JP2019102121A - 燃料電池スタック - Google Patents
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Abstract
【課題】筒状の燃料電池セルを接続部材により電気的に接続するものにおいて、集電効率の向上を図る。【解決手段】内側電極層と電解質層と外側電極層とがこの順で筒状に積層されて両端から内側電極層が突出するように構成される複数の燃料電池セルと、第1集電部と第2集電部と連結部とを有し隣り合う2つの燃料電池セルを電気的に接続する接続部材として燃料ガスの供給側に配置される供給側接続部材および燃料ガスの排出側に配置される排出側接続部材と、を備える燃料電池スタックにおいて、供給側接続部材の第2集電部が外側電極層に接続される供給側接続位置と、排出側接続部材の第2集電部が外側電極層に接続される排出側接続位置とが、燃料電池セルの軸方向の中心に対して非対称となるように、供給側接続部材の連結部と排出側接続部材の連結部とを異なる長さに構成する。【選択図】図6
Description
本発明は、燃料電池スタックに関する。
従来、この種の燃料電池スタックとしては、内側電極層と電解質層と外側電極層とがこの順で筒状に積層され、一端から内側電極層内に供給される燃料ガスが他端に流れる燃料電池セルを複数備え、隣り合う燃料電池セルを接続部材により電気的に接続するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池スタックでは、接続部材が、隣り合う燃料電池セルのうち一方の燃料電池セルの内側電極層に電気的に接続される第1集電部と、他方の燃料電池セルの外側電極層に電気的に接続される第2集電部と、第1集電部と第2集電部とを連結する連結部とを有する。そして、燃料電池セルの軸方向の両端において軸端からの距離が同じ位置に、接続部材を取り付けるものとしている。
しかしながら、上述した燃料電池セルでは、燃料ガスは内側電極層内を流れるうちに発電反応に利用されていくから、燃料電池セルの軸方向において燃料ガスの濃度差が生じ、発電出力に差が出ることになる。また、発電反応に利用されなかった余剰の燃料ガスを他端から放出して燃焼させる場合、燃焼熱により他端側が一端側よりも温度が上昇するため、燃料電池セルが活性化し発電出力が高くなる傾向にある。このように、燃料電池セルの一端側と他端側とで発電出力の傾向に違いが生じるため、接続部材の接続位置によって集電効率が変化することが考えられる。このため、集電効率を向上させるために、なお改善の余地がある。
本発明は、筒状の燃料電池セルを接続部材により電気的に接続するものにおいて、集電効率の向上を図ることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の燃料電池スタックは、アノードである内側電極層と電解質層とカソードである外側電極層とがこの順で筒状に積層されて両端から前記内側電極層が突出するように構成され、一端から前記内側電極層内に燃料ガスが供給されると共に発電に利用されなかった余剰の燃料ガスを他端から排出する複数の燃料電池セルと、隣り合う2つの前記燃料電池セルのうち一方の燃料電池セルの軸端で突出する前記内側電極層に電気的に接続される第1集電部と、他方の燃料電池セルの前記外側電極層に電気的に接続される第2集電部と、前記第1集電部と前記第2集電部とを連結する連結部と、を有し、隣り合う前記燃料電池セルを電気的に接続する接続部材として、燃料ガスの供給側に配置される供給側接続部材および燃料ガスの排出側に配置される排出側接続部材と、を備える燃料電池スタックであって、前記供給側接続部材の前記第2集電部が前記外側電極層に接続される供給側接続位置と、前記排出側接続部材の前記第2集電部が前記外側電極層に接続される排出側接続位置とが、前記燃料電池セルの軸方向の中心に対して非対称であることを要旨とする。
本発明の燃料電池スタックでは、燃料ガスの供給側に配置される供給側接続部材の第2集電部が外側電極層に接続される供給側接続位置と、燃料ガスの排出側に配置される排出側接続部材の第2集電部が外側電極層に接続される排出側接続位置とが、燃料電池セルの軸方向の中心に対して非対称である。これにより、燃料電池セルの軸方向における一端側と他端側とにおける発電出力の傾向の違いなどに応じた適切な接続位置で、各接続部材の第2集電部を外側電極層に接続することができる。したがって、筒状の燃料電池セルを接続部材により電気的に接続するものにおいて、集電効率の向上を図ることができる。
本発明の燃料電池スタックにおいて、前記供給側接続位置および前記排出側接続位置は、前記供給側接続位置が前記排出側接続位置よりも前記燃料電池セルの軸方向の中心に近くなるように設けられるものとしてもよい。ここで、第2集電部と外側電極層との接続位置を変更すると、発電により生じた電流が第2集電部に集電されるまでの移動距離が変わるため電流の移動ロスが変化する。燃料ガスの供給側では、排出側よりもガス濃度が高く比較的広範囲で十分な発電出力が得られるため、燃料電池セル内の電流の移動ロスを抑えることができるように、軸方向の端部側よりも中心側で集電した方が、集電効率の向上が見込まれる。一方で、ガス濃度が低下する排出側は、供給側よりも発電出力が小さくなっている。また、排出された燃料ガスの燃焼熱により他端側で温度が上昇して、他端側に近い部分が活性化することになる。このため、軸方向の中心側よりも端部側で集電した方が集電効率の向上が見込まれる。したがって、供給側接続位置を排出側接続位置よりも燃料電池セルの軸方向の中心に近くすることで、供給側接続部材と排出側接続部材のそれぞれに適した接続位置で外側電極と接続することができるから、集電効率を向上させることができる。
本発明の燃料電池スタックにおいて、前記連結部は、前記燃料電池セルの軸方向に延在し、前記供給側接続部材の前記連結部と前記排出側接続部材の前記連結部とを異なる長さに構成するものとしてもよい。こうすれば、簡易な構成で、燃料電池セルの軸方向における一端側と他端側とを適切な接続位置とすることができる。
本発明の燃料電池スタックにおいて、前記連結部は、前記燃料電池セルの軸方向に延在し、前記供給側接続部材の前記連結部は、前記排出側接続部材の前記連結部よりも長いものとしてもよい。こうすれば、簡易な構成で、供給側接続位置を排出側接続位置よりも燃料電池セルの軸方向の中心に近くすることができる。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本実施形態の発電モジュール10の構成の概略を示す構成図であり、図2は燃料電池セル40の部分断面図である。発電モジュール10は、図1に示すように、水蒸気を生成する気化器22と、天然ガスやLPガスなどの原燃料ガスを水蒸気改質反応により改質して水素を含む燃料ガス(改質ガス)を生成する改質器24と、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスとを反応させて発電する複数の燃料電池セル40がスタッキングされた燃料電池スタック30と、燃料ガス供給管26を介して改質器24と接続され改質器24からの燃料ガスを各燃料電池セル40に分配する燃料ガスマニホールド34と、酸化剤ガスを各燃料電池セル40に分配する酸化剤ガスマニホールド38と、を備え、これらは、モジュールケース11に収容されている。なお、発電モジュール10は、その発電に伴って発生した熱を回収して給湯する図示しない給湯ユニット(貯湯タンク)と組み合わされることにより、燃料電池システムを構成する。
モジュールケース11は、断熱性材料により箱形に形成され、原燃料ガス供給管12と改質水供給管14と空気供給管16とが接続されている。原燃料ガス供給管12は、供給源からの原燃料ガスを気化器22へ供給する配管であり、その配管には開閉弁やポンプ、流量計、圧力計、脱硫器などが設けられている。改質水供給管14は、改質水を気化器22へ供給する配管であり、その配管には改質水タンクやポンプなどが設けられている。空気供給管16は、酸化剤ガスとしてのエアを酸化剤ガスマニホールド38へ供給する配管であり、その配管にはエアブロワや流量計などが設けられている。
また、モジュールケース11には、気化器22による水蒸気の生成や改質器24による水蒸気改質反応などに必要な熱を供給するための燃焼部28が設けられている。燃焼部28は、燃料電池セル40の発電反応に利用されなかった余剰の燃料ガス(アノードオフガス)および酸化剤ガス(カソードオフガス)を点火して燃焼させることにより、気化器22や改質器24を加熱する。燃焼部28の燃焼により生成される燃焼排ガスは、モジュールケース11の上部に設けられた燃焼排ガス排出管18を介してケース外へ排出される。なお、燃焼排ガス排出管18には図示しない熱交換器が接続され、熱交換器は、循環配管を介して貯湯タンクから供給される貯湯水を燃焼排ガスとの熱交換によって加温する。また、熱交換器を通過した燃焼排ガスは、貯湯水との熱交換によって凝縮され、その凝縮水が改質水タンクへ回収される。
燃料電池セル40は、図2に示すように、酸素イオン伝導体からなる緻密構造の円筒状の電解質層42と、電解質層42の内側に積層されたアノードとしての多孔質構造の燃料電極層(内側電極層)44と、電解質層42の外側に積層されたカソードとしての多孔質構造の酸化剤電極層(外側電極層)46と、を備える円筒型の固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)セルとして構成されている。燃料電池セル40の上下方向(長手方向)における両端部には燃料電極層44と電気的に接続される集電用のキャップ50が取り付けられる。隣り合う2つの燃料電池セル40は、一方の燃料電池セル40のキャップ50(燃料電極層44)と他方の燃料電池セル40の酸化剤電極層46とが、接続部材(後述する下部接続部材60および上部接続部材70)により接続されることで、電気的に接続される。また、全ての燃料電池セル40は、接続部材を介して直列に接続される。即ち、燃料電池スタック30は、複数の燃料電池セル40と、燃料電池セル40を接続する複数の接続部材とを備える。燃料電極層44の内部には燃料ガスが流れる燃料ガス流路44aが形成されており、燃料電池セル40は、燃料ガス流路44aと燃料ガスマニホールド34とが連通するように燃料ガスマニホールド34の支持板36に立設されている。
電解質層42は、例えば、Y,Sc,Ceなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープした安定化ジルコニア、Gd,Y,Smなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープしたセリア、Ni,Sr,Mg,Co,Fe,Cuから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンガレート、などを用いることができる。
燃料電極層44は、例えば、NiやFeなどの触媒金属とY,Sc,Ceなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープした安定化ジルコニアとの混合体、NiやFeなどの触媒金属とGd,Y,Smなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープしたセリアとの混合体、NiやFeなどの触媒金属とSr,Mg,Co,Fe,Cuから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンガレートとの混合体、などを用いることができる。
酸化剤電極層46は、例えば、Sr,Caから選ばれる1種または2種をドープしたランタンマンガナイト、Sr,Co,Ni,Cuから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンフェライト、Sr,Fe,Ni,Cuから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンコバルタイト、Sr,Feから選ばれる1種または2種をドープしたバリウムコバルタイト、銀、銀−パラジウム合金、白金、などを用いることができる。
なお、電解質層42と酸化剤電極層46との間には、ガドリニウムをドープしたセリア(GDC)、イットリアをドープしたセリア(YDC)、サマリウムをドープしたセリア(SDC)などの希土類をドープしたセリア混合体を用いた反応防止層を設けることも好適である。
キャップ50は、フェライト系ステンレスなどの導電性を有する金属材料により有底円筒状に形成されている。キャップ50は、環状の底部52と、底部52の外周側から軸方向に円筒状に延在する外筒部54と、底部52の内周側(中央)から外筒部54とは逆方向に円筒状に延在する内筒部56とを有し、底部52と外筒部54と内筒部56とが一体的に形成されている。燃料電池セル40の下端に取り付けられるキャップ50の内筒部56は、燃料電池セル40が燃料ガスマニホールド34の支持板36に立設された状態で燃料ガスマニホールド34内に挿入され、燃料ガスマニホールド34からの燃料ガスを燃料ガス流路44a内に導入する。導入された燃料ガスは、燃料ガス流路44aを下方から上方に向かって流れながら、発電反応に利用される。また、燃料電池セル40の上端に取り付けられるキャップ50の内筒部56は、燃料電池セル40を通過した余剰の燃料ガスを燃焼部28に放出する。
図2に示すように、燃料電池セル40の電解質層42の両端部は酸化剤電極層46の両端部から外方に突出すると共に燃料電極層44の両端部は電解質層42の両端部よりも外方に突出している。キャップ50には、電解質層42と燃料電極層44の各端部が挿入され、キャップ50の底部52には、燃料電極層44の端部が当接する。キャップ50の外筒部54の内周面と燃料電極層44の外周面との間は、導電性接合層48によって電気的に接続される。導電性接合層48は、例えば、白金、銀、銅、銀−パラジウム合金などの導電性ペーストやランタンクロマイトなどの導電性セラミックを用いて形成することができる。また、導電性接合層48として、導電性耐熱接着剤を用いるものとしてもよい。なお、導電性接合層48とキャップ50との隙間を封止するためのガラスシール層が設けられるものなどとしてもよい。
ここで、本実施形態では、隣り合う燃料電池セル40を接続するための接続部材として、燃料ガスの供給側(上流側)となる図1の下部に取り付けられる下部接続部材60と、燃料ガスの排出側(下流側)となる図1の上部に取り付けられる上部接続部材70とを備える。図3は下部接続部材60を示す平面図であり、図4は下部接続部材60を示す正面図であり、図5は上部接続部材70を示す平面図である。また、図6は下部接続部材60と上部接続部材70との接続位置を示す説明図である。下部接続部材60と上部接続部材70は、プレス成形されたステンレスなどの導電性金属板に表面処理を行うことにより形成されており、それぞれ単独で隣り合う2つの燃料電池セル40を電気的かつ機械的に接続可能なものである。なお、表面処理は、メッキや電着、溶射等で行われればよい。図3および図5に示すように、下部接続部材60と上部接続部材70は、それぞれ、一体に成形された第1集電部61,71、第2集電部62,72および連結部63,73を有する。第1集電部61,71は、接続対象となる2つの燃料電池セル40の一方のキャップ50(燃料電極層44)に電気的に接続され、第2集電部62,72は、当該2つの燃料電池セル40の他方の酸化剤電極層46に電気的に接続される。連結部63,73は、燃料電池セル40の軸方向に延在しており、第1集電部61,71および第2集電部62,72を燃料電池セル40の長手方向(軸方向)において互いに離間するように電気的かつ機械的に接続する。このため、下部接続部材60は、主に燃料電池セル40の下部側の電流を集電し、上部接続部材70は、主に燃料電池セル40の上部側の電流を集電するものとなる。下部接続部材60と上部接続部材70は、連結部63,73の長さが異なるが、第1集電部61,71および第2集電部62,72は同様に構成されている。このため、以下では、下部接続部材60を例にとって構成を説明する。
下部接続部材60の第1集電部61は、図3および図4に示すように、燃料電池セル40のキャップ50の外筒部54の外周面に接触し当該外周面を部分的に包囲するように形成された接触保持部61aを有する。接触保持部61aは、図4に示すように、半円筒状に形成されており、半円弧状の断面形状を有する。この接触保持部61aの内周面は、接続対象のキャップ50の外筒部54の外周面の曲率半径よりも僅かに大きい曲率半径を有するように形成されている。また、第1集電部61は、接触保持部61aから延出されたクランプ部61bと、クランプ部61bと対向するように接触保持部61aから延出された平板状のガイド部61cと、を有する。第1集電部61は、ガイド部61cがキャップ50の外筒部54をガイドしつつクランプ部61bが外筒部54により押し広げられながら、外筒部54を接触保持部61aに入り込ませて、接触保持部61aの内周面に接触させる。そして、クランプ部61bとガイド部61cとが弾性力により外筒部54を押し挟むことで、外筒部54の外周面と接触保持部61aの内周面との接触を保持する。
下部接続部材60の第2集電部62は、図3および図4に示すように、燃料電池セル40の酸化剤電極層46の外周面に接触し当該外周面を部分的に包囲するように形成された接触保持部62aを有する。接触保持部62aは、図4に示すように、半円筒状に形成されており、半円弧状の断面形状を有する。この接触保持部62aの内周面は、接続対象の酸化剤電極層46の外周面の曲率半径よりも僅かに大きい曲率半径を有するように形成されている。また、第2集電部62は、接触保持部62aから延出されたクランプ部62bと、クランプ部62bと対向するように接触保持部62aから延出された平板状のガイド部62cと、を有する。第2集電部62は、ガイド部62cが酸化剤電極層46をガイドしつつクランプ部62bが酸化剤電極層46により押し広げられながら、酸化剤電極層46を接触保持部62aに入り込ませて、接触保持部62aの内周面に接触させる。そして、クランプ部62bとガイド部62cとが弾性力により酸化剤電極層46を押し挟むことで、酸化剤電極層46の外周面と接触保持部62aの内周面との接触を保持する。
下部接続部材60の連結部63は、上部接続部材70が隣り合う2つの燃料電池セル40に接続されたときに当該2つの燃料電池セル40の長手方向に沿って延在するように形成され、第1集電部61のガイド部61cと第2集電部62のガイド部62cとの間を繋ぐ。上述したように、下部接続部材60の連結部63と、上部接続部材70の連結部73とは、長さが異なっている。本実施形態では、図3および図5に示すように、連結部73よりも連結部63の方が長くなっている。したがって、図6に示すように、下部接続部材60の第2集電部72と酸化剤電極層46との下部接続位置Jaと、上部接続部材70の第2集電部62と酸化剤電極層46との上部接続位置Jbとが、燃料電池セル40(酸化剤電極層46)の軸方向における中心Cに対して非対称な位置となる。言い換えると、酸化剤電極層46の下端から下部接続部材60の第2集電部62の下端までの下端側距離Laと、酸化剤電極層46の上端から上部接続部材70の第2集電部62の上端までの上端側距離Lbとが異なり、上端側距離Lbよりも下端側距離Laの方が長くなっている。この理由については、後述する。
燃料ガスマニホールド34は、上部が開口した箱型の部材であり、上部の開口を塞いで密閉空間を形成するように支持板36が接合されている。支持板36は、複数の貫通孔36aが所定間隔で形成されており、それぞれの貫通孔36aにキャップ50の内筒部56が貫通するように燃料電池セル40が挿入され、複数の燃料電池セル40を立設した状態で支持する。これにより、燃料ガスマニホールド34は、各燃料電池セル40の燃料ガス流路44aと下方のキャップ50を介して連通し、燃料ガス供給管26から供給される燃料ガスを各燃料電池セル40の燃料ガス流路44aに供給(分配)する。燃料ガス流路44aに供給された燃料ガスは、燃料ガス流路44aを通過し、余剰の燃料ガスが上方のキャップ50から燃焼部28へ排出される。燃料電池セル40を通過した余剰の燃料ガスは、上述したように、酸化剤ガスと共に燃焼部28にて燃焼され、燃焼排ガスとして燃焼排ガス排出管18へ排出される。支持板36は、例えば、フェライト系ステンレス鋼やオーステナイト系ステンレス鋼などの金属材料により形成したり、絶縁性セラミックなど絶縁性材料により形成したりすることができる。
燃料電池セル40と支持板36との間、すなわちキャップ50の底部52の外面と支持板36の上面との間には、ガラスシール部37が形成されている。ガラスシール部37は、例えば、アルミナ−シリカ系結晶化ガラスなどの耐熱性およびシール性に優れた結晶化ガラスを用いて形成することができる。
酸化剤ガスマニホールド38は、空気供給管16と接続されており、各燃料電池セル40の酸化剤電極層46に酸化剤ガス(空気)を分配するための複数の供給口38aが形成されている。供給口38aから供給された酸化剤ガスは、隣り合う燃料電池セル40の間を上方に向かって流れながら、発電反応に利用される。また、燃料電池セル40の間を通過した余剰の酸化剤ガスは、燃料ガスと共に燃焼部28にて燃焼される。
ここで、上述したように下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称とする理由を説明する。図7は規格化ガス濃度の変化の一例を示す説明図であり、図8,図9は電流密度向上率の変化の一例を示す説明図であり、図10は規格化電流密度の変化の一例を示す説明図である。図7〜図10では、横軸に酸化剤電極層46(外側電極)の下端からの規格化距離をとる。規格化距離は、距離0が酸化剤電極層46の下端、距離100が上端を示し、以下では単に距離ともいう。また、図7は縦軸に規格化ガス濃度をとる。規格化ガス濃度は、燃料ガス流路44aの供給側(下端側)の最大ガス濃度で規格化したものである。燃料ガス流路44aに下方から導入された燃料ガスは、上方に流れながら発電反応に利用されるため、図7に示すように、下端からの距離が増えるにつれて規格化ガス濃度が減少し、ガス濃度の分布は燃料電池セル40の下端側が高く上端側が低い傾向となる。また、距離0〜70程度まではガス濃度が比較的高く発電反応が促進され易いために比較的急にガス濃度が減少し、距離70程度を超えた以降は緩やかに減少する。なお、余剰の燃料ガスが燃焼部28で燃焼されるから、燃焼部28に近い上端側は下端側よりも高温となる。即ち、温度の分布は、燃料電池セル40の下端側が低く上端側が高い傾向となる。
図8は下端側距離Laを変化させた場合の電流密度の向上率を示し、図9は上端側距離Lbを変化させた場合の電流密度の向上率を示し、いずれも縦軸に電流密度の向上率をとる。図8,図9の向上率は、図11に示す従来形態の燃料電池スタック130の電流密度を基準とした向上率を示す。燃料電池スタック130は、隣り合う燃料電池セル140の両端で接続部材160,170により接続されている。接続部材160,170は、酸化剤電極層46の両端から同じ規格化距離(例えば距離3程度)で第2集電部162,172が酸化剤電極層46に接続されるように連結部163,173が同じ長さとされている。即ち、従来形態の接続位置は、燃料電池セル140の軸方向の中心Cに対して上下対称となっている。
また、図8では、上端側距離Lbを距離3程度に固定し、下端側距離Laを距離15,45,75程度の3箇所に変化させた場合の電流密度を求めて基準に対する向上率を導出した点(図中黒丸)と、導出した向上率を近似した近似曲線(図中点線)とを示す。図示するように、下端からの規格化距離が距離40〜50程度で電流密度の向上率が約9%以上と高くなり、距離30〜60程度でも向上率が約8%を超えるなど良好な傾向となった。ここで、図7に示したように、下端から距離70程度までは比較的ガス濃度が高く発電反応が促進されるため、多くの電流が生じる。このため、下部接続位置Jaが上下方向のいずれかに偏ると、第2集電部62に電流が集電されるまでの移動ロスによる集電効率に及ぼす影響が大きくなるといえる。したがって、図8では、距離15程度などの下端側の箇所や距離75程度などの中央部を超えた箇所よりも、距離45程度などの上下方向の偏りが小さく移動ロスが抑えられる箇所で電流密度の向上率が高くなったと考えられる。これらのことから、下端側距離Laは、下端からの規格化距離が距離30以上で距離60以下の範囲が好ましく、距離40以上で距離50以下の範囲が更に好ましいといえる。
また、図9では、横軸に酸化剤電極層46の下端からの規格化距離に加えて、酸化剤電極層46の上端からの規格化距離を括弧内に示す。この図9では、図8の結果に基づいて下端側距離Laを距離45程度に固定した上で、上端側距離Lbを距離5,15,45程度の3箇所に変化させた場合の電流密度を求めて基準に対する向上率を導出した点(図中黒丸)と、導出した向上率を近似した近似曲線(図中点線)とを示す。このため、図9の向上率には、下端側距離Laを距離45程度とすることによる電流密度の向上効果が含まれている。図示するように、上端からの規格化距離が距離10〜20程度で約9%以上の向上効果が減少することはなく、距離0〜30程度で若干減少するものの向上効果を概ね維持し、距離30程度を超えた辺りから向上効果が減少する傾向となった。ここで、図7に示したように、下端から距離70程度を超えた以降はガス濃度が既に低下しているため、上部接続位置Jbが上端側に偏っても電流の移動ロスが集電効率に及ぼす影響はそれほど大きくはない。また、温度が高い上端側は、燃料電池セル40が活性化されて発電反応に有利な環境となるから、上端側距離Lbを小さくして上部接続位置Jbを上端側にする方が好ましいといえる。さらに、上端側距離Lbを小さくして上部接続部材70の接続部73を短くした方が、上部接続部材70を流れる電流の移動ロスを抑えるメリットが生じる。したがって、図9では、上端からの規格化距離が距離45程度などの中央部側の箇所よりも距離5程度や距離15程度などの上端側の箇所で電流密度の向上率が良好な結果となったと考えられる。これらのことから、上端側距離Lbは、上端からの規格化距離が距離0以上で距離30以下の範囲が好ましく、距離10以上で距離20以下の範囲が更に好ましいといえる。
図10は、縦軸に規格化電流密度をとったものであり、シミュレーションにより得られた電流密度を従来形態の距離0における最大電流密度を用いて規格化したものを示す。図10では、従来形態の電流密度を点線で示し、実施形態の電流密度を実線で示す。なお、実施形態は、上述した範囲内で下端側距離Laが上端側距離Lbよりも長くなるように下端側距離Laと上端側距離Lbを定めて、下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称としたものである。図示するように、従来形態では、規格化距離が距離0と距離100で電流密度がピークを示すものの、それ以外は電流密度が大きく低下する傾向にある。一方、実施形態では、距離0,100およびその近傍における電流密度は従来形態より小さくなるが、距離20〜30の間に電流密度のピークが生じており、距離15程度から距離70程度までの広い範囲で従来形態よりも電流密度が向上している。このため、距離0〜距離100までの全長に亘って電流密度を積算した積算値は、実施形態の方が従来形態よりも約9%程度向上する結果が得られた。
以上説明した燃料電池スタック30では、燃料ガスの供給側に配置される下部接続部材60の下部接続位置Jaと、燃料ガスの排出側に配置される上部接続部材70の上部接続位置Jbとが、燃料電池セル40の軸方向の中心に対して非対称である。これにより、燃料電池セル40の下端側と上端側とにおける発電出力の傾向の違いなどに応じた適切な接続位置で各接続部材を酸化剤電極層46に接続することができる。また、下部接続位置Jaが上部接続位置Jbよりも燃料電池セル40の軸方向の中心に近くなるように設けられる。これにより、ガス濃度による発電出力の違いや温度上昇による影響、接続位置による電流の移動ロスなどを考慮して、下部接続部材60と上部接続部材70のそれぞれに適した接続位置とすることができるから、集電効率を向上させることができる。また、燃料電池スタック30は、下部接続部材60の下部接続位置Jaと上部接続部材70の上部接続位置Jbとが非対称であることを、下部接続部材60の連結部63と上部接続部材70の連結部73とを異なる長さに構成すること、具体的には連結部63を連結部73よりも長くすることで実現するから、簡易な構成で実現することができる。
上述した実施形態では、連結部63を連結部73よりも長くすることで下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称とするものとしたが、これに限られず、連結部63と連結部73とを異なる長さに構成することで非対称とするものであればよい。あるいは、連結部63と連結部73とを異なる長さに構成するものに限られず、連結部63と連結部73とを同じ長さとして以下のように構成してもよい。例えば、電解質層42の両端部よりも外方に突出する燃料電極層(内側電極層)44の突出量を上下で異なる量とし下部接続部材60の第1集電部61と上部接続部材70の第1集電部71とを非対称の接続位置とすることで、下部接続部材60の第2集電部62と上部接続部材70の第2集電部72とを非対称の接続位置、即ち下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称としてもよい。また、下部接続部材60の第1集電部61(接触保持部61a)と上部接続部材70の第1集電部71(接触保持部71a)の上下方向(軸方向)の長さを異なるものとしたり、下部接続部材60の第2集電部62(接触保持部62a)と上部接続部材70の第2集電部72(接触保持部72a)の上下方向(軸方向)の長さを異なるものとしたりすることで、下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称としてもよい。あるいは、これらのいずれか一の構成の違いだけでなく、複数の構成の違いを組み合わせることで、下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとを非対称としてもよい。
上述した実施形態では、下部接続位置Jaが上部接続位置Jbよりも燃料電池セル40の軸方向の中心に近くなるようにしたが、これに限られず、下部接続位置Jaと上部接続位置Jbとをそれぞれ最適化することで、燃料電池セル40の軸方向の中心に対して非対称とするものであればよい。
実施形態では、燃料電池セル40を円筒状に構成するものとしたが、これに限られず、楕円筒状や角筒状などの円筒状以外の筒状に構成するものとしてもよい。
本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。本実施形態では、酸化剤電極層46が「外側電極層」に相当し、燃料電極層44が「内側電極層」に相当し、電解質層42が「電解質層」に相当し、燃料電池セル40が「燃料電池セル」に相当し、第1集電部61,71が「第1集電部」に相当し、第2集電部62,72が「第2集電部」に相当し、連結部63,73が「連結部」に相当し、下部接続部材60が「供給側接続部材」に相当し、上部接続部材70が「排出側接続部材」に相当する。
なお、本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、本実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、本実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、燃料電池スタックの製造産業などに利用可能である。
10 発電モジュール、11 モジュールケース、12 原燃料ガス供給管、14 改質水供給管、16 空気供給管、18 燃焼排ガス排出管、22 気化器、24 改質器、26 燃料ガス供給管、28 燃焼部、30,130 燃料電池スタック、34 燃料ガスマニホールド、36 支持板、36a 貫通孔、37 ガラスシール部、38 酸化剤ガスマニホールド、38a 供給口、40,140 燃料電池セル、42 電解質層、44 燃料電極層、44a 燃料ガス流路、46 酸化剤電極層、48 導電性接合層、50 キャップ、52 底部、54 外筒部、56 内筒部、60 下部接続部材、61,71,171 第1集電部、61a,62a,71a,72a 接触保持部、61b,62b,71b,72b クランプ部、61c,62c,71c,72c ガイド部、62,72,172 第2集電部、63,73,173 連結部、70 上部接続部材、160,170 接続部材。
Claims (4)
- アノードである内側電極層と電解質層とカソードである外側電極層とがこの順で筒状に積層されて両端から前記内側電極層が突出するように構成され、一端から前記内側電極層内に燃料ガスが供給されると共に発電に利用されなかった余剰の燃料ガスを他端から排出する複数の燃料電池セルと、
隣り合う2つの前記燃料電池セルのうち一方の燃料電池セルの軸端で突出する前記内側電極層に電気的に接続される第1集電部と、他方の燃料電池セルの前記外側電極層に電気的に接続される第2集電部と、前記第1集電部と前記第2集電部とを連結する連結部と、を有し、隣り合う前記燃料電池セルを電気的に接続する接続部材として、燃料ガスの供給側に配置される供給側接続部材および燃料ガスの排出側に配置される排出側接続部材と、
を備える燃料電池スタックであって、
前記供給側接続部材の前記第2集電部が前記外側電極層に接続される供給側接続位置と、前記排出側接続部材の前記第2集電部が前記外側電極層に接続される排出側接続位置とが、前記燃料電池セルの軸方向の中心に対して非対称である
燃料電池スタック。 - 請求項1に記載の燃料電池スタックであって、
前記供給側接続位置および前記排出側接続位置は、前記供給側接続位置が前記排出側接続位置よりも前記燃料電池セルの軸方向の中心に近くなるように設けられる
燃料電池スタック。 - 請求項1または2に記載の燃料電池スタックであって、
前記連結部は、前記燃料電池セルの軸方向に延在し、
前記供給側接続部材の前記連結部と前記排出側接続部材の前記連結部とを異なる長さに構成する
燃料電池スタック。 - 請求項2に記載の燃料電池スタックであって、
前記連結部は、前記燃料電池セルの軸方向に延在し、
前記供給側接続部材の前記連結部は、前記排出側接続部材の前記連結部よりも長い
燃料電池スタック。
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- 2017-11-28 JP JP2017227768A patent/JP2019102121A/ja active Pending
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