JP6933740B2 - 容器からカートリッジに効率的に物質を移動させる、システム、装置及び方法 - Google Patents

容器からカートリッジに効率的に物質を移動させる、システム、装置及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、物質移動に関し、特に容器からカートリッジに物質を効率的に移動させるシステム、装置及び方法に関する。
1つの物体から分配容器に物質を移動させる多く場合がある。これらの場合には、しばしば、分配容器に物質を手作業ですくい上げることが含まれる。しかしながら、手作業は非効率的であり、煩雑で物質を無駄にしてしまう。更に、手作業で物質をすくい上げることは、物質中に空気を閉じ込めてしまう可能性があり、これが物質を分配するときに問題を引き起こしてしまう。
従って、本開示の態様は、一実施形態において、プレス工具、容器及びピストンを有するシステムを含む。プレス工具は、プレス基部(press base)、プレス基部から上方に突出するプレス基部に取り付けられたガイドレール、そしてガイドレールに摺動可能に取り付けられたプレス機を含む。プレス工具は、力がレバーに加えられるとき、ガイドレールに沿ってプレス機を摺動させるプレス機に連結されたレバーも含む。システムはプレス基部の上に位置付けされるように構成された容器を含む。容器は容器内壁及び容器外壁を含む。容器は、物質を保持するように構成される。システムは容器内に位置付けられるように構成されたピストンを含む。ピストンは長手方向軸を中心とした、本体内壁及び本体外壁を有する本体を含む。本体内壁及び本体外壁は、本体の第1端部にリッジ部を形成する。リッジ部は、プレス機からの力を受けるように構成される。ピストンは本体の第2端部においてピストン基部(piston base)を含む。ピストン基部は、容器内壁に対して密封を形成するように構成されたフランジを含む。ピストンは長手方向軸を中心とした開口部を有する基台(base)を含む。基台は長手方向軸を中心とする。ピストンは、本体の第1端部に向かう方向においてピストン基部から突出する注入口を含む。注入口は、カートリッジのノズルにピストンを固定するように構成される。
プレス工具は、容器からカートリッジへと物質を移動させる、自動で、迅速で、かつ、反復の方法を提供することができる。結果として、ワークプレイス(workplace)は効率的に拡大する。ピストン基部は、容器壁に対して密封を形成するフランジを含むので、材料損失は低減され、これによって、費用を節約する。更に、フランジは容器から物質が漏れるのを防ぐことができ、これによって、乱雑な状態を防ぐことができる。
本開示、並びに、その更なる特徴及び利点のより完全な理解のために、添付の図面に関連して書かれた、以下の説明を参照する。
本開示の特定の実施形態に従った、例示的な物質移動システムを図示する斜視図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図1の物質移動システムにおいて使用され得る、例示的な容器、ピストン及びカートリッジを図示する拡大図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図2aの例示的な容器、ピストン及びカートリッジを図示する図2aの2B−2Bにおける断面図である。 本開示の特定の実施形態に従った、例示的なピストンを図示する斜視図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図3aの例示的なピストンの上面図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図3aの例示的なピストンの底面図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図3aの例示的なピストンを図示する図3bの3D−3Dにおける断面図である。 本開示の特定の実施形態に従った、図1の物質移動システムを利用する方法を図示するフローチャートである。
混合容器から分配カートリッジに物質を移動させる多く場合がある。例えば、コーキング材は、カップ内で混合されて分配カートリッジに移動され得る。他の実施例として、低観測性物質などのギャップフィル材が混合カップ内で混合され、分配カートリッジへと移動され得る。現行のプロセスは、概して、例えばすくい上げなどによる、物質を混合カップからカートリッジへと手作業で移動させるものである。しかしながら、このような手作業によるプロセスは、煩雑で時間と物質を無駄にしてしまう。一部の用途が、例えばステルス機における間隔を埋めるために使用される低観測性物質などの高価な物質を含むので、物質を無駄にすることは金銭的な損失をもたらしてしまう。
従って、本開示の態様は、一実施形態において、プレス工具、容器及びピストンを有するシステムを含む。プレス工具は、プレス基部(press base)、プレス基部から上方に突出するプレス基部に取り付けられたガイドレール、そしてガイドレールに摺動可能に取り付けられたプレス機を含む。プレス工具は、力がレバーに加えられるとき、ガイドレールに沿ってプレス機を摺動させるプレス機に連結されたレバーも含む。システムはプレス基部の上に位置付けされるように構成された容器を含む。容器は容器内壁及び容器外壁を含む。容器は、物質を保持するように構成される。システムは容器内に位置付けられるように構成されたピストンを含む。ピストンは長手方向軸を中心とした、本体内壁及び本体外壁を有する本体を含む。本体内壁及び本体外壁は、本体の第1端部にリッジ部を形成する。リッジ部は、プレス機からの力を受けるように構成される。ピストンは本体の第2端部においてピストン基部(piston base)を含む。ピストン基部は、容器内壁に対して密封を形成するように構成されたフランジを含む。ピストンは長手方向軸を中心とした開口部を有する基台(base)を含む。基台は長手方向軸を中心とする。ピストンは、本体の第1端部に向かう方向においてピストン基部から突出する注入口を含む。注入口は、カートリッジのノズルにピストンを固定するように構成される。
プレス工具は、容器からカートリッジへと物質を移動させる、自動で、迅速で、かつ、反復の方法を提供することができる。結果として、ワークプレイスは効率的に拡大する。ピストン基部は、容器壁に対して密封を形成するフランジを含むので、材料損失は低減され、これによって、費用を節約する。更に、フランジは容器から物質が漏れるのを防ぐことができ、これによって、乱雑な状態を防ぐことができる。
追加的な詳細について、図1から図4で議論する。図1は、例示的な物質移動システムを示す。図2aは、図1の物質移動システムにおいて使用され得る、例示的な容器、ピストン及びカートリッジを示す。図2bは、例示的な容器、ピストン及びカートリッジの断面図を示す。図3aから図3dは、図1の物質移動システムにおいて使用され得る例示的なピストンのさまざまな図である。図4は、図1の物質移動システムを用いるための例示的なプロセスを説明するフローチャートである。
図1は、本開示の特定の実施形態に従った、物質移動システム100を図示する。特定の実施形態において、物質移動システム100は、プレス工具105、容器106、カートリッジ107及びピストン108(図2aに図示)を含むことができる。物質移動システム100は、プレス工具105を使用してピストン108を介して容器106からカートリッジ107へと物質を移動させるために使用され得る。物質移動システム100は、物質を移動させる、自動及び反復のプロセスを提供する。更に、物質移動システム100は、物質が容器106からカートリッジ107へと効率的に移動されるので、無駄が削減される。物質の無駄が減るので、ビジネスコストも削減することができる。更に、ユーザーが、容器とカートリッジとの間において、もはや物質を手作業ですくい上げることに依存する必要がないため、物質移動システム100は煩雑さを削減することにつながる。
プレス工具105は、概して、ピストン108に力を加えるために使用され、これによって、特定の実施形態において、ピストン108を介して容器106からカートリッジ107の中へと物質を押し込む。一実施形態において、プレス工具105は基台110、キャビティ115、ブラケット116、締結具117、ガイドレール120、プレス機140、レバー150及びリンク160a及び160bを含むことができる。
基台110はガイドレール120を支持するように構成された任意の構造物でよい。特定の実施形態において、基台110は平坦な支持構造物であり、平坦な支持構造物はユーザーが使用のために他の平坦な表面上に基台110を配置することを可能にする。基台110は長方形又は円形などの任意の形状でよい。基台110は特定の用途に従って形成される。例えば、小型の混合カップ用に、基台110は1フィートよりも小さい長さでよい。基台110は、例えば金属又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。特定の実施形態において、基台110はキャビティ115を含むことができる。
一実施形態において、キャビティ115は、概して、基台110内の凹部でよい。キャビティ115は、概して、力がプレス機140を使用してピストン108に加えられると、容器106を適所に保持するために使用され得る。特定の実施形態において、キャビティ115は容器106の大きさに従って形成され得る。キャビティ115は容器106の形状に従って形付けられ得る。例えば、容器106が正方形として形付けられると、キャビティ115も正方形として形付けられ得る。一部の実施形態において、キャビティ115は基台110を通って延在しなくてよい。他の実施形態において、キャビティ115は、容器106がプレス工具105を支持する構造物上にあるように、基台110において開口を形成する開口部でよい。一実施形態において、基台110はブラケット116及び締結具117を使用してガイドレール120に接続され得る。
特定の実施形態において、ブラケット116は、ガイドレール120に基台110を接続するように構成された任意の構造物でよい。ブラケット116は、用途によって任意の形状及び/又は大きさでよい。例えば、基台110及び/又はガイドレール120の大きさが拡大すると、ブラケット116の大きさも拡大する。ブラケット116は、例えば金属、木材、プラスチックなどの任意の材料で作ることができる。
締結具117は、ブラケット116を基台110及びガイドレール120に固定することができる。締結具117は、例えばボルト、ピン、ねじ、合わせ釘(dowel)、釘、リベット又は接着剤などの任意の種類の締結具でよい。上述のように、ブラケット116及び締結具117は、基台110をガイドレール120に固定する。
特定の実施形態において、ガイドレール120は、概して、プレス機140が摺動することができる、レールを提供する。特定の実施形態において、ガイドレール120は、基台110に対して垂直に位置付けられ得る。ガイドレール120は、例えば金属、木材又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。一部の実施形態において、ガイドレール120は、側部121a及び120b、リッジ部122a及び122b、そして支持壁123を含むことができる。一部の実施形態において、側部121a及び121b、リッジ部122a及び122b、そして支持壁123は、互いに一体化して形成される。
側部121a及び121bは、概して、プレス機140のためのガイド機構を提供する。一実施形態において、側部121aは側部121bに並行及び対向してよい。側部121a及び121bは、支持壁123に対して垂直でよい。側部121a及び121bは、中空(hollow)又は中実(solid)でよい。一部の実施形態において、側部121a及び121bは、リッジ部122a及び122bを含むことができる。
リッジ部122a及び122bは、概して、ガイドレール120をプレス機140に摺動可能に取り付けるために使用される。特定の実施形態において、リッジ部122a及び122bは、側部121a及び121bの一部から突出することができる。一部の実施形態において、リッジ部122a及び122bは、側部121a及び121bの各々に対して垂直な方向に突出することができる。一部の実施形態において、リッジ部122a及び122bは、プレス機140上のスロット内に嵌合するように形成された細長状の突出部である。リッジ部122a及び122bは、中空又は中実でよい。特定の実施形態において、ガイドレール120の2つの対向した側部121a及び121bは、支持壁123を用いて相互接続され得る。
支持壁123は、側部121a及び121bを連結するように構成された任意の構造物でよい。一実施形態において、支持壁123は、側部121a及び121bよりも幅が広くてよい。支持壁123は中空又は中実でよい。上述のように、ガイドレール120は、プレス機140がレバー150に加えられた力に応じて摺動することができる、レールを提供する。
プレス機140はピストン108に力を加えるように構成された任意の構造物でよく、これによって、容器106からカートリッジ107へ物質を押しやる。特定の実施形態において、プレス機140は、金属、木材又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。一部の実施形態において、プレス機140は、プレス機本体141、プレス基部142、プレスアーム143a及び143b、スロット144a及び144b、そして開口部145を含む。
プレス機本体141は、円筒、正方形又は円形などの任意の形状でよい。プレス機本体141は容器106の長さに従った長さで形成され、容器106は、全ての物質が移動されるまで、プレス機本体141が容器106への下り経路において続くのを可能にする。
プレス基部142は容器106の直径よりも小さい直径を有することができる。このような直径は、プレス機140がピストン108に力を加えることができるように、プレス基部142が容器106内に嵌合することを可能にする。更に、特定の実施形態において、プレス基部142は、プレス機140がカートリッジ107に力を加えないように、カートリッジ107よりも大きい直径を有することができる。これは、カートリッジ107の寿命を延ばす。一部の実施形態において、プレス機140はプレスアーム143a及び143bを含むこともできる。
プレスアーム143a及び143bは、概して、プレス機140をガイドレール120及びレバー150に固定するために使用される。プレスアーム143a及び143bは、プレス機本体141から外側に突出することができる。一部の実施形態において、プレスアーム143a及び143bは、スロット144a及び144bを含むことができる。
スロット144a及び144bは、概して、スロット、溝、スリット、チャネル、ノッチ又は開口などの、ガイドレール120のリッジ部122a及び122bと係合するように構成された任意の開口でよい。スロット144a及び144bは、プレス機140がガイドレール120に摺動可能に取り付けられるようにリッジ部122a及び122bの大きさに従って形成され得る。一実施形態において、プレス機本体141はプレス機140の長手方向軸を中心とした開口部145を有することができる。
開口部145は、概して、プレス機140がカートリッジ107に力を加えないように、プレス機140がカートリッジ107上を摺動することを可能にする。これを実現するために、開口部145はカートリッジ107よりも大きい直径を有することができる。一実施形態において、プレス機140はリンク160a及び160bを有するレバー150に連結され得る。
レバー150は、ユーザー又は他の機械装置からの力を受けるように構成された任意のレバーでよく、これによって、プレス機140をガイドレール120内で移動させるようにすることができる。一実施形態において、レバー150は、レバーアーム151a及び151bと、ハンドル152とを含むことができる。レバーアーム151a及び151bは、概して、ハンドル152をブラケット116又はリンク160a及び160bに接続するように構成された細長いアームでよい。一実施形態において、レバーアーム151a及び151bは互いに対向しあってよい。一実施形態において、レバーアーム151a及び151bはハンドル152を使用して一緒に連結され得る。ハンドル152はレバーアーム151a及び151bを連結し、かつ、ユーザー又は他の機械装置から力を受けるように構成された任意の構造物でよい。ハンドル152は、円筒又は長方形などの任意の形状でよい。一実施形態において、レバー150はブラケット116及び/又は基台110に連結され得る。例えば、レバー150は締結具117を用いてブラケット116に連結され得る。他の実施例として、レバー150は締結具117を用いて基台110に連結され得る。レバー150はリンク160a及び160bを介して、プレス機140に力を加えることができる。
特定の実施形態において、リンク160a及び160bは、プレス機140をレバー150に取り付けるように構成された任意の構造物でよい。一実施例において、例えば、リンク160a及び160bは2つの対向したアームでよい。一実施形態において、リンク160a及び160bは細長い部材でよい。一部の実施形態において、リンク160a及び160bは、任意の種類の締結具を用いてレバー150に連結され得る。リンク160a及び160bは、任意の種類の締結具を用いてプレス機140にも連結され得る。一部の実施形態において、リンク160a及び160bはそれぞれプレスアーム143a及び143bに取り付けられる。他の実施形態において、リンク160a及び160bはそれぞれプレス機本体141の反対側に取り付けられる。一実施形態において、リンク160は、金属、木材又はプラスチックなどの任意の種類の材料で作ることができる。
動作の例示的な実施形態として、ユーザーは、容器106を物質で満たし、基台110のキャビティ115内に容器106を配置することができる。以下に説明するように、ユーザーはカートリッジ107をピストン108に取り付けることができる。ユーザーは、続いてカートリッジ107及びピストン108を容器106内に配置することができる。代替的に、カートリッジ107をピストン108に取り付ける前に、ユーザーはピストン108を容器106内に配置することができる。ユーザーはレバー150に力を加えることができ、これによって、プレス機140をガイドレール120に沿って下方に摺動させることができる。プレス機140の下向きの力は、容器106内の物質をピストン108を介してカートリッジ107の中へと上昇させることができ、これによって、カートリッジ107を満たす。このような方法で、物質移動システム100は、反復的、かつ、迅速な方法を提供して容器106とカートリッジ107との間で物質を移動させる。ユーザーによって実行されるように説明したが、機械装置がユーザーとして、レバー150に力を加える工程などの同様の工程を実行することができる。
図2aは、本開示の特定の実施形態に従った、図1の物質移動システム100で使用され得る、容器106、カートリッジ107及びピストン108の実施例を図示する拡大図である。図2bは、本開示の特定の実施形態に従った、図2aの容器106、カートリッジ107及びピストン108を図示する図2aの2B−2Bにおける断面図である。容器106、カートリッジ107及びピストン108については、図2a及び図2bを参照して説明する。
一実施形態における物質に加えて、容器106は、カートリッジ107及びピストン108の両方を保持することができる。特定の実施形態において、以下に記載されるように、カートリッジ107はピストン108に取り付けられ得る。一部の実施形態において、カートリッジ107及びピストン108は、物質が容器106からカートリッジ107に効率的な方法で移動され得るように、容器106内に配置され得る。
特定の実施形態において、容器106は物質を保持するように構成された任意の種類の容器でよい。例えば、容器106は混合カップでよい。一部の実施形態において、容器106は遠心混合プロセスにおいて使用される混合カップでよい。一部の実施形態において、容器106は、容器外壁172及び容器内壁174を有することができる。特定の実施形態において、容器外壁172及び容器内壁174は、長手方向軸224を中心とすることができる。容器106は容器壁基部173も有することができる。容器壁基部173は、容器外壁172及び容器内壁174に連結され得る。一部の実施形態において、容器壁基部173は容器外壁172及び容器内壁174と一体化して形成され得る。一実施形態において、物質が容器106から漏れないように、容器壁基部173は中実でよい。容器106は、概して、筒状、円形又は長方形などの任意の形状でよい。容器106はプラスチック、木材又は金属などの任意の種類の材料で作ることができる。容器106は、容器106内のカートリッジ107及びピストン108に嵌合するのに十分な大きさの直径又は幅を有することができる。
カートリッジ107は、概して、物質を保持及び分配するように構成された任意の種類のカートリッジでよい。例えば、カートリッジ107はSemco(商標登録)のカートリッジなどの分配カートリッジでよい。他の実施例として、カートリッジ107はコーキングガンのためのカートリッジでよい。カートリッジ107は円筒又は長方形など任意の形状でよい。一実施形態において、カートリッジ107は、カートリッジ外壁182、カートリッジ内壁184、プランジャー185及びノズル186を含むことができる。
カートリッジ外壁182及びカートリッジ内壁184は、概して、物質がカートリッジ107から漏れないようにする。カートリッジ外壁182及びカートリッジ内壁184は、長手方向軸224を中心とすることができる。カートリッジ107は、カートリッジ107内に取り付けられたプランジャー185を有することができる。
特定の実施形態において、プランジャー185は、物質をカートリッジ107の外へと押しやるように構成された任意の構成要素でよい。プランジャー185は、カートリッジ内壁184の一部の形状に従って形作られ得る。プランジャー185はカートリッジ107が満たされる前に、ノズル186に近接して位置付けられ得る。このような位置は、物質が容器106からカートリッジ107へと移動されるとき、物質に気泡が入るのを防ぐ。物質がカートリッジ107に移動されると、プランジャー185はノズル186に対向するカートリッジ107の端部に向かって移動する。一旦、カートリッジ107が満たされると、ユーザーはプランジャー185を圧迫してカートリッジ107から物質を分配する。
ノズル186は、概して、カートリッジ107をピストン108の注入口270に固定するために使用され得る。ノズル186はカートリッジ107に存在する物質の速度を加速するためにも使用され得る。ノズル186は、カートリッジ107がピストン108に固定され得るように、注入口270のねじ山280と係合するその内部にねじ切り(threading)を有することができる。
特定の実施形態において、プレス工具105のプレス機140から加えられた力に応じて、ピストン108は容器106からカートリッジ107の中へと物質を押しやるように構成され得る。概して、ピストン108は容器106内に配置され、かつ、容器106内のいかなる物質の上部に配置される。ピストン108について、図3aから図3dを参照して説明する。図3aはピストン108の斜視図であり、図3bはピストン108の上面図であり、図3cはピストン108の底面図であり、図3dはピストン108を図示する図3bの3D−3Dにおける断面図である。特定の実施形態において、ピストン108は、概して、本体220、ピストン基部240、フランジ250、開口部260及び注入口270を含む。
ピストン108の本体220は、概して、カートリッジ107の一部を支持するように構成され得る。本体220はゴム又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。概して、本体220は容器106の形状に従って形作られる。例えば、本体220は円形、筒状又は長方形でよい。本体220は,本体外壁222、本体内壁225、本体リッジ部230及びショルダー235を含む。
本体外壁222及び本体内壁225は、ピストン基部240から突出するピストン108のリッジ部でよい。本体外壁222及び本体内壁225は、カートリッジ107の部分を支持することができる。本体外壁222及び本体内壁225は、中実又は中空でよい。本体外壁222及び本体内壁225は、図2bに図示されたように長手方向軸224を中心とすることができる。一実施形態において、本体外壁222及び本体内壁225は、本体リッジ部230によって、ピストン108の一端部で相互接続され得る。
一部の実施形態において、本体リッジ部230は平坦なリッジ部を形成することができ、平坦なリッジ部の上では、プレス工具105から力が加えられる。本体リッジ部230は、プレス機140のプレス基部142の一部に従って形成され得る。従って、カートリッジ107に力が加えられないように、本体リッジ部230はプレス機140から力を受ける。カートリッジ107に力を加えないことで、カートリッジ107の寿命は延びる。一実施形態において、本体220はショルダー235を含むことができる。
一部の実施形態において、ショルダー235はカートリッジ107の形状に合う本体内壁225の角部でよい。カートリッジ107がピストン108に取り付けられるとき、カートリッジ107に対する支持が提供され得る。一実施形態において、本体220の一端部において、本体220はピストン基部240に接続する。
ピストン基部240は、概して、容器106内の物質に力を加え、これによって、容器106からカートリッジ107へ物質を移動させることができる。一実施形態において、ピストン基部240は本体220よりも、直径又は幅において大きい。ピストン基部240を容器106の形状に従って形付けることができる。例えば、容器106が円形であれば、ピストン基部240も円形でよい。一部の実施形態において、ピストン基部240は、長方形、正方形又は円形などといった、任意の形状でよい。ピストン基部240は、中実又は中空でよい。ピストン基部240は、ゴム又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。一実施形態において、ピストン基部240は本体220に一体化して形成され得る。ピストン基部240は、ピストン基部240の縁部においてフランジ250を含むことができる。
フランジ250は、概して、物質がピストン108のピストン基部240上方に上昇することを防ぐ。一実施形態において、フランジ250はピストン基部240から離れて上方に突出することができる。他の実施形態において、フランジ250はピストン基部240から離れて角度をもって突出することができる。一実施形態において、フランジ250は容器内壁174に対して密封を形成するように構成され得る。一実施形態において、フランジ250は、容器内壁174の形状の少なくとも一部に合う形状を有することによって、容器内壁174に対して密封を形成するよう構成される。例えば、容器内壁174の一部が屈曲した形状の場合、フランジ250は容器内壁174の屈曲形状と合うように形成され得る。一部の実施形態において、フランジ250は、容器内壁174の半径よりも大きい、あるいは、等しい半径を有することによって、容器内壁174に対して密封を形成するように構成され得る。容器内壁174に対して密封を形成することによって、物質がフランジ250の上方に漏れない。この結果、フランジ250は、物質を無駄にすることなく容器106からカートリッジ107へと物資の効率的な移動を促進する。更に、物質がフランジ250の上方に漏れないように、フランジ250はワークプレイスが乱雑にならないようにする。フランジ250は、ゴム又はプラスチックなどの任意の材料で作ることができる。フランジ250に加えて、ピストン基部240は開口部260も含むことができる。
一実施形態において、開口部260はピストン基部240を介した開口でよい。開口部260は、概して、容器106からカートリッジ107の中へと物質が上昇することを可能にする。開口部260は、図2bに図示するように長手方向軸224を中心とすることができる。開口部260は、円形、正方形又は長方形などといった任意の形状でよい。開口部260はピストン基部240及び注入口270を介して延在することができる。
特定の実施形態において、注入口270はピストン基部240から外部に突出する。特定の実施形態において、注入口270は、ピストン基部240に対して垂直な方向で、かつ、ピストン基部240に対向する本体220の端部に向かって突出することができる。一実施形態において、注入口270は注入口内壁及び注入口外壁を含むことができる。一実施形態において、注入口内壁及び注入口外壁は、長手方向軸224を中心とすることができる。注入口内壁は、長手方向軸224に近接して位置付けられ、注入口外壁は、長手方向軸224から離れて位置付けされ得る。注入口270は、概して、カートリッジ107のノズル186と係合するように構成された任意の形状でよい。例えば、注入口270は、カートリッジ107の円形ノズルと係合するように円形でよい。注入口270は、概して、カートリッジ107のノズル186にピストン108を固定する。注入口270は、カートリッジ107をピストン108に固定するための注入口外壁の上に、ねじ山280を含むことができる。
ねじ山280は、カートリッジ107のノズル186上のねじ切りと係合するように構成された任意の適切なねじ切りでよい。ねじ山280は、注入口270の注入口外壁上に位置付けられ得る。
動作の例示的な一実施形態として、ピストン108は、ピストン108の注入口270の上のねじ山280を用いてカートリッジ107に固定され得る。続いて、カートリッジ107及びピストン108は容器106内に配置され得る。ピストン108のフランジ250は、ピストン108が容器106内に固定されると、容器内壁174に対して密封を形成する。容器106には低観測性物質などの物質を含むことができる。特定の実施形態において、容器106、カートリッジ107及びピストン108は、プレス工具105の基台110上に配置され得る。ユーザー又は任意の機械装置(例えば、油圧ピストン)は、続いて、レバー150に下向きの力を加えることができ、これによって、プレス機140をガイドレール120に沿って下向きに摺動させる。プレス機140は容器106の中に摺動し、カートリッジ107に力を加えずに、ピストン108の本体リッジ部230に力を加える。本体リッジ部230に加えられた力は、容器106にピストン108を下向きに押圧し、これによって、ピストン108の開口部260を介して容器106内の物質を上昇させる。物質は注入口270を介してカートリッジ107の中へと上昇する。物質が上昇すると、物質はノズル186の反対のカートリッジ107の端部に向かってプランジャー185を押圧する。フランジ250は物質が容器106から漏れないようにする。このように、カートリッジ107は容器106からの物質で満たされる。このプロセスは物質を容器106からカートリッジ107に移動させるための効率的なプロセスを提供する。更に、移動プロセス中に気泡が物質に入ることが防がれる。
図4は、本開示の特定の実施形態に従った、図1の物質移動システム100を利用する方法400を図示するフローチャートである。方法400は、工程410で始まり、一実施形態において、物質は容器106に加えられる。物質は任意の種類の物質でよい。一実施形態において、物質は低観測性物質でよい。例えば、物質はステルス機のパネル間の間隙を埋めるために使用されるギャップフィル材でよい。一部の実施形態において、物質は遠心混合プロセスを用いて容器106内でまず混合され得る。
工程420では、一実施形態において、ピストン108は容器106に挿入され得る。例えば、物質移動システム100のユーザー(又は機械装置)は、ピストン108が物質の上部に位置付けられるように、ピストン108を容器106に挿入することができる。一部の実施形態において、ユーザーは、ピストン108のフランジ250が容器106の容器内壁174に対して密封を形成したことを確実にすることができる。上述したように、ピストン108を容器106に挿入することは、無駄と費用を削減する清潔な物質移動を促進させる。
工程430では、一実施形態において、カートリッジ107はピストン108に固定され得る。特定の実施形態において、カートリッジ107のノズル186を注入口270のねじ山280にねじ込むことによって、カートリッジ107はピストン108に固定される。一部の実施形態において、物質が容器106に加えられる前に、カートリッジ107はピストン108に固定され得る。一部の実施形態において、ピストン108が容器106に挿入される前に、カートリッジ107はピストン108に固定され得る。
工程440では、一実施形態において、容器106はプレス工具105上に取り付けられ得る。一部の実施形態において、容器106はプレス工具105のキャビティ115内に配置される。特定の実施形態において、ピストン108が容器106に挿入される前に、容器106はプレス工具105上に取り付けられ得る。
工程450では、カートリッジ107に力を加えることになく、プレス工具105を用いてピストン108に力が加えられ得る。例えば、プレス工具105は、カートリッジ107に力を加えることなく、ピストン108の本体リッジ部230に力を加えることができる。このような方法では、カートリッジ107を変形する力がないので、カートリッジ107の寿命が保たれる。ピストン108における力の結果として、物質はピストン108を介して容器106からカートリッジ107へと移動される。
物質移動システム100は、多くの利点を提供する。プレス工具105は、自動で、反復性があり、効率的な方法を提供して物質を容器106からカートリッジ107に移動させる。このような自動で、反復性があり、効率的な工具の結果として、ユーザーはもはや容器からカートリッジに物質をすくい上げる必要がないので、ワークプレイスの効率が高まる。更に、全ての物質が使用されることを確実にし、かつ、容器106から物質が漏れることを防止することで、フランジ250は物質利用率(material utilization)を増加させる。増加した物質利用率により、特に高額な材料費用に関わる状況において膨大な費用が節約される。加えて、フランジ250はワークプレイスが乱雑になることを防ぎ、これによって、ワークプレイスの効率を高め、より安全な作業環境を提供する。
以上、本開示をいくつかの実施形態と共に説明してきたが、無数の変更例、変形例、代替例、変換例及び修正例を当業者に対して示唆することができ、本開示はこのような変更例、変形例、代替例、変換例及び修正例を、添付の特許請求の範囲内に当てはまるものとして包含することを目的とする。例えば、ユーザーよりはむしろ機械装置がレバー150に力を加えることができる。他の実施例として、プレス工具105以外の工具を用いてピストン108に力を加えることができる。
100 物質移動システム
105 プレス工具
106 容器
107 カートリッジ
108 ピストン
110 基台
115 キャビティ
116 ブラケット
117 締結具
120 ガイドレール
121a 側部
121b 側部
122a リッジ部
122b リッジ部
123 支持壁
140 プレス機
141 プレス機本体
142 プレス基部
143a プレスアーム
143b プレスアーム
144a スロット
144b スロット
145 開口部
150 レバー
151a レバーアーム
151b レバーアーム
152 ハンドル
160 リンク
160a リンク
160b リンク
172 容器外壁
173 容器壁基部
174 容器内壁
182 カートリッジ外壁
184 カートリッジ内壁
185 プランジャー
186 ノズル
220 本体
222 本体外壁
224 長手方向軸
225 本体内壁
230 本体リッジ部
235 ショルダー
240 ピストン基部
250 フランジ
260 開口部
270 注入口
280 ねじ山
400 方法
410 工程
420 工程
430 工程
440 工程
450 工程

Claims (20)

  1. プレス工具と、
    容器と、
    前記容器内に位置付けられるように構成されるピストンと、
    を含むシステムであって、
    前記プレス工具は、
    プレス基部と、
    前記プレス基部に取り付けられるとともに、前記プレス基部から上方に突出するガイドレールと、
    前記ガイドレールに摺動可能に取り付けられるプレス機と、
    前記プレス機に連結されるレバーであって、該レバーは、該レバーに加えられる力に応じて前記ガイドレールに沿って前記プレス機を摺動させるように構成されている、レバーと、
    を含み、
    前記容器は前記プレス工具の前記プレス基部に置かれるように構成されるとともに、容器内壁及び容器外壁を含み、前記容器は物質を保持するように構成され、
    前記ピストンは、前記容器内に位置するように構成され、前記ピストンは、
    長手方向軸を中心とする本体内壁及び本体外壁を含む本体であって、該本体内壁及び該本体外壁は、該本体の第1端部においてリッジ部を形成し、該リッジ部は前記プレス機から力を受けるように構成されている、本体と、
    前記本体の第2端部にあるピストン基部であって、該ピストン基部は該ピストン基部の周縁から前記第1端部の方に突出するフランジを含み、該フランジは前記容器内壁に対して密封を形成するように構成され、該ピストン基部は前記長手方向軸を中心とする開口部を有し、該ピストン基部は前記長手方向軸を中心とする、ピストン基部と、
    前記本体の第1端部に向かう方向において前記ピストン基部から突出する注入口であって、該注入口は前記ピストンをカートリッジのノズルに固定するように構成される、注入口と、
    を含み、
    前記本体は前記第1端部が開口しているため、前記注入口を前記カートリッジのノズルに接近させて前記ピストンを前記カートリッジのノズルに固定でき、
    前記ピストンの本体、ピストン基部及び注入口は一体形成されている、システム。
  2. 前記カートリッジに力を加えずに、前記プレス機が前記ピストンの前記リッジ部に前記力を加えるように構成されるように、前記プレス機は前記カートリッジの直径よりも大きい直径を有する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記容器内壁の形状の少なくとも一部に合う形状を有することによって、前記フランジは前記容器内壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記容器内壁の半径よりも大きい、あるいは、等しい半径を有することによって、前記フランジは前記容器内壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記注入口は、前記長手方向軸に近接する注入口内壁と、前記長手方向軸と離れた注入口外壁とを含み、
    前記注入口外壁の少なくとも一部は、複数のねじ山を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ピストン基部は前記本体の直径よりも大きい直径を有する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ピストンはプラスチックで形成される、請求項1に記載のシステム。
  8. 装置であって、当該装置は、
    長手方向軸を中心とする本体内壁及び本体外壁を含む本体であって、該本体内壁及び該本体外壁は、該本体の第1端部でリッジ部を形成し、該リッジ部は当該装置に加えられる力を受けるように構成されている、本体と、
    前記本体の第2端部にある基台であって、該基台は該基台の周縁から前記第1端部の方に突出するフランジを含み、該フランジは容器壁に対して密封を形成するように構成され、該基台は前記長手方向軸を中心とする開口部を有し、該基台は前記長手方向軸を中心とする、基台と、
    前記本体の第1端部に向かう方向において前記基台から突出する注入口であって、該注入口は当該装置をカートリッジのノズルに固定するように構成されている、注入口と、
    を含み、
    当該装置は、当該装置に加えられる前記力に応じて、前記カートリッジの中へと物質を押しやるように構成され、
    前記本体は前記第1端部が開口しているため、前記注入口を前記カートリッジのノズルに接近させて当該装置を前記カートリッジのノズルに固定でき、
    当該装置の本体、基部及び注入口は一体形成されている、装置。
  9. 前記容器壁の形状の少なくとも一部に合う形状を有することによって、前記フランジは前記容器壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記容器壁の半径よりも大きい、あるいは、等しい半径を有することによって、前記フランジは前記容器壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項8に記載の装置。
  11. 前記本体は筒状である、請求項8に記載の装置。
  12. 前記注入口は、前記長手方向軸に近接する注入口内壁と、前記長手方向軸から離れた注入口外壁とを含み、
    前記注入口外壁の少なくとも一部は、複数のねじ山を含む、請求項8に記載の装置。
  13. 前記基台は前記本体の直径よりも大きい直径を有する、請求項8に記載の装置。
  14. 前記フランジはプラスチックで形成される、請求項8に記載の装置。
  15. 容器に物質を加える工程であって、該容器は容器内壁を含む、工程と、
    前記容器にピストンを挿入する工程であって、該ピストンは、該ピストンの長手方向軸を中心とする本体内壁及び本体外壁を有する本体を含み、該本体内壁及び該本体外壁は、前記本体の第1端部においてリッジ部を形成し、該ピストンはピストン基部を更に含み、該ピストン基部は該ピストン基部の周縁から前記第1端部の方に突出するフランジを含み、該フランジは前記容器内壁に対して密封を形成するように構成され、該ピストン基部は、注入口内壁及び注入口外壁を含む、前記長手方向軸を中心とする注入口を有し、該注入口外壁はカートリッジを前記注入口に固定するための複数のねじ山を含む、工程と、
    前記カートリッジを前記注入口に固定する工程と、
    プレス工具の基台に前記容器を配置する工程と、
    前記カートリッジに力を加えることなく、前記プレス工具によって前記ピストンのリッジ部に力を加えることにより、前記容器内の前記物質を前記カートリッジに移動させる工程と、
    を含む方法であって、
    前記本体は前記第1端部が開口しているため、前記注入口を前記カートリッジのノズルに接近させて前記ピストンを前記カートリッジのノズルに固定でき
    前記ピストンの本体、ピストン基部及び注入口は一体形成されている、方法。
  16. 前記容器内壁の形状の少なくとも一部に合う形状を有することによって、前記フランジは前記容器内壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記容器内壁の半径よりも大きい、あるいは、等しい半径を有することによって、前記フランジは前記容器内壁に対して前記密封を形成するように構成される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記物質は低観測性物質である、請求項15に記載の方法。
  19. 前記ピストンはプラスチックで形成される、請求項15に記載の方法。
  20. 前記カートリッジは前記カートリッジ内のプランジャーを含む、請求項15に記載の方法。
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