JP6435035B1 - マニホールド及びセルスタック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラックを抑制できるマニホールド及びセルスタック装置を提供する。【解決手段】本発明のマニホールド(100)は、上方が開口する本体部(101)と、燃料電池セル(200)に反応ガスを供給するための孔部を有し、かつ本体部(101)の開口を塞ぐ蓋部(130)と、を備えている。本体部(101)は、底壁(110)と、底壁(119)から上方に延びる側壁(120)と、側壁(120)の上端部から外方に延びるフランジ部(140)と、を含む。蓋部(130)は、孔部を有するとともに、フランジ部(140)と接合される平板部材(131)と、平板部材(131)において長手方向に延びる一対の端部のそれぞれから下方に延びるとともに、本体部(130)の外方に配置される延出部材(132)と、を含む。延出部材(132)の上下方向の高さは、本体部(101)の上下方向の高さよりも短い。【選択図】図3

Description

本発明は、マニホールド及びセルスタック装置に関する。
従来、マニホールドと、このマニホールドから上方に延びる複数の燃料電池セルと、マニホールドと燃料電池セルとを接合する接合材とを備えるセルスタック装置が知られている。このようなセルスタック装置として、例えば、特開2017−117659号公報(特許文献1)が挙げられる。
特許文献1のセルスタック装置は、マニホールド本体と、蓋部材と、一対の脚部と、を有するマニホールドを備えることが記載されている。マニホールド本体は、載置面に載置される底壁と、底壁の長手方向に延びる一対の縁部のそれぞれから上方に延びる一対の第1側壁と、を有している。蓋部材は、マニホールド本体の上面を塞ぐ。一対の脚部は、マニホールド本体の一対の側壁の外方に配置され、載置面と当接するように構成されている。
特開2017−117659号公報
上記特許文献1のセルスタック装置は、高温で使用されるので、マニホールドに温度分布が生じる。この温度分布に起因して、マニホールドが歪み、脚部の一部が載置面から突き上げられる場合があることを本発明者は初めて明らかにした。この場合、上記特許文献1のマニホールドは載置面に対して傾いてしまう。このため、マニホールド本体と蓋部材との接合部、マニホールドと燃料電池セルとの接合材などのセルスタック装置の一部に応力が加えられ、クラックが発生するおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑み、クラックを抑制できるマニホールド及びセルスタック装置を提供することを課題とする。
上記特許文献1の問題は、マニホールド本体の底壁の変形が大きいことに起因していることを本発明者は見出した。底壁が大きく変形すると、セルスタック装置の少なくとも一部に歪みが発生してしまい、クラックの起点となってしまう。そこで、本発明者は、マニホールドのアンバランスな変形を抑制する手段について鋭意検討した結果、本発明を完成させた。
すなわち、本発明のマニホールドは、燃料電池セルに反応ガスを供給するためのマニホールドであって、上方が開口する本体部と、燃料電池セルの下端部に反応ガスを供給するための孔部を有し、かつ本体部の開口を塞ぐ蓋部と、を備え、本体部は、底壁と、この底壁から上方に延びる側壁と、この側壁の上端部から外方に延びるフランジ部と、を含み、蓋部は、孔部を有するとともに、フランジ部と接合される平板部材と、この平板部材において長手方向に延びる一対の端部のそれぞれから下方に延びるとともに、本体部の外方に配置される延出部材と、を含み、延出部材の上下方向の高さは、本体部の上下方向の高さよりも短い。
本発明のマニホールドによれば、本体部の外方に延出部材を配置しているので、蓋部の剛性を高めることができる。このため、蓋部の変形が大きくなることを抑制できる。また、延出部材の上下方向の高さは、本体部の上下方向の高さよりも短いので、底壁の変形が大きくなることを抑制できる。このようにマニホールドのアンバランスな変形を抑制しているので、マニホールドをセルスタック装置に用いたときに、セルスタック装置の一部に応力が加えられることを抑制できる。したがって、クラックを抑制できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比は、0.11以上0.99以下である。
本発明者はマニホールドの全体的な変形を抑制する手段について鋭意研究した結果、マニールドを構成する本体部及び蓋部の曲げ剛性のバランスをとることに着想を得た。そこで、本体部及び蓋部について、曲げ剛性の指標である断面二次モーメントの比を上記のように制御している。これにより、セルスタック装置の一部に応力が加えられることをより抑制できるので、クラックをより抑制できる。
本発明のマニホールドにおいて好ましくは、蓋部の厚みは、本体部の厚みよりも大きい。
これにより、蓋部の剛性を高めることができるので、セルスタック装置に用いたときに、接合材におけるクラックをより抑制できる。
本発明のセルスタック装置は、上記いずれかのマニホールドと、このマニホールドから反応ガスが供給される燃料電池セルと、マニホールドと燃料電池セルとを接合する接合材と、を備える。
本発明のセルスタック装置によれば、アンバランスな変形を抑制できるマニホールドを備えている。このため、燃料電池セルとマニホールドとを接合する接合材におけるクラックを抑制できる。
以上説明したように、本発明は、クラックを抑制できるマニホールド及びセルスタック装置を提供することができる。
実施の形態のセルスタック装置を示す斜視図である。 実施の形態のセルスタック装置を示す断面図である。 実施の形態のセルスタック装置を示す断面図である。 実施の形態のマニホールドを示す断面図である。 実施の形態のマニホールドを構成する蓋部を示す平面図である。 実施の形態の燃料電池セルを示す斜視図である。 実施の形態の燃料電池セルを示す断面図である。 実施の形態のセルスタック装置を示す拡大断面図である。 実施の形態のセルスタック装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のセルスタック装置の製造方法を示す断面図である。 比較例1のセルスタック装置を示す断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、各図におけるx軸方向、y軸方向、及びz軸方向のそれぞれは、マニホールドの高さ方向、短手方向(幅方向)、及び長手方向に対応する。また、各図におけるx軸方向、y軸方向、及びz軸方向のそれぞれは、各燃料電池セル及び支持基板の長手方向、短手方向(幅方向)、及び厚さ方向に対応する。また、本明細書の「上」及び「下」は、マニホールド及びセルスタック装置を水平面に載置したときのマニホールドの高さ方向(x軸方向)を基準とする。
図1〜図8を参照して、本発明の一実施の形態であるセルスタック装置及びマニホールドについて説明する。セルスタック装置及びマニホールドは、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)に用いられる。
[セルスタック装置]
図1〜図3に示すように、セルスタック装置1は、マニホールド100と、複数の燃料電池セル200と、第1接合材3とを備えている。各燃料電池セル200は、マニホールド100によって支持されている。第1接合材3は、マニホールド100と、各燃料電池セル200とを接合する。
[マニホールド]
図1〜図3に示すように、マニホールド100は、燃料電池セル200に反応ガスを供給する。図1に示すように、マニホールド100の内部空間には、導入配管Pを介して燃料ガスなどの反応ガスが供給される。図2に示すように、マニホールド100は、この内部空間と外部とを連通する複数の孔部131aを有している。
マニホールド100は、実質的に直方体状であって、内部空間を有している。マニホールド100は、図3及び図4に示すように、上方が開口する本体部101と、開口を塞ぐ蓋部130とを備えている。本体部101は、底壁110と、側壁120と、フランジ部140とを備えている。
底壁110、側壁120、及びフランジ部140は、一体成形されている。一体成形された底壁110、側壁120及びフランジ部140と、蓋部130とは、互いに別部材であり、接合されている。
底壁110、側壁120、蓋部130、及びフランジ部140は、例えば、耐熱性を有するような金属で構成されている。このような金属は、例えば、ステンレス鋼、ニッケル基合金などである。
底壁110は、平面視(x軸方向視)が矩形状である。底壁110は、平面視において、長手方向と幅方向とを有している。
側壁120は、底壁110から上方に延びる。側壁120は、図1に示すように、一対の第1側壁121と、一対の第2側壁122とを有している。
一対の第1側壁121は、底壁110の対向する一対の端部のそれぞれから上方に延びている。詳細には、各第1側壁121は、底壁110の端部のうち、長手方向に延びる一対の側端から上方に延びている。第1側壁121は、マニホールド100の長手方向に延びている。すなわち、複数の燃料電池セル200の並ぶ方向に延びている。一対の第1側壁121は、マニホールド100の幅方向において、互いに対向している。
一対の第2側壁122は、底壁110の残りの対向する端部から上方に延びている。詳細には、各第2側壁122は、底壁110の端部のうち、幅方向に延びる一対の側端から上方に延びている。また、各第2側壁122は、マニホールド100の幅方向に延びている。すなわち、各第2側壁122は、燃料電池セル200の幅方向に延びている。各第2側壁122は、マニホールド100の長手方向において、互いに対向している。一対の第2側壁122のうち、一方の第2側壁122に導入配管Pが接続されている。このため、一方の第2側壁122は、導入配管Pが接続されるための貫通孔を有している。
フランジ部140は、側壁120の上端部から外方に延びている。詳細には、フランジ部140は、各第1側壁121及び各第2側壁122の上端から外方に延びている。フランジ部140は、環状である。
第1側壁121と第2側壁122との第1境界部102は、R形状である。具体的には、第1側壁121と第2側壁122との第1境界部102の内側面及び外側面は、R形状である。この第1境界部102の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば3〜30mmである。4つの第1境界部102は、マニホールド100の高さ方向に延びる。
図3及び図4に示すように、底壁110と側壁120との第2境界部103は、R形状である。具体的には、底壁110と、第1側壁121及び第2側壁122との第2境界部103の内側面及び外側面は、R形状である。この第2境界部103の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば2〜20mmである。第2境界部103は、環状である。
側壁120とフランジ部との第3境界部104は、R形状である。具体的には、第1側壁121及び第2側壁122と、フランジ部140との第3境界部104の内側面及び外側面は、R形状である。この第3境界部104の側面及び外側面の曲率半径は、例えば1〜10mmである。第3境界部104は、環状である。
なお、本明細書における「R形状」とは、円弧状に湾曲している形状である。また、第1〜第3境界部102〜104の内側面とは、マニホールド100の内部空間を臨む面である。第1〜第3境界部102〜104の外側面とは、マニホールド100の外側を臨む面である。
蓋部130は、側壁120の上端部を塞ぐように構成されている。具体的には、蓋部130は、側壁120の上面を閉じる。蓋部130には、燃料電池セル200が接合される。
詳細には、蓋部130は、平板部材131と、延出部材132とを含んでいる。延出部材132は、平板部材131において長手方向に延びる一対の端部のそれぞれから下方に延びる。平板部材131と延出部材132とは、別部材が接合されてもよいが、本実施の形態では一体成形されている。
平板部材131は、平坦な板状の部材である。平板部材131は、平面視において、本体部101を包含する。このため、平板部材131は、本体部101の上面全体を塞ぐ。平板部材131は、図5に示すように、平面視において矩形状である。
平板部材131の外周部は、フランジ部140上に配置されており、フランジ部140に接合されている。平板部材131は、例えば、接合材、溶接などによって、フランジ部140に接合されている。
図2に示すように、平板部材131は、燃料電池セル200の下端部に反応ガスを供給するための孔部131aを有している。本実施の形態では、図5に示すように、平板部材131は、複数の孔部131aを有している。各孔部131aは、マニホールド100の幅方向に延びている。また、各孔部131aは、マニホールド100の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。
延出部材132は、平板部材131を補強するためのリブである。図1に示すように、延出部材132は、平板部材131の短手方向の両端部から下方に延びるとともに、本体部101の長手方向に沿って延びている。なお、延出部材132は、図1のように平板部材131において長手方向に延びる一対の端部の一部から下方に延びてもよく、平板部材131において長手方向に延びる一対の端部全体から下方に延びてもよい。また、延出部材132は、平板部材131において短手方向に延びる一対の端部から、下方に延びてもよい。また、延出部材132は、平板部材131の外周全体から下方に延びてもよい。
延出部材132は、本体部101の外方に配置されている。具体的には、延出部材132は、側壁120及びフランジ部140の外方に配置され、フランジ部140及び側壁120の一部を被覆している。
図4に示すように、延出部材132の上下方向の高さT1は、本体部101の上下方向の高さT2よりも短い。このため、延出部材132は、マニホールド100の底壁110を台座に載置したときに、台座に接触しない。
なお、「(上下方向の)高さ」とは、マニホールド100の底壁110を水平面に載置したときの鉛直方向の距離である。また、延出部材132の高さT1は、延出部材132(蓋部130)の最大高さである。
図3及び図4に示すように、平板部材131と延出部材132との第4境界部105は、R形状である。具体的には、平板部材131と延出部材132との第4境界部105の内側面及び外側面は、R形状である。この第4境界部105の内側面及び外側面の曲率半径は、例えば1.0〜10mmである。なお、第4境界部105の内側面とは、本体部101を臨む面である。第4境界部105の外側面とは、マニホールド100の外側を臨む面である。
本体部101の断面二次モーメント(ly2)に対する蓋部130の断面二次モーメント(ly1)の比(ly1/ly2)は、0.11以上0.99以下であり、0.12以上0.90以下であることが好ましく、0.15以上0.80以下であることがより好ましい。0.11以上であると、マニホールド100に温度分布が発生したときに、蓋部130の平板部材131が変形することを抑制できる。この場合、第1接合材3に応力が加えられることを抑制できるので、第1接合材3にクラックを抑制できる。0.99以下であると、本体部101の変形が大きくなることを抑制できる。この場合、蓋部130と本体部101との接合部でクラックが発生する、本体部101が傾く等の問題を低減できる。
上記断面二次モーメントは、蓋部130及び本体部101の形状、寸法により計算される値である。比(ly1/ly2)を大きくする場合には、例えば蓋部130の延出部材132を長くする、蓋部130の厚さを大きくする等によって制御できる。比(ly1/ly2)を小さくする場合には、本体部101の厚さや高さを大きくする等によって制御できる。
[燃料電池セル]
図1〜図3に示すように、各燃料電池セル200は、マニホールド100から上方に延びている。詳細には、各燃料電池セル200は、マニホールド100の蓋部130から上方に延びている。燃料電池セル200の下端部201は、マニホールド100の孔部131a内に挿入されている。なお、燃料電池セル200の下端部201が孔部131a内に挿入された状態において、燃料電池セル200の下端部201の外周面と孔部131aの内壁面との間には隙間が形成されている。この隙間に第1接合材3が充填されている。
各燃料電池セル200は、マニホールド100の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて配置されている。図2に示すように、各燃料電池セル200は、第1集電部材4を介して互いに電気的に接続されている。第1集電部材4は、各燃料電池セル200の間に配置されており、隣り合う各燃料電池セル200を接続している。なお、第1集電部材4は、第2接合材5によって各燃料電池セル200に接合されている。第1集電部材4は、導電性を有する材料から形成されている。例えば、第1集電部材4は、酸化物セラミックスの焼成体または金属などによって形成されている。
図6に示すように、燃料電池セル200は、支持基板210と、複数の発電素子部220とを備えている。各発電素子部220は、支持基板210の両面に支持されている。なお、各発電素子部220は、支持基板210の片面のみに支持されていてもよい。各発電素子部220は、燃料電池セル200の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。すなわち、本実施の形態に係る燃料電池セル200は、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。
各発電素子部220は、電気的接続部260(図7参照)によって互いに電気的に接続されている。また、燃料電池セル200の上端部202側において、支持基板210の一方面に形成された発電素子部220と他方面に形成された発電素子部220とが第2集電部材6(図2参照)によって電気的に接続されている。なお、各発電素子部220は、直列に接続されている。
支持基板210は、燃料電池セル200の長手方向に延びる複数のガス流路211を内部に有している。ガス流路211は、マニホールド100の孔部131aを介して、マニホールド100の内部空間と連通している。
支持基板210の長手方向は、燃料電池セル200の長手方向と同じ方向である。各ガス流路211は、互いに実質的に平行に延びている。各ガス流路211は、燃料電池セル200の長手方向の両端部において開口している。
図7に示すように、支持基板210は、複数の第1凹部212を有している。各第1凹部212は、支持基板210の両面に形成されている。各第1凹部212は、支持基板210の長手方向において互いに間隔をあけて配置されている。
支持基板210は、絶縁性であり、例えば、セラミックスで形成される。具体的には、支持基板210は、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)から構成されてもよいし、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)とから構成されてもよいし、NiOとY(イットリア)とから構成されてもよいし、MgO(酸化マグネシウム)とMgAl(マグネシアアルミナスピネル)とから構成されてもよい。支持基板210は、多孔質である。支持基板210の気孔率は、例えば、20〜60%である。
各発電素子部220は、燃料極230、電解質240、及び空気極250を有している。また、各発電素子部220は、反応防止膜221をさらに有している。
燃料極230は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。燃料極230は、燃料極集電部231と、燃料極活性部232とを有する。燃料極集電部231は、第1凹部212内に配置されている。各燃料極集電部231は、第2凹部231a及び第3凹部231bを有している。燃料極活性部232は、第2凹部231a内に配置されている。
燃料極集電部231は、例えば、NiOとYSZ(8YSZ)とから構成されてもよいし、NiOとYとから構成されてもよいし、NiOとCSZとから構成されてもよい。燃料極集電部231の厚さ、すなわち第1凹部212の深さは、50〜500μmである。
燃料極活性部232は、例えば、NiOとYSZ(8YSZ)とから構成されてもよいし、NiOとGDC=(Ce,Gd)O(ガドリニウムドープセリア)とから構成されてもよい。燃料極活性部232の厚さは、5〜30μmである。
電解質240は、燃料極230上を覆うように配置されている。詳細には、電解質240は、あるインターコネクタ261から他のインターコネクタ261まで燃料電池セル200の長手方向に延びている。すなわち、燃料電池セル200の長手方向において、電解質240とインターコネクタ261とが交互に配置されている。
電解質240は、イオン伝導性を有し、かつ電子伝導性を有さない緻密な材料から構成される焼成体である。電解質240は、例えば、YSZ(8YSZ)から構成されてもよいし、LSGM(ランタンガレート)から構成されてもよい。電解質240の厚さは、例えば、3〜50μmである。
反応防止膜221は、緻密な材料から構成される焼成体であり、平面視において、燃料極活性部232と略同一の形状であり、燃料極活性部232と略同じ位置に配置されている。反応防止膜221は、電解質240内のYSZと空気極250内のSrとが反応して電解質240と空気極250との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜221は、例えば、GDCから構成される。反応防止膜221の厚さは、例えば、3〜50μmである。
空気極250は、反応防止膜221上に配置されている。空気極250は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。空気極250は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)、LSF=(La,Sr)FeO(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)等から構成されてもよい。また、空気極250は、LSCFから構成される第1層(内側層)とLSCから構成される第2層(外側層)との2層によって構成されてもよい。空気極250の厚さは、例えば、10〜100μmである。
電気的接続部260は、隣り合う発電素子部220を電気的に接続するように構成されている。電気的接続部260は、インターコネクタ261及び空気極集電膜262を有する。インターコネクタ261は、第3凹部231b内に配置されている。インターコネクタ261は、電子伝導性を有する緻密な材料から構成される焼成体である。インターコネクタ261は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)から構成されてもよいし、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)から構成されてもよい。インターコネクタ261の厚さは、例えば、10〜100μmである。
空気極集電膜262は、隣り合う発電素子部220のインターコネクタ261と空気極250との間を延びるように配置される。空気極集電膜262は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される焼成体である。空気極集電膜262は、例えば、LSCFから構成されてもよいし、LSC=(La,Sr)CoOから構成されてもよいし、Ag(銀)、Ag−Pd(銀パラジウム合金)から構成されてもよい。空気極集電膜262の厚さは、例えば、50〜500μmである。
図8に示すように、燃料電池セル200の下端部201は、緻密膜222によって覆われている。詳細には、緻密膜222は、支持基板210を覆っている。緻密膜222は、下端部側に形成された発電素子部220と電気的に接続されている。詳細には、緻密膜222は、電気的接続部260と電気的に接続されている。緻密膜222は、空気極集電膜262と支持基板210との間から近位側に向かって延びている。
緻密膜222は、緻密膜222の内側の空間を流れる燃料ガスと緻密膜222の外側の空間を流れる空気との混合を防止するガスシール機能を発揮する。このガスシール機能を発揮するため、この緻密膜222の気孔率は、例えば、10%以下である。また、緻密膜222は、絶縁性セラミックスで構成されている。
具体的には、緻密膜222は、上述した電解質240と反応防止膜221とによって構成することができる。緻密膜222を構成する電解質240は、支持基板210を覆っており、インターコネクタ261から支持基板210の下端近傍まで延びている。また、緻密膜222を構成する反応防止膜221は、電解質240と空気極集電膜262との間に配置されている。なお、緻密膜222は、電解質240のみで構成されていてもよいし、電解質240及び反応防止膜221以外の材料によって構成されていてもよい。
[第1接合材]
図1〜図3及び図8に示すように、第1接合材3は、燃料電池セル200をマニホールド100に固定する。詳細には、第1接合材3は、燃料電池セル200の下端部201とマニホールド100の蓋部130とを接合している。また、第1接合材3は、緻密膜222と接触している。なお、燃料電池セル200がマニホールド100に固定された状態において、孔部131aとガス流路211とが連通している。
第1接合材3は、例えば、結晶化ガラスである。結晶化ガラスとしては、例えば、SiO−B系、SiO−CaO系、またはSiO−MgO系が採用され得る。なお、本明細書では、結晶化ガラスとは、全体積に対する「結晶相が占める体積」の割合(結晶化度)が60%以上であり、全体積に対する「非晶質相及び不純物が占める体積」の割合が40%未満のガラスを指す。なお、第1接合材3の材料として、非晶質ガラス、ろう材、またはセラミックス等が採用されてもよい。具体的には、第1接合材3は、SiO−MgO−B−Al系及びSiO−MgO−Al−ZnO系よりなる群から選ばれる少なくとも一種である。
[製造方法]
続いて、本実施の形態のセルスタック装置1及びマニホールド100の製造方法について図1〜図10を参照して説明する。
まず、上方が開口し、底壁110と側壁120とフランジ部140とを有する本体部101を準備する。また、平板部材131と延出部材132とを有する蓋部130を準備する。次いで、平板部材131とフランジ部140とを接合する。接合する方法は、特に限定されず、溶接してもよく、結晶化ガラスによって接合してもよい。
以上の工程を実施することにより、本実施の形態のマニホールド100を製造できる。また、複数の燃料電池セル200を準備する。
そして、図9に示すように、第1集電部材4及び第2接合材5によって、各燃料電池セル200を互いに接続し、セル集合体300を作製する。なお、この段階では第2接合材5は焼成されておらず、各燃料電池セル200は互いに仮止めの状態である。
次に、図10に示すように、セル集合体300の各燃料電池セル200の下端部201をマニホールド100の各孔部131aに挿入する。なお、各燃料電池セル200が厚さ方向に沿って所定の間隔を保持するための治具を用いてもよい。
次に、図2及び図3に示すように、孔部131aに挿入された燃料電池セル200とマニホールドの蓋部130とを接合するように第1接合材3を塗布する。なお、第1接合材3は、燃料電池セル200の付け根に沿って塗布されている。また、第1接合材3は、燃料電池セル200の下端部201の外周面と孔部131aの内壁面との隙間に充填されていてもよい。
次に、第1接合材3及び第2接合材5を熱処理する。この熱処理によって、第1接合材3及び第2接合材5が固化され、セルスタック装置1が完成する。詳細には、第2接合材5が焼成されることによって、各燃料電池セル200と第1集電部材4とが固定される。また、第1接合材3が焼成されることによって、非晶質材料の温度が結晶化温度まで到達する。そして、結晶化温度下にて材料の内部で結晶相が生成されて、結晶化が進行していく。この結果、非晶質材料が固化・セラミックス化されて、結晶化ガラスとなる。これにより、結晶化ガラスで構成される第1接合材3が機能を発揮し、各燃料電池セル200の下端部201がマニホールド100の蓋部130に固定される。
[動作]
本実施の形態のセルスタック装置1の動作について、図1〜図8を参照して説明する。セルスタック装置1は、例えば以下のように動作する。
マニホールド100を介して各燃料電池セル200のガス流路211内に燃料ガス(水素ガス等)を流すとともに、支持基板210の両面を酸素を含むガス(空気等)に曝すことにより、電解質240の両側面間に生じる酸素分圧差によって起電力が発生する。このセルスタック装置1を外部の負荷に接続すると、空気極250において下記の式1に示す電気化学反応が起こり、燃料極230において下記の式2に示す電気化学反応が起こり、電流が流れる。
(1/2)O+2e→O2− ・・・(式1)
+O2−→HO+2e ・・・(式2)
さらに、支持基板210のガス流路211を流れる燃料ガスのうち発電に使用されなかった余剰燃料ガスは、ガス流路211の他端側に位置する排出口から外部に排出される。そして、排出口から排出される余剰燃料ガスと、酸素を含むガスとを混合して、燃焼する。
(変形例)
上述した実施の形態のセルスタック装置は、支持基板210の1つの主面上に複数の発電素子部220が配置された横縞型を例に挙げて説明したが、本発明のセルスタック装置は、支持基板の1つの主面上に1つの発電素子が配置される縦縞型であってもよい。また、本実施の形態のセルスタック装置1は、円筒平板型の支持基板210を備えているが、本発明のセルスタック装置は、円筒型の支持基板を備えていてもよい。
また、本実施の形態では、第1側壁121及び第2側壁122は底壁110から略垂直に上方に延びているが、本発明のマニホールドは、これに限定されない。例えば、第1側壁121及び第2側壁122の少なくとも一方は、上方に向かって外方に広がるように傾斜していてもよい。また、例えば、第1側壁121及び第2側壁122の少なくとも一方は、下方に向かって外方に広がるように傾斜していてもよい。
また、導入配管Pは、マニホールド100の側壁120に取り付けられているが、導入配管Pの取り付け位置はこれに限定されない。例えば、導入配管Pは、マニホールド100の蓋部130に取り付けられていてもよい。
また、実施の形態では、孔部131aは、燃料電池セル200の下端部が挿入される挿入孔であるが、本発明の孔部は、燃料電池セルの下端部に反応ガスを供給するためのものであれば、特に限定されない。
また、実施の形態では、マニホールド200に形成された1つの孔部131aに1つの燃料電池セルの下端部が挿入されているが、本発明では、1つの孔部に複数の燃料電池セルが挿入されていてもよい。
本実施例では、本体部の上下方向の高さよりも短い延出部材を有する蓋部を備えることによる効果と、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比による効果とについて調べた。なお、以下の実施例1〜3及び比較例1、2の断面二次モーメントは、蓋部及び本体部の形状、寸法により計算し、小数点第3位を四捨五入した値である。
(実施例1)
実施例1のマニホールドは、図4に示すマニホールド100である。具体的には、マニホールド100の高さTは25mmで、蓋部130の延出部材132の高さT1が6.5mmで、本体部101の高さT2は15.0mmであった。蓋部130の厚さは1.5mmであり、本体部101の厚さは1.5mmであった。本体部101の断面二次モーメント(ly2)は、2730mmであり、蓋部130の断面二次モーメント(ly1)は、299mmであった。このため、実施例1のマニホールドにおいて、本体部101の断面二次モーメントに対する蓋部130の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)は、0.11であった。
(実施例2)
実施例2のマニホールドは、実施例1と基本的には同様であったが、蓋部130が異なっていた。具体的には、本体部101は、実施例1と同様であった。蓋部130の延出部材132の高さT1が10.0mmで、蓋部130の厚さは1.5mmであった。蓋部130の断面二次モーメント(ly1)は、964mmであった。このため、実施例2のマニホールド100において、本体部101の断面二次モーメントに対する蓋部130の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)は、0.35であった。
(実施例3)
実施例3のマニホールドは、実施例1のマニホールドと基本的に同様の構成を備えていたが、蓋部130が異なっていた。具体的には、本体部101は、実施例1と同様であった。蓋部130の延出部材132の高さT1が14.5mmで、蓋部130の厚さは1.5mmであった。蓋部130の断面二次モーメント(ly1)は、2710mmであった。このため、実施例3のマニホールド100において、本体部101の断面二次モーメントに対する蓋部130の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)は、0.99であった。
(比較例1)
比較例1のマニホールドは、図11に示すマニホールドである。具体的には、マニホールドの高さT1は16.5mmで、蓋部の高さT3は1.5mmで、本体部101の高さT2は15.0mmであった。蓋部130の厚さは1.5mmであり、本体部101の厚さは1.5mmであった。本体部101の断面二次モーメント(ly2)は、2730mmであり、蓋部130の断面二次モーメント(ly1)は、15mmであった。このため、比較例1のマニホールドにおいて、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)は、0.01であった。
(比較例2)
比較例2のマニホールドは、実施例1のマニホールドと基本的に同様の構成を備えていたが、延出部材の上下方向の高さが本体部の上下方向の高さよりも長い点において異なっていた。具体的には、図4に相当する高さT、T1、T2で説明すると、比較例2のマニホールドの高さTは16.5mmで、蓋部の延出部材の高さT1は16.0mmで、本体部の高さT2は15mmであった。また、蓋部の厚さは1.5mmであった。本体部の断面二次モーメント(ly2)は、2730mmであり、蓋部の断面二次モーメント(ly1)は、2913mmであった。このため、比較例2のマニホールドにおいて、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)は、1.07であった。
(評価方法)
実施例1〜3及び比較例1、2のマニホールドに、接合材を用いて燃料電池セルを接合したセルスタック装置において、熱サイクル試験により、クラック及びガスリークの有無を調べた。具体的には、各セルスタック装置を電気炉内に設置し、室温から800℃まで昇降温速度400℃/hrでの上げ下げを10回繰り返した後、電気炉から取り出して、クラック発生の有無及びガスリーク量を調べた。
蓋部と本体部との接合部、及び第1接合材に浸透探傷剤を塗布し、マイクロスコープで観察することによりクラックの有無を確認した。また、燃料電池セル200のガス流路211出口端部を封止した上でマニホールド100の導入配管Pよりアルゴンガスを供給し、マニホールド100内部を印加圧20kPaまで高めて保持し、その時のガスリーク量を測定した。その結果を下記の表1に示す。表1において、「○」はクラックがなく、ガスリークがなかったことを意味し、「×」はクラックがあり、ガスリークがあったことを意味する。
Figure 0006435035
(評価結果)
表1に示すように、本体部の上下方向の高さよりも短い延出部材を有する蓋部を備える実施例1〜3は、マニホールド100が全体的に変形することを抑制できた。このため、マニホールドと燃料電池セルとを接合する第1接合材3を含めたセルスタック装置1全体において、クラックを抑制できることがわかった。このため、実施例1〜3のマニホールドを備えるセルスタック装置1は、マニホールド100に導入される反応ガスが外部に漏れ出すことを抑制できることがわかる。なお、この実施例1〜3においては、本体部101の断面二次モーメントに対する蓋部130の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)が0.11以上0.99以下であった。
一方、延出部を備えていない比較例1は、マニホールドの蓋部が大きく変形したので、第1接合材3にクラックが発生した。なお、比較例1においては、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)が0.11未満であった。
また、マニホールドの本体部の外方に配置されるとともに、本体部の上下方向の高さよりも長い延出部材を有する蓋部を備える比較例2は、マニホールドの本体部が大きく変形したので、第1接合材におけるクラックは抑制できたものの、本体部と蓋部との接合部にクラックが発生した。なお、比較例2においては、本体部の断面二次モーメントに対する蓋部の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)が0.99を超えていた。
以上より、本実施例によれば、本体部の外方に配置されるとともに、本体部の上下方向の高さよりも短い延出部材を有する蓋部を備えることによって、マニホールドの全体的な変形を抑制することができ、第1接合材3及びマニホールドにおけるクラックを抑制できることが確認できた。また、本体部101の断面二次モーメントに対する蓋部130の断面二次モーメントの比(ly1/ly2)を0.11以上0.99以下に制御することによっても、第1接合材3及びマニホールドにおけるクラックを抑制できることが確認できた。
以上のように本発明の実施の形態及び実施例について説明を行なったが、各実施の形態及び実施例の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示された実施の形態及び実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 セルスタック装置、3 第1接合材、4 第1集電部材、5 第2接合材、6 第2集電部材、100 マニホールド、101 本体部、102 第1境界部、103 第2境界部、104 第3境界部、105 第4境界部、106 第5境界部、107 第6境界部、110 底壁、120 側壁、121 第1側壁、122 第2側壁、130 蓋部、131 平板部材、131a 孔部、132 延出部材、133 側壁部材、134 フランジ部材、140 フランジ部、200 燃料電池セル、201 下端部、202 上端部、210 支持基板、211 ガス流路、212 第1凹部、220 発電素子部、221 反応防止膜、222 緻密膜、230 燃料極、231 燃料極集電部、231a 第2凹部、231b 第3凹部、232 燃料極活性部、240 電解質、250 空気極、260 電気的接続部、261 インターコネクタ、262 空気極集電膜、300 セル集合体、P 導入配管、T,T1,T2,T3 高さ。

Claims (4)

  1. 燃料電池セルに反応ガスを供給するためのマニホールドであって、
    上方が開口する本体部と、
    前記燃料電池セルの下端部に反応ガスを供給するための孔部を有し、かつ前記本体部の開口を塞ぐ蓋部と、
    を備え、
    前記本体部は、
    底壁と、
    前記底壁から上方に延びる側壁と、
    前記側壁の上端部から外方に延びるフランジ部と、
    を含み、
    前記蓋部は、
    前記孔部を有するとともに、前記フランジ部と接合される平板部材と、
    前記平板部材において長手方向に延びる一対の端部のそれぞれから下方に延びるとともに、前記本体部の外方に配置される延出部材と、
    を含み、
    前記延出部材の上下方向の高さは、前記本体部の上下方向の高さよりも短い、マニホールド。
  2. 前記本体部の断面二次モーメントに対する前記蓋部の断面二次モーメントの比は、0.11以上0.99以下である、請求項1に記載のマニホールド。
  3. 前記蓋部の厚さは、前記本体部の厚さよりも大きい、請求項1または2に記載のマニホールド。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマニホールドと、
    前記マニホールドから反応ガスが供給される燃料電池セルと、
    前記マニホールドと、前記燃料電池セルとを接合する接合材と、
    を備える、セルスタック装置。
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