JP6100577B2 - セルスタック装置および電気化学装置 - Google Patents
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Description
することができる。その結果、各セルの発電量を均一にでき、燃料電池装置の発電効率が向上する。
図1〜3に、本実施形態のセルスタック装置の一例を示す。セルスタック装置1(以下、スタック装置1と略することがある。)は、図1〜3に示すように、セル3の複数個が配列方向Aに整列した状態で立設しているとともに、隣接するセル3間に集電部材4aを介して電気的に直列に接続したセルスタック2(以下、スタック2と略することがある。)を有している。すなわち、隣接するセル3間に集電部材4aが挟まれている。
きつけることによって、セル3が枠体16に接着される。次に、枠体16の端部でマニホールド20の開口部21を塞ぐように嵌め合わせる。そして、枠体16の端部にディスペンサー等を用いて第2接着剤18を注入し、再び接着剤の軟化点以上の温度(1回目の焼き付け温度よりも低め)で焼きつけることによって、スタック2をマニホールド20に接着して、マニホールド20の内側の空間とガス流路13とを接続することができる。なお、第2接着剤18は、先にマニホールド20の表面に塗布してから枠体16を第2接着剤18の上に置いてもよい。
マニホールド20はガスを充填してセル3にガスを供給するガスケースとして機能する。本実施態様では、マニホールド20の上面には、スタック2の一端側が挿入される開口部21が設けられている。マニホールド20の上面の開口部21よりも外側には、マニホールド20にガスを供給するガス供給管26が接続されている。本実施態様では、マニホールド20の内部空間の高さは、最も高い高さが5〜20mmである。
制する。なお、図3(a)はスタック2の配列方向Aの中央部における断面斜視図である。この位置では、マニホールド20の底面23に凸状部24が設けられていない。
ここで、セル3は、図1(b)に示すように、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持基板12(以下、支持基板12と略す場合がある)の一方の平坦面上に燃料側電極層8、固体電解質層9及び空気側電極層10を順次積層してなる柱状(中空平板状等)からなる。また、セル3の他方の平坦面上にはインターコネクタ11が設けられており、支持基板12の内部には、セル3に燃料ガスを流すためのガス流路13が一端から他端に亘る長さ方向Lに貫通して設けられている。さらに、インターコネクタ11の外面(上面)にはP型半導体層14が設けられている。P型半導体層14を介して、集電部材4a、端部集電部材4bをインターコネクタ11に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。なお、図1(a)では集電部材4a、端部集電部材4bの記載を省略している。また、支持基板は燃料側電極層を兼ねるものとし、その表面に固体電解質層および空気側電極層を順次積層してセルを構成することもできる。
さらに、上述したスタック装置1を収納容器(図示せず)内に収納した電気化学装置においても、マニホールド20を安定して気密封止できることから、長期信頼性が向上した電気化学装置となる。
2 セルスタック(スタック)
3 セル
16 枠体
17 第1接着剤
18 第2接着剤
20、20’ マニホールド
21 開口部
23 底面
24 凸状部
26 ガス供給管
Claims (4)
- 一端から他端へ貫通するガス流路を内部に有するセルを複数個配列してなるセルスタックと、開口部を有するマニホールドと、該マニホールドにおける前記セルスタックの配列方向の端部側に設けられ前記マニホールドにガスを供給するガス供給管と、を具備して、該マニホールドの前記開口部に前記セルスタックの前記一端側を挿入して封止固定するとともに、前記ガス流路に前記マニホールドの内部空間からガスを供給するセルスタック装置であって、
前記マニホールドの底面は、前記セルスタックの配列方向の両端部側に位置する両端部側セルと対向する位置に、前記両端部側セルとの間隔が狭くなる凸状部を具備するセルスタック装置。 - 前記マニホールドの前記開口部を有する上面の一部が、前記マニホールドの底面の前記凸状部に支持されている請求項1記載のセルスタック装置。
- 前記凸状部は、平面視で前記セルスタックの配列方向の中央に向かって幅が小さくなる形状からなる請求項1または2記載のセルスタック装置。
- 請求項1乃至3のうちいずれかに記載のセルスタック装置を、収納容器内に収納してなる電気化学装置。
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JP2013069244A JP6100577B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | セルスタック装置および電気化学装置 |
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