JPH1191784A - 減容化容器 - Google Patents
減容化容器Info
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- JPH1191784A JPH1191784A JP9275028A JP27502897A JPH1191784A JP H1191784 A JPH1191784 A JP H1191784A JP 9275028 A JP9275028 A JP 9275028A JP 27502897 A JP27502897 A JP 27502897A JP H1191784 A JPH1191784 A JP H1191784A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/0005—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D21/00—Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
- B65D21/08—Containers of variable capacity
- B65D21/086—Collapsible or telescopic containers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容物の充填前は容積が小さく保管、運搬等
にスペースをとらず、内容物充填時には充填量に応じた
大きさとなり、内容物を使いきった後は元の小さな容積
に戻り、回収が容易なシリンダ／ピストン式容器を提供
する。 【解決手段】 一端が端壁（１１）により閉じられ当該
端壁に内容物取出口（１２）を有する頭部管体（１）
と、頭部管体の内周面に嵌合して頭部管体の軸線方向に
移動可能に設けられた後部管体（２）と、後部管体の内
周面に嵌合して後部管体の軸線方向に移動可能に設けら
れたピストン部材（３）とからなる減容化容器。後部管
体は互いに入れ子式にされた複数の管体からなってもよ
い。後部管体及びピストンはその端部付近に設けられた
掻き取り部材（２１、２２、３１、３２）で夫々頭部管
体及び後部管体の内周面に嵌合し、後部管体の外周面に
は、頭部管体の内周面に向けて張り出したスペーサーを
設けてもよい。
にスペースをとらず、内容物充填時には充填量に応じた
大きさとなり、内容物を使いきった後は元の小さな容積
に戻り、回収が容易なシリンダ／ピストン式容器を提供
する。 【解決手段】 一端が端壁（１１）により閉じられ当該
端壁に内容物取出口（１２）を有する頭部管体（１）
と、頭部管体の内周面に嵌合して頭部管体の軸線方向に
移動可能に設けられた後部管体（２）と、後部管体の内
周面に嵌合して後部管体の軸線方向に移動可能に設けら
れたピストン部材（３）とからなる減容化容器。後部管
体は互いに入れ子式にされた複数の管体からなってもよ
い。後部管体及びピストンはその端部付近に設けられた
掻き取り部材（２１、２２、３１、３２）で夫々頭部管
体及び後部管体の内周面に嵌合し、後部管体の外周面に
は、頭部管体の内周面に向けて張り出したスペーサーを
設けてもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に液体等を収
容するシリンダ／ピストン式容器に関し、さらに詳しく
は、内容物の未充填時には長さが短く、内容物の充填に
従い伸長し、内容物の吐出とともに元の長さに戻る伸縮
自在の容器に関する。
容するシリンダ／ピストン式容器に関し、さらに詳しく
は、内容物の未充填時には長さが短く、内容物の充填に
従い伸長し、内容物の吐出とともに元の長さに戻る伸縮
自在の容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の自動化された回転式孔版印刷機で
は、印刷機内に着脱可能に装着されたインキ容器からイ
ンキポンプによってインキを吸い上げてこれを版胴内に
供給するように構成されている。かかるインキ容器とし
ては、容器に収容された比較的高粘度の孔版印刷インキ
をインキポンプで吸い上げて最後まで使いきることがで
きるものが好ましい。そのために、一端が端壁により閉
じられ該端壁に内容物取出口を有する肉厚１〜２mm程度
の細長い筒体の内部にピストン部材を配設して該端壁と
該ピストン部材との間に容積可変の内容物収容室を画定
したシリンダ／ピストン式容器がよく用いられている。
は、印刷機内に着脱可能に装着されたインキ容器からイ
ンキポンプによってインキを吸い上げてこれを版胴内に
供給するように構成されている。かかるインキ容器とし
ては、容器に収容された比較的高粘度の孔版印刷インキ
をインキポンプで吸い上げて最後まで使いきることがで
きるものが好ましい。そのために、一端が端壁により閉
じられ該端壁に内容物取出口を有する肉厚１〜２mm程度
の細長い筒体の内部にピストン部材を配設して該端壁と
該ピストン部材との間に容積可変の内容物収容室を画定
したシリンダ／ピストン式容器がよく用いられている。
【０００３】このシリンダ／ピストン式容器に内容物を
充填する場合は、ピストン部材を上記端壁まで移動させ
た後、上記取出口から内容物を容器内部に充填する。こ
の時、ピストン部材は、内容物が充填されるに従って後
方へ移動して収容室を拡大させる。内容物を取り出す場
合は、取出口からポンプで内容物を吸い上げる。このと
き、ピストン部材は上記端壁に向かって移動して収容室
を縮小させる。
充填する場合は、ピストン部材を上記端壁まで移動させ
た後、上記取出口から内容物を容器内部に充填する。こ
の時、ピストン部材は、内容物が充填されるに従って後
方へ移動して収容室を拡大させる。内容物を取り出す場
合は、取出口からポンプで内容物を吸い上げる。このと
き、ピストン部材は上記端壁に向かって移動して収容室
を縮小させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
シリンダ／ピストン式容器では、内容物を取り出すに従
ってピストン部材が移動して収容室は縮小されるもの
の、容器の筒体自体の大きさは変化しない。この筒体は
一般に伸長した形状を有するため嵩高であり、内容物の
充填前の輸送時や使用後の廃棄・回収時に際しての輸送
効率が低く、コストアップにつながる。
シリンダ／ピストン式容器では、内容物を取り出すに従
ってピストン部材が移動して収容室は縮小されるもの
の、容器の筒体自体の大きさは変化しない。この筒体は
一般に伸長した形状を有するため嵩高であり、内容物の
充填前の輸送時や使用後の廃棄・回収時に際しての輸送
効率が低く、コストアップにつながる。
【０００５】そこで、本発明は、内容物の充填前は容積
が小さく保管、運搬等にスペースをとらず、内容物充填
時には充填量に応じた大きさとなり、内容物を使いきっ
た後は元の小さな容積に戻り、廃棄・回収が容易なシリ
ンダ／ピストン式容器を提供することを目的とする。
が小さく保管、運搬等にスペースをとらず、内容物充填
時には充填量に応じた大きさとなり、内容物を使いきっ
た後は元の小さな容積に戻り、廃棄・回収が容易なシリ
ンダ／ピストン式容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、一端が端壁により閉じられ当該端壁に内容物取
出口を有する頭部管体と、前記頭部管体の内周面に嵌合
して当該頭部管体の軸線方向に移動可能に設けられた後
部管体と、前記後部管体の内周面に嵌合して当該後部管
体の軸線方向に移動可能に設けられたピストン部材とか
らなる減容化容器によって達成される。
よれば、一端が端壁により閉じられ当該端壁に内容物取
出口を有する頭部管体と、前記頭部管体の内周面に嵌合
して当該頭部管体の軸線方向に移動可能に設けられた後
部管体と、前記後部管体の内周面に嵌合して当該後部管
体の軸線方向に移動可能に設けられたピストン部材とか
らなる減容化容器によって達成される。
【０００７】すなわち、本発明によれば、容器本体を頭
部管体とその内部に入れ子式に嵌合した摺動可能な後部
管体とから構成し、該後部管体内部にピストン部材を摺
動可能に配置して内容物の収容室を構成したので、内容
物の充填量にしたがって収容室のみならず容器の外形寸
法も変化する。かくして、内容物が収容されていない場
合には、内容物が充填されている場合よりも外形寸法が
小さくなるので、保管や運搬に際してスペースをとらな
い減容化容器が提供される。
部管体とその内部に入れ子式に嵌合した摺動可能な後部
管体とから構成し、該後部管体内部にピストン部材を摺
動可能に配置して内容物の収容室を構成したので、内容
物の充填量にしたがって収容室のみならず容器の外形寸
法も変化する。かくして、内容物が収容されていない場
合には、内容物が充填されている場合よりも外形寸法が
小さくなるので、保管や運搬に際してスペースをとらな
い減容化容器が提供される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１乃至図３は、本発明に係る減
容化容器の一具体例を示す長手方向側断面図である。こ
の減容化容器は、円筒状の頭部管体１と、該頭部管体１
の内部に入れ子式に嵌合した円筒状の後部管体２と、該
後部管体２の内部に入れ子式に嵌合した円筒状ピストン
部材３とから基本的に構成されている。頭部管体１は、
両端開口の円筒状部材に取出口１２および端壁１１を備
えたキャップ部材を取り付けて構成されている。このキ
ャップ部材は、ねじ込み、融着等の如何なる方法で取り
付けられてもよく、円筒状部材から着脱可能にされても
よい。頭部管体１のキャップ部材を有する端部を前方端
部とすると、後方端部の内周面には、後述する後部管体
２の抜け落ちを防止する為の抜け落防止爪１６が設けら
れている。後部管体２は、基本的に、頭部管体１の内径
寸法よりも小さい外径寸法を有する両端開口の円筒から
なるが、前方端部から外方に張り出した環状の掻き取り
部２１を備え、さらに、該掻き取り部２１から後方に間
隔を置いて後部管体の外周面から外方に張り出した別の
環状掻き取り部２２を備えている。かくして、後部管体
２は、２つの環状の掻き取り部２１及び２２において頭
部管体１の内周面に接触し、頭部管体１と自身との間を
密閉するとともに、その軸線方向に摺動可能に配置す
る。ピストン部材３は、基本的に、後部管体２の内径寸
法よりも小さい外径寸法を有する円筒からなるが、その
前方端部から外方に張り出した環状の掻き取り部３１を
備え、さらに、その後方端部から外方に張り出した別の
環状の掻き取り部３２を備えている。また、ピストン部
材３１の前方端部は端壁３３によって閉じられている
が、後方端部は開口されている。かくして、ピストン部
材３は、２つの環状の掻き取り部３１及び３２において
後部管体２の内周面に接触し、後部管体２と自身との間
を密閉するとともに、その軸線方向に摺動可能に配置
し、頭部管体１の端壁１１と自身の端壁３３との間に内
容物の収容室を画定する。なお、後部管体２は、その前
方端部から内方に張り出した係止部２３を備え、ピスト
ン部材３が後部管体２の前方端部から抜け落ちるのを防
止している。また、後部管体２の後方端部には環状の形
状保持部材２４が嵌合されており、後部管体２の形状が
外力によって変形するのを防止するとともに、ピストン
部材３が後部管体２の後方端部から抜け落ちるのを防止
している。
容化容器の一具体例を示す長手方向側断面図である。こ
の減容化容器は、円筒状の頭部管体１と、該頭部管体１
の内部に入れ子式に嵌合した円筒状の後部管体２と、該
後部管体２の内部に入れ子式に嵌合した円筒状ピストン
部材３とから基本的に構成されている。頭部管体１は、
両端開口の円筒状部材に取出口１２および端壁１１を備
えたキャップ部材を取り付けて構成されている。このキ
ャップ部材は、ねじ込み、融着等の如何なる方法で取り
付けられてもよく、円筒状部材から着脱可能にされても
よい。頭部管体１のキャップ部材を有する端部を前方端
部とすると、後方端部の内周面には、後述する後部管体
２の抜け落ちを防止する為の抜け落防止爪１６が設けら
れている。後部管体２は、基本的に、頭部管体１の内径
寸法よりも小さい外径寸法を有する両端開口の円筒から
なるが、前方端部から外方に張り出した環状の掻き取り
部２１を備え、さらに、該掻き取り部２１から後方に間
隔を置いて後部管体の外周面から外方に張り出した別の
環状掻き取り部２２を備えている。かくして、後部管体
２は、２つの環状の掻き取り部２１及び２２において頭
部管体１の内周面に接触し、頭部管体１と自身との間を
密閉するとともに、その軸線方向に摺動可能に配置す
る。ピストン部材３は、基本的に、後部管体２の内径寸
法よりも小さい外径寸法を有する円筒からなるが、その
前方端部から外方に張り出した環状の掻き取り部３１を
備え、さらに、その後方端部から外方に張り出した別の
環状の掻き取り部３２を備えている。また、ピストン部
材３１の前方端部は端壁３３によって閉じられている
が、後方端部は開口されている。かくして、ピストン部
材３は、２つの環状の掻き取り部３１及び３２において
後部管体２の内周面に接触し、後部管体２と自身との間
を密閉するとともに、その軸線方向に摺動可能に配置
し、頭部管体１の端壁１１と自身の端壁３３との間に内
容物の収容室を画定する。なお、後部管体２は、その前
方端部から内方に張り出した係止部２３を備え、ピスト
ン部材３が後部管体２の前方端部から抜け落ちるのを防
止している。また、後部管体２の後方端部には環状の形
状保持部材２４が嵌合されており、後部管体２の形状が
外力によって変形するのを防止するとともに、ピストン
部材３が後部管体２の後方端部から抜け落ちるのを防止
している。
【０００９】頭部管体１、後部管体２及びピストン部材
３は、何れの材質で作成しても構わないが、ポリプロピ
レン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン
等のプラスチックを用いて射出成形法等の成形方法によ
って高い精度で容易に製造することができる。掻き取り
部２１、２２、３１、３２は柔軟性の高い材質で作成す
ることが好ましく、プラスチック成形する場合は、高密
度ポリエチレン(HDPE)等で作成すると好都合である。ま
た、材料選定時には、耐溶剤性、バリアー性、滑り性等
を考慮するとなお良い。なお、頭部管体１、後部管体２
及びピストン部材３の形状は円筒状に限定されるもので
はなく、楕円、角を丸くした多角形等如何なる形状であ
ってもよいが、円筒状の場合掻き取り部の動作が安定す
ることから好ましい。
３は、何れの材質で作成しても構わないが、ポリプロピ
レン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン
等のプラスチックを用いて射出成形法等の成形方法によ
って高い精度で容易に製造することができる。掻き取り
部２１、２２、３１、３２は柔軟性の高い材質で作成す
ることが好ましく、プラスチック成形する場合は、高密
度ポリエチレン(HDPE)等で作成すると好都合である。ま
た、材料選定時には、耐溶剤性、バリアー性、滑り性等
を考慮するとなお良い。なお、頭部管体１、後部管体２
及びピストン部材３の形状は円筒状に限定されるもので
はなく、楕円、角を丸くした多角形等如何なる形状であ
ってもよいが、円筒状の場合掻き取り部の動作が安定す
ることから好ましい。
【００１０】次に、図１乃至図３を参照しつつ、本発明
の減容化容器の動作を説明する。まず、容器内に内容物
が充填されている場合は、図１に示されるように、ピス
トン部材３は後部管体２の後方に位置し、後部管体２の
掻き取り部２１及び２２は頭部管体１の後方に位置す
る。そして、取出口１２からポンプなどで内容物を吸い
出すと、ピストン部材３は、掻き取り部３１及び３２で
後部管体２の内壁に付着した内容物を掻き取りながら、
後部管体２の前方に向かって摺動し、最終的には、図２
に示されるように、掻き取り部３１が後部管体２の係止
部２３に当接する。その後、更に、内容物を吸い出す
と、ピストン部材３３は後部管体２と一緒に前方に移動
し、この時、後部管体２は、掻き取り部２１及び２２で
頭部管体１の内壁に付着した内容物を掻き取りながら頭
部管体１の前方に向かって摺動し、最終的には、図３に
示されるように、掻き取り部２１が端壁１１に当接して
停止する。この時点で、後部管体２は、大部分、頭部管
体１の内部に収容されているので容器全体の寸法、すな
わち、長さは減少しているのでコンパクトになり、廃棄
時の輸送を容易に行なえる。上述の例では、ピストン部
材３が最初に前方に移動し、その後、後部管体２がピス
トン部材３とともに前方に移動する態様を示したが、最
初に後部管体２が前方に移動した後、ピストン部材３が
前方に移動するように動作させることも可能であり、ま
た、ピストン部材３と後部管体２が同時に前方に移動す
るように動作させることも可能である。なお、容器に内
容物を充填する場合は、図３の状態で取出口１２から内
容物を容器内に注入することで、前述と逆の経路を辿っ
て図１の状態に達するように動作することは言うまでも
ない。また、本説明においては、内容物の取り出しをポ
ンプなどによる吸い出しによりおこなっているが、ピス
トン部材３を後方端部側から取出口１２の方向へ押し出
すことによりおこなっても、同様に動作することは明ら
かである。
の減容化容器の動作を説明する。まず、容器内に内容物
が充填されている場合は、図１に示されるように、ピス
トン部材３は後部管体２の後方に位置し、後部管体２の
掻き取り部２１及び２２は頭部管体１の後方に位置す
る。そして、取出口１２からポンプなどで内容物を吸い
出すと、ピストン部材３は、掻き取り部３１及び３２で
後部管体２の内壁に付着した内容物を掻き取りながら、
後部管体２の前方に向かって摺動し、最終的には、図２
に示されるように、掻き取り部３１が後部管体２の係止
部２３に当接する。その後、更に、内容物を吸い出す
と、ピストン部材３３は後部管体２と一緒に前方に移動
し、この時、後部管体２は、掻き取り部２１及び２２で
頭部管体１の内壁に付着した内容物を掻き取りながら頭
部管体１の前方に向かって摺動し、最終的には、図３に
示されるように、掻き取り部２１が端壁１１に当接して
停止する。この時点で、後部管体２は、大部分、頭部管
体１の内部に収容されているので容器全体の寸法、すな
わち、長さは減少しているのでコンパクトになり、廃棄
時の輸送を容易に行なえる。上述の例では、ピストン部
材３が最初に前方に移動し、その後、後部管体２がピス
トン部材３とともに前方に移動する態様を示したが、最
初に後部管体２が前方に移動した後、ピストン部材３が
前方に移動するように動作させることも可能であり、ま
た、ピストン部材３と後部管体２が同時に前方に移動す
るように動作させることも可能である。なお、容器に内
容物を充填する場合は、図３の状態で取出口１２から内
容物を容器内に注入することで、前述と逆の経路を辿っ
て図１の状態に達するように動作することは言うまでも
ない。また、本説明においては、内容物の取り出しをポ
ンプなどによる吸い出しによりおこなっているが、ピス
トン部材３を後方端部側から取出口１２の方向へ押し出
すことによりおこなっても、同様に動作することは明ら
かである。
【００１１】図３の例では、後部管体２の掻き取り部２
１が端壁１１に当接したとき、ピストン部材３の端壁３
３と頭部管体１の端壁１１との間に空間が生じ、その空
間に内容物が残留して取り出せない点で不都合である。
そこで、図４に示されるように、端壁１１の周縁を頭部
管体１の軸線方向に湾曲させて環状の凹部１３を形成
し、後部管体２の掻き取り部２１を該凹部１３に収容さ
せるようにすると、ピストン部材３は端壁１１に当接す
るまで前方に移動することができるので、全ての内容物
をスムーズに取り出すことができる。また、図７に示さ
れるように、ピストン部材３が取出口１２に最も近づい
たときに、ピストン部材３の端壁３３と頭部管体１の端
壁１１とが略接触するべく、ピストン部材３の端壁３３
の端面が掻き取り部２１の先端と同一平面上に移動可能
なように端壁３３を掻き取り部３１よりも突出させても
良い。こうすることにより、ピストン部材３の端壁３３
と頭部管体１の端壁１１との間の空間を無くすことがで
きる。
１が端壁１１に当接したとき、ピストン部材３の端壁３
３と頭部管体１の端壁１１との間に空間が生じ、その空
間に内容物が残留して取り出せない点で不都合である。
そこで、図４に示されるように、端壁１１の周縁を頭部
管体１の軸線方向に湾曲させて環状の凹部１３を形成
し、後部管体２の掻き取り部２１を該凹部１３に収容さ
せるようにすると、ピストン部材３は端壁１１に当接す
るまで前方に移動することができるので、全ての内容物
をスムーズに取り出すことができる。また、図７に示さ
れるように、ピストン部材３が取出口１２に最も近づい
たときに、ピストン部材３の端壁３３と頭部管体１の端
壁１１とが略接触するべく、ピストン部材３の端壁３３
の端面が掻き取り部２１の先端と同一平面上に移動可能
なように端壁３３を掻き取り部３１よりも突出させても
良い。こうすることにより、ピストン部材３の端壁３３
と頭部管体１の端壁１１との間の空間を無くすことがで
きる。
【００１２】凹部１３を形成させる場合においても、端
壁３３を突出させる場合においても、成型上の精度によ
っては、両端壁１１および３３が完全に密着せず取出口
１２付近のみが接触し、他の部分にわずかな空間を生じ
ることも起こりうる。そこで、図６に示されるように、
端壁１１の内壁に取出口１２の周囲に放射状に配置され
た複数の突起１４、又は、取出口に通じる放射状に配置
された複数の溝１５を設けることで、インキを取出口１
２に案内して最後までスムーズにインキの取り出しを行
えるようにすることもできる。
壁３３を突出させる場合においても、成型上の精度によ
っては、両端壁１１および３３が完全に密着せず取出口
１２付近のみが接触し、他の部分にわずかな空間を生じ
ることも起こりうる。そこで、図６に示されるように、
端壁１１の内壁に取出口１２の周囲に放射状に配置され
た複数の突起１４、又は、取出口に通じる放射状に配置
された複数の溝１５を設けることで、インキを取出口１
２に案内して最後までスムーズにインキの取り出しを行
えるようにすることもできる。
【００１３】また、図４の例のように、後部管体２の外
周面から頭部管体１の内周面に向けて外方に張り出した
リブ等のスペーサー２５を設けると、頭部管体１と後部
管体２とが平行に保たれ、後部管体２の動作が安定する
ので好ましい。また、掻き取り部２１、２２、３１、３
２の数は必要に応じて任意とすることができ、図４に示
されるように、掻き取り部３１と３２との間に別の掻き
取り部３４を設けることも可能であり、同様に後部管体
２の外周面に別の掻き取り部（図示せず）を追加しても
よい。
周面から頭部管体１の内周面に向けて外方に張り出した
リブ等のスペーサー２５を設けると、頭部管体１と後部
管体２とが平行に保たれ、後部管体２の動作が安定する
ので好ましい。また、掻き取り部２１、２２、３１、３
２の数は必要に応じて任意とすることができ、図４に示
されるように、掻き取り部３１と３２との間に別の掻き
取り部３４を設けることも可能であり、同様に後部管体
２の外周面に別の掻き取り部（図示せず）を追加しても
よい。
【００１４】本発明において、後部管体２は複数の管体
から構成することもでき、その一例として、図５に、後
部管体２が２本の管体からなる具体例を示す。図５の具
体例では、頭部管体１は、図１の具体例と同様である。
後部管体は、管体２０１と管体２０２とからなる。管体
２０１は基本的には図１の後部管体２と同様であるが、
形状保持部材２４の代わりに抜け落ち防止爪２０６を備
え、係止部２３の代わりにラチェット式凹溝２６を備え
ている。また、管体２０２は形状保持部材２４を有し、
また管体２０１の内径寸法よりも小さい外径寸法を有し
ている以外は管体２０１と同様で、環状の掻き取り部２
２１及び２２２において管体２０１の内周面に接触し、
管体２０１と自身との間を密閉するとともに、その軸線
方向に摺動可能に配置している。ピストン部材３は管体
２０２に嵌合され管体２０２の内径寸法よりも小さい外
径寸法を有している以外は基本的に図１の具体例におけ
るものと同様である。管体２０１と管体２０２は、管体
２０２を管体２０１の前方端部より挿入することで接合
される。このとき管体２０２の掻き取り部２２１及び２
２２は管体２０１のラチェット式凹溝２６によりその挿
入を阻害されることはないが、内容物の取り出し時に管
体２０２が取出口１２側に移動したときには掻き取り部
２２１がラチェット式凹溝２６と係合し管体２０２が管
体２０１よりも前方に抜け落ちるのを防止している。同
様に、管体２０２のラチェット式凹溝２２６もピストン
３の掻き取り部３１が係合してピストン３が管体２０２
より前方に抜け落ちるのを防止している。したがって、
図５の具体例では、内容物を取出口１２から取り出すに
つれて、ピストン３、管体２０２及び管体２０１が次第
に前方に移動して、図３の具体例と同様に減容化する。
から構成することもでき、その一例として、図５に、後
部管体２が２本の管体からなる具体例を示す。図５の具
体例では、頭部管体１は、図１の具体例と同様である。
後部管体は、管体２０１と管体２０２とからなる。管体
２０１は基本的には図１の後部管体２と同様であるが、
形状保持部材２４の代わりに抜け落ち防止爪２０６を備
え、係止部２３の代わりにラチェット式凹溝２６を備え
ている。また、管体２０２は形状保持部材２４を有し、
また管体２０１の内径寸法よりも小さい外径寸法を有し
ている以外は管体２０１と同様で、環状の掻き取り部２
２１及び２２２において管体２０１の内周面に接触し、
管体２０１と自身との間を密閉するとともに、その軸線
方向に摺動可能に配置している。ピストン部材３は管体
２０２に嵌合され管体２０２の内径寸法よりも小さい外
径寸法を有している以外は基本的に図１の具体例におけ
るものと同様である。管体２０１と管体２０２は、管体
２０２を管体２０１の前方端部より挿入することで接合
される。このとき管体２０２の掻き取り部２２１及び２
２２は管体２０１のラチェット式凹溝２６によりその挿
入を阻害されることはないが、内容物の取り出し時に管
体２０２が取出口１２側に移動したときには掻き取り部
２２１がラチェット式凹溝２６と係合し管体２０２が管
体２０１よりも前方に抜け落ちるのを防止している。同
様に、管体２０２のラチェット式凹溝２２６もピストン
３の掻き取り部３１が係合してピストン３が管体２０２
より前方に抜け落ちるのを防止している。したがって、
図５の具体例では、内容物を取出口１２から取り出すに
つれて、ピストン３、管体２０２及び管体２０１が次第
に前方に移動して、図３の具体例と同様に減容化する。
【００１５】図８に、図５の具体例の変形例を示す。図
８の具体例では、頭部管体１は、端壁１１が円筒状部材
に一体成形されており、抜け落ち防止爪１６の代わり
に、内周面後方にラチェット式凹溝１７を備えている点
で図５の具体例と異なる。後部管体は、管体２０１と管
体２０２とからなる点で図５の具体例と同様であるが、
管体２０１と管体２０２は、夫々、図１の後部管体２と
同様の係止部２３及び係止部２２３を備えるとともに、
管体２０１は、その内周面後方にラチェット式凹溝２７
を備えている点で異なる。管体２０１と管体２０２は、
それぞれ、頭部管体１及び管体２０１の後方端部より挿
入することで接合される。このとき管体２０１及び２０
２の掻き取り部２１及び２２１は、それぞれ、頭部管体
１及び管体２０１のラチェット式凹溝１７及び２７によ
りその挿入を阻害されることはないが、その抜き出し
は、ラチェット式凹溝１７及び２７との係合により防止
される。図示はしていないが、同様のラチェット式凹溝
を管体２０２の内周面後方に設けてピストン３の抜き出
しを防止することも可能である。
８の具体例では、頭部管体１は、端壁１１が円筒状部材
に一体成形されており、抜け落ち防止爪１６の代わり
に、内周面後方にラチェット式凹溝１７を備えている点
で図５の具体例と異なる。後部管体は、管体２０１と管
体２０２とからなる点で図５の具体例と同様であるが、
管体２０１と管体２０２は、夫々、図１の後部管体２と
同様の係止部２３及び係止部２２３を備えるとともに、
管体２０１は、その内周面後方にラチェット式凹溝２７
を備えている点で異なる。管体２０１と管体２０２は、
それぞれ、頭部管体１及び管体２０１の後方端部より挿
入することで接合される。このとき管体２０１及び２０
２の掻き取り部２１及び２２１は、それぞれ、頭部管体
１及び管体２０１のラチェット式凹溝１７及び２７によ
りその挿入を阻害されることはないが、その抜き出し
は、ラチェット式凹溝１７及び２７との係合により防止
される。図示はしていないが、同様のラチェット式凹溝
を管体２０２の内周面後方に設けてピストン３の抜き出
しを防止することも可能である。
【００１６】なお、図５及び図８と同様にして、本発明
においては、後部管体を入れ子式に配置された３以上の
管体から構成できることは明らかであり、何れの場合
も、ピストン部材３は最も後方の管体に嵌合させればよ
い。
においては、後部管体を入れ子式に配置された３以上の
管体から構成できることは明らかであり、何れの場合
も、ピストン部材３は最も後方の管体に嵌合させればよ
い。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダ／ピストン式
の容器において、シリンダを入れ子式にされた頭部管体
と後部管体から構成したので、内容物の充填時には伸長
し、内容物を収納していない場合には短くなる伸縮自在
の容器が提供されるので、充填前及び使用後の容器の保
存及び搬送時の小スペース化に寄与することができる。
の容器において、シリンダを入れ子式にされた頭部管体
と後部管体から構成したので、内容物の充填時には伸長
し、内容物を収納していない場合には短くなる伸縮自在
の容器が提供されるので、充填前及び使用後の容器の保
存及び搬送時の小スペース化に寄与することができる。
【図１】本発明の容器の一具体例を、内容物充填時の状
態で示す長手方向側断面図
態で示す長手方向側断面図
【図２】図１の具体例を、内容物取出中の状態で示す長
手方向側断面図
手方向側断面図
【図３】図１の具体例を、内容物取出後の状態で示す長
手方向側断面図
手方向側断面図
【図４】本発明の容器の別の具体例を、内容物取出後の
状態で示す長手方向側断面図
状態で示す長手方向側断面図
【図５】本発明の容器の更に別の具体例を、内容物充填
時の状態で示す長手方向側断面図
時の状態で示す長手方向側断面図
【図６】図１のVI-VI'線に沿った断面図。
【図７】図４の容器の変形例を示す図４と同様の図であ
る。
る。
【図８】図５の容器の変形例を示す図５と同様の図であ
る。
る。
１…頭部管体、１１…端壁、１２…取出口、１３…凹
部、１４…突起、１５…溝、１６、２０６…抜け落ち防
止爪、１７、２６、２７、２２６…ラチェット式凹溝、
２…後部管体、２１…掻き取り部、２２…掻き取り部、
２３、２２３…係止部、２４…形状保持部材、２５…ス
ペーサー、３…ピストン部材、３１…掻き取り部、３２
…掻き取り部、３３…端壁、３４…掻き取り部
部、１４…突起、１５…溝、１６、２０６…抜け落ち防
止爪、１７、２６、２７、２２６…ラチェット式凹溝、
２…後部管体、２１…掻き取り部、２２…掻き取り部、
２３、２２３…係止部、２４…形状保持部材、２５…ス
ペーサー、３…ピストン部材、３１…掻き取り部、３２
…掻き取り部、３３…端壁、３４…掻き取り部
Claims (7)
- 【請求項１】 一端が端壁により閉じられ当該端壁に内
容物取出口を有する頭部管体と、前記頭部管体の内周面
に嵌合して当該頭部管体の軸線方向に移動可能に設けら
れた後部管体と、前記後部管体の内周面に嵌合して当該
後部管体の軸線方向に移動可能に設けられたピストン部
材とからなる減容化容器。 - 【請求項２】 前記後部管体は複数の管体からなり、当
該管体の夫々は前記頭部管体側で隣接する管体の内周面
に嵌合して当該管体の軸線方向に移動可能に設けられて
おり、前記ピストン部材は前記頭部管体から最も離れた
管体の内周面に嵌合して当該管体の軸線方向に移動可能
に設けられている請求項１に記載の減容化容器。 - 【請求項３】 前記後部管体及び前記ピストンはその端
部付近に設けられた掻き取り部材で夫々前記頭部管体及
び前記後部管体の内周面に嵌合している請求項１に記載
の減容化容器。 - 【請求項４】 前記頭部管体、前記後部管体及び前記ピ
ストン部材は、円筒状である請求項１に記載の減容化容
器。 - 【請求項５】 前記後部管体の前記頭部管体と反対側の
端部には、これに嵌合する形状保持部材が取り付けられ
ている請求項１に記載の減容化容器。 - 【請求項６】 前記後部管体の外周面には、前記頭部管
体の内周面に向けて張り出したスペーサーが設けられて
いる請求項３に記載の減容化容器。 - 【請求項７】 前記頭部管体の端壁の内壁は、前記後部
管体の頭部管体側の端部を収容するように頭部管体の軸
線方向に湾曲された環状の凹部を備えている請求項１に
記載の減容化容器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275028A JPH1191784A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 減容化容器 |
| DE69813425T DE69813425T2 (de) | 1997-09-22 | 1998-09-16 | Behälter mit einer Volumenreduktionsvorrichtung |
| US09/154,447 US6056164A (en) | 1997-09-22 | 1998-09-16 | Container for stencil inks |
| EP98307527A EP0903302B1 (en) | 1997-09-22 | 1998-09-16 | Container with a volume reduction system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275028A JPH1191784A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 減容化容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191784A true JPH1191784A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17549878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9275028A Pending JPH1191784A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 減容化容器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6056164A (ja) |
| EP (1) | EP0903302B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1191784A (ja) |
| DE (1) | DE69813425T2 (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| KR20030086382A (ko) * | 2002-05-04 | 2003-11-10 | 기아자동차주식회사 | 가변 용량 구조를 갖는 압력 탱크 |
| JP2014169538A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Jbs:Kk | 飛沫飛散防止用泡放出器および飛沫飛散防止方法 |
| JP2015030472A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 信越ポリマー株式会社 | 噴射容器 |
| CN104477481A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-04-01 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种密封箱机构 |
| JP2016527957A (ja) * | 2013-07-22 | 2016-09-15 | ヨンウー カンパニー，リミテッド | ポンピング式化粧品容器のピストン構造 |
| JP2017030856A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 三緯國際立體列印科技股▲ふん▼有限公司ＸＹＺｐｒｉｎｔｉｎｇ， Ｉｎｃ． | ３ｄ印刷に用いられる材料充填装置 |
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| CN107551426A (zh) * | 2017-09-07 | 2018-01-09 | 东莞市北扬工业设计有限公司 | 一种组合式的消防桶 |
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1998
- 1998-09-16 EP EP98307527A patent/EP0903302B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-16 US US09/154,447 patent/US6056164A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-16 DE DE69813425T patent/DE69813425T2/de not_active Expired - Fee Related
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| DE69813425T2 (de) | 2003-12-24 |
| EP0903302B1 (en) | 2003-04-16 |
| US6056164A (en) | 2000-05-02 |
| EP0903302A3 (en) | 1999-11-10 |
| EP0903302A2 (en) | 1999-03-24 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |