JP6914992B2 - 固定子、固定子の製造方法及びアウターロータ型モータ - Google Patents

固定子、固定子の製造方法及びアウターロータ型モータ Download PDF

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Description

本開示は、固定子、固定子の製造方法及びアウターロータ型モータに関する。
例えば、アウターロータ型モータにおいては、固定子コアに多数のスロットを設けた構成においては、環状のコア部材から径方向外側に延設される極歯の歯先間の隙間が狭くなり、巻線として太いワイヤは巻くことが困難になり、巻線機のノズルが進入できないと自動巻線することができなくなる。また、極歯の歯先間に巻線機のノズルが入りスペースが必要になるため、巻線の占積率を低下させ、高密度に巻線することが困難となるため、手巻き作業にならざるを得ない。
このように固定子の巻線作業を容易化し巻線作業効率を高めるため、複数のヨーク部が薄肉部を介して連結された展開型のコア部材を用い、コア部材を直線状の状態から磁極ティース部が径方向外向きとなるように弧状に成形し、コア部材を柱状の保持治具に位置決めして保持させる。そして、巻線機を用いてフライヤ式ノズルを用いて各磁極ティースに巻線した後、コア部材を保持治具より取り外して磁極ティース部が径方向内向きとなるように屈曲させて円環状に形成し、両端部を溶接して固着する固定子の製造方法が開示されている(特許文献1:特開2000−324772号公報参照)。
特開2000−324772号公報
上述した特許文献1に開示された固定子の製造方法によれば、コア部材を直線状の状態から磁極ティース部が外側となるように弧状に成形する際の位置決めが無く、保持治具に装着する際にコア部材と保持治具を凹凸篏合させてしてからシリンダを用いてコア部材の両端を保持治具に押圧することで成形し、軸方向にばね部材によりヨーク部材を押圧することで保持治具に固定している。そして、巻線機により巻線した後、磁極ティース部が径方向内側となるように屈曲させて円環状に形成し、両端部を溶接して固着する。このため、コア部材は複数工程で薄肉部を磁極ティース部が径方向外向きに折り曲げられ、最終的には磁極ティース部が径方向内向きとなるように屈曲させるため、薄肉部を中心にコア部材を折り曲げる工程が多く、工数がかかるうえに、折り曲げる際のコア部材の端部の位置決めがないため、変形や位置ずれし易く、最終形態の固定子コアの真円度が崩れやすい。特にコア部材を薄肉部において磁極ティース部が径方向外向きに折り曲げられ、最終的には磁極ティース部が径方向内向きに折り曲げられるため、薄肉部の伸びや変形が生じやすく、固定子コアとしての真円度が崩れやすい。
以下に述べるいくつかの実施形態は、これらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、極歯の歯先の間隔が狭い固定子コアに対して、巻線機により高占積で自動巻線することができかつセグメントコアどうしが真円度を維持して環状に組み付けられた固定子及びその製造方法、該固定子を用いて生産性を向上させたアウターロータ型モータを提供することにある。
以下に述べるいくつかの実施形態に関する開示は、少なくとも次の構成を備える。
極歯が形成されたヨーク部どうしが薄肉部を介して連なった環状の固定子コアが複数のセグメントに分割されたセグメントコアどうしが環状に組み付けられてなる固定子であって、前記環状の固定子コアより大きな所定の曲率を有する弧状姿勢で複数に分割された前記セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部には、当該セグメントコアを弧状姿勢で治具に対して位置決め可能な溝孔が各々形成されており、複数に分割された前記セグメントコアが互いの曲率が小さくなるように展開されて環状の固定子コアに締結されていることを特徴とする。
上記セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔を用いてセグメントコアを各極歯の歯先の隙間が広い環状の固定子コアより大きな所定の曲率を有する弧状姿勢で治具に対して位置決めすることで安定し、スロット間に十分なスペースを確保したまま、巻線機を用いて高占積で自動巻線することができる。また、巻線された複数のセグメントコアどうしを互いの曲率が小さくなるように展開して環状に締結する際に、セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔を用いて治具に位置決めした状態で他のセグメントコアの端部と締結させることができるので真円度を維持したまま環状の固定子コアを組み立てることができる。
前記セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部の端部にはセグメントコアどうしを環状に締結するための凹部又は凸部が設けられていることが好ましい。
これにより、巻線されたセグメントコアどうしを展開して環状に組み付ける際に、セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔を治具に位置決めした状態で他のセグメントコアの端部と凹凸篏合させて真円度を維持したまま環状の固定子コアを組み立てることができる。
前記凹部はアリ溝状に形成されており、溝底部に対する溝側壁面の傾斜角は内径側が外径側以上となるように形成されており、前記凹部に嵌合する前記凸部の両側面の端面に対する傾斜角は内径側が外径側以上となるように形成されていることが好ましい。
これにより、セグメントコアどうしを凹部と凸部を嵌め合わせて環状に連結する際に凸部の両側面と凹部の溝側壁面の傾斜の度合いにより径方向及び周方向に空隙を生じないように連結することができる。
前記溝孔は、前記ヨーク部に延設された極歯の長手方向中心線が前記ヨーク部と交差する面に形成されているのが好ましい。
セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部には、極歯の長手方向中心線がヨーク部と交差する面に溝孔が形成されていると、磁気通路となるヨーク部に影響することなく、溝孔を設けることが可能となる。
前記溝孔は円柱状の位置決めピンと嵌合可能な丸溝孔であることが望ましい。
位置決めピンが角柱状であると、ヨーク部の変形状態により位置決めピンと溝孔が嵌め込まれてもヨーク部どうしの真円度が崩れやすいが、丸穴であると方向性がなく位置決めピンと溝孔との嵌め合いで弧状に連なるヨーク部どうしの真円度を出し易くなる。
上述したいずれかの固定子を備えたアウターロータ型モータにおいては、占積率が高く、生産性の良いアウターロータ型モータを提供することができる。
固定子の製造方法においては、固定子コアより大きな所定の曲率を有する弧状姿勢で形成され、極歯が形成されたヨーク部どうしが薄肉部を介して連なり極歯の周囲が絶縁ボビンに覆われた複数の弧状のセグメントコアを用意する工程と、各セグメントコアをその長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔に巻線治具に設けられた位置決めピンに嵌め込むことで、前記セグメントコアを各極歯の歯先の隙間が広い、固定子コアより大きな曲率を有する弧状姿勢で前記巻線治具に対して位置決めする工程と、前記巻線治具に位置決められた各セグメントコアの径方向に延設された極歯の周囲に前記絶縁ボビンを介して巻線機を用いてコイルを巻き付ける工程と、前記コイルが巻き付けられたセグメントコアを曲率が小さくなるように展開させてその長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔を用いて環状締結治具に位置決めし、セグメントコアどうしを環状に締結する工程と、を含むことを特徴とする。
上記固定子の製造方法を用いれば、弧状のセグメントコアをその長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔に、例えば巻線治具に設けられた位置決めピンを嵌め込むことで、セグメントコアを各極歯の歯先の隙間が広く、薄肉部を介して接続されるヨーク部どうしが固定子コアより大きな曲率を有する弧状姿勢で巻線治具に対して安定して位置決めされた状態で絶縁ボビンを介して巻線機でコイルを巻き付けることができ、高占積で省力化して巻線作業を行うことができる。
また、巻線されたセグメントコアを曲率が小さくなるように展開させて溝孔を用いて環状締結治具に位置決めし、その長手方向両端部に位置するヨーク部の端部に設けられた凹部と凸部どうしを嵌め合わせることでセグメントコアどうしを環状に締結することで、固定子コアの真円度を維持したまま固定子を組み立てることができる。
前記コイルが巻き付けられたセグメントコアの長手方向両端部の溝孔を固定子コアの内径に対応するセグメント治具に設けられた位置決め突条に嵌め合わせて回り止めしかつ径方向に位置決めした複数のセグメント治具どうしを環状に組み合わせて前記セグメントコアの両側に他のセグメントコアの端部を凹凸嵌合させて環状に締結することが好ましい。
これにより、巻線されたセグメントコアを固定子コアの内径に対応するセグメント治具の位置決め突条に溝孔を嵌め合わせて位置決めし、複数のセグメント治具どうしを環状に組み合わせることで、セグメントコアどうしの端部を凹凸篏合させて環状に締結させて、真円度を維持した環状の固定子コアを組み立てることができる。
極歯の歯先の間隔が狭い固定子コアに対して、巻線機により高占積で自動巻線することができかつセグメントコアどうしが真円度を維持して環状に組み付けられる固定子及び生産性を向上させた固定子の製造方法を提供することができる。また、上記固定子を用いて高占積で生産性を向上させたアウターロータ型モータを提供することができる。
アウターロータ型モータの一例を示す断面図である。 固定子コアの概念図、固定子コアが分割されたセグメントコアの説明図、セグメントコアのヨーク端部の形態を示す模式説明図である。 巻線治具の斜視説明図である。 図3の巻線治具にセグメントコアが装着された状態を示す斜視説明図である。 環状締結治具の斜視図である。 セグメント治具の一部拡大斜視図である。 セグメント治具に対するセグメントコアの位置決めを示す説明図である。 環状締結治具に対するセグメントコアの環状締結工程を示す説明図である。 図8に続く環状締結治具に対するセグメントコアの環状締結工程を示す説明図である。 図9に続く環状締結治具に対するセグメントコアの環状締結工程を示す説明図である。 図10に続く環状締結治具に対するセグメントコアの環状締結工程を示す説明図である。 環状締結後の固定子コアの斜視図である。
以下、本発明に係る固定子、固定子の製造方法及びアウターロータ型モータの一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。先ず、アウターロータ型モータの概略構成について図1を参照して説明する。本実施例ではアウターロータ型モータとして、DCブラシレスモータが用いられる。
図1に示すように、DCブラシレスモータは、回転子1と固定子2を備えたアウターロータ型のモータが用いられる。回転子1は、回転子軸と連繋した環状のバックヨーク1a(鉄、SUS等の磁性材)の内周面に周方向にN極とS極が交互に着磁された環状の回転子マグネット1bが支持されている。回転子マグネット1bは固定子コア2cの極歯2bと対向配置されている。
固定子2は、環状のヨーク部2aに極歯2bが径方向外向きに突設された固定子コア2cが用いられる。固定子コア2cは、電磁鋼板が積層プレスされた積層コアであっても磁性体金属ブロックよりなるブロックコアのいずれでもよい。固定子コア2cは、極歯2bの周囲がインシュレータ(絶縁ボビン3:図4参照)で被覆されており、絶縁ボビン3の周囲にはコイル2hが各々巻かれている。
図2Aに示すように、固定子コア2cは、ヨーク部2aより極歯2bが多数形成されているため極歯2bの歯先2b1の間隔が狭く、ノズル式巻線機の場合ノズルが進入できず、コイル2hを自動巻線することができない。そこで本実施例に用いられる固定子コア2cは、複数のセグメントに分割されたセグメントコア2c1〜2c4が用いられる。
図2Aに示すように、環状の固定子コア2cを周方向に90°ずつ例えば4分割されたセグメントコア2c1〜2c4が用いられる。各セグメントコア2c1〜2c4は、極歯2bが形成されたヨーク部2aどうしが薄肉部2dを介して連なっている。図2Aに示す固定子コア2cの状態では、極歯2bの数が多く歯先2b1の隙間が狭いため、巻線機のノズルが進入する隙間がなく、高占積な(巻線密度が高い)巻線をすることができない。
そこで、セグメントコア2c1〜2c4に分割し、各セグメントコアを極歯の歯先の隙間が広い弧状に製造することで巻線機を用いて自動巻きすることが可能になる。図2Bに示すように、セグメントコア2c1をヨーク部2aどうしが極歯2bを径方向外向きにして薄肉部2dを介して弧状になるよう電磁鋼板を打ち抜き加工することで、極歯2bの間隔が広く、巻線機により高占積な巻線をすることができる。図2Aにおいて固定子コア2cの極歯2bどうしのなす角度をθ3、図2Bにおいてセグメントコア2c1の極歯2bどうしのなす角度をθ1とすると、セグメントコア2c1を固定子コア2cより大きな曲率(θ1>θ3)となるように弧状に製造する。また、このとき、図2Bに示すように、セグメントコア2c1の極歯2bどうしのなす角度θ1は(例えば37°)、薄肉部2dの開き角度がθ2(例えば27°)より大きく(θ1>θ2)なる。尚、セグメントコア2c1を弧状に製造する場合、薄肉部2dの負荷(伸びや変形等)を考慮して、可能な限り変形量を少なくすることが好ましい。
図2Bに示すように、各セグメントコア2c1〜2c4の長手方向両端部に位置するヨーク部2aの端部には、隣接するセグメントコアどうしを接続するための凹部2e又は凸部2fが設けられている。凹部2eはアリ溝状に形成されており周方向に抜き差しできないように形成されている。
図2Cにおいて、凹部2eはアリ溝状に形成されており、溝底部2e1に対する溝側壁2e21,2e22の傾斜角は内径側(2e21)が外径側(2e22)以上となる(等しいか大きくなる)ように形成されている。また、凹部2eに嵌合する凸部2fの端面2f1に対する両側面2f21,2f22の傾斜角は内径側(2f21)が外径側(2f22)以上となるように形成されている。凸部2fを凹部2eに接続する場合には、互いにモータ軸方向(固定子コア2cの厚さ方向)に位置合わせして嵌め合わせる。
これにより、セグメントコア2c1〜2c4どうしを凹部2eと凸部2fを嵌め合わせて環状に締結する際に凸部2fの両側面2f21,2f22と凹部2eの両溝側壁2e21,2e22の傾斜の度合いにより径方向及び周方向に空隙を生じないように連結することができる。
また、図2Bにおいて、セグメントコア2c1〜2c4の長手方向両端部に位置するヨーク部2aには、セグメントコア2c1〜2c4をヨーク部2aどうしが接続される薄肉部2dを中心に変形させて極歯2bが径方向外向きに延設されたまま各極歯2bの歯先2b1の隙間が広い弧状姿勢で巻線治具4に対して位置決めする溝孔2gが各々形成されている。凹部2e、凸部2f、溝孔2gは、積層コアにおいては、電磁鋼板を打ち抜き加工する際に形成され、ブロックコアにおいては、放電加工や金属成形等の加工時に形成される。
溝孔2gは、図2Bに示すように、ヨーク部2aに延設された極歯2bの長手方向中心線Lがヨーク部2aと交差する内周面に外向きに開口して形成されている。これにより、磁気通路となるヨーク部2aに影響することなく、溝孔2gを設けることが可能となる。また、貫通孔ではなく、内径側に開口する溝孔としたのは、汎用性を持たせて後述するように、セグメントコア2c1〜2c4を巻線治具4の位置決めピン4c若しくは環状締結治具5の位置決め突条5d3と嵌め合わせて位置決めできるようにするためである。
また、溝孔2gの形状は様々なものが採用されうるが、図3に示すように、巻線治具4に設けられた円柱状の位置決めピン4cと嵌合する丸溝孔であることが望ましい。位置決めピン4cが角溝であると、ヨーク部2aの変形状態により溝孔2gに嵌め込まれてもヨーク部2aどうしの真円度が崩れやすいが、丸溝であると方向性がなく位置決めピン4cと溝孔2gとの嵌め合いでヨーク部2aどうしの真円度を出し易くなる。
図3に示すように、巻線治具4は、各セグメントコア2c1〜2c4を径方向外交きに延設された各極歯2bの歯先2b1の隙間が広がり薄肉部2dを介して接続されるヨーク部2aどうしが固定子コア2cより大きな曲率を有する弧状姿勢で回り止め、位置決め固定し、安定して各セグメントコア2c1〜2c4を載置する。巻線治具4は、固定子コア2cより大きな曲率を有する弧状に成形されたセグメントコア2c1のヨーク部2aの端面を受ける段付き部4aとヨーク部2aの極歯2bが形成された面(弧状外面)とは反対面(弧状内面)側を重ね合わせてガイドする面取りされたガイド面4bを備えている。段付き部4aには、セグメントコア2c1〜2c4の長手方向両端部に位置するヨーク部2aに設けられた溝孔2gに嵌合する一対の位置決めピン4cが突設されている。
図4に示すように、各セグメントコア2c1〜2c4を巻線治具4に対してヨーク部2aどうしが接続される薄肉部2dを介して径方向外向きに延設された極歯2bの歯先2b1の隙間が広い弧状姿勢で長手方向両端部に位置するヨーク部2aに設けられた溝孔2gに位置決めピン4cを嵌合させて段付き部4aに載置する。これにより、ヨーク部2aをガイド面4bに沿って回り止めし、位置決め固定する。このとき各極歯2bの歯先2b1の隙間が広い弧状姿勢で、図示しない巻線機を用いてセグメントコア2c1〜2c4に対して高占積な巻線をすることができる。
また、巻線機は極歯2bの周囲を覆う絶縁ボビン3の外周にコイル2hを巻き付ける際一定の張力を維持しながら巻き付ける。巻線治具4のセグメントコア2c1〜2c4の位置決め構造としてセグメントコア2c1〜2c4を上下方向から押圧する方式も考えられる。ただこれでは巻線作業時の張力により弧状のセグメントコアが広がる(曲率が小さな弧状になる)変形や、回転をしてしまい安定して設置することができず自動巻線作業を行うことができない。この点、位置決めピン4cを用いた位置決め構造ではセグメントコア2c1〜2c4は巻線作業で弧状から変形することなく、また回転することもないため安定して設置することができ自動巻線作業を実現できる。
巻線されたセグメントコア2c1〜2c4は、薄肉部2dを介して固定子コア2cの曲率を有する弧状に展開され、図5に示す環状締結治具5を用いて環状に組み付けられる。尚、図5では説明のためコイル2hを図示していない。
環状締結治具5は、図8に示すように、円盤状の基台5aの中心部にガイド軸5bが設けられている。ガイド軸5bの基台5a側には、ガイドリング5cが設けられている。ガイドリング5cを中心としてその周囲には、セグメントコア2c1〜2c4を搭載した複数のセグメント治具5dA〜5dDが組み付けられる。セグメント治具5dA〜5dDは、各セグメントコア2c1〜2c4を位置決めして環状に連結する際に用いられる。セグメント治具5dAにはセグメントコア2c1が位置決めされており、セグメント治具5dBにはセグメントコア2c2が位置決めされており、セグメント治具5dCにはセグメントコア2c3が位置決めされており、セグメント治具5dDにはセグメントコア2c4が位置決めされている。
図5において、ガイドリング5cの周囲には、予めセグメント治具5dB及びセグメント治具5dDが基台5a上に対向位置に固定されている。これらのセグメント治具5dB,5dD間にセグメント治具5dA,5dCが挿入されて組み付けられる。
図6に示すように、セグメント治具5dA〜5dDは、ベース板5d1には径方向内側よりガイドブロック5d2、ナットブロック5d4がねじ止め固定されている。尚、図6はセグメント治具5dAのみを例示している。
ベース板5d1の径方向内側にガイドリング5cの外周面に突き当てられる弧状のガイドブロック5d2が固定されている。ガイドブロック5d2の外周面には、セグメントコア2c1〜2c4の両端部のヨーク部2aに設けられた溝孔2gと嵌め合うことで弧状姿勢のまま周方向に位置決めする位置決め突条5d3が両側一対の凹溝5d5に仕切られて設けられている(図6円形囲み部分参照)。
また、ベース板5d1のガイドブロック5d2より外周側には、ナットブロック5d4が固定されている。図8に示すようにナットブロック5d4には径方向外側から内側に向かってねじ軸5d6がねじ嵌合している。ねじ軸5d6は、ノブ5d7を回すことでセグメントコア2c1〜2c4の周方向中央部の極歯2bの磁束作用面を押圧若しくは離間するようになっている。ベース板5d1上にガイドブロック5d2の外周面に沿って位置決めされたセグメントコア2c1〜2c4は、ねじ軸5d6を径方向内側に向かって極歯2bに押し当てることで径方向に位置決めする。
図5に示すように各セグメントコア2c1〜2c4は、長手方向両端部のヨーク部2aに各々形成された溝孔2gを位置決め突条5d3と嵌め合わせてベース板5d1上で回り止めされる(図8円形囲み部分参照)。また、ノブ5d7を回してねじ軸5d6を径方向内側の極歯2bに押圧することで、セグメントコア2c1〜2c4が径方向に位置決めされる。
このように、巻線治具4に対してセグメントコア2c1〜2c4の長手方向両端部に位置するヨーク部2aに設けられた溝孔2gに位置決めピン4cを嵌め込んで回り止めすることで、セグメントコア2c1〜2c4の弧状姿勢が安定し、スロット間に十分なスペースを確保したまま、巻線機を用いて高占積で自動巻線することができる。また、巻線された複数のセグメントコア2c1〜2c4を展開して環状に締結する際に溝孔2gを用いて環状締結治具5に位置決めして環状に締結することで真円度の高い固定子コア2cを組み立てることができる。
ここで固定子2の製造方法の一例について説明する。
先ず、図2Bに示すように、極歯2bが形成されたヨーク部2aどうしが薄肉部2dを介して連なり極歯2bの周囲が絶縁ボビン3に覆われた複数のセグメントコア2c1〜2c4を用意する。セグメントコア2c1〜2c4は、図2Aに示す環状の固定子コア2cを90°毎に4分割したものである。
図4に示すように、各セグメントコア2c1〜2c4をその長手方向両端部に位置するヨーク部2aに設けられた溝孔2gに巻線治具4に設けられた位置決めピン4cに嵌め込むことで、セグメントコア2c1〜2c2の弧状姿勢が安定し、薄肉部2dを介して接続されるヨーク部2aどうしが固定子コア2cより大きな曲率を有する弧状姿勢で巻線治具4に対して位置決めする。
巻線治具4に位置決められた各セグメントコア2c1〜2c4の径方向外側に延設された極歯2bの周囲に絶縁ボビン3を介して図示しない巻線機でコイル2hを巻き付ける。セグメントコアの極歯2bにコイル2hが巻かれた状態を図9に示す。
コイル2hが巻き付けられたセグメントコア2c1〜2c4どうしをその長手方向両端部に位置するヨーク部2aの端部に設けられた凹部2eと凸部2fどうしを嵌め合わせることでヨーク部2aが環状に接続された固定子コア2cを製造する。
具体的には、図7に示すように、コイル2hが巻き付けられたセグメントコア2c1〜2c4の長手方向両端部のヨーク部2aに形成された溝孔2gを固定子コア2cの内径に対応するセグメント治具5dA〜5dDのガイドブロック5d2に設けられた位置決め突条5d3に嵌め合わせて回り止めし、かつノブ5d7を回してねじ軸5d6を締め付けてセグメントコア2c1〜2c4を径方向に位置決めする。尚、図7ではセグメント治具5dD及びセグメントコア2c4のみ図示しており、説明のためコイル2hを図示していない。
一例として、図8に示すように、予め基台5a上に固定されているセグメント治具5dBにセグメントコア2c2が位置決めされ、セグメント治具5dDにセグメントコア2c4が位置決めされている。これらのセグメント治具5dB,5dD間に、セグメントコア2c1が位置決めされたセグメント治具5dA、セグメントコア2c3が位置決めされたセグメント治具5dDをガイドリング5cの周囲に環状に配置し、隣り合うセグメントコア2c1,2c2,2c4のヨーク部2aの端部を凹凸嵌合させてる。図9はセグメントコア2c2とセグメントコア2c4の間にセグメントコア2c1が連結された状態を示す。セグメント治具5dBとセグメント治具5dDとの間にセグメント治具5dAを配置する際に、周方向両端部のヨーク部2aの端部に設けられたアリ溝状の凹部2eと凸部2fを嵌合させて弧状に連結する。
そして、図10に示すようにセグメント治具5dBとセグメント治具5dDとの間にセグメント治具5dAとセグメント治具5dCを対極に配置して、隣り合うセグメントコア2c1,2c2,2c3,2c4のヨーク部2aの端部を凹凸嵌合させて、セグメントコア2c1〜2c4のヨーク部2aが環状に連結される。また、基台5aに立設されたガイド軸5bにガイドリング5eを嵌め込むことで、周囲のガイドブロック5d2が位置決めされる。次いで、ガイド軸5bを中心として環状のウェイト5fを嵌め込む。
図10に示すように、ウェイト5fの下端部には、セグメントコア2c1及びセグメントコア2c3のガイドブロック5d2の上端部を各々押圧する押圧部5f1と、セグメントコア2c2及びセグメントコア2c4のガイドブロック5d2の上端部には非接触となる逃げ部5f2が各々形成されている。
図11に示すように、セグメント治具5dCに位置決めされたセグメントコア2c3とウェイト5fの背面にあるため図示されていないセグメント治具5dAに位置決めされたセグメントコア2c1を、セグメントコア2c2とセグメントコア2c4との間に挿入し、ウェイト5fの押圧部5f1でセグメントコア2c1,2c3のガイドブロック5d2の上端部を押圧することで、全てのセグメントコア2c1〜2c4どうしを環状の固定子コア2cに締結する。環状に締結された固定子2を図12に示す。尚、セグメントコア2c1〜2c4を環状に組み付ける手順は、セグメントコア2c1,2c3を基台5aの対向位置に固定しておいて、セグメントコア2c2または2c4のいずれかから連結するようにしてもよい。この他にもセグメントコア2c1とセグメントコア2c2を連結してから、セグメントコア2c3、セグメントコア2c4を順次連結するようにしてもよい。
これにより、セグメントコア2c1〜2c4を各極歯2bの歯先2b1の隙間が広い、薄肉部2dを介して接続されるヨーク部2aどうしが固定子コア2cより大きな曲率を有する弧状姿勢で巻線治具4に対して位置決めされた状態で絶縁ボビン3を介して巻線機でコイル2hを巻き付けることができ、高占積で省力化して巻線作業を行うことができる。
巻線されたセグメントコア2c1〜2c4どうしを展開させて固定子コア2cの内径に対応するセグメント治具5dに各々位置決めして、セグメント治具5dの両側に他のセグメント治具5dを環状に組み合わせることで、セグメントコア2c1〜2c4どうしの端部を凹凸篏合させて環状に締結させて、極歯2bの周囲にコイル2hが高占積な巻線をされた固定子コア2cの真円度を維持した環状の固定子2を組み立てることができる。
以上より、セグメントコア2c1〜2c4をその長手方向両端部に位置するヨーク部2aに設けられた溝孔2gに巻線治具4に設けられた位置決めピン4cに嵌め込むことで、巻線作業時の張力の影響を受けてもセグメントコア2c1〜2c4の弧状姿勢が安定し、薄肉部2dを介して接続されるヨーク部2aどうしが固定子コア2cより大きな曲率を有する弧状姿勢で巻線治具4に対して位置決めされた状態で絶縁ボビン3を介して巻線機でコイル2hを巻き付けることができ、高占積で省力化して巻線作業を行うことができる。
また、巻線されたセグメントコア2c1〜2c4どうしを長手方向両端部に位置するヨーク部2aの端部に設けられた凹部2eと凸部2fどうしを嵌め合わせることでセグメントコア2c1〜2c4を環状に接続することで、固定子コア2cの真円度を維持したまま固定子2を組み立てることができる。
上述した実施形態では、固定子コア2cを周方向に90度ごとに4分割されたセグメントコア2c1〜2c4を用いていたが、これに限定されるものではなく、120度ごとに3分割されたセグメントコアを用いてもよいし、それ以外の分割されたセグメントコアを用いてもよい。
本実施形態にかかる固定子はアウターロータ型モータの固定子、とりわけ外径が大きく極歯の数が多いモータに好適に用いられるが、インナーロータ型モータの固定子であっても適用することが可能である。
1 回転子 1a バックヨーク 1b 回転子マグネット 2 固定子 2a ヨーク部 2b 極歯 2b1 歯先 2c 固定子コア 2c1,2c2,2c3,2c4 セグメントコア 2d 薄肉部 2e 凹部 2e1 溝底部 2e12,2e22 溝側壁 2f 凸部 2f1 端面 2f21,2f22 側面 2g 溝孔 2h コイル 3 絶縁ボビン 4 巻線治具 4a 段付き部 4b ガイド面 4c 位置決めピン 5 環状締結治具 5a 基台 5b ガイド軸 5c,5e ガイドリング 5dA,5dB,5dC,5dD セグメント治具 5d1 ベース板 5d2 ガイドブロック 5d3 位置決め突条 5d4 ナットブロック 5d5 凹溝 5d6 ねじ軸 5d7 ノブ 5f ウェイト 5f1 押圧部 5f2 逃げ部

Claims (8)

  1. 極歯が形成されたヨーク部どうしが薄肉部を介して連なった環状の固定子コアが複数のセグメントに分割されたセグメントコアどうしが環状に組み付けられてなる固定子であって、
    前記環状の固定子コアより大きな所定の曲率を有する弧状姿勢で複数に分割された前記セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部には、当該セグメントコアを弧状姿勢で治具に対して位置決め可能な溝孔が各々形成されており、複数に分割された前記セグメントコアが互いの曲率が小さくなるように展開されて環状の固定子コアに締結されていることを特徴とする固定子。
  2. 前記セグメントコアの長手方向両端部に位置するヨーク部の端部にはセグメントコアどうしを環状に締結するための凹部又は凸部が設けられている請求項1記載の固定子。
  3. 前記凹部はアリ溝状に形成されており、溝底部に対する溝側壁面の傾斜角は内径側が外径側以上となるように形成されており、前記凹部に嵌合する前記凸部の両側面の端面に対する傾斜角は内径側が外径側以上となるように形成されている請求項1記載の固定子。
  4. 前記溝孔は、前記ヨーク部に延設された極歯の長手方向中心線が前記ヨーク部と交差する面に形成されている請求項1又は請求項2記載の固定子。
  5. 前記溝孔は円柱状の位置決めピンと嵌合可能な丸溝孔である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の固定子。
  6. 請求項1乃至請求項4記載のいずれかの固定子を備えたことを特徴とするアウターロータ型モータ。
  7. 固定子コアより大きな所定の曲率を有する弧状姿勢で形成され、極歯が形成されたヨーク部どうしが薄肉部を介して連なり極歯の周囲が絶縁ボビンに覆われた複数の弧状のセグメントコアを用意する工程と、
    各セグメントコアをその長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔に巻線治具に設けられた位置決めピンに嵌め込むことで、前記セグメントコアを各極歯の歯先の隙間が広い、固定子コアより大きな曲率を有する弧状姿勢で前記巻線治具に対して位置決めする工程と、
    前記巻線治具に位置決められた各セグメントコアの径方向に延設された極歯の周囲に前記絶縁ボビンを介して巻線機を用いてコイルを巻き付ける工程と、
    前記コイルが巻き付けられたセグメントコアを曲率が小さくなるように展開させてその長手方向両端部に位置するヨーク部に設けられた溝孔を用いて環状締結治具に位置決めし、セグメントコアどうしを環状に締結する工程と、を含むことを特徴とする固定子の製造方法。
  8. 前記コイルが巻き付けられたセグメントコアの長手方向両端部の溝孔を固定子コアの内径に対応するセグメント治具に設けられた位置決め突条に嵌め合わせて回り止めしかつ径方向に位置決めした複数のセグメント治具どうしを環状に組み合わせて前記セグメントコアの両側に他のセグメントコアの端部を凹凸嵌合させて環状に締結する請求項7記載の固定子の製造方法。
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