JP6914304B2 - 熱剥離型粘着シート - Google Patents
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Description
1つの実施形態においては、上記粘着剤層が、上記帯電防止材を含む。
1つの実施形態においては、本発明の熱剥離型粘着シートは、基材をさらに含み、該基材が、上記帯電防止材を含む。
1つの実施形態においては、本発明の熱剥離型粘着シートは、上記基材の上記粘着剤層とは反対側に設けられている帯電防止層をさらに備え、該帯電防止層が、上記帯電防止材を含む。
1つの実施形態においては、本発明の熱剥離型粘着シートは、上記基材と上記粘着剤層との間に設けられている帯電防止層をさらに備え、該帯電防止層が、上記帯電防止材を含む。
1つの実施形態においては、上記構成単位Aの分岐構造を有する側鎖の炭素数が5以上である。
1つの実施形態においては、上記粘着剤層が、粘着付与樹脂をさらに含み、該粘着付与樹脂の含有割合が、上記ベースポリマー100重量部に対して、1重量部〜80重量部である。
1つの実施形態においては、本発明の熱剥離型粘着シートは、PETフィルムに対する粘着力が、2N/20mm以上である。
本発明の別の局面によれば、電子部品の製造方法が提供される。この電子部品の製造方法は、上記熱剥離型粘着シート上に、電子部品材料を貼着した後、該電子部品材料を切断加工することを含む。
本発明のさらに別の局面によれば、電子部品が提供される。この電子部品は、上記製造方法により製造される。
図1は、本発明の1つの実施形態による熱剥離型粘着シートの概略断面図である。熱剥離型粘着シート100は、粘着剤層10を備える。粘着剤層10は、粘着剤と複数の熱膨張性微小球とを含む。本発明の熱剥離型粘着シートは、加熱により該熱膨張性微小球が膨張または発泡して表面に凹凸が生じた結果、粘着力が低下し、被着体の剥離を要する場面において適切な剥離性を発現する。粘着力と剥離性とが両立された本発明の熱剥離型粘着シートは、例えば、電子部品材料を加工する際に、該加工物を仮固定する粘着シートとして好適に用いられる。なお、この実施形態においては、熱剥離型粘着シート100は、基材20をさらに含む。図示例においては、基材20の片側に粘着剤層10が配置されている例を示しているが、粘着剤層は、基材の両側に配置されていてもよい。
上記帯電防止材の含有形態としては、例えば、(1)添加物として粘着剤層に含有される形態、(2)添加物として基材に含有される形態、(3)粘着剤層または基材とは別の層(帯電防止層)に含有される形態等が挙げられる。また、形態(3)における帯電防止層としては、例えば、樹脂を含む帯電防止層(形態(3a))、金属または金属酸化物から構成される帯電防止層(形態(3b))等が挙げられる。好ましくは、形態(2)または(3)であり、より好ましくは形態(3a)である。また、透明性の観点から、形態(2)または(3a)が好ましく選択され得、より好ましくは(3a)である。形態(2)または(3a)のようにして帯電防止材を含有させれば、透明性に優れる熱剥離型粘着シート(例えば、光透過率70%〜90%)が得られる。このような熱剥離型粘着シートは、粘着シート越しに被着体を識別することが容易である。本発明の熱剥離型粘着シートにおいては、熱膨張性微小球を含む粘着剤層は光学的に濁りを有するため、他の部材の透明性を高め、熱剥離型粘着シート全体の透明性を高めることが好ましい。また、形態(1)または(3)を選択すれば、すなわち、帯電防止材を、基材に含ませることなく用いれば、帯電防止材の経時によるブリードを防止することができ、品質面での安定性に優れる熱剥離型粘着シートを得ることができる。したがって、帯電防止材を形態(3a)のようにして含有させることが特に好ましく、この形態によれば、透明性、品質面での安定性等に優れる熱剥離型粘着シートを得ることができる。さらに別の実施形態においては、帯電防止材を弾性層に含有させる態様、基材として金属箔を用いるなど基材自体が帯電防止材として機能する態様等が挙げられる。
上記形態(1)においては、上記帯電防止材は粘着剤層形成用組成物に含有され、該粘着剤層形成用組成物により粘着剤層を形成することにより、帯電防止材を含む粘着剤層が形成される。このような場合、粘着剤層中の帯電防止材の含有割合は、粘着剤層を構成するベースポリマー100重量部に対して、好ましくは0.01重量部〜10重量部であり、より好ましくは0.05重量部〜5重量部である。このような範囲であれば、電子部品材料に貼着した際に、該電子部品材料の損傷を防止することができる。
イオン性液体は、液状の有機化合物であり、室温で液状を呈する溶融塩(イオン性化合物)をいい、粘着剤組成物におけるベースポリマーに対する相溶性が良い。これにより、粘着剤層の表面にイオン性液体が偏析するのを抑制し、粘着力の経時による低下、被着体への移行による汚染を防止することができる。なお、相溶性とは、イオン性液体とベースポリマーとを適当な混合方法(溶融ブレンド、溶液ブレンド)により混合した場合に均一に混合し、分相し難い性質を意味する。
式(A)中、のRaは、炭素数4から20の炭化水素基を表し、RbおよびRcはそれぞれ独立して、水素または炭素数1から16の炭化水素基を表す。なお、Ra、RbおよびRcはヘテロ原子を含んでいてもよい。また、窒素原子が2重結合により結合している場合、Rcはない。
式(B)中、Rdは、炭素数2から20の炭化水素基を表し、Re、RfおよびRgはそれぞれ独立して、水素または炭素数1から16の炭化水素基を表す。Rd、Re、RfおよびRgはヘテロ原子を含んでもよい。
式(C)中、Rhは、炭素数2から20の炭化水素基を表し、Ri、RjおよびRkはそれぞれ独立して、水素または炭素数1から16の炭化水素基を表す。Rh、Ri、RjおよびRkはヘテロ原子を含んでもよい。
式(D)中、Zは、窒素、硫黄、またはリン原子を表し、Rl、Rm、RnおよびRoはそれぞれ独立して、炭素数1から20の炭化水素基を表し、ヘテロ原子を含んでもよい。ただし、Zが硫黄原子の場合、Roはない。
式(E)中、Rpは、炭素数1から18の炭化水素基を表し、ヘテロ原子を含んでもよい。
−N−メチル−N−ペンチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、N,N−ジブチル−N−メチル−N−ヘキシルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、トリオクチルメチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、N−メチル−N−エチル−N−プロピル−N−ペンチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、1−ブチルピリジニウム(トリフルオロメタンスルホニル)トリフルオロアセトアミド、1−ブチル−3−メチルピリジニウム(トリフルオロメタンスルホニル)トリフルオロアセトアミド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム(トリフルオロメタンスルホニル)トリフルオロアセトアミド、テトラヘキシルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、ジアリルジメチルアンモニウムテトラフルオロボレート、ジアリルジメチルアンモニウムトリフルオロメタンスルホネート、ジアリルジメチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、ジアリルジメチルアンモニウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド、N,N−ジエチル−N―メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムテトラフルオロボレート、N,N−ジエチル−N―メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムトリフルオロメタンスルホネート、N,N−ジエチル−N―メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、N,N−ジエチル−N―メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド、グリシジルトリメチルアンモニウムトリフルオロメタンスルホネート、グリシジルトリメチルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、グリシジルトリメチルアンモニウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド、ジアリルジメチルビス(ペンタフルオロエタンタンスルホニル)イミド等が挙げられる。
上記導電性ポリマーとしては、本発明の効果が得られる限り、任意の適切なポリマーが用いられ得る。例えば、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロール等が挙げられる。
上記形態(2)において用いられる帯電防止材としては、本発明の効果が得られる限り、任意の適切な帯電防止材に用いられ得る。例えば、B−1項に記載の導電性ポリマー、後述のB−3項に記載の帯電防止剤等が用いられ得る。
上記のとおり、形態(3)における帯電防止層としては、例えば、樹脂を含む帯電防止層(形態(3a))、金属または金属酸化物から構成される帯電防止層(形態(3b))等が挙げられる。
1つの実施形態においては、帯電防止層は、帯電防止材およびバインダー樹脂を含む(形態(3a−1))。
上記形態(3b)において、帯電防止層は、本発明の効果が得られる限り、任意の適切な金属または金属酸化物から形成される。金属としては、例えば、インジウム、錫、アンチモン、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、チタン、鉄、コバルト、ヨウ化銅、およびそれらの合金又は混合物が挙げられる。なかでも好ましくは、アルミニウムである。また、金属酸化物としては、例えば、酸化インジウムスズ、酸化インジウム亜鉛、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム等が挙げられる。
上記粘着剤層は、好ましくは、粘着剤と熱膨張性微小球とを含む。また、粘着剤層は、B項で説明したように、帯電防止材を含んでいてもよい。
上記粘着剤としては、アクリル系粘着剤が好ましく用いられる。アクリル系粘着剤としては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの1種または2種以上を単量体成分として用いたアクリル系ポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)をベースポリマーとするアクリル系粘着剤等が挙げられる。
上記熱膨張性微小球としては、加熱により膨張または発泡し得る微小球である限りにおいて、任意の適切な熱膨張性微小球を用いることができる。上記熱膨張性微小球としては、例えば、加熱により容易に膨張する物質を、弾性を有する殻内に内包させた微小球が用いられ得る。このような熱膨張性微小球は、任意の適切な方法、例えば、コアセルベーション法、界面重合法等により製造できる。
上記基材としては、例えば、樹脂シート、不織布、紙、金属箔、織布、ゴムシート、発泡シート、これらの積層体(特に、樹脂シートを含む積層体)等が挙げられる。樹脂シートを構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド(ナイロン)、全芳香族ポリアミド(アラミド)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、フッ素系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等が挙げられる。不織布としては、マニラ麻を含む不織布等の耐熱性を有する天然繊維による不織布;ポリプロピレン樹脂不織布、ポリエチレン樹脂不織布、エステル系樹脂不織布等の合成樹脂不織布等が挙げられる。
上記のとおり、本発明の熱剥離型粘着シートは、弾性層をさらに備えていてもよい。
本発明の熱剥離型粘着シートは、任意の適切な方法により製造することができる。本発明の熱剥離型粘着シートは、例えば、基材上に直接、粘着剤層形成用組成物を塗工する方法、または任意の適切な基体上に粘着剤層形成用組成物を塗工し形成された塗工層を基材に転写する方法等が挙げられる。
本発明の別の局面によれば、電子部品の製造方法が提供される。本発明の電子部品の製造方法は、上記熱剥離型粘着シート上に大面積で得られた電子部品材料を貼着し、該電子部品材料を切断加工することを含む。
熱剥離型粘着シートの粘着剤層上に、エポキシ樹脂(日立化成社製、商品名「CEL−9200HF9」)で封止されたQFNリードフレーム(サイズ:125mm×65mm;粘着シートとの貼り合せ面は樹脂面(表面粗さRa:3μm))を貼着させ、それを6インチのダイシングリングに装着固定してダイサーを介し、5mm×5mmのサイズのチップ250個にフルカットし(ダイシングによる切断加工処理を施し)、このカットの際に、チップ飛び発生の個数を算出し切断加工性の評価とした。
ダイシングブレードには、DISCO社製ZH05−SD2000−N1−110−DDを用いた。ダイシングブレードの送り速度は70mm/S、ダイシングブレードの回転数を50000/sとした。
上記(1)の切断加工後、熱風乾燥器(エスペック社製、商品名「SPH−201」)を用いて、130℃で10分間加熱処理を施した。加熱処理後、チップが下側になるように、熱剥離型粘着シートを反転させてチップを自然落下させた。このとき、自然落下せずに熱剥離型粘着シートに残存したチップの数により加熱剥離性を評価した。
熱剥離型粘着シートを幅:20mm、長さ:140mmのサイズに切断し、粘着剤層上に、被着体としてのポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラーS−10」東レ社製;厚さ:25μm、幅:20mm)を、JIS Z 0237(2000年)に準じ、温度:23±2℃および湿度:65±5%RHの雰囲気下で、2kgのローラーを1往復させて圧着して貼り合わせた。次いで、被着体付きの熱剥離型粘着シートを、23℃に設定された恒温槽付き引張試験機(島津製作所社製、商品名「島津オートグラフAG−120kN」)にセットし、30分間放置する。放置後、23℃の温度下で、被着体を、剥離角度:180°、剥離速度(引張速度):300mm/minの条件で、熱剥離型粘着テープから引き剥がした時の荷重を測定し、その際の最大荷重(測定初期のピークトップを除いた荷重の最大値)を求め、この最大荷重を熱膨張性粘着剤層の粘着力(N/20mm)とした。
熱剥離型粘着シートの全光線透過率を、JIS−6714に準じ、積分球式光線透過率測定装置(村上色彩技術研究所社製、商品名「HAZE METER HM−150」を用いて測定した。
熱剥離型粘着シート(幅70mm×長さ130mm)の粘着面に、除電済みの剥離ライナー(シリコーン処理されたPETフィルム、東レ社製、商品名「セラピール」、厚み:38μm)のシリコーン処理面を貼り合わせて評価用サンプルを作製した。このとき、剥離ライナーの長さ方向端部30mmが、熱剥離型粘着シートからはみだすようにした。また、熱剥離型粘着シートと剥離ライナーとは、JIS Z 0237(2000年)に準じた条件下(温度:23℃、湿度50%RH)のもと、ハンドローラにて貼り合わせた。
評価用サンプルを23℃、50%RHの環境下に一日放置した後、剥離ライナーのはみ出し部分をつかんで、該剥離ライナーを剥離角度150°、剥離速度10m/minで長さ方向に剥離した。剥離ライナーと熱剥離型粘着シートとが離間する箇所から粘着剤表面に対して垂直方向に100mm離れた位置において、剥離の際に生じる粘着剤層表面の電圧を、測定し、その最大値を剥離電圧とした。なお、測定器としては、電位測定機(春日電器社製、商品名「KSD−0103」)を用いた。また、測定環境は、23℃、50%RHとした。
熱剥離型粘着シートを、温度23℃、湿度50%の雰囲気下で、2ヶ月間保管し、上記(2)で測定した粘着力(A0)と、2ヶ月経過後の粘着力(A1)とから、下記式(I)により、粘着力の変化率X%を算出した。表3中、変化率X%が、50%未満の場合を○、50%以上の場合を×とした。
X(%)=(A1/A0)×100
ベースポリマーとしてのアクリル系ポリマー(アクリル酸2エチルヘキシル:アクリル酸エチル:メタクリル酸メチル:アクリル酸ヒドロキシエチル(重量比)=30:70:5:5)100重量部と、テルペンフェノール系粘着付与樹脂(ヤスハラケミカル社製、商品名「YSポリスターS145」)10重量部と、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートL」)2重量部と、架橋促進剤(東京ファインケミカル社製、商品名「エンビライザーOL−1」)0.03重量部と、熱膨張性微小球(松本油脂製薬株式会社製、商品名「マツモトマイクロスフェアーF−65」;150℃発泡膨張タイプ)30重量部と、トルエンとを混合して樹脂溶液を調製し、これを粘着剤層形成用組成物Iとした。
なお、この粘着剤層形成用組成物Iにより、粘着剤層を形成すれば、該粘着剤層中の構成単位Aの含有割合は、ベースポリマー100重量部に対して27重量部となる。
アクリル系ポリマーを構成するモノマーの種類および重量比、架橋剤の種類および配合量、ならびに、粘着付与樹脂の種類および配合量を表1に示すようにした以外は、製造例1と同様にして、粘着剤層形成用組成物II〜XIIを得た。なお、製造例9においては、イオン性液体(イオン導電性付与剤、日本カーリット社製、商品名「PEL20A」)10重量部を配合して、粘着剤層形成用組成物IXを調製した。また、製造例10においては、イオン性液体(日本カーリット社製、商品名「CIL−312」、1−ブチル−3−メチルピリジニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド)3重量部を配合して、粘着剤層形成用組成物Xを調製した。
表1中に記載の架橋剤、粘着付与樹脂の詳細は以下のとおりである。
<架橋剤>
テトラッドC:三菱ガス化学社製、商品名「テトラッドC」、エポキシ系架橋剤
<粘着付与樹脂>
マイティーエースG125:ヤスハラケミカル社製、商品名「マイティーエースG125」、テルペンフェノール系粘着付与樹脂
タマノル901:荒川化学工業社製、商品名「タマノル901」、テルペンフェノール系粘着付与樹脂
タマノル200N:荒川化学工業社製、商品名「タマノル200N」、アルキルフェノール系粘着付与樹脂
スーパーエステルA125:荒川化学工業社製、商品名「スーパーエステルA125」、ロジン系粘着付与樹脂
アクリル系ポリマー(アクリル酸2エチルヘキシル:アクリル酸エチル:メタクリル酸メチル:アクリル酸ヒドロキシエチル(重量比)=30:70:5:5)100重量部と、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートL」)3重量部と、トルエンとを混合して樹脂溶液を調製し、これを弾性層形成用組成物Iとした。
アクリル系粘着剤を構成するモノマーの種類および重量比、ならびに、架橋剤の配合量を表2に示すようにした以外は、製造例12と同様にして、弾性層形成用組成物II〜VIIIを得た。
帯電防止材としてポリチオフェン(ポリエチレンジオキシチオフェンポリスチレンスルフォネート)を1.2重量%で含有する水分散体(Heraeus社製、商品名「Clevios P」)と、ポリエステル系樹脂溶液(東洋紡社製、商品名「バイロナールMD1200」、固形分濃度:1.2重量%)とを、固形分重量比(水分散体:樹脂溶液)が、6:4となるように混合し、さらに、イソプロピルアルコール/純水混合溶媒(イソプロピルアルコール:純水=6:4(重量比))を用いて、固形分濃度が1重量%となるように希釈し、帯電防止層形成用組成物Iを調製した。
得られた帯電防止層形成用組成物Iを、PET基材(東レ社製、商品名「ルミラーS10」、厚み:100μm)に塗布し、乾燥して、基材上に厚み50nmの帯電防止層を形成した。
次いで、製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、上記PET基材の帯電防止層とは反対側の面に、塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例1で得られた粘着剤層形成用組成物Iを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層のPET基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物IIを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物IIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
帯電防止材としてポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)のアルコール分散液(化研産業社製、商品名「エノコート BP105」)とプロパノールとを混合し、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)を1重量%含む帯電防止層形成用組成物IIを調製した。
帯電防止層形成用組成物Iに代えて帯電防止層形成用組成物IIを用い、弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物IIIを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物IIIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物IIIに代えて、弾性層形成用組成物IVを用い、粘着剤層形成用組成物IIIに代えて粘着剤層形成用組成物IVを用いた以外は、実施例3と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物Vを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物Vを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物VIを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物VIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物VIIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
基材として、帯電防止材を含むPET基材(東レ社製、商品名「X53ルミラー#100」、厚み:100μm、表面抵抗率:1×1010Ω/□)を準備した。
この帯電防止材を含むPET基材に、製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例1で得られた粘着剤層形成用組成物Iを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層のPET基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物VIIIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
実施例1と同様にして、帯電防止層形成用組成物Iを調製した。
この帯電防止層形成用組成物Iを、PET基材(東レ社製、商品名「ルミラーS10」、厚み:100μm)に塗布し、乾燥して、基材上に厚み50nmの帯電防止層を形成した。
次いで、製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、上記帯電防止層上に、塗布し、乾燥して、厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例1で得られた粘着剤層形成用組成物Iを、PETフィルム(厚み:38μm)上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層上に、転写して、熱剥離型粘着シート(基材(100μm)/帯電防止層(50nm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
帯電防止層および基材の積層体として、蒸着により帯電防止層が形成されたPETフィルム(東レ社製、商品名「ハーフ蒸着 FB−15」、厚み:50μm、全光線透過率:15%)を準備した。
次いで、製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、上記積層体の基材側(すなわち、PETフィルムにおいて蒸着が行われていない面)に、塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例1で得られた粘着剤層形成用組成物Iを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層の上記基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(帯電防止層/基材/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、PET基材(東レ社製、商品名「ルミラーS10」、厚み:100μm)に、塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例9で得られた粘着剤層形成用組成物IXを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層のPET基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。なお、本実施例は、粘着剤層中に帯電防止材としてのイオン性液体を含む場合の実験例である。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
特開平4−348161号公報の実施例12に記載された方法によりフィルムを作製し、このフィルム(厚み:50nm)を帯電防止層として、PET基材(東レ社製、商品名「ルミラーS10」、厚み:100μm)上に積層した。なお、該フィルムは、帯電防止材としてポリアニリンを含み、表面抵抗率は2.5×105Ω/□である。
次いで、製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、上記PET基材の帯電防止層とは反対側の面に、塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例1で得られた粘着剤層形成用組成物Iを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層のPET基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
製造例13で得られた弾性層形成用組成物Iを、PET基材(東レ社製、商品名「ルミラーS10」、厚み:100μm)に、塗布し、乾燥して、該面に厚み15μmの弾性層を形成した。
別途、製造例10で得られた粘着剤層形成用組成物Xを、PETセパレータ(厚み:38μm)のSi処理面上に塗布し、乾燥して、厚み35μmの粘着剤層前駆体を形成した。該前駆体を、上記弾性層のPET基材とは反対側の面に転写して、熱剥離型粘着シート(基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。なお、本実施例は、粘着剤層中に帯電防止材としてのイオン性液体を含む場合の実験例である。
得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物VIIを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物XIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
弾性層形成用組成物Iに代えて、弾性層形成用組成物VIIIを用い、粘着剤層形成用組成物Iに代えて粘着剤層形成用組成物XIIを用いた以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(帯電防止層(50nm)/基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
帯電防止層を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、熱剥離型粘着シート(基材(100μm)/弾性層(15μm)/粘着剤層(35μm))を得た。得られた熱剥離型粘着シートを上記評価(1)〜(6)に供した。結果を表3に示す。
20 基材
30 帯電防止層
40 弾性層
100、200、300 粘着シート
Claims (14)
- 粘着剤層を備える熱剥離型粘着シートであって、
該熱剥離型粘着シートが、帯電防止材を含み、
該粘着剤層が、粘着剤および熱膨張性微小球を含み、
該帯電防止材が、導電性ポリマー、イオン性液体、カチオン型帯電防止剤、アニオン型帯電防止剤、両性イオン型帯電防止剤、ノニオン型帯電防止剤、金属および金属酸化物からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、
該粘着剤を構成するベースポリマーが、(メタ)アクリル酸アルキルエステル由来の構成単位Aを含み、
該構成単位Aが、分岐構造を有する側鎖を有し、
該構成単位Aの含有割合が、該ベースポリマー中、20重量%以上であり、
該粘着剤層の25℃におけるナノインデンテーション法による弾性率が、0.1MPa〜100MPaである、
熱剥離型粘着シート。 - 前記粘着剤層が、前記帯電防止材を含み、
該帯電防止材が、導電性ポリマーおよび/またはイオン性液体である、
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材をさらに含み、
該基材が、前記帯電防止材を含み、
該帯電防止材が、導電性ポリマー、カチオン型帯電防止剤、アニオン型帯電防止剤、両性イオン型帯電防止剤およびノニオン型帯電防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である、
請求項1または2に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材の前記粘着剤層とは反対側に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、前記帯電防止材を含み、
該帯電防止材が、カチオン型帯電防止剤、アニオン型帯電防止剤、両性イオン型帯電防止剤およびノニオン型帯電防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である、
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材の前記粘着剤層とは反対側に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、導電性ポリマーから構成される、
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材の前記粘着剤層とは反対側に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、金属または金属酸化物から構成される
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材と前記粘着剤層との間に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、前記帯電防止材を含み、
該帯電防止材が、カチオン型帯電防止剤、アニオン型帯電防止剤、両性イオン型帯電防止剤およびノニオン型帯電防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である、
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材と前記粘着剤層との間に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、導電性ポリマーから構成される、
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 基材、および該基材と前記粘着剤層との間に設けられている帯電防止層をさらに備え、
該帯電防止層が、金属または金属酸化物から構成される
請求項1に記載の熱剥離型粘着シート。 - 前記構成単位Aの分岐構造を有する側鎖の炭素数が5以上である、請求項1から9のいずれかに記載の熱剥離型粘着シート。
- 前記粘着剤層が、粘着付与樹脂をさらに含み、
該粘着付与樹脂の含有割合が、前記ベースポリマー100重量部に対して、1重量部〜80重量部である、請求項1から10のいずれかに記載の熱剥離型粘着シート。 - 前記粘着剤層が、架橋剤をさらに含み、
該架橋剤が、トリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート3量体付加物および/または1,3−ビス(N,N−グリシジルアミノメチル)シクロヘキサンである、
請求項1から11のいずれかに記載の熱剥離型粘着シート。 - PETフィルムに対する粘着力が、2N/20mm以上である、請求項1から12のいずれかに記載の熱剥離型粘着シート。
- 請求項1から13のいずれかに記載の熱剥離型粘着シート上に、電子部品材料を貼着した後、
該電子部品材料を切断加工することを含む、
電子部品の製造方法。
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