JP6479918B1 - マニホールド及びセルスタック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩留まりを向上できるマニホールド及びセルスタック装置を提供する。【解決手段】本発明のマニホールド(100)は、燃料電池セル(200)に反応ガスを供給するためのマニホールドであって、燃料電池セル(200)が接合されるとともに、下方に開口を有する本体部(101)と、本体部(101)の下面(101a)を塞ぐ底壁(110)と、を備え、本体部(101)の下面(101a)及び底壁(110)の下面(112)が上方に湾曲することで、底壁(110)の下面(112)下に外部と連通する開空間が設けられる。本発明のセルスタック装置(1)は、マニホールド(100)と、マニホールド(100)から反応ガスが供給される燃料電池セル(200)と、マニホールド(100)と燃料電池セル(200)とを接合する接合材(3)とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、マニホールド及びセルスタック装置に関する。
従来、マニホールドと、このマニホールドから上方に延びる複数の燃料電池セルとを備えるセルスタック装置が知られている。このようなセルスタック装置として、例えば、国際公開第2016/158684号(特許文献1)が挙げられる。
特許文献1のセルスタック装置は、内側においてシール材によって燃料電池セルの一端を固定している枠体と、この枠体の一端部に接合されており、かつ枠体より剛性が低い板状体とを有するマニホールドを備えることが開示されている。また、特許文献1には、マニホールドと燃料電池セルとを接合するためのシール材を備えることが開示されている。
国際公開第2016/158684号
上記特許文献1には、マニホールドに燃料電池セルをシール材で接合することが開示されている。このため、セルスタック装置を製造するためには、焼成する工程が必要である。しかしながら、焼成する工程を実施することによって、燃料電池セルとマニホールドとを接合する接合材にクラックが発生する場合があり、歩留まりが悪いという問題がある。
そこで、本発明は、歩留まりを向上できるマニホールド及びセルスタック装置を提供することを課題とする。
歩留まりが悪いという問題は、焼成後のマニホールドの大きな温度分布に起因していることを本発明者は見出した。台座にマニホールドを載置して焼成すると、台座の温度が高いので、台座上の底壁は冷却されにくい。一方、底壁上の本体部の上方は、空気と接するので冷却されやすい。このため、底壁から本体部の上方にかけて温度が低くなる温度分布が形成される。この上下方向の温度分布によって、マニホールドが変形し、燃料電池セルとマニホールドとを接合する接合材にクラックが発生してしまう。そこで、本発明者は、焼成後にマニホールドに生じる温度分布を小さくするために鋭意研究した結果、本発明を完成させた。
すなわち、本発明のマニホールドは、燃料電池セルに反応ガスを供給するためのマニホールドであって、燃料電池セルが接合されるとともに、下方に開口を有する本体部と、この本体部の下面を塞ぐ底壁と、を備え、本体部の下面及び底壁の下面が上方に湾曲することで、底壁の下面下に外部と連通する開空間が設けられている。
本発明のマニホールドによれば、本体部の下面及び底壁の下面が上方に湾曲しているので、底壁の下面下に外部と連通する開空間が設けられている。このため、マニホールドを台座に載置して焼成する際に、底壁の下面と台座との間に開空間が形成される。この開空間に外部から空気が流入できることで、焼成後に底壁の冷却を促進できる。また、底壁において台座との接触面積を低減できるので、底壁の冷却を促進できる。これにより、マニホールドの上下方向の温度分布を小さくすることができる。したがって、焼成による接合材におけるクラックを防止できる。よって、歩留まりを向上できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、底壁は、平面視において矩形状であり、底壁の少なくとも1つのコーナー部と本体部とが当接している。
これにより、底壁の下面と台座との間に形成される開空間に、空気が流動できる。このため、焼成工程後の底壁の冷却をより促進できるので、焼成によって接合材におけるクラックをより防止できる。したがって、歩留まりをより向上できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、本体部の下面及び底壁の下面が接触している。
これにより、底壁と本体部の下面との間で熱伝導が促進され、冷却された底壁により本体部の下面を冷却でき、マニホールドの温度分布を小さくすることができる。このため、焼成によって接合材におけるクラックをより防止できる。したがって、歩留まりをより向上できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、本体部の下面と底壁との間に、空間が設けられている。
この構成によれば、焼成によって底壁及び本体部の少なくとも一方が変形しても、変形が許容される空間が設けられている。このため、本体部と底壁との押し合いによってマニホールドに加えられる応力を低減できる。したがって、接合材におけるクラックを防止できるので、歩留まりをより向上できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、空間は、中央部に設けられる。
これにより、中央部にマニホールドの変形が許容される空間が設けられる。マニホールドにおいては中央部が変形しやすいので、応力を効果的に抑制できる。したがって、接合材におけるクラックを防止できるので、歩留まりをより向上できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、本体部は、上壁と、この上壁から下方に延びる側壁と、この側壁の下端部から外方に延びるフランジ部とを含み、底壁は、フランジ部に接合される。
これにより、本体部の下面及び底壁の下面が上方に湾曲しているマニホールドを容易に実現できる。
本発明のセルスタック装置は、上記いずれかのマニホールドと、マニホールドから反応ガスが供給される燃料電池セルと、マニホールドと燃料電池セルとを接合する接合材と、を備えている。
本発明のセルスタック装置は、本体部の下面及び底壁の下面が上方に湾曲することで、底壁の下面下に外部と連通する開空間が設けられているマニホールドを備えている。このため、焼成によって接合材におけるクラックを防止できる。よって、歩留まりを向上できる。
以上説明したように、本発明は、歩留まりを向上できるマニホールド及びセルスタック装置を提供することができる。
実施の形態1のセルスタック装置を示す斜視図である。 実施の形態1のセルスタック装置を示す断面図である。 実施の形態1のセルスタック装置を示す断面図である。 実施の形態1のマニホールドを示す側面図である。 実施の形態1のマニホールドを構成する上壁を示す平面図である。 実施の形態1の燃料電池セルを示す斜視図である。 実施の形態1の燃料電池セルを示す断面図である。 実施の形態1のセルスタック装置を示す拡大断面図である。 実施の形態1のセルスタック装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1のセルスタック装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2のセルスタック装置を示す断面図である。 実施の形態2のマニホールドにおいて封止材を省略した状態を示す側面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、各図におけるx軸方向、y軸方向、及びz軸方向のそれぞれは、マニホールドの高さ方向、短手方向(幅方向)、及び長手方向に対応する。また、各図におけるx軸方向、y軸方向、及びz軸方向のそれぞれは、各燃料電池セル及び支持基板の長手方向、短手方向(幅方向)、及び厚さ方向に対応する。また、本明細書の「上」及び「下」は、マニホールド及びセルスタック装置を水平面に載置したときのマニホールドの高さ方向(x軸方向)を基準とする。
(実施の形態1)
図1〜図8を参照して、本発明の一実施の形態であるセルスタック装置及びマニホールドについて説明する。セルスタック装置及びマニホールドは、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)に用いられる。
[セルスタック装置]
図1〜図3に示すように、セルスタック装置1は、マニホールド100と、複数の燃料電池セル200と、第1接合材3とを備えている。各燃料電池セル200は、マニホールド100によって支持されている。第1接合材3は、マニホールド100と、各燃料電池セル200とを接合する。
[マニホールド]
図1〜図3に示すように、マニホールド100は、燃料電池セル200に反応ガスを供給する。マニホールド100は、中空状であり、内部空間を有している。図1に示すように、マニホールド100の内部空間には、導入配管Pを介して燃料ガスなどの反応ガスが供給される。図2に示すように、マニホールド100は、この内部空間と外部とを連通する複数の挿入孔121を有している。
図1〜図3に示すように、マニホールド100は、本体部101と、底壁110とを有している。本体部101は、燃料電池セル200が接合されるとともに、下方に開口を有している。底壁110は、開口した本体部101の下面101aを塞いでいる。
詳細には、本体部101は、上壁120と、側壁130と、フランジ部140とを有している。上壁120、側壁130及びフランジ部140は、一体成形されている。一体成形された上壁120、側壁130及びフランジ部140と、底壁110とは、互いに別部材である。本体部101と底壁110とは、接合されている。本体部101及び底壁110は、例えばステンレス鋼などの金属で構成されている。
図1〜図4に示すように、上壁120には、燃料電池セル200が接合される。このため、図5に示すように、上壁120は、複数の挿入孔121を有している。各挿入孔121には、各燃料電池セル200の下端部201が挿入される。各挿入孔121は、マニホールド100の幅方向に延びている。また、各挿入孔121は、マニホールド100の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。
側壁130は、上壁120から下方に延びる。側壁130は、図1に示すように、一対の第1側壁131と、一対の第2側壁132とを有している。
一対の第1側壁131は、上壁120の対向する一対の縁部のそれぞれから下方に延びている。詳細には、各第1側壁131は、上壁120の縁部のうち、長手方向に延びる一対の縁部から下方に延びている。第1側壁131は、マニホールド100の長手方向に延びている。すなわち、複数の燃料電池セル200の並ぶ方向に延びている。一対の第1側壁131は、マニホールド100の幅方向において、互いに対向している。
一対の第2側壁132は、上壁120の残りの対向する縁部から下方に延びている。詳細には、各第2側壁132は、上壁120の縁部のうち、幅方向に延びる一対の縁部から下方に延びている。また、各第2側壁132は、マニホールド100の幅方向に延びている。すなわち、各第2側壁132は、燃料電池セル200の幅方向に延びている。各第2側壁132は、マニホールド100の長手方向において、互いに対向している。一対の第2側壁132のうち、一方の第2側壁132に導入配管Pが接続されている。このため、一方の第2側壁132は、導入配管Pが接続されるための貫通孔を有している。
フランジ部140は、側壁130の下端部から外方に延びている。具体的には、フランジ部140は、各第1側壁131及び各第2側壁132の下端から外方に延びている。フランジ部140は、環状である。
第1側壁131と、第2側壁132との第1境界部104の内側面及び外側面は、R形状である。この第1境界部104の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば3〜30mmである。
図3に示すように、上壁120と、第1側壁131及び第2側壁132との第2境界部105の内側面及び外側面は、R形状である。この第2境界部105の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば2〜20mmである。
第1側壁131及び第2側壁132と、フランジ部140との第3境界部106の内側面及び外側面は、R形状である。この第3境界部106の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば1〜10mmである。
なお、第1〜第3境界部104〜106の内側面とは、マニホールド100の内部空間を臨む面である。第1〜第3境界部104〜106の外側面とは、マニホールド100の外側を臨む面である。
本体部101の下面101aは、開口をなす面である。下面101aの内郭は、開口の外郭となる。下面101aは、本体部101の外周部下方に位置する。本実施の形態の下面101aは、側壁130の下面及びフランジ部140の下面である。
図3及び図4に示すように、本体部101の下面101aは、上方に湾曲している。換言すると、下面101aは、上壁120に向けて反っている。さらに換言すると、下面101aの中央部と上壁120との距離は、下面101aの端部と上壁120との距離よりも小さい。本実施の形態では、本体部101の下面101aは、上向きの円弧状である。なお、フランジ部140の上面も下面と同様に上方に湾曲している。
底壁110は、本体部101の下面101aを塞ぐ。つまり、底壁110は、本体部101の開口を塞いで、本体部101の下面101aを閉じる。本実施の形態では、底壁110の外周部は、フランジ部140下に配置されている。底壁110は、例えば溶接によって、フランジ部140に接合されている。
底壁110は、平面視(x軸方向視)において矩形状であり、長手方向(z軸方向)と幅方向(y軸方向)とを有している。底壁110は、平板であり、上面111と下面112とを有している。上面111と下面112とは、高さ方向において、互いに対向している。
底壁110の下面112は、上方に湾曲している。換言すると、下面112は、上壁120に向けて反っている。さらに換言すると、下面112の中央部と上壁120との距離は、下面112の端部と上壁120との距離よりも小さい。
底壁110の上面111も、下面112と同様に上方に湾曲している。このため、底壁110は、上に凸に湾曲した形状、すなわちアーチ状を有している。本実施の形態では、底壁110の上面111及び下面112は、上向きの円弧状である。
本実施の形態では、底壁110の4箇所のコーナー部113が下方に位置し、中央部が上方に位置する。つまり、上面111及び下面112において、一方のコーナー部113から中央部にかけて上方に位置し、中央部から他方のコーナー部113に向けて下方に位置する。このため、マニホールド100を台座に配置すると、4箇所のコーナー部113のみで支持されるので、マニホールド100は4点支持構造を有している。
図1、図3及び図4に示すように、本実施の形態では、本体部101の下面101aの少なくとも一部と、底壁110の上面111とは、接触している。なお、本体部101の下面101a全体が底壁110の上面111に接触してもよく、本体部101の下面101aの一部が底壁110の上面111に接触してもよい。本実施の形態では、下面101aの半分以上の領域が、底壁110の上面111に接触している。
また、下面101aと、底壁110の上面111とは、同じ曲率半径を有している。また、本体部の下面101aと、底壁110の上面111と、底壁110の下面112とは、同じ曲率半径を有している。
[燃料電池セル]
図1〜図3に示すように、各燃料電池セル200は、マニホールド100から上方に延びている。詳細には、各燃料電池セル200は、マニホールド100の上壁120から上方に延びている。燃料電池セル200の下端部201は、マニホールド100の挿入孔121内に挿入されている。なお、燃料電池セル200の下端部201が挿入孔121内に挿入された状態において、燃料電池セル200の下端部201の外周面と挿入孔121の内壁面との間には隙間が形成されている。この隙間に第1接合材3が充填されている。
各燃料電池セル200は、マニホールド100の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて配置されている。図2に示すように、各燃料電池セル200は、第1集電部材4を介して互いに電気的に接続されている。第1集電部材4は、各燃料電池セル200の間に配置されており、隣り合う各燃料電池セル200を接続している。なお、第1集電部材4は、第2接合材5によって各燃料電池セル200に接合されている。第1集電部材4は、導電性を有する材料から形成されている。例えば、第1集電部材4は、酸化物セラミックスの焼成体または金属などによって形成されている。
図6に示すように、燃料電池セル200は、支持基板210と、複数の発電素子部220とを備えている。各発電素子部220は、支持基板210の両面に支持されている。なお、各発電素子部220は、支持基板210の片面のみに支持されていてもよい。各発電素子部220は、燃料電池セル200の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。すなわち、本実施の形態に係る燃料電池セル200は、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。
各発電素子部220は、電気的接続部260(図7参照)によって互いに電気的に接続されている。また、燃料電池セル200の上端部202側において、支持基板210の一方面に形成された発電素子部220と他方面に形成された発電素子部220とが第2集電部材6(図2参照)によって電気的に接続されている。なお、各発電素子部220は、直列に接続されている。
支持基板210は、燃料電池セル200の長手方向に延びる複数のガス流路211を内部に有している。ガス流路211は、マニホールド100の挿入孔121を介して、マニホールド100の内部空間と連通している。
支持基板210の長手方向は、燃料電池セル200の長手方向と同じ方向である。各ガス流路211は、互いに実質的に平行に延びている。各ガス流路211は、燃料電池セル200の長手方向の両端部において開口している。
図7に示すように、支持基板210は、複数の第1凹部212を有している。各第1凹部212は、支持基板210の両面に形成されている。各第1凹部212は、支持基板210の長手方向において互いに間隔をあけて配置されている。
支持基板210は、絶縁性であり、例えば、セラミックスで形成される。具体的には、支持基板210は、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)から構成されてもよいし、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)とから構成されてもよいし、NiOとY(酸化イットリウム)とから構成されてもよいし、MgO(酸化マグネシウム)とMgAl(マグネシアアルミナスピネル)とから構成されてもよい。支持基板210は、多孔質である。支持基板210の気孔率は、例えば、20〜60%である。
各発電素子部220は、燃料極230、電解質240、及び空気極250を有している。また、各発電素子部220は、反応防止膜221をさらに有している。
燃料極230は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。燃料極230は、燃料極集電部231と、燃料極活性部232とを有する。燃料極集電部231は、第1凹部212内に配置されている。各燃料極集電部231は、第2凹部231a及び第3凹部231bを有している。燃料極活性部232は、第2凹部231a内に配置されている。
燃料極集電部231は、例えば、NiOとYSZとから構成されてもよいし、NiOとYとから構成されてもよいし、NiOとCSZとから構成されてもよい。燃料極集電部231の厚さ、すなわち第1凹部212の深さは、例えば、50〜500μmである。
燃料極活性部232は、例えば、NiOとYSZとから構成されてもよいし、NiOとGDC(ガドリニウムドープセリア)とから構成されてもよい。燃料極活性部232の厚さは、例えば、5〜30μmである。
電解質240は、燃料極230上を覆うように配置されている。詳細には、電解質240は、あるインターコネクタ261から他のインターコネクタ261まで燃料電池セル200の長手方向に延びている。すなわち、燃料電池セル200の長手方向において、電解質240とインターコネクタ261とが交互に配置されている。
電解質240は、イオン伝導性を有し、かつ電子伝導性を有さない緻密な材料から構成される焼成体である。電解質240は、例えば、YSZから構成されてもよいし、LSGM(ランタンガレート)から構成されてもよい。電解質240の厚さは、例えば、3〜50μmである。
反応防止膜221は、緻密な材料から構成される焼成体であり、平面視において、燃料極活性部232と略同一の形状であり、燃料極活性部232と略同じ位置に配置されている。反応防止膜221は、電解質240内のYSZと空気極250内のSrとが反応して電解質240と空気極250との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜221は、例えば、GDC=(Ce,Gd)Oから構成される。反応防止膜221の厚さは、例えば、3〜50μmである。
空気極250は、反応防止膜221上に配置されている。空気極250は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。空気極250は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)、LSF=(La,Sr)FeO(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)等から構成されてもよい。また、空気極250は、LSCFから構成される第1層(内側層)とLSCから構成される第2層(外側層)との2層によって構成されてもよい。空気極250の厚さは、例えば、10〜100μmである。
電気的接続部260は、隣り合う発電素子部220を電気的に接続するように構成されている。電気的接続部260は、インターコネクタ261及び空気極集電膜262を有する。インターコネクタ261は、第3凹部231b内に配置されている。インターコネクタ261は、電子伝導性を有する緻密な材料から構成される焼成体である。インターコネクタ261は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)から構成されてもよいし、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)から構成されてもよい。インターコネクタ261の厚さは、例えば、10〜100μmである。
空気極集電膜262は、隣り合う発電素子部220のインターコネクタ261と空気極250との間を延びるように配置される。空気極集電膜262は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。空気極集電膜262は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)Oから構成されてもよいし、LSC=(La,Sr)CoOから構成されてもよいし、Ag(銀)、Ag−Pd(銀パラジウム合金)から構成されてもよい。空気極集電膜262の厚さは、例えば、50〜500μmである。
図8に示すように、燃料電池セル200の下端部201は、緻密膜222によって覆われている。詳細には、緻密膜222は、支持基板210を覆っている。緻密膜222は、下端部側に形成された発電素子部220と電気的に接続されている。詳細には、緻密膜222は、電気的接続部260と電気的に接続されている。緻密膜222は、空気極集電膜262と支持基板210との間から近位側に向かって延びている。
緻密膜222は、緻密膜222の内側の空間を流れる燃料ガスと緻密膜222の外側の空間を流れる空気との混合を防止するガスシール機能を発揮する。このガスシール機能を発揮するため、この緻密膜222の気孔率は、例えば、10%以下である。また、緻密膜222は、絶縁性セラミックスで構成されている。
具体的には、緻密膜222は、上述した電解質240と反応防止膜221とによって構成することができる。緻密膜222を構成する電解質240は、支持基板210を覆っており、インターコネクタ261から支持基板210の下端近傍まで延びている。また、緻密膜222を構成する反応防止膜221は、電解質240と空気極集電膜262との間に配置されている。なお、緻密膜222は、電解質240のみで構成されていてもよいし、電解質240及び反応防止膜221以外の材料によって構成されていてもよい。
[第1接合材]
第1接合材3は、燃料電池セル200をマニホールド100に固定する。詳細には、第1接合材3は、燃料電池セル200の下端部201とマニホールド100の上壁120とを接合している。また、第1接合材3は、緻密膜222と接触している。なお、燃料電池セル200がマニホールド100に固定された状態において、挿入孔121とガス流路211とが連通している。
第1接合材3は、例えば、結晶化ガラスである。結晶化ガラスとしては、例えば、SiO−B系、SiO−CaO系、またはSiO−MgO系が採用され得る。なお、本明細書では、結晶化ガラスとは、全体積に対する「結晶相が占める体積」の割合(結晶化度)が60%以上であり、全体積に対する「非晶質相及び不純物が占める体積」の割合が40%未満のガラスを指す。なお、第1接合材3の材料として、非晶質ガラス、ろう材、またはセラミックス等が採用されてもよい。具体的には、第1接合材3は、SiO−MgO−B−Al系及びSiO−MgO−Al−ZnO系よりなる群から選ばれる少なくとも一種である。
[動作]
本実施の形態のセルスタック装置1の動作について、図1〜図8を参照して説明する。セルスタック装置1は、例えば以下のように動作する。
マニホールド100を介して各燃料電池セル200のガス流路211内に燃料ガス(水素ガス等)を流すとともに、支持基板210の両面を酸素を含むガス(空気等)に曝すことにより、電解質240の両側面間に生じる酸素分圧差によって起電力が発生する。このセルスタック装置1を外部の負荷に接続すると、空気極250において下記の式1に示す電気化学反応が起こり、燃料極230において下記の式2に示す電気化学反応が起こる。
(1/2)O+2e→O2− ・・・(式1)
+O2−→HO+2e ・・・(式2)
さらに、支持基板210のガス流路211を流れる燃料ガスのうち発電に使用されなかった余剰燃料ガスは、ガス流路211の他端側に位置する排出口から外部に排出される。そして、排出口から排出される余剰燃料ガスと、酸素を含むガスとを混合して、燃焼する。
[製造方法]
続いて、本実施の形態のセルスタック装置1及びマニホールド100の製造方法について図1〜図10を参照して説明する。
まず、燃料電池セル200が接合され、下方に開口を有する本体部101を準備する。この工程では、例えば、本体部101となる板状部材に対して、深絞り加工を行って、上壁120と側壁130とフランジ部140とを含む本体部101を形成する。この工程では、本体部101の下面101aが上壁120に向けて湾曲するように本体部101を形成する。
また、底壁110を準備する。この工程では、例えばプレス成形によって、上方に湾曲している下面112を有する底壁110を形成する。
次に、底壁110とフランジ部140とを対向するように配置して、底壁110と本体部101とを接合する。接合する方法は、特に限定されず、溶接してもよく、ガラス接合してもよい。
以上の工程を実施することにより、本実施の形態のマニホールド100を製造できる。また、複数の燃料電池セル200を準備する。
そして、図9に示すように、第1集電部材4及び第2接合材5によって、各燃料電池セル200を互いに接続し、セル集合体300を作製する。なお、この段階では第2接合材5は焼成されておらず、各燃料電池セル200は互いに仮止めの状態である。
次に、図10に示すように、セル集合体300の各燃料電池セル200の下端部201をマニホールド100の各挿入孔121に挿入する。なお、各燃料電池セル200が厚さ方向に沿って所定の間隔を保持するための治具を用いてもよい。
次に、図2及び図3に示すように、挿入孔121に挿入された燃料電池セル200とマニホールドの上壁120とを接合するように第1接合材3を塗布する。なお、第1接合材3は、燃料電池セル200の付け根に沿って塗布されている。また、第1接合材3は、燃料電池セル200の下端部201の外周面と挿入孔121の内壁面との隙間に充填されていてもよい。
次に、第1接合材3及び第2接合材5を熱処理(焼成)する。この熱処理によって、第1接合材3及び第2接合材5が固化され、セルスタック装置1が完成する。詳細には、第2接合材5が焼成されることによって、各燃料電池セル200と第1集電部材4とが固定される。また、第1接合材3が焼成されることによって、非晶質材料の温度が結晶化温度まで到達する。そして、結晶化温度下にて材料の内部で結晶相が生成されて、結晶化が進行していく。この結果、非晶質材料が固化・セラミックス化されて、結晶化ガラスとなる。これにより、結晶化ガラスで構成される第1接合材3が機能を発揮し、各燃料電池セル200の下端部201がマニホールド100の上壁120に固定される。
なお、マニホールドの製造方法において、本体部101と底壁110との接合材がガラス材料である場合、底壁110と本体部101とを仮止めの状態とし、仮止めした接合材の熱処理と、第1接合材3及び第2接合材5の熱処理とを同時に行ってもよい。
以上の工程を実施することにより、本実施の形態のセルスタック装置1を製造できる。上記熱処理工程では、熱処理装置のセッターなどの台座に、マニホールドを載置する。本実施の形態では、本体部101の下面101a及び底壁110の下面112が上方に湾曲することで、底壁110の下面112下に外部と連通する開空間が設けられているので、下面112と台座との間に開空間が形成される。この開空間を流動する空気によって、熱処理工程後に、底壁110の冷却を促進できる。また、底壁110の下面112が上方に湾曲しているので、底壁110における台座との接触面積を低減できる。このため、台座からの入熱を抑えることができるので、底壁110の冷却を促進できる。したがって、熱処理後のマニホールドの上下方向の温度分布を低減できる。よって、熱処理工程によって第1接合材3などにクラックが生じることを防止できるので、歩留まりを向上できる。
なお、本明細書において「開空間」とは、セルスタック装置1の外部と連通する空間を意味する。
また、底壁110の全てのコーナー部113が他の部分よりも下方に位置している場合には、熱処理工程において、コーナー部113で支持されて台座に配置される。これにより、コーナー部113間に開空間が形成されるので、空気の流入及び流出が可能になる。つまり、台座と底壁110との間の空気は閉じ込められず、循環可能である。このため、底壁110の下面112下全体の冷却が促進されるので、底壁110の下面112において内周側の領域も冷却することができる。したがって、上下方向の温度分布が小さくなるので、熱処理工程によるクラックをより防止できる。
なお、上記特許文献1には、本体部に相当する枠体が湾曲していないので、底壁に相当する板状体の下面下に外部と連通する空間が設けられていない。板状体下に閉空間が設けられても、熱処理工程後に、マニホールドに大きな温度分布が生じるので、第1接合材に相当するシール材におけるクラックを抑制することはできない。
(実施の形態2)
図11及び図12を参照して、実施の形態2のマニホールド150及びセルスタック装置2について説明する。実施の形態2のマニホールド150及びセルスタック装置2は、基本的には実施の形態1と同様の構成を備えているが、本体部101の下面101aと底壁110との間に空間Sが設けられている点において異なる。底壁110は、封止材102(図11参照)によって、フランジ部140に接合されている。
詳細には、図11及び図12に示すように、本体部101の下面101aと底壁110との間には、空間Sが設けられている。つまり、下面101aの一部と底壁110とは当接しているが、下面101aの残部と底壁110とは接触していない。本体部101の下面101aの曲率半径は、底壁110の曲率半径よりも大きい。本実施の形態では、空間Sは、フランジ部140の下面と、底壁110の上面111との間に設けられている。つまり、底壁110の上面111とフランジ部140の下面とは、空間Sを介して対向している。空間Sは、本体部101及び底壁110の少なくとも一方が変形したときの変形を受け入れる変形吸収空間である。
空間Sは、中央部に設けられている。本体部101の下面101aは外周部に位置しているので、空間Sは、外周部中央に設けられている。具体的には、空間Sは、長手方向(z軸方向)、すなわち燃料電池セル200の並ぶ方向の中央部に設けられている。また、空間Sは、短手方向(y軸方向)、すなわち燃料電池セル200の幅方向の中央部にも設けられている。このため、本実施の形態の本体部101は、底壁110のコーナー部113と当接している。
また、空間Sは、端部から中央部に向けて大きくなる。本実施の形態では、一方のコーナー部113から中央部にかけて空間Sは大きくなり、中央部から他方のコーナー部113に向けて空間Sが小さくなる。具体的には、図12に示すマニホールド150の長手方向において、中央部の空間Sの高さD1は、端部近傍の空間Sの高さD2よりも大きい。空間Sにおける最大の高さ、すなわち長手方向の中央部の空間の高さD1は、0.1〜5.0mmである。
図11に示すように、封止材102は、空間Sを維持して、本体部101と底壁110とを接合している。つまり、封止材102は、本体部101の下面101aと底壁110とを封止する。封止材102は、マニホールド150の内部空間と外部空間とを区画する。このため、マニホールド150の内部空間に導入される反応ガスと、マニホールド150の外部空間の空気とが混合されることを防止する。
詳細には、封止材102は、底壁110及び本体部101の下端の外周部全体に設けられている。本実施の形態の封止材102は、フランジ部140の外周部と底壁110の外周部とを、全周に渡って取り囲む。また、封止材102は、高さ方向において、底壁110の側面からフランジ部140の側面に渡って設けられている。
封止材102は、特に限定されないが、例えば、溶接材またはガラス接合材である。溶接材は、本体部101及び底壁110と同じ材料である。ガラス接合材は、結晶化ガラスが好適である。なお、封止材102の材料として、非晶質ガラス、ろう材、またはセラミックス等が採用されてもよい。
なお、空間Sには、弾性可能な材料で形成された部材が配置されていてもよい。この部材は、本体部101及び底壁110を構成する材料よりも熱伝導率の低いことが好ましい。この場合には、断熱効果をさらに有する。このような部材を構成する材料として、例えばアルミナ−シリカ系の断熱材などが挙げられる。
実施の形態2のマニホールド150の製造方法は、基本的には実施の形態1と同様であるが、本体部101の下面101aと底壁110との間に空間Sが設けられるように本体部101及び底壁110を準備する工程において異なる。
底壁110とフランジ部140とを対向するように配置すると、本体部101の下面101aと底壁110との間には、空間Sが形成される。空間Sを維持した状態で、本体部101の下面101aと底壁110とを封止材102で封止する。封止する方法は、特に限定されないが、溶接してもよく、結晶化ガラスによって接合してもよい。
実施の形態2のマニホールド150及びセルスタック装置2は、本体部101の下面101a及び底壁110の下面112が上方に湾曲するととともに、本体部101の下面101aと底壁110との間に空間Sが設けられている。これにより、熱処理工程後の温度差によって底壁110及び本体部101の少なくとも一方が変形しても、空間Sがその変形を許容できる。このため、本体部101と底壁110との押し合いによってマニホールド150に加えられる応力を低減できる。したがって、第1接合材3にクラックが生じることを防止できるので、歩留まりをより向上できる。
(変形例)
上述した実施の形態1及び2のセルスタック装置1、2は、本体部101の下面101a及び底壁110の下面112の4辺全てが上方に湾曲している構造を例に挙げて説明した。本発明のマニホールドは、底壁の下面下に外部と連通する開空間が設けられていれば、特に限定されない。例えば、本体部101の下面101a及び底壁110の下面112の1辺のみが上方に湾曲してもよい。また、本体部101の下面101a及び底壁110の下面112の1辺の一部が上方に湾曲してもよい。
また、実施の形態1及び2のセルスタック装置1、2は、支持基板210の1つの主面上に複数の発電素子部220が配置された横縞型を例に挙げて説明したが、本発明のセルスタック装置は、支持基板の1つの主面上に1つの発電素子が配置される縦縞型であってもよい。また、実施の形態1及び2のセルスタック装置1、2は、円筒平板型の支持基板210を備えているが、本発明のセルスタック装置は、円筒型の支持基板を備えていてもよい。
また、実施の形態1及び2のマニホールド100、150は、フランジ部140を有する本体部101を備える構造を例に挙げて説明したが、本発明の本体部はフランジ部を有していなくてもよい。
また、本実施の形態のマニホールド100は、平面視において矩形状の底壁110を備えているが、本発明のマニホールドの底壁の形状は、これに限定されない。
また、実施の形態1及び2では、第1側壁131及び第2側壁132は底壁110から略垂直に上方に延びているが、本発明のマニホールドは、これに限定されない。例えば、第1側壁131及び第2側壁132の少なくとも一方は、上方に向かって外方に広がるように傾斜していてもよい。また、例えば、第1側壁131及び第2側壁132の少なくとも一方は、下方に向かって外方に広がるように傾斜していてもよい。
また、実施の形態1及び2では、導入配管Pは、マニホールド100、150の側壁130に取り付けられているが、導入配管Pの取り付け位置はこれに限定されない。例えば、導入配管Pは、マニホールド100、150の上壁120に取り付けられていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2 セルスタック装置、3 第1接合材、4 第1集電部材、5 第2接合材、6 第2集電部材、100,150 マニホールド、101 本体部、101a,112 下面、102 封止材、104 第1境界部、105 第2境界部、106 第3境界部、110 底壁、111 上面、113 コーナー部、120 上壁、121 挿入孔、130 側壁、131 第1側壁、132 第2側壁、140 フランジ部、200 燃料電池セル、201 下端部、202 上端部、210 支持基板、211 ガス流路、212 第1凹部、220 発電素子部、221 反応防止膜、222 緻密膜、230 燃料極、231 燃料極集電部、231a 第2凹部、231b 第3凹部、232 燃料極活性部、240 電解質、250 空気極、260 電気的接続部、261 インターコネクタ、262 空気極集電膜、300 セル集合体、D1,D2 高さ、P 導入配管、S 空間。

Claims (7)

  1. 燃料電池セルに反応ガスを供給するためのマニホールドであって、
    前記燃料電池セルが接合されるとともに、下方に開口を有する本体部と、
    前記本体部の下面を塞ぐ底壁と、
    を備え、
    前記本体部の下面及び前記底壁の下面が上方に湾曲することで、前記底壁の前記下面下に外部と連通する開空間が設けられる、マニホールド。
  2. 前記底壁は、平面視において矩形状であり、
    前記底壁の少なくとも1つのコーナー部が下方に位置している、請求項1に記載のマニホールド。
  3. 前記本体部の下面及び前記底壁の面が接触している、請求項1または2に記載のマニホールド。
  4. 前記本体部の下面と前記底壁との間に、空間が設けられている、請求項1または2に記載のマニホールド。
  5. 前記空間は、中央部に設けられる、請求項4に記載のマニホールド。
  6. 前記本体部は、上壁と、前記上壁から下方に延びる側壁と、前記側壁の下端部から外方に延びるフランジ部とを含み、
    前記底壁は、前記フランジ部に接合される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のマニホールド。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のマニホールドと、
    前記マニホールドから反応ガスが供給される燃料電池セルと、
    前記マニホールドと、前記燃料電池セルとを接合する接合材と、
    を備える、セルスタック装置。
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