JP6910496B1 - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】中心電極の緩みの発生を抑制できるスパークプラグを提供する。【解決手段】軸線方向に延びる脚部と、脚部の軸線方向後端側に位置するとともに脚部よりも径方向外側に突出した鍔部と、脚部と鍔部とを接続する接続部と、を有する中心電極と、軸線方向に沿って貫通孔が形成されて中心電極を保持する絶縁体と、貫通孔内に充填され鍔部と絶縁体とを固着させるシール材と、を備えるスパークプラグにおいて、絶縁体は、大径部と、大径部の軸線方向先端側に位置する小径部と、大径部の貫通孔と小径部の貫通孔とを接続するとともに接続部を支持する段部とを有し、中心電極は、軸線を含む断面における鍔部の半径の最大値D1と鍔部の半径の最小値D2とが(D1−D2)/D1≦0.06を満たし、軸線を含む断面における軸線方向に沿った寸法L1と接続部と脚部との境界から重心までの軸線方向に沿った寸法L2とがL2/L1≦0.30を満たす。【選択図】図3

Description

本開示は、スパークプラグに関する。
ガソリンエンジンに用いる点火用のスパークプラグとして、軸線方向に沿って貫通孔が形成された絶縁体と、かかる貫通孔の内部に配置される中心電極と、を備えるスパークプラグが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のスパークプラグでは、絶縁体の貫通孔において先端側に向かうにつれて縮径して形成された段部が、中心電極において径方向外側に突出して形成された鍔部を支持している。かかるスパークプラグの中心電極は、鍔部よりも後端側において鍔部よりも縮径された部位を有さず、軸線方向に沿った鍔部の寸法が短い。
特開2017−183105号公報
鍔部よりも後端側において鍔部よりも縮径された部位を有さない中心電極は、縮径した部位を有する構成と比較してシール材と接触する表面積が小さくなるため、エンジンの振動等に起因して中心電極の緩みが発生するおそれがあることを、本願発明者らは見出した。そして、中心電極の緩みは、スパークプラグの性能低下を引き起こすおそれがある。このため、中心電極の緩みの発生を抑制可能な技術が求められている。
本開示は、以下の形態として実現することができる。
(1)本開示の一形態によれば、スパークプラグが提供される。スパークプラグは、軸線に沿った軸線方向に延びる脚部と、前記脚部よりも前記軸線方向後端側に位置するとともに前記脚部よりも径方向外側に突出して形成された鍔部と、前記脚部と前記鍔部とを接続する接続部と、を有する中心電極と、前記軸線方向に沿って貫通孔が形成され、前記貫通孔内において前記中心電極を保持する絶縁体と、前記貫通孔内に充填され、前記鍔部と前記絶縁体とを固着させるシール材と、を備えるスパークプラグであって、前記絶縁体は、前記軸線方向後端側に位置する大径部と、前記大径部よりも前記軸線方向先端側に位置し、前記貫通孔の径が前記大径部よりも小さい小径部と、前記大径部の前記貫通孔と前記小径部の前記貫通孔とを接続するとともに前記接続部を支持する段部と、を有し、前記中心電極は、前記軸線を含む断面における前記鍔部の半径の最大値D1と、前記断面における前記鍔部の半径の最小値D2とが、(D1−D2)/D1≦0.06を満たし、前記断面における前記軸線方向に沿った寸法L1と、前記接続部と前記脚部との境界から重心までの前記軸線方向に沿った寸法L2とが、L2/L1≦0.30を満たすことを特徴とする。この形態のスパークプラグによれば、軸線を含む断面における中心電極の軸線方向に沿った寸法L1と、接続部と脚部との境界から重心までの軸線方向に沿った寸法L2とが、L2/L1≦0.30を満たすので、鍔部の半径の最大値D1と鍔部の半径の最小値D2とが(D1−D2)/D1≦0.06を満たす中心電極において、重心の位置が過度に先端側に位置することを抑制できる。このため、中心電極と絶縁体とを固着させるシール材の位置に対して、中心電極の重心の位置が過度に離れることを抑制できる。よって、振動等に起因してシール材付近で中心電極が過度に振れることを抑制できるので、鍔部の振れによってシール材が変形して中心電極の緩みが発生することを抑制できる。
(2)上記形態のスパークプラグにおいて、前記中心電極は、前記寸法L1と前記寸法L2とが、L2/L1≦0.25を満たしていてもよい。この形態のスパークプラグによれば、中心電極の寸法L1と寸法L2とが、L2/L1≦0.25を満たすので、中心電極の重心の位置を接続部やシール材の位置により近づけることができる。このため、中心電極の緩みの発生をより抑制できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、スパークプラグの製造方法、スパークプラグが取り付けられたエンジンヘッド等の態様で実現することができる。
スパークプラグの概略構成を示す部分断面図。 段部および鍔部の周辺を拡大して模式的に示す断面図。 中心電極の重心を説明するための模式図。 比較例2における中心電極の構成を模式的に示す断面図。
A.実施形態:
図1は、本開示の一実施形態としてのスパークプラグ100の概略構成を示す部分断面図である。図1では、スパークプラグ100の軸心である軸線CAを境界として、紙面左側にスパークプラグ100の外観形状を示し、紙面右側にスパークプラグ100の断面形状を示している。以下の説明では、軸線CAに沿った図1の下方側(後述する接地電極40が配置されている側)を先端側と呼び、図1の上方側(後述する端子金具50が配置されている側)を後端側と呼び、軸線CAに沿った方向を軸線方向ADと呼ぶ。なお、図1では、説明の便宜上、スパークプラグ100が取り付けられるエンジンヘッド90を破線で示している。
スパークプラグ100は、絶縁体10と、中心電極20と、主体金具30と、接地電極40と、端子金具50とを備える。なお、スパークプラグ100の軸線CAは、絶縁体10と中心電極20と主体金具30と端子金具50との各部材の軸線CAと一致する。
絶縁体10は、軸線方向ADに沿って貫通孔11が形成された略筒状の外観形状を有する。貫通孔11内には、先端側において中心電極20の一部が収容され、後端側において端子金具50の一部が収容される。このため、絶縁体10は、貫通孔11内において中心電極20を保持する。絶縁体10は、先端側の約半分が後述する主体金具30の軸孔38に収容され、後端側の約半分が軸孔38から露呈している。絶縁体10は、アルミナ等のセラミック材料を焼成して形成された絶縁碍子により構成されている。
絶縁体10は、大径部14と、係止部15と、小径部16と、段部17と、を有する。大径部14は、絶縁体10において軸線方向ADの後端側に位置している。大径部14における貫通孔11の径は、略一定に形成されている。係止部15は、大径部14の先端側において、軸線方向ADに沿って先端側に向かうにつれて外径が小さく形成されている。小径部16は、大径部14よりも軸線方向ADの先端側に位置している。小径部16における貫通孔11の径は、大径部14における貫通孔11の径よりも小さい。小径部16の貫通孔11には、後述する中心電極20の脚部21の一部が収容される。
図2は、段部17および鍔部22の周辺を拡大して模式的に示す断面模式図である。図2では、軸線CAを含む断面を示している。段部17は、軸線方向ADにおいて、大径部14と小径部16との間に位置し、大径部14と小径部16とを接続している。本実施形態の段部17は、軸線方向ADに沿って先端側に向かうにつれて貫通孔11の径が小さく形成されている。換言すると、段部17は、貫通孔11において径方向内側に向かって張り出して形成されている。段部17は、中心電極20の接続部24を支持する。
図1および図2に示す中心電極20は、軸線方向ADに延びる棒状の電極である。中心電極20は、絶縁体10の貫通孔11内に保持されている。中心電極20は、脚部21と、鍔部22と、接続部24とを有する。
図1に示すように、脚部21は、軸線方向ADに延びて形成されており、先端側の一部が貫通孔11から露呈している。脚部21の先端側の端部には、例えばイリジウム合金等によって形成された貴金属チップが接合されていてもよい。
図2に示すように、鍔部22は、脚部21よりも後端側に位置するとともに、脚部21よりも径方向外側に突出して形成されている。換言すると、鍔部22は、中心電極20の後端側の端部において、径方向外側に向かって張り出して形成されている。本実施形態において、鍔部22の外径は、略一定に形成されている。
接続部24は、脚部21と鍔部22とを接続している。接続部24は、絶縁体10の段部17に当接している。これにより、中心電極20は、絶縁体10の貫通孔11内において位置決めされる。本実施形態の接続部24は、先端側に向かうにつれて外径が次第に縮径したテーパ形状を有する。
本実施形態の中心電極20は、熱伝導性に優れる芯材25が電極部材26の内側に埋設されて形成されている。本実施形態において、芯材25は、銅を主成分とする合金により形成されており、電極部材26は、ニッケルを主成分とするニッケル合金により形成されている。
図1に示すように、絶縁体10の貫通孔11内の先端側には、中心電極20の一部が挿入され、絶縁体10の貫通孔11内の後端側には、端子金具50の一部が挿入されている。絶縁体10の貫通孔11内において、中心電極20と端子金具50との間には、先端側から後端側へと向かって順番に、先端側シール材61と、抵抗体62と、後端側シール材63とが配置されている。このため、中心電極20は、後端側において、先端側シール材61と、抵抗体62と、後端側シール材63とを介して、端子金具50と電気的に接続されている。
抵抗体62は、セラミック粉末と導電材とガラスと接着剤とを材料として形成されている。抵抗体62は、端子金具50と中心電極20との間における電気抵抗として機能することにより、火花放電を発生させる際のノイズの発生を抑制する。先端側シール材61と後端側シール材63とは、それぞれ導電性のガラス粉末を材料として形成されている。本実施形態において、先端側シール材61および後端側シール材63は、銅粉末とホウケイ酸カルシウムガラス粉末とを混合した粉末を材料として形成されている。先端側シール材61は、鍔部22と絶縁体10と抵抗体62とに接触し、これらの部材を互いに固着させている。後端側シール材63は、抵抗体62と絶縁体10と端子金具50とに接触し、これらの部材を固着させている。
図1に示すように、主体金具30は、軸線方向ADに沿って軸孔38が形成された略筒状の外観形状を有し、軸孔38内において絶縁体10を保持する。より具体的には、主体金具30は、絶縁体10の大径部14の一部から小径部16に亘る部位を包囲して保持する。主体金具30は、例えば、低炭素鋼により形成され、ニッケルめっきや亜鉛めっき等のめっき処理が全体に施されている。
主体金具30は、工具係合部31と、雄ネジ部32と、座部33と、突出部34と、加締部35と、圧縮変形部36とを備える。
工具係合部31は、スパークプラグ100をエンジンヘッド90に取り付ける際に、図示しない工具と係合する。雄ネジ部32は、主体金具30の先端部において外周面にねじ山が形成されており、エンジンヘッド90の雌ネジ部93にねじ込まれる。座部33は、雄ネジ部32の後端側に連なって鍔状に形成されている。座部33とエンジンヘッド90との間には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット65が嵌挿されている。突出部34は、雄ネジ部32の内周面において、径方向内側に突出して形成されている。突出部34には、絶縁体10の係止部15が後端側から当接している。このため、突出部34は、軸孔38に挿入される絶縁体10を支持する。突出部34と係止部15との間には、図示しない環状の板パッキンが配置されている。
加締部35は、工具係合部31よりも後端側において、肉厚が薄く形成されている。圧縮変形部36は、工具係合部31と座部33との間において、肉厚が薄く形成されている。軸線方向ADにおいて工具係合部31から加締部35にかけて、主体金具30の軸孔38と絶縁体10の大径部14の外周面との間には、円環状のリング部材66,67が介在されており、リング部材66,67間にはタルク69の粉末が充填されている。後述するように、主体金具30は、加締部35において加締められることにより、絶縁体10に組み付けられる。
接地電極40は、屈曲した棒状の金属製部材により形成されている。接地電極40は、中心電極20と同様に、ニッケルを主成分とするニッケル合金により形成されている。接地電極40の一端は、主体金具30の先端面37に固定されており、接地電極40の他端は、中心電極20の先端部と対向するように屈曲している。接地電極40において、中心電極20の先端部と対向する部分には、電極チップ42が設けられている。電極チップ42と中心電極20の先端部との間には、火花放電のための隙間G1が形成されている。なお、隙間G1は、放電ギャップまたは火花ギャップとも呼ばれる。
端子金具50は、スパークプラグ100の後端側の端部に設けられている。端子金具50の先端側は、絶縁体10の貫通孔11に収容され、端子金具50の後端側は、貫通孔11から露呈している。端子金具50には、図示しない高圧ケーブルが接続され、高電圧が印加される。この印加により、隙間G1に火花放電が発生する。隙間G1に発生した火花放電は、燃焼室95における混合気を着火させる。
本実施形態において、先端側シール材61は、本開示におけるシール材に相当する。また、先端側は、本開示における軸線方向先端側に相当し、後端側は、本開示における軸線方向後端側に相当する。
スパークプラグ100の製造方法について、以下に説明する。
まず、絶縁体10の貫通孔11に、後端側から中心電極20を挿入する。その後、先端側シール材61の材料粉末を、後端側から貫通孔11に充填して圧縮する(以下、「シール材充填工程」とも呼ぶ)。その後、抵抗体62の材料を後端側から貫通孔11に充填して圧縮し、さらに、後端側シール材63の材料粉末を後端側から貫通孔11に充填して圧縮する。上記の各圧縮は、例えば、貫通孔11に棒状の治具を挿入して押圧することによって実行してもよい。その後、端子金具50の先端側の端部を貫通孔11に挿入し、絶縁体10全体を加熱しながら端子金具50側から所定の圧力を加えて圧縮する(以下、「加熱圧縮工程」とも呼ぶ)。加熱圧縮工程により、貫通孔11に充填された各材料は、圧縮および焼成される。これにより、貫通孔11内に、先端側シール材61と、抵抗体62と、後端側シール材63とが形成される。以上により、中心電極20が絶縁体10に固着される。
そして、主体金具30の軸孔38に、中心電極20が固着された絶縁体10を、後端側から挿入する。その後、主体金具30の加締部35を加締めることにより、主体金具30と絶縁体10とを固定する。このとき、主体金具30の加締部35を径方向内側に折り曲げるようにして先端側に押圧することにより、圧縮変形部36が圧縮変形する。圧縮変形部36の圧縮変形により、リング部材66,67およびタルク69を介し、絶縁体10が主体金具30内で先端側に向けて押圧される。以上により、スパークプラグ100は完成する。
図2に示すように、本実施形態の中心電極20は、鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有さない。本実施形態において、「縮径された部位を有さない」とは、軸線CAを含む断面における鍔部22の半径の最大値をD1とし、軸線CAを含む断面における鍔部22の半径の最小値をD2とすると、鍔部22の半径の最大値D1を100%とした場合に、鍔部22の半径の最小値D2との差が6%以内に収まっていることを意味している。すなわち、本実施形態の中心電極20は、下記式(1)を満たす。
(D1−D2)/D1≦0.06 式(1)
図3は、中心電極20の重心29を説明するための模式図である。図3は、軸線CAに垂直な方向から見た中心電極20の外観構成を模式的に示している。図3では、説明の便宜上、軸線CAを一点鎖線で示し、軸線CA上に位置する中心電極20の重心29を図示している。本実施形態において、重心29は、軸線方向ADにおいて鍔部22および接続部24よりも先端側に位置している。なお、重心29の位置は、中心電極20の脚部21に糸を結びつけ、かかる糸によって中心電極20を鉛直上方向から吊るした場合に、軸線CAが水平方向と平行に釣り合うときの軸線方向ADにおける糸の位置から求めることができる。
本実施形態の中心電極20は、軸線CAを含む断面における中心電極20の軸線方向ADに沿った寸法をL1とし、接続部24と脚部21との境界28から中心電極20の重心29までの軸線方向ADに沿った寸法をL2とすると、下記式(2)を満たす。
L2/L1≦0.30 式(2)
本実施形態において、接続部24と脚部21との境界28とは、接続部24の先端と脚部21の後端との境界を意味している。接続部24と脚部21とが曲面状に接続されている構成の場合、境界28は、軸線CAを含む断面において接続部24を延長した直線と脚部21を延長した直線とが交わる点(仮想点)に相当する。
上記式(2)における寸法L1は、中心電極20の軸線方向ADに沿った全長の寸法に相当する。また、上記式(2)を満たすことは、換言すると、中心電極20の軸線方向ADに沿った寸法L1を100%とした場合に、境界28から重心29までの軸線方向ADに沿った寸法L2が30%以内に収まっていることに相当する。本実施形態の中心電極20は、上記式(2)を満たすことにより、軸線方向ADにおいて、接続部24の位置に対して重心29の位置が先端側に向かって過度に離れてしまうことが抑制されている。
ここで、中心電極20は、図2に示すように、絶縁体10の段部17に接続部24が当接して支持されるとともに、貫通孔11内に充填されて鍔部22と絶縁体10とに接触する先端側シール材61によって、絶縁体10に固着されている。そのうえで、上述のように、本実施形態の中心電極20は、鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有さない、すなわち、上記式(1)を満たしている。このため、鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有する構成、すなわち上記式(1)を満たさないスパークプラグと比較して、鍔部22が先端側シール材61と接触する表面積が小さくなる。したがって、中心電極20の重心29が接続部24および鍔部22の形成位置から先端側に向かって過度に離れた構成の場合、図1に示すようにスパークプラグ100がエンジンヘッド90に取り付けられて使用される際に、重心29から鍔部22までの距離が長いので、エンジンの振動等に起因して鍔部22が大きく振れ、それによって先端側シール材61が変形して中心電極20の緩みが発生するおそれがある。しかしながら、本実施形態のスパークプラグ100によれば、上記式(2)を満たすので、中心電極20の重心29の位置が過度に先端側に位置することを抑制できる。このため、エンジンの振動等に起因して鍔部22が過度に振れることを抑制し、その結果として中心電極20の緩みの発生を抑制できる。
L2/L1の値は、中心電極20の緩みの発生を抑制する観点から、0.30以下であることが好ましく、0.27以下であることがより好ましく、0.25以下であることがさらに好ましい。L2/L1の値が0.25以下であることにより、中心電極20の重心29の位置を接続部24や先端側シール材61の位置により近づけることができるので、中心電極20の緩みの発生をより抑制できる。また、(i)鍔部22を構成する材料を、脚部21を構成する材料よりも比重の大きい物質とする、(ii)鍔部22の寸法を軸線方向ADに大きくする、または、(iii)鍔部22の寸法を径方向に大きくする等の方法により、重心29をより後端側に位置させてL2/L1の値を小さくできる。しかしながら、鍔部22を別部材とすると製造の工程数が増えてしまい、また、鍔部22の寸法を大きくすると静電容量が増大するという欠点がある。そこで、工程数の削減や静電容量の増大を抑制する観点から、L2/L1の値は、0以上であることが好ましく、0.1以上であることがより好ましく、0.2以上であることがさらに好ましい。L2/L1の値は、中心電極20の緩みの発生を抑制しつつ静電容量の増大を抑制する観点から、例えば、0.2以上0.27以下であってもよい。なお、本願において重心29が接続部24と脚部21との境界28より軸線方向ADに沿って後端側に位置する場合、L2の値は負の値となることとする。
図3に示すように、本実施形態の中心電極20の寸法L1は、例えば、10mm〜30mm程度であってもよい。また、本実施形態の中心電極20において、軸線方向ADに沿った鍔部22の寸法L3は、例えば、1.5mm〜3.0mm程度であってもよい。寸法L3が比較的小さく形成されることにより、静電容量の増大を抑制できるので、中心電極20の消耗を抑制できる。
L2/L1の値を0.30以下にする方法は、特に限定されるものではないが、以下のような方法を例示することができる。例えば、鍔部22の少なくとも一部を、中心電極20の構成材料よりも比重の大きい材料によって形成する方法が挙げられる。かかる方法によれば、中心電極20の外寸に変更が生じることを抑制できるので、中心電極20を除くスパークプラグ100の他の構成部材の設計変更が生じることを抑制できる。その他にも、例えば、鍔部22や接続部24の軸線方向ADに沿った寸法を大きくする方法や、鍔部22や接続部24の径方向に沿った寸法を大きくする方法等が挙げられる。
以上説明した本実施形態のスパークプラグ100によれば、上記式(2)を満たすので、上記式(1)を満たす中心電極20において、中心電極20の重心29の位置が過度に先端側に位置することを抑制できる。このため、中心電極20と絶縁体10とを固着する先端側シール材61の位置に対して、中心電極20の重心29の位置が過度に離れることを抑制できるので、エンジンの振動等に起因して中心電極20の緩みが発生することを抑制できる。このため、上記式(1)を満たして鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有さない中心電極20を備えるスパークプラグ100において、接続部24と脚部21との境界28周辺において中心電極20に亀裂が生じることを抑制できる。したがって、鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有さない中心電極20を備えるスパークプラグ100の性能低下を抑制できる。
また、上記式(1)を満たす、すなわち、鍔部22よりも後端側において鍔部22よりも縮径された部位を有さないので、軸線方向ADに沿った鍔部22の寸法L3を小さくできる。このため、静電容量の増大を抑制できるので、中心電極20の消耗を抑制できる。したがって、本実施形態のスパークプラグ100によれば、上記式(1)を満たし、かつ、上記式(2)を満たすので、静電容量の増大を抑制しつつ、中心電極20の緩みの発生を抑制できる。
B.実施例:
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<試料>
実施例1として、上記式(1)と上記式(2)とを満たす中心電極20を備えるスパークプラグ100を作製した。実施例1のスパークプラグ100における上記式(2)のL2/L1の値は、0.250であった。実施例2として、上記式(1)と上記式(2)とを満たす中心電極20を備えるスパークプラグ100を作製した。実施例2のスパークプラグ100における上記式(2)のL2/L1の値は、0.274であった。
比較例1として、上記式(1)を満たし、かつ、上記式(2)を満たさない中心電極を備えるスパークプラグを作製した。比較例1のスパークプラグにおける上記式(2)のL2/L1の値は、0.351であった。また、比較例2、3として、上記式(1)を満たさない中心電極を備えるスパークプラグを作製した。
図4は、比較例2における中心電極120の構成を模式的に示す断面図である。図4では、図2と同様の断面において、鍔部122の周辺を拡大して示している。比較例2のスパークプラグが備える中心電極120は、鍔部122よりも後端側において鍔部122よりも縮径された縮径部126を有する。このような構成により、比較例2の中心電極120は、上記式(1)を満たさない。また、比較例2の中心電極120において、接続部124と脚部121との境界128よりも後端側の寸法は、図2に示すような実施例1、2の中心電極20における接続部24と脚部21との境界28よりも後端側の寸法と比較して大きい。なお、比較例3の中心電極は、比較例2の中心電極120と同様の外観構成を有する。
<耐衝撃性試験>
実施例1、2のスパークプラグ100および比較例1〜3のスパークプラグに対して、耐衝撃性試験を実施した。耐衝撃性試験は、実施例、比較例いずれも、各4本のサンプルを用いて行なった。耐衝撃性試験は、「JIS B 8031:7.4 耐衝撃性試験」に記載の方法に準じて行ない、衝程22(+1/0)mmの振動振幅の衝撃を、毎分400(+20/0)回の割合で10(+1/0)分間加えた。試験後のサンプルに対して、中心電極20、122の緩みの度合いを評価した。また、試験時間を20分〜60分に変更した以外は同様な方法により耐衝撃性試験を行ない、試験後のサンプルに対して、中心電極20、120の緩みの度合いを評価した。評価基準を以下に示す。
A:極めて良好である(緩みの発生がない)
B:良好である(緩みの発生が少ない)
C:良好でない(緩みの発生が多い)
耐衝撃性試験の結果と評価結果とを、以下の表に示す。
Figure 0006910496
表1から、以下のことがわかる。すなわち、上記式(1)および上記式(2)を満たす実施例1、2のスパークプラグ100は、上記式(1)を満たし、かつ、上記式(2)を満たさない比較例1のスパークプラグと比較して、耐衝撃試験後の中心電極20の緩みの発生が少なく、良好な結果が得られた。
より具体的には、実施例1のスパークプラグ100は、60分間の耐衝撃性試験において中心電極20の緩みが1本も認められなかったことから、評価結果がAだった。また、実施例2のスパークプラグ100は、30分間の耐衝撃性試験において中心電極20の緩みが1本も認められず、また、60分間の耐衝撃性試験においても中心電極20の緩みが1本しか認められなかったことから、評価結果がBだった。実施例1と実施例2との比較により、L2/L1の値が小さいほど中心電極20の緩みの発生を抑制できることがわかる。
これに対し、比較例1のスパークプラグは、10分間の耐衝撃性試験において全てのサンプルにおいて中心電極の緩みが発生したことから、評価結果がCだった。なお、上記式(1)を満たさない比較例2、3のスパークプラグは、評価結果がいずれもAだったが、図4に示すように、鍔部122の寸法が、実施例1、2における鍔部22の寸法L3と比較して大きいので、静電容量の増大を抑制できない。
C.他の実施形態:
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
上記実施形態のスパークプラグ100の構成は、あくまで一例であり、種々変更可能である。例えば、接続部24は、先端側に向かうにつれて外径が次第に縮径したテーパ形状を有していたが、軸線方向ADと略垂直な方向に沿って形成されていてもよい。また、例えば、段部17は、軸線方向ADに沿って先端側に向かうにつれて貫通孔11の径が小さく形成されていたが、軸線方向ADと略垂直な方向に沿って形成されていてもよい。このような構成によっても、上記実施形態と同様な効果を奏する。
10…絶縁体、11…貫通孔、14…大径部、15…係止部、16…小径部、17…段部、20…中心電極、21…脚部、22…鍔部、24…接続部、25…芯材、26…電極部材、28…境界、29…重心、30…主体金具、31…工具係合部、32…雄ネジ部、33…座部、34…突出部、35…加締部、36…圧縮変形部、37…先端面、38…軸孔、40…接地電極、42…電極チップ、50…端子金具、61…先端側シール材(シール材)、62…抵抗体、63…後端側シール材、65…ガスケット、66,67…リング部材、69…タルク、90…エンジンヘッド、93…雌ネジ部、95…燃焼室、100…スパークプラグ、120…中心電極、121…脚部、122…鍔部、124…接続部、126…縮径部、128…境界、AD…軸線方向、CA…軸線、G1…隙間

Claims (2)

  1. 軸線に沿った軸線方向に延びる脚部と、前記脚部よりも前記軸線方向後端側に位置するとともに前記脚部よりも径方向外側に突出して形成された鍔部と、前記脚部と前記鍔部とを接続する接続部と、を有する中心電極と、
    前記軸線方向に沿って貫通孔が形成され、前記貫通孔内において前記中心電極を保持する絶縁体と、
    前記貫通孔内に充填され、前記鍔部と前記絶縁体とを固着させるシール材と、
    を備えるスパークプラグであって、
    前記絶縁体は、
    前記軸線方向後端側に位置する大径部と、
    前記大径部よりも前記軸線方向先端側に位置し、前記貫通孔の径が前記大径部よりも小さい小径部と、
    前記大径部の前記貫通孔と前記小径部の前記貫通孔とを接続するとともに前記接続部を支持する段部と、
    を有し、
    前記中心電極は、
    前記軸線を含む断面における前記鍔部の半径の最大値D1と、前記断面における前記鍔部の半径の最小値D2とが、(D1−D2)/D1≦0.06を満たし、
    前記断面における前記軸線方向に沿った寸法L1と、前記接続部と前記脚部との境界から重心までの前記軸線方向に沿った寸法L2とが、L2/L1≦0.30を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極は、前記寸法L1と前記寸法L2とが、L2/L1≦0.25を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
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