JP2017066084A - 抗ウイルス用樹脂組成物およびそれを用いた樹脂成形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】抗ウイルス用樹脂組成物に関し、汎用的な抗菌剤を利用して、抗ウイルス機能を発現させるようにする。【解決手段】抗ウイルス用樹脂組成物は、抗菌剤が添加されている樹脂組成物であって、組成物に対する抗菌剤の添加量を、抗菌性が発現する範囲における抗菌剤の下限添加量よりも多くして、抗ウイルス機能を発現させる。【選択図】なし

Description

本発明は、抗ウイルス用樹脂組成物およびそれを用いた樹脂成形体に関する。
従来から、建材製品や家電製品などの人の手が触れやすい部分に細菌の繁殖抑制やウイルスを抑制する目的で、抗菌性または抗ウイルス性を発現させるための材料が添加された樹脂組成物や塗料組成物が開発されている。
例えば、特許文献1には、銀イオン主体の抗菌性金属イオンを担持させたゼオライトの表面にフッ素樹脂の皮膜を形成した抗菌性銀ゼオライトを混入した抗菌性樹脂組成物が開示されている。
また、特許文献2には、ポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂、滑剤、および無機銀系などの抗菌防カビ剤を含有する樹脂組成物を成形することにより得られるポリエステル樹脂シートが開示されている。
さらに、特許文献3には、耐水性に優れた抗菌・抗ウイルス性塗膜を形成することができる抗菌・抗ウイルス性塗料として、アクリル系塗料に4級アンモニウム塩と、炭素数6以上の炭化水素基及び2以上のカルボキシル基を有する多価カルボン酸とを配合してなる抗菌・抗ウイルス性塗料が開示されている。
特開平10−045410号公報 特開2007−031586号公報 国際公開2015/046372号公報
ところで、特許文献1および2の樹脂組成物では、汎用的な抗菌剤を樹脂組成物に添加することにより、抗菌性が得られるように構成されているが、抗菌剤はいわば不純物であり、抗菌剤の添加量を多くすると抗菌機能が向上する反面、樹脂組成物の物性が低下してしまうという問題が生じることから、抗菌性が発現する範囲で樹脂組成物に対する抗菌剤の添加量が低めに抑えられていた。すなわち、特許文献1および2の樹脂組成物では、抗菌性をより安定的に発現させるために、抗菌性が発現する範囲の下限付近で抗菌剤の添加量が調整されていた。
一方、特許文献1および2の樹脂組成物では、抗菌性以外の用途、すなわち抗ウイルス性を目的として抗菌剤が添加されるという認識が存在しておらず、建材製品や家電製品などに抗ウイルス機能を付与するためには、上記特許文献3のような特殊な塗料組成物を塗布して対応することになる。しかしながら、特許文献3の塗料では、抗菌性と抗ウイルス性といった両方の機能を発現させるために、特許文献1および2に使用されるような一般的な抗菌剤よりもさらに高価な特殊な専用材料を用いなければならない。このため、特許文献3の塗料は自ずとコストが高くなり、その結果として、建材製品や家電製品などに特許文献3の塗料を用いることがコスト面で難しくなってしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用的な抗菌剤を利用することで、抗ウイルス機能を発現させるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、汎用的な抗菌剤の添加量に着目し、樹脂組成物に添加する抗菌剤の添加量を大幅に変えることにより、抗ウイルス機能を発現させるようにした。
具体的には、本発明の第1の形態による抗ウイルス用樹脂組成物は、抗菌剤が添加されている樹脂組成物であって、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加量を、抗菌性が発現する範囲における抗菌剤の下限添加量よりも多くして、抗ウイルス機能を発現させたことを特徴とする。
この第1の形態によれば、汎用的な抗菌剤を利用しつつその添加量を大幅に変えることで、抗ウイルス機能を発現させるようにすることができる。より詳細に説明すると、上述のように、通常の抗菌性が発現する範囲における抗菌剤の下限添加量に近い添加量で抗菌機能が調整されていたため、従前では、抗菌性が発現する範囲を越える量の抗菌剤を添加することは一般的に行われていないのが現状である。このような認識下、本発明は、汎用的な抗菌剤の添加量に着目し、抗菌剤の添加量を調整することによって、抗ウイルス機能を発現させたものである。すなわち、本発明は、抗菌剤と抗ウイルス剤とではそれぞれの用途および添加量が大きく異なるということに着目した上で、汎用的な抗菌剤を利用しつつ、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加量を、通常の抗菌性が発現する範囲における抗菌剤の下限添加量よりも大幅に増やすことにより、今までに見られなかった抗ウイルス機能を発現させることができるという知見に基づくものである。
第2の形態は、第1の形態において、抗菌剤の下限添加量の少なくとも10倍に相当する添加量の抗菌剤を樹脂組成物に添加して、抗ウイルス機能を発現させたことを特徴とする。
この第2の形態によれば、抗菌剤の下限添加量の少なくとも10倍に相当する添加量の抗菌剤を組成物に添加することにより、少なくともA型インフルエンザウイルスのような、エンベロープを有し、生存性が比較的低いといわれているウイルスに対する抗ウイルス機能を安定的に発現させることができる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率を重量比で1.0%以上としたことを特徴とする。
この第3の形態によれば、抗菌剤の添加率を重量比で1.0%以上とすることにより、A型インフルエンザウイルスのような生存性が比較的低いウイルスだけでなく、エンベロープを持たない、生存性が比較的高いといわれているノロウイルス(ネコカリシウイルス)に対しても抗ウイルス機能を発現させることができる。
第4の形態は、第1または第2の形態において、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率を重量比で2.0%以上としたことを特徴とする。
この第4の形態によれば、抗菌剤の添加率を重量比で2.0%以上とすることにより、A型インフルエンザウイルスおよびノロウイルスなどを含めた各ウイルスに対して抗ウイルス機能を発現させることができるとともに、抗菌剤の樹脂組成物内での安定性を向上させることができる。
第5の形態は、第1または第2の形態において、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率を重量比で5.0%以上としたことを特徴とする。
この第5の形態によれば、第4の形態と同様にA型インフルエンザウイルスおよびノロウイルスに対して抗ウイルス機能を安定的にかつ有利に発現させることができるとともに、長期間に亘って抗ウイルス機能を維持させることができる。
第6の形態は、第1〜第5の形態のいずれかにおいて、抗菌剤を担持体とともに樹脂組成物に添加したことを特徴とする。
この第6の形態によれば、樹脂組成物を化学的に安定させた状態で、抗ウイルス機能を発現させることができる。
第7の形態は、第1〜第6の形態のいずれかにおいて、抗菌剤が添加されている樹脂組成物は、樹脂成形体の表層に形成されるために用いられることを特徴とする。
この第7の形態によれば、樹脂成形体の表層に形成されるために用いられる抗ウイルス用樹脂組成物によって、効率よく抗ウイルス機能を発現させることができるとともに、樹脂成形体の製造コストを全体的に抑えることができる。
第8の形態は、第1〜第6の形態のいずれか1つの抗ウイルス用樹脂組成物を含む樹脂成形体であることを特徴とする。
この第8の形態によれば、抗ウイルス用樹脂組成物を含む樹脂成形体は、上記第1〜第6の形態のいずれかの効果と同様の効果を得ることができる。
第9の形態は、第8の形態の樹脂成形体において、該抗ウイルス用樹脂組成物は表層に形成されていることを特徴とする。
この第9の形態によれば、樹脂成形体において、人の手が頻繁に触れるような部位に効率よく抗ウイルス機能を発現させることできるとともに、樹脂成形体の製造コストを全体的に抑えることができる。
本発明による抗ウイルス用樹脂組成物およびそれを用いた樹脂成形体によると、汎用的な抗菌剤を利用して、抗ウイルス機能を発現させるようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態に係る抗ウイルス用樹脂組成物は、所定の樹脂組成物に汎用的な抗菌剤を一定量添加したものである。そして、この抗ウイルス用樹脂組成物は、例えば手摺り、ドアノブ、カウンタ、化粧シートなどといった、人の手が頻繁に触れるような建材製品または家電製品などの基材(すなわち樹脂成形体)に用いられる。なお、この樹脂成形体は、例えば本発明の実施形態に係る抗ウイルス用樹脂組成物を含む樹脂組成物を成形する際に抗菌剤を練り込む形式により成形される。
ここで、前記所定の樹脂組成物としては、例えば熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などが挙げられる。具体的に例示すると、前記所定の樹脂組成物としては、ポリエチレン、ポリプロピレンで代表されるポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィンの如き塩素系樹脂、ポリアミド、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアセタール、ポリビニールアルコール、ポリカーボネート、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、レーヨン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、キュプラ、アセテート、トリアセテート、ビニリデンなどが挙げられる。好適には、ポリオレフィン系樹脂、塩素系樹脂、ABS樹脂等の押出し成型に適した樹脂が好適に用いられる。押出し成型をすることにより、任意の必要な箇所に本発明の樹脂組成物を配置することが可能になる。
また、本発明の実施形態に用いられる抗菌剤としては、銀化合物や亜鉛化合物を主成分とする無機系抗菌剤が適している。ここで、銀化合物を主成分とする無機系抗菌剤としては、例えば、銀系、銀−ゼオライト系、銀−リン酸ジルコニウム系、銀−リン酸カルシウム系、銀−カルシウムアパタイト系、銀−シリカゲル系、銀−ケイ酸カルシウム系、銀−ケイ酸アルミン酸マグネシウム系、銀−酸化チタン系、銀−チタン酸カリウム系、酸−シリカ系、銀−アルミナ系、銀−溶解性ガラス系、銀−チオサルファイト系などが挙げられる。このような抗菌剤は、樹脂組成物に添加する時に変色が少なく、耐熱性および耐候性に優れており、比較的安価で従前から汎用的に用いられている。なお、抗菌剤としては、無機系抗菌剤に限定されず、例えば有機系抗菌剤であってもよい。
このような抗菌剤の市販品として使用する場合、一般的に予め抗菌剤を高濃度に分散させたマスターバッチと呼ばれる樹脂組成物を、抗菌機能を発現できる濃度の下限になるよう添加するのが一般的である。銀化合物を主成分とする無機系抗菌剤を含むマスターバッチとしては、例えば抗菌剤バクテキラー(富士ケミカル社製)をポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂に高濃度で分散させたもの、抗菌剤ゼオミック(シナネンゼオミック社製)をポリプロピレンやABS樹脂に高濃度で分散させたもの、光学研究所社製の銀イオンを分散させたマスターバッチ「MB−20」等の一般的な抗菌剤を用いることができる。このような抗菌剤については、プラスチック、塗料、ゴム、その他材料に対して重量比で例えば抗菌剤バクテキラーや抗菌剤ゼオミックであれば0.2〜0.5%程度、「MB−20」であれば0.2〜0.3%程度の抗菌剤を添加することにより、抗菌性を発現させることができる。
次に、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率としては、例えば重量比で1.0%以上であることが好ましい。言い換えると、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加量は、下限添加量に相当する添加量(以下「抗菌性の下限添加量」という)の2〜5倍に相当する添加量以上であることが好ましい。この添加率(添加量)であれば、少なくともA型インフルエンザウイルスのような、エンベロープを有して生存性が比較的低いといわれているウイルスに対して抗ウイルス機能を発現させることができる。
また、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率は、重量比で2.0%以上(すなわち抗菌性の下限添加量の5〜10倍に相当する添加量以上)であることが好ましい。添加率が2.0%以上であれば、A型インフルエンザウイルスのような生存性が比較的低いウイルスだけでなく、エンベロープを持たない、生存性が比較的高いといわれているノロウイルス(ネコカリシウイルス)に対しても抗ウイルス機能を発現させることができる。
さらに、抗菌剤の樹脂内での長期的な安定性を考慮すると、樹脂成形体の量産仕様として、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率は、重量比で5.0%以上であることが好ましい。特に、抗菌性の下限添加量の2〜20倍に相当する添加量以上が好ましく、より好ましくは10〜20倍に相当する添加量以上である。このように、樹脂組成物に対する抗菌剤の添加率を上げることにより、添加率が2.0%以上のものよりも、A型インフルエンザウイルスおよびノロウイルスに対して抗ウイルス機能を安定的にかつ有利に発現させることができるとともに、長期間に亘って抗ウイルス機能を維持させることができる。なお、抗菌剤は不純物であるので、添加量の上限については、必要な物性を担保できる限りにおいて適宜設定すればよい。
また、ゼオライト等の担持体に上記抗菌剤を染み込ませたものを樹脂組成物に添加してもよい。このような担持体に抗菌剤を染み込ませたものを用いた場合、担持体の成分によっては、熱や湿気によって乾燥後の樹脂組成物に白化現象が生じやすくなる反面、非表面積が増えるため、樹脂組成物を化学的に安定させた状態で抗ウイルス機能を発現させることができるとともに、一般的に比重の重い抗菌剤の添加量を増やした場合も、材料の比重の軽量化に寄与することができる。
また、上記抗菌剤が添加されている樹脂組成物は、樹脂成形体の全体でなく、その表層に形成されるために用いられてもよい。すなわち、本発明の実施形態に係る抗ウイルス用樹脂組成物を含む樹脂成形体(手摺り、ドアノブ、化粧シート等の基材)について、樹脂成形体の表層にこの抗ウイルス用樹脂組成物が形成され、表層以外は抗菌剤が添加されていない樹脂組成物により形成されている形態であってもよい。このようにすれば、樹脂成形体において、人の手が頻繁に触れるような部位、例えば咳や飛沫が飛散する可能性がある部位等に効率よく抗ウイルス機能を発現させることできるとともに、樹脂成形体(基材)の全体を抗ウイルス用樹脂組成物で成形する場合に比べ、その抗ウイルス用樹脂組成物の使用量が減るので、製造コストを全体的に抑えることができる。さらに、樹脂成形体を連続的に成形するとき、抗菌仕様の樹脂成形体と抗ウイルス仕様の樹脂成形体とを成形するための設備を変更せずに、あるいは設備内の機械類を洗浄せずにそのまま流用することができるという利点もある。
また、一般的な抗菌剤として特に金属製のものを使用した場合は、その比重が大きくなることを考慮して、樹脂成形体の表層にのみ抗ウイルス機能が現れるように抗菌剤を添加すればよい。これにより、たとえ抗菌剤の添加量を増やした場合であっても、樹脂成形体の全体における比重を抑えることが可能になる。
このように、本発明の実施形態に係る抗ウイルス用樹脂組成物では、樹脂組成物に対して、比較的安価で汎用的な抗菌剤の添加量を増やすだけで抗ウイルス機能を発現させることができる。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、建材などの基材に用いられる抗ウイルス用樹脂組成物およびそれを用いた樹脂成形体として産業上の利用が可能である。

Claims (9)

  1. 抗菌剤が添加されている樹脂組成物であって、
    前記樹脂組成物に対する前記抗菌剤の添加量を、抗菌性が発現する範囲における該抗菌剤の下限添加量よりも多くして、抗ウイルス機能を発現させた、抗ウイルス用樹脂組成物。
  2. 請求項1に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    前記抗菌剤の下限添加量の少なくとも10倍に相当する添加量の該抗菌剤を前記樹脂組成物に添加して、抗ウイルス機能を発現させた、抗ウイルス用樹脂組成物。
  3. 請求項1または2に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    前記樹脂組成物に対する前記抗菌剤の添加率を重量比で1.0%以上とした、抗ウイルス用樹脂組成物。
  4. 請求項1または2に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    前記樹脂組成物に対する前記抗菌剤の添加率を重量比で2.0%以上とした、抗ウイルス用樹脂組成物。
  5. 請求項1または2に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    前記樹脂組成物に対する前記抗菌剤の添加率を重量比で5.0%以上とした、抗ウイルス用樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    前記抗菌剤を担持体とともに前記樹脂組成物に添加した、抗ウイルス用樹脂組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の抗ウイルス用樹脂組成物において、
    樹脂成形体の表層に形成されるために用いられる、抗ウイルス用樹脂組成物。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の抗ウイルス用樹脂組成物を含む樹脂成形体。
  9. 請求項8に記載の樹脂成形体において、
    前記抗ウイルス用樹脂組成物は表層に形成されている、樹脂成形体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019035075A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 大日本塗料株式会社 塗料組成物、塗膜及び塗装物
JP2021031412A (ja) * 2019-08-20 2021-03-01 クラレトレーディング株式会社 抗ウイルス性樹脂組成物及びこれを用いた成形体

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