JP6927356B2 - 内装用シート、部屋、乗り物 - Google Patents
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Description
そこで、室内温度の均一性と加熱及び冷却効率の高い遠赤外線の熱放射を利用した床暖房装置や、放射冷暖房装置等が提案されている。このような熱放射を有効活用する方法として、例えば、室内の壁面や床面等の構成部材が、遠赤外線の放射率0.6以上である物質を含む材料で構成され、冷放射あるいは熱放射源を具備した室内環境調整システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような問題を解決するために、内装部材として赤外線反射率の高い部材(赤外線反射部材)が用いられる場合がある。赤外線反射部材としては、多孔質層の上に金属層と遮熱塗料層を配置した遮熱シート(例えば、特許文献2参照)や、基材フィルムの表面に透明金属層とアンカーコート層、有機樹脂層を配置した透明な反射シート(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
特許文献3の反射部材は、透明であり、絵柄等の意匠の層が存在しないので、内装部材としての適用が難しい。また、反射部材に絵柄等の意匠層を印刷等により追加したとしても、一般に使用される顔料により形成された意匠層では、赤外線が吸収されてしまう場合があり、赤外線反射部材により赤外線を十分に反射することができない場合がある。
第1の発明は、基材層(22)と、前記基材層の一方の面に設けられ、赤外線を反射する赤外線反射層(23)と、前記赤外線反射層の前記基材層とは反対側に設けられ、該内装用シートに意匠を付与する意匠層(24)と、を備える内装用シート(20)である。
第2の発明は、第1の発明の内装用シート(20)において、前記意匠層(24)は、赤外線を透過する赤外線透過機能を有すること、を特徴とする内装用シートである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の内装用シート(20)において、前記赤外線反射層(23)と前記意匠層(24’)との間に、赤外線を透過する赤外線透過層(26)を更に備えること、を特徴とする内装用シートである。
第4の発明は、第3の発明の内装用シート(20)において、前記赤外線透過層(26)は、空気層(27)であること、を特徴とする内装用シートである。
第5の発明は、基材層(22)と、前記基材層の一方の面に設けられ、該内装用シートに意匠を付与する意匠層(24’)と、前記意匠層の前記基材層とは反対側に設けられ、赤外線を反射する透明又は略透明な赤外線反射層(23B)と、を備える内装用シート(20)である。
第6の発明は、基材層(22)と、前記基材層の一方の面に設けられ、赤外線を反射する赤外線反射層(23C)とを備え、前記赤外線反射層は、該内装用シートに意匠を付与する機能を有すること、を特徴とする内装用シート(20)である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの内装用シート(20)が室内の内装に用いられること、を特徴とする部屋(1)である。
第8の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの内装用シートが室内の内装に用いられること、を特徴とする乗り物である。
本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
図1は、本実施形態の部屋を説明する図である。図1は、部屋の鉛直方向に平行であって、奥行き方向に平行な断面における断面図である。
なお、図1及び以下の説明において、理解を容易にするために、部屋1の通常の使用状態における鉛直方向をZ方向とし、水平方向のうち奥行き方向をX方向とし、その奥行き方向に直交する左右方向をY方向とする。鉛直方向のうち鉛直上側を+Z側とし、鉛直下側を−Z側とし、奥行き方向のうち奥側を−X側とし、手前側を+X側とする。
図2は、本実施形態の壁部材10の詳細を説明する図である。図2は、壁部材10の厚み方向に平行な断面形状を示している。
壁部材10は、部屋1の室内側の壁を覆う内装部材である。壁部材10は、図2に示すように、基礎部材11、接着層12、内装用シート20が順次積層されている。この壁部材10は、内装用シート20側の面が室内側となるように部屋1内に配置されており、内装用シート20に設けられた意匠層24(後述する)を室内側から視認することができる。
基礎部材11は、壁部材10の基礎となる部材であり、本実施形態では、石膏ボードが使用されている。
接着層12は、内装用シート20を基礎部材11に接着する接着剤から構成される層である。接着層12は、例えば、でんぷん系接着剤やでんぷんのり系接着剤等を使用することができる。
また、内装用シート20には、上述したように、赤外線反射層23が設けられており、室内側から入射した赤外線を反射する機能を有しており、壁部材10が室内の熱を吸収してしまうのを極力抑制することができる。
なお、本実施形態の部屋1に配置する冷暖房装置は、対流式の冷暖房装置よりも、放射式の冷暖房装置を適用するのが望ましい。放射式の冷暖房装置の場合、放射した熱を赤外線反射層23を有する内装用シート20により室内側へ反射することができ、更に効率よく均一に部屋1の室内空間の温度調節が可能になるからである。
基材層22は、内装用シート20の基礎となる部材であり、例えば、オレフィン系樹脂や、塩化ビニル系樹脂により形成されている。本実施形態の基材層22は、上記樹脂材料に発泡剤が含有されており、基材層22の形成過程において加熱により樹脂を軟化させるとともに、発泡剤からガスを発生させて基材層22を所定の厚みに膨らませている。
基材層22は、内装用シート20は現場施工での取り扱い性と生産時の巻き取り性とを容易にする観点から、上述の裏打ちシート21と積層した状態で300〜700μmの厚み範囲で形成されるのが望ましい。
また、基材層22には、炭酸カルシウム又は酸化チタンが含有されており、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、モリブデン化合物等の無機充填材が含有されており、無機充填剤を含むことにより、目透き抑制効果、表面特性向上効果等が得られる。
基材層22を構成する上記樹脂に対する炭酸カルシウム又は酸化チタンの含有量の比率は、入射した赤外線を十分に反射させる観点から、無機充填剤の含有量は、樹脂成分100質量部に対して0〜100質量部程度が好ましく、20〜70質量部程度がより好ましい。
赤外線反射層23Aは、赤外線の反射特性の良好なアルミニウムの薄膜が、50nm〜10μmの厚さで形成されたものである。この赤外線反射層23Aは、外観から見た色彩が、銀色(金属色)に形成されており、その赤外線(780nm〜2500nm)の反射率は80%以上である。赤外線反射層23Aは、例えば、蒸着金属(アルミニウム)を蒸発させて、基材層22の室内側の面に付着させる真空蒸着法等によって形成することができる。
貫通孔を有するアルミニウムの薄膜としては、上述の蒸着による手法の他、例えば、貫通孔の空いたアルミニウムのシートを用いたり、アルミニウムの微粒子(パウダー)を含有したインキによりパターン印刷したりして、作製することができる。アルミニウムの薄膜の厚みは、十分な反射特性を得る観点から、アルミニウムのシートを用いる場合6μm以上が望ましく、パターン印刷で形成する場合0.5μm以上が望ましく、蒸着により形成する場合50nm以上であることが望ましい。なお、蒸着によりアルミニウムの薄膜を形成する場合、厚みの上限は、厚膜化による密着性の低下と生産性の低下を抑制する観点から、100nmとすることが望ましい。
赤外線反射層23Bは、スパッタリングなどの真空製膜法によって形成することができる。
なお、赤外線反射層23Aは、近赤外線だけでなく中赤外線、遠赤外線においても80%以上の反射率を有しているので、近赤外線より波長の長い中赤外線や、遠赤外線を反射させる必要がある場合に特に有効である。
本実施形態の意匠層24は、赤外線を透過する機能を有しており、室内側から入射した赤外線を赤外線反射層23へ透過させるとともに、赤外線反射層23において反射した赤外線を室内側へ透過させることができる。
また、意匠層24の母材となる樹脂としては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ニトロセルロース樹脂(硝化綿)、酢酸セルロース樹脂等の中から任意のものが、1種単独で又は2種以上を混合したものを使用することができる。
意匠層24は、施す意匠に応じて適宜、複数層設けるようにしてもよい。意匠層24の層厚みは、十分な隠蔽性と意匠性を得る観点から1μm以上が好ましく、単層、複数層に関係なく、十分な密着性を得る観点から、10μm以下で形成されるのが望ましい。
表面保護層25の厚みは、1〜10μmの範囲で形成される。仮に、表面保護層25の厚みが1μm未満である場合、表面保護層25の厚みが薄くなりすぎてしまい、耐擦傷性が低下してしまうので望ましくない。また、表面保護層25の厚みが10μmよりも大きい場合、生産性が低下してしまうので望ましくない。
以上より、内装用シート20は、意匠層に施された意匠を室内側から視認可能にするとともに、入射した赤外線を効率よく室内側へ反射することができる。これにより、壁部材10の熱の吸収を極力抑制することができ、部屋1の室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
次に、内装用シート20製造方法の一例について説明する。
まず、裏打ちシート21を準備して、裏打ちシート21の一方の面上に、発泡剤含有樹脂層を押出して製膜する。その片面又は両面に非発泡樹脂層を有する場合には、Tダイ押出し機による同時押出し製膜が好適である。例えば、両面に非発泡樹脂層を有する場合には、3つの層に対応する溶融樹脂を同時に押出すことにより3層の同時成膜が可能なマルチマニホールドタイプのTダイを用いることができる。ここで、Tダイとは、片面にT字型の溝が刻まれた金型を、T字型の溝を向かい合わせた状態で二枚重ねた形態に形成された成形樹脂を押し出す口金をいう。
なお、発泡剤含有樹脂層を形成する樹脂組成物に無機充填剤が含まれる場合であって、発泡剤含有樹脂層を押出し製膜により形成する場合には、押出し機の押出し口(いわゆるダイス)に無機充填剤の残渣(いわゆる目やに)が発生し易く、これが発泡剤含有樹脂層表面の異物となり易い。そのため、発泡剤含有樹脂層を形成する樹脂組成物に無機充填剤が含まれる場合には、上記のように3層同時押出し製膜することが好ましい。即ち、発泡剤含有樹脂層を非発泡樹脂層によって挟み込んだ態様で同時押出し製膜することにより、前記目やにの発生を抑制することができる。
発泡剤含有樹脂層を製膜後は、電子線照射を行ってもよい。これにより樹脂成分を架橋して発泡樹脂層の表面強度、発泡特性等を調整することができる。電子線のエネルギーは、150〜250kV程度が好ましく、175〜200kV程度がより好ましい。照射量は、10〜100kGy程度が好ましく、10〜50kGy程度がより好ましい。電子線源としては、公知の電子線照射装置が使用することができる。以上により、裏打ちシート21の一方の面上に、発泡前の基材層22が形成される。
次に、赤外線反射層23の室内側(基材層22とは反対側)の面に、赤外線透過顔料が含有された樹脂を塗布(印刷)して硬化させることによって、赤外線の透過機能を有する意匠層24を形成する。
続いて、意匠層24の室内側(赤外線反射層23とは反対側)の面に、ウレタンアクリル系の樹脂を塗布(印刷)して硬化させ、表面保護層25を形成する。
次に、発泡剤含有樹脂層を加熱することにより発泡樹脂層(多孔質状の基材層22)を形成する。加熱条件は、熱分解型発泡剤の分解により発泡樹脂層が形成される条件ならば限定されない。加熱温度は210〜240℃程度が好ましく、加熱時間は20〜80秒程度が好ましい。
最後に、裏打ちシート21上に基材層22、赤外線反射層23、意匠層24、表面保護層25が順次積層された積層体を、必要に応じて冷却ロールと加圧ロールとの間を通し、エンボス賦型をしながら熱圧着させることにより、表面に凹凸模様を有する内装用シート20が完成する。
図3は、内装用シート20の別な形態を示すものである。図3の各図は、それぞれ内装用シートの厚み方向に平行な断面における断面形状を示している。
上述の説明では、内装用シート20は、図2に示すように、室外側から順に、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、意匠層24、表面保護層25が積層される形態について説明したがこれに限定されるものでない。
例えば、内装用シート20は、図3(a)に示すように、室外側から順に、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、透明基材層(赤外線透過層)26、意匠層24’、表面保護層25が積層される形態としてもよい。ここで、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、表面保護層25は、それぞれ上述の図2に示す形態の裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、表面保護層25と同様である。
透明基材層26は、赤外線反射層23及び意匠層24’間に設けられた赤外線を透過可能な透明な樹脂シートであり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂や、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等から形成されている。透明基材層26は、室内側から入射した赤外線を赤外線反射層23側へ効率よく透過させる観点から、その厚み寸法が80μm以下に形成されるのが望ましい。仮に、80μmよりも大きい場合、透明基材層26に入射した赤外線の透過量が減少してしまうので望ましくない。
このように、意匠層24’には、上述の図2に示す意匠層24のように赤外線の透過機能を付与する必要がなく、赤外線を吸収する顔料等も使用することができるので、より多くの種類の材料を意匠層24’の形成に適用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
内装用シート20をこのような形態としても、上述の図2に示す形態と同様の効果、すなわち、意匠層の意匠を室内側から視認可能にするとともに、入射した赤外線を効率よく反射することができる。これにより、部屋1の室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
また、内装用シート20は、図3(b)に示すように、室外側から順に、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、空気層27、意匠シート28、表面保護層25が積層される形態としてもよい。ここで、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、表面保護層25は、それぞれ上述の図2に示す形態の裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23、表面保護層25と同様である。
この空気層27は、上述の図3(a)に示す別な形態1に設けられた透明基材層26と同様に、意匠シート28において吸収された赤外線の一部を赤外線反射層23側に出射させるために設けられている。
この空気層27の被覆率(赤外線反射層23の面積と、網状の空気層27により被覆される面積との比率)は、意匠シート28から出射する赤外線を効率よく赤外線反射層23へ入射させる観点から、50%未満であることが望ましい。
空気層27の網状の形状は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ニトロセルロース樹脂(硝化綿)、酢酸セルロース樹脂等の中から任意のものが、1種単独で又は2種以上を混合して用いられることにより形成される。空気層27の厚みは、1〜20μmの範囲内で形成される。
意匠シート28は、上述の図3(a)に示す別な形態1の意匠層24’と同様に、赤外線透過機能を有した意匠層である必要がなく、赤外線を吸収する機能を有していてもよい。これにより、意匠シート28により赤外線が吸収されたとしても、意匠シート28の室外側(赤外線反射層23側の面)に空気層27が設けられているので、吸収された赤外線の一部が、空気層27との界面から赤外線反射層23側へ出射させることができる。そのため、本形態の内装用シート20も赤外線による熱が壁部材10内に蓄積されるのを抑制することができる。
また、意匠シート28を構成する意匠層24’は、上述の図3(a)に示す内装用シート20の別な形態1の意匠層24’と同様の材料、寸法により形成される。
なお、意匠シート28を構成する樹脂フィルムが、黒色等の暗色系に着色されている形態の場合、意匠層24’に施された意匠が室内側から視認されなくなるのを回避する観点から、樹脂フィルムは、意匠層24’の室外側の面に配置されるのが望ましい。樹脂フィルムが透明や、略透明、白色等の背面側が透ける形態の場合は、意匠層24’の室内側の面、又は、意匠層24’の室外側の面のいずれの面に配置されてもよい。
内装用シート20をこのような形態としても、上述の図2に示す形態と同様の効果、すなわち、意匠層の意匠を室内側から視認可能にするとともに、入射した赤外線を効率よく反射することができる。これにより、部屋1の室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
また、内装用シート20は、図3(c)に示すように、室外側から順に、裏打ちシート21、基材層22、意匠層24’、赤外線反射層23B、表面保護層25が積層される形態としてもよい。ここで、裏打ちシート21、基材層22、表面保護層25は、それぞれ上述の図2に示す形態の裏打ちシート21、基材層22、表面保護層25と同様である。
本形態の意匠層24’は、上述の図3(a)に示す別な形態1の意匠層24’と同様の意匠層である。
本形態の赤外線反射層には、意匠層24’の室内側の面に形成されるため、意匠層24’に設けられる意匠が室内側から視認されるように、透明又は略透明に形成された赤外線反射層、すなわち、上述の3形態の赤外線反射層うちの赤外線反射層23Bが用いられる。
また、意匠層24’に、上述の図2に示す意匠層24のように赤外線の透過機能を付与する必要がなく、赤外線を吸収する部材も使用することができるので、より多くの種類の材料(顔料)を意匠層24’の形成に使用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
また、内装用シート20は、図3(d)に示すように、室外側から順に、裏打ちシート21、基材層22、赤外線反射層23C、表面保護層25が積層される形態としてもよい。ここで、裏打ちシート21、基材層22、表面保護層25は、それぞれ上述の図2に示す形態の裏打ちシート21、基材層22、表面保護層25と同様である。
本形態の赤外線反射層は、意匠層を兼ねた形態であるため、絵柄等の意匠を施すことができる赤外線反射層、すなわち、上述の3形態の赤外線反射層うちの赤外線反射層23Cが用いられる。
また、図2に示す形態及び図3(a)〜(c)に示す各別な形態に比して、内装用シート20の層構成を減らすことができ、内装用シート20の生産コストや、製造効率を向上させることができる。
天井部材10’は、図1に示すように、部屋1の室内側の天井を覆う内装部材である。天井部材10’は、上述の壁部材10と同様の層構成、すなわち、基礎部材、接着層、内装用シートが順次積層された構成である。
天井部材10’に使用される内装用シートは、上述の壁部材10に使用される内装用シート20と同様である。なお、天井部材10’に用いられる内装用シートの意匠層には、上述の壁部材10に用いられる内装用シート20の意匠層24に設けられる意匠と相違する意匠が施されるようにしてもよい。
図4は、本実施形態の床部材30の詳細を説明する図である。図3は、床部材30の厚み方向に平行な断面形状を示している。
床部材30は、部屋1の室内側の床部(底部)を覆う内装部材である。床部材30は、図4に示すように、基礎部材31、接着層32、内装用シート40が順次積層されている。この床部材30は、内装用シート40側の面が床上側(室内側)となるように部屋1内に配置されており、内装用シート40に設けられた意匠層44(後述する)を床上側(室内側)から視認することができる。
基礎部材31は、床部材30の基礎となる部材であり、本実施形態では、合板等が使用されている。
接着層32は、内装用シート40を基礎部材31に接着する接着剤から構成される層である。接着層32は、例えば、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム系接着剤等を使用することができる。
また、内装用シート40には、上述の壁部材10の内装用シート20と同様に、赤外線反射層43が設けられており、床上側(室内側)から入射した赤外線を反射する機能を有しており、床部材30が室内の熱を吸収してしまうのを極力抑制している。
そのため、本実施形態の床部材30は、例えば、夏場において窓を透過して室外から太陽光が入射したとしても、床部材30において熱を吸収してしまうのを極力抑制することができる。これにより、冷房装置によって室内を冷却しようとした場合、部屋1の室内空間をより迅速に冷却することができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
また、基材層42には、炭酸カルシウム及び酸化チタン等の反射顔料が含有されており、白色又は銀色、若しくはこれらの色に近い色になるように形成されている。
基材層42を構成する上記樹脂に対する炭酸カルシウム又は酸化チタンの含有量の比率は、入射した赤外線を十分に反射させる観点から、樹脂100質量部に対し、1〜70質量部であることが望ましい。
赤外線反射層43A、赤外線反射層43B、赤外線反射層43Cは、それぞれ、上述の壁部材10の赤外線反射層23A、赤外線反射層23B、赤外線反射層23Cと同様の形態であり、赤外線反射層23A、赤外線反射層23B、赤外線反射層23Cと同様の材料や、寸法等によって形成されている。
本実施形態の意匠層44は、上述の壁部材10に設けられた内装用シート20の意匠層24と同様に、赤外線を透過する機能を有しており、床上側(室内側)から入射した赤外線を赤外線反射層43へ透過させるとともに、赤外線反射層43において反射した赤外線を床上側(室内側)へ透過させることができる。
意匠層44は、上述の内装用シート20の意匠層24と同様の材料、寸法により形成されている。
この中間層45は、PP(ポリプロピレン)樹脂や、オレフィン系樹脂等によって形成されており、その層厚みは、40〜100μmの範囲で形成される。
なお、中間層45は、床部材30に加わる衝撃を低減させる観点から、上述の壁部材10の基材層22のように発泡剤により多孔質状に膨らんだ形態としてもよい。この場合、中間層45の厚みは、100〜1500μmの範囲で形成される。
代表的には、重合性モノマーとして、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つ(メタ)アクリレート系モノマーが好適であり、なかでも多官能性(メタ)アクリレートが好ましい。なお、ここで「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。多官能性(メタ)アクリレートとしては、分子内にエチレン性不飽和結合を2個以上有する(メタ)アクリレートであればよく、特に制限はない。これらの多官能性(メタ)アクリレートは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、重合性オリゴマーとしては、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つオリゴマー、例えばエポキシ(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリエーテル(メタ)アクリレート系等が挙げられる。
さらに、重合性オリゴマーとしては、他にポリブタジエンオリゴマーの側鎖に(メタ)アクリレート基をもつ疎水性の高いポリブタジエン(メタ)アクリレート系オリゴマー、主鎖にポリシロキサン結合をもつシリコーン(メタ)アクリレート系オリゴマー、小さな分子内に多くの反応性基をもつアミノプラスト樹脂を変性したアミノプラスト樹脂(メタ)アクリレート系オリゴマー、あるいはノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、脂肪族ビニルエーテル、芳香族ビニルエーテル等の分子中にカチオン重合性官能基を有するオリゴマー等がある。
表面保護層46の層厚みは、2〜20μmの範囲で形成される。
以上より、内装用シート40は、意匠層に施された意匠を床上側(室内側)から視認可能にするとともに、入射した赤外線を効率よく床上側(室内側)へ反射することができる。これにより、部屋1の室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
図5は、内装用シート40の別な形態を示す図である。図5の各図は、それぞれ内装用シート40の厚み方向に平行な断面における断面形状を示している。
上述の説明では、内装用シート40は、図4に示すように、床下側(室外側)から順に、基材層42、赤外線反射層43、意匠層44、中間層45、表面保護層46が積層される形態について説明したがこれに限定されるものでない。
例えば、内装用シート40は、図5(a)に示すように、床下側(室外側)から順に、基材層42、赤外線反射層43、透明基材層47、意匠層44’、中間層45、表面保護層46が積層される形態としてもよい。ここで、基材層42、赤外線反射層43、中間層45、表面保護層46は、それぞれ上述の図4に示す形態の基材層42、赤外線反射層43、中間層45、表面保護層46と同様である。
透明基材層47は、赤外線反射層43及び意匠層44’間に設けられた赤外線を透過可能な透明な樹脂シートである。透明基材層47は、上述の壁部材10に設けられた内装用シート20の別な形態1(図3(a)参照)の透明基材層26と同様の材料、寸法により形成されている。
以上により、本形態の内装用シート40は、床上側(室内側)から入射した赤外線が意匠層44’により吸収されたとしても、意匠層44’と赤外線反射層43との間に設けられた透明基材層47によって、吸収された赤外線の一部を、意匠層44’と透明基材層47との界面から赤外線反射層43へ出射させることができる。意匠層44’から出射した光は、透明基材層47を透過して、赤外線反射層43により反射し、再度、透明基材層47を透過して意匠層44’に吸収され、その一部が表面保護層46との界面から室内側へ出射することとなる。そのため、本形態の内装用シート40も赤外線による熱が床部材30内に蓄積されるのを抑制することができる。
また、意匠層44’は、上述の図4に示す形態の床部材30の意匠層44のように赤外線透過顔料に限定されなくなるので、より多くの種類の材料を意匠層44’の形成に適用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
また、内装用シート40は、図5(b)に示すように、床下側(室外側)から順に、基材層42、赤外線反射層43、空気層48、意匠シート49、中間層45、表面保護層46が積層される形態としてもよい。ここで、基材層42、赤外線反射層43、中間層45、表面保護層46は、それぞれ上述の図4に示す形態の基材層42、赤外線反射層43、中間層45、表面保護層46と同様である。
この空気層48は、上述の図5(a)に示す内装用シート40の別な形態1に設けられた透明基材層47と同様に、意匠シート49において吸収された赤外線の一部を赤外線反射層43側に出射させるために設けられている。
意匠シート49は、絵柄や文字等の意匠が施されたシート状の樹脂部材であり、シート状の樹脂フィルム上に、上述の図5(a)に示す内装用シート40の別な形態1の意匠層44’が形成された形態となる。意匠シート49を構成する樹脂フィルムと意匠層44’は、上述の壁部材10に設けられた内装用シート20の別な形態2の意匠シート28を構成する樹脂フィルム及び意匠層24’と同様の材料、寸法等によって形成されている。
これにより、意匠シート49により赤外線が吸収されたとしても、意匠シート49の床下側(室外側、赤外線反射層43側)の面に空気層48が設けられているので、吸収された赤外線の一部が、空気層48との界面から赤外線反射層43へ出射させることができる。そのため、本形態の内装用シート40も赤外線による熱が床部材30内に蓄積されるのを抑制することができる。
また、意匠シート49は、上述の図4に示す形態の床部材30の意匠層44のように赤外線透過顔料に限定されなくなるので、より多くの種類の材料を意匠シート49の形成に適用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
また、内装用シート40は、図5(c)に示すように、床下側(室外側)から順に、基材層42、意匠層44’、赤外線反射層43B、中間層45、表面保護層46が積層される形態としてもよい。ここで、基材層42、中間層45、表面保護層46は、それぞれ上述の図4に示す形態の基材層42、中間層45、表面保護層46と同様である。
本形態の赤外線反射層43は、意匠層44’の床上側(室内側)の面に形成されるため、意匠層44’に設けられる意匠が床上側(室内側)から視認されるように、透明又は略透明に形成された赤外線反射層、すなわち、上述の3形態の赤外線反射層うちの赤外線反射層43Bが用いられる。
また、意匠層44’に、上述の図4に示す意匠層44のように赤外線の透過機能を付与する必要がなく、赤外線を吸収する部材も使用することができるので、より多くの種類の材料(顔料)を意匠層44’の形成に使用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
また、内装用シート40は、図5(d)に示すように、床下側(室外側)から順に、基材層42、赤外線反射層43C、中間層45、表面保護層46が積層される形態としてもよい。ここで、基材層42、中間層45、表面保護層46は、それぞれ上述の図4に示す形態の基材層42、中間層45、表面保護層46と同様である。
本形態の赤外線反射層は、意匠層を兼ねた形態であるため、絵柄等の意匠を施すことができる赤外線反射層、すなわち、上述の3形態の赤外線反射層うちの赤外線反射層43Cが用いられる。
また、図4に示す形態及び図5(a)〜(c)に示す各別な形態に比して、内装用シート40の層構成を減らすことができ、内装用シート40の生産コストや、製造効率を向上させることができる。
(1)本実施形態の内装用シートは、基材層の一方の面に設けられ、赤外線を反射する赤外線反射層と、赤外線反射層の基材層とは反対側に設けられ、内装用シートに意匠を付与する意匠層とを備えるので、意匠性を有するとともに、入射した赤外線を効率よく室内側に反射することができる。これにより、赤外線による熱が壁部材内や床部材内等に蓄積されてしまうのを抑制し、部屋1の室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
(3)本実施形態の内装用シートは、赤外線反射層と意匠層との間に、赤外線を透過する透明基材層を更に備えている。これにより、意匠層が赤外線を吸収する機能を有している場合であっても、意匠層に吸収された赤外線の一部を赤外線反射層側へ出射することができ、内装用シートによって赤外線を十分に反射させることができる。
また、内装用シートの層構成を減らすことができ、内装用シートの生産コストや、製造効率を向上させることができる。
更に、意匠層に赤外線を透過させる必要がないので、意匠層を形成する材料(顔料)に赤外線を透過する材料以外の他種類の材料(顔料)を使用することができ、絵柄や文字等の意匠に施される色味のバリエーションを増やすことができる。
また、内装用シートの層構成を減らすことができ、内装用シートの生産コストや、製造効率を向上させることができる。
例えば、夏場において窓2を閉めきった部屋1には熱気がこもってしまうが、壁部材10や、天井部材10’、床部材30が熱をほとんど吸収していないので、一度の換気により室内空間の熱気を排気することができ、その後の冷房装置の使用により、迅速に室内空間を涼しくすることができる。また、冬場においては、暖房装置を使用して冷え切った室内空間を温めようとした場合、暖房装置の熱が壁部材10や、天井部材10’、床部材40によりほとんど吸収されないので、より迅速に室内空間を温めることができる。
また、部屋1の温度調節に放射式の冷暖房装置を使用することによって、冷暖房装置から放出される熱が内装用シートに設けられた赤外線反射層により反射し、より効率よく均一に室内空間を冷やしたり、温めたりすることができる。
(1)上述の実施形態において、内装用シートは、建造物の部屋1の壁部材10等の内装部材に用いる例を示したが、これに限定されるものでない。内装用シートは、自動車(乗用車、バス等)や、鉄道、航空機等の乗り物の運転席や、客席等の室内の内装部材に適用してもよい。
乗り物の室内に内装用シートを適用することによって、上述の部屋1の場合と同様に、乗り物の内装部材に熱が蓄えられてしまうのを極力抑制することができ、室内空間の温度調節をより迅速に行うことができ、室内を快適な温度環境にすることができる。
なお、乗用車に内装用シートを用いる場合、耐傷性や、防水性を確保する観点から、上述の床部材30に用いられた内装用シート40と同様の層構成を有した内装用シートを用いるのが望ましい。
10 壁部材
10’ 天井部材
21 裏打ちシート
22 基材層
23 赤外線反射層
24、24’ 意匠層
25 表面保護層
26 透明基材層
27 空気層
28 意匠シート
30 床部材
40 内装用シート
41 裏打ちシート
42 基材層
43 赤外線反射層
44、44’ 意匠層
45 中間層
46 表面保護層
47 透明基材層
48 空気層
49 意匠シート
Claims (9)
- 酸化チタンを含有するオレフィン系樹脂又は塩化ビニル系樹脂により形成され、その内部に多数の気泡を有して多孔質状に形成されている基材層と、
前記基材層の一方の面に設けられ、赤外線を反射する赤外線反射層と、
前記赤外線反射層の前記基材層とは反対側に設けられ、該内装用シートに意匠を付与する意匠層と、
を備え、
前記意匠層は、赤外線を透過する赤外線透過機能を有すること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項1に記載の内装用シートにおいて、
前記赤外線反射層と前記意匠層との間に、赤外線を透過する赤外線透過層を更に備えること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項2に記載の内装用シートにおいて、
前記赤外線透過層は、空気層であること、
を特徴とする内装用シート。 - 酸化チタンを含有するオレフィン系樹脂又は塩化ビニル系樹脂により形成され、その内部に多数の気泡を有して多孔質状に形成されている基材層と、
前記基材層の一方の面に設けられ、赤外線を反射する赤外線反射層と、
前記赤外線反射層の前記基材層とは反対側に設けられ、該内装用シートに意匠を付与する意匠層とを備え、
前記赤外線反射層と前記意匠層との間に、赤外線を透過する赤外線透過層を更に備え、
前記赤外線透過層は、空気層であること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の内装用シートにおいて、
前記赤外線反射層は、透明又は略透明であること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の内装用シートにおいて、
前記赤外線反射層は、該内装用シートに意匠を付与する機能を有すること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の内装用シートにおいて、
前記赤外線反射層は、所定の間隔で貫通孔が形成されたアルミニウムの薄膜から形成されること、
を特徴とする内装用シート。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の内装用シートが室内の内装に用いられること、
を特徴とする部屋。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の内装用シートが室内の内装に用いられること、
を特徴とする乗り物。
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