JP5791854B1 - セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長期信頼性の向上したセルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置を提供する。【解決手段】 セル3を複数個配列してなるセルスタック5と、セル3の一端がシール材39にて固定されているとともに、セル3に反応ガスを供給するためのマニホールド4と、セルスタック5のセル3の配列方向における端部に配置され、セル3の変形を抑えるための端部導電部材29と、を具備し、端部導電部材29のマニホールド4側の一端が、マニホールド4と離間しているセルスタック装置。【選択図】 図3
Description
本発明は、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と酸素含有ガス(空気)とを用いて電力を得ることができるセルの1種である燃料電池セルが複数配列されてなる燃料電池セルスタック装置を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュールや、燃料電池モジュールを外装ケース内に収納してなる燃料電池装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、水蒸気と電圧とを付与して水蒸気(水)を電気分解することにより、水素と酸素(O2)を生成する電解セルが複数配列されてなる電解セルスタック装置を収納容器内に収納してなる電解モジュールや、電解モジュールを外装ケース内に収納してなる電解装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
ところで、燃料電池セルスタック装置における各燃料電池セルには、燃料ガスが供給され、電解装置における各電解セルには、水蒸気が供給される。これらの燃料電池セル又は電解セルは、燃料ガスや水蒸気を燃料電池セル又は電解セルに供給するためのマニホールドに、シール材を介して固定されている。しかし、このシール材にクラック等が生じ、それによりガスリークが生じるという問題があった。
それゆえ、本発明は、このシール材のクラックを抑制することができ、長期信頼性が向上したセルスタック装置、それを備えるモジュールおよびモジュール収容装置を提供することにある。
本発明のセルスタック装置は、セルを複数個配列してなるセルスタックと、前記セルの一端がシール材にて固定されているとともに、前記セルに反応ガスを供給するためのマニホールドと、前記セルスタックの前記セルの配列方向における端部に配置され、前記セルの変形を抑えるための端部導電部材と、を具備し、該端部導電部材の前記マニホールド側の一端が、前記マニホールドと離間していることを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、セルを複数個配列してなるセルスタックと、前記セルの一端がシール材にて固定されているとともに、前記セルにガスを供給するための第1のマニホールドと、前記セルの他端がシール材にて固定されているとともに、前記セルより排出されるガスを回収するための第2のマニホールドと、前記セルスタックの前記セルの配列方向における端部に配置され、前記セルの変形を抑えるための端部導電部材と、を具備し、該端部導電部材は、前記第1のマニホールド側の一端が前記第1のマニホールドと離間している、前記第2のマニホールド側の他端が前記第2のマニホールドと離間している、あるいは、一端および他端が前記第1および前記第2のマニホールドと離間していることを特徴とする。
また、本発明のモジュールは、収納容器内に、上記に記載のセルスタック装置を収納してなることを特徴とする。
さらに、本発明のモジュール収容装置は、外装ケース内に、上記に記載のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、セルの配列方向における端部に配置された端部導電部材のマニホールド側の一端が、マニホールドと離間していることから、シール材のクラックを抑制することができ、長期信頼性の向上したセルスタック装置とすることができる。
本発明のセルスタック装置は、セルの配列方向における端部に配置された端部導電部材は、第1のマニホールド側の一端が第1のマニホールドと離間している、第2のマニホールド側の他端が第2のマニホールドと離間している、あるいは、一端および他端が第1および第2のマニホールドと離間していることから、シール材のクラックを抑制することができ、長期信頼性の向上したセルスタック装置とすることができる。
また、本発明のモジュールは、収納容器内に上記のセルスタック装置を収納してなることから、長期信頼性の向上したモジュールとすることができる。
さらに、本発明のモジュール収容装置は、上記のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることから、長期信頼性の向上したモジュール収容装置とすることができる。
図1〜12を用いて、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置について説明する。なお、セルとは燃料電池セル、電解セルの双方を含むことを意味する。また、セルスタック装置とは燃料電池セルスタック装置、電解セルスタック装置の双方を含むことを意味する。また、モジュールとは燃料電池モジュール、電解モジュールの双方を含むことを意味する。また、モジュール収容装置とは燃料電池装置、電解装置の双方を含むことを意味する。
図1は、燃料電池セルを用いてなる本実施形態の燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図であり、図2は図1の断面図である。なお、以降の図において同一の部材については同一の番号を付するものとする。
図1に示す燃料電池モジュール1においては、収納容器2の内部に、内部を燃料ガスが一端から他端に流通するガス流路(図示せず)を有する燃料電池セル3を立設させた状態で一列に配列し、隣接する燃料電池セル3間が導電部材(図1においては図示せず)を介して電気的に直列に接続されているとともに、燃料電池セル3の下端をガラスシール材等の絶縁性接着材(図示せず)でマニホールド4に固定してなるセルスタック5を2つ備える燃料電池セルスタック装置12を収納してなる。
また、セルスタック5の上方には、燃料電池セル3に供給する燃料ガスを生成するための改質器6が配置されている。なお、セルスタック5の端部には、セルスタック5(燃料電池セル3)の発電により生じた電気を集電して外部に引き出すための、導電部を有する端部導電部材が配置されている(図1においては図示せず)。
なお、図1においては、燃料電池セルスタック装置12が2つのセルスタック5を備えている場合を示しているが、適宜その個数は変更することができ、例えばセルスタック5を1つだけ備えていてもよい。また、燃料電池セルスタック装置12を、改質器6を含むものとすることもできる。
なお、後述するが、マニホールド4は燃料電池セル3に供給する燃料ガスを貯留し、開口部を上面に有するガスケースと、内側に燃料電池セル3を固定するとともに、ガスケースに固定される枠体とを備えている。
また、図1においては、燃料電池セル3として、内部を燃料ガスが長手方向に流通する燃料ガス流路を複数有する中空平板型で、燃料ガス流路を有する支持体の表面に、内側電極層、固体電解質層および外側電極層を順に積層してなる固体酸化物形の燃料電池セル3を例示している。燃料電池セル3の構成については後述する。
また、本実施形態の燃料電池装置においては、燃料電池セル3は、例えば平板型や円筒型とすることもでき、あわせて収納容器2の形状も適宜変更することができる。
また、図1に示す改質器6においては、原燃料供給管10を介して供給される天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成する。なお、改質器6は、効率のよい改質反応である水蒸気改質を行うことができる構造とすることが好ましく、水を気化させるための気化部7と、原燃料を燃料ガスに改質するための改質触媒(図示せず)が配置された改質部8とを備えている。そして、改質器6で生成された燃料ガスは、燃料ガス流通管9を介してマニホールド4に供給され、マニホールド4より燃料電池セル3の内部に設けられた燃料ガス流路に供給される。
また図1においては、収納容器2の一部(前後面)を取り外し、内部に収納される燃料電池セルスタック装置12を後方に取り出した状態を示している。ここで、図1に示した燃料電池モジュール1においては、燃料電池セルスタック装置12を、収納容器2内にスライドして収納することが可能である。
なお、収納容器2の内部には、マニホールド4に並置されたセルスタック5の間に配置され、酸素含有ガスが燃料電池セル3の側方を下端部から上端部に向けて流れるように、酸素含有ガス導入部材11が配置されている。
図2に示すように、燃料電池モジュール1を構成する収納容器2は、内壁13と外壁14とを有する二重構造で、外壁14により収納容器2の外枠が形成されるとともに、内壁13により燃料電池セルスタック装置12を収納する発電室15が形成されている。さらに収納容器2においては、内壁13と外壁14との間を、燃料電池セル3に導入する酸素含有ガスが流通する酸素含有ガス流路21としている。
ここで、収納容器2内の上部に、上端側に酸素含有ガスが流入するための酸素含有ガス流入口(図示せず)とフランジ部25とが設けられている。また、下端部に燃料電池セル3の下端部に酸素含有ガスを導入するための酸素含有ガス流出口16が設けられてなる酸素含有ガス導入部材11が、収納容器2の上部から収納容器2内にかけて、内壁13を貫通して挿入されて固定されている。なお、フランジ部25と内壁13との間には断熱部材17が配置されている。
なお、図2においては、酸素含有ガス導入部材11が、収納容器2の内部に並置された2つのセルスタック5間に位置するように配置されているが、セルスタック5の数により、適宜配置することができる。例えば、収納容器2内にセルスタック5を1つだけ収納する場合には、酸素含有ガス導入部材11を2つ設け、セルスタック5を両側面側から挟み込むように配置することができる。
また発電室15内には、燃料電池モジュール1内の熱が極端に放散され、燃料電池セル3(セルスタック5)の温度が低下して発電量が低減しないよう、モジュール1内の温度を高温に維持するための断熱部材17が適宜設けられている。
断熱部材17は、セルスタック5の近傍に配置することが好ましく、特には、燃料電池セル3の配列方向に沿ってセルスタック5の側面側に配置するとともに、セルスタック5の側面における燃料電池セル3の配列方向に沿った幅と同等またはそれ以上の幅を有する断熱部材17を配置することが好ましい。なお、セルスタック5の両側面側に断熱部材17を配置することが好ましい。それにより、セルスタック5の温度が低下することを効果的に抑制できる。さらには、酸素含有ガス導入部材11より導入される酸素含有ガスが、セルスタック5の側面側より排出されることを抑制でき、セルスタック5を構成する燃料電池セル3間の酸素含有ガスの流れを促進することができる。なお、セルスタック5の両側面側に配置された断熱部材17においては、燃料電池セル3に供給される酸素含有ガスの流れを調整し、セルスタック5の長手方向および燃料電池セル3の積層方向における温度分布を低減するための開口部18が設けられている。
また、燃料電池セル3の配列方向に沿った内壁13の内側には、排ガス用内壁19が設けられており、内壁13と排ガス用内壁19との間が、発電室15内の排ガスが上方から下方に向けて流れる排ガス流路22とされている。なお、排ガス流路22は、収納容器2の底部に設けられた排気孔20と通じている。また、排ガス用内壁19のセルスタック5側にも断熱部材17が設けられている。
それにより、燃料電池モジュール1の稼動(起動処理時、発電時、停止処理時)に伴って生じる排ガスは、排ガス流路22を流れた後、排気孔20より排気される構成となっている。なお、排気孔20は収納容器2の底部の一部を切り欠くようにして形成してもよく、また管状の部材を設けることにより形成してもよい。
なお、酸素含有ガス導入部材11の内部には、セルスタック5近傍の温度を測定するための熱電対24が、その測温部23が燃料電池セル3の長手方向の中央部でかつ燃料電池セル3の配列方向における中央部に位置するように配置されている。
また、上述の構成の燃料電池モジュール1においては、燃料電池セル3における燃料ガス流路より排出される発電に使用されなかった燃料ガスと酸素含有ガスとを燃料電池セル3の上端と改質器6との間で燃焼させることにより、燃料電池セル3の温度を上昇・維持させることができる。あわせて、燃料電池セル3(セルスタック5)の上方に配置された改質器6を温めることができ、改質器6で効率よく改質反応を行なうことができる。なお、通常発電時においては、上記燃焼や燃料電池セル3の発電に伴い、燃料電池モジュール1内の温度は500〜1000℃程度となる。
図3は、本実施形態の燃料電池セルスタック装置の一例を一部抜粋して示し、(a)は側面図、(b)は正面図であり、図4は本実施形態の燃料電池セルスタック装置の一部を抜粋して示す断面図である。
図3、図4に示すように、燃料電池セル3の一端部(図3の下端部)は枠体27で囲まれており、枠体27の内側に充填されたシール材39で燃料電池セル3の下端部の外周が固定されている。つまり、セルスタック5は、枠体27の内側に複数の燃料電池セル3を一列に並べ、各燃料電池セル3を、導電部材26aを介して接続して収容し、シール材39で枠体27に接着されている。なお、この枠体27の内側が固定部となる。また、シール材39は、耐熱性かつ絶縁性を有している材料を用いることが好ましく、例えばガラス等を用いることができる。
端部導電部材29は、セルスタック5の燃料電池セル3の配列方向における端部に配置され、燃料電池セル3の変形を抑えている。ここでいう端部とは、両端部であっても良いし、一方又は他方のいずれか一方のみでも良い。
また、セルスタック5の最も外側に位置する燃料電池セル3には、当該セル3の外側に配置された導電部材26bを介して端部導電部材29が接続されている。
図3に示すように、燃料電池セル3を電気的に接続するために介装される導電部材は、符号26aで示しており、セルスタック5の最も外側に位置する導電部材は、符号26bで示している。
また、図3に示す例においては、端部導電部材29は、導電部材26bと異なって、平板形状を有している。これによって、端部導電部材29は、広い面積で、導電部材26bから電流を取り出すことができる。
また、端部導電部材29は、その一端(下端)が導電部材26bの下端以下に位置しており、その他端(上端)が導電部材26bの上端以上に位置していることが好ましい。これによって、端部導電部材29は、導電部材26bと広い接触面積で接続されることとなる。従って、端部導電部材29は、広い面積で、導電部材26bから電流を取り出すことができる。
端部導電部材29は、導電部材26bと電気的に接続されており、セルスタック5の外側に突出する導電部30を有している。この導電部30の端は、マニホールド4と離間している。なお、図には示していないが、端部導電部材29の外側に、セルスタック5の周囲に配置された断熱材との接触や外部からの衝撃に対して、端部導電部材29およびセルスタック5を保護する目的で、保護カバーを設けてもよい。
一方、マニホールド4を構成するガスケース31は、燃料電池セル3のガス流路にガスを供給する開口部32を上面に有して、セルスタック5が開口部32を塞ぐように環状の枠体27の一端部が、ガスケース31の開口部32を取り囲むように環状に形成された溝部に差し込まれて、シール材39にて固定されている。それにより、燃料電池セル3のガス流路33以外の部分が気密に封止されている。
この構成では、セルスタック5をガスケース31に接続する前に、別途、燃料電池セル3の一端部をシール材39で枠体27に接着し、その後で枠体27をガスケース31に接着して封止することが可能である。
以下、セルスタック装置12を構成する燃料電池セル3について説明する。
燃料電池セル3は、図4に示すように、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持基板32(以下、支持基板32と略す場合がある)の一方の平坦面上に内側電極層33、固体電解質層34及び外側電極層35を順次積層してなる柱状(中空平板状等)からなる。この導電性支持基板32には、内部をガス流れるガス流路38が設けられており、図4においては6つのガス流路が設けられた例を示している。図4に示す例においては、内側電極層33を燃料側電極層とし、外側電極層35を空気側電極層として説明する。
なお、図4に示す例の燃料電池セル3においては、内側電極層33を燃料側電極層とし、外側電極層35を空気側電極層とした燃料電池セルについて説明したが、内側電極層33を空気側電極層とし、外側電極層34を燃料側電極層として、ガス流路38に酸素含有ガスを流す構成の燃料電池セル3としてもよい。
また、燃料電池セル3の他方の平坦面上にはインターコネクタ36が設けられており、インターコネクタ36の外面(上面)にはP型半導体層37が設けられている。P型半導体層37を介して、導電部材26aをインターコネクタ36に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。なお、図4では、端部導電部材29の記載を省略している。また、支持基板は燃料側電極層を兼ねるものとし、その表面に固体電解質層および空気側電極層を順次積層してセルを構成することもできる。
燃料側電極層33は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素が固溶しているZrO2(安定化ジルコニアと称し、部分安定化も含むものとする)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層34は、燃料側電極層33、空気側電極層35間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO2から形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
空気側電極層35は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO3型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。空気側電極層35はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
支持基板32としては、燃料ガスを燃料側電極層33まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ36を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、支持基板32としては、導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。セル3を作製するにあたり、燃料側電極層33または固体電解質層34との同時焼成により支持基板32を作製する場合においては、鉄族金属成分と特定希土類酸化物とから支持基板32を形成することが好ましい。また、図3に示した燃料電池セル3において、柱状(中空平板状)の支持基板32は、立設方向に細長く延びる板状片であり、平坦な両面と半円形状の両側面を有する。また、支持基板32は、ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。また、支持基板32の形状は柱状であれば良く、円筒状であってもよい。
P型半導体層37としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物からなる層を例示することができる。具体的には、インターコネクタ36を構成する材料よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO3系酸化物、LaFeO3系酸化物、LaCoO3系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体層37の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ36は、上述したとおり、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO3系酸化物)が好適に使用される。これらの材料は、導電性を有し、かつ燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触しても還元も酸化もされない。また、インターコネクタ36は支持基板32に形成されたガス流路38を流通する燃料ガス、および支持基板32の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
そして、燃料電池セル3を電気的に接続するために介装される導電部材26a、セルスタックの最も外側に位置する導電部材26bおよび端部導電部材29は、弾性を有する金属または合金からなる部材あるいは金属繊維または合金繊維から成るフェルトに所要の表面処理を加えた部材から構成することができる。
ところで、セルスタック装置12において、運転時や製造時において、ガラス等からなるシール材39にクラック等が生じる場合がある。これは、燃料電池セル3、導電部材26、端部導電部材29等をシール材39に固定した場合に、運転時や製造における熱により、各部材が膨張等によって、シール材39に応力が発生し、その応力に伴って生じるものと考えられる。特に、枠体27との界面や燃料電池セル3との界面にこのクラックが生じやすい。
それゆえ、本実施形態のセルスタック装置12において、シール材39のクラック発生を抑制するにあたって、シール材39に発生する応力を減らすことを目的として、端部導電部材29のマニホールド4側の一端(下端)が、マニホールド4と離間している。言い換えれば、端部導電部材29は下端がシール材39に固定されていない構成とされている。
それゆえ、端部導電部材29に生じる応力がシール材39に伝搬することを抑制できることから、シール材39にクラックが生じることを抑制することができる。
なお、図3(a)に示す燃料電池セルスタック装置12においては、あわせて導電部材26a、26bのマニホールド4側の一端部(下端部)も、マニホールド4と離間するように配置している。このような構成においては、さらに効率よく、シール材39にクラックが生じることを抑制することができるが、シール材39の耐久性に応じて、シール材39に固定してもよい。
図5は、本実施形態の燃料電池セルスタック装置の他の一例を一部抜粋して示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
図3(a)で示した燃料電池セルスタック装置12においては、端部導電部材29がマニホールド4と離間して、その間が空間となっている例を示したが、この場合に、端部導電部材29に生じた応力が、端部導電部材29と導電部材26bとの接合部位に影響して、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離するおそれがある。
そこで、図5に示した燃料電池セルスタック装置41においては、マニホールド4と、端部導電部材29のマニホールド4側の一端との間に、シール材39とは異なる材料からなり、端部導電部材29の一端(下端)を保持するための保持部材40を設けている。より詳細には、端部導電部材29のマニホールド4側の一端と、シール材39との間に保持部材40が設けられている。
それにより、端部導電部材29に生じた応力の一部が保持部材40に吸収されることとなり、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離することを抑制することができる。
それゆえ、保持部材40としては、弾性を有し、変形可能なものであり、かつ表面が酸化物で構成されていることが好ましい。
このような保持部材40としては、例えば綿状の断熱材や、ガラス等にて作製されたらせん状の線材や板バネ等を用いることができる。それにより、よりスタック支持部材29に生じた応力を保持部材40にて吸収することができるほか、表面が酸化物で構成されていることで、高温の酸化しやすい環境下でも長期間安定して用いることができる。なお、少なくとも表面が酸化物で構成されていれば良く、全体が酸化物で構成されていてもよい。
また、端部導電部材29は、セルスタック5の外側に突出する導電部30を有しており、それにより外部に電流を掃引することから、導電性であることが好ましい。一方で、保持部材40を設ける場合には、マニホールド4の枠体27が導電性である場合に、保持部材40と枠体27とが接触することでショートするおそれがあることから、保持部材40は絶縁性であることが好ましい。また、保持部材40を絶縁性とすることで、端部導電部材29又は導電部30が、導電性である枠体27と接触してショートすることも抑制することができる。
それゆえこの場合、保持部材40は、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、並びにこれらを含む複合酸化物等の材料にて作製することが好ましい。なお、導電性、絶縁性とは、セルスタック装置の運転環境下において、電気を通す性質を示すものを導電性、電気を通さない性質を示すものを絶縁性とする。
また、上述したように、シール材39において、燃料電池セル3との界面部分にもクラックが生じやすい。それゆえ、シール材39の表面に設けられ、燃料電池セル3の一端部とシール材39とを固定するための固定材50を有し、この固定材50が酸化物を含むとよい。この固定材50により、燃料電池セル3とシール材39との応力を緩和できる。なお、図5におけるセルスタック装置41において、固定材50を設けた例を示している。それにより、燃料電池セル3の膨張や変形等により生じる応力を、固定材50にて緩和することができ、燃料電池セル3との界面におけるクラック等の発生を抑制することができる。
なおこのような固定材50としては、例えば酸化アルミニウム、酸化ケイ素を主成分とする断熱材を用いて作製することができる。なお酸化物を主成分とする理由は、上記の保持部材と同様である。
図6は、本実施形態の燃料電池セルスタック装置の他の一例を一部抜粋して示す、正面図である。
図6に示す例においては、保持部材40の幅が、端部導電部材29の幅より広くなっている。この構成によれば、保持部材40は、端部導電部材29に生じた応力の一部を、より広い接触面積で吸収することができる。従って、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離することを抑制することができる。
また、図6に示す例においては、保持部材40の幅が端部導電部材29の幅より広くなっており、保持部材40が端部導電部材29および枠体27の間に当接するように挟まれている。この構成により、端部導電部材29および枠体27の間に、導電性を有する不要物が挟まることを防ぐことができるので、端部導電部材29および枠体27がショートすることを抑制することができる。
図7は、本実施形態の電解セルスタック装置の一例を示す外観斜視図である。
図7は、内部をガスが一端から他端に流通するガス流路(図示せず)を有する電解セル3を立設させた状態で一列に配列し、隣接する電解セル3間がセル間導電部材(図7においては図示せず)を介して電気的に直列に接続されたセルスタック5を備える電解セルスタック装置51を示す。
各電解セル3は、下端がガラス等の絶縁性のシール材39で第1のマニホールド54に固定されており、上端が同様にシール材で第2のマニホールド57に固定されている。なお、第1のマニホールド54には水蒸気を供給する水蒸気供給管58が接続されており、第2のマニホールド57には水素含有ガスを回収する水素回収管59が接続されている。
また、図7に示す電解セルスタック装置51においては、セルスタック5における電解セル3の配列方向の両端には、各電解セル3に電流を流すための端部導電部材29が設けられている。なお端部導電部材29も、導電部材26bを介して電解セル3に接続されている。
端部導電部材29は、セルスタック5の電解セル3の配列方向における端部に配置され、電解セル3の変形を抑えている。ここでいう端部とは、両端部であっても良いし、一方又は他方のいずれか一方のみでも良い。
なお、図7に示す端部導電部材29においては、端部導電部材29の下端側に、セルスタック5の外側に突出する導電部30が設けられている。この導電部30の端は、第1のマニホールド54および第2のマニホールド57と離間している。また、端部導電部材29の外側に、端部導電部材29の一部としてセルスタック3の周囲に配置された断熱材との接触や外部からの衝撃に対して、端部導電部材29やセルスタック3を保護する目的で、保護カバーを設けてもよい。
なお、図7においては、それぞれのマニホールドに1つのセルスタック5を固定した例を示しているが、適宜その数は変更することができ、例えばそれぞれのマニホールドにセルスタック5を複数個固定してもよい。
上述した電解セルスタック装置51において、ガス流路に水蒸気を含むガスを流して、電圧を与えることにより水素含有ガスを生成することができ、第1のマニホールド54が高温の水蒸気を供給するための供給部となり、第2のマニホールド57が生成された水素を回収するための回収部となる。
ちなみに、上述の第1のマニホールド54と第2のマニホールド57とは逆の構成としてもよい。
なお、各マニホールドは、電解セル3に供給するもしくは電解セル3より回収するガスを貯留し、開口部を上面に有するガスケース31と、内側に電解セル3を固定するとともに、ガスケース31に固定される枠体27とを備えている。
図8は、(a)は図7に示す電解セルスタック装置51の側面側の断面図であり、(b)は(a)で示す破線部分を抜粋して示す断面図である。まず、図8(b)を用いて電解セル3について説明する。なお、(a)は側面側の断面図であり、一部ハッチングを省略しているほか、端部導電部材29を明りょうとすべく点にて塗っている。
図8に示す電解セル3は、上述した図1〜5で示した燃料電池セル3と同様の構成である。
そして、電解セル3を電気的に接続するために介装される導電部材26a、セルスタックの最も外側に位置する導電部材26bおよび端部導電部材29は、弾性を有する金属または合金からなる部材あるいは金属繊維または合金繊維から成るフェルトに所要の表面処理を加えた部材から構成することができる。
ところで、このような電解セル3の一端(下端)および他端(上端)は、各マニホールドの枠体27に囲まれており、枠体27の内側に充填されたシール材39で電解セル3の下端部及び上端部の外周が固定されている。つまり、セルスタック5は、枠体27の内側に複数の電解セル3を並べ、各電解セル3を、導電部材26aを介して接続して収容し、シール材39で枠体27に接着されている。なお、この枠体27の内側が固定部となる。また、シール材39は、耐熱性かつ絶縁性を有している材料を用いることが好ましく、例えばガラス等を用いることができる。
一方、第1のマニホールド54、第2のマニホールド57を構成するガスケース31は、電解セル3のガス流路38にガスを供給する開口部を有しており、環状の枠体27の一端部が、ガスケース31の開口部を取り囲むように環状に形成された溝部に差し込まれて、シール材39にて固定されている。それにより、電解セル3のガス流路38以外の部分が気密に封止されている。
この構成では、セルスタック5をガスケース31に接続する前に、別途、電解セル3の一端部をシール材39で枠体27に接着し、その後で枠体27をガスケース31に接着して封止することが可能である。
ところで、電解セルスタック装置51において、運転時や製造時において、ガラス等からなるシール材39においてクラック等が生じる場合がある。これは、電解セル3、導電部材26、端部導電部材29等をシール材39に固定した場合に、運転時や製造における熱により、各部材が膨張等によって、シール材39に応力が発生し、その応力に伴って生じるものと考えられる。特に、枠体27との界面や電解セル3との界面にこのクラックが生じやすい。
それゆえ、図8に示す電解セルスタック装置51においては、シール材39におけるクラックの発生を抑制するにあたって、シール材39に発生する応力を減らすことを目的として、端部導電部材29の第2のマニホールド57側の他端(上端)が、第2のマニホールド57と離間している。言い換えれば、端部導電部材29は上端がシール材39に固定されていない構成とされている。なお、図8においては、この部分を一点破線にて示している。
端部導電部材29に生じる応力がシール材39に伝搬することを抑制できることから、シール材39においてクラックが生じることを抑制することができる。それゆえ、信頼性が向上した電解セルスタック装置51とすることができる。
なお、図8においては、端部導電部材29の第2のマニホールド57側の他端(上端)と第2のマニホールド57との間が離間している例を示しているが、端部導電部材29の第1のマニホールド54側の一端(下端)と第1のマニホールド54との間を離間させるほか、端部導電部材29の一端(下端)および他端(下端)が第1のマニホールド54および第2のマニホールド57と離間していてもよい。さらに、図8に示す電解セルスタック装置51においては、電解セル3の配列方向における両端に位置する端部導電部材29の他端(上端)と第2のマニホールド57との間が離間している例を示しているが、一方の端部導電部材29のみが離間していてもよい。
ここで、端部導電部材29を各マニホールドから離間させるにあたっては、端部導電部材29に生じる応力の大きい側の端部を各マニホールドから離間させることが好ましい。たとえば、第1のマニホールド54側と第2のマニホールド57側とで温度を比較した場合に、温度の高い方が端部導電部材29に生じる応力、ひいてはシール材に生じる応力が大きくなる傾向がある。それゆえ、このような構成の電解セルスタック装置51においては、第1のマニホールド54および第2のマニホールド57のそれぞれを流れるガスの温度が高い方の一方のマニホールドと、この一方のマニホールドと対向する端部導電部材29の一端又は他端とが離間していることで、より効果を有することができる。従って、端部導電部材29と各マニホールドとを離間させるにあたっては、第1のマニホールド54を流れる流体の温度、第2のマニホールド57を流れる温度等に基づいて、適宜設定すればよい。
例えば、第1のマニホールド54を流れるガスの温度が、第2のマニホールド57を流れるガスの温度より高い場合には、端部導電部材29の第1のマニホールド54側の一端が第1のマニホールド54と離間していることが好ましい。より詳細には、第1のマニホールド54に高温の水蒸気を導入し、第2のマニホールド57にて水素含有ガスを回収する構成にあたっては、水蒸気の温度が高いことから、端部導電部材29の一端(下端)と第1のマニホールド54との間を離間させることができる。
ちなみに、端部導電部材29を各マニホールドと離間させるにあたっては、水素生成効率との兼ね合いを考慮して適宜設定することができるが、例えば1〜10mmとすることができる。なおこの場合、端部導電部材29と各マニホールドとの距離とは、シール材39の表面と端部導電部材29の一端との距離を意味する。
また、第2のマニホールド57を流れるガスの温度が、第1のマニホールド54を流れるガスの温度より高い場合には、端部導電部材29の第2のマニホールド57側の他端が第2のマニホールド57と離間していることが好ましい。
また、図7,8に示す例においては、端部導電部材29は、導電部材26bと異なって、平板形状を有している。これによって、端部導電部材29は、広い面積で、導電部材26bから電流を取り出すことができる。
また、端部導電部材29は、その一端(下端)が導電部材26bの下端以下に位置しており、その他端(上端)が導電部材26bの上端以上に位置していることが好ましい。これによって、端部導電部材29は、導電部材26bと広い接触面積で接続されることとなる。従って、端部導電部材29は、広い面積で、導電部材26bから電流を取り出すことができる。
図9は、本実施形態の電解セルスタック装置の他の一例を一部抜粋して示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
図8(a)で示した電解セルスタック装置51においては、端部導電部材29が第1のマニホールド54と離間して、その間が空間となっている例を示したが、この場合に、端部導電部材29に生じた応力が、端部導電部材29と導電部材26bとの接合部位に影響して、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離するおそれがある。
そこで、図9に示した電解セルスタック装置61においては、第2のマニホールド57と端部導電部材29の第2のマニホールド57側の他端との間に、シール材39とは異なる材料からなり、端部導電部材29の他端(上端)を保持するための保持部材40を設けている。より詳細には、端部導電部材29の第2のマニホールド57側の他端と、シール材39との間に保持部材40が設けられている。
それにより、端部導電部材29に生じた応力の一部が保持部材40に吸収されることとなり、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離することを抑制することができる。
それゆえ、保持部材40としては、弾性を有し、変形可能なものであり、かつ表面が酸化物で構成されていることが好ましい。
このような保持部材40としては、例えば綿状の断熱材や、ガラス等にて作製されたらせん状の線材や板バネ等を用いることができる。それにより、より端部導電部材29に生じた応力を保持部材40にて吸収することができるほか、表面が酸化物で構成されていることで、高温の酸化しやすい環境下でも長期間安定して用いることができる。なお、少なくとも表面が酸化物で構成されていれば良く、全体が酸化物で構成されていてもよい。
また、後述するように、第1のマニホールド54と端部導電部材29の第1のマニホールド54側の一端との間に、シール材39とは異なる材料からなり、端部導電部材29の一端(下端)を保持するための保持部材40を設けても良い。
また、端部導電部材29の一端(下端)および他端(上端)の双方を保持するための保持部材40をそれぞれ設けても良い。
また、端部導電部材29は、セルスタック5の外側に突出する導電部30を有しており、それにより外部から電流を流すことから、導電性であることが好ましい。一方で、保持部材40を設ける場合には、マニホールド4の枠体27が導電性である場合に、保持部材40と枠体27とが接触することでショートするおそれがあることから、保持部材40は絶縁性であることが好ましい。また、保持部材40を絶縁性とすることで、端部導電部材29又は導電部30が、導電性である枠体27と接触してショートすることも抑制することができる。
それゆえこの場合、保持部材40は、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、並びにこれらを含む複合酸化物等の材料にて作製することが好ましい。なお、導電性、絶縁性とは、セルスタック装置の運転環境下において、電気を通す性質を示すものを導電性、電気を通さない性質を示すものを絶縁性とする。
また、上述したように、シール材39において、電解セル3との界面部分にもクラックが生じやすい。それゆえ、シール材39の表面に設けられ、電解セル3の一端および他端のうち少なくとも一方とシール材39とを固定するための固定材50を有し、この固定材50が酸化物を含むとよい。この構成により、電解セル3とシール材39との応力を緩和できる。なお、図9におけるセルスタック装置61において、固定材50を設けた例を示している。それにより、電解セル3の膨張や変形等により生じる応力を、固定材50にて緩和することができ、電解セル3との界面におけるクラック等の発生を抑制することができる。
なおこのような固定材50としては、例えば酸化アルミニウム、酸化ケイ素を主成分とする断熱材を用いて作製することができる。なお酸化物を主成分とする理由は、上記の保持部材と同様である。
図10は、本実施形態の電解セルスタック装置の他の一例を一部抜粋して示す、正面図である。
図10に示す例においては、保持部材40の幅が、端部導電部材29の幅より広くなっている。この構成によれば、保持部材40は、端部導電部材29に生じた応力の一部を、より広い接触面積で吸収することができる。従って、端部導電部材29と導電部材26bとが剥離することを抑制することができる。
また、図10に示す例においては、保持部材40の幅が端部導電部材29の幅より広くなっており、保持部材40が端部導電部材29および枠体27の間に当接するように挟まれている。この構成により、端部導電部材29および枠体27の間に、導電性を有する不要物が挟まることを防ぐことができるので、端部導電部材29および枠体27がショートすることを抑制することができる。
図11は、本実施形態の電解セルスタック装置の他の一例を示す断面図である。
図8に示す電解セルスタック装置51と対比して、端部導電部材29の他端が第2のマニホールド57に固定されており、一方で端部導電部材29の一端が第1のマニホールド54に固定されていない点で異なる。なお、図11においては、この離間している部分を一点破線にて示している
図11に示す電解セルスタック装置71においては、端部導電部材29の下端部側に、外部より電流を導入するための導電部30が設けられている。ここで、端部導電部材29においては、この導電部30が接続された部分において、ジュール熱が発生し、端部導電部材29そのものの温度が上昇する場合も想定される。この場合、端部導電部材29そのものを見た場合に、導電部30が設けられている側の端部側の温度が高くなることが想定される。
図11に示す電解セルスタック装置71においては、端部導電部材29の下端部側に、外部より電流を導入するための導電部30が設けられている。ここで、端部導電部材29においては、この導電部30が接続された部分において、ジュール熱が発生し、端部導電部材29そのものの温度が上昇する場合も想定される。この場合、端部導電部材29そのものを見た場合に、導電部30が設けられている側の端部側の温度が高くなることが想定される。
従って、端部導電部材29の端を各マニホールドと離間させるにあたり、端部導電部材29のうち導電部30が設けられている側の端を、マニホールドに対して離間させることができる。
それゆえ、図11に示す電解セルスタック装置71においては、端部導電部材29の下端部側に導電部30が設けられていることから、端部導電部材29の下端と第1のマニホールド54とを離間させている。
それにより、端部導電部材29に生じる応力がシール材39に伝搬することを抑制できることから、シール材39においてクラックが生じることを抑制することができる。それゆえ、信頼性が向上した電解セルスタック装置71とすることができる。
また、図11に記載の電解セルスタック装置71に、図9、10に示された保持部材40、固定材50を適用してもよい。具体的には、図11に示した電解セルスタック装置71においても、端部導電部材29とシール材39との間に、シール材39とは異なる材料からなり、端部導電部材29の一端(下端)を保持するための保持部材40を設けることができる。
図12は、外装ケース内に図1で示した燃料電池モジュール1と、燃料電池モジュール1を動作させるための補機(図示せず)とを収納してなる本実施形態の燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図12においては一部構成を省略して示している。
図12に示す燃料電池装置42は、支柱43と外装板44から構成される外装ケース内を仕切板45により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール1を収納するモジュール収納室46とし、下方側を燃料電池モジュール1を動作させるための補機を収納する補機収納室47として構成されている。なお、補機収納室47に収納する補機を省略して示している。
また、仕切板45には、補機収納室47の空気をモジュール収納室46側に流すための空気流通口48が設けられており、モジュール収納室46を構成する外装板44の一部に、モジュール収納室46内の空気を排気するための排気口49が設けられている。
このような燃料電池装置42においては、上述したように、長期信頼性の向上した燃料電池モジュール1をモジュール収納室46に収納し、燃料電池モジュール1を動作させるための補機を補機収納室47に収納して構成されることにより、長期信頼性の向上した燃料電池装置42とすることができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
上述の例ではいわゆる縦縞型と呼ばれるセル3を用いて説明したが、一般に横縞型と呼ばれる複数の発電素子部又は電解素子部を支持体上に設けてなる横縞型のセルを用いることもできる。
また、図7〜図11に示す例は、電解セルスタック装置を用いて説明したが、図7〜図11に示す例を、燃料電池セルスタック装置として用いても良い。この場合には、例えば、第1マニホールド54に燃料ガスを供給し、第2マニホールド57が排ガスを回収すればよい。また、この場合には、導電部30から電流を取り出すようにすれば良い。
1:燃料電池モジュール
2:収納容器
3:燃料電池セル
4:マニホールド
5:セルスタック
12、41:燃料電池セルスタック装置
26(26a、26b):導電部材
27:枠体
29:端部導電部材
30:導電部
31:ガスケース
39:シール材
40:保持部材
45:燃料電池装置
50:固定材
51、61、71:電解セルスタック装置
54:第1のマニホールド
57:第2のマニホールド
2:収納容器
3:燃料電池セル
4:マニホールド
5:セルスタック
12、41:燃料電池セルスタック装置
26(26a、26b):導電部材
27:枠体
29:端部導電部材
30:導電部
31:ガスケース
39:シール材
40:保持部材
45:燃料電池装置
50:固定材
51、61、71:電解セルスタック装置
54:第1のマニホールド
57:第2のマニホールド
Claims (15)
- セルを複数個配列してなるセルスタックと、
前記セルの一端がシール材にて固定されているとともに、前記セルに反応ガスを供給するためのマニホールドと、
前記セルスタックの前記セルの配列方向における端部に配置され、前記セルの変形を抑えるための端部導電部材と、を具備し、
該端部導電部材の前記マニホールド側の一端が、前記マニホールドと離間していることを特徴とするセルスタック装置。 - 前記マニホールドと、前記端部導電部材の前記マニホールド側の一端との間に、前記シール材とは異なる材料からなり、前記端部導電部材の一端を保持するための保持部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック装置。
- 前記保持部材は変形可能な材料で、かつ表面が酸化物で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のセルスタック装置。
- 前記保持部材が絶縁性を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のセルスタック装置。
- 前記シール材の表面に設けられ、前記セルの一端部と前記シール材とを固定するための固定材を有し、該固定材が酸化物を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
- 前記端部導電部材が、外部に電流を引き出すための導電部を備えるとともに、該導電部の端が、前記マニホールドと離間するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
- セルを複数個配列してなるセルスタックと、
前記セルの一端がシール材にて固定されているとともに、前記セルにガスを供給するための第1のマニホールドと、
前記セルの他端がシール材にて固定されているとともに、前記セルより排出されるガスを回収するための第2のマニホールドと、
前記セルスタックの前記セルの配列方向における端部に配置され、前記セルの変形を抑えるための端部導電部材と、を具備し、
該端部導電部材は、前記第1のマニホールド側の一端が前記第1のマニホールドと離間している、前記第2のマニホールド側の他端が前記第2のマニホールドと離間している、あるいは、一端および他端が前記第1および前記第2のマニホールドと離間していることを特徴とするセルスタック装置。 - 前記第1のマニホールドおよび前記第2のマニホールドのそれぞれを流れるガスの温度が高い方の一方のマニホールドと、該一方のマニホールドと対向する前記端部導電部材の一端又は他端とが離間していることを特徴とする請求項7に記載のセルスタック装置。
- 前記第1のマニホールドと前記端部導電部材の前記第1のマニホールド側の一端との間、および、前記第2のマニホールドと前記端部導電部材の前記第2のマニホールド側の他端との間のうち少なくとも一方に、
前記シール材とは異なる材料からなり、前記端部導電部材の一端および他端のうち少なくとも一方を保持するための保持部材が配置されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のセルスタック装置。 - 前記シール材の表面に設けられ、前記セルの一端および他端のうち少なくとも一方と前記シール材とを固定するための固定材を有し、該固定材が酸化物を含むことを特徴とする請求項7乃至請求項9のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
- 前記保持部材は変形可能な材料で、かつ表面が酸化物で構成されていることを特徴とする請求項9に記載のセルスタック装置。
- 前記保持部材が絶縁性を有していることを特徴とする請求項9又は請求項11に記載のセルスタック装置。
- 前記端部導電部材が、外部より電流を導入するまたは外部に電流を引き出すための導電部を備えるとともに、該導電部の端が、前記第1および前記第2のマニホールドと離間するように配置されていることを特徴とする請求項7乃至請求項12のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
- 収納容器内に、前記請求項1乃至請求項13のうちいずれかに記載のセルスタック装置を収納してなることを特徴とするモジュール。
- 外装ケース内に、請求項14に記載のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
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