JP6909691B2 - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池モジュールに関する。特に、原料ガスを改質して得られた燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電する固体酸化物形燃料電池装置の燃料電池モジュールに関する。
固体酸化物形燃料電池装置(Solid Oxide Fuel Cell:以下「SOFC」とも言う)は、電解質として酸化物イオン導電性固体電解質を用い、その両側に電極を取り付けた燃料電池セルを複数モジュール容器内に配設し、その燃料電池セルの一方の電極(燃料極)に燃料ガスを供給し、他方の電極(空気極)に酸化剤ガス(空気、酸素等)を供給することで発電反応により発電する電力を取り出す装置であり、高分子電解質形燃料電池装置等の他の燃料電池装置に対して、例えば700〜1000℃程度の比較的高温で動作する。
このような固体酸化物形燃料電池装置に用いる燃料電池セルとして、特許文献1に記載の扁平円筒型セル、特許文献2に記載の円筒型単セルや、特許文献3に記載の円筒横縞型などが知られている。
ところで、このような固体酸化物形燃料電池装置として、供給する燃料ガスの燃料電池セルにおける高い燃料利用率(Uf)と、高い発電効率が求められている。そこで燃料利用率及び発電効率の向上のため、特許文献4や特許文献5に記載のような燃料電池セル配列を2つのセル群に分割して燃料ガスのカスケード利用を促進した、二段構成のカスケード型燃料電池が提案されている。
特開2015−082389号公報 特許5234554号公報 特開平7−130385号公報 特開2016−100136号公報 特開2016−100138号公報
しかし、このような二段構成のカスケード型燃料電池を従来の筒状の燃料電池セルを用いた燃料電池スタックおよび燃料電池装置に適用しようとすると、装置構成が複雑となり燃料電池装置の小型化が阻害されるなど、容易に構成することが難しい。
特に、1次側のセル群の燃料電池セルと2次側のセル群の燃料電池セルとは、発熱量が異なるため、互いに熱影響を受けてしまう。このような熱影響を受けると燃料電池セルにおける温度バランスが不均一になり劣化のおそれがある。さらに、2次側のセル群の上方にオフガスを燃焼させる燃焼部を設けると、1次側のセル群の上端を固定する部位に燃焼部の熱が作用し、固定部の劣化のおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、装置の煩雑化を抑制し小型化にも適用できる簡易な構成で、柱状の燃料電池セルを用いた二段構成のカスケード型の燃料電池モジュールを提供することを目的としている。
特に、1次側のセル群と2次側のセル群との熱影響を抑制し、さらに、燃焼部の熱による1次側のセル群の上端の固定部の劣化を抑止できる燃料電池モジュールを提供することを目的としている。
本発明の燃料電池モジュールは、内部に長手方向に延びるガス流路を有する複数の柱状の燃料電池セルを並置してなる第1のセルスタック及び第2のセルスタックが水平方向に並べて配置されたセル群と、第1のセルスタックの上方に接続され、第1のセルスタックのそれぞれの燃料電池セルに燃料ガスを供給するための第1のマニホールドと、第1のセルスタックから排出された燃料ガスを回収するとともに、第2のセルスタックのそれぞれの燃料電池セルに回収した燃料ガスを供給するための第2のマニホールドと、第2のセルスタックの上方に設けられ、第2のセルスタックから排出されたガスを燃焼する燃焼部と、を備えた燃料電池モジュールであって、第1のセルスタック及び第2のセルスタックは、それぞれ複数の燃料電池セルが一列に配列されて構成されており、第1のセルスタック及び第2のセルスタックは、複数の燃料電池セルの配列方向が平行になるように配置されており、第1のセルスタックと第1のマニホールドとの接続部、及び、燃焼部の間には、互いの温度影響を低減するための仕切り板が設けられていることを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、第1のセルスタックで使用された燃料ガスが第2のセルスタックに流れ込み、さらに消費される構成となるため、燃料利用率を高めることができる。またセルの配列を大きく変更することなく二段階に燃料ガスを消費させることが可能となるため、発電効率が高く、製造が容易な燃料電池スタックを提供することができる。
また、第1のセルスタックと第2のセルスタックとの間に仕切り板が設けられているため、第1のセルスタックと第2のセルスタックとの間の熱影響を抑制することができるとともに、燃焼部の熱による第1のセルスタックと第1のマニホールドとの接続部の破損を防止できる。
本発明において、好ましくは、仕切り板には、空気が流通する中空の空気流通路と、空気流通路から第1のセルスタック及び第2のセルスタックに空気を噴出させる空気噴出孔とが形成されている。
上記構成の本発明によれば、燃料電池装置に必須の空気供給管と仕切り板とを共用することができるため、装置を小型化できる。さらに、仕切り板内に空気層が形成されるため、仕切り板の熱遮断性能を向上することができる。また空気噴出孔は、複数の開孔や一続きのスリット状の開孔など形状や配置の設計により、空気の噴出量を任意に調整することができる。
本発明において、好ましくは、仕切り板に形成された空気噴出孔は、第2のセルスタックに向けて噴出される空気の噴出量が、第1のセルスタックに向けて噴出される空気の噴出量よりも多くなるように構成されている。
上記構成の本発明によれば、第2のセルスタックに向けて大量の空気が噴出されるため、第2のセルスタックにおける発電効率を積極的に向上することができる。
本発明において、好ましくは、空気噴出孔は、少なくとも仕切り板の下端、及び、第2のセルスタック側の表面に形成されている。
上記構成の本発明によれば、簡易な構成により、第2のセルスタックに向けて大量の空気を噴出させることができる。
本発明において、好ましくは、空気噴出孔は、仕切り板の第1のセルスタック側の表面にも形成され、仕切り板の第2のセルスタック側の表面に形成された空気噴出孔の総開口面積が、仕切り板の第1のセルスタック側の表面に形成された空気噴出孔の総開口面積よりも大きい。
上記構成の本発明によれば、第1のセルスタックにも空気を噴出することにより、第1のセルスタックにおける発電効率を向上するとともに、第2のセルスタックの発電効率をそれ以上に向上することができる。
本発明において、好ましくは、仕切り板の第2のセルスタック側の表面には、燃焼部に向けて空気噴出孔が形成されている。
上記の構成の本発明によれば、燃焼部に向けて空気が噴出されるため、燃焼部において確実に完全燃焼を実現できる。
本発明において、好ましくは、仕切り板には、燃焼部よりも上方の位置に、第1のセルスタック側の表面から第2のセルスタック側の表面まで到達する貫通孔が形成されている。
燃焼部よりも上方の位置では、第1のセルスタック側と第2のセルスタック側とで排ガスに温度ムラが生じやすい。排ガスにより発電用空気を加熱する場合には、排ガスに温度ムラがないことが好ましい。これに対して、上記構成の本発明によれば、燃焼部の上方で第1のセルスタック側と第2のセルスタック側とで排ガスが流通するため、排ガスの温度ムラを抑えることができる。
本発明において、好ましくは、仕切り板には、燃焼部よりも下方の位置に、第1のセルスタック側の表面から第2のセルスタック側の表面まで到達する貫通孔が形成されている。
仕切り板を設けることにより、第1のセルスタックと第2のセルスタックとの間の熱影響は低減できるものの、このような場合に、一方のセルスタック側の温度が下がってしまい、発電効率が低下するおそれがある。これに対して、上記構成の本発明によれば、貫通孔を介して空気が流通することにより、一方のセルスタック側の温度が下がってしまうことを抑止できる。
本発明によれば、装置の煩雑化を抑制し小型化にも適用できる簡易な構成で、柱状の燃料電池セルを用いた二段構成のカスケード型の燃料電池モジュールを提供することができる。特に、1次側のセル群と2次側のセル群との熱影響を抑制し、さらに、燃焼部の熱による1次側のセル群の上端の固定部の劣化を抑止することができる燃料電池モジュールを提供することができる。
本発明の燃料電池スタックの基本構成を説明するための側面図である。 本発明の燃料電池スタックの燃料消費を説明する図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第1のセルスタック側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第2のセルスタック側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第1のセルスタック側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第2のセルスタック側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの上面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを構成する第1のセルスタックの部分水平断面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの鉛直断面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの第1のマニホールドの鉛直断面図である。 本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの第1のセルスタックの燃料電池セルの下端と第2のマニホールドの接続部の拡大断面図である。 本発明の第2実施形態による燃料電池セルを示す図である。 本発明の第2実施形態による燃料電池セルを示す図である。
以下では、本明細書に開示する発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明から、当業者にとって、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、以下の説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更することができる。
まず、本発明の基本構成について説明する。図1は本発明の燃料電池スタック100の基本構成を説明するための側面図である。図1に示すように、燃料電池スタック100は、ガス流路が内部に設けられた複数の柱状のセル1と、マニホールド2bと、マニホールド2aとから構成される。セル1は、一端側(図1においては下端側)を一つのマニホールド2bにすべて立設して支持固定されている。ここで複数のセル1は、他端側(図1においては上端側)にマニホールド2aが設置され、このマニホールド2aに固定されるセル群10aと、マニホールド2aとは接続されずに他端側が開放されているセル群10bとに分かれて構成される。複数のセル1は、電気的に直列になるようにそれぞれが接続されている(図示せず)。
マニホールド2aの内部に燃料ガスが供給されると、セル群10aを他端側から一端側に燃料ガスが流通し、マニホールド2b内へ流れ込んだ燃料ガスはマニホールド2b内で分散され、セル群10bの一端側から他端側に向かって流れた後に、セル群10bの他端側から燃料電池スタック100の外部へ排出される。
ここで燃料の消費について、図2(A)及び図2(B)を用いて説明する。
燃料ガスを図2(A)に記載のように、セル群10a及びセル群10bとの二段階で消費させて発電する場合、マニホールド2aに供給される改質ガスを含む燃料ガスを100とし、セル群10aで消費される量を40とすると、セル群10aは40÷100=0.4と計算されるから燃料利用率(Uf)は40%となる。さらに、セル群10aから排出される未使用の燃料ガスは60であり、これがセル群10bに供給される。セル群10bで消費される量をセル群10aと同じ40とすると、セル群10bにおける燃料利用率は、40÷60=0.667・・・であるから、燃料利用率は約67%となる。
これに対して二段階で発電しない場合、すなわち一段階で発電する場合は、同様に燃料を100とし、セル群で消費される量を一段階で消費するので80とすると、80÷100=0.8と計算され、燃料利用率Ufは80%となる。
燃料利用率が80%以上になると、水蒸気分圧が高くなりすぎることでセルの起電力が低下してしまう。すなわち、ネルンストロスの影響を受けるので電位が低下傾向を示し、発電効率が下がってしまう。また燃料利用率が高くなりすぎると、セルの電極の酸化に対するリスクが高まり、セルの耐久性が悪化する。
以上の点から、複数のセルを二段階となるようにセル群10a及びセル群10bとで構成して発電反応させることにより、各セル群については燃料利用率を低く維持するとともに、燃料電池スタック全体としては燃料利用率(すなわち発電効率)を高くすることができる。
なお本明細書において、燃料ガスのカスケード利用を実現するために二段構成に分離したセル群のうち上流側のセル群10aを、「1段目セル群」、「第1のセルスタック」、又は「1次側セル群」とよび、下流側のセル群10bを「2段目セル群」、「第2のセルスタック」又は「2次側セル群」とよぶ場合があるが、いずれも同義である。
以上のように、他端側のマニホールドから燃料ガスを流入させ、一端側のマニホールドで未使用ガスを集約し、開放側のセル群へ供給するとのセル群の二段構成とすることで、複数のセルの配列、セルどうしの電気的な直列接続、発電用空気の流動等を大きく制限または阻害することなく、且つ、上流側と下流側とのセルの本数の簡易な調整によって、従来の燃料電池モジュールの構造をそのまま適用することが可能である燃料利用率の高い燃料電池スタックを提供することができる。
また、燃料電池スタックから排出されるオフガスを燃焼する燃焼領域に改質器や蒸発器を配置することで、従来の燃料電池モジュールと同等の配置構成を適用することができる。このため、1kw程度の出力性能をもつ小型の燃料電池装置にも対応でき、高効率且つ高耐久な燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを説明する。図3は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第1のセルスタック側から見た斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第2のセルスタック側から見た斜視図である。図5は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第1のセルスタック側から見た側面図である。図6は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを示す第2のセルスタック側から見た側面図である。図7は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの上面図である。図8は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを構成する第1のセルスタックの部分水平断面図である。図9は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの鉛直断面図である。図10は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの第1のマニホールドの鉛直断面図である。図11は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの第1のセルスタックの燃料電池セルの下端と第2のマニホールドの接続部の拡大断面図である。なお、図4〜図6では仕切り板を省略している。
図3〜図9に示すように、燃料電池モジュール100は、第1のセルスタック10aと、複数の柱状の燃料電池セル1により構成された第2のセルスタック10bと、第1のセルスタック10aの上方に設けられた第1のマニホールド2aと、第1のセルスタック10a及び第2のセルスタック10bの下方に設けられたマニホールド2bと、第2のセルスタック10bの上方に設けられ、改質触媒が充填された改質部Bを有する改質器12と、から構成される。改質器12と第1のマニホールド2aとは接続部14を介して流体接続されている。また、第1のセルスタック10aと、第2のセルスタック10bとの間には、仕切り板60が設けられている。図9に示すように、燃料電池モジュール100は断熱材90により包囲されている。断熱材90の外周には内側ハウジング92が設けられており、さらに、内側ハウジング92の外周には外側ハウジング94が取り付けらえている。内側ハウジング92と断熱材90との間には排ガス流路96が形成されている。また、内側ハウジング92と外側ハウジング94との間には空気流路98が形成されている。仕切り板60の上端は内側ハウジング92に接続されている。内側ハウジング92の下面に排ガス流路96と連通し、外側ハウジング94の外部まで延びる排ガス排出孔92aが形成されている。また、外側ハウジング94の下面には、空気流路98と連通し、外側ハウジング94の外部まで延びる空気流入孔(図示せず)が形成されている。
第1のセルスタック10aは、内部に軸方向に延びるガス流路が形成された複数の柱状の燃料電池セル1aが水平方向(横方向)に一列に配列されてなる。また、第2のセルスタック10bも、第1のセルスタック10aと同様に、内部に軸方向に延びるガス流路が形成された複数の柱状の燃料電池セル1bが水平方向(横方向)に一列に配列されてなる。
第1のセルスタック10aを構成するそれぞれの燃料電池セル1aの上端は、第1のマニホールド2aに流体接続されている。また、第1のセルスタック10aを構成するそれぞれの燃料電池セル1aの下端は、第2のマニホールド2bの短辺方向一側に流体接続されている。第2のセルスタック10bを構成するそれぞれの燃料電池セル1bの下端は、第2のマニホールド2bの短辺方向他側に流体接続されている。第2のセルスタック10bを構成するそれぞれの燃料電池セル1bの上端は開放されており、第2のセルスタック10の上端と、改質器12との間には、第2のセルスタック10bから放出されたガスが燃焼される燃焼部18が形成されている。
改質器12には、原料ガス及び水(又は水蒸気)が供給される。改質器12は、燃焼部18の熱により供給された燃料ガスを、水素を含む燃料ガスに改質する。改質器12により改質された燃料ガスは、接続部14を介して第1のマニホールド2aに供給される。第1のマニホールド2aに供給された燃料ガスは、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aに送られ、燃料電池セル1aの内部流路に下方に向かって流れる。この際、第1のセルスタック10aの燃料電池セル1aにより発電がおこなわれる。
第1のセルスタック10aの燃料電池セル1aから排出された燃料ガスは、第2のマニホールド2bにより回収される。第2のマニホールド2bにより回収された燃料ガスは、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの内部流路に供給され、内部流路を上方に向かって流れる。この際、第2のセルスタック10bの燃料電池セル1bにより発電がおこなわれる。
第2のセルスタック10bの燃料電池セル1bを通過した燃料ガスは、第2のセルスタック10bの上方の燃焼部18に排出される。そして、燃焼部18に排出された発電に使用されなかった燃料ガスは着火され燃焼される。なお、本実施形態では、セル群は1つの第1のセルスタック10aと、1つの第2のセルスタック10bのみを含んで構成されている。しかしながら、第1のセルスタックを2つ以上設けてもよく、第2のセルスタックを2つ以上設けてもよく、第2のセルスタックの下流に第3のセルスタックを設けてもよい。
図8に示すように、第1のセルスタック10aは、複数の燃料電池セル1aが一列に間隔をあけて並置されており、隣接する燃料電池セル1aの間に集電部材30が配置されて構成されている。これにより、複数の燃料電池セル1aは直列に電気的に接続されている。また、第1のセルスタック10aの最も外側に位置する燃料電池セル1aに端部集電部材30aが接着されている。また、これと同様に、第2のセルスタック10bの最も外側に位置する燃料電池セル1bに端部集電部材30bが接着されている。燃料電池モジュール100の一方の側において、第1のセルスタック10aの端部集電部材30aは、第2のセルスタック10bの端部集電部材30bと連結集電部材32を介して接続されている。これにより、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aと、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bとは直列接続される。そして、燃料電池モジュール100の他方の側の第1のセルスタック10aの端部集電部材30aと、第2のセルスタック10bの端部集電部材30bとから発電された電流が取り出される。なお、本実施形態では、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aと、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bとは直列接続されているが、並列接続とすることも可能である。
各燃料電池セル1aの内部には、一端から他端へ貫通するガス流路が形成されている。
燃料電池セル1aは、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持基板34と、支持基板34の一方の平坦面上に形成された燃料側電極層36と、燃料側電極層36の外面に形成された固体電解質層38と、固体電解質層38の外面に形成された空気側電極層40と、からなる。また、燃料電池セル1aの他方の平坦面上にはインターコネクタ42が設けられている。
支持基板34の内部には、軸方向に燃料ガスを流すためのガス流路34Aが両端部の間にわたって形成されている。インターコネクタ42の外面にはP型半導体層44が設けられている。インターコネクタ42は、P型半導体層44を介して、集電部材30に接続させている。
燃料側電極層36は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレードとの混合体、の少なくとも一種から形成される。
固体電解質層38は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。
空気側電極層40は、例えば、Sr、Caから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンコバルタイト、銀、などの少なくとも一種から形成される。
支持基板34としては、燃料ガスが燃料側電極層36まで透過するようにガス透過性を有するように、開口率の高い導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。なお、支持基板34の形状は柱状であれば良く、円筒状であってもよい。
P型半導体層44としては、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO3系酸化物、LaFeO3系酸化物、LaCoO3系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。
インターコネクタ11は、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO3系酸化物)等を用いることができる。
第1のセルスタック10aの構成と、第2のセルスタック10bの構成は、燃料電池セルの数と、配列された横方向長さが異なるものの、その他の構成は同一である。図3〜図6に示すように、第1のセルスタック10aと、第2のセルスタック10bとは、それぞれの燃料電池セル1a、1bの配列方向が平行になるように配置されている。図9に示すように、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの軸方向長さ(高さ)は、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの軸方向長さよりも長い。
第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの数は、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの数よりも少ない。このため、第1のセルスタック10aの燃料電池セル1aの配列方向の長さ(横方向長さ)は、第2のセルスタック10bの横方向長さよりも短い。なお、以下の説明では、この燃料電池セル1a、1bの配列方向を単に配列方向という。
第1のセルスタック10aの改質器12の上流側(図3における右手前側)の配列方向一端部の位置と、第2のセルスタック10bの改質器12の上流側の配列方向一端部の位置とは、配列方向にそろっている。これに対して、第1のセルスタック10aの配列方向他端部の位置は、第2のセルスタック10bの配列方向他端部の位置よりも配列方向内側に位置している。図5に示すように、第1のセルスタック10aの配列方向の他端部側において、第2のセルスタック10bの配列方向の他端部に相当する位置と、第1のセルスタック10aの配列方向の他端部との間には断熱材46が設けられている。
第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの上方は開放されており、第2のセルスタック10bの上方には燃焼部18が形成されている。燃焼部18では、発電に使用されなかった燃料ガスが燃焼される。
図3〜図7、図9に示すように、改質器12は、蒸発部12Aと、改質部12Bとを備える。改質器12へは、外部から原料ガスと水又は水蒸気が供給管13A,13Bを通じて供給される。蒸発部12Aは、燃焼部18の燃焼熱により水を加熱して水蒸気を生じさせる。
改質部12Bには、混合ガスを改質するための改質触媒が充填されている。改質触媒としては、アルミナの球体表面にニッケルを付与したものや、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したものが適宜用いられる。改質部12Bは、燃焼部18の燃焼熱により供給された原料ガスを水蒸気により改質して、水素を含む燃料ガスに改質する。図7に示すように、改質部12Bは、第1セルスタック10aの上方には位置せず、第2のセルスタック10bの上方のみに位置している。さらには、本実施形態では、改質器12全体が、第1セルスタック10aの上方には位置せず、第2のセルスタック10bの上方のみに覆うようにして位置している(すなわち、蒸発部12Aや周囲のフランジ等も第2のセルスタック10bの上方のみに位置している)。改質器12は底面が水平になるように保持されている。改質器12は、第1のマニホールド2a及び第2のマニホールド2bよりも上方に位置している。
図10に示すように、第1のマニホールド2aは、筐体22と、枠体24と、分配管20とを備える。筐体22は中空に構成されており、下端面に枠体24の形状と略同形状の開口22Aが形成されている。第1のマニホールド2aは筐体22の底面が水平になるように保持されている。
枠体24には、第1セルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの断面形状と略同形状の複数の開口24Aが形成されている。第1セルスタック10aを構成する全ての燃料電池セル1aの上端は、枠体24に形成された開口24Aに接続されている。枠体24は、筐体22に形成された開口22Aに取り付けられている。なお、第1のマニホールド2aの筐体22と枠体24との接続構造を含む第1のマニホールド2aと燃料電池セル1aの上端部との接続構造は、第2のマニホールド2bと燃料電池セル1aの下端部の接続構造と同様であり、後に詳述する。
分配管20の上流端部は接続部14に流体接続されており、改質された燃料ガスが供給される。分配管20には、複数の開口20Aが長手方向に間をあけて形成されている。複数の開口20Aは、上流側ほど開口面積が大きくなっている。これにより、第1のマニホールド2aの下流側端部まで燃料ガスが均等に分配され、第1セルスタック10aを構成する各燃料電池セル1aに均等に燃料ガスが供給される。すなわち、分配管20は、第1の燃料電池セル1aに均等に燃料ガスを供給するための分配機構として機能する。なお、分配機構としては、本実施形態の構成に限らず、例えば、第1のマニホールド2a内に、内部流路を塞ぐように複数の仕切り板を設け、これら複数の仕切り板に先端に向かって大きくなるような開口を設ける構成なども採用できる。
接続部14は、改質器12及び第1のマニホールド2aと継ぎ目なく一体に構成されており、互いの内部流路が流体接続されている。また、接続部14は改質器12から第1のマニホールド2aに向かって下方に向かって傾斜するような湾曲形状を有している。
図9に示すように、第2のマニホールド2bは、筐体50と、第1の枠体52と、第2の枠体54とを備える。筐体50は、下方筐体50aと上方筐体50bとが接続されてなり、内部に空間が形成されている。上方筐体50bには、幅方向両側に長手方向に延びるように第1の開口50cと、第2の開口50dとが幅方向に並ぶように平行に形成されている。また、上方筐体50bの幅方向中央には、長手方向に延びるように下方に向けて突出する突部50eが形成されている。筐体50の第1の開口50cには、第1の枠体52が取り付けられており、第2の開口50dには第2の枠体54が取り付けられている。
第1の枠体52には、第1セルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの断面形状と略同形状の複数の開口52aが形成されている。第1セルスタック10aを構成する複数の燃料電池セル1aの下端は、第1の枠体52に形成された開口52aに接続されている。また、第2の枠体54には、第2セルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの断面形状と略同形状の複数の開口54aが形成されている。第2セルスタック10bを構成する複数の燃料電池セル1bの下端は、第2の枠体54に形成された開口54aに接続されている。
図11に示すように、第2のマニホールド2bには応力吸収機構52bが形成されている。応力吸収機構52bは、第2のマニホールド2bを形成する部材のうちの、第1セルスタック10aを構成する複数の燃料電池セル1aが接続される部材である第1の枠体52に形成されている。応力吸収機構52bは、第1の枠体52の燃料電池セル1aが接続される開口52aの周囲に形成されている。応力吸収機構52bは、第1の枠体52の開口52aの周囲の部位が蛇腹形状に形成されて構成されている。また、第1の枠体52の応力吸収機構52bを形成する部位の板厚は、第2のマニホールド2bを構成する他の部位、すなわち、筐体50の板厚よりも薄くなっている。これにより、応力吸収機構52bは弾性変形可能となり、第1のマニホールド2a及び第2のマニホールド2bにより第1のセルスタック10aのそれぞれの燃料電池セル1aの両端が固定されることにより、燃料電池セル1aに生じる応力を吸収することができる。
なお、このような応力吸収機構は、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの下端と第2のマニホールド2bとの接続部のみならず、第1のセルスタック10aを構成する燃料電池セル1aの上端と第1のマニホールド2aとの接続部にも設けられている。ただし、応力吸収機構は、燃料電池セル1aと第1のマニホールド2a及び第2のマニホールド2bとの接続部の両方に設ける必要はなく、一方のみでもよい。一方のみに設ける場合には、燃料電池セル1aの上端と第1のマニホールド2aとの接続部に設けることが望ましい。
第1の枠体52は、外周縁が筐体50の第1の開口50cの縁部と重なり合うように配置され、第1の枠体52の外周縁と第1の開口50cの縁部とがガラスシール56aにより接続されている。また、第1の枠体52は、内周側の円筒状の部位の内面と燃料電池セル1aの下端部の外面とがガラスシール56bにより接続されている。
仕切り板60は、例えば、ステンレス等の耐熱性を有する中空の板材からなり、内部に空気を供給するために空気流通路60aが形成されている。仕切り板60の上端は内側ハウジング92の上面に接続されており、空気流通路60aは空気流路98と連通している。これにより、空気流通路60aには、空気流路98を介して上端から発電用空気が供給される。仕切り板60は、改質器12よりも上方の高さ位置から下端が第1のセルスタック10a及び第2のセルスタック10bの下端部近傍まで上下方向に延びている。これにより、仕切り板60は、第1のマニホールド2aと第1のセルスタック10aとの接続部と、燃焼部18との間を仕切り、熱影響を低減することができる。
仕切り板60には、対向する表面60A、60Bの間を貫通する上部貫通孔60bと、下部貫通孔60cとが形成されている。上部貫通孔60bは、燃焼部18よりも上方の高さ位置に形成されている。また、下部貫通孔60cは、燃焼部18よりも下方であって、第1のセルスタック10a及び第2のセルスタック10bの中間の高さ位置辺りに形成されている。上部貫通孔60b及び下部貫通孔60cを通じて、第1のセルスタック10aの側の空間と、第2のセルスタック10bの側の空間とが連通している。
また、仕切り板60の下端部には下端噴出孔60dが形成されている。仕切り板60の第1のセルスタック10a側の表面60Aには、第1の空気噴出孔60eが形成されており、仕切り板60の第2のセルスタック10b側の表面60Bには、第2の空気噴出孔60fが形成されている。第1の空気噴出孔60eは、第1のセルスタック10aの下部に当たる高さ位置に形成されている。第2の空気噴出孔60fは第2のセルスタック10bの下部に当たる高さ位置に形成されている。これら第1及び第2の空気噴出孔60e、60fは複数の開口としてもよいし、単一の開口としてもよい。第2のセルスタック10b側の表面60Bに形成された第2の空気噴出孔60fの総面積は、第1のセルスタック10a側の表面60Aに形成された第1の空気噴出孔60eの総面積よりも大きくなっている。仕切り板60の空気流通路60aに供給された空気は、第1のセルスタック10aよりも第2のセルスタック10bに向けて大量に噴出される。
さらに、仕切り板60の第2のセルスタック10b側の表面60Bには、燃焼部18に向けて第3の空気噴出孔60gが形成されている。第3の空気噴出孔60gは、燃焼部18に相当する高さ位置に形成されている。これにより、仕切り板60の空気流通路60aに供給された空気は、第3の空気噴出孔60gを通じて、燃焼部18に向けて噴出される。
なお、本実施形態では、仕切り板60の対向する表面60A、60Bの両方に空気噴出孔60e、60fを設けているが、これに限らず、第2のセルスタック10b側の表面60Bのみに設けてもよい。
以下、本実施形態の燃料電池モジュール100における燃料ガス及び水(水蒸気)と、発電用空気の流れについて説明する。
原料ガス及び水(水蒸気)は、燃料電池モジュール100に供給管13A,13Bを通じて外部から改質器12に供給される。改質器12に供給された水は改質器12の蒸発部12Aにおいて燃焼部18の熱により蒸発される。そして、原料ガス及び水蒸気は改質部12Bへ送られる。原料ガス及び水蒸気は、改質部12Bにおいて燃焼部18の熱により、水素を含む燃料ガスに改質される。
改質器12において改質された燃料ガスは、接続部14を介して第1のマニホールド2aの分配管20に供給される。分配管20に供給された燃料ガスは、開口20Aを通じて筐体22内に噴出される。ここで、開口20Aは、上流側ほど開口面積が大きくなっているため、筐体22内に均一に燃料ガスが噴出される。そして、筐体22内に噴出された燃料ガスは、第1のセルスタック10aを構成するそれぞれの燃料電池セル1aの内部流路に上端から送り込まれる。燃料ガスは、燃料電池セル1aの上端から下端に向かって流通し、下端から第2のマニホールド2b内に放出される。この際、それぞれの燃料電池セル1aは発電を行う。
第2のマニホールド2bの上面には下方に突出する突部50eが形成されている。この突部50eは、流路面積を小さくする流路抵抗として機能する。このため、第2のマニホールド2bに放出された燃料ガスは、第2のマニホールド2bの上流側の室2b1において分散され、その後、下流側の室2b2に流れ込む。
室2b2に流れ込んだ燃料ガスは、第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bの内部流路に下端から送られる。燃料電池セル1bに送り込まれた燃料ガスは内部流路内を下端から上端に向かって流れる。この際、それぞれの燃料電池セル1bは発電を行う。
第2のセルスタック10bを構成する燃料電池セル1bを通過した、発電に使用されなかった燃料ガスは、燃料電池セル1bの上端から燃焼部18に放出される。燃焼部18に放出された燃料ガスは燃焼され、その際に発生する熱は改質器12を加熱するのに用いられる。
燃料ガスを燃焼部18で燃焼して発生した排ガスは上方に向かって上昇する。この際、仕切り板60に上部貫通孔60bが形成されていることにより、第1のセルスタック10a側と第2のセルスタック10b側とで排ガスが拡散され、第1のセルスタック10a側と第2のセルスタック10b側との排ガスの温度差が小さくなる。そして、排ガスは、排ガス流路96を下方に向かって流れる。この際、排ガス流路96を流れる排ガスと、空気流路98を流れる発電用空気との間で熱交換が行われ、発電用空気を加熱することができる。そして、排ガスは排ガス排出孔92aから外側ハウジング94の外部に排出される。
次に、発電用空気は、外部から空気流入孔を通じて空気流路98に送り込まれる。空気流路98内に送り込まれた空気は空気流路98を上方に向かって流れる。この際、排ガス流路96を流れる排ガスと熱交換が行われ、空気は加熱される。空気流路98の上部まで到達した空気は、仕切り板60の上端から空気流通路60aに送られる。
空気流通路60aに送り込まれた発電用空気は、第1及び第2の空気噴出孔60e、60f及び下端噴出孔60dを通じて、第1のセルスタック10a及び第2のセルスタック10bに向かって噴出される。この際、第2のセルスタック10b側の表面60Bに形成された第2の空気噴出孔60fの総面積は、第1のセルスタック10a側の表面60Aに形成された第1の空気噴出孔60eの総面積よりも大きくなっているため、第2のセルスタック10bに向かって、第1のセルスタック10aよりも大量の空気が噴出される。
ここで、仕切り板60には下部貫通孔60cが形成されているため、第1のセルスタック10a側の空気と、第2のセルスタック10b側の空気とが混ざり合う。これにより、発電用空気の温度むらが発生するのを抑制できる。
また、空気流通路60aに送り込まれた発電用空気は、第3の空気噴出孔60gから燃焼部18に向かって噴出される。これにより、燃焼部18において発電に使用されなかった燃料ガスを完全燃焼させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の作用効果が奏される。
本実施形態によれば、第1のセルスタック10aで使用された燃料ガスが第2のセルスタック10bに流れ込み、さらに消費される構成となるため、燃料利用率を高めることができる。また、燃料電池セル1a、1bの配列を大きく変更することなく二段階に燃料ガスを消費させることが可能となるため、発電効率が高く、製造が容易な燃料電池モジュールを提供することができる。
また、本実施形態によれば、第1のセルスタック10aと第2のセルスタックとの間10bとの間に仕切り板60が設けられているため、第1のセルスタック10aと第2のセルスタック10bとの間の熱影響を抑制することができるとともに、燃焼部18の熱による第1のセルスタック10aと第1のマニホールド2aとの接続部の破損を防止できる。
また、本実施形態によれば、仕切り板60に、中空の空気流通路60及び空気噴出孔60d、60e、60fが形成されている。これにより、燃料電池装置に必須の空気供給管と仕切り板とを共用することができるため、装置を小型化できる。さらに、仕切り板60内に空気層が形成されるため、仕切り板60の熱遮断性能を向上することができる。
また、本実施形態によれば、仕切り板に形成された空気噴出孔60d、60e、60fは、第2のセルスタック10bに向けて噴出される空気の噴出量が、第1のセルスタック10aに向けて噴出される空気の噴出量よりも多くなるように構成されている。これにより、第2のセルスタック10bに向けて大量の空気が噴出されるため、第2のセルスタック10bにおける発電効率を積極的に向上することができる。
また、本実施形態では、空気噴出孔60d、60fは、少なくとも仕切り板60の下端、及び、第2のセルスタック10b側の表面60Aに形成されている。このように、本実施形態によれば、簡易な構成により、第2のセルスタック10bに向けて大量の空気を噴出させることができる。
また、本実施形態では、空気噴出孔60d、60e、60fは、仕切り板60の第1のセルスタック10a側の表面60Bにも形成され、仕切り板60の第2のセルスタック10a側の表面60Aに形成された空気噴出孔60fの総開口面積が、仕切り板60の第1のセルスタック10a側の表面60Bに形成された空気噴出孔60eの総開口面積よりも大きい。このような構成の本実施形態によれば、第1のセルスタック10aにも空気を噴出することにより、第1のセルスタック10aにおける発電効率を向上するとともに、第2のセルスタック10bの発電効率をそれ以上に向上することができる。
また、本実施形態によれば、仕切り板60の第2のセルスタック10b側の表面60Aには、燃焼部18に向けて空気噴出孔60gが形成されており、これにより燃焼部18に向けて空気が噴出されるため、燃焼部18において確実に完全燃焼を実現できる。
また、本実施形態では、仕切り板60には、燃焼部18よりも上方の位置に、第1のセルスタック10a側の表面から第2のセルスタック10b側の表面まで到達する上方貫通孔60bが形成されている。燃焼部18よりも上方の位置では、第1のセルスタック10a側と第2のセルスタック10b側とで排ガスに温度ムラが生じやすいが、本実施形態のように排ガスにより発電用空気を加熱する場合には、排ガスに温度ムラがないことが好ましい。これに対して、本実施形態によれば、上記構成を備えることにより、燃焼部18の上方で第1のセルスタック10a側と第2のセルスタック10b側とで排ガスが流通するため、排ガスの温度ムラを抑えることができる。
また、本実施形態では、仕切り板60に、燃焼部18よりも下方の位置に、第1のセルスタック10a側の表面から第2のセルスタック10b側の表面まで到達する下方貫通孔60cが形成されている。仕切り板60を設けることにより、第1のセルスタック10aと第2のセルスタック10bとの間の熱影響は低減できるものの、このような場合に、一方のセルスタック側の温度が下がってしまい、発電効率が低下するおそれがある。これに対して、本実施形態によれば、上記構成を備えることにより、下方貫通孔60cを介して空気が流通することにより、一方のセルスタック側の温度が下がってしまうことを抑止できる。
次に、本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールを説明する。
まず、本発明の第2実施形態で用いる燃料電池セルについて図12及び図13を参照して説明する。
(燃料電池セル)
図12は、本発明の第2実施形態におけるセルスタックを構成するセルを示す図である。図13は、セル端部の拡大断面図である。
図12に示すように、セル1001は、セル本体1101と、このセル本体1101の両端部にそれぞれ接続された接続電極部であるキャップ1102(金属キャップともいう)とを備えている。
図13に示すように、支持体として導電支持体を有する場合のセル本体1101は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部にガス通路である燃料ガス流路1103(内部流路ともいう)を形成する円筒形の燃料極層である内側電極層1104と、内側電極層1104の外周に設けられた円筒形の固体電解質層である電解質層1105と、電解質層1105の外周に設けられた円筒形の空気極(酸化剤ガス極)層である外側電極層1106と、を備えている。この内側電極層1104は、セル本体1101を構成する支持体として機能すると共に、内部に燃料ガスが流れるガス通路を構成する多孔質体である。内側電極層1104は燃料極であり、(−)極となり、一方、外側電極層1106は、空気と接触する空気極であり、(+)極となっている。
内側電極層1104は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレードとの混合体、の少なくとも一種から形成される。本実施形態では、内側電極層1104は、Ni/YSZからなる。
なお、支持体として多孔質の絶縁性支持体を用いることもでき、この場合においては、絶縁性支持体の外側に、内側電極層として燃料極層を形成する。
電解質層1105は、内側電極層1104の外周面に沿って全周にわたって形成されており、下端は内側電極層1104の下端よりも上方で終端し、上端は内側電極層1104の上端よりも下方で終端している。電解質層1105は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。
外側電極層1106は、電解質層1105の外周面に沿って全周にわたって形成されており、下端は電解質層1105の下端よりも上方で終端し、上端は電解質層1105の上端よりも下方で終端している。外側電極層1106は、例えば、Sr、Caから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンコバルタイト、銀、などの少なくとも一種から形成される。
次に、キャップ1102について説明するが、セル本体1101の上端側と下端側に取り付けられたキャップ1102は、同一構造であるため、ここでは、セル本体1101の下端側に取り付けられたキャップ1102について具体的に説明する。
キャップ1102(金属キャップ)は、セル本体1101の上下端部をそれぞれ包囲するように設けられ、セル本体1101の内側電極層1104と電気的に接続され、内側電極層1104を外部に引き出す接続電極として機能する。図13に示すように、セル本体1101の下端に設けられたキャップ1102は、円筒状の第1円筒部1102aと、第1円筒部1102aの上端かから外方に向かって延びる円環状の円環部1102bと、円環部1102bの外周から上方に向かって延びる第2円筒部1102cとを有する。キャップ1102の第1円筒部1102aの中心部には、内側電極層1104の燃料ガス流路1103と連通する燃料ガス流路1107が形成されている。燃料ガス流路1107は、キャップ1102の中心からセル本体1101の軸線方向に延びるように設けられた細長い管路である。
キャップ1102は、フェライト系ステンレス又はオーステナイト系ステンレスからなる本体の内周面及び外周面にクロム酸化物(本実施形態では、Cr23)がコーティングされ、さらに、外周面には、MnCo24がコーティングされている。加えて、コーティングされたMnCo24層の外周面にはAg集電膜が設けられている。なお、本実施形態では、Ag集電膜は、キャップ1102の外周面全体にわたって設けられているが、一部のみに設けてもよい。
キャップ1102の第2円筒部1102cの内側と、セル本体1101の内側電極層1104の端部外周面との間の空間には銀ペースト1108が配置されている。セル1100の組み立て後に焼成することにより、銀ペースト1108が焼結され、内側電極層1104とキャップ1102が、電気的、機械的に結合される。また、キャップ1102の第2円筒部1102cの内周面と、電解質層1105の下端部外周面との間には、ガラス材料からなるガラスシール1109が設けられている。このガラスシール1109により、キャップ1102と内側電極層1104との間の空間は、セル1100の外部の空間に対して気密密封されている。
以上のように、他端側のマニホールドから燃料ガスを流入させ、一端側のマニホールドで未使用ガスを集約し、開放側のセル群へ供給するとのセル群の二段構成とすることで、複数のセルの配列、セルどうしの電気的な直列接続、発電用空気の流動等を大きく制限または阻害することなく、且つ、上流側と下流側とのセルの本数の簡易な調整によって、従来の燃料電池モジュールの構造をそのまま適用することが可能である燃料利用率の高い燃料電池スタックを提供することができる。
また、燃料電池スタックから排出されるオフガスを燃焼する燃焼領域に改質器や蒸発器を配置することで、従来の燃料電池モジュールと同等の配置構成を適用することができる。このため、1kw程度の出力性能をもつ小型の燃料電池装置にも対応でき、高効率且つ高耐久な燃料電池システムを提供することができる。
1 燃料電池セル(セル)
1a 燃料電池セル
1b 燃料電池セル
2a (第1の)マニホールド
2b (第2の)マニホールド
2b1 室
2b2 室
10a 第1のセルスタック(セル群)
10b 第2のセルスタック(セル群)
12 改質器
12A 蒸発部
12B 改質部
13A 供給管
13B 供給管
14 接続部
18 燃焼部
20 分配管
20A 開口
22 筐体
22A 開口
24 枠体
24A 開口
30 集電部材
30a 端部集電部材
30b 端部集電部材
32 連結集電部材
34 導電性支持基板
34A ガス流路
36 燃料側電極層
38 固体電解質層
40 空気側電極層
42 インターコネクタ
44 P型半導体層
46 断熱材
50 筐体
50a 下方筐体
50b 上方筐体
50c 第1の開口
50d 第2の開口
50e 突部
52 第1の枠体
52a 開口
52b 応力吸収機構
54 第2の枠体
54a 開口
56a ガラスシール
56b ガラスシール
60 仕切り板
60A 表面
60B 表面
60a 空気流通路
60b 上部貫通孔
60c 下部貫通孔
60d 下端噴出孔
60e 第1の空気噴出孔
60f 第2の空気噴出孔
90 断熱材
92 内側ハウジング
92a 排ガス排出孔
94 外側ハウジング
96 排ガス流路
98 空気流路
100 燃料電池セルスタック(装置)
1001 セル
1002a マニホールド
1002b マニホールド
1003 燃料極
1004 金属キャップ
1005 ガラス材料
1006 絶縁性支持部材
1007 ガラスリング
1008 空気極
1009 集電体
1010a セル群
1010b セル群
1011 改質器
1020 燃料ガス供給管
1100 燃料電池セルスタック
1101 セル本体
1102 キャップ
1102b 円環部
1103 燃料ガス流路
1104 内側電極層
1105 電解質層
1106 外側電極層
1107 燃料ガス流路
1108 銀ペースト
1109 ガラスシール

Claims (8)

  1. 内部に長手方向に延びるガス流路を有する複数の柱状の燃料電池セルを並置してなる第1のセルスタック及び第2のセルスタックが水平方向に並べて配置されたセル群と、
    前記第1のセルスタックの上方に接続され、前記第1のセルスタックのそれぞれの燃料電池セルに燃料ガスを供給するための第1のマニホールドと、
    前記第1のセルスタックから排出された燃料ガスを回収するとともに、前記第2のセルスタックのそれぞれの燃料電池セルに回収した燃料ガスを供給するための第2のマニホールドと、
    前記第2のセルスタックの上方に設けられ、前記第2のセルスタックから排出されたガスを燃焼する燃焼部と、
    を備えた燃料電池モジュールであって、
    前記第1のセルスタック及び前記第2のセルスタックは、それぞれ複数の燃料電池セルが一列に配列されて構成されており、
    前記第1のセルスタック及び前記第2のセルスタックは、複数の燃料電池セルの配列方向が平行になるように配置されており、
    前記第1のセルスタックと前記第1のマニホールドとの接続部、及び、前記燃焼部の間には、互いの温度影響を低減するための仕切り板が設けられていることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記仕切り板には、空気が流通する中空の空気流通路と、前記空気流通路から前記第1のセルスタック及び前記第2のセルスタックに空気を噴出させる空気噴出孔とが形成されている、請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記仕切り板に形成された空気噴出孔は、前記第2のセルスタックに向けて噴出される空気の噴出量が、前記第1のセルスタックに向けて噴出される空気の噴出量よりも多くなるように構成されている、請求項2に記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記空気噴出孔は、少なくとも前記仕切り板の下端、及び、前記第2のセルスタック側の表面に形成されている、請求項3に記載の燃料電池モジュール。
  5. 前記空気噴出孔は、前記仕切り板の前記第1のセルスタック側の表面にも形成され、
    前記仕切り板の前記第2のセルスタック側の表面に形成された空気噴出孔の総開口面積が、前記仕切り板の前記第1のセルスタック側の表面に形成された空気噴出孔の総開口面積よりも大きい、請求項4に記載された燃料電池モジュール。
  6. 前記仕切り板の前記第2のセルスタック側の表面には、前記燃焼部に向けて空気噴出孔が形成されている、請求項2〜5の何れか1項に記載された燃料電池モジュール。
  7. 前記仕切り板には、前記燃焼部よりも上方の位置に、前記第1のセルスタック側の表面から前記第2のセルスタック側の表面まで到達する貫通孔が形成されている、請求項1〜6の何れか1項に記載された燃料電池モジュール。
  8. 前記仕切り板には、前記燃焼部よりも下方の位置に、前記第1のセルスタック側の表面から前記第2のセルスタック側の表面まで到達する貫通孔が形成されている、請求項1〜6の何れか1項に記載された燃料電池モジュール。
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