JPH03545A - 車用座席構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） この発明は客室内に設けられ、特にリアシートの乗客が
楽しめるようにされたテレビジョンセット（以下、テレ
ビと称する）を有する軍用座席構造に関するものである
。

（発明の背景） 従来の自動車用テレビは１通常、客室内のある位置１例
えば、フロントシートと後部のベンチ状シートとからな
る座席構造に種々の手段によって固定されたポータプル
ミニテレビからなっている０乗物の客室内のシートその
他の部材に取付けられたテレビを用いる場合には多くの
問題が生じ、関係する装置のサイズの点から、パンなど
の車以外では、動いている車で使用することはほとんど
不可能である。このような欠点を排除するために、特開
昭５８−１２８９４２号には、前部シートの１つのヘッ
ドレストの後部に埋込んだミニテレビが示されている。

しかし、この構成では、テレビの位置が車両の中心から
横にずれており、テレビ自身がヘットレスト内に入れら
れるようにするために非常に小さいために、どこからで
もよく見えるということがない。さらに、急停車などで
、テレビの真前（真後）に座っている乗客が頭からスク
リーンに突込んだりすると、顔にひどいけがをする可能
性がある。

この発明の目的は、テレビをうまく収容でき、乗客への
危険がない座席構造、特に、自動車用座席構造を提供す
ることである。

（発明の概要〕 この目的を達成するために、この発明によれば、間にア
ームレストを有する横に並べられた２つのフロントシー
トと少なくとも１つのリアシートとを有し、テレビのス
クリーンが上記アームレストの後壁の前面の少なくとも
一部を形成するように、上記テレビが上記アームレスト
内に組込まれている車用座席構造が提供される。

（実施例の説明） この発明の実施例を添付の図面を参照して説明゛するが
、この発明はこの実施例に限定されるものではない。

図において、１は任意の公知の形式の車、例えば、自動
車２（第１図に点線で示す）用の座席構造を示す。この
座席構造ｌは車２の客室３内に収容されており、横に並
べて配置された公知の２つの分離したフロントシート４
と５及び、図示の例では公知のベンチ式の少なくとも１
つのリアシート１０から成す、フロントシート４．５の
各々は座部分６と背もたれ７、及び、場合によってはヘ
ットレスト８からなる。また、リアシート１０は座部１
１、背もたれ１２及び場合によってはヘットレスト１３
とを含んでいる。ホイール間隔の長い車２の場合、例え
ば、リムジン等の場合は、座席構造には、さらに、公知
のリアサイドシートやあるいは補助シート（図示せず）
が含まれる場合がある。

この発明によれば、座席構造ｌにはさらにフロントシー
ト４と５の間に、引上げ可能なアームレスト２０と、こ
のアームレスト２０内に組込まれた適当な大きさの公知
の型のテレビ２１とが設けられており、アームレスト２
０の後壁２３の前面部の一部がテレビのスクリーン２２
とテレビ２１を制御するためのパネル２４とによって形
成されている。即ち、アームレスト２０はテレビ２１と
、このテレビ２１を収容するようにされ、その後端の開
口部がテレビ２１の前面部、即ち、スクリーン２２と制
御パネル２４とによって閉じられたハウジング２５とで
構成されており、ハウジング２５にはクッションが詰め
られている。テレビ２１の冷却のために、ハウジング２
５には、好ましくはその両側面に格子付きの通気孔２６
が設けられている。

アームレスト２０はフロントシート４と５の間に非動作
位置（第２図、あるいは点線で第３図に示す）と動作位
置（第１図、第３図及び第４図）との間で回動し得るよ
うに取付けられている。非動作位置ては、アームレスト
２０は背□もたれ７と実質的に平行で、背もたれの側面
と一致し、テレビ２１のスクリーン２２は車２のフロア
３０の方に向いており、動作位置ではスクリーン２０は
リアシート１０に向くようにされ、かつ、アームレスト
２ｏの上部支持面３１は２つの座部６でこれらとほぼ平
行となって車２のフロントシートに座っている人のアー
ムレストとなる。リアシートｌＯからテレビ２１を支障
なく見ることがてきるようにするために、アームレスト
２０は動作位置にある時にスクリーン２２がいくらか上
向きになるようにされている。図示の例では、アームレ
スト２０を点３５を中心として回動して、動作位置でフ
ロア３０に対しいくらか斜めとなるようにされている。

上述した座席構造１には、テレビ２１に、例えば、ケー
ブル３７で接続されたビデオテープレコーダ（再生／録
画装置）３６をリアシート１０の近くに、例えば、座部
１１の下に設けることもできる。

別の実施例では（図示せず）、ビデオテープレコーダ３
６は、リアシートに座っている人が室３の中ることもで
きる。更に別の実施例（第１図に点線で示す）では、ビ
デオテープレコーダ３６を車２の荷物室４０の中に置い
ておくようにし、長距離のドライブなどの出発の前に、
例えば、運転手によってセットするようにしてもよい。

その場合、制御パネル２４はこれによってビデオ−チー
プレコータ３６を制御できるようにすれば、リアシート
の人が途中で制御できる。

以上の説明かられかるように、この発明の特徴の第１は
、テレビ２１はスクリーンが下を向くようにされている
ので、リアシートに座っている人かこれに衝突すること
がなく、また、アームレスト２０の通常の動作が影響さ
れることはない。第２に、アームレスト２０は比較的大
きいので、充分大きなスクリーン２２のテレビを使うこ
とができ、従って、見やすくなる。第３は、座席構造１
の全体的なデザインが非常に直線的で、効率的かつコン
パクトであるということである。最後に、スクリーン２
２の位置が中央なので、座席の全体からよく見え、また
、アームレスト２０の中にテレビ２１か埋込まれており
、かつ、フロントシート４と５の間に安全に保護されて
いるので、車の衝突などの場合にも、乗っている者が危
険にあう（例えば、顔に傷がつく）ことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による座席構造のアームレストが動
作位置にある場合の側面図、８２図は、この発明による
座席構造のアームレストが非動作位置にある時の側面図
、第３図は、この発明による座席構造のフロントシート
と動作位置にあるアームレストをリアシート側から見た
図、第４図は、この発明による座席構造を上から見た図
である。 ４．５・・・・フロントシート、１０・・・・リアシー
ト、２０・・・・アームレスト、２１・・・・テレビジ
ョンセット、２２・・・・スクリーン、２４・・・・制
御パネル、２５・・・・ハウジング、２６・・・・通気
孔、３０・・・・フロア、３６・・・・ビデオテープレ
コーダ。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）アームレストを間に挟んで横に並べて配置された
   ２つのフロントシートと少なくとも１つのリアシートと
   を含み、さらに、スクリーンが上記アームレストの後壁
   の前面部の少なくとも一部を形成するように上記アーム
   レスト内部に組込まれたテレビジョンセットを有する車
   用座席構造。
2. （２）上記アームレストの後壁の上記前面部が一部上記
   スクリーンにより、また、一部上記テレビジョンセット
   の制御パネルによって形成されることを特徴とする特許
   請求の範囲（１）に記載の座席構造。
3. （３）上記アームレストが、上記テレビジョンセットを
   収容しかつその後部開口端が上記テレビジョンセットに
   よって閉じられるようにされたクッションを詰めたハウ
   ジングからなり、このハウジングの側面には少なくとも
   １つの通気用格子が設けられている、特許請求の範囲（
   １）または（２）に記載の座席構造。
4. （４）上記アームレストが上記フロントシート相互間に
   、このアームレストが上記フロントシートの各背もたれ
   とほぼ平行でかつ背もたれの側面と整列し、上記テレビ
   ジョンセットのスクリーンが車のフロアに向けられる非
   動作位置と、上記スクリーンが上記リアシートの方を向
   きかつ上記アームレストの上面が上記フロントシートの
   各座部の間に配置される動作位置との間で回動するよう
   にされている、特許請求の範囲（１）、（２）及び（３
   ）の１つに記載の座席構造。
5. （５）上記アームレストが上記動作位置にある時、上記
   スクリーンがリアシートから支障なく見えるようにいく
   らか上方を向くようにされている、特許請求の範囲（４
   ）に記載の座席構造。
6. （６）上記テレビジョンセットに接続され、上記リアシ
   ートの近傍に配置されたビデオテープレコーダを有する
   ことを特徴とする、特許請求の範囲（１）乃至（５）の
   いずれかに記載の座席構造。