JP6910647B2 - スクライビングホイール、このスクライビングホイールを備えるチップホルダ、支持ピン、およびこの支持ピンを備えるチップホルダ - Google Patents

スクライビングホイール、このスクライビングホイールを備えるチップホルダ、支持ピン、およびこの支持ピンを備えるチップホルダ Download PDF

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Description

本発明は、スクライビングホイール、支持ピン、およびこのスクライビングホイールまたは支持ピンを備えるチップホルダに関する。
ガラス基板等の脆性材料基板を切断するためのスクライブ装置として、例えば特許文献1のスクライブ装置が知られている。このスクライブ装置は、脆性材料基板にスクライブラインを形成するスクライビングホイールと、スクライビングホイールを回転可能に支持する支持ピンと、支持ピンを保持するホルダとを有するチップホルダを備える。スクライビングホイールには、支持ピンを挿入するための挿入孔が設けられている。
特開2012−106479号公報
スクライビングホイールの挿入孔を形成する内周面と支持ピンの外周面は従来円筒形に形成されており、スクライビングホイールの挿入孔を形成する内周面と支持ピンの外周面とが面接触となるため、支持ピンに対してスクライビングホイールが円滑に回転しない場合がある。
本発明の目的は、スクライビングホイールを円滑に回転させることができるスクライビングホイール、このスクライビングホイールを備えるチップホルダ、支持ピン、およびこの支持ピンを備えるチップホルダを提供することである。
(1)本発明に関するスクライビングホイールは、支持ピンが挿入される挿入孔が形成されるスクライビングホイールであって、前記挿入孔を形成する内周面は、少なくとも前記スクライビングホイールの厚さ方向における前記挿入孔の中央部を形成する曲面を含み、前記曲面は、前記厚さ方向における前記挿入孔の中央部の径が前記厚さ方向における前記挿入孔の端部の径よりも小さくなるように形成されている。
挿入孔に支持ピンが挿入された場合、挿入孔を形成する内周面と支持ピンの外周面とが線接触する。これにより、従来の支持ピンと挿入孔の内周面とが面接触する構成と比較して、支持ピンに対して挿入孔の内周面が摺動しやすくなるため、スクライビングホイールを円滑に回転させることができる。
(2)好ましい例では、(1)に記載のスクライビングホイールにおいて、前記スクライビングホイールは、外周部に形成された刃先部を有し、前記刃先部の先端、および、前記挿入孔の径が最も小さい最小径部は、前記厚さ方向における前記スクライビングホイールの中心上に形成されている。
刃先部の先端が脆性材料基板から離間した状態において、挿入孔の最小径部の位置において挿入孔の内周面と支持ピンとが接触するため、スクライビングホイールの厚さ方向の中心上に挿入孔の最小径部と刃先部の先端とが位置する。すなわち、鉛直方向に沿って、スクライビングホイールの厚さ方向の中心、挿入孔の最小径部、および、刃先部の先端が並べられる。これにより、刃先部の先端が脆性材料基板の表面に対して垂直に接触することができるため、脆性材料基板に形成されるクラックが脆性材料基板の表面に対して垂直方向に延びやすくなる。
(3)好ましい例では、(1)に記載のスクライビングホイールにおいて、前記スクライビングホイールは、外周部に形成された刃先部を有し、前記刃先部の先端は、前記厚さ方向における前記スクライビングホイールの中心に対して一方側にオフセットしている。
このため、チップホルダのホルダの溝部にスクライビングホイールの一部が収容される場合、スクライビングホイールは脆性材料基板の表面に対して傾いて溝部の内面に接触した状態となる。これにより、溝部によってスクライビングホイールの姿勢が維持されるため、スクライビングホイールは、安定した姿勢で脆性材料基板の表面を転がることができる。
(4)好ましい例では、(3)に記載のスクライビングホイールにおいて、前記刃先部は、前記厚さ方向において前記先端に対して互いに反対側に形成される第1斜面および第2斜面を含み、前記第1斜面は、前記先端に対して前記一方側に形成され、前記第2斜面は、前記先端に対して他方側に形成され、前記厚さ方向に沿う前記スクライビングホイールの断面において、前記スクライビングホイールの径方向に平行な線分と前記第1斜面とがなす第1角度は、前記線分と前記第2斜面とがなす第2角度よりも大きい。
このため、スクライビングホイールが脆性材料基板の表面に対して傾いて接触したとしても、刃先部の先端と脆性材料基板の表面との接触角度としての刃先部の第1斜面と脆性材料基板の表面との成す角度と、刃先部の第2斜面と脆性材料基板の表面との成す角度との差が小さくなる。これにより、脆性材料基板に形成されるクラックが脆性材料基板の表面に対して垂直方向に延びやすくなる。したがって、脆性材料基板を精度よく分断することができる。
(5)好ましい例では、チップホルダにおいて、(1)〜(4)のいずれか一つに記載のスクライビングホイールを備える。
このため、(1)〜(4)のいずれか一つに記載のスクライビングホイールの効果と同様の効果を得ることができる。
(6)好ましい例では、チップホルダにおいて、(4)に記載のスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールの一部が収容される溝部を有するホルダと、前記ホルダに取り付けられ、前記スクライビングホイールを回転可能に支持する支持ピンとを備えるチップホルダであって、前記スクライビングホイールが水平面に対して傾いた状態かつ前記スクライビングホイールが前記溝部に接触した状態で前記第1斜面と前記水平面とがなす角度と前記第2斜面と前記水平面とがなす角度とが等しい。
このため、刃先部の先端と脆性材料基板との接触角度としての刃先部の第1斜面と脆性材料基板の表面との成す角度と、刃先部の第2斜面と脆性材料基板の表面との成す角度とが互いに等しくなるため、刃先部の先端が脆性材料基板の表面に対して垂直方向に押し付けることになる。これにより、脆性材料基板に形成されるクラックが脆性材料基板の表面に対して垂直方向に延びる。したがって、脆性材料基板をより精度よく分断することができる。
(7)本発明に関する支持ピンは、スクライビングホイールを支持する支持ピンであって、前記支持ピンの径方向外方に膨らむように形成された湾曲部を含み、前記湾曲部の外径は、前記支持ピンの軸方向における前記湾曲部の端部から前記湾曲部の中央部に向けて大きくなる。
このため、スクライビングホイールにおいて支持ピンが挿入される挿入孔を形成する内周面と支持ピンの湾曲部の外周面とが線接触する。これにより、従来の支持ピンの外周面と挿入孔の内周面とが面接触する構成と比較して、支持ピンに対して挿入孔の内周面が摺動しやすくなるため、スクライビングホイールを円滑に回転させることができる。
(8)好ましい例では、チップホルダにおいて、(7)に記載の支持ピンを有し、前記支持ピンは、前記スクライビングホイールに形成される挿入孔に挿入される被挿入部を含み、前記被挿入部は、前記湾曲部を含む。
本発明のスクライビングホイール、このスクライビングホイールを備えるチップホルダ、支持ピン、およびこの支持ピンを備えるチップホルダは、スクライビングホイールを円滑に回転させることができる。
第1実施形態のスクライブ装置の斜視図。 チップホルダの一部の縦断面図。 (a)は脆性材料基板からスクライビングホイールが離間した状態のチップホルダの一部の縦断面図、(b)は脆性材料基板に対して傾いた状態でスクライビングホイールが接触した状態のチップホルダの一部の縦断面図。 第2実施形態のチップホルダの一部の縦断面図。 第3実施形態のチップホルダの一部の縦断面図。 変形例のチップホルダの一部の縦断面図。
(第1実施形態)
図1および図2を参照して、第1実施形態のスクライブ装置1の構成について説明する。スクライブ装置1は、例えばガラス基板またはセラミックス基板等の脆性材料で形成された基板(以下、「脆性材料基板GB」)を分断するために脆性材料基板GBの表面にスクライブラインを形成する装置である。本実施形態の脆性材料基板GBは、無アルカリガラスである。無アルカリガラスは、フラットパネルディスプレイ等に多用されているガラス基板である。
図1に示されるように、スクライブ装置1は、脆性材料基板GBを移動させるための移動装置10と、移動装置10に搭載された回転テーブル14と、脆性材料基板GBにスクライブラインを形成するためのチップホルダ20と、チップホルダ20を保持する保持機構15とを備える。
移動装置10は、回転テーブル14が搭載される移動台11を備える。移動台11は、一対のレール12上に載せられ、回転直進変換装置13によって一対のレール12に沿って移動可能である。回転直進変換装置13の一例は、送りねじ装置であり、駆動源となるモータ13Aと、モータ13Aの出力軸に接続された送りねじ部13Bとを備える。
回転テーブル14は、回転中心軸Jを中心に回転可能なテーブル14Aと、テーブル14Aを回転させるためのモータ14Bとを備える。脆性材料基板GBは、テーブル14A上に載置され、真空吸引手段(図示略)によってテーブル14Aに吸着されることによりテーブル14Aに保持される。図1では、モータ14Bはテーブル14A内に収容されている。モータ14Bは、テーブル14Aを回転させることにより、テーブル14Aの回転方向における脆性材料基板GBの位置を決める。
保持機構15は、テーブル14Aを上方から跨ぐように設置されたブリッジ16と、ブリッジ16を支持する一対の支柱17とを備える。ブリッジ16には、ガイド16Aが設けられている。ガイド16Aには、スクライブヘッド18が移動可能に取り付けられている。スクライブヘッド18には、ホルダジョイント19を介してチップホルダ20が着脱可能に取り付けられている。
図2に示されるように、チップホルダ20は、ホルダジョイント19(図1参照)に取り付けられるホルダ30と、ホルダ30に一部が収容されるスクライビングホイール40と、スクライビングホイール40を回転可能に支持する支持ピン21とを備える。なお、スクライビングホイール40が消耗品であるため、定期的な交換が必要となる。本実施形態では、チップホルダ20を交換することによりスクライビングホイール40の交換が行われる。
ホルダ30は、略円柱形状を有し、磁性体金属で形成されている。ホルダ30は、スクライビングホイール40の一部を収容するための溝部31と、溝部31に連通するようにホルダ30を貫通する支持孔32とを有する。溝部31は、スクライブヘッド18(図1参照)にホルダ30が取り付けられた状態において、脆性材料基板GBに向けて開口している。支持孔32には、支持ピン21が挿入されている。支持孔32の内径は、支持ピン21の外径よりも大きい。支持ピン21にはスクライビングホイール40が取り付けられている。
スクライビングホイール40は、焼結ダイヤモンド(Poly Crystalline Diamond)、超硬合金、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド等から形成されている。スクライビングホイール40は、超硬合金等の基材にダイヤモンド等の硬質材料の膜をコーティングしたものを用いることもできる。
スクライビングホイール40は、円板状の本体部41と、断面V字状の刃先部42とを有する。刃先部42は、スクライビングホイール40の外周部に形成されている。本体部41は、スクライビングホイール40において刃先部42よりも径方向内側の部分である。本体部41と刃先部42とは一体に形成されている。なお、断面V字状とは、スクライビングホイール40の厚さ方向(以下、「厚さ方向DT」)に沿う平面でスクライビングホイール40を切った断面において、スクライビングホイール40の外周縁に向けて先細る形状である。スクライビングホイール40の外径の一例は、φ1mm以上かつφ20mm以下の範囲である。本実施形態のスクライビングホイール40の外径は、φ2mmである。またスクライビングホイール40の厚さの一例は、0.64mmである。なお、溝部31の厚さ方向DTにおける長さ、すなわち溝部31の内面のうち厚さ方向DTに対面する2つの面の厚さ方向DTの間の距離は、0.66mmである。
本体部41の中心部には、本体部41を厚さ方向DTに貫通する挿入孔43が形成されている。挿入孔43には、支持ピン21が挿入されている。本体部41は、挿入孔43の一端が形成される第1側面41Aと、挿入孔43の他端が形成される第2側面41Bとを有する。
刃先部42は、本体部41の外周縁部の全周に設けられている。刃先部42は、断面V字状を形成する2つの斜面である第1斜面42Aおよび第2斜面42Bを有する。第1斜面42Aは第1側面41Aと刃先部42の先端とを繋ぎ、第2斜面42Bは第2側面41Bと刃先部42の先端とを繋いでいる。言い換えれば、第1斜面42Aと第2斜面42Bとの交線が刃先部42の先端において稜線を形成している。本実施形態では、第1斜面42Aと第2斜面42Bとの成す角である刃先角θは、90°以上かつ160°以下の範囲、好ましくは100°以上かつ150°以下であることが好ましい。刃先角θが90°以上であれば、脆性材料基板GBに表面剥離や先走りが発生しにくく、160°以下であれば、かかり不良が生じにくくなる。本実施形態の刃先角θは、110°である。
図2に示されるとおり、刃先部42の先端、および、挿入孔43を形成する内周面43Cの径が最も小さい最小径部43Xは、厚さ方向DTにおけるスクライビングホイール40の中心上に形成されている。すなわち、厚さ方向DTにおいて、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの中心位置と、刃先部42の先端位置と、挿入孔43の最小径部43Xの位置が互いに等しい。スクライビングホイール40の断面視において、厚さ方向DTと直交する方向に沿う線分、すなわちスクライビングホイール40の径方向に平行な線分CLと第1斜面42Aとの成す第1角度θ1と、線分CLと第2斜面42Bとの成す第2角度θ2とは互いに等しい。
挿入孔43は、鼓形状を有する。詳述すると、挿入孔43は、厚さ方向DTにおいて第1側面41Aおよび第2側面41Bから本体部41の中央に向けて内径が徐々に小さくなる曲面形状に形成されている。図2に示されるとおり、厚さ方向DTと直交する平面で切ったスクライビングホイール40の断面において、スクライビングホイール40における挿入孔43の内周面43Cは、少なくとも厚さ方向DTにおける挿入孔43の中央部を形成する曲面を含む。この曲面は、厚さ方向DTにおける挿入孔43の中央部の径が厚さ方向DTにおける挿入孔43の端部の径よりも小さくなるように形成されている。
より詳細には、挿入孔43の内周面43Cは挿入孔43の中心軸を中心として軸対称形状であるが、説明のため、厚さ方向DTに沿う断面において上方の内周面を上方内周面43CUとし、下方の内周面を下方内周面43CLとする。上方内周面43CUは、挿入孔43の厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央に向かうにつれて下方内周面43CLに向けて湾曲状に延び、挿入孔43の厚さ方向DTの中央から挿入孔43の厚さ方向DTの第2側面41B側の端部に向かうにつれて下方内周面43CLから離れるように湾曲状に延びている。上方内周面43CUにおける厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央までの形状と、挿入孔43における厚さ方向DTの中央から厚さ方向DTの第2側面41B側の端部までの形状とは、線分CLを中心とした線対称形状となる。下方内周面43CLは、挿入孔43の厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央に向かうにつれて上方内周面43CUに向けて湾曲状に延び、挿入孔43の厚さ方向DTの中央から挿入孔43の厚さ方向DTの第2側面41B側の端部に向かうにつれて上方内周面43CUから離れるように湾曲状に延びている。下方内周面43CLにおける厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央までの形状と、挿入孔43における厚さ方向DTの中央から厚さ方向DTの第2側面41B側の端部までの形状とは、線分CLを中心とした線対称形状となる。本実施形態の挿入孔43の上方内周面43CUおよび下方内周面43CLを含む全ての内周面43Cはそれぞれ、単一または複数の曲率半径で形成されている。
挿入孔43の内周面43Cの曲率半径は、挿入孔43の最小径部43Xの位置と刃先部42の先端縁との間の距離DXよりも大きいことが好ましい。厚さ方向DTにおける挿入孔43の両端部にはテーパ部43A,43Bが形成されている。テーパ部43Aは第1側面41Aに向けて拡径し、テーパ部43Bは第2側面41Bに向けて拡径している。挿入孔43の内周面43Cにおける最小内径(最小径部43Xの径)は、支持ピン21の外径よりも大きい。
本実施形態の挿入孔43の最小内径(最小径部43Xの径)は、φ0.82mmである。挿入孔43において、厚さ方向DTにおいてテーパ部43A,43Bに挟まれた鼓形状の部分の厚さ方向DTの長さLHは、0.44mm以上かつ0.6mm以下の範囲であることが好ましい。長さLHは、長くなるにつれてスクライビングホイール40の支持ピン21に対する傾きが小さくなる。挿入孔43における鼓形状の部分の厚さ方向DTの両端部と刃先部42の先端縁との間の距離DWと、挿入孔43の最小径部43Xの位置と刃先部42の先端縁との間の距離DXとの差である高低差DY(DY=DX−DW)は、0.1μm以上かつ0.5μm以下であることが好ましい。高低差DYは、小さくなるにつれてスクライビングホイール40の支持ピン21に対する傾きが小さくなる。
次に、図3を参照して、本実施形態の作用について説明する。
図3(a)に示されるように、スクライビングホイール40が脆性材料基板GBに接触していない場合、スクライビングホイール40の自重により挿入孔43の内周面43Cの上方内周面43CUが支持ピン21の外周面に接触する。この場合、挿入孔43の最小径部43Xの位置、すなわちスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置に支持ピン21が接触することとなるため、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾くことが抑制される。したがって、スクライビングホイール40が脆性材料基板GBに接触するときにスクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾くことが抑制される。
図3(b)に示されるように、仮に、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾いた状態で脆性材料基板GBに接触した場合、チップホルダ20が脆性材料基板GBに押し付けられることにより支持ピン21がスクライビングホイール40を脆性材料基板GBに向けて押し付ける。この場合、支持ピン21がスクライビングホイール40の下方内周面43CLを押す力Fは、下方内周面43CLと支持ピン21との接触点における下方内周面43CLの接線TLに対する法線方向となる。支持ピン21が下方内周面43CLを押す力の水平方向の分力F1が、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾く方向とは反対方向に加えられることにより、脆性材料基板GBと刃先部42の先端縁との接触点を中心としてスクライビングホイール40が揺動してスクライビングホイール40の支持ピン21に対する傾き量が低減される。
加えて、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾いても挿入孔43の下方内周面43CLと支持ピン21とが接触する位置がスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置寄りとなるため、スクライビングホイール40が溝部31を押し付けるモーメントが小さくなる。したがって、仮に、スクライビングホイール40が傾いて溝部31に接触した状態でスクライビングホイール40が回転しても、スクライビングホイール40と溝部31との摩擦力が小さい。
本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1−1)スクライビングホイール40の挿入孔43の内周面43Cが厚さ方向DTにおける挿入孔43の中央部の径が厚さ方向DTにおける挿入孔43の端部の径よりも小さくなるように形成された曲面を有することにより、挿入孔43を構成する内周面43Cと支持ピン21の外周面とが線接触する。これにより、支持ピンと挿入孔の内面とが面接触する構成と比較して、支持ピン21に対して挿入孔43の内周面43Cが摺動しやすくなるため、スクライビングホイール40を円滑に回転させることができる。加えて、挿入孔43の内周面43Cと支持ピン21の外周面との接触面積が小さいため、脆性材料基板GBにスクライブラインを形成するときに発生するガラスカレットや異物が挿入孔43の内周面43Cと支持ピン21の外周面との間に入り込むことが抑制される。これにより、支持ピン21に対するスクライビングホイール40の回転が阻害されることを抑制できる。
(1−2)厚さ方向DTにおいて挿入孔43の最小径部43Xの位置と刃先部42の先端位置は、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの中心上に形成されている。これにより、刃先部42の先端が脆性材料基板GBから離間した状態において、挿入孔43の最小径部43Xの位置において挿入孔43の内周面43Cと支持ピン21とが接触する。このため、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの中心上に挿入孔43の最小径部43Xの位置と刃先部42の先端位置とが位置する。すなわち、鉛直方向に沿って、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの中心、挿入孔43の最小径部43X、および、刃先部42の先端が並べられる。これにより、挿入孔43の先端が脆性材料基板GBの表面に対して垂直に接触することができるため、脆性材料基板GBに形成されるクラックが脆性材料基板GBの表面に対して垂直方向に延びやすくなる。
(第2実施形態)
図4を参照して、第2実施形態のスクライブ装置1の構成について説明する。本実施形態のスクライブ装置1は、第1実施形態のスクライブ装置1に比べ、スクライビングホイール40の形状が異なる。以下の説明では、第1実施形態のスクライブ装置1と異なる部分について詳細に説明し、第1実施形態のスクライブ装置1と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、刃先部42の先端は、厚さ方向DTにおけるスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中心に対して一方側にオフセットしている。図4では、刃先部42は、その先端位置が挿入孔43の最小径部43Xの位置よりも第1側面41A寄りとなるように形成されている。言い換えれば、刃先部42は、その先端位置がスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置よりも第1側面41A寄りとなるように形成されている。その結果、断面視において、刃先部42の第1斜面42Aの長さLP1は、第2斜面42Bの長さLP2よりも短くなる。第1側面41Aの長さLS1は、第2側面41Bの長さLS2よりも長くなる。スクライビングホイール40の断面視において、厚さ方向DTと直交する方向に沿う線分CLと第1斜面42Aとの成す第1角度θ1は、線分CLと第2斜面42Bとの成す第2角度θ2よりも大きい。
図4に示されるとおり、スクライビングホイール40が脆性材料基板GBに接触した場合、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾く。スクライビングホイール40の第1側面41Aおよび第2側面41Bはそれぞれホルダ30の溝部31に接触する。この状態において、第1斜面42Aと水平面とがなす角度と第2斜面42Bと水平面とがなす角度とが等しくなることが好ましい。言い換えれば、脆性材料基板GBの表面と第1斜面42Aとが成す角度θ3と、脆性材料基板GBの表面と第2斜面42Bとが成す角度θ4とが互いに等しくなるように、第1角度θ1および第2角度θ2がそれぞれ設定されることが好ましい。
本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2−1)厚さ方向DTにおいて、刃先部42の先端位置と挿入孔43の最小径部43Xの位置とが互いに異なる。これにより、スクライビングホイール40が脆性材料基板GBの表面に対して傾いてホルダ30の溝部31の内面に接触した状態となる。これにより、溝部31によってスクライビングホイール40の姿勢が維持されるため、スクライビングホイール40は、安定した姿勢で脆性材料基板GBの表面を転がることができる。
加えて、スクライビングホイール40が支持ピン21に対して傾いても挿入孔43の内周面43Cと支持ピン21とが接触する位置がスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置寄りとなるため、スクライビングホイール40が溝部31を押し付けるモーメントが小さくなる。したがって、スクライビングホイール40の回転時におけるスクライビングホイール40と溝部31との摩擦力が小さくなるため、スクライビングホイール40を円滑に回転させることができる。
(2−2)刃先部42において第1角度θ1が第2角度θ2よりも大きい。これにより、スクライビングホイール40が脆性材料基板GBの表面に対して傾いて接触したとしても、刃先部42の先端と脆性材料基板GBの表面との接触角度としての第3角度θ3と、第4角度θ4との差が小さくなる。これにより、脆性材料基板GBに形成されるクラックが脆性材料基板GBの表面に対して垂直方向に延びやすくなる。したがって、脆性材料基板GBを精度よく分断することができる。
(2−3)刃先部42の先端と脆性材料基板GBの表面との接触角度としての第3角度θ3と、第4角度θ4とが互いに等しい。これにより、脆性材料基板GBに形成されるクラックが脆性材料基板GBの表面に対して垂直方向に延びる。したがって、脆性材料基板GBをより精度よく分断することができる。
(第3実施形態)
図5を参照して、第3実施形態のスクライブ装置1の構成について説明する。本実施形態のスクライブ装置1は、第1実施形態のスクライブ装置1に比べ、スクライビングホイール40の挿入孔43の形状および支持ピン21の形状が異なる。以下の説明では、第1実施形態のスクライブ装置1と異なる部分について詳細に説明し、第1実施形態のスクライブ装置1と共通する構成については共通の符号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、スクライビングホイール40の挿入孔43は、その内径が厚さ方向DTにおいて変化しない略円柱形状を有する。
挿入孔43に挿入される支持ピン21は、樽形状を有する。詳述すると、支持ピン21は、ホルダ30の一対の支持孔32に挿入される一対の端部21Aと、ホルダ30の溝部31内に位置し、スクライビングホイール40に挿入される被挿入部21Bとを有する。被挿入部21Bは、スクライビングホイール40を回転可能に支持する。一対の端部21Aは、円柱形状を有する。
被挿入部21Bは、樽形状を有する。詳細には、被挿入部21Bは、支持ピン21の径方向外方に膨らむように形成された湾曲部を含む。この湾曲部の外径は、支持ピン21の軸方向における湾曲部の端部から湾曲部の中央部に向けて大きくなる。すなわち被挿入部21Bは、厚さ方向DTにおいて被挿入部21Bの両端部から被挿入部21Bの中央部に向けて徐々に外径が大きくなる曲面形状を有する。厚さ方向DTにおいて、被挿入部21Bの中央部の外径が最大となる。図5に示されるとおり、厚さ方向DTと直交する平面で切った支持ピン21の断面において、支持ピン21の外周面21Cのうち上方に位置する部分を上方外周面21CUとし、下方に位置する部分を下方外周面21CLとする。上方外周面21CUは、被挿入部21Bの厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央に向かうにつれて下方外周面21CLから離れるように湾曲状に延び、被挿入部21Bの厚さ方向DTの中央から被挿入部21Bの厚さ方向DTの第2側面41B側の端部に向かうにつれて下方外周面21CLに向けて湾曲状に延びている。上方外周面21CUにおける厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央までの形状と、上方外周面21CUにおける厚さ方向DTの中央から厚さ方向DTの第2側面41B側の端部までの形状とは、線分CLを中心とした線対称形状となる。下方外周面21CLは、被挿入部21Bの厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央に向かうにつれて上方外周面21CUから離れるように湾曲状に延び、被挿入部21Bの厚さ方向DTの中央から被挿入部21Bの厚さ方向DTの第2側面41B側の端部に向かうにつれて上方外周面21CUに向けて湾曲状に延びている。下方外周面21CLにおける厚さ方向DTの第1側面41A側の端部から中央までの形状と、下方外周面21CLにおける厚さ方向DTの中央から厚さ方向DTの第2側面41B側の端部までの形状とは、線分CLを中心とした線対称形状となる。本実施形態の被挿入部21Bはその中心軸を中心とした軸対称形状であり、上方外周面21CUおよび下方外周面21CLを含む全ての外周面はそれぞれ、単一または複数の曲率半径で形成されている。上方外周面21CUおよび下方外周面21CLの曲率半径の一例は、挿入孔43の内周面43Cと刃先部42の先端位置との間の距離DXよりも大きい。本実施形態では、被挿入部21Bにおける樽形状の部分の厚さ方向DTの長さは、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの長さよりも長い。
挿入孔43の内周面43Cは、被挿入部21Bの外周面21Cにおける厚さ方向DTの中央部と接触する。この場合、挿入孔43の内周面43Cと被挿入部21Bの外周面21Cとは線接触する。本実施形態によれば、第1実施形態の効果と同様の効果が得られる。
(変形例)
上記各実施形態に関する説明は、本発明に従うスクライビングホイール、このスクライビングホイールを備えるチップホルダ、支持ピン、およびこの支持ピンを備えるチップホルダが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。例えば以下のとおり変更してもよい。
・第3実施形態の支持ピン21を第1実施形態および第2実施形態のチップホルダ20に適用することもできる。
・第2実施形態において、挿入孔43の最小径部43Xの位置と、スクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置とが互いに異なってもよい。また挿入孔43の最小径部43Xの位置は、刃先部42の先端位置と異なる位置に形成されてもよい。この場合、例えば、図6に示されるように、厚さ方向DTにおいて、刃先部42の先端位置が挿入孔43の最小径部43Xの位置よりもスクライビングホイール40の厚さ方向DTの中央位置側に位置することが好ましい。
・上記各実施形態において、スクライビングホイール40の刃先部42には、円周方向に沿って互いに離間した多数の溝部が形成されてもよい。溝部は、刃先部42の先端縁を跨ぐように形成されることが好ましい。
・上記各実施形態においては、ホルダ30の形状は略多角柱状その他の形状でもよい。
20 :チップホルダ
21 :支持ピン
21B:被挿入部
30 :ホルダ
31 :溝部
40 :スクライビングホイール
42 :刃先部
42A:第1斜面
42B:第2斜面
43 :挿入孔
43C:内周面
43X:最小径部
GB :脆性材料基板
CL :線分
θ1 :第1角度
θ2 :第2角度
θ3 :第3角度(第1斜面と水平面とがなす角度)
θ4 :第4角度(第2斜面と水平面とがなす角度)

Claims (8)

  1. 支持ピンが挿入される挿入孔が形成されるスクライビングホイールであって、
    前記挿入孔を形成する内周面は、少なくとも前記スクライビングホイールの厚さ方向における前記挿入孔の中央部を形成する曲面を含み、
    前記曲面は、前記厚さ方向における前記挿入孔の中央部の径が前記厚さ方向における前記挿入孔の端部の径よりも小さくなるように形成されている
    スクライビングホイール。
  2. 前記スクライビングホイールは、外周部に形成された刃先部を有し、
    前記刃先部の先端、および、前記挿入孔の径が最も小さい最小径部は、前記厚さ方向における前記スクライビングホイールの中心上に形成されている
    請求項1に記載のスクライビングホイール。
  3. 前記スクライビングホイールは、外周部に形成された刃先部を有し、
    前記刃先部の先端は、前記厚さ方向における前記スクライビングホイールの中心に対して一方側にオフセットしている
    請求項1に記載のスクライビングホイール。
  4. 前記刃先部は、前記厚さ方向において前記先端に対して互いに反対側に形成される第1斜面および第2斜面を含み、
    前記第1斜面は、前記先端に対して前記一方側に形成され、
    前記第2斜面は、前記先端に対して他方側に形成され、
    前記厚さ方向に沿う前記スクライビングホイールの断面において、前記スクライビングホイールの径方向に平行な線分と前記第1斜面とがなす第1角度は、前記線分と前記第2斜面とがなす第2角度よりも大きい
    請求項3に記載のスクライビングホイール。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスクライビングホイールを備える
    チップホルダ。
  6. 請求項4に記載のスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールの一部が収容される溝部を有するホルダと、前記ホルダに取り付けられ、前記スクライビングホイールを回転可能に支持する支持ピンとを備えるチップホルダであって、
    前記スクライビングホイールが水平面に対して傾いた状態かつ前記スクライビングホイールが前記溝部に接触した状態で前記第1斜面と前記水平面とがなす角度と前記第2斜面と前記水平面とがなす角度とが等しい
    チップホルダ。
  7. スクライビングホイールを支持する支持ピンであって、
    前記支持ピンの径方向外方に膨らむように形成された湾曲部を含み、
    前記湾曲部の外径は、前記支持ピンの軸方向における前記湾曲部の端部から前記湾曲部の中央部に向けて大きくなる
    支持ピン。
  8. 請求項7に記載の支持ピンを有するチップホルダであって、
    前記支持ピンは、前記スクライビングホイールに形成される挿入孔に挿入される被挿入部を含み、
    前記被挿入部は、前記湾曲部を含む
    チップホルダ。
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