JP6933159B2 - 空調装置 - Google Patents

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本発明は、空調装置に関し、詳しくは、360度の方向に移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置に関する。
工場等において、移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置が、例えば、特許文献1に開示されている。上記特許文献1に記載された空調装置100は、図10(A)、(B)に示すように、図示しない送風機に接続された分岐固定ダクト101に対して可動ダクト102を回動中心軸の回りに回動させて、その可動ダクト102に設けられた空気吹出し口102aを人の方向に向け、空調を行う空調装置であって、空調領域Sを仮想的に分割することにより形成された複数の分割領域I〜IIIのいずれかに人が居るか否か感知可能に設置された複数の赤外線式の固定センサ103、104と、空気吹出し口102aと同方向に向けられた状態で、可動ダクト102に取付けられた赤外線式の移動センサ105と、人が居る分割領域の方向に可動ダクト102を回動させ、移動センサ105が人を感知した時に可動ダクト102の回動を止める回動制御手段106とを有する。
上記空調装置100において、分岐固定ダクト101の先端部分はハウジング107の内部に収納されており、そのハウジング107内で可動ダクト102と接続されている。また、ハウジング107内に取り付けられたモータ&減速機108の軸部に連結されたスプロケット109が、可動ダクト102の基端部外周面に装着されたチェーン110と係合されている。そして、回動制御手段106は、移動センサ105及び固定センサ103、104からの信号に基づいてモータ&減速機108を駆動させ、可動ダクト102の空気吹出し口102aを上下に回動させて作業者の方向に向ける動き(首振り動作)をする。
特開2003−185226号公報
しかしながら、上記空調装置100では、移動センサ105及び固定センサ103、104で人(作業者)を検出し、可動ダクト102の上下の首振り動作をモータと減速機を用いて行わせるので、作業者の素早い動きを追尾しながら空気吹出し口102aの方向を変更することが難しいという問題があった。一方、作業者の素早い動きを追尾して空気吹出し口102aの方向を変更するためには、モータ&減速機108等の大出力化や装置の大型化が避けられず、省エネの目的にも反することになる。また、上記空調装置100では、送風エリアが可動ダクト102の首振り動作軌跡の延長上(一直線上)に限定されるので、平面的に360度の範囲で移動する作業者に空気吹出し口102aを向けることは困難であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る空調装置は、次のような構成を有している。
(1)空調機に接続された主ダクトの開口部から送風される冷房又は暖房等の調和空気を前記主ダクトに連結された装置本体に支持されて軸中心に回動する可動筒体の側壁に形成された吹出し口から人感センサが検出した作業者に向けて吹出すように制御された空調装置であって、
前記人感センサは、前記装置本体に固定され、前記可動筒体の軸中心に対して平面的に360度の周方向に分割した複数の領域毎に径外方へ向けて配置されていること、
前記可動筒体は、前記装置本体に固定された回動装置の出力軸部と底板の軸中心で連結されていることを特徴とする。
本発明においては、人感センサは、装置本体に固定され、可動筒体の軸中心に対して平面的に360度の周方向に分割した複数の領域毎に径外方へ向けて配置され、また、可動筒体は、装置本体に固定された回動装置の出力軸部と底板の軸中心で連結されているので、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者を分割した領域毎に配置された何れかの人感センサによって瞬時に検出できると共に、人感センサ及び回動装置の重量が装置本体にかかって可動筒体にかからない構造となり、可動筒体の軽量化が容易となる。そのため、可動筒体の回動に伴う回動装置にかかる負荷を低減でき、可動筒体の吹出し口を人感センサが作業者を検出した領域へ向けて素早く移動させることができる。その結果、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者に対して迅速に冷房又は暖房等の調和空気を送風することができる。
よって、本発明によれば、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の方向へ素早く移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置を提供することができる。
(2)(1)に記載された空調装置において、
前記回動装置は、前記領域毎に停止できるステップロータリーソレノイドであることを特徴とする。
本発明においては、回動装置は、領域毎に停止できるステップロータリーソレノイドであるので、クラッチブレーキや減速機等の機械的な連結機構を必要とせず、人感センサからの出力信号に応答してステップロータリーソレノイドのロータ(出力軸部)が回動し、人感センサが作業者を検出した領域に向けて、可動筒体の吹出し口を瞬時に移動させ、その領域で停止させることができる。そのため、作業者が素早く移動しても、吹出し口から送風する調和空気の供給遅れを防止できる。
また、回動装置は、領域毎に停止できるステップロータリーソレノイドであるので、分割した領域毎に配置された人感センサからの出力信号によって吹出し口の移動位置(例えば、各領域が占める角度範囲の中央位置)が定まり、その領域内で作業者が複雑に移動した場合でも吹出し口の位置は変動せず、当該領域へ供給する調和空気を安定して送風することができる。そのため、作業者の素早い移動に対する調和空気の供給遅れを防止しつつ、領域毎の安定した調和空気の供給を維持することができる。
(3)(2)に記載された空調装置において、
前記人感センサの出力信号は、前記可動筒体の底板の下方に位置して前記装置本体へ前記領域毎に配置されたリードスイッチを介して前記ステップロータリーソレノイドを制御する制御回路に伝達されること、
前記リードスイッチのオン・オフは、前記底板における前記吹出し口側に配置された磁石が前記リードスイッチに対して近接・離間することによって作動することを特徴とする。
本発明においては、人感センサの出力信号は、可動筒体の底板の下方に位置して装置本体へ領域毎に配置されたリードスイッチを介してステップロータリーソレノイドを制御する制御回路に伝達され、また、リードスイッチのオン・オフは、底板における吹出し口側に配置された磁石がリードスイッチに対して近接・離間することによって作動するので、吹出し口側に位置する領域に対応した人感センサの出力信号は、磁石が近接することによってオン動作したリードスイッチを介してステップロータリーソレノイドを制御する制御回路に伝達されるが、吹出し口の反対側に位置する領域に対応した人感センサの出力信号は、磁石が離間することによってオフ動作したリードスイッチによってブロックされることになる。そのため、作業者の移動を追尾する吹出し口側で出力する人感センサの出力信号のみに基づいてステップロータリーソレノイドを作動させ、作業者以外のものによる誤動作を防止することができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載された空調装置において、
前記装置本体には、前記底板の外周側で周方向に分割されているルーバー片が装着されていることを特徴とする。
本発明においては、装置本体には、底板の外周側で周方向に分割されているルーバー片が装着されているので、吹出し口から送風される調和空気の流れを周方向に分割されたルーバー片毎に調節でき、調和空気が流れる方向を作業者の移動経路に適合させることができる。また、ルーバー片は、装置本体に装着され、可動筒体から分離しているので、可動筒体の重量増加にならず、可動筒体の迅速な回動・停止に寄与することができる。そのため、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者に対して、より正確かつ一層迅速に冷房又は暖房等の調和空気を送風することができる。
(5)(1)乃至(4)のいずれか1つに記載された空調装置において、
周方向で隣接する前記人感センサ同士の間には、前記人感センサの感知範囲を区画する区画板が前記装置本体に装着されていることを特徴とする。
本発明においては、周方向で隣接する人感センサ同士の間には、人感センサの感知範囲を区画する区画板が装置本体に装着されているので、隣接する人感センサ同士の誤動作を防止して、素早く移動する作業者に対する可動筒体の吹出し口の追尾性をより一層高めることができる。
(6)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載された空調装置において、
前記装置本体には、前記底板の下面に当接して前記可動筒体を水平状に支持する支持部材が装着されていることを特徴とする。
本発明においては、装置本体には、底板の下面に当接して可動筒体を水平状に支持する支持部材が装着されているので、可動筒体を軽量化しつつ、装置本体に対して可動筒体をより一層速くかつ安定的に回動させることができる。
(7)(1)乃至(6)のいずれか1つに記載された空調装置において、
前記装置本体は、上方に前記可動筒体を支持し下方に前記回動装置が固定された上基板と、前記上基板の下方に配置され前記人感センサを保持する下基板とを、前記可動筒体の外方で上下方向に延設された複数の連結ボルトで連結して構成され、前記連結ボルトの上端部が前記開口部の外周に形成された開口フランジ部と締結されていることを特徴とする。
本発明においては、装置本体は、上方に可動筒体を支持し下方に回動装置が固定された上基板と、上基板の下方に配置され人感センサを保持する下基板とを、可動筒体の外方で上下方向に延設された複数の連結ボルトで連結して構成され、連結ボルトの上端部が開口部の外周に形成された開口フランジ部と締結されているので、可動筒体の吹出し口から送風される調和空気が、上基板と開口フランジ部との間に形成される空間部を放射状に流れることができ、平面的に360度の範囲で調和空気の流れる方向を妨害されにくい。また、装置本体を軽量化して主ダクトの開口部と連結することができるので、工場の天井側から吊り具を介して装置本体を保持する必要がなくなる。そのため、平面的に360度の範囲で流れる方向を妨害されることなく調和空気を送風できるとともに、空調装置の施工性を向上させることができる。
本発明によれば、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置を提供することができる。
本実施形態に係る空調装置の側方から見た斜視図である。 図1に示す空調装置の概略構成図である。 図1に示す空調装置の概略平面図である。 図2に示すQ−Q断面図である。 図4に示す可動筒体(吹出し口を領域P4に向けた場合)の平面図である。 図1に示す空調装置の制御ブロック図である。 図2に示すステップロータリーソレノイドの動作説明図であって、(A)は30°ステップで動作するステップロータリーソレノイドのステップ停止位置を示し、(B)は各ステップ停止位置に対応するリード線(赤、黄、青)への入力信号(+、−、0)の組み合わせパターンを示す。 図2に示すリードスイッチの動作説明図であって、(A)はリードスイッチがオフ動作の状態を示し、(B)はリードスイッチがオン動作の状態を示す。 図6に示す制御ブロック図の実施例回路図である。 特許文献1に記載された空調装置を表す概略図であり、(A)はその要部側面図を示し、(B)はその要部正面図を示す。
次に、本発明に係る実施形態である空調装置について、図面を参照して詳細に説明する。はじめに、本空調装置の構造について詳細に説明し、その後、本空調装置の制御回路とその動作方法について説明する。
<本空調装置の構造>
まず、本実施形態に係る空調装置の構造を、図1〜図5を用いて説明する。図1に、本実施形態に係る空調装置の側方から見た斜視図を示す。図2に、図1に示す空調装置の概略構成図を示す。図3に、図1に示す空調装置の概略平面図を示す。図4に、図2に示すQ−Q断面図を示す。図5に、図4に示す可動筒体(吹出し口を領域P4に向けた場合)の平面図を示す。
図1〜図5に示すように、本実施形態に係る空調装置10は、図示しない空調機に接続された主ダクト1の開口部11から送風される冷房又は暖房等の調和空気TKを主ダクト1に連結された装置本体2に支持されて軸中心CLに回動する可動筒体3の側壁31に形成された吹出し口311から人感センサ4が検出した作業者Mに向けて吹出すように制御された空調装置である。
ここで、空調機は、冷房又は暖房等の調和空気TKを調整して所定量の風量を送風する送風機であり、既設の空調機を利用することができる。また、主ダクト1は、空調機から送風される調和空気TKが流れる略円筒状のダクトであって、分岐ダクトも含まれる。また、開口部11には、送風される調和空気TKを遮断可能に形成された鋼板回転式のシャッター部材112が装着されている。シャッター部材112は、吹出し口311と隣接した位置に設置され、手動で開閉できる。
また、可動筒体3は、主ダクト1の開口部11と同軸上に略同径で形成された略円弧状の側壁31と、側壁31の上端に円環状に形成された天板32と、側壁31の下端に円盤状に形成された底板33と、側壁31と底板33との間で傾斜状に延設された案内板34とを備えている。天板32には、開口部11の内径と略同径の通孔321が形成されている。また、案内板34の傾斜角は、適宜決めることができるが、例えば、45度±10度程度が好ましい。案内板34によって、主ダクト1の開口部11から上下方向に流れる調和空気TKの方向を略横方向又は斜め下方向へ変更する。
また、側壁31の円弧状両端部313には、天板32及び底板33の外周縁まで略平行に立設された案内壁312が形成され、案内壁312の先端部に略矩形状の吹出し口311が形成されている。吹出し口311の幅方向中央には、案内壁312と略同方向に調和空気TKを案内する整流板35が着脱可能に設置されている。整流板35は、略直角台形状に形成され、その上底が天板32と連結され、その下底が底板33と連結されている。
また、可動筒体3は、装置本体2に固定された回動装置5の出力軸部51と可動筒体3の底板33の軸中心CLで連結されている。底板33と出力軸部51との間には、衝撃吸収機構334(例えば、トーションバネ部材)を装着すると良い。すなわち、底板33には、軸中心CLで連結ピン332によって回動可能に連結された補助板331を備え、補助板331と出力軸部51とを固定し、補助板331にトーションバネ部材334の一端を固定し、底板33下面にトーションバネ部材334の他端を固定する。
また、装置本体2は、上方に可動筒体3を支持し下方に回動装置5が固定された円形の上基板24と、上基板24の下方に配置され人感センサ4を保持する同円形の下基板25とを、可動筒体3の外方で上下方向に延設された複数の連結ボルト26で連結して構成され、連結ボルト26の上端部261が開口部11の外周側に形成された開口フランジ部111と締結されている。開口フランジ部111と天板32との間には、僅かな隙間が形成されている。また、連結ボルト26の上端部261は、主ダクト1にゴムベルト12によって係止した係止具13と連結しても良い。また、装置本体2の上基板24には、可動筒体3の底板33の下面外周部に当接して可動筒体3を水平状に支持する支持部材23が装着されている。支持部材23は、例えば、回動自在の車輪を備えた戸車が好ましい。なお、上基板24と下基板25の間は、それらの外周縁に沿って形成された透明なカバー体27で包囲されている。
また、人感センサ4(4a、4b、4c、・・・4l)は、装置本体2に固定され、可動筒体3の軸中心CLに対して平面的に360度の周方向(矢印Rの方向)に分割した複数の領域P(P1、P2、P3、・・・P12)毎に径外方へ向けて配置されている。ここでは、各領域P(P1、P2、P3、・・・P12)は、例えば、可動筒体3の軸中心CLに対する開き角度を30度として、周方向で均等に12分割されている。また、人感センサ4(4a、4b、4c、・・・4l)は、例えば、赤外線センサが好ましく、各人感センサ4には、動作状態を表示する表示灯41(例えば、LED照明灯)が装着されていると良い。
また、回動装置5は、領域P毎に停止できるステップロータリーソレノイド5Aが好ましい。ステップロータリーソレノイド5Aは、ロータ(出力軸部51)51Aの永久磁石とヨークに発生した磁極との反発・吸引によって、ロータ(出力軸部51)51Aがステップ的に回動する。そして、ステップロータリーソレノイド5Aのロータ(出力軸部51)51Aがステップ的に回動することによって、人感センサ4が作業者Mを検出した領域Pに向けて、可動筒体3の吹出し口311を瞬時に移動させ、その領域P(P1、P2、P3、・・・P12)の中央部で停止させる。ステップロータリーソレノイド5Aのステップ停止位置(A、B、C、・・・L)は、例えば、12箇所であり、そのステップ角は、30度である。
また、周方向で隣接する人感センサ4同士の間には、人感センサ4の感知範囲を区画する区画板22が装置本体2の下基板25に装着されている。区画板22は、略矩形状に形成され、各領域P(P1、P2、P3、・・・P12)の境界位置に放射状に設置されている。人感センサ4(4a、4b、4c・・・4l)は、区画板22の上下中間部に連結された搭載テーブル251に装着されて、装置本体2に固定されている。
また、装置本体2の上基板24には、可動筒体3の底板33の外周側で周方向(矢印Rの方向)に分割されているルーバー片21が装着されている。ルーバー片21は、略扇状に形成された樹脂板211を備え、各領域P毎に分割されている。また、ルーバー片21の樹脂板211は、折り曲げ可能に形成され、折り曲げた形状を保持する形状保持機能を備えた樹脂製ヒンジ部材212を介して上基板24の外周縁に連結されている。なお、装置本体2及び可動筒体3の各部材は、軽量化のため、硬質発泡樹脂で形成するとよい。
また、装置本体2の上基板24には、人感センサ4と接続されたリードスイッチ61が領域P毎に配置されている。また、可動筒体3の底板33における吹出し口311側には、リードスイッチ61をオン・オフ作動させる磁石62が複数(例えば、5個)装着されている。なお、底板33と出力軸部51との間に衝撃吸収機構334(例えば、トーションバネ部材)を装着している場合には、磁石62は、底板33に軸中心CLで連結ピン332によって回動可能に連結された補助板331に装着する。
また、人感センサ4の出力信号は、可動筒体3の底板33の下方に位置して装置本体2へ領域P毎に配置されたリードスイッチ61を介してステップロータリーソレノイド5Aを制御する制御回路6に伝達される。また、リードスイッチ61のオン・オフは、底板33における吹出し口311側に配置された磁石62がリードスイッチ61に対して近接・離間することによって作動する。そのため、作業者Mの移動を追尾する吹出し口311側で出力する人感センサ4の出力信号のみに基づいてステップロータリーソレノイド5Aを作動させ、作業者M以外のものによる誤動作を防止することができる。
また、図5に示すように、例えば、ステップロータリーソレノイド5Aがステップ停止位置Dで停止し、可動筒体3の吹出し口311が領域P4に向いている場合、磁石62は、領域P4を中心に隣接する領域P2〜P6にも配置されている。そのため、作業者Mが隣接する領域P3又はP5へ移動するとき、人感センサ4の信号を瞬時にステップロータリーソレノイド5Aに伝達できる。その結果、作業者Mに対する吹出し口311の追尾性を向上させることができる。
<本空調装置の制御回路とその動作方法>
次に、本空調装置の制御回路と動作方法について、図6〜図9を用いて説明する。図6に、図1に示す空調装置の制御ブロック図を示す。図7に、図2に示すステップロータリーソレノイドの動作説明図であって、(A)は30°ステップで動作するステップロータリーソレノイドのステップ停止位置を示し、(B)は各ステップ停止位置に対応するリード線(赤、黄、青)への入力信号(+、−、0)の組み合わせパターンを示す。図8に、図2に示すリードスイッチの動作説明図であって、(A)はリードスイッチがオフ動作の状態を示し、(B)はリードスイッチがオン動作の状態を示す。図9に、図6に示す制御ブロック図の実施例回路図を示す。
図6に示すように、本空調装置10の制御回路6は、各人感センサ4(4a、4b、4c・・・4l)と接続されたインターロック部6Aと、インターロック部6Aと接続された増幅部6Bと、増幅部6Bと接続されたリレー部6Cとを備え、リレー部6Cからの出力信号によってステップロータリーソレノイド5Aを作動させるように構成されている。
ところで、図7(A)に示すように、ステップロータリーソレノイド5Aは、3本の信号線(赤色線、黄色線、青色線)を備え、その信号線からの信号に基づいて、ロータ(出力軸部51)51Aが30°ステップで停止でき、そのステップ停止位置(A、B、C、・・・L)は12箇所である。また、図7(B)に示すように、各ステップ停止位置(A、B、C、・・・L)に対応する信号線(赤色線、黄色線、青色線)の入力パターン(+、−、0)が定められている。しかし、ステップ停止位置(A、B、C、・・・L)が12箇所あるので、ステップ停止位置(A、B、C、・・・L)が180度ズレた対称位置になると、信号線(赤色線、黄色線、青色線)の入力パターン(+、−、0)が同一になる。例えば、ステップ停止位置Aの信号線(赤色線、黄色線、青色線)の入力パターン(+、−、0)は、ステップ停止位置Gの信号線(赤色線、黄色線、青色線)の入力パターン(+、−、0)と同一となる。そのため、180度ズレた対称位置では、どちらか一方のステップ停止位置(A、B、C、・・・L)に移動させる信号を物理的に遮断してインターロックする必要がある。
そこで、本空調装置10の制御回路6では、図6、図8に示すように、インターロック部6Aとして、強磁性体のリード線611、612が接点間隔を有して対峙しケース613内に封入されたリードスイッチ61とリード線611、612に対して外部から磁界を加える磁石62とを備えている。そして、図8(A)に示すように、リードスイッチ61に対して磁石62が離間しているときには、リード線611、612の接点同士が離間して、人感センサ4の出力信号を増幅部4Bに伝達しないが、図8(B)に示すように、リードスイッチ61に対して磁石62が近接したときには、リード線611、612の接点同士が当接されて、人感センサ4の出力信号を増幅部4Bに伝達するように作動する。
具体的には、図9に示すように、本空調装置10の制御回路6を構成する。すなわち、ステップロータリーソレノイド5Aのステップ停止位置(A、B、C、・・・L)に対応した人感センサ4(4a、4b、4c・・・4l)の出力端子は、LED照明灯41を経由して、それぞれインターロック部6Aを構成するリードスイッチ61(61a、61b、61c・・・61l)と接続されている。また、対称位置にあるリードスイッチ61(例えば、61a、61g)を共通線に接続して、それぞれ増幅部6Bを構成する増幅回路63(631、632、・・・636)に接続されている。
また、各増幅回路63(631、632、・・・636)は、それぞれリレー部6Cを構成するリレー回路64(641、642、・・・646)に接続されている。また、各リレー回路64(641、642、・・・646)は、直流電源の+端子と−端子とが接続された2つの固定接点と、ステップロータリーソレノイド5Aの信号線(赤色線、黄色線、青色線)の内、いずれか2つの信号線と接続された2つの可動接点とを備え、増幅回路63からの出力信号に基づいてコイルを励磁させて、可動接点を固定接点に当接させる。
例えば、人感センサ4dが作業者Mを検出した場合、該当するリードスイッチ61dには磁石62が近接しているので、人感センサ4dの出力信号が該当する増幅回路634で増幅された上で、該当するリレー回路644に伝達される。また、当該リレー回路644は、可動接点と固定接点とが当接するので、ステップロータリーソレノイド5Aの信号線(赤)が−、信号線(黄)が+、信号線(青)が0の入力パターンとなり、ロータ(出力軸部51)51Aをステップ停止位置Dに回動させて、停止する。その結果、可動筒体3の吹出し口311を、人感センサ4dの領域P4に瞬時に移動させて、作業者Mに対して調和空気TKを送風することができる。
<作用効果>
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る空調装置10によれば、人感センサ4(4a、4b、4c・・・4l)は、装置本体2に固定され、可動筒体3の軸中心CLに対して平面的に360度の周方向(矢印Rの方向)に分割した複数の領域P(P1、P2、P3、・・・P12)毎に径外方へ向けて配置され、また、可動筒体3は、装置本体2に固定された回動装置5(5A)の出力軸部51(51A)と底板33の軸中心CLで連結されているので、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者Mを分割した領域P毎に配置された何れかの人感センサ4によって瞬時に検出できると共に、人感センサ4及び回動装置5の重量が装置本体2にかかって可動筒体3にかからない構造となり、可動筒体3の軽量化が容易となる。そのため、可動筒体3の回動に伴う回動装置5にかかる負荷を低減でき、可動筒体3の吹出し口311を人感センサ4が作業者Mを検出した領域Pへ向けて素早く移動させることができる。その結果、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者Mに対して迅速に冷房又は暖房等の調和空気TKを送風することができる。
よって、本実施形態によれば、省エネの目的に沿いつつ、平面的に360度の方向へ素早く移動する作業者Mを追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気TKを送風可能に制御された空調装置10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、回動装置5は、領域P毎に停止できるステップロータリーソレノイド5Aであるので、クラッチブレーキや減速機等の機械的な連結機構を必要とせず、人感センサ4からの出力信号に応答してステップロータリーソレノイド5Aのロータ(出力軸部51)51Aが回動し、人感センサ4が作業者Mを検出した領域Pに向けて、可動筒体3の吹出し口311を瞬時に移動させ、その領域Pで停止させることができる。そのため、作業者Mが素早く移動しても、吹出し口311から送風する調和空気TKの供給遅れを防止できる。
また、回動装置5は、領域P毎に停止できるステップロータリーソレノイド5Aであるので、分割した領域P毎に配置された人感センサ4からの出力信号によって吹出し口311の移動位置(例えば、各領域Pが占める角度範囲の中央位置)が定まり、その領域P内で作業者Mが複雑に移動した場合でも吹出し口311の位置は変動せず、当該領域Pへ供給する調和空気TKを安定して送風することができる。そのため、作業者Mの素早い移動に対する調和空気TKの供給遅れを防止しつつ、領域P毎の安定した調和空気TKの供給を維持することができる。
また、本実施形態によれば、人感センサ4の出力信号は、可動筒体3の底板33の下方に位置して装置本体2へ領域P毎に配置されたリードスイッチ61(61a、61b、61c・・・61l)を介してステップロータリーソレノイド5Aを制御する制御回路6に伝達され、また、リードスイッチ61のオン・オフは、底板33における吹出し口311側に配置された磁石62がリードスイッチ61に対して近接・離間することによって作動するので、吹出し口311側に位置する領域Pに対応した人感センサ4の出力信号は、磁石62が近接することによってオン動作したリードスイッチ61を介してステップロータリーソレノイド5Aを制御する制御回路6に伝達されるが、吹出し口311の反対側に位置する領域Pに対応した人感センサ4の出力信号は、磁石62が離間することによってオフ動作したリードスイッチ61によってブロックされることになる。そのため、作業者Mの移動に追従する吹出し口311側で出力する人感センサ4の出力信号のみに基づいてステップロータリーソレノイド5Aを作動させ、作業者M以外のものによる誤動作を防止することができる。
また、本実施形態によれば、装置本体2には、底板33の外周側で周方向(矢印Rの方向)に分割されているルーバー片21が装着されているので、吹出し口311から送風される調和空気TKの流れを周方向に分割されたルーバー片21毎に調節でき、調和空気TKが流れる方向を作業者Mの移動経路に適合させることができる。また、ルーバー片21は、装置本体2に装着され、可動筒体3から分離しているので、可動筒体3の重量増加にならず、可動筒体3の迅速な回動・停止に寄与することができる。そのため、平面的に360度の範囲で素早く移動する作業者Mに対して、より正確かつ一層迅速に冷房又は暖房等の調和空気TKを送風することができる。
また、本実施形態によれば、周方向(矢印Rの方向)で隣接する人感センサ4同士の間には、人感センサ4の感知範囲を区画する区画板22が装置本体2に装着されているので、隣接する人感センサ4同士の誤動作を防止して、素早く移動する作業者Mに対する可動筒体3の吹出し口311の追尾性をより一層高めることができる。
また、本実施形態によれば、装置本体2には、底板33の下面に当接して可動筒体3を水平状に支持する支持部材23が装着されているので、可動筒体3を軽量化しつつ、装置本体2に対して可動筒体3をより一層速くかつ安定的に回動させることができる。
また、本実施形態によれば、装置本体2は、上方に可動筒体3を支持し下方に回動装置5が固定された上基板24と、上基板24の下方に配置され人感センサ4を保持する下基板25とを、可動筒体3の外方で上下方向に延設された複数の連結ボルト26で連結して構成され、連結ボルト26の上端部261が開口部11の外周に形成された開口フランジ部111と締結されているので、可動筒体3の吹出し口311から送風される調和空気TKが、上基板24と開口フランジ部111との間に形成される空間部を放射状に流れることができ、平面的に360度の範囲で調和空気TKの流れる方向を妨害されにくい。また、装置本体2を軽量化して主ダクト1の開口部11と連結することができるので、工場の天井側から吊り具を介して装置本体2を保持する必要がなくなる。そのため、平面的に360度の範囲で流れる方向が妨害されることなく調和空気TKを送風できるとともに、空調装置10の施工性を向上させることができる。
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更することができる。例えば、本実施形態によれば、ステップロータリーソレノイド5Aのステップ停止位置(A、B、C、・・・L)は、12箇所であり、そのステップ角は、30度である。しかし、必ずしもこれに限ることはなく、ステップ停止位置が6箇所であり、そのステップ角が60度であるステップロータリーソレノイドを用いても良い。
本発明は、例えば、360度の方向に移動する作業者を追尾しながら冷房又は暖房等の調和空気を送風可能に制御された空調装置として利用できる。
1 主ダクト
2 装置本体
3 可動筒体
4 人感センサ
5 回動装置
5A ステップロータリーソレノイド
6 制御回路
10 空調装置
11 開口部
21 ルーバー片
22 区画板
23 支持部材
24 上基板
25 下基板
26 連結ボルト
31 側壁
33 底板
51 出力軸部
61 リードスイッチ
62 磁石
111 開口フランジ部
261 上端部
311 吹出し口
CL 軸中心
P 領域
M 作業者
TK 調和空気

Claims (6)

  1. 空調機に接続された主ダクトの開口部から送風される冷房又は暖房等の調和空気を前記主ダクトに連結された装置本体に支持されて軸中心に回動する可動筒体の側壁に形成された吹出し口から人感センサが検出した作業者に向けて吹出すように制御された空調装置であって、
    前記人感センサは、前記装置本体に固定され、前記可動筒体の軸中心に対して平面的に360度の周方向に分割した複数の領域毎に径外方へ向けて配置されていること、
    前記可動筒体は、前記装置本体に固定された回動装置の出力軸部と底板の軸中心で連結されていること
    前記装置本体には、前記底板の下面に当接して前記可動筒体を水平状に支持する支持部材が装着されていることを特徴とする空調装置。
  2. 請求項1に記載された空調装置において、
    前記回動装置は、前記領域毎に停止できるステップロータリーソレノイドであることを特徴とする空調装置。
  3. 請求項2に記載された空調装置において、
    前記人感センサの出力信号は、前記可動筒体の底板の下方に位置して前記装置本体へ前記領域毎に配置されたリードスイッチを介して前記ステップロータリーソレノイドを制御する制御回路に伝達されること、
    前記リードスイッチのオン・オフは、前記底板における前記吹出し口側に配置された磁石が前記リードスイッチに対して近接・離間することによって作動することを特徴とする空調装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された空調装置において、
    前記装置本体には、前記底板の外周側で周方向に分割されているルーバー片が装着されていることを特徴とする空調装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された空調装置において、
    周方向で隣接する前記人感センサ同士の間には、前記人感センサの感知範囲を区画する区画板が前記装置本体に装着されていることを特徴とする空調装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載された空調装置において、
    前記装置本体は、上方に前記可動筒体を支持し下方に前記回動装置が固定された上基板と、前記上基板の下方に配置され前記人感センサを保持する下基板とを、前記可動筒体の外方で上下方向に延設された複数の連結ボルトで連結して構成され、前記連結ボルトの上端部が前記開口部の外周に形成された開口フランジ部と締結されていることを特徴とする空調装置。
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