JP6913061B2 - 塗料組成物、塗膜及び塗装物 - Google Patents

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Description

本発明は、塗料組成物、該塗料組成物から得られる塗膜、及び該塗膜を備える塗装物に関し、特には消臭・抗菌機能を有する塗膜を形成可能な塗料組成物に関するものである。
従来、建築部材、自動車部品、家電製品、厨房器具、事務機器などへの塗装は、金属板を、切断加工、折曲げ加工などにより成形加工した後塗装する、いわゆるポストコート法が主流であったが、このポストコート法は、塗装作業性が悪いばかりでなく、被塗物が複雑な形状の場合、全面を均一に塗装することが困難であるといった問題を有していた。そこで、製造工程の簡素化、生産性の向上、コスト削減等を目的とし、金属板を塗装してから成形加工するプレコートメタル(PCM)法が定着してきている。
特開2018−053051号公報(特許文献1)は、アンモニアガスや硫化水素ガスなどの消臭性に優れる塗料組成物として、(A)アニオン性官能基とカチオン性官能基を併有する重合体であって、アニオン性官能基は、スルホン酸基、リン酸基及びカルボキシル基からなる群より選ばれる1種以上であり、カチオン性官能基は、アミノ基及び4級アンモニウム基からなる群より選ばれる1種以上である重合体、(B)イソシアネート化合物、(C)二酸化珪素/酸化亜鉛複合物、アルミノケイ酸亜鉛、及び銀イオン含有アルミノ珪酸塩からなる群より選ばれる1種以上の無機系消臭剤を配合してなる塗料組成物を提案している。しかしながら特許文献1には、消臭・抗菌機能を併せ持つ塗料組成物について言及はない。
一方、出願人は、特開平10−251558号公報(特許文献2)に記載されるように、脱臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗料組成物として、(A)加水分解性を有するシリル基含有ビニル系共重合体、オルガノシランの加水分解物及びオルガノシランの加水分解物の部分縮合物からなる群より選ばれた少なくとも1種の加水分解性ケイ素化合物又は溶剤可溶性フッ素樹脂、(B)光触媒活性を有する酸化チタン及び(C)亜鉛の金属又は酸化物を配合してなり、該酸化チタンのPWCが45〜85である塗料組成物を提案している。特許文献2に記載される塗料組成物は、消臭・抗菌機能を有するものの、プレコート金属板用の塗料組成物としては改良の余地があるものと考える。
特開2018−053051号公報 特開平10−251558号公報
そこで、本発明の目的は、従来技術とは異なる手段によって、消臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗膜を形成可能な塗料組成物を提供することにある。また、本発明の他の目的は、消臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗膜及び塗装物を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、特定の消臭剤と抗菌剤を組み合わせて含む塗料組成物であれば、消臭機能及び抗菌機能の両立に加えて、厚みの薄い塗膜を形成できるため、プレコート金属板の製造への使用に好適な塗料組成物を提供できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の塗料組成物は、金属板表面に塗布される塗料組成物であって、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤であることを特徴とする。
本発明の塗料組成物の好適例においては、前記酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤が、酸化亜鉛及びシリカ水和物の複合物である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記銅を含有する無機系消臭剤が、銅及び金属酸化物の複合物である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記抗菌剤が、銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分とリン酸塩とを含有する無機系抗菌剤である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、更に、アクリル樹脂及びポリエステル樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種の樹脂と、メラミン樹脂とを含む。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤は、平均粒子径が0.5〜10.0μmであり、前記塗料組成物の不揮発分中における含有量が0.5〜5.0質量%である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記銅を含有する無機系消臭剤は、平均粒子径が2.0〜5.0μmであり、前記塗料組成物の不揮発分中における含有量が0.5〜5.0質量%である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記抗菌剤は、平均粒子径が0.1〜5.0μmであり、前記塗料組成物の不揮発分中における抗菌剤の含有量が0.5〜5.0質量%である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、前記塗料組成物の不揮発分中における消臭剤と抗菌剤の合計含有量が1.0〜10.0質量%であり、消臭剤(a)と抗菌剤(b)の質量比(a/b)が1/10〜10/1である。
本発明の塗料組成物の他の好適例においては、内装用プレコート金属板への製造に使用される。
また、本発明の塗膜は、金属板表面に形成される塗膜であって、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤であることを特徴とする。
本発明の塗膜の好適例においては、内装用プレコート金属板への製造に使用される。
また、本発明の塗装物は、金属板と、該金属板の表面に設けられた塗膜とを備え、前記塗膜が、上述の本発明の塗膜であることを特徴とする。
本発明の塗料組成物によれば、消臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗膜を形成可能な塗料組成物を提供することができる。また、本発明の塗膜及び塗装物によれば、消臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗膜及び塗装物を提供することができる。
<塗料組成物>
以下に、本発明の塗料組成物を詳細に説明する。本発明の塗料組成物は、金属板表面に塗布される塗料組成物であって、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤であることを特徴とする。
本発明の塗料組成物は、酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくともいずれかを消臭剤として用い、銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤を抗菌剤として用いることによって、優れた消臭機能及び抗菌機能を併せ持つ塗膜を形成することが可能であり、また、厚みの薄い塗膜を形成できるため、特にプレコート金属板、好ましくは内装用プレコート金属板の製造への使用に好適である。
本発明の塗料組成物に用いる消臭剤は、酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものである。ここで、酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤(A)は、好ましくは酸化亜鉛及びシリカ水和物(いわゆるシリカゲル)を含有する無機系消臭剤であり、より好ましくは、酸化亜鉛とシリカ水和物が複合体を形成している、酸化亜鉛及びシリカ水和物の複合物である無機系消臭剤である。また、銅を含有する無機系消臭剤(B)は、好ましくは、銅及び金属酸化物を含有する無機系消臭剤であり、より好ましくは、銅と金属酸化物が複合体を形成している、銅及び金属酸化物の複合物である無機系消臭剤である。上記消臭剤は、市販品を好適に使用することができ、無機系消臭剤(A)は富士ケミカル社製スメルクリン等、無機系消臭剤(B)は東亜合成社製ケスモン等が具体例として挙げられる。
これらの無機系消臭剤は、例えば塗膜表面を水又は洗剤等を含ませた布巾等で拭くことにより、消臭機能を再生することができるため、この点からも好ましい。
本発明の塗料組成物に用いる消臭剤は、通常、粉末状であり、その平均粒子径は、プレコート金属板の製造に使用する観点から、0.5〜10.0μmが好ましく、1.0〜5.0μmがより好ましく、2.0〜5.0μmが更に好ましい。また、消臭剤の平均粒子径が0.5μm未満では、消臭剤が塗膜中に埋没されやすくなり消臭機能の低下を起こす恐れがあり、一方、10.0μmを超えると、ブツの発生など塗膜外観への悪影響を起こす恐れがある。
また、より具体的には、消臭剤が無機系消臭剤(A)を含有する場合、無機系消臭剤(A)の平均粒子径は、0.5〜10.0μmが好ましく、1.0〜5.0μmがより好ましく、2.0〜5.0μmが更に好ましい。一方、消臭剤が無機系消臭剤(B)を含有する場合、無機系消臭剤(B)の平均粒子径は、0.5〜10.0μmが好ましく、1.0〜5.0μmがより好ましく、2.0〜5.0μmが更に好ましい。
本発明の塗料組成物において、不揮発分中における消臭剤の含有量は、消臭機能を確保しつつ、プレコート金属板の製造に使用する観点から、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。また、消臭剤の含有量が0.5質量%未満では、消臭機能の低下を起こす恐れがあり、一方、5.0質量%を超えると、光沢、加工性、耐湿性等の低下を起こす恐れがある。
なお、より具体的には、消臭剤が無機系消臭剤(A)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(A)の含有量は0.5〜5.0質量%であることが好ましく、消臭剤が無機系消臭剤(B)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(B)の含有量は0.5〜5.0質量%であることが好ましく、消臭剤が無機系消臭剤(A)及び無機系消臭剤(B)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(A)及び無機系消臭剤(B)の合計含有量は0.5〜5.0質量%であることが好ましい。
また、本発明の塗料組成物に用いる抗菌剤は、銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤であり、好ましくは銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分とリン酸塩とを含有する無機系抗菌剤である。ここで、リン酸塩としては、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸亜鉛、リン酸銅、リン酸ジルコニウム等が挙げられる。上記抗菌剤は、市販品を好適に使用することができ、具体例としては、富士ケミカル バクテキラー、シナネンゼオミック ゼオミック、東亜合成 ノバロン等が挙げられる。
本発明の塗料組成物に用いる抗菌剤は、通常、粉末状であり、その平均粒子径は、プレコート金属板の製造に使用する観点から、0.1〜5.0μmが好ましく、0.5〜2.0μmが更に好ましい。また、抗菌剤の平均粒子径が5.0μmを超えると、ブツの発生など塗膜外観への悪影響を起こす恐れがある。
本発明の塗料組成物において、不揮発分中における抗菌剤の含有量は、抗菌機能を確保しつつ、プレコート金属板の製造に使用する観点から、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。また、抗菌剤の含有量が0.5質量%未満では、抗菌機能の低下を起こす恐れがあり、一方、5.0質量%を超えると、光沢、加工性、耐湿性等の低下を起こす恐れがある。
本発明において、消臭剤や抗菌剤の平均粒子径は、体積基準粒度分布の50%粒子径(D50)を指し、粒度分布測定装置(例えばレーザ回折/散乱式粒度分布測定装置)を用いて測定される粒度分布から求めることができる。そして、本発明における粒子径は、レーザ回折・散乱法による球相当径で表される。
また、本発明においては、塗料組成物を130℃で60分間乾燥させた際に残存する成分を不揮発分として取り扱う。
本発明の塗料組成物においては、消臭機能及び抗菌機能を両立させる観点から、不揮発分中における消臭剤と抗菌剤の合計含有量が1.0〜10.0質量%であり、消臭剤(a)と抗菌剤(b)の質量比(a/b)が1/10〜10/1であることが好ましい。不揮発分中における消臭剤と抗菌剤の合計含有量及びその質量比が上記特定した範囲から外れると、プレコート金属板に求められる性能(高外観、加工性、耐湿・耐食性)を著しく低下させる恐れがある。
なお、より具体的には、消臭剤が無機系消臭剤(A)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(A)と抗菌剤(b)の質量比(A/b)は1/10〜10/1であることが好ましく、消臭剤が無機系消臭剤(B)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(B)と抗菌剤(b)の質量比(B/b)は1/10〜10/1であることが好ましく、消臭剤が無機系消臭剤(A)及び無機系消臭剤(B)を含有する場合、不揮発分中における無機系消臭剤(A)及び無機系消臭剤(B)の合計(c)と抗菌剤(b)の質量比(c/b)は1/10〜10/1であることが好ましい。
なお、本発明の塗料組成物において、消臭剤及び抗菌剤はそれぞれ一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の塗料組成物に使用できる樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が好適に挙げられるが、これら樹脂と硬化剤を併用することが好ましく、アクリル樹脂と硬化剤の併用やポリエステル樹脂と硬化剤の併用がより好ましい。なお、樹脂は、市販品を好適に使用することができる。また、樹脂は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の塗料組成物に使用できる樹脂は、そのガラス転移温度(Tg)が−20〜90℃であることが好ましく、−15〜70℃であるのが更に好ましい。
なお、本発明において、ガラス転移温度(Tg)とは、次のFOX式を用いて計算されるものをいう。
1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+・・・+Wi/Tgi+・・・+Wn/Tgn
上記FOX式において、Tgは、n種類のモノマーからなるポリマーのガラス転移温度(K)であり、Tg(1、2、i、n)は、各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度(K)であり、W(1、2、i、n)は、各モノマーの質量分率であり、W1+W2+・・・+Wi+・・・+Wn=1である。
上記硬化剤としては、水酸基やエポキシ基を有する樹脂に対して使用できる硬化剤が好ましく、アミノ樹脂及びポリイソシアネート化合物(好ましくはブロック化ポリイソシアネート化合物)が好適に挙げられる。なお、硬化剤は、市販品を好適に使用することができる。また、硬化剤は、反応させる樹脂の種類に応じて適宜選択されるものであるが、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記アミノ樹脂としては、硬化触媒の存在下又は非存在下において、樹脂の水酸基と反応して樹脂を硬化することができるものであればよく、特には限定されないが、好適なものとしてメラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂等が挙げられ、この中でもメラミン樹脂が好ましい。
上記ポリイソシアネート化合物としては、硬化触媒の存在下又は非存在下において、樹脂の水酸基と反応して樹脂を硬化することができるものであればよく、特に限定されるものではなく、好適なものとしてポリイソシアネート化合物の遊離イソシアネート基をブロック化剤によってブロック化してなる化合物(いわゆるブロック化イソシアネート化合物)が挙げられる。
上記ポリイソシアネート化合物の具体例としては、ヘキサメチレンジイソシアネート若しくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート類、水素添加キシリレンジイソシアネート若しくはイソホロンジイソシアネート等の環状脂肪族ジイソシアネート類、トリレンジイソシアネート若しくは4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート類等の有機ジイソシアネートそれ自体、又はこれらの各有機ジイソシアネートと多価アルコール、低分子量ポリエステル樹脂もしくは水等との付加物、あるいは上記した各有機ジイソシアネート同士の環化重合体、更にはイソシアネート・ビウレット体等を挙げることができる。また、イソシアネート基をブロックするブロック化剤としては、例えばフェノール、クレゾール、キシレノール等のフェノール系、ε−カプロラクタム、δ−バレロラクタム、γ-ブチロラクタム、β-プロピオラクタム等のラクタム系、メタノール、エタノール、n−又はi−プロピルアルコール、n−,i−又はt−ブチルアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ベンジルアルコール等のアルコール系、ホルムアミドキシム、アセトアルドキシム、アセトキシム、メチルエチルケトキシム、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフェノンオキシム、シクロヘキサンオキシム等のオキシム系、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸メチル、アセチルアセトン等の活性メチレン系等のブロック化剤を好適に使用することができる。そして、これらポリイソシアネート化合物と上記ブロック化剤とを混合することによって容易に上記ポリイソシアネート化合物のフリーのイソシアネート基をブロックすることができる。
本発明の塗料組成物において、不揮発分中における樹脂の含有量(硬化剤と併用する場合は、不揮発分中における樹脂と硬化剤の合計含有量)は、50〜90質量%であることが好ましい。
本発明の塗料組成物には、上記消臭剤、抗菌剤、樹脂及び硬化剤以外に、顔料、有機溶剤、硬化触媒、分散剤、乾燥剤、酸化防止剤、消泡剤、脱水剤、レベリング剤、沈降防止剤、ダレ止め剤、防藻剤、防カビ剤、防腐剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を必要に応じて適宜配合してもよい。本発明の塗料組成物は、必要に応じて適宜選択される各種成分を混合することによって調製できる。
本発明の塗料組成物中において、不揮発分の含有量は特に制限されるものではないが、塗装作業性や塗膜の仕上がり外観を向上させる観点から、不揮発分の含有量は30〜70質量%であることが好ましい。
本発明の塗料組成物の塗装手段は、特に限定されず、既知の塗装手段、例えば、バーコーター塗装、スプレー塗装、ローラー塗装、刷毛塗装、コテ塗装、ヘラ塗装等が利用できる。
本発明の塗料組成物が、有機溶剤を含んでいたり、硬化型であったりする場合、金属板の塗装後に、乾燥や焼付けが行われる。乾燥や焼付けの条件については、有機溶剤や樹脂の種類に応じて適宜選択される。
<塗膜>
以下に、本発明の塗膜を詳細に説明する。本発明の塗膜は、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分を含有する無機系抗菌剤であることを特徴とする。本発明の塗膜によれば、消臭機能及び抗菌機能の両立に加えて、厚みの薄い塗膜を形成できるため、プレコート金属板、好ましくは内装用プレコート金属板への使用に好適な塗膜を提供することができる。
また、本発明の塗膜は、上述した本発明の塗料組成物により形成できる塗膜であり、本発明の塗膜中に含まれる消臭剤及び抗菌剤と、必要に応じて含まれ得るその他成分(樹脂、硬化剤等)は、上述した本発明の塗料組成物の説明において記載されたとおりである。そして、本発明の塗料組成物中に存在する不揮発分により塗膜が形成されるため、塗膜中に含まれる各成分の含有量は、上述した不揮発分中における各成分の含有量であることが好ましい。
また、本発明の塗膜は、特に限定されるものではないが、プレコート金属板に使用する観点から、2〜30μmの範囲が好ましく、5〜20μmの範囲が更に好ましい。
<塗装物>
以下に、本発明の塗装物を詳細に説明する。本発明の塗装物は、金属板と、該金属板の表面に設けられた塗膜とを備え、前記塗膜が、上述した本発明の塗膜であることを特徴とする。本発明の塗装物によれば、消臭機能及び抗菌機能の両立に加えて、厚みの薄い塗膜を備えることができるため、プレコート金属板、好ましくは内装用プレコート金属板として好適な塗装物を提供することができる。
上記金属板としては、鉄製、ステンレス製、アルミニウム製等の一般的な金属板を挙げることができ、好ましくは溶融亜鉛メッキ鋼板や電気亜鉛メッキ鋼板等の亜鉛メッキ鋼板、亜鉛合金メッキ鋼板等であり、これらの金属板については、必要により、金属素材との密着性向上や耐食性向上のために通常に行われる脱脂処理、燐酸亜鉛処理等の下地処理等を施したものであってもよい。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
塗料組成物を20cm×30cmの化成処理アルミ板の表面にバーコーター法により塗布し、約75秒間PMT232℃の条件で乾燥させることにより、ポリエステル−メラミン樹脂をバインダーとする消臭剤と抗菌剤を含有する乾燥膜厚15μmのコーティングをアルミ板の表面に形成した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア(NH
作製した複合材を検知管法(社団法人繊維評価技術協議会が定める方法)により評価した。具体的には作製した複合材を5Lスマートバッグに入れた後に、窒素ガスを用いて100ppmに調整したアンモニアガスを3L注入し、24時間後のガス濃度を検知管により測定した。減少率は次の式により求めた。
減少率%=(空試験の残存ガス濃度−サンプルの残存ガス濃度)/空試験の残存ガス濃度×100
測定の結果、減少率は92.1%であった。
・対象ガス:硫化水素(HS)
作製した複合材を検知管法(社団法人繊維評価技術協議会が定める方法)により評価した。具体的には作製した複合材を5Lスマートバッグに入れた後に、窒素ガスを用いて4ppmに調整した硫化水素ガスを3L注入し、24時間後のガス濃度を検知管により測定した。減少率は次の式により求めた。
減少率%=(空試験の残存ガス濃度−サンプルの残存ガス濃度)/空試験の残存ガス濃度×100
測定の結果、減少率は22.5%であった。
●抗菌性評価
作製した複合材(試験板)をJIS Z 2801 プラスチック製品などの試験方法に準拠して評価した。具体的には作製した試験板の表面に菌液を滴下し、フィルムをかぶせて菌液を密着させ、35±1℃、相対湿度90%以上で24±1時間培養した後に菌液を洗い流し、試験板の1cm当たりの生菌数を測定した。試験には大腸菌(NBRC3972)と黄色ブドウ球菌(NBRC12732)を使用した。抗菌効果の判定は得られた抗菌活性値が2.0以上の場合、抗菌効果があると定義される。抗菌活性値は以下の式で算出した。
抗菌活性値(R)=Ut−At
Ut:無加工試験板の培養後の生菌数の対数値
At:抗菌加工試験板の培養後の生菌数の対数値
測定の結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.3であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ80であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例2
●塗料配合
アクリル樹脂(三菱レイヨン ダイヤナール HR656)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は97.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は41.0%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ81であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例3
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が0.5質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は81.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は10.5%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ85であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例4
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が5.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は92.7%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は37.4%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ70であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ3T剥離なしであった。
実施例5
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が5.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は91.7%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は21.2%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ75であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ3T剥離なしであった。
実施例6
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(G))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は91.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は32.4%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ75であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例7
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が0.3質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は72.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は8.7%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ85であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例8
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が0.3質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は91.5%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は20.9%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:1.5、黄色ブドウ球菌:1.3であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ81であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例9
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が8.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は91.5%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は37.5%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ50であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ4T剥離なしであった。
実施例10
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は73.8%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は73.2%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ79であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例11
●塗料配合
アクリル樹脂(三菱レイヨン ダイヤナール HR656)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は87.2%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は83.3%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ78であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例12
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が0.5質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は70.5%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は47.2%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ84であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例13
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が5.0質量%、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は82.3%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は85.8%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ47であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ4T剥離なしであった。
実施例14
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%(内、スメルクリンが0.5質量%、ケスモンが1.5質量%)、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は82.0%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は79.6%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ79であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例15
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%(内、スメルクリンが1.0質量%、ケスモンが1.0質量%)、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は87.5%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は72.3%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ80であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例16
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%(内、スメルクリンが1.5質量%、ケスモンが0.5質量%)、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は93.4%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は61.5%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ79であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例17
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が1.0質量%(内、スメルクリンが0.5質量%、ケスモンが0.5質量%)、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は74.3%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は38.2%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ84であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
実施例18
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))と消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)と抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が8.0質量%(内、スメルクリンが4.0質量%、ケスモンが4.0質量%)、抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は94.9%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は88.2%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.2であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ45であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ5T剥離なしであった。
比較例1
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと抗菌剤(富士ケミカル バクテキラー BM−101A)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における抗菌剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は67.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は2.5%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:2.2、黄色ブドウ球菌:2.3であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ87であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
比較例2
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(富士ケミカル スメルクリン PC−504ZB(GFAD))を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は92.1%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は20.1%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:0.6、黄色ブドウ球菌:0.6であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ81であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
比較例3
●塗料配合
ポリエステル樹脂(三井化学 アルマテックス P646)70質量%とメラミン(日本サイテックインダストリーズ サイメル325)20質量%とシクロヘキサノンと消臭剤(東亜合成 ケスモン NS-20C)を混合し、塗料組成物の不揮発分中における消臭剤の含有量が2.0質量%となる塗料組成物を調製した。
●複合材作製
実施例1と同様の方法で作製した。
●消臭性評価
・対象ガス:アンモニア
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は76.3%であった。
・対象ガス:硫化水素
実施例1と同様の方法で評価した結果、減少率は74.0%であった。
●抗菌性評価
実施例1と同様の方法で評価した結果、抗菌活性値は大腸菌:0.6、黄色ブドウ球菌:0.6であった。
●塗膜性能評価
作製した複合材(塗板)の60度鏡面光沢をBYK マイクロトリグロス AG−4446を使用し評価したところ79であった。Tベンド試験により、加工性を評価したところ2T剥離なしであった。
Figure 0006913061
Figure 0006913061
Figure 0006913061
消臭性評価基準
・対象ガス:アンモニア
◎: 減少率が90%以上
○: 減少率が80%以上90%未満
△: 減少率が70%以上80%未満
×: 減少率が70%より低い
・対象ガス:硫化水素
◎: 減少率が50%以上
○: 減少率が40%以上50%未満
△: 減少率が5%以上40%未満
×: 減少率が5%より低い
抗菌性評価基準
○: 抗菌活性値が2.0以上
△: 抗菌活性値が1.0以上2.0未満
×: 抗菌活性値が1.0より低い

Claims (9)

  1. 金属板表面に塗布される塗料組成物であって、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤が、酸化亜鉛及びシリカ水和物の複合物であり、前記銅を含有する無機系消臭剤が、銅及び金属酸化物の複合物であり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分とリン酸塩とを含有する無機系抗菌剤であり、前記銅を含有する無機系消臭剤は、平均粒子径が2.0〜5.0μmであり、前記消臭剤が前記銅を含有する無機系消臭剤を含む場合、前記塗料組成物の不揮発分中における前記銅を含有する無機系消臭剤の含有量が0.5〜5.0質量%であることを特徴とする塗料組成物。
  2. 更に、アクリル樹脂及びポリエステル樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種の樹脂と、メラミン樹脂とを含むことを特徴とする請求項1に記載の塗料組成物。
  3. 前記酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤は、平均粒子径が0.5〜10.0μmであり、前記塗料組成物の不揮発分中における含有量が0.5〜5.0質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗料組成物。
  4. 前記抗菌剤は、平均粒子径が0.1〜5.0μmであり、前記塗料組成物の不揮発分中における抗菌剤の含有量が0.5〜5.0質量%であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の塗料組成物。
  5. 前記塗料組成物の不揮発分中における消臭剤と抗菌剤の合計含有量が1.0〜10.0質量%であり、消臭剤(a)と抗菌剤(b)の質量比(a/b)が1/10〜10/1であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の塗料組成物。
  6. 内装用プレコート金属板への製造に使用されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の塗料組成物。
  7. 金属板表面に形成される塗膜であって、消臭剤及び抗菌剤を含み、前記消臭剤が酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤又は銅を含有する無機系消臭剤の少なくとも一方を含むものであり、前記酸化亜鉛を含有する無機系消臭剤が、酸化亜鉛及びシリカ水和物の複合物であり、前記銅を含有する無機系消臭剤が、銅及び金属酸化物の複合物であり、前記抗菌剤が銀及び酸化銀のうち少なくとも一方の銀成分とリン酸塩とを含有する無機系抗菌剤であり、前記銅を含有する無機系消臭剤は、平均粒子径が2.0〜5.0μmであり、前記消臭剤が前記銅を含有する無機系消臭剤を含む場合、前記塗膜中における前記銅を含有する無機系消臭剤の含有量が0.5〜5.0質量%であることを特徴とする塗膜。
  8. 内装用プレコート金属板への製造に使用される、請求項に記載の塗膜。
  9. 金属板と、該金属板の表面に設けられた塗膜とを備え、前記塗膜が、請求項又はに記載の塗膜であることを特徴とする塗装物。
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