JP7372056B2 - 店舗業務管理システム、管理装置、店舗業務管理方法及び店舗業務管理プログラム - Google Patents

店舗業務管理システム、管理装置、店舗業務管理方法及び店舗業務管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、店舗における業務を管理する店舗業務管理システム、管理装置、店舗業務管理方法及び店舗業務管理プログラムに関する。
従来、店舗業務の利便性を高めるシステムが知られている。例えば、特許文献1は、商品の在庫を管理するシステムを開示している。また、特許文献2は、商品の販売を支援するシステムを開示しており、特許文献3は顧客の管理を行うシステムを開示している。また、特許文献4は、勤怠の管理を行うシステムを開示している。
特開2014-127177号公報 特開2016-218983号公報 特開2014-194611号公報 特開2014-154105号公報
しかしながら、従来の技術では、店舗の業務を1つのシステムで統合的に支援することができなかった。店舗では、店員間の情報共有、商品の検品、店員の教育や評価、顧客向けのサービスなど多種多様な側面から見た支援機能が必要となるが、これらを統合して提供することは行われていない。
その結果、既存システムを継続して使用しながら、新たな支援機能に対応するシステム構築を行って店舗業務の効率化を図らざるを得ず、初期導入時のコスト上昇、導入までの期間の長期化を要するという問題が生じていた。加えて、店舗業務における各機能は、相互に関連していることが多いにも関わらず、個別に機能を導入していたのでは、店舗業務を効率化するうえでのボトルネックとなってしまうという問題も生ずる。
これらのことから、店舗の業務を支援する複数の機能群を1システムで提供することにより、実際に行われる店舗業務の実情に即した円滑なサービスを提供し、店舗業務を効率化することが重要な課題となっていた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、店舗業務の効率化を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置とを有する店舗業務管理システムであって、前記管理装置は、第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、前記第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携して起動する第2の機能プログラムが存在するか否かを判定し、前記判定手段により、前記第1の機能プログラムと連携して起動する第2の機能プログラムが存在すると判定された場合には、前記第2の機能プログラムを起動する起動手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置であって、前記管理装置は、第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置とを有する店舗業務管理システムが実行する店舗業務管理方法であって、前記管理装置が、第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定ステップと、前記管理装置が、前記判定ステップにより、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と通信可能に設けられ、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置で実行される店舗業務管理プログラムであって、第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手順と、前記判定手順により、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手順とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、店舗業務の効率化を実現することができる。
図1は、店舗業務管理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、店舗業務管理システムの構成を示すシステム構成図である。 図3は、図2に示したサーバ装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図2に示した店員端末装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、サーバ装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、機能の具体例についての説明図である。 図7は、機能連携の具体例についての説明図である。 図8は、機能連携の具体例についての説明図である(その1)。 図9は、機能連携の具体例についての説明図である(その2)。 図10は、機能連携の具体例についての説明図である(その3)。 図11は、機能連携の具体例についての説明図である(その4)。 図12は、機能連携の具体例についての説明図である(その5)。
以下、添付図面を参照して、実施の形態に係る店舗業務管理システムを説明する。
図1は、店舗業務管理システムの概念を説明するための説明図である。図1に示した店舗業務管理システムでは、店舗における業務を管理するサーバ装置10が、複数の機能群(コミュニケーション機能、商品機能、セキュリティ機能、顧客機能、店員機能)を有する。
コミュニケーション機能は、店員との情報伝達に関する機能である。具体的には、通話、連絡先管理及び情報共有に関する機能がコミュニケーション機能に含まれる。商品機能は、商品の管理に関する機能である。具体的には、在庫及び販売の管理に関する機能が商品機能に含まれる。セキュリティ機能は、来店者への対応などに関する機能である。具体的には、来店者の画像を取得し、予め登録した人物の特徴情報と比較して、個別の対応を要する人物を識別する機能や店員を識別して不正を防止する機能がセキュリティ機能に含まれる。顧客機能は、顧客の管理に関する機能である。具体的には、顧客情報の管理、特典の付与及び案内情報の提供を行う機能が顧客機能に含まれる。店員機能は、店員の管理に関する機能である。具体的には、店員の勤務状態の管理、教育の管理及び評価の管理を行う機能が店員機能に含まれる。
サーバ装置10は、店舗に設置されたPOS(Point of sale system)端末装置50などの各種装置や、店舗のスタッフである店員の操作を受け付ける店員端末装置30などと通信し、各種機能を提供することができる。
さらに、サーバ装置10は、複数の機能群を互いに連携させることが可能である。図1では、サーバ装置10は、POS端末装置50から販売情報を受信し、商品機能で在庫管理を行っている。この商品機能は、コミュニケーション機能に属する掲示板と連携しており、掲示板に在庫数を投稿し、適宜更新する。このため、店員が店員端末装置30を操作して掲示板にアクセスすることで、その時点の在庫数を確認することができる。
このように、サーバ装置10は、店舗の業務を支援する複数の機能群を1システムで統合的に提供し、複数の機能を連携させることができるので、実際に行われる店舗業務の実情に即した円滑なサービスを提供し、店舗業務を効率化することできる。
複数の機能の連携には、所定の機能より他の機能を起動する機能連動と、所定の機能により他の機能を制限する機能制限とがあるが、これらの機能の連携の具体例については後述する。
次に、店舗業務管理システムの構成について説明する。図2は、店舗業務管理システムの構成を示すシステム構成図である。図2に示したように、店舗には、複数のカメラ80や店舗管理装置20などの装置が設置されている。カメラ80は、店舗の出入口や売り場などに設置され、顧客や店員を撮像し、得られた画像を店舗管理装置20に送信する。店舗管理装置20は、所定のネットワークを介して店舗外のサーバ装置10と通信可能であり、店舗内の各装置とサーバ装置10との間の通信を中継する。具体的には、店舗管理装置20は、カメラ80が撮像した画像をサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10は、店舗の業務を管理する装置であり、既に説明したように、互いに連携する複数の機能群を有する。なお、サーバ装置10は、複数の店舗の業務を管理可能であり、複数の店舗は図2に図示した店舗と同様の構成を有する。また、サーバ装置10は、POSシステムや他のシステムと接続することも可能である。さらに,サーバ装置10は、物理的に1つの装置である必要は無く、クラウドサーバであってもよい。
店員端末装置30は、販売員などの店員の操作を受け付ける装置であり、所定のネットワークを介してサーバ装置10と通信し、サーバ装置10が提供する各種の機能を利用することができる。
顧客端末装置40は、顧客の携帯端末装置である。顧客端末装置40は、所定のネットワークを介してサーバ装置10と通信し、顧客の認証、特典の受け取りなどを行うことができる。
店員端末装置30や顧客端末装置40としては、スマートフォンやタブレットなどを用いることができる。また、店舗の管理者である店員の操作を受け付ける管理端末装置を設け、サーバ装置10と通信可能としてもよい。また、図示を省略したが、POS端末装置50は、サーバ装置10と通信し、商品の販売に関する情報をサーバ装置10に送信することで、販売管理を行うことができる。
図3は、図2に示したサーバ装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ装置10は、表示部11、入力部12、通信部13、記憶部14及び制御部15を有する。
表示部11は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。入力部12は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。通信部13は、店舗管理装置20や他の装置と通信を行う通信インタフェースである。記憶部14は、ハードディスク装置等の記憶デバイスであり、各種機能に関するデータを記憶する。
制御部15は、サーバ装置10を全体制御する制御部であり、コミュニケーション機能部15a、商品機能部15b、セキュリティ機能部15c、顧客機能部15d及び店員機能部15eを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、コミュニケーション機能部15a、商品機能部15b、セキュリティ機能部15c、顧客機能部15d及び店員機能部15eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
コミュニケーション機能部15aは、通話、連絡先管理及び情報共有に関する機能など、店員との情報伝達に関する機能を提供する。商品機能部15bは、在庫及び販売の管理に関する機能など、商品の管理に関する機能を提供する。
セキュリティ機能部15cは、来店者の画像を取得し、予め登録した人物の特徴情報と比較して、個別の対応を要する人物を識別するなど、セキュリティに関する機能を提供する。顧客機能部15dは、顧客情報の管理、特典の付与及び案内情報の提供等、顧客の管理に関する機能を提供する。店員機能部15eは、店員の勤務状態の管理、教育の管理及び評価の管理など、店員の管理に関する機能を提供する。
図4は、図2に示した店員端末装置30の機能構成を示す機能ブロック図である。店員端末装置30は、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末であり、図4に示すように、表示部31、入力部32、通信部33、記憶部34及び制御部35を有する。
表示部31は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。入力部32は、ボタンなどの入力デバイスである。タッチパネルディスプレイなどを用い、表示部31と入力部32を一体に形成してもよい。通信部33は、サーバ装置10等と通信を行う通信インタフェースである。
記憶部34は、ハードディスク装置等の記憶デバイスであり、各種データを記憶する。記憶部34に記憶されるデータには、コミュニケーション機能プログラム34a、商品機能プログラム34b、セキュリティ機能プログラム34c、顧客機能プログラム34d及び店員機能プログラム34eが含まれる。
制御部35は、CPUなどであり、記憶部34からプログラムを読み出して実行することで、実行したプログラムに対応する機能を実現し、店員端末装置30を全体制御する。制御部35は、コミュニケーション機能プログラム34aを実行することで、サーバ装置10のコミュニケーション機能を利用することができる。また、制御部35は、商品機能プログラム34bを読み出して実行することで、サーバ装置10の商品機能を利用することができる。
同様に、制御部35は、セキュリティ機能プログラム34cを読み出して実行することで、サーバ装置10のセキュリティ機能を利用することができる。そして、顧客機能プログラム34dを読み出して実行することで、サーバ装置10の顧客機能を利用することができ、店員機能プログラム34eを読み出して実行することでサーバ装置10の店員機能を利用することができる。
ここで、制御部35は、コミュニケーション機能プログラム34a、商品機能プログラム34b、セキュリティ機能プログラム34c、顧客機能プログラム34d及び店員機能プログラム34eの全てを実行する必要は無く、一部のみを選択的に読み出して実行することができる。使用しないプログラムについては、記憶部34への格納も不要である。
例えば、コミュニケーション機能プログラム34aを選択的に使用し、商品機能プログラム34bを使用しない場合には、商品機能プログラム34bを記憶部に格納する必要は無い。このような場合であっても、サーバ装置10で機能の連携を行っていれば、機能の間接的な利用が可能である。すなわち、サーバ装置10の商品機能で在庫を管理し、コミュニケーション機能の掲示板に在庫数を投稿すれば、店員端末装置30が商品機能プログラム34bを実行していなくてもコミュニケーション機能を介して在庫数の確認が可能となる。
図5は、サーバ装置10の処理手順を示すフローチャートである。サーバ装置10は、店員端末装置30などからアクセスを受け付け(ステップS101)、アクセスによって指定された機能を実行する(ステップS102)。
その後、サーバ装置10は、実行した機能と連携して起動する機能があるか否かを判定する(ステップS103)。連携して起動する機能があるならば(ステップS103;Yes)、サーバ装置10は、連携する機能を起動する機能連動を実行し(ステップS106)、処理を終了する。
連携して起動する機能がなければ(ステップS103;No)、実行した機能と連携して制限する機能があるか否かを判定する(ステップS104)。連携して制限する機能があるならば(ステップS104;Yes)、サーバ装置10は、連携する機能を制限する機能制限を実行し(ステップS105)、処理を終了する。なお、連携して制限する機能がなければ(ステップS104;No)、そのまま処理を終了する。
図6は、機能の具体例についての説明図である。図6に示すように、コミュニケーション機能には、連絡先データ管理、通話、店員のグループ管理、掲示板、呼出などが含まれる。また、商品機能には、入庫管理、在庫管理、在庫検索、販売管理、値引き処理などが含まれる。なお、値引き処理には、商品の価格の変更の他、バーコードの印刷なども含めることができる。
セキュリティ機能には、要注意人物として登録された人物など予め登録した人物が来店したことを検知して通知する来店通知、重要顧客などの来店を検知して対応を行うべき特定の店員に通知するVIP顧客来店の処理、店員による不適切な行為などを抑止する店員就業管理などが含まれる。
顧客管理には、顧客の氏名や連絡先などを管理する顧客管理、ポイント発行やクーポンなどによる特典の付与、セールの内容を伝えるメールの送信による案内情報提供などが含まれる。店員機能には、出勤の管理、業務の管理、教育と評価などが含まれる。
次に、機能連携の具体例について説明する。図7は、機能連携の具体例についての説明図である。図7に示すように、サーバ装置10は、「在庫管理状況に応じて掲示板に掲示」することができる。これは、商品機能の在庫管理がコミュニケーション機能の掲示板を動作させる機能連動の一種である。
また、サーバ装置10は、「店員が所定位置から離れると警告」することができる。これは、店員機能がコミュニケーション機能を動作させる機能連動の一種である。具体的には、店員が店舗に紐付けられた位置から離れたことを検知した場合に、警告音を発報したり、アラートメールを送信することで、警告を行う。ここで、店員が所定位置から離れたことは、「特定の無線通信網との接続ができなくなる」、「GPS(Global Positioning System )で特定した店員端末装置30の座標が特定の範囲を逸脱する」などによって検知可能である。
また、サーバ装置10は、店員端末装置30が充電状態になったときに、店員端末装置30に出退勤管理画面を表示させることができる。これは、店員機能がコミュニケーション機能を動作させる機能連動の一種である。店員は、退勤時に店員端末装置30を所定位置に戻し、充電を行うことが想定される。このため、充電状態を検知して出退勤管理画面を表示することで、店員の退勤時の操作を円滑化することができる。また、充電を検知して自動で退勤状態としても良い。
また、サーバ装置10は、店員端末装置30に店員の個人用端末装置と通信させ、個人用端末装置の使用を抑制させることができる。これは、店員機能がセキュリティ機能を動作させる機能制限の一種である。具体的には、店員の出勤を検知した場合に、個人所有のスマートフォンに登録されたアプリケーションとサーバ装置10とが通信し、通信中は使用できない状態にする。または、アプリケーションがバックグラウンドにまわされると警告する、所定の時間まで動作を禁止する、などの処理を行ってもよい。
また、サーバ装置10は、ログインする店員端末装置30を管理し、ログイン端末数で料金を決定することができる。これは、店員機能の一種である。
また、サーバ装置10は、店員ごとに使用可能な機能を制限することも可能である。制限は、時間帯、職位、権限、スキル別に設定することができる。これは、店員機能と一種である。
また、サーバ装置10は、顧客を一時的に店員として雇用することができる。これは、顧客機能が店員機能を動作させる機能連動の一種である。具体的には、まず、顧客が事前に顧客端末装置40を用いて臨時スタッフ登録を行い、労働契約の合意を行っておく。この臨時スタッフ登録の条件は店舗ごとに設定可能としても良い。その後、店舗来店時に顧客端末装置40か店舗に設置された端末装置で生体情報、パスワード、位置情報などによる認証を行うと、臨時スタッフ扱いとなり、店舗の売場状況、販売状況、入庫状況などの提供を受けることができる。そして、仕事内容の依頼を顧客端末装置40などで受け、依頼に従って勤務を開始する。このように、予め登録した顧客が臨時スタッフとして勤務可能となることで、店舗運営の人員構成を柔軟に変化させ、人手不足解消やコスト削減を実現できる。
また、サーバ装置10は、出勤した店員が店員端末装置30を取り出す際に認証を要求し、利用履歴の管理を行うことができる。これは、セキュリティ機能が店員機能を動作させる機能連動の一種である。具体的には、店員端末装置30を個別の収納庫に保管して施錠し、保管中に充電を行う。そして、生体情報、パスワードなどで店員の認証に成功することを取り出しの条件とし、未返却や持出し履歴を管理する。なお、保管中の充電にかかる異常は店員端末装置30が検知し、サーバ装置10に異常発生を通知する。
図8~図12は、図7に示した機能連携の具体例についての説明図である。図8では、店員端末装置30が自装置の位置情報を取得し、サーバ装置10に送信している。サーバ装置10は、店員機能による業務管理の一部として、店員端末装置30が適切な位置に所在しているかを判定している。そして、店員端末装置30が適切な位置から離れたならば、コミュニケーション機能に離脱通知を行い、コミュニケーション機能の呼出によって店員端末装置30に警告を行う。
図9では、サーバ装置10は、店員端末装置30の充電開始を検知すると、店員機能による業務管理の一部としてコミュニケーション機能に退勤通知を送信する。そして、コミュニケーション機能を用いて、店員端末装置30に出退勤管理画面の表示を指示する画面制御を行っている。
図10では、サーバ装置10は、店員端末装置30の状態から勤務開始を検知すると、店員機能による業務管理の一部としてセキュリティ機能に個人用端末使用禁止を通知する。この通知を受けたセキュリティ機能は、店員の個人用端末装置130に抑制指示を送信することで個人用端末装置130の動作を抑制する。
図11では、サーバ装置10は、顧客機能による顧客管理を行っている。そして、臨時スタッフの登録済である顧客端末装置40の認証を行って、店員機能に対して一時雇用の登録を行う。店員機能は、店舗の売場状況、販売状況、入庫状況などの業務情報を顧客端末装置40に送信し、業務依頼を行って顧客を業務にあたらせる。
図12では、店員が認証を行うと、サーバ装置10のセキュリティ機能が店員就業管理を行い、店員端末装置30の取り出しを許可し、店員機能の業務管理に店員端末装置30の利用履歴の蓄積を行わせている。
上述してきたように、本実施形態の店舗業務管理システムは、店舗において店員の操作を受け付ける端末装置としての店員端末装置30と、互いに連携する複数の機能群を有し、端末装置に対して機能群に含まれる機能を提供する管理装置としてのサーバ装置10を備える。このため、店舗の業務を支援する複数の機能群を1システムで提供し、実際に行われる店舗業務の実情に即した円滑なサービスを提供し、店舗業務の効率化を実現することができる。
ここで、管理装置であるサーバ装置10は、所定の機能により他の機能を制限する機能制限と、所定の機能より他の機能を起動する機能連動とのうち、少なくとも一方を用いて複数の機能群の連携を行う。
また、複数の機能群は、店員との情報伝達に関する機能であるコミュニケーション機能、商品の管理に関する機能である商品機能、来店者への対応に関する機能であるセキュリティ機能、顧客の管理に関する機能である顧客機能、店員の管理に関する機能である店員機能のうち、すくなくともいずれかを含むことができる。
そして、コミュニケーション機能は、通話、連絡先管理及び情報共有に関する機能を含む。商品機能は、在庫及び販売の管理に関する機能を含む。セキュリティ機能は、来店者や店員の画像を取得し、予め登録した人物の特徴情報と比較して、対応を決定する機能を含む。顧客機能は、顧客情報の管理、特典の付与及び案内情報の提供を行う機能を含む。店員機能は、前記店員の勤務状態の管理、教育の管理及び評価の管理を行う機能を含む。
なお、本実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明の店舗業務管理システム、管理装置、店舗業務管理方法及び店舗業務管理プログラムは、店舗業務の効率化を実現することに有用である。
10 サーバ装置
11、31 表示部
12、32 入力部
13、33 通信部
14、34 記憶部
15、35 制御部
15a コミュニケーション機能部
15b 商品機能部
15c セキュリティ機能部
15d 顧客機能部
15e 店員機能部
20 店舗管理装置
30 店員端末装置
34a コミュニケーション機能プログラム
34b 商品機能プログラム
34c セキュリティ機能プログラム
34d 顧客機能プログラム
34e 店員機能プログラム
40 顧客端末装置
50 POS端末装置
80 カメラ
130 個人用端末装置

Claims (5)

  1. 店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置とを有する店舗業務管理システムであって、
    前記管理装置は、
    第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手段と
    を備えたことを特徴とする店舗業務管理システム。
  2. 前記判定手段は、
    前記第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携して起動する第2の機能プログラムが存在するか否かを判定し、
    前記判定手段により、前記第1の機能プログラムと連携して起動する第2の機能プログラムが存在すると判定された場合には、前記第2の機能プログラムを起動する起動手段を備えた
    とを特徴とする請求項1に記載の店舗業務管理システム。
  3. 店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置であって、
    前記管理装置は、
    第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手段と
    を備えたことを特徴とする管理装置。
  4. 店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置とを有する店舗業務管理システムが実行する店舗業務管理方法であって、
    前記管理装置が、第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定ステップと、
    前記管理装置が、前記判定ステップにより、前記機能制限プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限ステップと
    を含むことを特徴とする店舗業務管理方法。
  5. 店舗における業務を管理し、前記店舗において店員の操作を受け付ける端末装置と通信可能に設けられ、互いに連携する複数の機能プログラムを記憶する記憶部を有し、前記端末装置に対して前記記憶部に記憶された複数の機能プログラムを提供する管理装置で実行される店舗業務管理プログラムであって、
    第1の機能プログラムを実行する場合に、該第1の機能プログラムと連携し、前記端末装置の使用を制限する機能制限プログラムが存在するか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順により、前記第1の機能プログラムと連携して制限する第2の機能プログラムが存在すると判定された場合には、前記機能制限プログラムにより前記端末装置の使用を制限する制限手順と
    を実行させることを特徴とする店舗業務管理プログラム。
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