JP6286316B2 - 入出場ゲート制御システム及び入出場制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入出場ゲート制御システムに関する。特に人の流れの円滑性、安全性向上に寄与する入出場ゲート制御システムに関する。
特許文献1の入出場ゲートの入・出場モード切替制御装置では、改札機を切替制御し、改札口の混雑を防止するために、改札口付近の人の通行状況情報を読み込み、読み込んだ情報に基づいてファジィ推論により改札機の入・出場モードの各必要度合を算出し、通常の通行パターンから想定されあらかじめ設定した入・出場モードの必要度合と実際の通行状況から得た前記必要度合とを加算して最終的な入・出場モードの必要度合を算出し、前記最終的な入・出場モードの必要度合と予め設定した閾値とからモードの判定を行い、判定結果に基づいて各改札機のモード切替の制御出力を発生する。
特開平4−248694
特許文献1のシステムでは、改札口ごとに入・出場モードの必要度合を算出して入場、出場のモードを決定しているため、入・出場ゲートが複数存在する際に、入・出場ゲート全体として最適な配分とならない場合があり、人の流れの円滑性、安全性向上への妨げとなる。
また、切替タイミングに対する考慮がされていないため、通行状況情報を読み込むためのカメラ等は入・出場ゲートから一定の位置に設置しなければ人の流動の増減と切替タイミングがずれ円滑性を損ねる。そのため、階段、ホーム等様々なところにあるカメラ、その他の情報源を有効活用することができない。
本発明の目的は、上記問題を解決し、様々な情報源を活用し、人の流れの円滑性、安全性向上に寄与する入出場ゲートの制御システムを実現することにある。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の入出場制御方法及び入出場ゲート制御システムの一つは、複数の入出場ゲートの周辺に設置された複数のセンサから人の流動状況を取得する流動状況取得手段と、流動状況に基づき、入出場ゲートの各方向の将来の流動需要を予測する流動需要予測手段と、
流動需要に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向を決定し、複数の入出場ゲートに通行方向を設定する制御手段とを有する。
本発明によれば、駅内やビル内等、入出場ゲートで区切られた地域の内外での人の流れの円滑性、安全性が向上する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態における全体構成である。 本発明の実施形態における入出場ゲート制御システムの構成である。 本発明の実施形態における流動需要予測設定テーブルである。 本発明の実施形態における流動上限算出設定テーブルである。 本発明の実施形態における到着地点予測設定テーブルである。 本発明の実施形態における入出場ゲート経路間距離テーブルである。 本発明の実施形態における入出場ゲート制御システムのフロー図である。 本発明の実施形態における画面表示である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の入出場ゲート制御システム10の実施の形態の一例を示す図である。
本実施例では、鉄道駅を想定している。鉄道駅では、ホーム210、ホーム211、階段220、階段230、改札口30、通路240からなる。改札口30からは階段220を介してホーム210とつながっており、また階段230を介してホーム211とつながっている。通路24から改札口30を通過し、階段220や階段230に行く方向を入場、逆を出場とする。
改札口30に設置の改札機等の入出場ゲート31〜36を、入出場ゲート制御システム10にて適切に制御することにより人の流れの円滑性、安全性向上を実現する。
入出場ゲート31〜36の制御可能な項目は、通過可能な方向(方向モード)と単位時間で通過を許可する人数(処理人数)等である。通過可能な方向(方向モード)としては、「入場のみ」「出場のみ」「入場と出場の両方」「両方不可」の4つのモードがある。単位時間で通過を許可する人数(処理人数)は、カード読取からカード確認完了までの処理時間や、単位時間で許可する人数に制約を設けることで制御できる。例えば、カード読取からカード確認完了までに1秒の場合には、1つの改札機で1分当たり最高60人通過できる。カード読取からカード確認完了まで、2秒にすると、30人しか通過できなくなる。
入出場ゲート制御システム10は流動状況捕捉システム29とネットワーク等を介して接続し、鉄道駅における人の流動状況を捕捉する。
流動状況捕捉システム29は、様々な情報源より収集したデータを活用して、現在の人の流動状況、もしくは流動状況の予測値を算出するシステムである。流動状況としては、例えば特定の場所にいる人の人数、それらの人の位置、移動方向、速さなどが含まれる。
本実施例では、人の流動を計測する手段として、カメラを用いる。人の流動を計測するために、ホーム210に設置したカメラ21、階段220に設置したカメラ22、階段230に設置したカメラ23、通路240に設置したカメラ24がある。列車25を含めた列車全体の運行を制御する運行管理システム26を有し、カメラ21〜24と運行管理システム26とは、流動状況補足システム29と接続されている。
図2は、入出場ゲート制御システム10の全体構成を示す。
入出場ゲート制御システム10は、CPU50、一次的にデータが格納されるメモリ48と、CPU50で実行されるプログラムやデータ等が格納されるディスク装置49とを有する。
CPU50内に流動状況取得手段41、流動需要予測手段42、流動上限算出手段43、入出場ゲート最適制御値算出手段44、制御値割当手段45、入出場ゲート通過状況取得手段46、入出場ゲート制御手段47を備える。これらの手段は、プログラムとして、ディスク装置49に格納しても、ハードウェアとして、実装してもよい。CPUは、複数のCPUを組み合わせても、複数のコアを有するものであってもよく、演算ができる演算部であればよい。
なお、流動状況取得手段41、流動需要予測手段42、入出場ゲート最適制御値算出手段44以外に、他の手段をあわせて用いるとさらに人の流動の円滑性、安全性を向上させることができる。
流動状況取得手段41は、流動状況捕捉システム29から人の流動状況を取得する。
流動需要予測手段42は、流動状況取得手段41が取得した流動状況を基に、入出場ゲートの地点での流動需要を予測する。
流動上限算出手段43は、流動需要予測手段42が算出した流動需要予測に、安全性や鉄道運行の定時性維持などの観点で上限を設けるものである。基本的には、密度が一定以上になると危険、もしくは定時性維持の障害と判断し、流動上限を適切に設定することにより密度が上昇しすぎないようにする。
入出場ゲート最適制御値算出手段44は、流動需要予測手段42の算出した入場方向の流動需要予測、出場方向の流動需要予測、および流動上限算出手段43の算出した入場方向の流動上限、出場方向の流動上限を用いて、入出場ゲートの方向モード、処理人数の最適な値を算出する。なお、流動需要予測手段42の算出した値だけ用いてもよいし、流動上限算出手段43の算出した値だけ用いてもよいし、両方用いてもよい。
制御値割当部45は、入出場ゲート最適制御値算出手段44が算出した制御値を個別の入出場ゲート31〜36のいずれに割り当てるかを決定する手段である。
入出場ゲート通過状況取得手段46は、入出場ゲートから現在設定されている制御値である方向モードや処理人数、入出場ゲートで検知される各種情報、例えば、リアルタイムの通過に関する通過時刻、通過方向、カメラやセンサによる近接者(通過可能性が高い人)の検出状況(時刻、人数)等を取得する。
入出場ゲート制御手段47は、制御値割当部45の割当結果、もしくは入出場ゲート最適制御値算出手段44の算出結果に基づき、実際に各入出場ゲートの方向モード、処理人数を制御する手段である。
図3は、流動需要予測手段42が入出上ゲート地点の流動需要を予測する際に使用する設定データを格納する流動需要予測設定テーブル300の一例である。「地点」は、計測した流動の地点を示す。典型的にはカメラが設置し、撮影している地点を示す。「方向」は、「地点」での人の流動方向を示している。「入出場ゲート通過割合」は、「地点」で、「方向」にむけて移動中の人の内、入出場ゲートを通過する割合を示している。「ゲート通過タイミング」は、「地点」からデートを通過するまでの移動時間を示している。「通過方向」は、「地点」で「方向」に移動している人が入出場ゲートを通過する際に、出場方向に通過するのか、入場方向に通過するのかを示している。経路は、所定のルートのうち、どの経路をとおり、入出場ゲートに到着するかを示している。
図4は、流動上限算出手段43が上限値を算出する際に使用する流動上限算出設定テーブル400の一例である。「地点」は、特定の位置を示している。「密度」は、「地点」における単位面積あたりに何人がいるかを示している。「入場上限」は、「地点」において「密度」を超える人がいる際に、入出場ゲートに設ける時間あたりの入場数の上限数である。同様に、「入場上限」のかわりに「出場上限」列を設定し、出場数の上限数を算出してもよい。
図5は、流動上限算出手段43が「地点」の「密度」を予測する際に使用する到着地点予測設定テーブル500の一例である「地点」は密度予測対象の特定の位置である。「到着割合」は入出場ゲートを後述する「通過方向」に通過した人が「地点」に到着する割合である。「到着タイミング」は入出場ゲートを後述する「通過方向」に通過した人が「地点」に到着するのにかかる移動時間である。「通過方向」は入出場ゲートをどちらに通過した人の人数を計算の対象とするかを示す。
図6は、各入出場ゲート31〜36と各経路との距離関係を示す入出場ゲート経路間距離テーブル700の一例である。経路「1」の列で、入出場ゲート31の行の数字「10」が経路「1」と入出場ゲート31の距離10mを示す。
図7は、流動状況補足システム29と、入出場ゲート制御システム10のフローの一例を示している図である。
入出場ゲート制御システム10は、入力装置39または、予め設定された時間になると、入出場ゲート31〜36の制御を開始する(S800)。
流動状況補足システム29は、カメラ21〜24から、カメラ画像を取得し、人の流動として、地点、移動方向や人数等を算出する(S810)。
例えば、カメラ21で撮影された画像を用いて、ホーム210の人の流動を算出する。同様にカメラ22で階段220、カメラ23で階段230、カメラ24で通路240の人の流動を算出する。カメラの代わりに人の流動シミュレーションを用いてもよいし、レーザレーダや赤外線カウンタ等を用いてもよい。
列車25の在線位置やダイヤ、遅延状況を運行管理システム26から取得し、列車の到着時刻と重量から、列車からの下車人数を予測し、ホーム211の人の流動を予測してもよい。入出場ゲート制御システム10の流動状況取得手段41は、流動状況捕捉システム29から、人の流動の情報を取得し、メモリ48または、ディスク装置49に格納する(S820)。
流動需要予測手段42は、メモリ48または、ディスク装置49に格納された人の流動情報、および流動需要予測設定テーブル300の情報を用いて、入出場ゲートにおける人の流動を予測する(S830)。例えば、流動需要予測手段42は、「ホーム210」で「入出場ゲート方向」に向かう「100人」の人の流動を流動状況取得手段41から取得したとする。その場合、図3に示す流動需要予測設定テーブル300の行310が「ホーム210」「入出場ゲート方向」で合致する。そこで、100人の人の「60%」(入出場ゲート通過割合)が「30秒後」(ゲート通過タイミング)に「出場」(通過方向)すると予測する。
同様に、「階段220」の流動状況に基づき、流動需要予測手段42が算出した320の算出した結果により、「入出場ゲート方向」に向かう人数80人の場合、「20秒後」(ゲート通過タイミング)に80人×「80%」(入出場ゲート通過割合)、つまり64人が入出場ゲートより「出場」(通過方向)すると予測できる。
次に、流動需要予測手段42は、需要予測の結果を足し合わせる。例えば、流動需要予測手段42は、ホーム210とホーム211の人流状況から、入出場ゲートでの2時30分30秒時点の出場方向の人流がそれぞれ「60人」「120人」と予測された場合、入出場ゲートの出場方向の合計の人の流動人数を180人(60人+120人)と予測する。なお、これらの人数は単位時間当たりの通過人数であり、例えば10秒間に180人が通過するなどを示す。
次に、流動上限算出手段43は、流動の上限量を算出する(S840)。例えば、流動状況取得手段41が取得した、カメラ21が計測したホーム210上の流動状況において人数が100人であり、ホーム210の面積が100mである場合、ホーム210の密度を1.0人/mとする。面積は予め設定値を入力してもよいし、地図データやCADデータから取得してもよい。
なお、入出場ゲート通過状況取得手段46が取得した通過状況を使用して密度を予測してもよい。通過状況と場所ごとへの流入人数の関係を示すモデルを使用して予測値を算出してもよいし、人の移動を群もしくは個人の単位でシミュレーションし、シミュレーション結果として場所ごとの流入人数を計測してもよい。
例えば、入出場ゲート通過状況取得手段46が取得した通過状況が入場方向に100人の場合、到着地点予測設定テーブル500の510の行を使用し、「50%」の50人が「30秒後」に「ホーム210」に到着すると予測し、先ほどの100人と合計して、30秒後の人数を150人と予測してもよい。その結果として、ホーム210では30秒後には100mに150人が存在することになり、その密度は1.5人/mとなる。
流動上限算出手段43は、流動上限の設定について、密度が一定値を超えないように設定する。「ホーム210」の密度が1.5人/mで「1人/m」以上である場合、図5の410の行に該当するため、その入場上限「10人/秒」を入出場ゲートの入場の上限として算出する。そして「ホーム210」の密度が「2人/m」以上である場合、420の行に該当するため入場上限「0人/秒」を入出場ゲートの入場の上限として算出する。これは通行の禁止に該当する。該当する行が存在しない場合には、入場の上限は存在しない、もしくは無限と判定する。これにより、密度が増えすぎないように制御できる。場所ごとの密度と、入出場ゲートでの流動量の関係を伝達関数で表し、密度が一定値を超えないように、伝達関数を用いて流動量の上限値を算出してもよい。密度の上限値は場所ごとに設定する。例えば、ホームより階段の方が、高密度による危険性が高いと判断し、階段では0.5人/mで制限するとしてもよい。
次に、入出場ゲート最適制御値算出手段44は、入出場ゲートの改札方向を算出する(S850)。改札方向の算出には、まず、流動需要予測手段42の流動予測人数と流動上限算出手段43が算出した値をもとに入場方向の流動人数を算出する。流動上限算出手段43が算出した入場上限が存在しない場合、流動需要予測手段42の算出した入場方向の流動人数をそのまま入場方向の流動人数とする。流動上限算出手段43が算出した入場上限が存在し、かつ入場上限の数が流動需要予測手段42の算出した入場方向の流動人数より小さい場合には、入場上限の数を入場方向の流動人数とする。流動上限算出手段43が算出した入場上限が存在するが、入場上限の数が流動需要予測手段42の算出した入場方向の流動人数より大きい場合には、流動需要予測手段42の算出した入場方向の流動人数をそのまま入場方向の流動人数とする。
例えば、流動需要予測手段42の算出した値が入場方向の流動需要予測が30秒後に200人、出場方向の流動需要予測が30秒後に110人であり、流動上限算出手段43の算出した値が入場の流動上限として10人の場合、200人が10人より大きいため、流動上限である10人を採用する。
次に、同様に流動需要予測手段42の流動予測人数と流動上限算出手段43が算出した値をもとに出場方向の流動人数を算出する。
次に、入場方向の流動人数と出場方向の流動人数の割合を算出し、割合と一致するように「入場のみ」モードのゲート数、「出場のみ」モードのゲート数を算出する。「入場のみ」モードのゲート数は例えば、全ゲート数×入場方向の流動人数/(入場方向の流動人数+出場方向の流動人数)で算出できる。答えが小数になる場合には、四捨五入してもよいし、小数になる分を「入場と出場の両方」モードに設定してもよい。
例えば、算出した値が入場方向の流動需要予測が30秒後に90人、出場方向の流動需要予測が30秒後に180人の場合、次のように、算出される。入出場ゲート最適制御値算出手段44は、入出場ゲートの数6個を出場180:入場90の比で分割する。30秒後の「出場のみ」モードのゲート数4、「入場のみ」モードのゲート数2と算出される。これを1秒ごと、もしくは10秒ごとなどで算出し、時系列の最適な制御値を算出し、メモリ48または、ディスク装置49に格納する。
入場方向の流動人数と出場方向の流動人数の割合と、「入場のみ」モードのゲート数、「出場のみ」モードのゲート数が一致できない場合、近似的にゲート数を算出してもよい。出場180:入場100の場合、少数になるが、予め、四捨五入するように設定してもよいし、混雑を予防するため、需要の大きいほうを切り上げる設定にしてもよいし、小数部分を「入場と出場の両方」モードに設定してもよい。四捨五入する場合、入出場ゲート最適制御値算出手段44は、「出場のみ」モードのゲート数4、「入場のみ」モードのゲート数2と算出される。需要の大きいほうを切り上げる場合には「出場のみ」モードのゲート数5、「入場のみ」モードのゲート数1と算出される。小数部分を「入場と出場の両方」モードにする場合には、「出場のみ」モードのゲート数4、「入場のみ」モードのゲート数1、「入場と出場の両方」モードのゲート数1と算出される。比例分配ではなく、混雑を予防するため流動需要が大きいほうに優先的に分配する方式となるように、設定してもよい。例えば、需要の二乗に比例させる場合は、出場4:入場1の比で分割することになり、「出場のみ」モードのゲート数5、「入場のみ」モードのゲート数1と算出される。
また、需要予測が処理可能人数を上回る場合には、需要予測の大きい向きのみに入出場ゲート最適制御値算出手段44を設定してもよい。例えば、入出場ゲートの1台あたりの処理上限が単位時間当たり20人の場合、6台での処理可能人数は120人となる。流動需要予測手段42の算出した値が出場180:入場90の場合、合計270となり処理しきれない。この場合は、6台全部を「出場のみ」モードにしてもよい。なお、処理可能人数は、入力装置39により、予め定義値をメモリ38又は、ディスク装置49に格納しておく。
次に、制御値割当手段45は、入出場ゲート31〜36に改札方向、モードを割り当てる処理を実行する(S870)。人の移動において移動距離が短い方が、また、人の流動に交錯が起こりにくい方が、人の流動の円滑性が高まる。そのため、移動距離が短くなるよう、もしくは交錯が起きないように、制御値割当手段45は、入出場ゲート31〜36の設定を算出する。
流動需要予測手段42がホーム210とホーム211の人流状況から、入出場ゲートでの出場方向の人流を経路1「60人」、経路2「120人」、入場方向の需要予測を経路3「90人」と算出したとする。また、入出場ゲート最適制御値算出手段44が「出場のみ」モードのゲート数4、「入場のみ」モードのゲート数2と算出したとする。
制御値割当手段45は、隣り合う入出場ゲートの方向モードをできるだけ同じにする場合には、経路2の出場人数の方が大きい。そのため、経路2に近い、すなわち入出場ゲート経路間距離テーブル700の経路「2」の値が小さいところから順に「出場のみ」モードとし、入出場ゲート33〜36の4つを「出場のみ」モード、入出場ゲート31,32の2つを「入場のみ」モードに割り当てる。
隣り合う入出場ゲートの方向モードを自由に設定してよい場合には、制御値割当手段45は、出場の経路1「60人」:経路2「120人」であることから、「出場のみ」モードの入出場ゲート4つを、例えば1:3に分割する。その上で、入出場ゲート経路間距離テーブル700を用いて、制御値割当手段45は、経路1からの距離が最小の入出場ゲート31を「出場のみ」モードに、経路2からの距離が最小の入出場ゲート34〜36を「出場のみ」モードに、経路3からの距離が最小の入出場ゲート32、33を「入場のみ」モードに割り当てる。この際、入出場ゲート34、35は経路2と比較して経路3に近いが、相対的に入出場ゲート32、33は、経路2とさらに遠い。そのため、上記のように割り当てる。
なお、制御値割当手段45は、流動状況取得手段41の流動状況を用いて、「出場のみ」モードのゲート数4、「入場のみ」モードのゲート数2となる、割当のあらゆるパターンについて、人の移動を群もしくは個人の単位でシミュレーションし、人の流動の交錯が最も小さくなる割当を組み合わせ最適化の手法で探索してもよい。
次に、制御値割当手段45に基づいて、得られた割当パターンに基づいて、入出場ゲート制御手段47は、入出場ゲート31〜36に割当を実行し、後述するモニタ40に制御状況を表示する(S875)。入出場ゲート制御手段47が各入出場ゲート31〜36に対して、指示した際、入出場ゲートが割当に失敗あるいは、故障している場合、入出場ゲート制御手段47に割当失敗であることを通知する。その後、入出場ゲート制御手段47は、割当が不可能な入出場ゲートを通行禁止とした上で、再度、割り当てるように、制御値割当手段45に依頼する(S876のYES)。
一方、エラーが発生せず、割当に成功した場合(S876のNO)、入出場ゲート制御手段は、入出場ゲートの処理を繰り返しが設定されているか確認する(S880)。処理の繰り返しが設定されている場合(S890のYES)、所定の待機時間経過後、ステップ810から処理を繰り返す。一方、処理の繰り返しが設定されていない場合(S880のNO)、入出場ゲート制御手段47は、処理を終了する。
図8は、入出場ゲート最適制御値算出手段44、制御値割当手段45の出力の画面表示の一例を示す図である。モニタ40の画面欄51には、入出場ゲート最適制御値算出手段44が出力した方向モードごとの割当数が、10秒後から40秒後まで10秒ごとに表示されている。現在欄には、入出場ゲート通過状況取得手段46が算出した現在の方向モードごとの割当数を表示する。
画面欄52には、制御値割当手段45が出力した各入出場ゲートごとの方向モードの設定値を、10秒後から40秒後まで10秒ごとに示す。現在欄には、入出場ゲート通過状況取得手段46が取得した制御値を表示する。
画面欄53には、制御値の切り替えが発生するタイミングについてのみ表示する。
なお、入出場ゲートの管理者は、モニタ40を参考として、入力装置39を介して入出場ゲートの制御値を変更してもよい。
なお、制御値割当手段45は、30秒後に「出場のみ」モードに変換されていることを目標に、入出場ゲートの使用状況にあわせて制御してもよい。例えば、入出場ゲート通過状況取得手段46で取得した情報において、通過が一定以上検知されていない場合、もしくは近接者が検知されていない場合に、方向モードや処理人数を切り替えてもよい。また、制御値割当部45で割当を実行しない場合には、方向モードや処理人数を切り替え可能になった入出場ゲートから順に切り替えて行き、入出場ゲート最適制御値算出手段44の算出結果と一致した時点で、切替を終了してもよい。
また、流動状況補足システム29は、本実施例で用いたカメラ以外に、流動状況を補足するための情報源として、レーザレーダ、通過人数カウンタ、列車やエレベータ、エスカレータ等の運行管理システムがある。カメラやレーダを使用する場合は撮影した画像もしくは動画を処理して、人を識別し、各人の位置、移動方向、移動速度等を算出して流動状況とする。各人を識別せずに、ホームが見えない領域面積を算出して人数を概算するなどの方式でもよい。通過人数カウンタを使用する場合には、赤外線等のセンサの位置を横切った人の数をカウントして流動状況とする。列車の運行管理システムを利用する場合には、列車の到着時刻に、下車人数分がホームに現れ、乗車人数分がホームからいなくなるとしてホームの流動状況を作成する方法などがある。
この際、下車人数の推測には、運行管理システム等から取得した車両重量を活用し、車両重量の減少分を平均的な人の体重で割り、予測下車人数を算出してもよい。また、事前に調査した平均下車人数を用いてもよい。他駅での改札情報、券売情報の着地情報とその数を集計し、下車人数を推測してもよい。エレベータに関しては、列車と同様でありエレベータが列車に、エレベータの出入口がホームに該当する。エスカレータは階段と同じとみなせるが、例えば運行中止中はそこに流動が存在しないという条件として入力することができる。
流動需要予測手段42は、上述した方法以外に、流動状況と入出場ゲートの流動需要の関係を示すモデルを使用して予測値を算出してもよい。また、人の移動を群もしくは個人の単位でシミュレーションし、シミュレーション結果として入出場ゲート時点の流動量を計測してもよい。また、入出場ゲート通過状況取得手段46が計測した過去の通過状況を記録し、その入場、および出場の量の平均値を用いてもよい。経験則からの一定値を用いてもよい。
また、本実施例では、鉄道駅を前提に記載したが、鉄道駅以外に、球場やビルやイベント会場等で入出場ゲートが存在する場所であれば、本発明を適用することができる。
以上に記載した実施例によれば、駅内やビル内等、入出場ゲートで区切られた地域の内外での人の流れの円滑性、安全性を向上させることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成に他の構成を加えることも可能である。また、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
10・・・入出場ゲート制御システム
21〜24・・・カメラ
31〜36・・・入出場ゲート
25・・・列車
26・・・運行管理システム
29・・・流動状況捕捉システム
41・・・流動状況取得手段
42・・・流動需要予測手段
43・・・流動上限算出手段
44・・・入出場ゲート最適制御値算出手段
45・・・制御値割当手段
46・・・入出場ゲート通過状況取得手段
47・・・入出場ゲート制御手段

Claims (11)

  1. 複数の入出場ゲートを制御する入出場ゲート制御システムであって、
    前記複数の入出場ゲートの周辺に設置された複数のセンサから人の流動状況を取得する流動状況取得手段と、
    前記流動状況に基づき、入出場ゲートの各方向の将来の流動需要を予測する流動需要予測手段と、
    前記流動需要に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向を決定し、前記複数の入出場ゲートに通行方向を設定する制御手段と、
    前記流動状況取得手段が取得した前記流動状況に基づき、前記各入出場ゲートの周辺における人の密度を算出し、所定の密度以上にならないように入出場ゲートの流動量の上限値を算出する流動上限算出手段と
    を備え、ることを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  2. 請求項1に記載の入出場ゲート制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記流動需要が前記流動量の上限値を超える場合、前記流動量の上限値に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向と、割当数を算出することを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  3. 請求項2に記載の入出場ゲート制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記複数の入出場ゲートの割当数になり、かつ前記流動状況取得手段が取得した前記流動状況に基づき総移動距離が最短となるように、前記各入出場ゲートの通行方向を設定することを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  4. 請求項3に記載の入出場ゲート制御システムにおいて、
    前記流動状況取得手段が算出した流動状況に基づき、前記制御手段は、人同士のすれ違いが最小となることを条件に前記各入出場ゲートの通行方向を設定することを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  5. 請求項4に記載の入出場ゲート制御システムにおいて、
    前記制御手段が設定した通行方向を設定する際、前記複数の入出場ゲートの少なくとも一つの入出場ゲートについて、前記設定ができない場合、前記制御手段は、前記少なくとも一つの入出場ゲートを通行禁止として、再度、割当数と通行方向を設定することを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  6. 請求項5に記載の入出場ゲート制御システムにおいて、
    前記各入出場ゲートの通過状況を取得する入出場ゲート通過状況取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記通過状況に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向を決める方向モードの切替のタイミングを決定することを特徴とする入出場ゲート制御システム。
  7. 複数の入出場ゲートを制御する入出場ゲート制御システムの入出場制御方法であって、
    演算部は、前記複数の入出場ゲートの周辺に設置された複数のセンサから人の流動状況を取得し、
    前記流動状況に基づき、入出場ゲートの各方向の将来の流動需要を予測し、
    前記流動需要に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向を決定し、前記複数の入出場ゲートに通行方向を設定し、
    前記流動状況に基づき、前記各入出場ゲートの周辺における人の密度を算出し、所定の密度以上にならないように入出場ゲートの流動量の上限値を算出することを特徴とする入出場制御方法。
  8. 請求項7に記載の入出場制御方法において、
    前記演算部は、前記流動需要が前記流動量の上限値を超える場合、前記演算部は、前記流動量の上限値に基づき、前記各入出場ゲートの通行方向と、割当数を算出することを特徴とする入出場制御方法。
  9. 請求項8に記載の入出場制御方法において、
    前記演算部は、前記複数の入出場ゲートの割当数になり、かつ前記流動状況取得手段が取得した前記流動状況に基づき総移動距離が最短となるように、前記各入出場ゲートの通行方向を設定することを特徴とする入出場制御方法。
  10. 請求項9に記載の入出場制御方法において、
    前記流動状況に基づき、前記演算部は、人同士のすれ違いが最小となることを条件に前記各入出場ゲートの通行方向を設定することを特徴とする入出場制御方法。
  11. 請求項10に記載の入出場制御方法において、
    制御手段が設定した通行方向を設定する際、前記複数の入出場ゲートの少なくとも一つの入出場ゲートについて前記設定ができない場合、前記演算部は、前記少なくとも一つの入出場ゲートを通行禁止として、再度、割当数と通行方向を設定することを特徴とする入出場制御方法。
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