JP2017054361A - 監視システム及び通行管理システム - Google Patents

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和美 佐々木
Kazumi Sasaki
和美 佐々木
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Abstract

【課題】監視盤の監視画面を監視する者にとって、注目すべき通行人が探しやすい監視システム及び通行管理システムを提供する。
【解決手段】監視システム1aは、既登録者を識別する識別情報と、既登録者の登録画像情報と、既登録者の属性を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録するデータベース7と、通行人4がデータベース7に登録された既登録者のうちの何れであるかを特定する。通行人4が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属性情報に基づき、通行人4がこの既登録者の属性に属することが特定される制御部5と、監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、属性毎の表示エリアに、撮影された通行人の顔画像を含む通行人の情報を、通行人4が撮影された時系列順に並べて表示させる監視盤6と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、監視システム及び通行管理システムに関する。
近年、施設の入口等に設置されたカメラを用いてこの入口付近の通行人を撮影し、撮影
した通行人の顔画像と予め登録されている登録画像情報とを照合することによって、通行
人を監視したり、通行人の入退場を管理したりするシステムが実用化されている。
このようなシステムでは、撮影した顔画像と所定の情報(通行人が要注意人物であるか
否かの情報や、通行人が通行許可のある者か否かの情報等)とを示す通行人の情報が、監
視室等に設置された監視盤に送信される。監視盤の監視画面には、通行人の情報が、通行
人を撮影した時系列順に並べて表示される。すなわち、通行人が新規に撮影されると、こ
の新規の通行人の情報が監視画面に表示され、監視画面いっぱいに通行人の情報が表示さ
れている場合、同時に最古の通行人の情報が監視画面から消去される。
このため、監視盤の監視画面を監視している監視員等は、通行人の情報が時系列順に並
べられた監視画面から、注目すべき通行人(要注意人物や通行許可のない者等)を探すの
が困難である。さらに、通常、注目すべき通行人は、そうでない通行人に対して数が少な
いため、監視画面には注目の必要がない通行人ばかりが表示され、注目すべき通行人の情
報が早々に消去されてしまう場合がある。
特開2009−93373号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、監視盤の監視画面を監視する者にとって、
注目すべき通行人が探しやすい監視システム及び通行管理システムを提供することである
上記課題を解決するために、実施形態に係る監視システムは、既登録者を識別する識別
情報と、前記既登録者の登録画像情報と、前記既登録者の属性を示す属性情報と、を対応
付けた既登録者の情報を登録するデータベースと、撮影された通行人の顔画像と前記デー
タベースに登録された既登録者の登録画像情報とを照合し、前記通行人が前記データベー
スに登録された既登録者のうちの何れであるかを特定し、前記通行人が既登録者のうちの
何れであると特定された場合、この既登録者の属性情報に基づき、前記通行人がこの既登
録者の属性に属することが特定され、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定さ
れない場合、前記通行人が未登録者の属性に属することが特定される制御部と、監視画面
上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影された通行人の
顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示させる監視
盤と、を具備する。
上記課題を解決するために、実施形態に係る通行管理システムは、既登録者を識別する
識別情報と、前記既登録者の登録画像情報と、既登録者の通行可否情報を含み、前記既登
録者の属性を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録するデータベースと、
撮影された通行人の顔画像と前記データベースに登録された既登録者の登録画像情報とを
照合し、前記通行人が前記データベースに登録された既登録者のうちの何れであるかを特
定し、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属性
情報に基づき、前記通行人がこの既登録者の属性に属することが特定され、前記通行人が
既登録者のうちの何れであると特定されない場合、前記通行人が未登録者の属性に属する
ことが特定され、前記通行可否情報に基づき、前記通行人の通行可否を制御する制御部と
、監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影され
た通行人の顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示
させる監視盤と、を具備する。
第1の実施形態に係る監視システム1aの模式図。 第1の実施形態に係る監視システム1aの機能ブロック図。 第1の実施形態に係る監視システム1aの制御部5による各種処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る監視システム1aの監視盤6による通行人4の情報の表示の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る監視システム1aのデータベース7に登録されている既登録者の情報の一例。 第1の実施形態に係る監視システム1aの監視盤6に表示される監視画面18の図の一例。 第2の実施形態に係る通行管理システム1bの模式図。 第2の実施形態に係る通行管理システム1bの機能ブロック図。 第2の実施形態に係る通行管理システム1bの制御部5による各種処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る通行管理システム1bのデータベース7に登録されている既登録者の情報の一例。 第2の実施形態に係る通行管理システム1bの監視盤6に表示される監視画面18の図の一例。
以下、実施形態に係る監視システム1a及び通行管理システム1bについて、図面を参
照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を参照して、第1の実施形態に係る監視システム1aの運用形態の
一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る監視システム1aの模式図である
。また、図2は、第1の実施形態に係る監視システム1aの機能ブロック図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る監視システム1aは、撮影エリア2に設置さ
れるカメラ8と、監視エリア3に設置される監視盤6と、制御部5と、データベース7と
、を具備する。これらは、有線で接続されたり、ホームネットワークを介して接続された
り等、互いに通信可能に接続される。撮影エリア2には、監視の対象である通行人4が往
来する。図1では通行人4が一人しか示されていないが、複数人いる場合もある。
ここで、撮影エリア2とは、例えば、施設の入口付近のことである。監視エリア3とは
、例えば、図示しない監視員等が監視盤6を監視する監視室のことである。制御部5及び
データベース7は、監視エリア3以外の場所にあってもよい。また、撮影エリア2と監視
エリア3とは、同一エリア内であってもよい。
カメラ8は、通行人4の顔を含む画像である顔画像を撮影し、通行人4の顔画像の画像
データを取得するための撮影装置である。カメラ8は、施設の入口に向けて歩行中の通行
人4の顔画像を撮影するように設置される。カメラ8は、例えば、CCDセンサ等の撮像
素子を用い、A/D変換器を備えたテレビジョンカメラ8である。カメラ8は、制御部5
に接続され、顔画像の画像データが、後述する制御部5の画像取得部11に送信される。
なお、カメラ8は、複数個あってもよい。
データベース7は、制御部5の照合部14と接続されており、所定の人物についての情
報が登録されるものである。登録されている人物である既登録者の情報は、既登録者を識
別する識別情報と、既登録者の顔画像又は顔特徴情報等である登録画像情報と、既登録者
の属性を示す属性情報と、を対応づけたものである。既登録者の情報の例については、図
5を参照して後述する。後述する制御部5での照合処理では、データベース7に登録され
ている既登録者の情報が参照される。
なお、識別情報とは、既登録者の姓名や、既登録者全員に割り当てられる識別番号や、
既登録者が所定の会員や従業員であれば、その会員番号や従業員番号等である。また、属
性情報とは、既登録者が、予め分類された属性の何れに該当するかを示す情報である。
制御部5は、撮影された通行人4の顔画像について、照合処理や特定処理の制御を司る
ものである。制御部5は、カメラ8と、データベース7と、監視盤6と、互いに通信可能
に接続されている。
監視盤6は、制御部5の特定部15と接続されており、制御部5による照合処理や特定
処理の結果を、通行人4の情報として監視画面18に表示させ、監視員が一元的に通行人
の情報を監視するための装置である。
図2に示すように、制御部5は、画像取得部11と、顔検出部12と、顔特徴抽出部1
3と、照合部14と、特定部15と、を具備する。
制御部5は、CPU、RAM、不揮発性メモリ及び各種のインターフェース等を備える
。例えば、顔検出部12、顔特徴抽出部13、照合部14、特定部15は、図示しないC
PUが図示しない不揮発性メモリに記憶されている制御プログラムを実行することにより
実現される機能である。
画像取得部11は、カメラ8により撮影された歩行中の通行人4の顔画像の画像データ
を取得するインターフェースである。画像取得部11は、カメラ8から取得した画像デー
タを、顔検出部12に送信する。
顔検出部12は、画像取得部11から受信した画像データから、顔が存在する候補領域
である顔領域を検出するものである。顔検出部12は、検出した顔領域を示す情報を、顔
特徴抽出部13に送信する。
顔特徴抽出部13は、顔検出部12により検出された顔領域から、顔の特徴量である顔
特徴情報を抽出するものである。例えば、顔特徴抽出部13は、顔領域の画像から顔の特
徴点を基準に、一定の大きさや形状に切り出し、その濃淡情報を顔特徴情報として算出す
る。顔特徴抽出部13は、算出した顔特徴情報を照合部14に送信する。
照合部14は、通行人4の顔画像と既登録者の顔画像である登録画像情報との照合を行
うものである。ここでは、照合部14は、顔特徴抽出部13から受信する通行人4の顔画
像の顔特徴情報と、データベース7に登録されている既登録者の登録画像情報の顔特徴情
報と、の類似度を算出することで照合を行う。照合部14による照合処理には種々の手法
が適用可能であるが、例えば、データベース7に記録されている既登録者の情報を辞書パ
ターンとし、通行人4の顔特徴情報に対する類似度を計算する手法がある。照合部14は
、類似度の算出結果を特定部15に送信する。
特定部15は、照合処理により得られた類似度に基づいて、通行人4が既登録者のうち
の何れであるかを特定するものである。具体的には、通行人4の顔画像とある既登録者の
登録画像情報との類似度が、指定の閾値よりも高かった場合に、通行人4がこの既登録者
と一致すると特定する。指定の閾値よりも高い類似度を示す登録画像情報が複数あった場
合は、最大類似度を示す既登録者を、通行人4と一致する既登録者と特定する。通行人4
の顔画像と各既登録者の登録画像情報との類似度がすべて指定の閾値よりも低かった場合
は、通行人4が既登録者のうちの何れであると特定されない。
特定部15は、通行人4が既登録者のうちの何れであると特定された場合は、この通行
人4が、一致した既登録者の属性に属することが特定される。一方、通行人4が既登録者
のうちの何れであると特定されない場合は、この通行人4は、例えば、未登録者という属
性に属することが特定される。
制御部5による照合処理や特定処理の結果の一部又はすべては、通行人4の情報として
、図示しない記憶部に記憶されてもよい。
ここで、通行人4の情報は、例えば、撮影された通行人4の顔画像又は顔検出部12に
より検出された顔領域の画像や顔特徴抽出部13により抽出された顔特徴情報や、撮影日
時や、撮影場所(カメラ8の設置場所)や、照合処理により得られた類似度の数値や、特
定された既登録者の登録情報や、撮影された通行人4の属性等を示す情報である。
また、既登録者のうちの何れであると特定されなかった通行人4については、制御部5
による照合処理や特定処理の結果の一部又はすべてが、監視システム1aの管理人の意向
に応じて、既登録者の情報として、新規にデータベース7に登録されてもよい。
図2に示すように、監視盤6は、表示制御部17と、監視画面18と、入力部16と、
を具備する。ここでは、監視盤6は、例えば、セキュリティ性が確保された監視室内に設
けられているものとする。
表示制御部17は、監視盤6全体の制御を司るものであり、CPU、RAM、不揮発性
メモリ等を備える。表示制御部17は、不揮発性メモリ等に記憶されている制御プログラ
ムを実行することにより、制御部5による照合処理や特定処理の結果を受信し、監視画面
18にその一部又はすべてを、通行人4の情報として表示させる。また、監視員により入
力部16から指示された内容を監視画面18に反映させる機能も有する。
監視画面18は、通行人4の顔画像を含む、制御部5による照合処理や特定処理の結果
の少なくとも一部が、通行人4の情報として、属性毎に、最新の通行人4の情報から順に
表示される液晶表示装置等である。監視画面18の表示例については、図6を参照して後
述する。監視員は、監視画面18に属性毎に表示された通行人4の情報に基づいて、通行
人4を監視し、特に、注目すべき通行人4を漏れなく監視できるようになっている。
入力部16は、監視員からの入力を受け付ける装置である。入力部16は、例えば、テ
ンキーやキーボード等の入力キーや、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイス
の入力装置である。監視画面18の表示内容の変更指示や、各種の設定変更の指示等、種
々の操作指示を監視員が入力できるようになっている。
ここで、図3を参照して、制御部5の動作例について説明する。図3は、第1の実施形
態に係る監視システム1aによる制御部5による各種処理の流れを示すフローチャートで
ある。
まず、カメラ8の撮影範囲に通行人4が進入すると、制御部5は、カメラ8により撮影
された通行人4の顔画像の画像データを画像取得部11から取得する(ステップS11で
YES)。続いて、顔検出部12は、取得した画像データから顔の領域を検出する処理を
行う(ステップS12)。通行人4の顔領域が検出されると、顔特徴抽出部13は、検出
された顔領域の画像から顔特徴情報を抽出する処理を行う(ステップS13)。通行人4
の顔特徴情報が抽出されると、照合部14は、通行人4の顔画像の顔特徴情報と、データ
ベース7に登録されている既登録者の登録画像情報と、を照合する処理を行う(ステップ
S14)。
照合部14は、その照合結果として、通行人4に対する各既登録者との類似度を特定部
15に送信する。照合部14から照合結果が送信されると、特定部15は、照合結果に基
づいて通行人4が既登録者のうち何れであるかを特定する処理を行う(ステップS15)
。具体的には、特定部15は、通行人4に対する各既登録者の類似度のうち最大類似度が
指定の閾値以上であるか否かを判断する。最大類似度が指定の閾値以上であった場合、特
定部15は、この通行人4が最大類似度を示した既登録者であると特定する。一方、最大
類似度が指定の閾値未満であった場合、特定部15は、この通行人4と一致する既登録者
が存在せず、未登録者であると特定する。
このとき、通行人4が既登録者のうちの何れであると特定された場合は、通行人4がこ
の既登録者の属性に属することも併せて特定される。また、通行人4が既登録者のうちの
何れであると特定されない場合は、通行人4が、例えば「未登録者」という属性に属する
ことが特定される。
制御部5は、照合処理や特定処理の結果の一部又はすべてを、図示しない記憶部に記憶
する(ステップS16)。なお、このステップは、省略されてもよい。
また、制御部5は、既登録者のうちの何れであると特定されなかった通行人4について
は、照合処理や特定処理の結果の一部又はすべてを、データベース7に既登録者の情報と
して新規に登録してもよい。なお、このステップも、省略されてもよい。
制御部5は、照合処理や特定処理の結果の一部又はすべてを、監視盤6へ送信する(ス
テップS17)。ここまでが、制御部5による処理の流れである。
続いて、図4を参照して、監視盤6が行う通行人4の情報の表示処理について説明する
。図4は、第1の実施形態に係る監視システム1aの監視盤6による通行人4の情報の表
示の流れを示すフローチャートである。
監視盤6には、制御部5から、照合処理や特定処理の結果の一部又はすべてが適宜送信
される。表示制御部17は、照合処理や特定処理の結果を受信すると(ステップS31で
YES)、通行人4の顔画像を含む、照合処理や特定処理の結果の少なくとも一部を通行
人4の情報として、属性毎に、最新の通行人4の情報から順に監視画面18に表示させる
(ステップS32)。例えば、撮影された顔画像及び撮影日時が、属性毎に、通行人4が
撮影された時系列順に並べて表示される。なお、表示される通行人4の情報は、順次、ほ
ぼリアルタイムで更新されて監視画面18に表示される。
なお、監視画面18内には、例えば、属性毎に区分された表示エリア21が表示され、
さらに各表示エリア21の中に、通行人4の情報を示すフレーム22が表示される(図6
参照)。
更新とは、新規に撮影された通行人4がいた場合であって、通行人4の属性に対応した
監視画面18の表示エリア21の中で、表示されているフレーム22の数が、この表示エ
リア21に表示されるフレーム22の最大の数である場合、この表示エリア21に表示さ
れているフレーム22のうち最古のもの(この表示エリア21の中で最も右にあるフレー
ム22)が消去され、他のフレーム22がすべて右に一つずつシフトして表示され、新規
に撮影された通行人4の情報を示すフレーム22が、この表示エリア21の中で最も左に
あるフレーム22に表示されることである。
また、更新とは、通行人4の属性に対応した監視画面18の表示エリア21の中で、表
示されているフレーム22の数が、この表示エリア21に表示されるフレーム22の最大
の数より少ない場合、この表示エリア21内のフレーム22がすべて右に一つずつシフト
して表示され、新規に撮影された通行人4の情報を示すフレーム22が、この表示エリア
21の中で最も左にあるフレーム22に表示されることである。
ここで、図5を参照して、第1の実施形態に係る監視システム1aのデータベース7に
登録されている既登録者の情報の一例について説明する。例えば、監視対象の施設が高級
洋品店であって、カメラ8が高級洋品店の入口付近に設置されている場合、頻繁に来店し
商品の購入をされていくお得意様を「VIP1」という属性に、月に1回以上来店し商品
の購入をされていくお客様を「VIP2」という属性に、過去に万引きやクレーム等のト
ラブルを起こしたことがあるお客様を「クレーマー」という属性に分類しておくことがで
きる。
これらの人物は、来店した場合、注目すべき人物に相当する。「VIP1」や「VIP
2」のお客様は、商品を買っていただける可能性が高い。よって、「VIP1」や「VI
P2」のお客様が来店したことが分かれば、その他のお客様よりもサービスを手厚くする
等の対応を店側はとることができる。「クレーマー」のお客様は、過去にトラブルを起こ
したことがある。よって、「クレーマー」のお客様が来店したことが分かれば、同じよう
なトラブルが起きないよう、その他のお客様よりも監視を厳しくする等の対応を店側はと
ることができる。
この例においては、識別情報としてお客様の姓名を、登録画像情報として既登録者の顔
画像を、属性情報として予め設定した「VIP1」、「VIP2」、「クレーマー」の何
れかを、既登録者の情報としてデータベース7に登録している。
上記例以外にも、例えば、監視対象の施設が空港であって、カメラ8が空港の保安検査
場の入口付近に設置されている場合、テロリストや指名手配犯等凶悪性のある乗客を「危
険人物1」という属性に、過去に空港内又は飛行機内でトラブルを起こしたことがある乗
客を「危険人物2」という属性に分類しておくことができる。これらの人物は、発見した
場合、不審な行動がないか注目すべき人物に相当する。
データベース7の登録内容は、予め登録されたものであってもよいし、監視システム1
aの管理人の意向に応じて、随時新規登録できるようにしてもよい。例えば、既登録者の
うちの何れであると特定されなかった通行人4については、カメラ8から取得した画像デ
ータから得られる顔画像又は顔特徴情報と、監視盤6の入力部16により入力される識別
情報や属性情報と、を対応付けた情報を、既登録者の情報として、データベース7に新規
登録できるようにしてもよい。
なお、データベース7の一部又はすべての機能は、例えば、監視盤6内の図示しない記
憶部に設けるようにしてもよい。
ここで、図6を参照して、第1の実施形態に係る監視システム1aの監視盤6に表示さ
れる監視画面18の図の一例を示す。
図6(T1)及び図6(T2)は、図5で用いた例と同じ設定の場合の、監視画面18
を示す。すなわち、監視対象の施設が高級洋品店であって、カメラ8が高級洋品店の入口
付近に設置されている場合で、頻繁に来店し商品の購入をされていくお得意様が「VIP
1」という属性に、月に1回以上来店し商品の購入をされていくお客様が「VIP2」と
いう属性に、過去に万引きやクレーム等のトラブルを起こしたことがあるお客様が「クレ
ーマー」という属性に分類されているとする。
監視画面18内には、属性毎に区分された表示エリア21が表示され、さらに各表示エ
リア21の中に、通行人4の情報を示すフレーム22が表示される。図6に示す表示例で
は、予め設定されている属性「VIP1」、「VIP2」、「クレーマー」と、登録され
ていないお客様を分類するための属性「未登録者」、という表示エリア21が、計4つあ
る。「VIP1」の表示エリア21には、フレーム22が2つ、「VIP2」の表示エリ
ア21には、フレーム22が1つ、「クレーマー」の表示エリア21には、フレーム22
が1つ、「未登録者」の表示エリア21には、フレーム22が4つ、すなわちフレーム2
2は計8つある。
各フレーム22は、撮影された通行人4の顔画像及び撮影日時が表示される。この他に
も、通行人4の情報として、撮影日時や、撮影場所、照合処理により得られる類似度の数
値等がさらに表示されてもよい。
各表示エリア21の中で、最新の通行人4の情報(フレーム22)が左から順に並ぶ。
すなわち、新規に撮影された通行人4がいた場合、この通行人4の情報が監視盤6へ送信
され、直ちに、監視画面18中の該当する属性の表示エリア21の中で最も左のフレーム
22に、この通行人4の情報がフレーム22として表示される。
属性毎の表示エリア21内に表示される通行人4の情報(フレーム22)の更新処理に
ついて、図6(T1)及び図6(T2)を例にとって説明する。図6(T1)は、201
5年01月11日15時10分51秒以降、同日15時20分03秒より前の時間帯の間
の監視画面18の表示内容を示す。図6(T2)は、同日15時20分03秒以降の監視
画面18の表示内容を示す。
2015年01月11日15時20分03秒に、新規の通行人4の顔画像が撮影され、
制御部5により、予め設定された属性「VIP1」、「VIP2」、「クレーマー」に登
録されたお客様ではないことが特定される。これに伴い、この通行人4の情報が監視盤6
へ送信され、「未登録者」の表示エリア21の中で最も左のフレーム22に、この通行人
4の情報が表示される(フレーム22e)。同時に、図6(T1)で「未登録者」の表示
エリア21の中で最も右のフレーム22にあった最古の通行人4の情報(フレーム22a
)が、消去される。フレーム22b、フレーム22c、フレーム22dは、一つずつ右へ
移動して表示される。以上により、2015年01月11日15時20分03秒以降には
、ほぼリアルタイムで、監視画面18は、図6(T2)の表示内容となる。
以上、第1の実施形態に係る監視システム1aによれば、通行人4の情報(フレーム2
2)を、属性(表示エリア21)毎に表示させることで、注目すべき通行人4を監視画面
18上で探し出すことが容易となる。このため、監視員は、効率的な監視が行える。
また、一画面の監視画面18に表示できる通行人4の情報の数には制限があるが、第1
の実施形態に係る監視システム1aのように属性毎に通行人4の情報を時系列順に表示す
ることで、属性毎に、最新の通行人4の情報が表示されるようになる。よって、注目すべ
き通行人4の監視漏れを防ぐことができる。
例えば、通行頻度の高い属性の表示エリア21の表示面積を大きく(表示エリア21内
に表示するフレーム22数を多く)設定し、通行頻度の低い属性の表示エリア21の表示
面積を小さく(表示エリア21内に表示するフレーム22数を少なく)設定することがで
きる。このように表示エリア21が区分されていることから、通行頻度の高い属性の通行
人4が通行することに起因する、通行頻度は低いが注目すべき人物である属性、という特
徴を有する通行人4の情報が短期間で消去されてしまうことを防止できる。すなわち、注
目すべき通行人4の情報を、長時間監視盤6の監視画面18に表示させておくことが可能
となる。
管理人の意向によっては、通行頻度の高い属性の表示エリア21の表示面積を小さく(
表示エリア21内に表示するフレーム22数を少なく)設定し、又は通行頻度の高い属性
の表示エリア21を設けない設定をし、通行頻度の低い属性の表示エリア21の表示面積
を大きく(表示エリア21内に表示するフレーム22数を多く)設定すること等もできる
。この場合、注目すべき通行人4の情報を、より一層長時間監視盤6の監視画面18に表
示させておくことが可能となる。
なお、表示エリア21は、表示エリア21に表示される通行人4の情報の最大の数を増
減させたり、また、表示エリア21の表示位置を変更させたりすることができる設定であ
ってもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る通行管理システム1bは、制御部5において、照合処理や特定処
理だけでなく、さらに通行人4の通行可否の制御を行うようにしたものである。
まず、図7及び図8を参照して、第2の実施形態に係る通行管理システム1bの運用形
態の一例について説明する。図7は、第2の実施形態に係る通行管理システム1bの模式
図である。また、図8は、第2の実施形態に係る通行管理システム1bの機能ブロック図
である。
図7に示すように、第2の実施形態に係る通行管理システム1bは、撮影エリア2に設
置されるカメラ8及びセキュリティ扉9と、監視エリア3に設置される監視盤6と、制御
部5と、データベース7と、を具備する。これらは、有線で接続されたり、ホームネット
ワークを介して接続されたり等、互いに通信可能に接続される。撮影エリア2には、通行
管理の対象である通行人4が往来する。
図8に示すように、制御部5は、画像取得部11と、顔検出部12と、顔特徴抽出部1
3と、照合部14と、特定部15と、通行制御部19と、を具備する。また、監視盤6は
、表示制御部17と、監視画面18と、入力部16と、を具備する。
セキュリティ扉9、特定部15、通行制御部19、及び監視盤6以外は、第1の実施形
態に係る監視システム1aと同様の構成であるため、説明を省略する。
セキュリティ扉9は、通行人4のうち、既登録者又は特定の既登録者の通行を許可した
り、未登録者又は特定の既登録者の通行を阻止したりするための扉である。セキュリティ
扉9は、例えば、一般の人物が通行可能な通路と、特定の人物のみの入場が許可されてい
る施設内と、を仕切る扉として設置されている。通常は、セキュリティ扉9は、閉鎖され
た状態である。セキュリティ扉9は、制御部5によって特定される通行人4の通行可否の
情報(属性に含まれる通行可否情報)に基づいて、後述する通行制御部19により発せら
れた開閉指示信号により開閉される。
特定部15は、通行人4が既登録者のうちの何れであるかの特定に加え、後述する通行
制御部19に対して通行人4の通行可否情報を送信する。
通行制御部19は、特定部15により送信される通行人4の通行可否情報に基づいて、
開閉指示信号をセキュリティ扉9へ発信し、セキュリティ扉9の開閉を行うものである。
通行制御部19は、特定部15から通行人4が通行可であるという情報を受信した場合に
はセキュリティ扉9を開放し、通行人4が通行不可であるという情報を受信した場合には
セキュリティ扉9を閉鎖する。
監視盤6は、制御部5の特定部15と接続されており、制御部5による照合処理や特定
処理の結果を、通行人4の情報として監視画面18に表示させ、監視員が一元的に通行人
の情報を監視するための装置である。
表示制御部17は、制御部5による照合処理や特定処理の結果を受信し、監視画面18
にその一部又はすべてを、通行人4の情報として表示させる。また、監視員により入力部
16から指示された内容を監視画面18に反映させる機能も有する。
監視画面18は、通行人4の顔画像を含む、制御部5による照合処理や特定処理の結果
の少なくとも一部が、通行人4の情報として、属性毎に、最新の通行人4の情報から順に
表示される液晶表示装置等である。監視画面18の表示例については、図11を参照して
後述する。監視員は、監視画面18に属性毎に表示された通行人4の情報に基づいて、各
通行人4が通行許可のある者か否かを、視認できるようになっている。
入力部16は、監視員からの入力を受け付ける装置である。入力部16は、例えば、テ
ンキーやキーボード等の入力キーや、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイス
の入力装置である。監視画面18の表示内容の変更指示や、各種の設定変更の指示や、さ
らに、必要に応じて、セキュリティ扉9の開閉又はキュリティ扉に設けられた電子錠の解
錠を要求する指示等、種々の操作指示を監視員が入力できるようになっている。
以上より、第2の実施形態に係る通行管理システム1bによれば、各通行人4が属する
属性に基づいてセキュリティ扉9が開閉するようになっている。また、第2の実施形態に
係る通行管理システム1bの監視盤6では、監視員が通行人4の情報をほぼリアルタイム
で視認することができる。
さらに、必要に応じて、特定のセキュリティ扉9を監視員が開閉させる操作を行うこと
ができるようになっていてもよい。この場合、例えば、本来は通行可能である通行人であ
っても事情によりセキュリティ扉9を閉鎖しなければならない状況や、通行可能でない通
行人であっても事情によりセキュリティ扉9を開錠してあげる必要がある状況があった場
合に有効である。
ここで、図9を参照して、制御部5の動作例について説明する。図9は、第2の実施形
態に係る通行管理システム1bによる制御部5による各種処理の流れを示すフローチャー
トである。
ステップS21からステップS27までは、図3のステップS11からステップS17
と同様であるため、説明を省略する。
制御部5は、通行人4が、通行許可のある既登録者であることが特定されると(ステッ
プS28でYES)、監視盤6から、セキュリティ扉9の閉鎖を要求する指示を受信した
か判断する(ステップS29)。
監視盤6から、セキュリティ扉9の閉鎖を要求する指示を受信しないと判断された場合
(ステップS29でNO)、制御部5は、通行制御部19へ、通行人4が通行許可がある
という情報(及び開放を要求する指示)を送り、通行制御部19は、セキュリティ扉9を
開放する(ステップS30)。
一方、セキュリティ扉9の閉鎖を要求する指示を受信したと判断された場合(ステップ
S29でYES)、制御部5は、通行制御部19へ、通行人4が通行許可がないという情
報(及び閉鎖を要求する指示)を送り、通行制御部19は、セキュリティ扉9を閉鎖する
(ステップS32)。
制御部5は、通行人4が、通行許可のある既登録者でないことが特定されると(ステッ
プS28でNO)、監視盤6から、セキュリティ扉9の開放を要求する指示を受信したか
判断する(ステップS31)。
監視盤6から、セキュリティ扉9の開放を要求する指示を受信しないと判断された場合
(ステップS31でNO)、制御部5は、通行制御部19へ、通行人4が通行許可がない
という情報(及び閉鎖を要求する指示)を送り、通行制御部19は、セキュリティ扉9を
閉鎖する(ステップS32)。
一方、セキュリティ扉9の開放を要求する指示を受信したと判断された場合(ステップ
S31でYES)、制御部5は、通行制御部19へ、通行人4が通行許可があるという情
報(及び開放を要求する指示)を送り、通行制御部19は、セキュリティ扉9を開放する
(ステップS30)。
ここまでが、制御部5による処理の流れである。
なお、監視盤6が監視員にセキュリティ扉9の開閉指示を入力させる機能を有さない場
合、(ステップS29)及び(ステップS31)は省略される。この場合、通行人4が通
行許可のある既登録者であることが特定されれば直ちにセキュリティ扉9が開放され、通
行人4が通行許可がある既登録者でないことが特定されれば直ちにセキュリティ扉9が閉
鎖されるようになっている。
なお、セキュリティ扉9は、通常閉鎖した状態である。この場合、ステップS31の閉
鎖処理は、セキュリティ扉9の閉鎖した状態を維持することに相当する。
ここで、監視盤6が行う通行人4の情報の表示処理は、図4に示す第1の実施形態に係
る監視システム1aの監視盤6による通行人4の情報の表示の流れを示すフローチャート
と同様であるため、説明を省略する。
次に、図10を参照して、第2の実施形態に係る通行管理システム1bのデータベース
7に登録されている既登録者の情報の一例について説明する。例えば、監視対象の施設が
会社内で機密事項を取り扱う部屋であり、カメラ8がこの部屋の入口にあるセキュリティ
扉9の前に設置されている場合、この部屋へのアクセス権限が常時ある従業員を「常時O
K」という属性に、通常はアクセス権限がないが、見学等、特別な理由によりその日特別
にアクセス権限がある従業員や社外の人物を「ゲスト」という属性に分類しておくことが
できる。
なお、データベース7が都度更新されることで、「ゲスト」のように、日や時間帯によ
って通行可否情報が変わる既登録者の情報が更新される。
制御部5が各通行人4の通行可否を制御するためには、通行許可のある従業員のみを既
登録者として登録しておけば足りるが、さらに、アクセス権限がない従業員を例えば「通
行不可」という属性に分類して登録しておいてもよい。この場合、例えば、登録されてい
ない通行人4、すなわち従業員ですらない通行人4がいた場合に当然通行不可とし、この
通行人4の顔画像を、「未登録者」というさらに別の属性として、怪しい要注意人物とし
て監視画面18に表示させておくことができる。
この例においては、識別情報として既登録者の姓名及び従業員であれば従業員番号を、
登録画像情報として既登録者の顔画像を、属性情報として予め設定した「常時OK」、「
ゲスト」の何れかを、既登録者の情報としてデータベース7に登録している。このように
、属性情報は、既登録者の通行可否情報(常に通行可であるか、特定の場合のみ通行可で
あるか、常に通行不可であるか、等)を含むものとする。
ここで、図11を参照して、第2の実施形態に係る通行管理システム1bの監視盤6に
表示される監視画面18の図の一例を示す。
図11(T1)及び図11(T2)は、図10で用いた例と同じ設定の場合の、監視画
面18を示す。すなわち、監視対象の施設が会社内で機密事項を取り扱う部屋であって、
カメラ8がこの部屋の入口の外側に設置されている場合で、常時アクセス権限を有する従
業員が「常時OK」という属性に、通常はアクセス権限がないが、見学等、特別な理由に
よりその日特別にアクセス権限がある従業員や社外の人物が「ゲスト」という属性に分類
されているとする。
監視画面18内には、属性毎に表示エリア21が表示され、さらに各表示エリア21の
中に、通行人4の情報を示すフレーム22が表示される。図11に示す表示例では、予め
設定されている属性「常時OK」、「ゲスト」と、登録されていない通行人4を分類する
ための属性「未登録者」という表示エリア21が、計3つある。「常時OK」の表示エリ
ア21には、フレーム22が4つ、「ゲスト」の表示エリア21には、フレーム22が2
つ、「未登録者」の表示エリア21には、フレーム22が2つ、すなわち計8つある。
各フレーム22は、撮影された通行人4の顔画像及び撮影日時が表示される。この他に
も、通行人4の情報として、撮影日時や、撮影場所、照合処理により得られる類似度の数
値等がさらに表示されてもよい。
また、この例では、「未登録者」の表示エリア21にあるフレーム22には、「開放ボ
タン」が表示される。開放ボタンは、セキュリティ扉9の開放又はセキュリティ扉9に設
けられた電子錠の解錠を監視員が指示するためのボタンである。監視員は、このボタンを
入力部16から選択する操作を行える。これにより、例えば、データベース7に未登録の
者と特定され、「未登録者」の表示エリア21に表示されているが、監視員が視認したと
ころ、通行を許可すべき者であることが判明した場合に、迅速かつ確実にセキュリティ扉
9の開放の指示を出すことができる。
この他にも、例えば、「ゲスト」の表示エリア21にあるフレーム22に、「閉鎖ボタ
ン」が表示されるようにしてもよい。閉鎖ボタンは、通行可否の設定に誤りがあった場合
等、特別な事情により、元々セキュリティ扉9が開放するように設定されている通行人4
に対して、監視員が閉鎖の指示を出すことができるボタンである。
なお、開放ボタンや閉鎖ボタンは、省略されてもよい。
属性毎の表示エリア21内に表示される通行人4の情報(フレーム22)の更新処理に
ついて、図11(T1)及び図11(T2)を例にとって説明する。図11(T1)は、
2015年01月11日15時10分51秒以降、同日15時20分03秒より前の時間
帯の間の監視画面18の表示内容を示す。図11(T2)は、同日15時20分03秒以
降の監視画面18の表示内容を示す。
2015年01月11日15時20分03秒に、新規の通行人4の顔画像が撮影され、
制御部5により、予め設定された属性「常時OK」に登録された従業員であることが特定
される。これに伴い、この通行人4の情報が監視盤6へ送信され、「常時OK」の表示エ
リア21の中で最も左のフレーム22に、この通行人4の情報が表示される(フレーム2
2e)。同時に、図11(T1)で「常時OK」の表示エリア21の中で最も右のフレー
ム22にあった最古の通行人4の情報(フレーム22a)が、消去される。フレーム22
b、フレーム22c、フレーム22dは、一つずつ右へ移動して表示される。以上により
、2015年01月11日15時20分03秒以降には、ほぼリアルタイムで、監視画面
18は、図11(T2)の表示内容となる。
なお、表示エリア21は、表示エリア21に表示される通行人4の情報の最大の数を増
減させたり、また、表示エリア21の表示位置を変更させたりすることができる設定であ
ってもよい。
以上、第2の実施形態に係る通行管理システム1bによれば、監視を効率化する第1の
実施形態に係る監視システム1aで得られる効果に加え、セキュリティ扉9の開閉を制御
することができる。
第1の実施形態に係る監視システム1a及び第2の実施形態に係る通行管理システム1
bを組み合わせれば、通行人4が要注意人物であるか否かの情報と、通行人4が通行許可
のある者か否かの情報と、を監視員は容易に視認することができるようになる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様
々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、
置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に
含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるもので
ある。
1a…監視システム
1b…通行管理システム
2…撮影エリア
3…監視エリア
4…通行人
5…制御部
6…監視盤
7…データベース
8…カメラ
9…セキュリティ扉
11…画像取得部
12…顔検出部
13…顔特徴抽出部
14…照合部
15…特定部
16…入力部
17…表示制御部
18…監視画面
19…通行制御部
21…表示エリア
22…フレーム

Claims (8)

  1. 既登録者を識別する識別情報と、前記既登録者の登録画像情報と、前記既登録者の属性
    を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録するデータベースと、
    撮影された通行人の顔画像と前記データベースに登録された既登録者の登録画像情報と
    を照合し、前記通行人が前記データベースに登録された既登録者のうちの何れであるかを
    特定し、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属
    性情報に基づき、前記通行人がこの既登録者の属性に属することが特定され、前記通行人
    が既登録者のうちの何れであると特定されない場合、前記通行人が未登録者の属性に属す
    ることが特定される制御部と、
    監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影され
    た通行人の顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示
    させる監視盤と、
    を具備する監視システム。
  2. 前記監視盤は、
    新規に撮影された通行人がいた場合、
    この通行人の情報を、この通行人が属する属性の表示エリアに表示させる、
    請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記監視盤は、
    新規に撮影された通行人がいた場合であって、
    この通行人が属する属性の表示エリアに表示されている通行人の情報の数が、この表示エ
    リアに表示される通行人の情報の最大の数である場合、
    この表示エリアに表示されている通行人の情報のうち最古の通行人の情報を消去させ、
    この新規に撮影された通行人の情報を、この通行人が属する属性の表示エリアに表示させ
    る、
    請求項1又は2に記載の監視システム。
  4. 既登録者を識別する識別情報と、前記既登録者の登録画像情報と、前記既登録者の属性
    を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録するデータベースと、
    撮影された通行人の顔画像と前記データベースに登録された既登録者の登録画像情報と
    を照合し、前記通行人が前記データベースに登録された既登録者のうちの何れであるかを
    特定し、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属
    性情報に基づき、前記通行人がこの既登録者の属性に属することが特定され、前記通行人
    が既登録者のうちの何れであると特定されない場合、前記通行人が未登録者の属性に属す
    ることが特定される特定手段と、
    監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影され
    た通行人の顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示
    させる表示手段と、
    を具備する監視システム。
  5. 既登録者を識別する識別情報と、前記既登録者の登録画像情報と、既登録者の通行可否
    情報を含み、前記既登録者の属性を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録
    するデータベースと、
    撮影された通行人の顔画像と前記データベースに登録された既登録者の登録画像情報と
    を照合し、前記通行人が前記データベースに登録された既登録者のうちの何れであるかを
    特定し、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属
    性情報に基づき、前記通行人がこの既登録者の属性に属することが特定され、前記通行人
    が既登録者のうちの何れであると特定されない場合、前記通行人が未登録者の属性に属す
    ることが特定され、前記通行可否情報に基づき、前記通行人の通行可否を制御する制御部
    と、
    監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影され
    た通行人の顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示
    させる監視盤と、
    を具備する通行管理システム。
  6. 前記監視盤は、
    新規に撮影された通行人がいた場合、
    この通行人の情報を、この通行人が属する属性の表示エリアに表示させる、
    請求項5に記載の通行管理システム。
  7. 前記監視盤は、
    新規に撮影された通行人がいた場合であって、
    この通行人が属する属性の表示エリアに表示されている通行人の情報の数が、この表示エ
    リアに表示される通行人の情報の最大の数である場合、
    この表示エリアに表示されている通行人の情報のうち最古の通行人の情報を消去させ、
    この新規に撮影された通行人の情報を、この通行人が属する属性の表示エリアに表示させ
    る、
    請求項5又は6に記載の通行管理システム。
  8. 既登録者を識別する識別情報と、前記既登録者の登録画像情報と、既登録者の通行可否
    情報を含み、前記既登録者の属性を示す属性情報と、を対応付けた既登録者の情報を登録
    するデータベースと、
    撮影された通行人の顔画像と前記データベースに登録された既登録者の登録画像情報と
    を照合し、前記通行人が前記データベースに登録された既登録者のうちの何れであるかを
    特定し、前記通行人が既登録者のうちの何れであると特定された場合、この既登録者の属
    性情報に基づき、前記通行人がこの既登録者の属性に属することが特定され、前記通行人
    が既登録者のうちの何れであると特定されない場合、前記通行人が未登録者の属性に属す
    ることが特定される特定手段と、
    前記通行可否情報に基づき、前記通行人の通行可否を制御する通行制御手段と、
    監視画面上に属性毎の表示エリアを設定し、前記属性毎の表示エリアに、前記撮影され
    た通行人の顔画像を含む通行人の情報を、前記通行人が撮影された時系列順に並べて表示
    させる表示手段と、
    を具備する通行管理システム。
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