JPWO2016170767A1 - 群集誘導装置、群集誘導システム、群集誘導方法、および、プログラム - Google Patents

群集誘導装置、群集誘導システム、群集誘導方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

本発明は、群集に対する誘導指示を行う際に、人の経験や勘に依存することなく、全体的な移動効率および安全性を高める技術を提供する。群集指標算出部11は、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、群集の安全性に関する指標および群集の移動効率に関する指標を算出する。また、群集配分決定部12は、各対象エリアについて算出された各指標に基づいて、各誘導地点における群集の各対象エリアへの配分を決定する。また、誘導指示決定部13は、各誘導地点について、決定された配分に基づく誘導指示内容を決定する誘導指示決定部13と、を備える。

Description

本発明は、群集を誘導する技術に関する。
イベント等の開催により、特定のエリアおよび時間帯でたくさんの人の群れである群集の移動が集中する現象がある。そのような現象としては、例えば、スポーツの試合開催時のスタジアムへの移動や、花火大会などの催し物開催時の会場への移動などがある。このような群集の移動に対しては、迅速な移動とともに安全性を考慮した誘導が必要とされている。
群集の安全性として重要とされている指標として、人の密度がある(非特許文献1参照)。人の密度が高くなるほど、それぞれの人の圧迫されることによる不快感は増加する。また、人の密度がさらに高くなると、呼吸困難や意識不明によって最悪死に至るケースも報告されている。また人の密度が高くなると、ある一人の転倒が後続の群集の転倒を引き起こし、将棋倒しのような事故も発生しやすい。
このような群集の移動における問題に関連する技術の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連技術は、イベント会場の周辺地点および警備対象区域の人出を予測することにより、警備計画の立案を支援する。具体的には、この関連技術は、人出に関連する周辺地点に設置したカメラから得られる映像を画像処理することにより、周辺地点の人流を計測する。そして、この関連技術は、人出と関連する交通機関等の流出入地点における予想された人出の流出入データと、周辺地点で計測した人流の実測値とに基づいて、以降の周辺地点での人流および警備対象区域の人出を予測する。
また、群集の移動における問題に関連する技術の他の一例が、特許文献2に記載されている。特許文献2に記載された関連技術は、赤外線センサによって人体を検知することにより空間の混雑度を判定し、表示装置等に表示する。具体的には、この関連技術は、対象空間において検出される人体存在領域の割合(面積比等)を混雑度として算出する。例えば、この関連技術は、列車内の混雑度を判定して車両側面の表示装置に表示することにより、混雑度を乗客にあらかじめ知らせる。
また、群集の移動における問題に関連する技術の他の一例が、特許文献3に記載されている。特許文献3に記載された関連技術は、イベント会場の最寄り駅における降車人数を計数して集計し、集計して得られる降車人数データにリアルタイムでアクセスする手段を、各地点に配備された警備員によって所持される携帯情報端末に設ける。
また、群集の移動における問題に関連する技術の他の一例が、特許文献4に記載されている。特許文献4に記載された関連技術は、展示会の入場者に所持される端末に対して、各展示ブースの混雑度に応じた表示優先順位でメニュー画面を提示する。具体的には、この関連技術は、入場者に所持される端末からの各展示ブースを表すメニューに対するアクセス数を計測し、アクセス数が多いメニューの表示優先順位を下げる。
また、群集の移動における問題に関連する技術の他の一例が、特許文献5に記載されている。特許文献5に記載された関連技術は、施設から避難場所への避難誘導の際に、複数の避難ルートへの誘導方法を決定する。具体的には、この関連技術は、施設への利用者の到着パターンと滞在時間分布データベースに基づいて、施設の混雑度および混雑ピーク量を予測する。そして、この関連技術は、施設の混雑ピーク量を、設定された誘導方法にしたがって各避難ルートへ振り分けることで、各避難ルートにおける混雑度および混雑ピーク量を予測する。そして、この関連技術は、各避難ルートにおける混雑度および混雑ピーク量の予測を、誘導方法を変化させなら行うことで、各避難ルートの混雑ピーク量が最小となる誘導方法を決定する。
また、群集の移動における問題に関連する技術の他の一例が、特許文献6に記載されている。特許文献6に記載された関連技術は、ショッピングセンターの異なる場所における混雑度、買い物客の移動速度や方向、行列の長さ等に基づいて、一連の目的地を通過するコストが最小になる経路を提示する。具体的には、この関連技術は、ユーザの目的地となる複数の地点の混雑度、移動速度や方向、行列の長さ等を、ビデオデータから算出する。そして、この関連技術は、ビデオデータから得られた情報を用いて、混雑による遅れ等も考慮して、時間や距離等に基づくコストがより低くなる経路を算出して提示する。
岡田光正、"群集安全工学"、鹿島出版会、2011年5月11日、pp.103〜108
特開2004−178358号公報 特開平8−161292号公報 特開2002−297757号公報 特許第4409980号公報 特開2006−171943号公報 特表2004−534999号公報
しかしながら、上述した関連技術には、以下の課題がある。
特許文献1に記載された関連技術は、イベント会場の周辺地点および警備対象区域の人出を予測して提示するものの、提示された情報を用いた警備計画については、利用者(主催者)に委ねている。そのため、この関連技術だけでは、イベント会場の周辺地域全体を俯瞰した移動効率や安全性を高める誘導を行うことができない。
また、特許文献2に記載された関連技術は、判定した空間(列車等)の混雑度を提示するものの、提示された混雑度に応じた移動先については、利用者(乗客等)に委ねられている。そのため、この関連技術だけは、空間全体を俯瞰した移動効率や安全性を高める誘導を行うことができない。
また、特許文献3に記載された関連技術は、イベント会場の最寄り駅の降車人数データをリアルタイムで警備員の携帯情報端末に提示するが、降車人数データを用いた安全かつ効率的な警備内容については、利用者(警備員)に委ねられている。そのため、この関連技術だけは、最寄り駅からイベント会場までの全体を俯瞰した移動効率や安全性を高める誘導を行うことができない。
また、特許文献4に記載された関連技術は、混雑度の高い展示ブースのメニューの表示優先順位を低くするものの、実際に訪れる展示ブースの選択については、利用者(入場者)に委ねられている。そのため、この関連技術だけでは、展示会場全体を俯瞰した効率や安全性を高める誘導を行うことができない。
また、特許文献5に記載された関連技術は、予測した混雑度や混雑ピーク量に基づいて誘導方法を事前に決定するものの、移動中の群集の実際の混雑度を考慮しながらの誘導に適用するのには適していない。また、この関連技術は、複数の独立した避難ルートへの誘導方法を決定するが、目的地までの経路は、途中で分岐・合流するなど独立したルートとしてモデル化するのが難しいことも多い。そのため、この関連技術は、目的地までの経路を独立した複数の経路としてモデル化できない場合に適用することが難しい。
また、特許文献6に記載された関連技術は、混雑度や移動速度等を考慮した誘導を行っているものの、時間や距離に基づくコストを最小とすることを目的としており、安全性に基づくコストについては考慮していない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、群集に対する誘導指示を行う際に、人の経験や勘に依存することなく、全体的な移動効率および安全性を高める技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の群集誘導装置は、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出する群集指標算出手段と、前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定する群集配分決定手段と、前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する誘導指示決定手段と、を備える。
また、本発明の群集誘導システムは、上述の群集誘導装置と、前記各対象エリアにおける前記群集情報を取得する群集情報取得手段と、前記各誘導地点について前記誘導指示内容を表す情報を出力する誘導指示出力手段と、を備える。
また、本発明の群集誘導方法は、群集情報取得手段が、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報を取得し、群集誘導装置が、前記各対象エリアについて、前記群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出し、前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定し、前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定し、誘導指示出力手段が、各誘導地点について前記誘導指示内容を表す情報を出力する。
また、本発明の他の群集誘導方法は、群集誘導装置が、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出し、前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定し、前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する。
また、本発明の記憶媒体は、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出する群集指標算出ステップと、前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定する群集配分決定ステップと、前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する誘導指示決定ステップと、をコンピュータ装置に実行させる群集誘導プログラムを記憶している。
本発明は、群集に対する誘導指示を行う際に、人の経験や勘に依存することなく、全体的な移動効率および安全性を高めるよう誘導指示する技術を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システムのハードウェア構成の他の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における対象エリア情報テーブルに含まれる項目の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における誘導地点情報テーブルに含まれる項目の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システムの群集指標算出動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システムの群集配分決定動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の具体例が誘導対象とするエリアの構造を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態の具体例において誘導地点情報テーブルにあらかじめ含まれる情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の具体例において算出された群集の密度および群集の移動速度を記憶する対象エリア情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の具体例において決定された誘導推奨エリアを記憶する誘導地点情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システムの誘導指示決定動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システム1の機能ブロック構成を図1に示す。図1において、群集誘導システム1は、群集誘導装置10と、1つ以上の群集情報取得部20と、1つ以上の誘導指示出力部30とを備える。群集誘導装置10は、各群集情報取得部20および各誘導指示出力部30と、それぞれ通信可能に接続される。また、群集誘導装置10は、群集指標算出部11と、群集配分決定部12と、誘導指示決定部13とを含む。なお、図1には、群集情報取得部20および誘導指示出力部30を3つずつ示したが、本実施の形態における群集情報取得部および誘導指示出力部の数は、限定されない。
ここで、群集誘導システム1のハードウェア構成の一例を図2に示す。図2において、群集誘導装置10は、CPU(Central Processing Unit)1001、メモリ1002、および、ネットワークインタフェース1003を含む装置によって構成される。メモリ1002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)等によって構成される。メモリ1002には、装置を本実施の形態の群集誘導装置10として機能させるためのコンピュータ・プログラムおよび各種データが記憶される。ネットワークインタフェース1003は、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線網、無線通信網またはこれらの組合せ等によって構成されるネットワークに接続するインタフェースである。
この場合、群集誘導装置10の各機能ブロックは、メモリ1002に記憶されたコンピュータ・プログラムおよび各種データを読み込んで実行しネットワークインタフェース1003等の各部を制御するCPU1001によって構成される。
また、図2において、群集情報取得部20は、CPU2001、メモリ2002、ネットワークインタフェース2003、および、撮像装置2004を含む装置によって構成される。このような装置の一例としては、例えば、監視カメラが挙げられるが、これに限らない。この場合、群集情報取得部20は、後述の各対象エリアについて、それぞれその対象エリアを撮像範囲とするよう設置される。メモリ2002には、装置を本実施の形態の群集情報取得部20として機能させるためのコンピュータ・プログラムおよび各種データが記憶される。ネットワークインタフェース2003は、インターネット、LAN、公衆回線網、無線通信網またはこれらの組合せ等によって構成されるネットワークに接続するインタフェースである。
この場合、群集情報取得部20は、CPU2001が、メモリ2002に記憶されたコンピュータ・プログラムおよび各種データを読み込んで実行しネットワークインタフェース2003および撮像装置2004を制御することにより実現される。
また、図2において、誘導指示出力部30は、CPU3001、メモリ3002、ネットワークインタフェース3003、および、表示装置3005を含む装置によって構成される。このような装置の一例としては、例えば、電光掲示板が挙げられるが、これに限らない。この場合、誘導指示出力部30は、後述の各誘導地点に、誘導地点に近づく群集によってその出力を認識可能に設置される。メモリ3002には、装置を本実施の形態の誘導指示出力部30として機能させるためのコンピュータ・プログラムおよび各種データが記憶される。ネットワークインタフェース3003は、インターネット、LAN、公衆回線網、無線通信網またはこれらの組合せ等によって構成されるネットワークに接続するインタフェースである。
この場合、誘導指示出力部30は、CPU3001が、メモリ3002に記憶されたコンピュータ・プログラムおよび各種データを読み込んで実行しネットワークインタフェース3003および表示装置3005を制御することにより実現される。
また、群集誘導システム1のハードウェア構成の他の一例を図3に示す。図3は、図2に示したハードウェア構成に対して、群集情報取得部20および誘導指示出力部30のハードウェア構成が異なる。図3において、群集情報取得部20および誘導指示出力部30は、CPU2301と、メモリ2302と、ネットワークインタフェース2303と、表示装置2305と、位置検出装置2306とを含む携帯可能な装置によって構成される。このような装置の一例としては、例えば、携帯情報端末が挙げられるが、これに限らない。この場合、群集情報取得部20および誘導指示出力部30は、群集を構成する人のそれぞれに携帯される。メモリ2302には、装置を本実施の形態の群集情報取得部20および誘導指示出力部30として機能させるためのコンピュータ・プログラムおよび各種データが記憶される。ネットワークインタフェース2303は、インターネット、LAN、公衆回線網、無線通信網またはこれらの組合せ等によって構成されるネットワークに接続するインタフェースである。
この場合、群集情報取得部20は、CPU2301が、メモリ2302に記憶されたコンピュータ・プログラムおよび各種データを読み込んで実行しネットワークインタフェース2303および位置検出装置2306を制御することにより実現される。また、この場合、誘導指示出力部30は、CPU2301が、メモリ2302に記憶されたコンピュータ・プログラムおよび各種データを読み込んで実行しネットワークインタフェース2303および表示装置2305を制御することにより実現される。
なお、群集誘導システム1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されない。
次に、群集誘導システム1の各機能ブロックの詳細について説明する。
群集情報取得部20は、各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報を取得する。対象エリアは、群集の状態を把握する対象としてあらかじめ定められたエリアである。群集情報は、群集の状態を表す情報である。
例えば、群集情報取得部20が、図2に示すように撮像装置2004を含む装置によって構成されている場合について説明する。この場合、前述したように、群集情報取得部20は、撮像装置2004により対象エリアを撮像するよう設置されている。この場合、群集情報取得部20は、群集情報として、対象エリアの映像を取得する。対象エリアの映像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。また、群集情報取得部20は、取得した群集情報を、群集誘導装置10に送信する。このような群集情報の取得および送信は、所定のタイミング毎に行われる。
また、例えば、群集情報取得部20が、図3に示すように携帯可能な装置によって構成される場合について説明する。この場合、前述したように、群集情報取得部20は、群集を構成する人に携帯される。この場合、群集情報取得部20は、位置検出装置2306等を用いて、自装置の位置を検出する。また、群集情報取得部20は、取得した位置情報を群集情報として、群集誘導装置10に送信する。このような群集情報の取得および送信は、所定のタイミング毎に行われる。
誘導指示出力部30は、各誘導地点について後述の群集誘導装置10によって決定される誘導指示内容を出力する。ここで、誘導地点とは、群集に対してその移動先を示すようあらかじめ定められた地点である。
例えば、誘導指示出力部30が、図2に示すように表示装置3005を含む装置によって構成されている場合について説明する。この場合、前述したように、誘導指示出力部30は、各誘導地点に、誘導地点に近づく群集によって表示装置3005からの出力を認識可能に設置される。そして、誘導指示出力部30は、自装置が設置された誘導地点について群集誘導装置10によって決定される誘導指示内容を、表示装置3005に表示してもよい。
また、例えば、誘導指示出力部30が、図3に示すように表示装置2305を含む携帯可能な装置によって構成されている場合について説明する。この場合、前述したように、群集情報取得部20は、群集を構成する人に携帯されている。そこで、誘導指示出力部30は、自装置が向かう経路上にある誘導地点について群集誘導装置10によって決定される誘導指示内容を、表示装置2305に表示してもよい。
群集指標算出部11は、各対象エリアにおける群集情報に基づいて、群集の安全性に関する指標および群集の移動効率に関する指標を算出する。
なお、群集指標算出部11は、群集情報が対象エリアの映像(動画像または静止画像の時系列)である場合、対象エリアの映像を解析することにより、対象エリアにおける群集の安全性に関する指標および移動効率に関する指標を算出する。また、群集指標算出部11は、群集情報が、群集を構成する人それぞれの位置情報である場合、対象エリアに含まれる位置情報およびその時系列を解析することにより、対象エリアにおける安全性に関する指標および移動効率に関する指標を算出する。
群集配分決定部12は、各対象エリアについて算出された各指標に基づいて、各誘導地点における群集の各対象エリアへの配分を決定する。例えば、群集配分決定部12は、その誘導地点に到達する群集に対して、その誘導地点から誘導可能な1つ以上の対象エリアへの配分比率を決定してもよい。
誘導指示決定部13は、各誘導地点について、決定された配分に基づく誘導指示内容を決定する。例えば、誘導指示決定部13は、誘導地点から、配分比率のより大きい対象エリアに向かう経路について、より多くの人が誘導されるような指示内容を決定してもよい。また、例えば、誘導指示決定部13は、誘導地点からの配分比率がゼロである対象エリアに向かう経路については、推奨されない経路であることを認識させる指示内容を決定してもよい。
以上のように構成された群集誘導システム1の動作について、図4を参照して詳細に説明する。なお、図4において、左図は、群集情報取得部20の動作を示し、中央図は、群集誘導装置10の動作を示し、右図は、誘導指示出力部30の動作を示すものとする。
まず、群集情報取得部20は、各対象エリアの群集情報を取得し、群集誘導装置10に対して送信する(ステップS1)。
次に、群集誘導装置10の群集指標算出部11は、各対象エリアについて、受信した群集情報に基づいて、群集の安全性に関する指標および群集の移動効率に関する指標を算出する(ステップS2)。
次に、群集誘導装置10の群集配分決定部12は、ステップS2で算出された各対象エリアの各指標に基づいて、各誘導地点における群集の各対象エリアへの配分を決定する(ステップS3)。
次に、群集誘導装置10の誘導指示決定部13は、各誘導地点について、決定された配分に基づく誘導指示内容を決定し、誘導指示出力部30に送信する(ステップS4)。
次に、誘導指示出力部30は、各誘導地点について誘導指示内容を出力する(ステップS5)。
以上で、群集誘導システム1は、動作を終了する。
なお、図4に示した動作において、ステップS1〜S5の各処理は、この順に行われてもよいし、それぞれの機能ブロックによって非同期に行われてもよい。非同期に行う場合、ステップS1〜S5の各処理は、各機能ブロックにより所定のタイミング毎に実行される。そして、各機能ブロックは、他の機能ブロックにおいて直近に算出、決定または取得された情報を用いて動作すればよい。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システムは、人の経験や勘に依存することなく、全体的な移動効率および安全性を高めるよう群集を誘導することができる。
その理由は、群集情報取得部が、各対象エリアの群集情報を取得し、群集指標算出部が、各対象エリアの群集情報に基づいてその対象エリアの群集の安全性に関する指標および移動効率に関する指標を算出するからである。そして、群集配分決定部が、各対象エリアについて算出された各指標に基づいて、各誘導地点における群集の各対象エリアへの配分を決定するからである。そして、誘導指示決定部が、各誘導地点について決定された群集の配分に基づいて誘導指示内容を決定し、誘導指示出力部が、各誘導地点について決定された誘導指示内容を出力するからである。
これにより、本実施の形態は、各誘導地点において、誘導地点からの経路上にある対象エリアでの群集の安全性を維持しつつ群集の移動効率をより高めるように、各誘導地点での群集の対象エリアへの配分を決定することができる。そして、本実施の形態は、そのように決定した配分に基づいて誘導指示を行うので、群集の安全性を維持しつつ群集の移動効率をより高めることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の説明において参照する各図面において、本発明の第1の実施の形態と同一の構成および同様に動作するステップには同一の符号を付して本実施の形態における詳細な説明を省略する。
まず、本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システム2の構成を図5に示す。図5において、群集誘導システム2は、本発明の第1の実施の形態としての群集誘導システム1に対して、群集誘導装置10に替えて群集誘導装置40を備える点が異なる。また、群集誘導装置40は、群集指標算出部41と、群集配分決定部42と、誘導指示決定部43とを含む。
なお、群集誘導システム2およびその各機能ブロックは、図2または図3を参照して説明した本発明の第1の実施の形態と同様のハードウェア要素によって構成可能である。ただし、群集誘導システム2およびその各機能ブロックのハードウェア構成は、上述の構成に限定されない。
次に、群集誘導装置40の各機能ブロックについて説明する。
群集指標算出部41は、各対象エリアについて、その群集情報に基づいて、群集の安全性に関する指標として群集の密度を算出する。群集の密度とは、その対象エリアにおける人の集中度合を表す。また、群集指標算出部41は、各対象エリアについて、その群集情報に基づいて、群集の移動効率に関する指標として群集の移動速度を算出する。群集の移動速度とは、対象エリアにおいて群集が移動する速さを表す。もし、群集情報が映像(動画像または静止画像の時系列)であれば、群集指標算出部41は、対象エリアの映像を画像解析することにより、群集の密度および移動速度を算出可能である。また、もし、群集情報が群集を構成する人の位置情報であれば、群集指標算出部41は、対象エリアに含まれる位置情報およびその時系列を解析することにより、群集の密度および移動速度を算出可能である。
例えば、群集指標算出部41は、各対象エリアについて算出した群集の密度および移動速度を、対象エリア情報テーブルに記憶してもよい。対象エリア情報テーブルに含まれる項目の一例を図6に示す。図6において、対象エリア情報テーブルは、各対象エリアについて、その対象エリアの識別情報(対象エリアID)と、群集の密度と、群集の移動速度とをそれぞれ表す情報とを含む。その他、対象エリア情報テーブルは、その対象エリアとして定められた地理的な範囲を表す情報(エリア情報)等を含んでいてもよい。
群集配分決定部42は、各誘導地点について、その誘導地点からの誘導先となり得る対象エリア(関連エリア)をあらかじめ記憶しておく。
例えば、群集配分決定部42は、各誘導地点について関連エリアを、誘導地点情報テーブルに記憶してもよい。誘導地点情報テーブルに含まれる項目の一例を図7に示す。図7において、誘導地点情報テーブルは、各誘導地点について、その誘導地点の識別情報(誘導地点ID)と、その誘導地点の関連エリアを表す情報と、後述の誘導推奨エリアを表す情報とを含む。また、さらに、誘導地点情報テーブルは、各誘導地点について、その地理的な位置を示す情報(地点情報)等を含んでいてもよい。
また、群集配分決定部42は、各誘導地点における群集の各対象エリアへの配分として、その関連エリアのうち、誘導推奨値に基づいて誘導推奨エリアを決定する。誘導推奨エリアは、その誘導地点からの群集の誘導先として推奨するエリアをいうものとする。例えば、群集配分決定部42は、関連エリアのうち、誘導推奨値が最も高いものを誘導推奨エリアとして決定してもよい。また、例えば、群集配分決定部42は、各誘導地点について決定した誘導推奨エリアを、図7の誘導地点情報テーブルに記憶してもよい。
ここで、誘導推奨値とは、誘導先として推奨される度合を表す。群集配分決定部42は、誘導推奨値を、安全性に関する指標(群集の密度)および移動効率に関する指標(群集の移動速度)に基づき算出可能である。
例えば、誘導推奨値は、次式(1)によって算出される。
誘導推奨値=(α×群集の移動速度)×(β/群集の密度)・・・(1)
ここで、“/”は除算を表す。また、αおよびβは各項目の重みパラメータである。式(1)によれば、群集の移動速度が速いほど(移動効率が高いほど)、また、群集の密度が低いほど(安全性が高いほど)、誘導推奨値が高くなる。
なお、群集配分決定部42は、各誘導地点についてその関連エリアのうち、安全性に関する指標(群集の密度)が所定の安全条件を満たさない対象エリアを除外して、誘導推奨エリアを決定してもよい。例えば、群集配分決定部42は、安全条件として、群集の密度が閾値以下であるという条件を適用し、群集の密度が閾値を超えた対象エリアを除外してもよい。
誘導指示決定部43は、各誘導地点について決定された誘導推奨エリアに基づいて、具体的な誘導指示内容を決定する。例えば、誘導指示決定部43は、「その誘導地点から誘導推奨エリアへの方向を視覚的に表す情報を表示する」という誘導指示内容を決定してもよい。誘導推奨エリアへの方向を視覚的に表す情報の一例としては、矢印を表す記号、図形またはイラスト等が挙げられるが、これに限らない。また、例えば、誘導指示決定部43は、「その誘導地点から誘導推奨エリアへの方向を文章で案内する情報を表示する」という誘導指示内容を決定してもよい。その他、誘導指示決定部43は、誘導推奨エリアが1つもない誘導地点については、「その先のいずれの関連エリアについても流入を停止させることを視覚的に表す(または文章で案内する)情報を表示する」という誘導指示内容を決定してもよい。
以上のように構成された群集誘導システム2の動作について、図面を参照して説明する。ここで、群集誘導システム2の動作の概略は、図4を参照して説明した本発明の第1の実施の形態の動作と略同様である。ただし、本実施の形態では、ステップS2の群集指標算出処理、ステップS3の群集配分決定処理、および、ステップS4の誘導指示決定処理の詳細が、本発明の第1の実施の形態とは異なる。
まず、ステップS2の群集指標算出処理の詳細を図8に示す。
図8において、まず、群集指標算出部41は、各対象エリアについて、群集情報取得部20から受信された群集情報のうち、解析に用いる群集情報を取得する(ステップS21)。
次に、群集指標算出部41は、各対象エリアについて、その群集情報に基づいて、群集の密度および群集の移動速度を算出する(ステップS22)。算出された各対象エリアの群集の密度および移動速度は、対象エリア情報テーブルに記憶される。
以上の動作を、群集指標算出部41は、所定のタイミング毎に繰り返し実行する。
例えば、1つ以上の対象エリアに設置された群集情報取得部20から、群集情報としての映像が流れてくる(リアルタイムに送信されている)場合を考える。この場合、群集指標算出部41は、所定のタイミング毎に、流れてくる映像から対象エリアに関係する所定期間の映像を選び、選んだ映像を分析して、群集の速度および群集の密度を算出する。
また、例えば、群集を構成する人に携帯される群集情報取得部20から、群集情報としての位置情報が順次アップロードされてくる場合を考える。この場合、群集指標算出部41は、所定のタイミング毎に、アップロードされて蓄積されている位置情報から対象エリアに関係する所定期間の位置情報を抽出し、その位置情報およびその時系列を分析して、群集の速度および群集の密度を算出する。
以上で、群集指標算出処理の詳細な説明を終了する。
次に、ステップS3の群集配分決定処理の詳細を図9に示す。
図9では、群集配分決定部42は、各誘導地点について、ステップS31〜S36の処理を行う。
ここでは、まず、群集配分決定部42は、この誘導地点から誘導可能な対象エリアである関連エリアを表す情報を取得する(ステップS31)。関連エリアを表す情報は、誘導地点情報テーブルから取得可能である。
次に、群集配分決定部42は、ステップS31で取得された関連エリアのうち、群集の密度が所定の安全条件を満たすものを抽出する(ステップS32)。関連エリアの群集の密度は、対象エリア情報テーブルから取得可能である。
ここで、所定の安全条件を満たす関連エリアがない場合(ステップS33でNo)について説明する。この場合、群集配分決定部42は、この誘導地点について、推奨誘導エリアがないことを決定する(ステップS34)。そして、この誘導地点について、推奨誘導エリア無しを表す情報が、誘導地点情報テーブルに記憶される。
一方、所定の安全条件を満たす関連エリアがある場合(ステップS33でYes)について説明する。この場合、群集配分決定部42は、それらの関連エリアについて、誘導推奨値を算出する(ステップS35)。各関連エリアの誘導推奨値は、対象エリア情報テーブルに記憶される各関連エリアの群集の密度および群集の移動速度を用いて算出可能である。
次に、群集配分決定部42は、この誘導地点について、ステップS32で抽出された関連エリアの中から、誘導推奨値に基づいて誘導推奨エリアを決定する(ステップS36)。そして、この誘導地点について、推奨誘導エリアを表す情報が、誘導地点情報テーブルに記憶される。
以上の動作を、群集配分決定部42は、所定のタイミング毎に繰り返し実行する。
このような群集配分処理を具体例で説明する。この具体例では、群集誘導の対象となるエリアの構造は、図10に示す通りとなっている。図10では、目的地に対して、3か所の入り口E1〜E3がある。各入口E1〜E3への経路の途中には、他の経路に繋がる経路がある。群集は、各経路を通り目的地を目指して移動する。このような群集誘導対象のエリアについて、本実施の形態における対象エリアとして、目的地の入り口E1〜E3周辺の3か所(対象エリアA1〜A3)があらかじめ定められているものとする。また、誘導地点として、各経路の分岐点の3か所(誘導地点P1〜P3)があらかじめ定められているものとする。
この場合、誘導地点P1について、誘導先となり得る関連エリアは、対象エリアA1およびA2であるものとする。また、誘導地点P2について、誘導先となり得る関連エリアは、対象エリアA1、A2、A3であるものとする。また、誘導地点P3について、誘導先となり得る関連エリアは、対象エリアA2およびA3であるものとする。つまり、誘導地点情報テーブルには、図11に一例を示す情報があらかじめ記憶される。
また、安全条件として、群集の密度が10以下であることが定められているものとする。また、推奨誘導値は、前述の式(1)により算出されるものとする。なお、重みパラメータαおよびβは、ここでは両方とも1とする。
このような想定において、群集指標算出部41によって、各対象エリアA1〜A3の群集の密度および移動速度が、図12の対象エリア情報テーブルに示すように算出されたとする。
この場合、誘導地点P1の関連エリアは、対象エリアA1およびA2である。これらの対象エリアは、図12を参照すると、群集の密度はいずれも10以下であるため、安全条件を満たしている。そこで、群集配分決定部42は、この2つの対象エリアA1およびA2について、式(1)を用いて誘導推奨値を算出する。ここでは、対象エリアA1についての誘導推奨値として1が算出され、対象エリアA2についての誘導推奨値として4/7が算出される。そこで、群集配分決定部42は、誘導推奨値がより高い誘導対象エリアA1を、誘導地点P1における誘導推奨エリアとして決定する。
また、誘導地点P2の関連エリアは、対象エリアA1、A2、A3である。これらのうち対象エリアA3は、群集の密度が10を超えており、安全条件を満たしていない。そこで、群集配分決定部42は、この誘導地点P2の関連エリアのうち対象エリアA3を除外した2つの対象エリアA1およびA2について、式(1)を用いて誘導推奨値を算出する。ここでは、対象エリアA1についての誘導推奨値として1が算出され、対象エリアA2についての誘導推奨値として4/7が算出される。そこで、群集配分決定部42は、誘導推奨値がより高い誘導対象エリアA1を、誘導地点P2における誘導推奨エリアとして決定する。
また、誘導地点P3の関連エリアは、対象エリアA2およびA3である。これらのうち対象エリアA3は、群集の密度が10を超えており、安全条件を満たしていない。そこで、群集配分決定部42は、この誘導地点P3の関連エリアのうち対象エリアA3を除外した対象エリアA2を、誘導地点P3における誘導推奨エリアとして決定する。このように、安全条件を満たさない対象エリアを除外した残りの関連エリアが1つである場合、群集配分決定部42は、推奨誘導値を算出する処理を省略してもよい。
これにより、各誘導地点P1〜P3について誘導推奨エリアが決定され、誘導地点情報テーブルに記憶される情報は、図13に示す通りとなる。
以上で、群集配分決定処理の詳細な説明を終了する。
次に、ステップS4の誘導指示決定処理の詳細を図14に示す。
図14では、誘導指示決定部43は、各誘導地点について、ステップS41〜S44の処理を行う。
図14では、まず、誘導指示決定部43は、この誘導地点について、誘導推奨エリアを表す情報を取得する(ステップS41)。誘導推奨エリアを表す情報は、誘導地点情報テーブルから取得可能である。
ここで、この誘導地点について誘導推奨エリアが無い場合(ステップS42でNo)について説明する。この場合、誘導指示決定部43は、「その先のいずれの関連エリアについても流入を停止させることを視覚的に表す(または文章で案内する)情報を表示する」という誘導指示内容を決定する。そして、誘導指示決定部43は、誘導指示内容を誘導指示出力部30へ送信する(ステップS43)。
一方、この誘導地点について誘導推奨エリアが有る場合(ステップS42でYes)について説明する。この場合、誘導指示決定部43は、「その誘導地点から誘導推奨エリアへの方向を視覚的に表す(または文章で案内する)情報を表示する」という誘導指示内容を決定する。そして、誘導指示決定部43は、誘導指示内容を誘導指示出力部30へ送信する(ステップS44)。
以上の動作を、誘導指示決定部43は、所定のタイミング毎に繰り返し実行する。以上で、誘導指示決定処理の詳細な説明を終了する。
なお、図8、図9、および、図14を参照して説明した群集指標算出処理、群集配分算出処理、および、誘導指示出力処理は、それぞれの機能ブロックによって非同期に行われてもよいし、すべての処理が同期して行われてもよい。非同期に行う場合、各機能ブロックは、他の機能ブロックにおいて直近に算出、決定または取得された情報を用いて動作すればよい。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第2の実施の形態としての群集誘導システムは、人の経験や勘に依存することなく、全体的な移動効率および安全性をさらに高めるよう群集を誘導指示することができる。
その理由は、本発明の第1の実施の形態と同様の構成に加えて、群集指標算出部が、各対象エリアについて、群集の安全性に関する指標として、群集情報に基づいて群集の密度を算出するからである。また、群集指標算出部が、各対象エリアについて、群集の移動効率に関する指標として、群集情報に基づいて群集の移動速度を算出するからである。そして、群集配分決定部が、各対象エリアについて群集の密度および移動速度に基づく移動推奨値を算出する。そして、群集配分決定部が、各誘導地点について、その誘導地点から誘導し得る対象エリアのうち誘導推奨エリアを、移動推奨値に基づいて決定するからである。また、誘導推奨エリアを決定する際に、群集配分決定部が、群集の密度が所定の安全条件を満たさない対象エリアについては除外するからである。そして、誘導指示決定部が、各誘導地点について推奨誘導エリアへの誘導指示内容を決定するからである。
これにより、本実施の形態は、群集が移動する複数の経路に分岐や合流等がある場合にも、各誘導地点において、その先にある対象エリアでの群集の安全性を維持しつつ群集の移動効率をより高めるように、群集の誘導先を決定し誘導指示することができる。
このように、本実施の形態は、群集が目指す目的地までに複数の経路があり、それらの経路に分岐や合流等がある場合であって、事前のシミュレーションではなく移動中の群集の状況をリアルタイムに把握しながら誘導指示を行いたい場合に、特に効果的である。
なお、本実施の形態において、群集の安全性に関する指標として群集の密度を採用し、群集の移動効率に関する指標として群集の移動速度を採用する例について説明した。これに限らず、群集の安全性に関する指標および群集の移動速度に関する指標は、群集情報の解析により算出可能なその他の指標を適用してもよい。
また、本実施の形態において、群集配分決定部が、式(1)を用いて誘導推奨値を算出する例について説明したが、誘導推奨値の算出式はこれに限らない。誘導推奨値は、群集の安全性に関する指標および群集の移動効率に関する指標がそれぞれより高いほど高くなる算出式によって算出されればよい。
また、本実施の形態において、群集配分決定部が、各誘導地点について、誘導推奨値に基づいて1つの誘導推奨エリアを決定する例について説明したが、誘導推奨エリアの数は1つに限らない。例えば、群集配分決定部は、各誘導地点について、1つ以上の誘導推奨エリアを決定してもよい。また、ある誘導地点について複数の誘導推奨エリアが決定されている場合、誘導指示決定部は、複数の誘導推奨エリアに対して同様の誘導指示を行ってもよい。あるいは、誘導指示決定部は、複数の誘導推奨エリアに対して誘導推奨値に基づく配分で群集が誘導されるような指示内容を決定してもよい。
また、本実施の形態において、群集指標算出部、群集配分決定部、および、誘導指示決定部が、対象エリア情報テーブルおよび誘導地点情報テーブルを用いて機能する例について説明した。ただし、これらの各機能ブロックが利用、決定、または、算出する情報のデータ構造は、限定されない。
また、本実施の形態において、所定の安全条件として、群集の密度の閾値に基づく条件を一例として説明したが、これに限らない。例えば、所定の安全条件は、群集の密度に加えてさらに群集の移動速度や、時間帯、群集の特性等を考慮した条件であってもよい。このように、所定の安全条件は、群集の安全性に関する指標に加えて、その他の情報をさらに勘案した条件であってもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、群集情報が、映像または人の位置情報によって構成される例について説明したが、その他の種類の情報であってもよい。例えば、群集情報は、対象エリアに設置されたマイクにより収集される音声情報であってもよいし、人に携帯される携帯情報端末によって検出される加速度や移動方向等であってもよい。また、群集情報は、そのような群集の状況を解析可能な各種情報の組合せであってもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、誘導指示出力部が、誘導指示内容を、対象エリアに設置された表示装置または人に携帯される端末の表示装置に表示する例について説明した。これに限らず、誘導指示出力部は、誘導指示内容をその他の出力装置に対して出力してもよい。例えば、誘導指示出力部は、対象エリアに設置されたスピーカまたは人に携帯される端末のスピーカから誘導指示内容を出力してもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、群集誘導システムの各機能ブロックが、記憶装置またはROMに記憶されたコンピュータ・プログラムを実行するCPUによって実現される例を中心に説明した。これに限らず、各機能ブロックの一部、全部、または、それらの組み合わせが専用のハードウェアにより実現されていてもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、群集誘導装置の機能ブロックは、複数の装置に分散されて実現されてもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、各フローチャートを参照して説明した群集誘導装置の動作を、本発明のコンピュータ・プログラムとしてコンピュータ装置の記憶装置(記憶媒体)に格納しておく。そして、係るコンピュータ・プログラムを当該CPUが読み出して実行するようにしてもよい。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムのコードあるいは記憶媒体によって構成される。
また、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせて実施されることが可能である。
また、本発明は、上述した各実施の形態に限定されず、様々な態様で実施されることが可能である。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2015年4月20日に出願された日本出願特願2015−086004を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1、2 群集誘導システム
10、40 群集誘導装置
11、41 群集指標算出部
12、42 群集配分決定部
13、43 誘導指示決定部
20 群集情報取得部
30 誘導指示出力部
1001、2001、3001、2301 CPU
1002、2002、3002、2302 メモリ
1003、2003、3003、2303 ネットワークインタフェース
2004 撮像装置
3005、2305 表示装置
2306 位置検出装置

Claims (10)

  1. 各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出する群集指標算出手段と、
    前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定する群集配分決定手段と、
    前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する誘導指示決定手段と、
    を備えた群集誘導装置。
  2. 前記群集配分決定手段は、前記安全性に基づく指標が所定の安全条件を満たさない対象エリアを除外して、前記各誘導地点における前記群集の配分を決定することを特徴とする請求項1に記載の群集誘導装置。
  3. 前記群集配分決定手段は、前記各対象エリアについて、前記各指標に基づき前記誘導地点からの誘導先として推奨される度合を表す誘導推奨値を算出し、算出した誘導推奨値に基づいて、前記各誘導地点における前記群集の配分を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の群集誘導装置。
  4. 前記群集配分決定手段は、前記各誘導地点における前記群集の配分として、該誘導地点からの誘導先として推奨する誘導推奨エリアを決定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の群集誘導装置。
  5. 前記群集指標算出手段は、前記安全性に関する指標として前記群集の密度を表す情報を算出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の群集誘導装置。
  6. 前記群集指標算出手段は、前記移動効率に関する指標として前記群集の移動速度を表す情報を算出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の群集誘導装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の群集誘導装置と、
    前記各対象エリアにおける前記群集情報を取得する群集情報取得手段と、
    前記各誘導地点について前記誘導指示内容を表す情報を出力する誘導指示出力手段と、
    を備えた群集誘導システム。
  8. 群集情報取得手段が、
    各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報を取得し、
    群集誘導装置が、
    前記各対象エリアについて、前記群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出し、
    前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定し、
    前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定し、
    誘導指示出力手段が、
    各誘導地点について前記誘導指示内容を表す情報を出力する群集誘導方法。
  9. 群集誘導装置が、
    各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出し、
    前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定し、
    前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する群集誘導方法。
  10. 各対象エリアにおける群集に関する情報である群集情報に基づいて、前記群集の安全性に関する指標および前記群集の移動効率に関する指標を算出する群集指標算出ステップと、
    前記各対象エリアについて算出された前記各指標に基づいて、各誘導地点における群集の前記各対象エリアへの配分を決定する群集配分決定ステップと、
    前記各誘導地点について、決定された前記配分に基づく誘導指示内容を決定する誘導指示決定ステップと、
    をコンピュータ装置に実行させる群集誘導プログラムを記憶した記憶媒体。
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