JP6933162B2 - 情報処理システム、情報処理装置、通行規制装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、通行規制装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、通行規制装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、バーコード、QRコード(登録商標)などの情報コードを利用した決済システムが提案されている。例えば、店舗を利用する利用者は、利用者端末(例えば、携帯端末)において、商品に付与された情報コードを読み取り、当該情報コードに含まれる商品の請求金額に対する決済を完了させる(例えば、特許文献1参照)。
前記決済システムによれば、決済のための店員及びレジ端末を省略することが可能となる。
特開2015−185089号公報
しかし、前記決済システムでは、利用者が適切に決済を完了させたか否かを判断することが困難である。このため、前記決済システムを導入する店舗では、例えば、前記決済が適切に完了したことを店員が確認する作業が必要になる。この場合、決済処理の確認作業を行う店員を確保する必要があるため省力化の妨げとなる。また、利用者は決済処理が完了しても確認作業が完了するまで店舗を退店することができず、利用者の利便性が低下する。
本発明の目的は、店舗の省力化を図るとともに前記店舗を利用する利用者の利便性を向上させることが可能な情報処理システム、情報処理装置、通行規制装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理システムは、店舗において利用者が選択する商品の決済に関する決済情報を取得する決済情報取得部と、前記決済情報取得部により取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行する決済処理部と、前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得する規制部情報取得部と、前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報取得部により取得される前記規制部情報とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定する認証処理部と、前記認証処理部による認証結果に基づいて前記通行規制部の動作を制御する規制部処理部と、を備える。
本発明の他の局面に係る情報処理装置は、店舗において利用者が選択する商品の決済に関する決済情報を取得する決済情報取得部と、前記決済情報取得部により取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行する決済処理部と、前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得する規制部情報取得部と、前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報取得部により取得される前記規制部情報とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定する認証処理部と、を備える。
本発明の他の局面に係る通行規制装置は、店舗に設置される通行規制部と、前記店舗を利用する利用者の利用者端末を検知する検知処理部と、前記検知処理部により検知される前記利用者端末に、前記通行規制部の属性を示す規制部情報を送信する規制部情報送信部と、前記利用者が選択する商品の決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報とに基づいて決定される、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを示す認証結果を、前記利用者端末から取得する認証結果取得部と、前記認証結果取得部により取得される前記認証結果に基づいて前記通行規制部の動作を制御する規制部処理部と、を備える。
本発明の他の局面に係る情報処理方法は、店舗において利用者が選択する商品の決済に関する決済情報を取得し、取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行し、前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得し、前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、取得される前記規制部情報とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定する。
本発明の他の局面に係るプログラムは、店舗において利用者が選択する商品の決済に関する決済情報を取得するステップと、取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得するステップと、前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、取得される前記規制部情報とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、店舗の省力化を図るとともに前記店舗を利用する利用者の利便性を向上させることが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を模式的に示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る情報処理システムが導入される店舗の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで利用される利用者情報の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで利用される選択商品情報の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで利用されるゲート情報の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される買い物処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される買い物処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される入店認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される退店認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの利用者端末で表示される画面の一例を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報処理システム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る情報処理システム100は、認証サーバ1、ゲート装置2、利用者端末3、及び、決済サーバ4を含む。認証サーバ1及び利用者端末3はそれぞれ、本発明の情報処理装置の一例である。ゲート装置2は、本発明の通行規制装置の一例である。ゲート装置2及び利用者端末3はそれぞれ、1つであってもよいし、複数であってもよい。図1では、一例として、7台のゲート装置2(2A〜2G)と、3台の利用者端末3(3X,3Y,3Z)を示している。利用者端末3は、店舗200を利用する利用者が所持する携帯端末(例えば、スマートフォン)である。なお、以下では、各ゲート装置2A〜2Gを代表して1台のゲート装置を取り上げて説明する際は、「ゲート装置2」と称す。また各利用者端末3X,3Y,3Zを代表して1台の利用者端末を取り上げて説明する際は、「利用者端末3」と称す。
認証サーバ1及びゲート装置2は、店舗200に設置される。認証サーバ1及び利用者端末3は、店舗200に設置される無線LAN(店内LAN)などの通信網N1を介して通信可能である。ゲート装置2及び利用者端末3は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格を利用した通信網N2を介して通信可能である。また、認証サーバ1及び複数のゲート装置2は、店舗200に設置される有線LAN又は無線LAN(店内LAN)などの通信網N3を介して通信可能であってもよい。
決済サーバ4は、決済事業者(例えば、クレジットカード会社)が管理するサーバ装置である。認証サーバ1及び決済サーバ4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N3を介して通信可能である。
情報処理システム100は、例えば小売店などの店舗200に導入される。例えば、利用者は、来店した店舗200において、自身の利用者端末3(例えば、スマートフォン)を利用して、所望の商品を購入するための操作を行う。前記操作の後に情報処理システム100において商品の購入に対する決済処理が適切に完了すると、利用者は、認証(許可)された所定の退店ゲートの通路を通過して退店する。利用者が来店してから退店するまでの間、利用者端末3は、認証サーバ1及びゲート装置2と様々な情報のやり取りを行う。
ここで、情報処理システム100において実行される処理(買い物処理)の流れの一例について、具体的な利用シーンを示しつつ以下に説明する。また、前記買い物処理に応じて利用者端末3に表示される画面の遷移の一例を図示する。
図2には、店舗200の概略を示している。店舗200の入口側には、3台のゲート装置2E,2F,2Gが設置されている。ゲート装置2E,2F,2Gはそれぞれ、開閉可能なゲートE,F,G(入店ゲート)を備えている。店舗200の出口側には、3台のゲート装置2A,2B,2Cが設置されている。ゲート装置2A,2B,2Cはそれぞれ、開閉可能なゲートA,B,C(退店ゲート)を備えている。店舗200内の奥には、所定のスペース210が設けられており、スペース210の出入口には、開閉可能なゲートDを備えるゲート装置2Dが設置されている。以下では、利用者Xが店舗200に来店してから商品を購入して退店するまでの一連の流れを例示する。
先ず、店舗200に来店した利用者Xは、利用者端末3Xを所持して入口側の任意のゲート(例えば、ゲートE)に近づく。認証サーバ1は、利用者XがゲートEの通路を通過することを許可するか又は禁止するかを決定する処理(後述の入店認証処理)を行う。利用者XによるゲートEの通路の通過が許可されるとゲートEが開いて通路が開放され、利用者Xは入店することが可能となる。店舗200に入店した利用者Xの利用者端末3Xには、図3の(a)に示す画面が表示される。これにより、利用者Xは、店内において商品の購入操作を行うことが可能となる。また、利用者Xは、クーポン情報、購入履歴などを確認及び利用することもできる。
利用者Xは、購入を希望する商品に付与された情報コード(例えば、バーコード)を、利用者端末3Xのカメラ35により撮像(スキャン)する。利用者端末3Xは、前記バーコードに含まれる前記商品の情報(商品名、金額など)を読み取って、画面に表示する。例えば利用者Xが3点の商品a,b,cをスキャンした場合、利用者端末3Xには、図3の(b)に示す画面が表示される。
図3の(b)の画面において利用者Xが「支払い」を選択すると、決済処理が開始される。例えば、利用者端末3Xは、商品a,b,cの決済に関する情報(決済情報P1)を認証サーバ1に送信する。認証サーバ1は、決済情報P1に基づいて、決済サーバ4に決済要求を送信する。決済サーバ4は、決済事業者に応じた決済システムにより決済処理を実行する。
決済処理が完了すると、利用者端末3Xには、図4の(a)に示すように、決済が完了したことを示す画面が表示される。その後、利用者Xは、店舗200を退店する場合、任意の退店ゲート(例えば、ゲートB)に近づく(図2参照)。すると、ゲート装置2Bは、利用者端末3Xを検知して、利用者端末3XにゲートBに関する情報(ゲート情報G1)を送信する。利用者端末3Xは、ゲート装置2Bから取得したゲート情報G1と、利用者Xの情報(利用者情報U1)とを認証サーバ1に送信する。
認証サーバ1はゲート情報G1及び利用者情報U1に基づいて、利用者XがゲートBの通路を通過することを許可するか又は禁止するかを決定する処理(後述の退店認証処理)を実行する。利用者XがゲートBの通路を通過することを許可され、利用者Xが利用者端末3Xをゲート装置2Bに翳すなどの退店操作を行うと、ゲート装置2BはゲートBを開いて通路を開放する。店舗200を退店した利用者Xの利用者端末3Xには、図4の(b)に示す画面が表示される。
以上のようにして、利用者Xは店舗200での買い物を行うことができる。
ここで、情報処理システム100は、上述したように、利用者Xが商品の支払いを終えて退店するために任意のゲートに近づいたときに、利用者Xが当該ゲートの通路を通過することを許可するか又は禁止するかを決定する処理(退店認証処理)を実行する。例えば、前記ゲートがメンテナンス中、混雑中等の理由により利用できない状態である場合に、情報処理システム100は、利用者Xが当該ゲートの通路を通過することを禁止する。
また、情報処理システム100は、複数のゲートのうち、利用者Xが利用(通過)することを許可するゲート(以下、許可ゲートという。)を決定する処理を実行する。例えば、前記ゲートが利用できない状態である場合に、情報処理システム100は、複数のゲートのうち、利用者Xが利用できる許可ゲートを決定して、利用者Xに通知する。例えば、利用者Xが商品の支払いを終えて退店するときに、情報処理システム100は、図5の(b)に示すように、ゲートBの利用が許可されたことを示すメッセージを利用者端末3Xに表示させてもよい。また、この場合、利用者XにゲートBの利用(通過)を促すために、情報処理システム100は、ポイントを付与する旨のメッセージ(図5の(b)参照)を利用者端末3Xに表示させてもよい。なお、情報処理システム100は、様々な情報に基づいて前記許可ゲートを決定する。
上述の処理を実現するための情報処理システム100の具体的な構成について、以下に説明する。
[利用者端末3]
図6に示すように、利用者端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、通信I/F34、及びカメラ35などを備える。利用者端末3は、例えば、店舗200の利用者が所持する携帯端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、又はタブレット端末である。利用者端末3は、店舗200から貸与される携帯端末であってもよいし、買い物カートに設置されるカート端末であってもよい。
カメラ35は、被写体の画像を撮像してデジタル画像データとして出力するデジタルカメラである。
通信I/F34は、利用者端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して認証サーバ1などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信I/F34は、利用者端末3を無線(例えば、Bluetoothなどの近距離無線)で通信網N2に接続し、通信網N2を介してゲート装置2とのデータ通信を可能にする。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部と、利用者の操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、制御部31に各種処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、利用者端末3に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部32に記憶される。
また、記憶部32には、利用者情報U3などのデータが記憶される。利用者情報U3は、利用者端末3の利用者の属性を示す情報(個人情報)であり、利用者の氏名(ID)、支払方法(決済事業者(クレジットカード会社)の情報)などの情報を含む。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、読取処理部311、表示処理部312、通知処理部313などの各種の処理部を含む。なお、制御部31は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
読取処理部311は、カメラ35により撮像されたデジタル画像データに基づいて、商品に付与されたバーコードに含まれる商品の情報(商品名、金額など)を読み取る。
表示処理部312は、認証サーバ1及びゲート装置2から取得する情報に基づいて、各種メッセージを操作表示部33に表示させる。
通知処理部313は、認証サーバ1及びゲート装置2に各種情報を送信する。例えば、通知処理部313は、利用者が店舗200に入店する際又は店舗200から退店する際に、利用者端末3がゲート装置2から取得するゲート情報G1と、記憶部32に記憶された利用者情報U3(利用者の氏名、支払方法など)とを認証サーバ1に送信する。後述するゲート情報G1(図9参照)は、ゲートの属性を示す情報であり、ゲートの名称、識別情報、種類、ランク(優先度)、混雑状況、利用可否などの情報(特性)を含む。
また通知処理部313は、利用者が操作表示部33を操作して商品の決済指示を行った場合に、決済情報P1及び利用者情報U3を認証サーバ1に送信する。決済情報P1は、利用者が選択した商品の情報(商品名、商品内容、金額、特性(大きさ、重さ))、店舗の識別情報などを含む。
[認証サーバ1]
認証サーバ1は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、及び通信I/F14などを備えるサーバコンピュータである。なお、認証サーバ1は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、認証サーバ1で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F14は、認証サーバ1を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して利用者端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。
記憶部12には、利用者情報U1が記憶される。図7は、利用者情報U1の一例を示す図である。利用者情報U1は、店舗200を利用する利用者ごとに記憶部12に記憶される。図7に示すように、利用者情報U1は、利用者の氏名、ID(会員番号)、年齢、性別、職業、購買履歴、会員ランク(一般又はVIP)、支払方法(決済事業者(クレジットカード会社)の情報)など、利用者の属性を示す情報を含む。なお、利用者情報U1は、会員登録の有効期限などの情報も含む。利用者情報U1は、例えば、利用者が店舗200の会員登録を行ったときに記憶部12に記憶(登録)される。また、利用者情報U1は、必要に応じて定期的に更新される。例えば、会員ランクは、1年ごとに更新される。ここで、会員ランクは、店舗における1年間の買上金額(利用金額)の合計に応じて設定(更新)される。例えば利用者Xが1年間にx円以上の買い物をした場合、会員ランクは「2」(VIP)に設定される。また利用者Yが1年間にy円以上の買い物をした場合、会員ランクは最も高い「3」(VIP)に設定される。また利用者Zが1年間にz円以下の買い物をした場合、会員ランクは「1」(一般)(基準ランク)に設定される。なお、会員ランクは、購買履歴に基づいて設定されてもよい。
また、記憶部12には、利用者が利用者端末3でスキャンした商品の情報(選択商品情報S1)が記憶される。図8は、選択商品情報S1の一例を示す図である。図8に示すように、選択商品情報S1は、商品を選択した利用者の情報(氏名又はID)、選択された商品の情報(商品名、金額など)、決済が完了したか否かを示す情報(決済状況)などを含む。認証サーバ1の制御部11は、記憶部12の各種の情報を取得して、後述の認証処理(図12、図15参照)などの各処理を実行する。
なお、他の実施形態として、利用者情報U1の一部又は全部が、認証サーバ1から通信網N1及びN3を介してアクセス可能な他のサーバに記憶されてもよい。この場合、認証サーバ1の制御部11は、必要に応じて前記サーバから各種の情報を取得して、前記認証処理などの各処理を実行してもよい。また、他の実施形態として、利用者情報U1の一部又は全部が、ゲート装置2又は店舗端末(不図示)に記憶されてもよい。この場合、認証サーバ1の制御部11は、必要に応じてゲート装置2又は店舗端末から各種の情報を取得して、前記認証処理などの各処理を実行してもよい。また、他の実施形態として、利用者情報U1の一部又は全部が、認証サーバ1とゲート装置2(又は店舗端末)の両方に記憶されてもよい。
さらに、記憶部12には、制御部11に後述の認証処理(図12、図15参照)を実行させるための認証プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記認証プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、認証サーバ1が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより認証サーバ1を制御する。
具体的に、制御部11は、図6に示すように、ゲート情報取得部111、利用者情報取得部112、決済情報取得部113、決済処理部114、認証処理部115、通知処理部116などの各種の処理部を含む。なお、制御部11は、前記CPUで前記認証プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記認証プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
ゲート情報取得部111は、後述するゲート情報G1(ゲートの名称、識別情報、種類、ランク(優先度)、混雑状況、利用可否など)を利用者端末3から取得する。例えば、利用者端末3及びゲート装置2がデータ通信を行い、利用者端末3がゲート装置2からゲート情報G1を取得すると、ゲート情報取得部111は、利用者端末3から送信されるゲート情報G1を取得する。ゲート情報取得部111は、本発明の規制部情報取得部の一例である。
利用者情報取得部112は、利用者端末3から利用者情報U3を取得する。例えば、利用者情報取得部112は、利用者が店舗200に入店する際又は店舗200から退店する際に、利用者端末3から送信される利用者情報U3を取得する。また利用者情報取得部112は、利用者が店舗200において商品の決済指示を行った場合に利用者端末3から送信される利用者情報U3を取得する。
決済情報取得部113は、利用者が利用者端末3において前記決済指示を行った場合に利用者端末3から送信される決済情報P1及び利用者情報U3を取得する。
決済処理部114は、利用者情報U3に含まれる情報(決済事業者の情報)で特定される決済事業者において電子決済サービスを提供する決済サーバ4に決済用認証情報(決済要求)を送信して、商品の請求金額についての決済処理を実行する。前記決済用認証情報は、決済情報P1に含まれる金額(請求金額)、利用者情報U3に含まれる利用者のID及びパスワード、店舗の識別情報等を含む。決済処理が完了した場合、決済処理部114は、利用者が購入した商品の情報を、購買履歴として利用者情報U1(図7参照)に含める。
認証処理部115は、利用者がゲートの通路を通過することを許可するか又は禁止するか(許否)を決定する認証処理を実行する。例えば、利用者が店舗200に入店する場合に、認証処理部115は、ゲート情報G1及び利用者情報U3に基づいて、ゲート情報G1に対応するゲート(第1通行規制部)に対する前記許否を決定する処理(後述の入店認証処理)を実行する。また、例えば、利用者が店舗200から退店する場合に、認証処理部115は、ゲート情報G1、利用者情報U3、前記決済結果、及び選択商品情報S1に基づいて、ゲート情報G1に対応するゲート(第1通行規制部)に対する前記許否を決定する処理(後述の退店認証処理)を実行する。
通知処理部116は、利用者端末3に各種情報を送信する。例えば、通知処理部116は、利用者が店舗200に入店する際及び店舗200から退店する際に認証処理部115において実行される認証処理(後述の入店認証処理、退店認証処理)の認証結果を利用者端末3に送信する。また例えば、通知処理部116は、決済処理部114において実行される決済処理の決済結果を利用者端末3に送信する。
[ゲート装置2]
図6に示すように、ゲート装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、通信I/F24、ゲート25などを備える。ゲート装置2は、店舗200に配置される。
ゲート25は、店舗200の出入口及び店内に設置される。ゲート25は、例えば開閉可能な扉である。ゲート25が開いて通路が開放されると、利用者はゲート25の通路を通過することが可能となり、ゲート25が閉じて通路が閉鎖されると、利用者はゲート25の通路を通過することが不可能となる。なお、ゲート25は、本発明の通行規制部の一例である。ここでは、開閉可能な物理的な扉で構成されるゲート25を例に挙げるが、本発明の通行規制部は、これに限定されない。本発明の通行規制部は、物理的な扉であってもよいし、光を用いた電子的な扉であってもよいし、音声により利用者の通過を許可又は禁止する音声扉であってもよい。例えば、本発明の通行規制部が光を用いた扉である場合、ゲート装置2は、利用者の店舗200への入店を許可する場合に青い光を出射し、利用者の店舗200への入店を禁止する場合に赤い光を出射する。またゲート装置2は、前記光を通路に照射してもよい、隣り合うゲート装置2間を結ぶように照射してもよい。
通信I/F24は、ゲート装置2を無線(例えば、Bluetoothなどの近距離無線)で通信網N2に接続し、通信網N2を介して利用者端末3とのデータ通信を可能にする。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。例えば、表示部には、ゲート25の通路の通過を許可する旨のメッセージ、ゲート25の通路の通過を禁止する旨のメッセージなどが表示される。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、制御部21に後述のゲート制御処理(図12、図15参照)を実行させるためのゲート制御プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記ゲート制御処理は、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、ゲート装置2に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
また、記憶部22には、ゲート25の属性を示すゲート情報G1(ゲートの名称、識別情報、種類、ランク(優先度)、混雑状況、利用可否など)などのデータが記憶される。図9は、ゲート情報G1の一例を示す図である。ゲート情報G1は、店舗200に設置されるゲート25ごとに記憶部22に記憶される。図9に示すように、ゲート情報G1は、ゲートの名称、ID(識別情報)、種類(入店用、退店用)、ランク(通常用、大型用、VIP用)(優先度)、混雑状況(3(混雑)、2(通常)、1(空き))、利用可否(利用可、利用不可)など、ゲートの属性及び特性を示す情報を含む。またゲート情報G1は、利用者の属性を示す利用者情報U1に応じて予め設定される。前記優先度は、ゲート25に対する利用者の利便性に応じて予め設定される情報である。例えば、駐車場に近いゲート、利用客が少ないゲート、認証処理が速いゲートなど、利用者にとって利便性が高いゲートが、優先度が通常(基準値)より高い優先(VIP)ゲートに設定(登録)される。なお、ゲートのランク(優先度)は、例えば、店舗200の管理者により予め設定され、設定後、適宜更新されてもよい。ゲート情報G1は、本発明の規制部情報の一例である。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりゲート装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、検知処理部211、ゲート情報送信部212、認証結果取得部213、ゲート処理部214、通知処理部215などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記ゲート制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記ゲート制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
検知処理部211は、通信網N2を介して利用者端末3を検知する。例えば、利用者端末3がゲート装置2に近づくと、検知処理部211は、当該利用者端末3を検知する。
ゲート情報送信部212は、検知処理部211により検知される利用者端末3に、ゲート情報G1を送信する。例えば、ゲート装置2Bの検知処理部211が利用者端末3Xを検知した場合に(図2参照)、ゲート装置2Bのゲート情報送信部212は、利用者端末3Xに、ゲートBに関するゲート情報G1を送信する。ゲート情報送信部212は、本発明の規制部情報送信部の一例である。
認証結果取得部213は、認証サーバ1の認証処理部115において実行される認証処理(後述の入店認証処理、退店認証処理)の認証結果を、利用者端末3から取得する。前記認証結果は、ゲート25の通路の通過を許可する結果(通過許可)、又は、ゲート25の通路の通過を禁止(拒否)する結果(通過禁止)である。また、前記認証結果は、ゲート情報G1を含む。
ゲート処理部214は、認証結果取得部213により取得される認証結果に基づいて、ゲート25の動作(開閉など)を制御する。例えば、ゲート処理部214は、利用者XによるゲートBの通路の通過を許可(通過許可)された場合、すなわち利用者端末3から通過許可の認証結果を取得した場合に、ゲートBを開いて通路を開放する。一方、ゲート処理部214は、利用者XによるゲートBの通路の通過を禁止(通過禁止)された場合、すなわち利用者端末3から通過許可の認証結果を取得しなかった場合に、ゲートBを閉じて通路を閉鎖する。ゲート処理部214は、本発明の規制部処理部の一例である。
通知処理部215は、ゲート25の動作状態を利用者端末3に通知する。例えば、通知処理部215は、ゲート25の通路が通過可能の状態であることを示す情報、又は、ゲート25の通路が通過禁止の状態であることを示す情報を、利用者端末3に通知する。
[買い物処理]
以下、図10及び図11を参照しつつ、情報処理システム100において実行される買い物処理について説明する。例えば、前記買い物処理は、利用者が、利用者端末3を所持して店舗200に来店することによって開始される。なお、前記買い物処理は、利用者が利用者端末3における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。前記買い物処理には、認証サーバ1において実行される決済処理及び認証処理(入店認証処理、退店認証処理)と、ゲート装置2において実行されるゲート制御処理とが含まれる。前記買い物処理は、本発明の情報処理方法の一例である。
なお、ここで説明する前記買い物処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。また、前記買い物処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは認証サーバ1の制御部11、ゲート装置2の制御部21、及び利用者端末3の制御部31によって前記買い物処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、他の実施形態では、他の複数のプロセッサーによって前記買い物処理における各ステップが分散して実行されてもよい。
ここでは、上述した例と同様に、利用者Xが、店舗200に来店し、店舗200において自身の利用者端末3Xを利用して所望の商品を購入(決済)し、店舗200を退店するまでの一連の流れに対応させて、情報処理システム100において実行される買い物処理の具体例を説明する。
<ステップS101>
先ず、ステップS101において、利用者Xは利用者端末3Xを所持して入口側の任意のゲート25(以下、ゲートEとする。)に近づく(来店)。なお、利用者Xは、利用者端末3Xを任意のゲート装置2(例えば、ゲート装置2E)に翳す操作を行ってもよい。
<ステップS102>
ステップS102において、利用者端末3XとゲートEを制御するゲート装置2Eとがデータ通信を行い、ゲート装置2Eの制御部21(検知処理部211)が利用者端末3Xを検知する。
<ステップS103>
ステップS103において、ゲート装置2Eの制御部21(ゲート情報送信部212)は、ゲートEに関するゲート情報G1を利用者端末3Xに送信する。
<ステップS104>
ステップS104において、利用者端末3Xの制御部31は、ゲート装置2EからゲートEに関するゲート情報G1を取得すると、ゲート情報G1と利用者Xに関する利用者情報U3(利用者IDなど)とを、認証サーバ1に送信する(入店認証要求)。
<ステップS105>
ステップS105において、認証サーバ1の制御部11(ゲート情報取得部111)は、利用者端末3Xから送信されるゲートEに関するゲート情報G1を取得し、認証サーバ1の制御部11(利用者情報取得部112)は、利用者端末3Xから送信される利用者情報U3を取得する。続いて、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、ゲートEに関するゲート情報G1及び利用者情報U3に基づいて、ゲート情報G1に対応するゲートE(第1通行規制部)の通路を利用者Xが通過することを許可するか又は禁止するか(許否)を決定する認証処理(入店認証処理)を実行する。
ここで、図12を参照しつつ、認証サーバ1において実行される入店認証処理について説明する。
[入店認証処理]
<ステップS201>
先ず、ステップS201において、認証サーバ1は、利用者端末3Xから入店認証要求を取得する。具体的には、認証サーバ1の制御部11(ゲート情報取得部111)が、ゲートEに関するゲート情報G1を利用者端末3Xから取得し、認証サーバ1の制御部11(利用者情報取得部112)が、利用者Xの利用者情報U3(利用者IDなど)を利用者端末3Xから取得する。
<ステップS202>
ステップS202において、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、認証サーバ1の記憶部12に記憶される利用者情報U1(利用者ID(会員番号)、有効期限など)に基づいて、利用者Xが店舗200の正規会員か否かを判定する。例えば、利用者Xの会員登録の有効期限が残っている場合に、制御部11(認証処理部115)は、利用者Xを正規会員と判定し、処理はステップS203に移行する。一方、利用者Xの会員登録の有効期限を過ぎている場合に、制御部11(認証処理部115)は、利用者Xを非正規会員と判定し、処理はステップS205に移行する。
<ステップS203>
ステップS203において、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、ゲート情報G1(図9参照)に基づいて、ゲートEが利用可能な状態であるか否かを判定する。例えば、利用者がゲートEを利用可能である場合、処理はステップS204に移行し、利用者がゲートEを利用可能でない場合、処理はステップS205に移行する。各ゲートが利用可能な状態であるか否かは、例えば、店舗200の管理者により適宜設定されてもよいし、ゲート装置2の制御部21により設定されてもよい。
<ステップS204>
ステップS204において、認証サーバ1の制御部11(通知処理部116)は、利用者XがゲートEの通路を通過することを許可する許可通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。
<ステップS205>
ステップS205において、認証サーバ1の制御部11(通知処理部116)は、利用者XがゲートEの通路を通過することを禁止する禁止通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。
以上の入店認証処理(図10のS105)が終了すると、ステップS106(図10参照)に移行する。なお、認証サーバ1は、ゲートEの通路の通過を禁止する場合、他のゲート(ゲートF,G)の通路の通過も禁止する処理を実行してもよい。この場合、認証サーバ1は、利用者Xに会員登録(更新)の情報(案内)を通知してもよい。例えば、利用者Xの利用者端末3Xには、図13に示す画面が表示される。
<ステップS106>
ステップS106において、利用者端末3Xは、認証サーバ1から前記認証結果(許可通知又は禁止通知)を取得すると、前記認証結果をゲート装置2Eに送信する。
<ステップS108>
ステップS108において、ゲート装置2Eの制御部21(ゲート処理部214)は、利用者端末3Xから前記許可通知を取得した場合に(S107:YES)、ゲートEを開いて通路を開放する。
<ステップS109>
ステップS109において、ゲート装置2Eの制御部21(ゲート処理部214)は、利用者端末3Xから前記禁止通知を取得した場合に(S107:NO)、ゲートEを閉じて通路を閉鎖する。
<ステップS110>
ステップS110において、利用者XはゲートEの通路を通過して店舗200に入店する。このとき、利用者Xの利用者端末3Xには、図3の(a)に示す画面が表示される。これにより、利用者Xは、店内において商品の購入操作を行うことが可能となる。
<ステップS111>
ステップS111において、利用者Xは、購入を希望する商品に付与されたバーコードを、利用者端末3Xのカメラ35により撮像(スキャン)する。例えば利用者が3点の商品a,b,cをスキャンした場合、利用者端末3Xには、図3の(b)に示す画面が表示され、前記商品の情報(選択商品情報S1(図8参照))が認証サーバ1の記憶部12に記憶される。
<ステップS112>
ステップS112において、利用者Xは、図3の(b)に示す画面において、「支払い」を選択(決済指示)する。なお、利用者Xは、クーポンなどを利用してもよい。すると、利用者端末3Xの制御部31(通知処理部313)は、決済情報P1及び利用者情報U3を認証サーバ1に送信する。
<ステップS113>
ステップS113において、認証サーバ1の制御部11(決済処理部114)は、利用者端末3Xから決済情報P1及び利用者情報U3を取得すると、決済サーバ4に決済要求を送信して、商品a,b,cの請求金額(5000円)についての決済処理を実行する。決済処理が終了すると、認証サーバ1の制御部11(通知処理部116)は、利用者端末3Xに決済結果(決済完了通知、決済未完了通知)を通知する。なお、決済が完了した場合、決済処理部114は、選択商品情報S1(図8参照)の決済状況を「未決済」から「完了」に更新する。
<ステップS114>
ステップS114において、利用者端末3Xが、決済が完了した旨の通知(決済完了通知)を認証サーバ1から取得した場合(S114:YES)、処理はステップS115(図12参照)に移行し、利用者端末3Xが、決済が完了していない旨の通知(決済未完了通知)を認証サーバ1から取得した場合(S114:NO)、処理はステップS112に戻る。決済が完了しない場合、利用者Xの利用者端末3Xには、例えば図14に示す画面が表示される。
ステップS112に戻った場合、利用者Xは、例えば、選択した商品a,b,cの何れかをキャンセルして再度決済指示を行ったり、利用するクレジットカードを変更して再度決済指示を行う。
<ステップS116>
前記決済が完了すると、利用者Xは退店するために任意のゲート(以下、ゲートAとする。)の方向に移動する。利用者Xが、利用者端末3X及びゲート装置2Aがデータ通信可能なエリア(所定エリア)に進入すると(S115)、ゲート装置2Aの制御部21(検知処理部211)は、利用者端末3Xを検知する。
<ステップS117>
ステップS117において、ゲート装置2Aの制御部21(ゲート情報送信部212)は、ゲートAに関するゲート情報G1を利用者端末3Xに送信する。
<ステップS118>
ステップS118において、利用者端末3Xの制御部31は、ゲート装置2AからゲートAに関するゲート情報G1を取得すると、ゲート情報G1と利用者Xに関する利用者情報U3(利用者IDなど)とを、認証サーバ1に送信する(退店認証要求)。
<ステップS119>
ステップS119において、認証サーバ1の制御部11(ゲート情報取得部111)は、利用者端末3Xから送信されるゲートAに関するゲート情報G1を取得し、認証サーバ1の制御部11(利用者情報取得部112)は、利用者端末3Xから送信される利用者情報U3を取得する。続いて、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、ゲートAに関するゲート情報G1、利用者情報U3、決済情報P1、前記決済結果、及び選択商品情報S1に基づいて、ゲート情報G1に対応するゲートA(第1通行規制部)の通路を利用者Xが通過することを許可するか又は禁止するか(許否)を決定する認証処理(退店認証処理)を実行する。
ここで、図15を参照しつつ、認証サーバ1において実行される退店認証処理について説明する。
[退店認証処理]
<ステップS301>
先ず、ステップS301において、認証サーバ1は、利用者端末3Xから退店認証要求を取得する。具体的には、認証サーバ1の制御部11(ゲート情報取得部111)が、ゲートAに関するゲート情報G1を利用者端末3Xから取得し、認証サーバ1の制御部11(利用者情報取得部112)が、利用者Xの利用者情報U3(利用者IDなど)を利用者端末3Xから取得する。
<ステップS302>
ステップS302において、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、前記決済結果に基づいて、決済が完了しているか否かを判定する。決済が完了している場合(S302:YES)、処理はステップS303に移行し、決済が完了していない場合(S302:NO)、処理はステップS306に移行する。例えば、利用者Xが商品をスキャンしたにもかかわらず決済指示を行わなかった場合(図8参照)、認証処理部115は、決済が完了していないと判定する。
<ステップS303>
ステップS303において、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、例えば、ゲートAに関するゲート情報G1(図9参照)と、利用者情報U1(図7参照)及び決済情報P1に含まれる商品の情報(商品名、商品内容、金額、特性(大きさ、重さ))のうち少なくとも何れか一方とに基づいて、ゲートAが利用可能な状態であるか否かを判定する。例えば、ゲートAが大型商品の通過に対応しておらず(ゲート情報G1)、購入された商品の大きさが大きい(商品の情報、特性)場合、認証処理部115は、ゲートAを利用可能でないと判定する。また、ゲートAが一般人用にランク設定されており(ゲート情報G1)、利用者が高齢者(利用者情報U1)の場合、認証処理部115は、ゲートAを利用可能でないと判定する。認証処理部115が、ゲートAを利用可能であると判定した場合(S303:YES)、処理はステップS305に移行し、認証処理部115が、ゲートAを利用可能でないと判定した場合(S303:NO)、処理はステップS304に移行する。
<ステップS304>
ステップS304において、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、複数のゲートのうち、利用者Xが通過することを許可するゲート(許可ゲート:第2通行規制部)を決定する。具体的には、認証処理部115は、利用者の年齢、性別、前記店舗における購買履歴、及び、前記店舗において設定される会員ランクのうち少なくとも何れか一つの利用者情報U1と、各ゲートのゲート情報G1と、決済情報P1とに基づいて、前記許可ゲートを決定する。例えば、利用者Xが高齢者である場合(図7参照)、認証処理部115は、ゲートAの利用を不可と判定し(S303:NO)、優先(VIP)ゲートC(図9参照)を許可ゲートに決定する。また例えば、利用者Yの会員ランクが基準ランク「1」(一般)より高い「3」である場合(図7参照)、認証処理部115は、ゲートAの利用を不可と判定し(S303:NO)、優先度が基準値(通常)より高い優先(VIP)ゲートC(図9参照)を許可ゲートに決定する。
<ステップS305>
ステップS305において、認証サーバ1の制御部11(通知処理部116)は、利用者Xが所定のゲートの通路を通過することを許可する許可通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。例えば、通知処理部116は、利用者XがゲートCの通路を通過することを許可する許可通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。また、通知処理部116は、利用者端末3Xに優先ゲート(ゲートC)の利用を促す旨のメッセージ(退店案内)を送信してもよい。これにより、利用者Xの利用者端末3Xには、図16に示す画面が表示される。
なお、ゲートAが利用可能な状態である場合(S303:YES)、通知処理部116は、利用者XがゲートAの通路を通過することを許可する許可通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。
<ステップS306>
ステップS306において、認証サーバ1の制御部11(通知処理部116)は、利用者XがゲートAの通路を通過することを禁止する禁止通知(認証結果)を利用者端末3Xに送信する。
以上の退店認証処理(図11のS119)が終了すると、ステップS120に移行する。
<ステップS120>
ステップS120において、利用者端末3Xは、認証サーバ1から前記認証結果(許可通知又は禁止通知)を取得すると、前記認証結果をゲート装置2Aに送信する。
<ステップS122>
ステップS122において、ゲート装置2Aの制御部21(ゲート処理部214)は、利用者端末3XからゲートAについて前記許可通知を取得した場合(S121:YES)、ゲートAを開いて通路を開放する。ゲートAが開いた場合、利用者Xは退店することが可能となる(S124)。
<ステップS123>
ステップS123において、ゲート装置2Aの制御部21(ゲート処理部214)は、利用者端末3Xから前記禁止通知を取得した場合(S121:NO)、ゲートAを閉じて通路を閉鎖する。
ここで、利用者Xが図16に示すメッセージを確認して、ゲートCに移動した場合、ゲート装置2Cの制御部21(ゲート処理部214)は、利用者端末3Xから、ゲートCについて前記許可通知を取得する。これにより、ゲート処理部214は、ゲートCを開いて通路を開放する。これにより、利用者Xは、ゲートCの通路を通過して退店する(S124)。以上のようにして、買い物処理が実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム100では、店舗200の利用者は、店内で自身の利用者端末3で商品の購入処理(決済)を行った後、所定のゲート25の通路を通過して店舗200を退店することができる。また、ゲート装置2は、利用者が適切に決済を完了したことを確認した場合にゲート25を開閉するため、利用者の不正行為を防止することができる。これにより、利用者が適切に決済を完了したか否かを店員が確認する必要がなくなる。このため、店員の確認作業に要する時間を省力することができる。よって、店舗200の省力化を図るとともに店舗200を利用する利用者の利便性を向上させることができる。
また、ゲート装置2は、利用者端末3とデータ通信を行うことができればよいため、店内LAN又はインターネットなどのネットワークを構築する必要がない。さらに、利用者は、退店する際に当該利用者に適したゲート25(許可ゲート)を知ることができるため、買い物を終了した後にスムーズに退店することができる。また、ゲート装置2は、ネットワークを構築する必要がないため、既存の店舗200に容易に設置することができる。
本発明の情報処理システム100は、上述の実施形態に限定されず、以下に示す形態であってもよい。
他の実施形態として、認証サーバ1は、決済処理(図10のS113)を実行する際に、利用者が利用すべきゲート25(許可ゲート)を決定してもよい。具体的に、認証サーバ1の制御部11(決済処理部114)は、利用者端末3Xから決済情報P1及び利用者情報U3を取得すると、決済サーバ4に決済要求を送信して、商品a,b,cの請求金額(5000円)についての決済処理を実行する。決済が適切に完了すると、認証サーバ1の制御部11(認証処理部115)は、利用者情報U1(図7参照)、及び、決済情報P1に含まれる商品の情報(商品名、商品内容、金額、特性(大きさ、重さ))に基づいて、利用者Xに適した許可ゲート(上述の例では、ゲートC)を決定する。この場合、利用者Xの利用者端末3Xには、例えば図17に示す画面が表示される。
これにより、利用者Xは、決済完了時に退店ゲート(ゲートC)の情報を取得する。この構成によれば、利用者Xは、ゲート付近にいなくても前記退店ゲート(許可ゲート)の情報を取得することができるため、決済完了後に、よりスムーズに退店することができる。
また他の実施形態として、情報処理システム100は、前記退店認証処理(図15参照)において、複数のゲートの中から、様々な情報に基づいて、利用者Xが利用(通過)することを許可するゲート(許可ゲート)を決定する。例えば、利用者Yは、会員ランクが「3(VIP)」に登録され(図7参照)、商品の決済金額が高額(23000円)であるため(図8参照)、認証サーバ1は、優先(VIP)ゲートC(図9参照)を、利用者Yに利用を許可する許可ゲートに決定する。また、例えば、利用者Zは、会員ランクが「1(一般)」(基準値)に登録され(図7参照)、商品の決済金額が少額(500円)であるため(図8参照)、認証サーバ1は、通常ゲートA(図9参照)を、利用者Zに利用を許可する許可ゲートに決定する。また、例えば、利用者Xが女性の場合、認証サーバ1は、女性専用のゲート(不図示)を許可ゲートに決定してもよい。
また、認証サーバ1は、ゲート情報G1に含まれるゲートの混雑状況に基づいて、許可ゲートを決定してもよい。例えば、利用者XがゲートAを利用して退店しようとしている場合において、ゲートAが混雑している場合(図9参照)、認証サーバ1は、ゲートAを利用可能な状態でないと判定し、他の空いているゲートCを許可ゲートに決定する。このように、認証処理部115は、利用者情報U1とゲート情報G1と決済情報P1とのうち少なくとも何れか1つの情報に基づいて、許可ゲートを決定する。
また他の実施形態として、利用者Yがゲート装置2DのゲートDの通路を通過して店内のスペース210(図2参照)を利用する場合、認証サーバ1は、前記入店認証処理(図12参照)と同様の処理を実行する。すなわち、ゲートDの通路の通過に際しては、認証サーバ1は、決済が完了したか否かの処理を省略してもよい。なお、利用者Yが店内で商品(飲食物)を購入し、購入した商品をスペース210(所謂、イートインスペース)に持ち込んで飲食する場合、認証サーバ1は、ゲートDの通路の通過に際して、決済が完了したか否かの処理を実行する。
ここで、スペース210は、様々な用途に適用することができる。例えば、スペース210は、店外に設置される駐車場であってもよい。この場合、ゲートDは駐車場に近接しており、利用者にとって利便性が良い。そこで、例えば店舗200の管理者は、ゲートDを優先(VIP)ゲートに登録する。これにより、例えば、認証サーバ1は、高齢者、高額商品の購入者、VIPに登録された利用者に対して、ゲートDを許可ゲートに決定し、ゲートDの利用を促す。なお、認証サーバ1は、ゲートDの通路の通過に際して、決済が完了したか否かの処理を実行する。
また、例えば、スペース210は、店内に設置されるトイレであってもよい。この場合、認証サーバ1は、ゲートDの通路の通過に際して、決済が完了したか否かの処理を実行する。
上述の実施形態に係る情報処理システム100では、認証サーバ1は、ゲート装置2が利用者端末3を検知し、ゲート装置2及び利用者端末3がデータ通信を開始してから、認証処理(入店認証処理、退店認証処理)を実行している。他の実施形態として、認証サーバ1は、GPS(登録商標)などにより利用者端末3の位置情報を取得して時点で、認証処理を実行してもよい。この場合、さらに、認証サーバ1は、所定のエリアに進入した利用者端末3を検知したときに、認証サーバ1の記憶部12に予め記憶されるゲート情報G1に基づいて、利用者が通過することを許可するゲート(許可ゲート)を決定してもよい。
上述の実施形態に係る情報処理システム100では、各ゲート装置2が互いに共通の構成を備えている。他の実施形態として、店舗200に1つのゲート装置2が設置され、当該ゲート装置2が、複数のゲート25を管理及び制御する構成であってもよい。また、他の実施形態として、入店用のゲート装置2は、入店時に利用者のIDを取得し、利用者が正規会員であることを確認した場合にゲートを開いて通路を開放する構成でもよい。この場合、入店用のゲート装置2は、ゲート情報送信部212、認証結果取得部213、及び通知処理部215を省略することができる。
また他の実施形態として、認証サーバ1の制御部11に入店認証処理(図12参照)及び退店認証処理(図15参照)を実行させるための認証プログラムなどの制御プログラムが、アプリケーションソフトウェアプログラムとして、ネットワーク(インターネット)を介して利用者端末3にダウンロードされてもよい。例えば、利用者Xが店舗200の会員登録を行って、前記アプリケーションソフトウェアプログラムを利用者端末3X(スマートフォンなど)にダウンロード(インストール)することにより、店舗200に導入される買い物処理(システム)を利用することが可能となる。
また、店舗200に設置される店舗端末が、前記認証プログラムなどの制御プログラムを含み、店舗端末の制御部に入店認証処理(図12参照)及び退店認証処理(図15参照)を実行させてもよい。さらに、前記店舗端末が、前記ゲート制御処理を実行させるためのゲート制御プログラムなどの制御プログラムを含み、複数のゲート25の動作を制御してもよい。
上述の実施形態に係る情報処理システム100では、入店用のゲート装置2(2E,2F,G)と、退店用のゲート装置2(2A,2B,2C)とが、区別して設けられている。他の実施形態として、各ゲート装置2が、入店用及び退店用として設けられてもよい。すなわち、各ゲート装置2が、入店時の入店認証処理と、退店時の退店認証処理とを実行してもよい。これにより、各ゲート装置2は、入店時のゲートの開閉制御と、退店時のゲートの開閉制御とを行う。よって、店舗200に設置するゲート装置2の台数を削減することができる。
なお、上述した決済処理は、一例であって、情報処理システム100は、他の決済処理を採用してもよい。例えば、利用者は、店舗端末に表示されるQRコードを利用者端末3で読み取って決済処理を行ってもよい。また、商品に付与されるバーコードを利用者端末3が読み取り、利用者端末に表示されるQRコードを店舗端末が読み取り、店舗端末が決済処理を行ってもよい。
100 情報処理システム
200 店舗
1 認証サーバ
11 制御部
111 ゲート情報取得部
112 利用者情報取得部
113 決済情報取得部
114 決済処理部
115 認証処理部
116 通知処理部
2 ゲート装置
21 制御部
25 ゲート
211 検知処理部
212 ゲート情報送信部
213 認証結果取得部
214 ゲート処理部
215 通知処理部
3 利用者端末
31 制御部
35 カメラ
311 読取処理部
312 表示処理部
313 通知処理部

Claims (7)

  1. 店舗において利用者が選択する商品の決済の情報と、当該商品の特性を示す情報とを含む決済情報を取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部により取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行する決済処理部と、
    前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得する規制部情報取得部と、
    前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報取得部により取得される前記規制部情報と、前記商品の特性とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定する認証処理部と、
    前記認証処理部による認証結果に基づいて前記通行規制部の動作を制御する規制部処理部と、
    を備え
    前記認証処理部は、複数の前記通行規制部のうち第1通行規制部が利用可能な状態であるか否かを、前記商品の特性と前記第1通行規制部の前記規制部情報とに基づいて判定し、
    前記認証処理部は、前記決済が完了している場合であって、かつ前記第1通行規制部が利用可能な状態でない場合に、前記商品の特性と複数の前記通行規制部それぞれの前記規制部情報とに基づいて、複数の前記通行規制部のうち、前記利用者が通過することを許可する第2通行規制部を決定し、
    前記規制部処理部は、前記第1通行規制部の通路を閉鎖し、前記第2通行規制部の通路を開放する、情報処理システム。
  2. 前記決済情報取得部は、前記利用者が前記店舗で利用する利用者端末から、前記決済情報を取得し、
    前記情報処理システムは、前記認証処理部による認証結果を前記利用者端末に送信する通知処理部をさらに備え、
    前記規制部処理部は、前記利用者端末から取得する前記認証結果に基づいて、前記通行規制部の動作を制御する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記利用者端末を検知する検知処理部と、
    前記検知処理部により検知される前記利用者端末に前記規制部情報を送信する規制部情報送信部と、
    をさらに備える請求項に記載の情報処理システム。
  4. 店舗において利用者が選択する商品の決済の情報と、当該商品の特性を示す情報とを含む決済情報を取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部により取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行する決済処理部と、
    前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得する規制部情報取得部と、
    前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報取得部により取得される前記規制部情報と、前記商品の特性とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定する認証処理部と、
    を備え
    前記認証処理部は、複数の前記通行規制部のうち第1通行規制部が利用可能な状態であるか否かを、前記商品の特性と前記第1通行規制部の前記規制部情報とに基づいて判定し、
    前記認証処理部は、前記決済が完了している場合であって、かつ前記第1通行規制部が利用可能な状態でない場合に、前記商品の特性と複数の前記通行規制部それぞれの前記規制部情報とに基づいて、複数の前記通行規制部のうち、前記利用者が通過することを許可する第2通行規制部を決定する、情報処理装置。
  5. 店舗に設置される通行規制部と、
    前記店舗を利用する利用者の利用者端末を検知する検知処理部と、
    前記検知処理部により検知される前記利用者端末に、前記通行規制部の属性を示す規制部情報を送信する規制部情報送信部と、
    前記利用者が選択する商品の決済が完了したか否かを示す決済結果と、前記規制部情報と、前記商品の特性とに基づいて決定される、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを示す認証結果を、前記利用者端末から取得する認証結果取得部と、
    前記認証結果取得部により取得される前記認証結果に基づいて前記通行規制部の動作を制御する規制部処理部と、
    を備え、
    前記認証結果取得部は、複数の前記通行規制部のうち第1通行規制部が利用可能な状態であるか否かを、前記商品の特性と前記第1通行規制部の前記規制部情報とに基づいて判定した前記認証結果を、前記利用者端末から取得し、
    前記認証結果取得部は、前記決済が完了している場合であって、かつ前記第1通行規制部が利用可能な状態でない場合に、前記商品の特性と複数の前記通行規制部それぞれの前記規制部情報とに基づいて、複数の前記通行規制部のうち、前記利用者が通過することを許可する第2通行規制部を決定した前記認証結果を、前記利用者端末から取得し、
    前記規制部処理部は、前記第1通行規制部の通路を閉鎖し、前記第2通行規制部の通路を開放する、通行規制装置。
  6. コンピュータが、
    店舗において利用者が選択する商品の決済の情報と、当該商品の特性を示す情報とを含む決済情報を取得し、
    取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行し、
    前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得し、
    前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、取得される前記規制部情報と、前記商品の特性とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定し、
    複数の前記通行規制部のうち第1通行規制部が利用可能な状態であるか否かを、前記商品の特性と前記第1通行規制部の前記規制部情報とに基づいて判定し、
    前記決済が完了している場合であって、かつ前記第1通行規制部が利用可能な状態でない場合に、前記商品の特性と複数の前記通行規制部それぞれの前記規制部情報とに基づいて、複数の前記通行規制部のうち、前記利用者が通過することを許可する第2通行規制部を決定し、
    前記第1通行規制部の通路を閉鎖し、前記第2通行規制部の通路を開放する、情報処理方法。
  7. 店舗において利用者が選択する商品の決済の情報と、当該商品の特性を示す情報とを含む決済情報を取得するステップと、
    取得される前記決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、
    前記店舗に設置される通行規制部の属性を示す規制部情報を取得するステップと、
    前記決済が完了したか否かを示す決済結果と、取得される前記規制部情報と、前記商品の特性とに基づいて、前記通行規制部の通路を前記利用者が通過することを許可するか又は禁止するかを決定するステップと、
    複数の前記通行規制部のうち第1通行規制部が利用可能な状態であるか否かを、前記商品の特性と前記第1通行規制部の前記規制部情報とに基づいて判定するステップと、
    前記決済が完了している場合であって、かつ前記第1通行規制部が利用可能な状態でない場合に、前記商品の特性と複数の前記通行規制部それぞれの前記規制部情報とに基づいて、複数の前記通行規制部のうち、前記利用者が通過することを許可する第2通行規制部を決定するステップと、
    前記第1通行規制部の通路を閉鎖し、前記第2通行規制部の通路を開放するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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