JP2013213331A - 迷惑駐車防止装置 - Google Patents

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Koichi Tokuda
徳田幸一
Toru Ibe
徹 伊部
Shinji Nio
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Abstract

【課題】車両に破損等の損傷を与えることがなく、小型簡素で取扱いが容易でかつ安価な構造を備える迷惑駐車防止装置を提供する。
【解決手段】特定使用者用駐車スペースの床に設置固定される装置本体2と、装置本体2に、水平倒伏状態である入庫許可位置と垂直起立状態である入庫禁止位置との間で回動可能に支持された入庫阻止フラップ3と、装置本体2内に設けられて、入庫阻止フラップ3を回動駆動するフラップ駆動部4と、フラップ駆動部4を駆動制御する装置制御部5とを備えてなり、入庫阻止フラップ3は、迷惑駐車行為の阻止作用をなすフラップ部材16を備える。フラップ部材16は、入庫阻止フラップ3が入庫禁止位置にあるとき、進入車両の通過を接触阻止する高さ寸法を有するとともに、車両接触時に車両の損傷を防止する弾性部材の形態とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は迷惑駐車防止装置に関し、さらに詳細には、駐車場の特定使用者用駐車スペースに設置されて、特定使用者以外の人による当該駐車スペースの迷惑駐車を防止する技術に関する。
公共施設あるいはショッピングセンター等の商業施設における駐車場においては、不特定多数の人が利用する一般用駐車スペースに加えて、特定の使用者のみが利用する特定使用者用駐車スペース、例えば身体障害者のみが利用する身体障害者用駐車スペースが設置されている場合が多い。
身体障害者用駐車スペースは、本来、身体の不自由な車椅子利用者をはじめとする身体障害者の車両のみが駐車を許可されて、車の乗り降りに手間を要するこれらの身体障害者の便宜が図られており、それ以外の健常者の車両の駐車は禁止されている。
しかしながら、実際には、これら身体障害者用駐車スペースを健常者が不正に利用するいわゆる迷惑駐車が後を絶たず、本来の利用者である身体障害者が利用できないという不測の事態が増加する傾向にあり、駐車場を管理運営する施設管理者にとっても、このような迷惑駐車の対応に苦慮しているのが実情である。
このような迷惑駐車による不測の事態を防止する対策として、従来、身体障害者用駐車スペースの出入り口に三角コーン等の進入防止用障害物を設置することにより、駐車場利用者に注意を喚起する方策が採られている施設が多いが、このような進入防止用障害物は人手により容易に移動排除が可能であることから、健常者による迷惑駐車を防止するには不十分であった。
これがため、これら不正利用者を監視する警備員を配置する必要が生じて、無用な労力・経費を強いられ、また、本来の利用者である身体障害者がこのような駐車スペースを利用する際に、身体障害者自らがこれら出入り口に設置された進入防止用障害物を移動させねばならず、かえって身障者の負担が増すという本末転倒な事態を生じていた。
このような不正利用者による迷惑駐車は、他の特定使用者用駐車スペース、例えば、月極駐車場の駐車スペース、予約制駐車スペース、緊急車両用駐車スペース、百貨店等の上得意様向け駐車スペース等においても生じており、その対策が要望されていた。
この点に関して、従来、例えば特許文献1に開示されるように、不正利用者による迷惑駐車を防止する構造を備えた迷惑駐車防止装置が種々開発されている。
この迷惑駐車防止装置は、駐車スペース固定的に設けられるロック機構と、このロック機構の設定・解除動作を制御する制御ユニットと、この制御ユニットに対して上記ロック機構のロック解除に係る無線指令信号を出力する操作リモコンとを備えてなる。
上記ロック記機構は、ロック設定時に起立するロック板と、このロック板を起立または起立解除するためのロック板駆動装置とからなる。上記ロック板が起立すると、ロック設定状態になり、駐車スペースに駐車中の車両の移動を阻止し、または車両が駐車されていないときには駐車スペースに特定使用者以外の他人が車両を無断で駐車するのを防止することができる。また、ロック板が横に倒れると、ロック解除状態になり、駐車スペースからの車両の移動(出庫)、または駐車スペースへの車両の駐車(入庫)が可能になる。上記ロック板の動作は、上記制御ユニットが上記ロック板駆動装置に動作指令信号を与えることにより行われる。
そして、上記駐車スペースのロック機構は常時ロック設定状態に維持されており、上記操作リモコンつまり特定使用者が制御ユニットに対して所定距離以内に位置するようになったとき、例えばID(特定コード)を確認することを条件にして上記ロック設定状態を解除するようにされ、これにより、特定使用者以外の他人(不正使用者)が上記駐車スペースを無断で使用することを確実に防止することができるようにされている。
しかしながら、上記ロック機構は、金属製のロック板とロック板駆動装置とからなる大型で堅牢な構成であり、このような構成では、装置コストが高くつくばかりか、不正使用者の車両が上記ロック板に衝突した際に車両が破損するおそれがあり、不正使用者との間での無用なトラブルを誘発する危険もあった。
特開2006−70454号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両に破損等の損傷を与えることがなく、小型簡素で取扱いが容易でかつ安価な構造を備える迷惑駐車防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の駐車場迷惑防止装置は、駐車場の特定使用者用駐車スペースに設置されて、この駐車スペースの特定使用者以外の人による駐車行為を防止する装置であって、駐車スペースの床に設置固定される装置本体と、この装置本体に入庫許可位置と入庫禁止位置との間で回動可能に支持された入庫阻止フラップと、上記装置本体内に設けられて、上記入庫阻止フラップを回動駆動する駆動手段と、この駆動手段を駆動制御する装置制御手段とを備えてなり、上記入庫阻止フラップは、迷惑駐車行為の阻止作用をなすフラップ部材を備え、このフラップ部材は、上記入庫阻止フラップが上記入庫禁止位置にあるとき、進入車両の通過を接触阻止する高さ寸法を有するとともに、車両接触時に車両の損傷を防止する弾性部材の形態とされていることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記入庫阻止フラップは、上記装置本体に回転可能に支持された回転軸に固設された支持体と、この支持体に取外し交換可能に取り付けられる上記フラップ部材とからなり、このフラップ部材は、上記入庫阻止フラップが上記入庫禁止位置にあるとき、進入車両に対して特定使用者専用であることを表示する表示部を備える。
(2)上記フラップ部材は、上記入庫阻止フラップが上記入庫禁止位置にあるとき、進入車両に対して視覚的に侵入意欲を削ぐ疑似剛体の形態とされている。
(3)上記フラップ部材の構成材料は、車両接触時に車両に対して弾性変形可能な柔軟材料である。
(4)上記装置本体は、駐車スペースの床に設置固定される上向き開口状の薄型容器の形態とされた本体ベースと、この本体ベースを上側から閉止被覆するカバーとからなり、上記本体ベース内に上記駆動手段および装置制御手段が設けられている。
(5)上記装置本体は、上記駐車スペースの入庫車両の有無を検知する入庫状態検知手段と、この入庫状態検知手段の検知結果に従って警報を発する警報手段とを備えてなり、上記入庫状態検知手段により、上記駐車スペースに不正入庫車両があることが検知された時、上記警報手段が警報を発するように構成されている。
(6)上記駆動手段を遠隔操作する遠隔操作手段を備えている。
本発明の迷惑駐車防止装置によれば、駐車スペースの床に設置固定される装置本体と、この装置本体に入庫許可位置と入庫禁止位置との間で回動可能に支持された入庫阻止フラップと、上記装置本体内に設けられて、上記入庫阻止フラップを回動駆動する駆動手段と、この駆動手段を駆動制御する装置制御手段とを備えてなり、上記入庫阻止フラップは、迷惑駐車行為の阻止作用をなすフラップ部材を備え、このフラップ部材は、上記入庫阻止フラップが上記入庫禁止位置にあるとき、進入車両の通過を接触阻止する高さ寸法を有するとともに、車両接触時に車両の損傷を防止する弾性部材の形態とされているから、駐車場の特定使用者用駐車スペースに設置されて、上記入庫阻止フラップが上記入庫禁止位置にあるとき、上記フラップ部材が、特定使用者以外の車両の上記駐車スペースへの進入通過を阻止して、不正利用者による迷惑駐車行為を有効に阻止する。
一方、万が一、不正利用者が車両を強引に上記駐車スペースに侵入させる事態が発生して、車両が上記フラップ部材に接触押圧しても、フラップ部材は弾性変形して、上記車両に破損等の損傷を与えることがない。
しかも、本発明の迷惑駐車防止装置は、小型簡素で取扱いが容易でかつ安価な構造を備え、各種駐車場における特定使用者用駐車スペースに適用でき汎用性に富む。
本発明の実施形態1である迷惑駐車防止装置を示す斜視図である。 同じく同迷惑駐車防止装置を示す正面図である。 同じく同迷惑駐車防止装置を示す側面図である。 同じく同迷惑駐車防止装置を示す平面図である。 同迷惑駐車防止装置の装置本体内部構造をカバーを取り外して示す平面図である。 同じく同迷惑駐車防止装置の装置本体内部構造を示す側面断面図である。 同迷惑駐車防止装置の入庫阻止フラップの動作を説明するための図で、図7(a)は入庫禁止位置にある時の入庫阻止フラップの主要部を拡大して示す側面断面図、図7(b)は入庫許可位置にある時の入庫阻止フラップの主要部を拡大して示す側面断面図である。 同迷惑駐車防止装置の制御構成を示すブロック線図である。 同迷惑駐車防止装置と進入車両との関係を示す側面図である。 同迷惑駐車防止装置に対して車両が不正に進入して入庫阻止フラップに接触押圧するときの、入庫阻止フラップの状態変化を示す側面図である。 同迷惑駐車防止装置を備える駐車場の管理方式を模式的に示す平面構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面全体にわたって同一の符号は同一の構成部材または要素を示している。
本発明に係る迷惑駐車防止装置が図1〜図11に示されており、この迷惑駐車防止装置1は、具体的には、図11(a)、(b)、(c)に示されるように、駐車場Pの特定使用者用駐車スペースS、S、Sの所定位置(図11(a)、(b)においては駐車スペースSの中央位置、図11(c)においては駐車スペースSの出入り口)に設置されて、これら駐車スペースS、S、Sの特定使用者以外の人による迷惑駐車行為を防止する装置であって、図示の実施形態における特定使用者用駐車スペースSは、身体障害者のみが利用する身体障害者用駐車スペースである。
この迷惑駐車防止装置1は、装置本体2、入庫阻止フラップ3、フラップ駆動部(駆動手段)4および装置制御部(装置制御手段)5を主要部として構成されている。
装置本体2は、駐車スペースSの床Fに設置固定されるもので、具体的には、本体ベース10およびカバー11から構成されている。
本体ベース10は、駐車スペースSの床Fに設置固定される金属製のもので、図5および図6に示されるように、平面視四角形の輪郭形状を有する上向き開口状の薄型容器の形態とされるとともに、底面部位の側部両側に、前後一対の取付固定部10a、10aがそれぞれ設けられている。本体ベース10は、これら取付固定部10a、10a、…がアンカーボルト12、12、…(図4参照)により上記駐車スペースSの床Fに締付け固定されることで、床F上に固定設置される。
上記本体ベース10には、上記入庫阻止フラップ3が取付支持されるとともに、本体ベース10内に、この入庫阻止フラップ3を駆動制御する上記フラップ駆動部4および装置制御部5が設けられている。
カバー11は、上記本体ベース10を上側から閉止被覆する金属板製のもので、図示のごとく本体ベース10の開口10bを密閉状に閉塞する天板部11aと、本体ベース10の側部全周を被覆するスカート部11bとからなる。天板部11aは、上記本体ベース10の開口10bの外周輪郭形状(図5参照)に対応した形状とされるとともに、具体的には図示しないが、天板部11aと本体ベース10の開口10b縁部との間には、パッキン等によるシール処理が施されて、この部位の密閉性が確保されている。また、上記スカート部11bは、図示のごとく下方へ向けて末広がりの傾斜状とされて、装置本体2の水はけ作用をなす構造とされている。
カバー11の本体ベース10に対する閉止固定は、本体ベース10の開口10b部位の側部両側に一対の取付固定部10c、10cに設けられており、カバー11を本体ベース10に上側から閉止被覆した状態で、締付けボルト13、12をカバー11の上側から挿通させて上記取付固定部10c、10cに締付け固定することで、カバー11が本体ベース10に閉止固定される。
入庫阻止フラップ3は、上記装置本体2に入庫許可位置Ph(水平倒伏位置:図1の二点鎖線、図3の二点鎖線および図4の位置)と入庫禁止位置Pv(垂直起立位置:図1、図2および図3の実線の位置)との間で回動可能に支持されており、具体的には、支持体15およびフラップ部材16を主要部として構成されている。
支持体15は、上記装置本体2に回転可能に支持された回転軸17に固設されており、図示の実施形態の支持体15は、左右一対の取付金具18、18からなり、これら取付金具18、18に、上記フラップ部材16が取付ボルト19、19により取外し可能に取付固定されている。
すなわち、図示の実施形態のフラップ部材16は、交換可能な消耗品として上記支持体15(18、18)に上下方向へ取付け・取外しが可能な構成とされ、具体的には、図1の二点鎖線および図6に示すように、フラップ部材16の基部16aが上記支持体15の取付金具18、18に嵌合可能な嵌合溝の形態とされている。そして、このフラップ部材16の基部16aを上記支持体15の取付金具18、18に上方から嵌合させるとともに、上記取付ボルト19、19により締付け固定することで、フラップ部材16は支持体15に一体的に取付固定される。一方、これと逆の操作により、フラップ部材16は上記支持体15から取り外し交換可能となる。
フラップ部材16は、迷惑駐車行為の阻止作用をなす形態とされており、具体的には以下のような設計条件により構成されてなる。
(i)フラップ部材16の最上部の高さ寸法Hは、入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvにあるとき、進入車両Vの通過を接触阻止する大きさに設定されている。図示の実施形態のフラップ部材16の高さ寸法Hは、400mmに設定されている。
(ii)上記フラップ部材16は、入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvにあるとき、進入車両Vに対して視覚的に侵入意欲を削ぐ疑似剛体の形態とされている。
すなわち、フラップ部材16が、従来のこの種の装置におけるロック機構のロック板やフラップと同様に、一見して、例えば金属製部材のように堅牢な構成を備えている剛体のように視認される形態(つまり疑似剛体)とされることにより、上記駐車スペースSの使用権限を持たない不正使用者は、心理的効果として、車両Vが損傷される危険を避けるべく、駐車スペースSに対する進入意欲を削がれてしまう結果、迷惑駐車が未然に防止されるという作用効果を発揮する。
なお、このような疑似剛体による作用効果は、たとえ進入車両の運転者が上記フラップ部材16が剛体でないことに気づいた後でも、依然として上述した疑似剛体としての心理的な作用効果がある程度持続維持されて、駐車スペースSへの進入意欲を削がれてしまうことが試験的に判明している。
(iii)フラップ部材16は、入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvにあるとき、車両V接触時に車両Vの損傷を防止する弾性部材の形態とされており、好適には、上記フラップ部材16の構成材料として、車両V接触時に車両Vに対して弾性変形可能な柔軟材料が使用される。
すなわち、フラップ部材16は、上述したように、疑似剛体の形態とされていることにより、駐車スペースSに対する迷惑駐車が未然に防止される効果が発揮され得るが、不正使用者の中には、フラップ部材16が疑似剛体であることを認識して強引に駐車スペースS内に進入する者がいることも事実である。また、たとえ上記駐車スペースSの使用権限を持つ特定使用者(本実施形態においては身体障害者)であっても、入庫阻止フラップ3を上記入庫禁止位置Pvから入庫許可位置Phへ回動操作するのを忘れたまま、上記駐車スペースS内に進入してしまうこともあり得る。
このように、入庫阻止フラップ3が入庫禁止位置Pvにある状態で、車両Vが駐車スペースS内に進入しようとして、車両Vが入庫阻止フラップ3のフラップ部材16に衝突したり、接触押圧しても、フラップ部材16が弾性部材の形態とされていることにより、フラップ部材16は、図10の(a)→(b)→(c)→(d)のように弾性変形して、車両Vに破損等の損傷を与えることがない。これにより、駐車場管理者と進入車両Vの運転者との間での無用なトラブルを未然に防止することができる。
弾性部材としてのフラップ部材16の具体的構成材料としては弾性ゴムが使用され、弾性ゴムとしては合成ゴム、特に屋外の使用に適した耐候性等に優れるエチレンプロプレンゴム(EPM、EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム(Q)などが好適に使用され、図示の実施形態においてはエチレンプロプレンゴムが用いられている。
(iv)フラップ部材16は、入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvにあるとき、進入車両Vに対して特定使用者専用であることを表示する表示部19を備える。
すなわち、フラップ部材16の少なくとも正面16b(進入車両Vに対して正対する側の面)には、図1および図2に示すように、駐車スペースSの使用権限を有する特定使用者専用のものであることを視覚的に明示するための表示部19Aが設けられており、進入車両Vの運転者が、一見して当該駐車スペースSが特定使用者専用のものであることを視認でき、上記駐車スペースSの使用権限を持たない車両Vの善意の運転者が誤って駐車スペースSに進入するのを未然に防止できるばかりか、不正使用者であっても駐車スペースSへの進入意欲を削ぐ効果も発揮され得る。
図示の実施形態のフラップ部材16においては、特定使用者として身体障害者専用であることを端的に示す身体障害者マークMが表示部19Aに表示されている。
また、図示のフラップ部材16は、上記表示部19Aと同様な表示部19Bが背面16cにも設けられており、設置対象となる駐車スペースSの設置条件に応じて、迷惑駐車防止装置1の設置方向を前後逆方向にすることも可能な構成とされている。
フラップ駆動部4は、上記装置本体2内に設けられて、上記入庫阻止フラップ3を回動駆動するもので、具体的には、図5に示すように、前記回転軸17、カム機構20、送りねじ機構21、弾発スプリング22および駆動モータ23を主要部として構成されている。
上記回転軸17は、上記入庫阻止フラップ3を一体的に固定支持して、上記入庫許可位置Phと入庫禁止位置Pvとの間で回動させるもので、装置本体2の本体ベース10に、軸受25、25を介して左右横方向Aに延びるとともに水平回転可能に軸支されている。
回転軸17の両端部分17a、17aは、オイルシール等のシール部材(図示省略)を介して本体ベース10の外側に突設されるとともに、これら両端部分17a、17aに、上記入庫阻止フラップ3の支持体15つまり取付金具18、18がそれぞれ取付固定されており、これにより、上記フラップ部材16が回転軸17に一体的に固定支持されている。
また、回転軸17は、本体ベース10内において、上記カム機構20および弾発スプリング22を介して上記送りねじ機構21に駆動連結されている。
すなわち、送りねじ機構21の送りねじ21aは、本体ベース10の底部に、軸受26を介して、前後方向Bへ水平に延びるとともに水平回転可能に軸支されている。送りねじ21aの基端部は、カップリング27を介して上記駆動モータ23の回転軸23aに駆動連結されるとともに、この送りねじ21a上にはナット体21bが送りねじ21aの軸線方向へ螺進退移動可能に支持されている。このナット体21bには、上記カム機構20の駆動カム20aが一体的に設けられ、この駆動カム20aは、スライドガイド28により前後方向つまり上記送りねじ21aの軸線方向へ移動案内される。
一方、上記回転軸17上には、上記カム機構20の従動カム20bが設けられるとともに、上記駆動カム20aと当接係合可能とされている。図示の実施形態の従動カム20bは、回転軸17上に回転ローラが取付金具29を介して自由回転可能に軸支されたカムフォロアの形態とされ、駆動カム20aと円滑に当接係合する構造とされている。
また、回転軸17には、上記弾発スプリング22が接続されている。この弾発スプリング22は、引張スプリングからなり、その基端22aが本体ベース10の底部に支持ボルト30により係合支持されるとともに、その先端22bが上記回転軸17に固設された接続金具31に係合接続されている。これにより、回転軸17は、常時、図6および図7において反時計方向へ弾発付勢されて、この回転軸17と一体的に設けられた従動カム20bが、上記駆動カム20aと常時当接係合されている。
また、上記駆動モータ23は、上記装置制御部5に電気的に接続されるとともに、電源コード(図示省略)がケーブルクランプ36を介して本体ベース10の外側に引き出され、図外の駆動電源に接続されている。
そして、駆動モータ23の回転駆動により、送りねじ機構21の送りねじ21aが正回転すると、ナット体21bと一体となった駆動カム20aが前進して、従動カム20bを弾発スプリング22の弾発付勢力に抗して押圧移動させる。これにより、回転軸17が図6および図7において時計方向へ回転して、回転軸17と一体回転するフラップ部材16が水平な倒伏状態である入庫許可位置Phから垂直起立状態である入庫禁止位置Pv方向へ回転移動する。
一方、上記送りねじ21aが逆回転すると、ナット体21bと一体となった駆動カム20aが後退して、これにより、従動カム20bが弾発スプリング22の弾発付勢力により、駆動カム20aの後退に追随して移動する。これにより、回転軸17が図6および図7において反時計方向へ回転して、回転軸17と一体回転するフラップ部材16が上記入庫禁止位置Pvから入庫許可位置Ph方向へ回転移動する。
上記フラップ駆動部4は、遠隔操作部(遠隔操作手段)40により遠隔操作可能な構成とされ、この遠隔操作部40としては、後述するように、無線通信可能な操作リモコン40A(図11(a)の管理方式)、有線通信可能なパーソナルコンビュータ40B(図11(b)の管理方式)、または専用のメダルコインにより操作可能な管理ポスト40C(MP)などが選択的に使用される。これら遠隔操作部40(40A、40B、40C)は、上記装置制御部5に電気的に接続されている。
また、これに関連して、入庫阻止フラップ3の位置を検知してフラップ部材16の回動範囲を規定するフラップ位置検知部(フラップ位置検知手段)45が設けられている。このフラップ位置検知部45は、図5に示すように、本体ベース10内の送りねじ機構21の側部に設けられたリミットスイッチ45aと、上記ナット体21bに取り付けられた検知ドグ45bとからなる。
図示の実施形態のリミットスイッチ45aはマイクロスイッチからなり、上記検知ドグ45bの前後方向位置を検出して、駆動モータ23の正逆回転動作を停止させ、これにより、フラップ部材16の回動限界である入庫許可位置Ph(検知ドグ45bの最大後退位置P2)と入庫禁止位置Pv(検知ドグ45bの最大前進位置P1)を規定する。リミットスイッチ45aは装置制御部5に電気的に接続されている。
また、本体ベース10内の後端部位には、図5および図6に示すように、駐車スペースSの入庫車両Vの有無を検知する入庫状態検知手段としての光電センサ50が設けられるとともに、本迷惑防止装置1の装置本体2内または駐車スペースSの適宜箇所に、この光電センサ50の検知結果に従って警報を発する警報部(警報手段)51(図8および図11参照)が設けられている。
上記光電センサ50は、具体的には、投光部の光が検出物体である車両Vに当たり、受光部に戻ってくることでON/OFFする反射型のもので、カバー11には、この光電センサ50の光を通過させる光通過窓52(図4参照)が設けられている。
また、上記警報部51は、上記光電センサ50により、上記駐車スペースSに不正入庫車両Vがあることが検知された時に警報を発するように構成されている。この警報としては、警報ブザーの警告音発生による聴覚的警報や、警告灯の点灯または点滅による視覚的警報があり、いずれか一方または双方が選択的に適用される。
この警報部51の作動により、進入車両Vの運転者の操作ミス(特定使用者の場合)や、不正行為(不正使用者の場合)を、視覚的および/または聴覚的に警告されるとともに、周囲にも通報されることになり、特に駐車スペースSの使用権限を持たない不正使用者の駐車スペースSからの退出出庫を促す効果も発揮され得る。光電センサ50および警報部51は装置制御部5に電気的に接続されている。
装置制御部5は、フラップ駆動部4を駆動制御するもので、具体的には、CPU、ROM、RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピュータで構成されている。
この装置制御部5には、迷惑駐車防止装置1の動作つまり入庫阻止フラップ3の動作を制御するための制御プログラム等が組み込まれており、図8に示すように、フラップ駆動部4の駆動源である前記駆動モータ23と、この駆動モータ23の回転駆動を遠隔操作する前記遠隔操作部40と、駆動モータ23の正逆回転駆動範囲さらには入庫阻止フラップ3の回動範囲を検知して規定する前記フラップ位置検知部45と、駐車スペースSの入庫車両Vの有無を検知する入庫状態検知部50と、上記駐車スペースSに不正入庫車両Vがあることが検知された時に警報を発する前記警報部51とにそれぞれ接続されている。
上記装置制御部5には、以下に説明するように、遠隔操作部40により入庫阻止フラップ3の基本動作を行うための基本制御プログラムが組み込まれるとともに、不正入庫があった場合の異常時動作を行う異常時制御プログラムが組み込まれており、これらの制御プログラムに従って、迷惑駐車防止装置1が作動する。
A.基本動作:
(1)駐車スペースSに入庫車両Vがない時つまり常態においては、フラップ駆動部4の送りねじ機構21は前進端(検知ドグ45bの最大前進位置P1)にあって、入庫阻止フラップ3は、垂直起立状態である入庫禁止位置Pvに停止維持されている。
(2)特定使用者である身体障害者の入庫に際して、身体障害者自身または駐車場管理者が遠隔操作部40を操作することにより、上記フラップ駆動部4の送りねじ機構21が後退端(検知ドグ45bの最大後退位置P2)まで後退動作して、上記入庫阻止フラップ3は、上記入庫禁止位置Pvから水平倒伏状態である入庫許可位置Phへ回動して停止され、これにより身体障害者の車両Vの駐車スペースSへの進入が可能となる。
(3)身体障害者の車両Vが駐車スペースSに入庫すると、入庫状態検知部50がこの入庫状態を検知して、上記入庫フラップ3の入庫許可位置Phでの停止状態が維持される。
(4)身体障害者の車両Vが駐車スペースSから出庫すると、入庫状態検知部50がこの出庫状態を検知して、上記フラップ駆動部4の送りねじ機構21が前進動作して、上記入庫フラップ3は、上記入庫許可位置Phから入庫禁止位置Pvへ回動して停止され、車両Vの進入が阻止される。
B.異常時動作:
駐車スペースSに入庫車両Vがない常態(入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvに停止維持されている状態)において、車両Vの不正入庫があると、つまり、特定使用者である身体障害者自身(または駐車場管理者)が遠隔操作部40の操作を忘れて、あるいは不正使用者が強引に、入庫阻止フラップ3が入庫禁止位置Pvに停止維持されたままの駐車スペースS内に進入させると(この場合、入庫阻止フラップ3のフラップ部材16は、図10の(a)→(b)→(c)→(d)のように弾性変形して、車両Vの進入を許容する。)、上記入庫状態検知部50がこの不正入庫車両V(不正入庫状態)を検知して、警報部51を作動させる。
これにより、進入車両Vの運転者の操作ミス(特定使用者の場合)や、不正行為(不正使用者の場合)が、視覚的および/または聴覚的に警告されるとともに、周囲にも通報される。
以上のように構成された迷惑駐車防止装置1を適用した駐車場の管理方式が図11に例示される。
図11(a)は無線通信型の管理方式を示している。
この管理方式においては、遠隔操作部40として無線通信可能な専用の操作リモコン40Aが使用され、図外の施設受付にて、駐車希望者が自身の身体障害者手帳を提示する等により、体の不自由な身体障害者であることを確認したうえで、例えば保証金を預かって操作リモコン40Aを上記駐車希望者に貸し出すことにより、この駐車希望者は特定使用者として駐車スペースSに駐車する権限を取得する。
(i)通常、空車の駐車スペースSは入庫阻止フラップ3のフラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvにあり、車両Vが進入することはできない。
(ii)上記特定使用者が専用の操作リモコン40Aを操作すると、空車の駐車スペースSの上記フラップ部材16が倒伏して入庫許可位置Phとなる。
(iii)特定使用者は、空車の駐車スペースSのいずれかに車両Vを入庫する。入庫が完了すると、入庫しなかった空車の駐車スペースSのフラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvとなる。
(iv)上記特定使用者の出庫時は上記フラップ部材16が倒伏した上記入庫許可位置Phにあるので、そのまま車両Vを出庫する。出庫が完了すると、自動的に上記フラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvとなる。
図11(b)は、センター集中管理型の管理方式を示している。
この管理方式においては、管理センターMCで駐車スペースSの利用希望の連絡を受けたら、下記の2つのパターンで対応する。
1.管理センターMCより遠隔操作部40としてのパソコン40Bによる遠隔操作で、空車の駐車スペースSの入庫阻止フラップ3のフラップ部材16を倒伏させて入庫許可位置Phにする。
2.係員が空車の駐車スペースSへ出向き、管理ポストMPで操作して、上記フラップ部材16を倒伏させて入庫許可位置Phにする。
(i)通常、空車の駐車スペースSは入庫阻止フラップ3のフラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvにあり、車両Vが進入することはできない。
(ii)駐車希望者がインターホンまたは携帯電話55で管理センターMCに連絡し、係員が、この駐車希望者を特定使用者となり得る者であることを確認した上で、空車の駐車スペースSの上記フラップ部材16を倒伏させて入庫許可位置Phにする。
(iii)特定使用者は、指定された空車の駐車スペースSに車両Vを入庫させる。
(iv)上記特定使用者の出庫時は上記フラップ部材16が倒伏した上記入庫許可位置Phにあるので、そのまま車両Vを出庫する。出庫が完了すると、自動的に上記フラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvとなる。
図11(c)は、コインパーキング型の管理方式を示している。
この管理方式においては、遠隔操作部40として専用のメダルコインにより操作可能な管理ポストMP(40C)が使用され、施設受付IRにて、駐車希望者が自身の身体障害者手帳を提示する等により、体の不自由な身体障害者であることを確認したうえで、専用のメダルコインを上記駐車希望者に渡すことにより、この駐車希望者は特定使用者として駐車スペースSに駐車する権限を取得する。
(i)上記特定使用者は、入庫阻止フラップ3のフラップ部材16が倒伏して入庫許可位置Phにある空車の駐車スペースSに車両Vを入庫する。
(ii)上記特定使用者が空車の駐車スペースSへの車両Vの入庫を完了すると、しばらくして上記フラップ部材16が起立して入庫禁止位置Pvとなる。
(iii)特定使用者が施設受付IRにて専用のメダルコインを受け取り、このメダルコインを管理ポストMPのコイン投入口に投入すると、上記フラップ部材16が倒伏して入庫許可位置Phとなる。
(iv)上記特定使用者は、車両Vを出庫する。
しかして、以上のように構成された迷惑駐車防止装置1においては、入庫阻止フラップ3が、迷惑駐車行為の阻止作用をなすフラップ部材16を備え、このフラップ部材16は、入庫阻止フラップ3が入庫禁止位置Pvにあるとき、駐車スペースSへの進入車両Vの通過を接触阻止する高さ寸法Hを有するとともに、車両V接触時に車両Vの損傷を防止する弾性部材の形態とされているから、駐車場の特定使用者(本実施形態においては身体障害者)用駐車スペースSに設置されて、上記入庫阻止フラップ3が上記入庫禁止位置Pvにあるとき、上記フラップ部材16が、特定使用者以外の車両Vの駐車スペースSへの進入通過を阻止して、不正利用者による迷惑駐車行為を有効に阻止することができる。
一方、万が一、不正利用者が車両Vを強引に上記駐車スペースSに侵入させる事態が発生して、車両Vが上記フラップ部材16に衝突あるいは接触押圧しても、フラップ部材16は弾性変形して、上記車両Vに破損等の損傷を与えることがない。
しかも、図示の実施形態の迷惑駐車防止装置1は、上述したように小型簡素で取扱いが容易でかつ安価な構造を備え、各種駐車場における特定使用者用駐車スペースSに適用でき汎用性に富む。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々の設計変更が可能である。
例えば、図示の実施形態においては、入庫状態検知部50として装置本体2に内蔵される光電センサが用いられているが、これに変えて超音波タイプのセンサを用いてもよく、さらには駐車スペースSの床Fに埋設されるループセンサを用いても良い。
また、本発明は図示の実施形態の身体障害者用駐車スペースSのほか、他の特定使用者用駐車スペース、例えば、月極駐車場の駐車スペース、予約制駐車スペース、緊急車両用駐車スペース、あるいは百貨店等の上得意様向け駐車スペース等にも適用可能であり、この場合は、入庫阻止フラップ3におけるフラップ部材16の表示部19(19A、19B)に表示される特定使用者用マーク等が変更されるだけで、基本的にそのまま適用され得て、汎用性に富む。
さらに、本発明の迷惑駐車防止装置1を適用する駐車場の管理方式も、図11(a)〜(c)に例示されるものに限定されず、例えば、図11(a)の無線通信型の管理方式と図11(b)のセンター集中管理型の管理方式とが併用される併用システムも可能である。
P 駐車場
S 身体障害者用駐車スペース(特定使用者用駐車スペース)
F 駐車スペースの床
Ph 入庫阻止フラップの入庫許可位置
Pv 入庫阻止フラップの入庫禁止位置
H フラップ部材の高さ寸法
1 迷惑駐車防止装置
2 装置本体
3 入庫阻止フラップ
4 フラップ駆動部(駆動手段)
5 装置制御部(装置制御手段)
10 本体ベース
11 カバー
11a カバーの天板部
11b カバーのスカート部
15 入庫阻止フラップの支持体
16 入庫阻止フラップのフラップ部材
17 回転軸
18 取付金具
19A、19B 表示部
20 カム機構
21 送りねじ機構
22 弾発スプリング
23 駆動モータ
40 遠隔操作部(遠隔操作手段)
45 フラップ位置検知部(フラップ位置検知手段)
50 光電センサ(入庫状態検知部、入庫状態検知手段)
51 警報部(警報手段)

Claims (7)

  1. 駐車場の特定使用者用駐車スペースに設置されて、この駐車スペースの特定使用者以外の人による駐車行為を防止する装置であって、
    駐車スペースの床に設置固定される装置本体と、この装置本体に入庫許可位置と入庫禁止位置との間で回動可能に支持された入庫阻止フラップと、前記装置本体内に設けられて、前記入庫阻止フラップを回動駆動する駆動手段と、この駆動手段を駆動制御する装置制御手段とを備えてなり、
    前記入庫阻止フラップは、迷惑駐車行為の阻止作用をなすフラップ部材を備え、
    このフラップ部材は、前記入庫阻止フラップが前記入庫禁止位置にあるとき、進入車両の通過を接触阻止する高さ寸法を有するとともに、車両接触時に車両の損傷を防止する弾性部材の形態とされている
    ことを特徴とする迷惑駐車防止装置。
  2. 前記入庫阻止フラップは、前記装置本体に回転可能に支持された水平回転軸に固設された支持体と、この支持体に取外し交換可能に取り付けられる前記フラップ部材とからなり、
    このフラップ部材は、前記入庫阻止フラップが前記入庫禁止位置にあるとき、侵入車両に対して特定使用者専用であることを表示する表示部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
  3. 前記フラップ部材は、前記入庫阻止フラップが前記入庫禁止位置にあるとき、進入車両に対して視覚的に侵入意欲を削ぐ疑似剛体の形態とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
  4. 前記フラップ部材の構成材料は、車両接触時に車両に対して弾性変形可能な柔軟材料である
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
  5. 前記装置本体は、駐車スペースの床に設置固定される上向き開口状の薄型容器の形態とされた本体ベースと、この本体ベースを上側から閉止被覆するカバーとからなり、
    前記本体ベース内に前記駆動手段および装置制御手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
  6. 前記装置本体は、前記駐車スペースの入庫車両の有無を検知する入庫状態検知手段と、この入庫状態検知手段の検知結果に従って警報を発する警報手段とを備えてなり、
    前記入庫状態検知手段により、前記駐車スペースに不正入庫車両があることが検知された時、前記警報手段が警報を発するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
  7. 前記駆動手段を遠隔操作する遠隔操作手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の迷惑駐車防止装置。
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