JP3708497B2 - 混雑状況監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、混雑状況を監視する混雑状況監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路の渋滞を監視する交通渋滞監視システムが知られている。この交通渋滞監視システムは、道路上を走行する車両を検出する検出装置と、この検出装置の検出結果に基づいて交通渋滞の状況を判別する判別装置と、この判別装置の判別結果を表示する表示装置などを備えている。この交通渋滞監視システムでは、交通渋滞の状況などを表示装置に表示して運転者などに通知し、車両を迂回路に誘導したり道路の一部を通行止めにして交通渋滞を緩和させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
イベント開催時などに通路、階段、歩道橋などを多量の通行者が一度に通行すると、通路や階段などが混雑して危険な状態になることがある。このため、警備員や警察官などが通路や階段などをビデオや目視により監視して、通路にロープなどを張って通行者の流れを制限したり分散させて通行者を誘導し整理している。交通渋滞の場合には、ある程度の車間距離を維持した状態で車両が混雑しているため、渋滞状況に規則性があり渋滞の予測も比較的容易である。しかし、通行者の混雑の場合には、人間の心理や行動を予測することが困難であり、予め混雑状況を把握したり認識することが困難である。その結果、事前の警備計画などをはるかに上回る通行者が通路や階段などに押し寄せると、転倒事故などが発生したり死傷者が発生するおそれがある。
【0004】
この発明の課題は、通行者の混雑による事故を未然に防止することができる混雑状況監視システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、混雑状況を監視する混雑状況監視システムであって、所定領域内を通行する通行者を検出する検出手段(2)と、前記検出手段の検出結果に基づいて混雑度を演算する演算手段(3)と、前記演算手段の演算結果に基づいて前記混雑状況を判定する判定手段(7)と、前記通行者が通行する通路が複数の領域(B 1 ,…,B m )に区画されているときに、前記判定手段の判定結果に基づいて、これらの領域毎にこの通行者の通行を規制する規制手段(9)と、前記規制手段の動作を制御する制御手段(8)とを備え、前記規制手段は、前記通路を遮るように設置された複数のドア(9b)を備え、前記制御手段は、前記複数の領域の前記通行者の通過量が平均化するように、各領域内の混雑状況に応じて任意の前記ドアを開閉させることを特徴とする混雑状況監視システム(1)である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムを駅に設置した状態を示す斜視図である。
駅Sは、列車を停めて乗客を乗降させる旅客駅などの停車場である。駅Sは、図1に示すように、乗客が列車に乗降する乗降場(ホーム)と駅出入口との間を乗客が通過する通路や階段などのコンコースS1 と、切符を改札及び集札する改札口S2 などを備えている。コンコースS1 は、複数のブロック(領域)B1 ,…,Bm に区画されている。
【0015】
図2は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの構成図である。
混雑状況監視システム1は、コンコースS1 などの混雑状況を監視する歩行者混雑状況監視制御システムである。混雑状況監視システム1は、図2に示すように、検出手段2と、演算手段3と、計時手段4と、記憶手段5と、修正手段6と、判定手段7と、制御手段8と、規制手段9と、通知手段10と、送信手段11と、通信手段12と、移動局装置13などを備えている。
【0016】
図3は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの検出手段の構成図である。図4は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの検出部の断面図であり、図4(A)は検出部が非通電状態であるときの断面図であり、図4(B)は検出部が通電状態であるときの断面図である。
検出手段2は、所定領域内を通行する通行者を検出する手段である。検出手段2は、図3に示すように、複数の検出部M1 ,…,Mm を備えている。検出部M1 ,…,Mm はいずれも同一構造であり、以下では一つの検出部M1 を例に挙げて説明する。
【0017】
検出部M1 は、所定領域内を通行する通行者の圧力を検出する感圧スイッチやマットスイッチなどの圧力検出装置である。検出部M1 は、図4に示すように、上側導電体2aと、この上側導電体2aと交差して配置された下側導電体2bと、上側導電体2aと下側導電体2bとが接触及び離間する部分(電気接点部)を除き、上側導電体2aと下側導電体2bとの間に挟み込まれた絶縁性弾性体2cと、上側導電体2aの表面を覆う絶縁性被覆材2dと、下側導電体2bの表面を覆う絶縁性被覆材2eなどから構成されている。検出部M1 は、例えば、人間一人分を検出可能なように1枚が縦0.3m×横0.3m程度の大きさに形成されており、複数の電気接点部がメッシュ状に形成された点字ブロック状の部材である。検出部M1 は、図4(A)に示すように、通行者が通行していないときには、絶縁性弾性体2cの弾性力によって上側導電体2aと下側導電体2bとが離間して非通電状態になっている。検出部M1 は、図4(B)に示すように、通行者によって踏まれると、この踏まれた部分に相当する領域内の電気接点部がON動作して通電状態になり検出信号を演算手段3に出力する。検出部M1 ,…,Mm は、図1に示すように、通行者の移動方向と略直交する方向に沿ってコンコースS1 を遮るように、10m程度の間隔を開けて配置されている。検出部M1 は、例えば、長さ5m×幅0.6m〜1m程度の領域内を通行する通行者を検出可能なように、複数枚を並べて帯状に敷設されている。図1に示すように、検出部M1 は階段付近の通行者を検出可能なようにブロックB1 に設置され、検出部M2 は改札口S2 を通過して乗降場階段に向かう通行者を検出可能なようにブロックB2 に設置され、検出部M3 は二つの通路の合流点から改札口2 に向かう通行者を検出可能なようにブロックB3 に設置され、検出部Mm は駅出入口を通過した通行者を検出可能なようにブロックBm に設置されている。
【0018】
演算手段3は、検出手段2の検出結果に基づいて、混雑度を演算する手段である。演算手段3は、検出部M1 ,…,Mm が出力する検出信号に基づいて、ブロックB1 ,…,Bm 内に存在する通行者の存在密度(単位面積当たりの通行人数)に相当する混雑度(人数/m2 )を各ブロックB1 ,…,Bm 毎に演算する。ここで、ブロックB1 ,…,Bm は、例えば、100mの通路の場合には5m間隔で20ブロック程度に設定される。演算手段3は、図4(B)に示すように、通行者によって踏まれた領域の面積が検出部M1 全体の面積に占める割合を演算する。演算手段3は、例えば、検出部M1 ,…,Mm の検出値を一定間隔(例えば1秒程度)でサンプリングし、所定時間経過(例えば3秒程度)するまでにサンプリングした検出値を加算又は平均化して誤差の少ない混雑度を演算する。また、演算手段3は、検出手段2の検出結果に基づいて現在の混雑度を演算するとともに、この現在の混雑度に基づいて将来の混雑度を予測演算したり、検出開始から現在までの混雑度の変化パターン(変化曲線)を演算する。演算手段3は、演算後の混雑度を混雑度情報として記憶手段5及び判定手段7に出力する。
【0019】
計時手段4は、検出手段2が検出を開始してから検出を終了するまでの時間を測定する手段である。計時手段4は、例えば、駅Sが業務を開始する始業時刻になると計時を開始し、駅Sが1日の業務を終了する終業時刻になると計時を終了するタイマなどである。
【0020】
図5は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの記憶手段のメモリ部を説明するための図である。
記憶手段5は、演算手段3の演算結果を混雑度情報として記憶する手段である。記憶手段5は、混雑度情報を時系列順のチャートとして記憶するメモリなどである。記憶手段5は、図5に示すように、各時刻T1 ,…,Tn に演算手段3が演算した混雑度C11,…,Cnmを各ブロックB1 ,…,Bm 毎にテーブル化して管理し記憶する。また、記憶手段5は、時刻Tn+1 で演算手段3が予測演算した将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を各ブロックB1 ,…,Bm 毎に記憶するとともに、修正手段6が修正した実際の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mを記憶する。
【0021】
図2に示す修正手段6は、演算手段3が演算した将来の混雑度情報を演算手段3が演算した実際の混雑度情報に修正する手段である。修正手段6は、時刻Tn において演算手段3が予測演算した将来の混雑度C'n+1と、ΔT時間後の時刻Tn+1 において演算手段3が演算した実際の混雑度Cn+1 との差が許容範囲を超えるときには、将来の混雑度C'n+1を実際の混雑度Cn+1 に修正する。修正手段6は、修正後の混雑度Cn+1 を記憶手段5に出力する。
【0022】
判定手段7は、演算手段3の演算結果に基づいて、混雑状況を判定する手段である。判定手段7は、演算手段3が演算した現在の混雑度情報と記憶手段5が記憶する過去の混雑度情報とに基づいて混雑状況を判定する。また、判定手段7は、検出を開始してから現在までの混雑度の変化パターンに近似した過去の混雑度の変化パターンを記憶手段5から検索して照合する。判定手段7は、混雑度が所定値(しきい値)を超えたときには混雑状況が危険状態であると判定する。判定手段7は、各ブロックB1 ,…,Bm 毎に混雑状況を判定し、この判定結果を混雑情報として制御手段8、通知手段10及び送信手段11に出力する。
【0023】
制御手段8は、規制手段9の動作を制御する手段である。制御手段8は、判定手段が出力する混雑情報に基づいて規制手段9に動作を指令し、ブロックB1 ,…,Bm の通過量が平均化するように規制部R1 ,…,Rm を動作制御する。
【0024】
規制手段9は、判定手段7の判定結果に基づいて、通行者の通行を規制する手段である。規制手段9は、各ブロックB1 ,…,Bm 毎に通行者の通行を規制する複数の規制部R1 ,…,Rm を備えている。規制部R1 ,…,Rm は、いずれも略同一構造であり、以下では一つの規制部R1 を例に挙げて説明する。
【0025】
図6は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの規制手段及び通知手段の構成図である。
規制部R1 は、ブロックB1 内に進入する通行者の通行量を規制する装置である。規制部R1 は、通行者の移動方向と略直交する方向に沿ってコンコースS1 を遮るように設置された複数のゲート9aと、これらのゲート9aをそれぞれ開閉する複数のドア9bと、これらのドア9bをそれぞれ開閉駆動する複数の駆動部9cとを備えている。規制部R1 は、ブロックB1 内の混雑状況に応じて任意のドア9bを開閉して、ブロックB1 内の通行量を調整し規制する。
【0026】
図1に示す通知手段10は、判定手段7の判定結果を通知する手段である。通知手段10は、各ブロックB1 ,…,Bm 毎に混雑状況を表示する複数の通知部I1 ,…,Im を備えている。通知部I1 ,…,Im は、いずれも略同一構造であり、以下では一つの通知部I1 を例に挙げて説明する。
【0027】
通知部I1 は、文字、図形又は記号などによって混雑状況を表示する発光素子や液晶画面などの表示装置である。通知部I1 は、図6に示すように、複数の表示部10aを備えている。表示部10aは、コンコースS1 の上方にゲート9a毎にそれぞれ設置されており、混雑状況をパーセント表示したり進入の許可及び禁止を表示して通行者に注意を喚起する。
【0028】
図1に示す送信手段11は、判定手段の判定結果を送信する手段である。送信手段11は、例えば、受信手段13aに混雑情報を送信する無線装置などである。通信手段12は、混雑状況監視システム1の一部を構成する各手段を相互に通信可能な状態で接続するバスなどである。移動局装置13は、駅係員などが所持する携帯端末などである。移動局装置13は、送信手段11が送信する混雑情報を受信する受信手段13aと、この受信手段13aが受信した混雑情報を液晶画面などに表示して通知する通知手段13bとを備えている。
【0029】
次に、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの動作を説明する。
図7は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの動作を説明するためのフローチャートである。以下では、演算手段3及び判定手段7の動作を中心に説明する。
ステップ(以下、Sという)100において、計時が開始(n=0)される。演算手段3が計時手段4に計時開始を指令すると、計時手段4がカウンタ値をリセット(n=0)して計時を開始する。計時手段4は、例えば、駅Sの始業時刻に合わせて計時を開始する。
【0030】
S200において、検出が開始される。演算手段3が検出手段2に検出開始を指令すると検出手段2が検出を開始し、ブロックB1 ,…,Bm 毎に検出部M1 ,…,Mm が検出信号を演算手段3に出力する。
【0031】
S300において、現在の混雑度Cn が演算される。演算手段3は、検出部M1 ,…,Mm が出力する検出信号に基づいて、ブロックB1 ,…,Bm 毎に現在の混雑度Cn1,…,Cnmを演算して記憶手段5に出力する。
【0032】
S400において、現在の混雑度Cn が記憶される。記憶手段5は、図5に示すように、ブロックB1 ,…,Bm 毎に現在の混雑度Cn1 ,…,Cnmを記憶する。
【0033】
S500において、検出開始から現在までの混雑度の変化パターンが演算される。演算手段3は、記憶手段5が記憶する混雑度情報を読み出して、検出を開始してから現在までの混雑度の変化パターンを演算する。
【0034】
S600において、過去の混雑度の変化パターンを検索する。演算手段3は、記憶手段5が記憶する混雑度情報を読み出して、検出を開始してから現在までの混雑度の変化パターンに近似した過去の混雑度の変化パターンを検索する。演算手段3は、例えば、検出開始日がイベント開催日や繁忙日であるときには、過去のイベント開催日や繁忙日における混雑度の変化パターンを優先して検索する。
【0035】
S700において、近似する過去の混雑度の変化パターンがあるか否かが判定される。判定手段7は、検出を開始してから現在までの混雑度の変化パターンと過去の混雑度の変化パターンとを照合し、これらの変化パターンが近似しているか否かを判定する。近似する過去の混雑度の変化パターンがあるときにはS800に進み、近似する過去の混雑度の変化パターンがないときにはS1000に進む。
【0036】
S800において、過去の混雑度の変化パターンから将来の混雑度C'n+1 が予測される。演算手段3は、検出開始から現在までの混雑度の変化パターンと過去の混雑度の変化パターンとが近似するときには、過去の混雑度の変化パターンに基づいて将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を予測演算する。演算手段3は、例えば、ΔT=5秒〜5分程度の間隔を開けて将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を予測演算する。
【0037】
S900において、将来の混雑度C'n+1が記憶される。記憶手段5は、演算手段3が予測演算した将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を記憶する。
【0038】
S1000において、ΔT時間前の過去の混雑度Cn-1 が読み出される。演算手段3は、記憶手段5が記憶するΔT時間前の過去の混雑度C(n-1)1,…,C(n-1)mを読み出す。
【0039】
図8は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの演算手段の演算処理を説明するための図である。
S1100において、ΔT時間後の将来の混雑度C'n+1が予測演算される。演算手段3は、図8に示すように、時刻Tn-1 における過去の混雑度Cn-1 と時刻Tn における現在の混雑度Cn とを演算する。演算手段3は、時刻Tn-1 から時刻Tn までの間に変化した混雑度の変化量ΔC=(Cn −Cn-1 )/(Tn −Tn-1 )を演算するとともに、この混雑度の変化量ΔCに基づいて時刻Tn+1 における将来の混雑度C'n+1 =Cn +ΔCを演算する。演算手段3は、演算した将来の混雑度C'n+1 =Cn +ΔCを混雑度情報として記憶手段5及び判定手段7に出力する。
【0040】
S1200において、将来の混雑度C'n+1が記憶される。記憶手段5は、演算手段3が予測演算した将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を記憶する。
【0041】
図9は、この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの判定手段の判定処理を説明するための図である。
S1300において、将来の混雑度C'n+1が所定値Cthを超えるか否かが判定される。判定手段7は、将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cthを超えるか否かを判定する。一般に、通行量(人/s)=歩行速度(m/s)×通路幅(m)×混雑度(人/m2 )である。通常、歩行速度は60(m/分)であり、安全通行人数は1m幅当たり1.5(人/秒)であり、歩行密度は、1.5(人/m2 )である。混雑度1.5(人/m2 )以下では通行者が通路や階段をほぼ安全に通行可能な状態であり、混雑度3.0(人/m2 )以下では通行者が一定の歩行速度で通行可能な限界状態であり、混雑度3.0(人/m2 )以上では危険な状態であり、混雑度5.0(人/m2 )以上では通行者が動けなくなる危険状態(危険性大)である。このため、判定手段7は、例えば、図9に示すように、将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cth1 =5.0(人/m2 )を超えるときには、通行を直ちに停止させる必要がある危険状態であると判定する。また、判定手段7は、将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cth2 =1.5〜3.0(人/m2 )を超え所定値Cth1 =5.0(人/m2 )以下であるときには、通行を監視する必要がある注意状態であると判定する。さらに、判定手段7は、将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cth2 =1.5〜3.0(人/m2 )以下であるときには、ほぼ安全に通行が可能な通常状態であると判定する。将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cthを超えるときにはS1400に進み、将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m が所定値Cth以下であるときにはS1500に進む。
【0042】
S1400において、規制手段9が動作する。制御手段8は、判定手段7が判定した混雑状況に応じて規制手段9に動作を指令する。図9に示すように、規制手段9が動作しないと、時刻Tn から時刻Tn+1 までの間で混雑度が点線で示すように変化して所定値Cthを超えて危険状態になると予測される。このため、例えば、図1に示すブロックB1 の混雑状況がΔT時間経過後に危険状態又は注意状態になると判定手段7が判定したときには、制御手段8が規制部R1 に動作を指令してブロックB2 からブロックB1 に進入しようとする通行者を規制する。同時に、制御手段8が規制部Rm に動作を指令して、駅入口からブロックB1 に進入しようとする通行者を規制する。このように、将来の混雑度C'(n+1)1 の大きさに応じてゲート9aのドア9bが駆動部9cによって閉鎖されると、図9に示すように時刻Tn から時刻Tn+1 までの間で混雑度が実線で示すように変化する。
【0043】
S1500において、混雑状況が通知される。通知手段10は、判定手段7が判定した混雑状況を通行者に通知する。例えば、図1に示すブロックB1 の混雑状況が危険状態であるときには、図6に示す表示部10aに混雑状況をパーセント表示したり、閉鎖されたゲート9aに対応する表示部10aに進入の禁止を表示する。また、送信手段11が受信手段13aに混雑情報を送信すると、移動局装置13を所持する駅係員などに通知手段13bが混雑状況を通知する。
【0044】
S1600において、ΔT時間経過したか否かが判定される。判定手段7は、計時手段4が計時した計時時間に基づいて、ΔT時間経過したか否かを判定する。ΔT時間経過したときにはS1700に進み、ΔT時間経過していないときにはΔT時間経過するまで判定手段7が判定を繰り返す。
【0045】
S1700において、カウンタ値nがインクリメント(n=n+1)される。計時手段4がカウンタ値n=n+1に設定する。
【0046】
S1800において、計時開始から所定時間を経過したか否かが判断される。判定手段7は、計時手段4が計時を開始してから所定時間を経過したか否かを判定する。判定手段7は、例えば、計時手段4のカウンタ値が駅Sの終業時刻に達したときには、計時開始から所定時間を経過したと判定する。計時開始から所定時間を経過したときには一連の処理が終了し、計時開始から所定時間を経過していないときにはS300に戻り、時刻Tn+1 の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mを演算手段3が演算する。
【0047】
S1900において、規制手段9が解除動作する。制御手段8は、規制手段9に解除動作を指令する。例えば、図1に示すブロックB1 の混雑状況が通常状態であると判定手段7が判定したり、危険状態から通常状態になったと判定手段7が判定したときには、制御手段8が規制部R1 に解除動作を指令する。その結果、図6に示すドア9bが開放状態を維持したり、混雑状況に応じて駆動部9cによってドア9bがゲート9aを開放する。
【0048】
S2000において、混雑状況が通知される。通知手段10は、例えば、図1に示すブロックB1 の混雑状況が通常状態であるときや通常状態から注意状態に変化したときには、図6に示す表示部10aのパーセント表示の値を変更したり、開放されたゲート9aに対応する表示部10aに進入の許可を表示する。
【0049】
S2100において、ΔT時間経過したか否かが判定される。判定手段7がΔT時間経過したと判定したときにはS2200に進み、ΔT時間経過していないときには判定手段7が判定を繰り返す。
【0050】
S2200において、カウンタ値nがインクリメント(n=n+1)される。計時手段4がカウンタ値n=n+1に設定する。
【0051】
S2300において、実際の混雑度Cn+1 が演算される。演算手段3は、ΔT時間経過後の実際の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mを演算する。
【0052】
S2400において、ΔT時間前に予測した混雑度C'n+1が読み出される。演算手段3は、ΔT時間前に予測演算した将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を記憶手段5から読み出す。
【0053】
S2500において、混雑度Cn+1 と混雑度C'n+1との差が許容範囲内であるか否かが判定される。判定手段7は、ΔT時間経過後の実際の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mと、ΔT時間前に予測演算した将来の混雑度C'n+1との差が許容範囲内であるか否かを判定する。混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mと混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m との差が許容範囲内であるときには、予測値と実測値との差が僅かであり将来の予測演算の結果に誤差を生ずる危険性が少ないためS2700に進む。一方、混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mと混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m との差が許容範囲を超えるときには、予測値と実測値との差が大きく将来の予測演算の結果に誤差を生ずる危険性があるためS2600に進む。
【0054】
S2600において、ΔT時間前に予測した混雑度C'n+1が実際の混雑度Cn+1 に書き替えられる。ΔT時間経過後の実際の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mを演算手段3が記憶手段5に出力すると、ΔT時間前に予測演算した将来の混雑度C'(n+1)1 ,…,C'(n+1)m を実際の混雑度C(n+1)1,…,C(n+1)mに書き替えられて記憶される。
【0055】
S2700において、計時開始から所定時間を経過したか否かが判断される。計時開始から所定時間を経過したときには一連の処理が終了し、計時開始から所定時間を経過していないときにはS500に戻り、検出開始から時刻Tn+1 までの混雑度の変化パターンを演算手段3が演算する。
【0056】
この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムには、以下に記載するような効果がある。
(1) この実施形態では、所定領域内を通行する通行者を検出手段2が検出し、この検出手段2の検出結果に基づいて混雑度を演算手段3が演算するとともに、この演算手段3の演算結果に基づいて混雑状況を判定手段7が判定する。その結果、通行状況や通行状況の変化などから混雑度を判断するために、通行者の混雑による転倒事故などの防止に判定結果を役立てることができる。
【0057】
(2) この実施形態では、検出手段2の検出結果に基づいて現在の混雑度Cn を演算手段3が演算し、この現在の混雑度Cn に基づいて将来の混雑度C'n+1を演算手段3が予測演算する。その結果、混雑状況が危険状態になる前に将来の混雑状況を予測して、通行者の混雑による事故を防止することができる。
【0058】
(3) この実施形態では、演算手段3の演算結果を混雑度情報として記憶手段5が記憶し、演算手段3が演算する現在の混雑度情報と記憶手段5が記憶する過去の混雑度情報とに基づいて判定手段7が混雑状況を判定する。その結果、過去の混雑度Cn-1 と現在の混雑度Cn とがΔT時間内で変化する混雑度の変化量ΔCを演算することによって、将来の混雑度C'n+1 =Cn +ΔCを容易に予測することができる。また、計測を開始してから現在までの混雑度の変化パターンと過去の混雑度の変化パターンとを照合することのよって、将来の混雑度を容易に予測演算することができる。
【0059】
(4) この実施形態では、記憶手段5が記憶する将来の混雑度C'n+1を演算手段3が演算した実際の混雑度Cn+1に修正手段6が修正し、この修正後の混雑度Cn+1を記憶手段5が記憶する。その結果、予測値と実測値とのずれが常に修正され記憶されるため、混雑度の予測精度を向上させることができる。
【0060】
(5) この実施形態では、将来の混雑度C'n+1が所定値Cthを超えたときには、混雑状況が危険状態であると判定手段7が判定する。その結果、混雑状況が危険状態に達する前に通行者の混雑による事故を未然に防止することができる。
【0061】
(6) この実施形態では、所定領域内を通行する通行者の圧力を検出する検出部M1 ,…,Mm を検出手段2が備える。その結果、簡単な検出装置によって通行者の通行を検出できるため、混雑状況監視システム1が安価で経済的になるとともに、地形に合わせて通路や階段などに検出装置を簡単に設置することができる。
【0062】
(7) この実施形態では、判定手段7の判定結果に基づいて通行者の通行を規制手段9が規制する。その結果、混雑状況が危険状態に近いときには通行者の進入を制限し、混雑状況が通常状態であるときには規制を解除して、通行量を平均化することができる。
【0063】
(8) この実施形態では、各ブロックB1 ,…,Bm 毎に通行者の通行を規制部R1 ,…,Rm が規制する。その結果、各ブロックB1 ,…,Bm 毎に通行量が細かく調整されて通行者の流れが平均化するように制御することができる。
【0064】
(9) この実施形態では、判定手段7の判定結果を通知手段10,13bが通知する。その結果、通行者に注意を喚起して適切な情報をリアルタイムで提供し混雑の緩和を図ることができるとともに、駅係員や警備員などに混雑状況をリアルタイムで通知して通行者を安全に誘導させることができる。
【0065】
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、駅Sの通路や停車場階段などのコンコースS1 を例に挙げて説明したが、イベント開場に向かう通路、階段、歩道橋などや、病院、銀行、券売機などを利用する利用者が並ぶ通路についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、通行者の歩行時の圧力を検出する検出部M1 ,…,Mm を例に挙げて説明したが、所定領域内を通行する通行者を撮像するビデオカメラなどの撮像装置を使用することもできる。この場合には、所定時間毎に撮像装置が出力する画像情報を平均化して、所定領域内に通行者が存在する面積をこの平均化した画像情報に基づいて解析し混雑度を演算することができる。
【0066】
(2) この実施形態では、将来の混雑度Cn+1が所定値Cthを越えたときに混雑状態が危険状態であると判定しているが、判断方法はこれに限定するものではない。例えば、混雑度の変化量(混雑度の微分値)ΔCが所定値を超えたときに危険状態であると判定したり、所定値Cthよりも値の小さいしきい値を設定し、現在の混雑度Cn がこのしきい値を超えたときに危険状態であると判定してもよい。また、この実施形態では、混雑度を演算して混雑状況の判断基準としているが、通行者の移動速度を演算して混雑状況の判断基準としてもよい。
【0067】
(3) この実施形態では、過去の混雑度の変化パターンを演算しているが、基準となる通常の混雑度の変化パターンに基づいて将来の混雑度を予測したり、夏祭などの繰り返しイベントが数日間続くときには前日の混雑度の変化パターンを補助的に使用して混雑度を予測してもよい。また、この実施形態では、過去の混雑度の変化パターンを記憶しているが、このような変化パターンがなくても混雑度の変化率を時系列で読み取ることで数秒先の歩行速度を予測することもできる。
【0068】
(4) この実施形態では、移動局装置13に混雑情報を通知しているが、駅業務全般を運営し管理する駅務室や駅入口の案内表示板などに混雑情報を通知してもよい。また、この実施形態では、水平方向に開閉するドア9bによって通行を規制しているが、上下方向に移動するゲートによって通行を規制してもよい。さらに、この実施形態では、各ブロックB1 ,…,Bm 毎の混雑度の変化率を読み取り次の時点での混雑度を予測しているが、各ブロックB1 ,…,Bm 間の波及効果を読み取り混雑度(危険性)を予測してもよい。例えば、あるブロックBm-1 の容量Pm-1 =後のブロックBm から流入する量PIN−前のブロックBm-2 の空き容量P0UT によって予測することもできる。この場合には、前のブロックBm-2 で歩行が停止したときに後のブロックBm の歩行者が押し寄せてきて、前のブロックBm-2 の容量Pm-2 =あるブロックBm-1 の容量Pm-1 +後のブロックBm の容量Pm となるような危険な状態を回避することができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によると、通行者の混雑による事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムを駅に設置した状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの構成図である。
【図3】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの検出手段の構成図である。
【図4】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの検出部の断面図であり、(A)は検出部が非通電状態であるときの断面図であり、(B)は検出部が通電状態であるときの断面図である。
【図5】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの記憶手段のメモリ部を説明するための図である。
【図6】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの規制手段及び通知手段の構成図である。
【図7】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの演算手段の演算処理を説明するための図である。
【図9】この発明の実施形態に係る混雑状況監視システムの判定手段の判定処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 混雑状況監視システム
2 検出手段
3 演算手段
5 記憶手段
6 修正手段
7 判定手段
9 規制手段
10,13b 通知手段
B1 ,…,Bm ブロック
M1 ,…,Mm 検出部
Cn 現在の混雑度
Cn-1 過去の混雑度
C'n+1 将来の混雑度(予測した混雑度)
Cn+1 実際の混雑度
ΔC 混雑度の変化量
Cth 所定値
Claims (1)
- 混雑状況を監視する混雑状況監視システムであって、
所定領域内を通行する通行者を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて混雑度を演算する演算手段と、
前記演算手段の演算結果に基づいて前記混雑状況を判定する判定手段と、
前記通行者が通行する通路が複数の領域に区画されているときに、前記判定手段の判定結果に基づいて、これらの領域毎にこの通行者の通行を規制する規制手段と、
前記規制手段の動作を制御する制御手段とを備え、
前記規制手段は、前記通路を遮るように設置された複数のドアを備え、
前記制御手段は、前記複数の領域の前記通行者の通過量が平均化するように、各領域内の混雑状況に応じて任意の前記ドアを開閉させること、
を特徴とする混雑状況監視システム。
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