すなわち、外付けのコ
ンデンサCxの容量が大きいときには低い、外付けのコ
ンデンサCxの容量が小さいときには高い周波数の出力
信号が得られる。
カウンタCTRは、OSCの出力信号の立上りでカウン
トアツプする。カウンタCTRの16ビツトパラレル出
力端子はPSレジスタPSRの16ビツトパラレル入力
端子に接続されている。また、カウンタCTRのリセッ
ト入力端子RstはCPU1の出力ポートPLに接続さ
れている。
PSレジスタPSRのクロック入力端子はCPU1の出
力ポートP2に、クロックインヒビット入力端子CIは
CPUIの出力ポートP3に、シフトロード入力端子S
LはCPUIの出力ポートP4にそれぞれ接続されてい
る。
PSレジスタPSRは、シフトロード入力端子SLに印
加されるCPUIからのシフトロードパルスの立上りで
パラレル入力端子に与えられる16ビツトのデータを各
ビットにプリセットし、クロックインヒビット入力端子
CIに与えられるCPU1からのクロックインヒピット
信号がL(低)レベルになると、クロック入力端子CL
Kに与えられるクロックパルスに同期して、プリセット
したデータを出力端子OUTからCPUIのシリアル入
力ポートR1に向けてシリアル出力する。
ここで示したコンデンサCxは、第5図に示すようにF
R席(つまりドライバ席)のシートSTIのシートクッ
ションSC1に備えられた検出電極ELLと、ルーフR
OOFやフロアF lor等のボディアース部とにより
構成される乗員検出コンデンサである。つまり、前述の
発振器O8Cの4番端子には検出電極ELIが、5番端
子にはボディアースが、それぞれ接続される。
第6a図、第6b図および第6C図を参照して検出電極
ELLをより詳しく説明する。
第6a図は、シートSTIの一部を破砕した部分断面図
である。シートSTIは、シートクッションsci、シ
ートバックSBIおよびヘッドレストSHIよりなり、
各部の支持構造に違いはあるが、それぞれウレタン成形
によるパッドを使用したフルフオームシートである。
第6a図に示したシートクッションSCIのVIB−V
IBm断面図、すなわちドライバMANの着座部位の車
輌進行方向に垂直な断面を第6b図に示す。この第6b
図を参照すると、シートクッションSCIは、樹脂製の
パッドサポート30上に支持されたウレタン製のシート
クッションパッド20の表面をトリムカバーアッセンブ
リ10により覆い、該トリムカバーアッセンブリ10の
両端部をパッドサポート30に引き止めし、また、所々
をシートクッションパッド20の貫通孔21および22
等を介して張り綱によりシートクッションパッド20の
裏側で引き止めした、吊構造になっている。検出電極E
LLはトリムカバーアッセンブリ10に組込まれており
、検出電極ELLのリード線13は、貫通孔22を利用
してシートクッションパッド20の裏側に導かれて、パ
ッドサポート30上に設置された発振器O8C(の4番
端子)に接続される(第6a図参照)。
検出電極ELL組込み部のトリムカバーアッセンブリ1
0の構成をさらに詳しく第6C図に示す。
第6c図において、11は表皮、12はトリムカバーア
ッセンブリの立体感を演出するスポンジシートでなるワ
ディング、14はワディングカバーである。検出電極E
LIは織布を無電界ニッケル鍍金した導電性織布で構成
され、トリムカバーアッセンブリ10の縫製時に、ワデ
ィング12とワディングカバー14との間に挟込まれて
同時縫製される。その大きさは乗員検出を行なう範囲に
より異なるが本実施例においては約30cm四方とし、
端部をリボン状に形成してリード線13を構成している
このように、トリムカバーアッセンブリlOの作成工程
を格別に増すことなく検出電極ELLが組込みまれ、ま
た、検出電極ELIの材質は他のトリムカバーアッセン
ブリの構成要素の材質に類似しているので、検出電極E
LI組込み部のトリムカバーアッセンブリ10は他の部
位と全く同じに取り扱うことができる。つまり、トリム
カバーアッセンブリ10に検出電極ELIを組込むこと
により1作業性や外観9着座感等になんら影響はない。
トリムカバーアッセンブリ10を構成する表皮11、ワ
ディング12.ワディングカバー14および、シートク
ッションパッド20ならびにパッドサポート30はすべ
て絶縁体であるので、検出電極ELIはボディアースか
ら絶縁される。したがって、検出電極ELLとボディア
ースとによりコンデンサを形成する。
第5図に、検出電極ELIを正として適当な電圧を印加
した場合の電気力線を一点鎖線により模式的に示したが
、シートSTIにドライバMANが着座すると、電気力
線を鎖交するのでこのコンデンサの容量が大きく変化す
る。その変化は人体の誘電率に起因するので、例えばシ
ートSTIに荷物が置かれた場合とは異なる。
本実施例装置における乗員検出の概略を第7図を参照し
て説明する。第7図においては、実線により発振器O8
Cの発振周波数fの、破線により参照データRefの、
それぞれ時間変化を一例で示している。CPUIは、0
.1秒タイマ3の割込み毎にカウンタCTRおよびPS
レジスタPSRを介して発振器O8Cの出力したパルス
数をサンプリングし、該パルス数に対応する周波数デー
タを設定するとともに、1回前のタイマ割込み時の周波
数データ(日周波数データ)に対する今回の周波数デー
タ(新周波数データ)の変化量を変化量データとして設
定する。この変化量データが所定閾値以下であれば「乗
員なし」を検出し、該変化量データが所定閾値を超える
と(つまり検出電極ELLとボディアースとの間の静電
容量が急激に増加すると)「乗員あり」を検出する。
このとき、新周波数データを参照データRefとして更
新設定し、次のタイマ割込みかびは、この参照データR
efとそのときの新周波数データとを比較し、新周波数
データの示す値が参照データRefを超えると(つまり
前記静電容量が減少すると)「乗員なし」を検出する。
他のサブユニット、すなわち、FL席乗員検出ユニット
2b、RR席乗員検出ユニット2cおよびRL席乗員検
出ユニット2dにおいては、それぞれFLレシート装着
された検出電極EL2.RRシートに装着された検出電
極EL3あるいはRLレシート装着された検出電極EL
4が接続される。これらの検出電極の配置を第8図に示
した。
CPUIはサブユニット2aを用いてFR席の乗員あり
なしを、サブユニット2bを用いてFL席の乗員ありな
しを、サブユニット2cを用いてRR席の乗員ありなし
を、サブユニット2dを用いてRL席の乗員ありなしを
、それぞれ検出する。
CPUIのより具体的な動作を、第9図および第1θ図
に示したフローチャートを参照して説明する。
車上バッテリが搭載されて各部にそれぞれ所定の電圧が
供給されると、CPUIば、内部レジスタ、フラグ、入
出力ポートおよび各構成要素をリセットして初期化し、
待機モードを設定する。
FRドア、FLドア、RRドアおよび/またはRLドア
が開かれると、入力ポートR5がLレベルになるので、
待機モードを解除してリレードライバDrvにリレーR
LIの付勢を指示する。リレーRLlの付勢によりリレ
ー接点rQ1がメークして乗員検出ユニット2および0
.1秒タイマ3に定電圧Vcが供給されるので、ここで
0.1秒タイマ3によるタイマ割込を許可する。
0.1秒タイマ3による割込要求で起動されるタイマ割
込処理を第10図に示した。
第10図を参照すると、タイマ割込処理においては、ま
ずレジスタR1aの値をレジスタR1bに、レジスタR
2aの値をレジスタR2bに、レジスタR3aの値をレ
ジスタR3bに、レジスタR4aの値をレジスタR4b
に、それぞれ格納する。
このレジスタR1a、R2a、R3aおよびR4aの値
は、続いての説明により明らかになろうが、1回前のタ
イマ割込時の各サブユニット(2a。
2b、2c、2d)の出力周波数データ(つまり0.1
秒前の周波数データ:日周波数データ)である。
続いて出力ポートP4からシフトロードパルス(Hレベ
ル)を出力し、各サブユニットに備わるPSレジスタP
SRの各ビットに、対応するカウンタCTRより与えら
れている16ビツトのデータをプリセットする。
この後、出力ポートptからリセットパルス(Lレベル
)を出力して各カウンタCTRをリセットする。つまり
、各カウンタCTRは、タイマ3の割込発生から次の割
込発生までに対応する発振器O8Cが発生したパルス数
をカウントする。
次に、出力ポートP3よりクロックインヒビット信号を
Lレベルに転じて出力する。これにより。
各サブユニットに備わるPSレジスタPSRは。
プリセットしたデータをクロックパルスに同期してシリ
アル出力するので、この出力、つまりシリアル人カポシ
ートR1,R2,R3およびR4人力を読み取り、周波
数データ(新周波数データ)として対応する各レジスタ
R1a、R2a、R3aおよびR4aに格納する。
各レジスタに対するデータの格納を終了するとクロック
インヒピット信号(ポートP3出力)をHレベルに転す
る。
以下のルーチンは、FR席の乗員検出ルーチン。
FL席の乗員検出ルーチン、RR席の乗員検出ルーチン
およびRL席の乗員検出ルーチンよりなるが、同一の処
理を行なっているのでここではFR席の乗員検出ルーチ
ンを説明する。
FR席の乗員検出ルーチンにおいては、ドライバMAN
がシートSTIに着座しているときフラグM1をセット
(1)し、着座していないとき該フラグM1をリセット
(0)する。いまは、このフラグMlをリセット(0)
しているものとして説明を続ける。
レジスタR1aには今回の周波数データ(新周波数デー
タ)を、レジスタR1bには1回前のタイマ割込時の周
波数データ(日周波数データ)を。
それぞれ格納しているので、レジスタR1bの値からレ
ジスタR1aの値を減じた値を変化量データとしてレジ
スタR1cに格納し、レジスタR1aの値を参照データ
としてレジスタReflに格納する。
ここで、レジスタR1cの値(変化量データ)と閾値C
1とを比較する。このとき、レジスタRICの値(変化
量データ)が閾値C1以下であれば続いてFL席の乗員
検出ルーチンを実行する。閾値C1は、発振器O8Cの
発振周波数を実測して設定したものであり、ドライバが
シートSTIに着座した場合には、検出電極ELLとボ
ディアースとにより構成されるFR席の乗員検出コンデ
ンサの静電容量が急激に増加するのでレジスタRICの
値(変化量データ)がこの閾値C1を超える。
その場合には、フラグMlをセット(1)する。
フラグMlをセット(1)すると、次回からはレジスタ
Reflの値(参照データ:フラグM1セット時に固定
)とレジスタR1aの値(そのときの新周波数データ)
とを比較する。
ドライバMANがシートSTIに着座している間はこの
比較においてレジスタR1aの値がレジスタReftの
値以下となるのでフラグM1を変更しない。
ドライバMANが降車するとFR席の乗員検出コンデン
サの静電容量が再び元の値近くまで減少してユニット2
aの発振器oSCの発振周波数が上昇し、この比較にお
いてレジスタR1aの値(そのときの新周波数データ)
がレジスタReflの値(フラグM1のセット時に固定
した参照データ)を超える。これによりドライバなしと
判定してフラグM1をリセット(0)する。
FL席の乗員検出ルーチン、RR席の乗員検出ルーチン
およびRL席の乗員検出ルーチンにおいては、上記同様
に処理して、乗員ありのときにはそれぞれフラグM2.
M3あるいはM4をセット(1)し、乗員なしのときに
はそれぞれフラグM2、M3あるいはM4をリセット(
0)する。
このように、タイマ割込処理において各検出電極とボデ
ィアースとの間のそれぞれの静電容量の変化を監視して
乗員ありなしを検出しているので、温湿度や経時変化の
影響で誤検出することがない。
また、この静電容量の変化は人体の誘電率に起因するの
で、シートに荷物等が置かれた場合とは大きく異なり、
従来の重量検知式着座スイッチのような誤検出はない。
再度第9図を参照する。
まず、切換スイッチSWSのA接点が選択されるオート
モードを説明する。これにおいては、入力ポートR6が
Lレベルになるので、FRドア。
FLドア、RRドアおよび/またはRLドアが開かれて
入力ポートR5がLレベルになると、リレードライバD
rvにリレーRL2の付勢を指示する(FGはRL2の
付勢を検出するためのフラグである)、リレーRL2の
付勢により、芳香ユニット5の直流モータMtrに通電
されて前述のように車内に芳香エアが吐出される。
すべてのドアが閉じられて、入力ポートR5がHレベル
になったとき1乗員が1人でも乗っていれば、前述のタ
イマ割込処理において、フラグMl。
M2.M3および/またはM4をセット(1)するので
、Tタイマ(内部タイマ)をクリア&スタートする(フ
ラグFTは初回を検出する)。
Tタイマの値が、芳香ユニットの効果を発揮するに充分
な時間7thを超えると、リレードライバDrVにリレ
ーRL2の消勢を指示して芳香ユニット5の直流モータ
Mtrに対する通電を停止する。
切換スイッチSWSの0接点が選択されるマニュアルモ
ードにおいては、入力ポートR6がHレベルで入力ポー
トR7がLレベルになるので、少なくともいずれかのド
アが開かれていて入力ポートR5がLレベルのとき、あ
るいは少なくとも1人の乗員がありフラグMl、M2.
M3および/またはM4をセット(1)しているとき、
リレードライバDrvにリレーRL2の付勢を指示する
切換スイッチSWSのF接点が選択される停止モードに
おいては入力ポートR6およびR7がHレベルになるの
で、芳香ユニット5の直流モータMtrを付勢している
ときは、リレードライバDryにリレーRL2の消勢を
指示してそれを停止する。
直流モータMtrの付勢/消勢、すなわち、リレーRL
2の付勢/消勢は、フラグFGにより判定される。
全乗員が降車し、全ドアが閉じられると、入力ボートR
5がHレベルになり、かつ、前述のタイマ割込処理にお
いてフラグMl、M2.M3およびM4をリセット(0
)するので、芳香ユニット5の直流モータMtrを付勢
しているときは、リレードライバDryにリレーRL2
の消勢を指示してそれを停止し、さらに、リレードライ
バDrvにリレーRLIの消勢を指示して前述の待機モ
ードを設定する。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の車上芳香装置によれば、
乗車時等に車上ドアを開くと芳香エア発生手段が付勢さ
れて車内に芳香エアが吐出されるので、外気が汚れてい
る場合にも車内の環境を快適に保つことができる。
これにおいて、例えば、実施例で説明したように、芳香
エア発生手段を付勢した後、乗員なしでドアが閉じられ
たときはそれを消勢し、乗員ありでドアが閉じられたと
きは所定時間後にそれを消勢すれば、ドアが開いても乗
車がなければ芳香エアの発生が停止され1乗車した後は
芳香エアの効果が充分に得られた時を見計らって芳香エ
ア発生が停止されるので1合理的、かつ経済的に快適な
車内環境を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の車上芳香装置の電気制御系を示すブ
ロック図である。 第2図は第1図に示した芳香ユニット5の構成を示す平
面図であり第3図は第2図の■−■線断面図である。 第4図は実施例装置が搭載される車輌の第1図に示した
ドアカーテシスイッチSW1が設置される部位の部分断
面図である。 第5図はドライバ席のシートSTIに備わる検出電極E
LIの配置を示す車輌の部分側面図である。 第6a図はドライバ席のシートSTIの構成を示す部分
破砕斜視図、第6b図は第6a図に示したシートクッシ
ョンSCIのVIB−VIB断面図。 第6C図は第6a図および第6b図に示したシートクッ
ションSCIのトリムアバ−アッセンブリ10の構成を
示す斜視図である。 第7図は第1図に示した発振器oSCの発振周波数fお
よび第1図に示したマイクロコンピュータ1で設定する
参照データRefの時間変化を一例で示すグラフである
。 第8図は実施例装置が搭載される車輌内部の透視図であ
り、各検出電極ELL、EL2.EL3およびEL4の
配置を示す。 第9図および第10図は第1図に示したマイクロコンビ
冊−夕1の概略動作を示すフローチャートである。 1:マイクロコンピュータ(付勢指示手段)2:乗員検
出ユニット(静電容量検出手段)3:0.1秒タイマ 1.3:(信号処理手段)  1,2,3:(人員検出
手段)4:入力バッファ 5:芳香ユニット(芳香エア発生手段)6:電源ユニッ
ト 10ニドリムカバーアツセンブリ 11−表皮       12:ワディング13:リー
ド線     14;ワディングカバー20:シートク
ッションパッド 21.22:貫通孔    30:パッドサポート50
:ハウジング    50a:吸気口50b:排気口 
    51ニブロア52:芳香カセット   52a
、52b :開孔53;容器       53a;芳
香剤54:スポンジ     54a:通気ダクト55
:浸透膜 Drv :リレードライバ RLI、RL2 :リレー
Dry、RL2 : (付勢手段)  rll、r12
 :リレー接点511.512,513,5v4: F
7.fl−テシスイッチ(ドア開閉検出手段) SすS:切換スイッチ  Mtr :モータBT:バッ
テリ CTR:カウンタ    OSC:発振器(発振手段)
PSR:パラレルイン・シリアルアウト・シフトレジス
タ DORI、DOR3:ドア(車上ドア)STKRニスト
ライカ   FORK :フォークボルトPLA :セ
ンタピラー STI、Sr1.Sr1.Sr1 :シート(車上シー
ト)SBI ニジ−ドパツク  SCI :シートクッ
ションSil!ヘッドレスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 車内に備わる芳香エア発生手段; 前記芳香エア発生手段を付勢する付勢手段;車上ドアの
    開閉を検出するドア開閉検出手段:および、 前記ドア開閉検出手段が車上ドア開を検出すると前記付
    勢手段に前記芳香エア発生手段の付勢を指示する付勢指
    示手段; を備える車上芳香装置。
  2. (2) 前記付勢指示手段は時限手段を備え、前記ドア
    開閉検出手段が車上ドア開を検出すると時限を開始し、
    所定時間が経過すると前記付勢手段に前記芳香エア発生
    手段の消勢を指示する、前記特許請求の範囲第(1)項
    記載の車上芳香装置。
  3. (3) 前記付勢指示手段は時限手段を備え、前記付勢
    手段に前記芳香エア発生手段の付勢を指示した後、前記
    ドア開閉検出手段が車上ドア閉を検出すると時限を開始
    し、所定時間が経過すると前記付勢手段に前記芳香エア
    発生手段の消勢を指示する、前記特許請求の範囲第(1
    )項記載の車上芳香装置。
  4. (4) 車内に備わる芳香エア発生手段; 前記芳香エア発生手段を付勢する付勢手段;車上ドアの
    開閉を検出するドア開閉検出手段;車内の乗員のありな
    しを検出する乗員検出手段;および、 前記ドア開閉検出手段が車上ドア開を検出すると前記付
    勢手段に前記芳香エア発生手段の付勢を指示し、その後
    、前記ドア開閉検出手段が車上ドア閉を検出し、かつ、
    前記乗員検出手段が乗員なしを検出すると前記付勢手段
    に前記芳香エア発生手段の消勢を指示する付勢指示手段
    ; を備える車上芳香装置。
  5. (5) 前記付勢指示手段は時限手段を備え、前記付勢
    手段に前記芳香エア発生手段の付勢を指示した後、前記
    ドア開閉検出手段が車上ドア閉を検出し、かつ、前記乗
    員検出手段が乗員ありを検出すると時限を開始し、所定
    時間が経過すると前記付勢手段に前記芳香エア発生手段
    の消勢を指示する、前記特許請求の範囲第(4)項記載
    の車上芳香装置。
  6. (6) 前記人員検出手段は、車上シートに人員が着座
    しているとき、少なくともその人員の一部を通る電界を
    形成する第1電極および第2電極;該第1電極と該第2
    電極との間の静電容量を検出する静電容量検出手段;該
    静電容量検出手段の検出した前記第1電極と第2電極と
    の間の静電容量を監視し、該静電容量の変化態様から人
    員ありなしを検出する信号処理手段;を備える、前記特
    許請求の範囲第(4)項記載の車上芳香装置。
  7. (7) 前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が
    検出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量
    が増加すると人員ありを検出し、該静電容量が減少する
    と人員なしを検出する、前記特許請求の範囲第(6)項
    記載の車上芳香装置。
  8. (8) 前記信号処理手段は、前記静電容量検出手段が
    検出した前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量
    の所定時間当りの増加量が所定値を超えるとき人員あり
    を検出し、その後、該静電容量が減少すると人員なしを
    検出する.前記特許請求の範囲第(7)項記載の車上芳
    香装置。
  9. (9) 前記静電容量検出手段は、前記第1電極と前記
    第2電極との間の静電容量に応じた周波数の信号を発生
    する発振手段を備える、前記特許請求の範囲第(8)項
    記載の車上芳香装置。
  10. (10) 前記第1電極は前記車上シートの少なくとも
    一部に装着され、前記第2電極は車輌のボディアースで
    ある、前記特許請求の範囲第(6)項記載の車上芳香装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5882256A (en) * 1997-06-09 1999-03-16 Shropshire; Maurice C. Fragrance dispenser
US6264548B1 (en) * 1999-09-15 2001-07-24 Transcents, Inc. Dispensing system and method
JP2015067010A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 日産自動車株式会社 車両用芳香システム及び車両用芳香方法
CN109927516A (zh) * 2017-12-19 2019-06-25 丰田自动车株式会社 车辆用芳香产生装置

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