JP6909313B2 - スプライシング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スプライシング装置に関するものである。
スプライシング装置は、多数の部品を収容するキャリアテープのスプライシングに用いられる。スプライシング装置は、一対のキャリアテープの端部を突き合わせた状態でスプライシングテープを両面に貼り付けるけることにより、一対のキャリアテープをスプライシングする。特許文献1には、スプライシング処理において、弾性を有するゴムシートを取り付けられた一対の押付板でスプライシングテープを表面側および裏面側から押し付けることにより、確実な接着を図る構成が開示されている。
国際公開第2014/102965号
ところで、スプライシング処理において押付板によりスプライシングテープに付与される押付力が不足すると、スプライシングテープの接着が不十分となるおそれがある。一方で、上記の押付力が過剰になると、スプライシングテープに挟まれたキャリアテープが変形するおそれがある。そのため、スプライシング装置には、スプライシング処理においてスプライシングテープに適度な押付力を付与することが求められる。
本明細書は、スプライシング処理において一対のスプライシングテープに付与される押付力を調整可能にして、スプライシングの安定化を図ることができるスプライシング装置を提供することを目的とする。
本明細書は、一対のキャリアテープを互いに接近させる方向に搬送してそれぞれの端部をスプライシング位置に位置決めするキャリアテープ搬送装置と、前記スプライシング位置に位置決めされた前記一対のキャリアテープの両面にそれぞれ跨った一対のスプライシングテープを間に挟んで押し付ける第一押付部材および第二押付部材と、前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を相対移動させる駆動装置と、前記駆動装置の動作により前記第一押付部材および前記第二押付部材の間に挟まれて前記一対のキャリアテープに押し付けられた前記一対のスプライシングテープに付与される押付力を調整する調整装置と、を備えるスプライシング装置を開示する。
前記駆動装置は、前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を相対移動させて、前記第一押付部材の第一押付面に前記第二押付部材の第二押付面が対向する対向状態と、前記第一押付部材から前記第二押付部材が退避した退避状態とを切り換える第一駆動部と、前記対向状態において前記第一押付面に前記第二押付面が接近する方向に前記第一押付部材に対して前記第二押付部材および前記第一駆動部の少なくとも一部を一体的に相対移動させる第二駆動部と、を有する。前記調整装置は、前記第二駆動部の動作により前記第一押付部材および前記第二押付部材の間に挟まれて前記一対のキャリアテープに押し付けられる前記一対のスプライシングテープに押付力が付与された際に、前記第二押付部材を介して反力を受ける前記第一駆動部が前記対向状態を維持するために前記第二押付部材に付与する移動力を調整することにより前記押付力を調整する。前記第一駆動部は、前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を回転させることにより前記対向状態と前記退避状態とを切り換え、直動可能に設けられたラックと、前記第二押付部材に設けられ前記ラックの直動に伴って回転するピニオンギヤと、を有する。前記調整装置は、前記第一駆動部が前記第二押付部材に付与する前記移動力としてのトルクを調整することにより前記押付力を調整し、前記ラックが直動をする際に付与される力を調整することにより前記トルクを調整する。
このような構成によると、一対のキャリアテープの両面にスプライシングテープを貼り付ける際に、スプライシングテープに付与される押付力が調整可能となる。よって、押付力を適宜調整することにより、押付力が過不足となることを防止でき、スプライシングの安定化を図ることができる。また、スプライシング処理の対象であるキャリアテープの厚みが変わった場合に、従来であれば厚みに応じて押付力が変動するところ、上記のような構成により調整装置により押付力を調整して好適なスプライシングを維持できる。
実施形態におけるスプライシング装置の概要を模式的に示す正面図である。 キャリアテープを示す平面図である。 供給テープを示す平面図である。 テープ貼付装置を示す斜視図である。 テープ貼付装置の初期状態を模式的に示す側面図である。 テープ貼付装置の下部昇降装置および旋回装置の動作状態を模式的に示す側面図である。 テープ貼付装置の上部昇降装置の動作状態を模式的に示す側面図である。 図7におけるVIII−VIII断面図である。
1.実施形態
以下、スプライシング装置を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。スプライシング装置は、一対のキャリアテープの端部を突き合わせた状態でスプライシングテープを両側に貼り付けるけることにより、一対のキャリアテープをスプライシングする。一対のキャリアテープは、例えば一方が使用途中の旧テープであり、他方が補給用の新テープである。
1−1.スプライシング装置10の構成
スプライシング装置10は、図1に示すように、装置本体11と、上部カバー12と、キャリアテープ搬送装置13と、切断装置14と、供給テープ搬送装置15と、テープ貼付装置16と、制御装置17とを備える。装置本体11は、全体形状としては直方体形状に形成される。装置本体11は、長手方向(図1の左右方向)の両側に、キャリアテープ90(図2を参照)を挿入される挿入口111がそれぞれ形成される。
2つの挿入口111は、装置本体11の内部に形成されたテープ搬送路112により互いに連通する。テープ搬送路112は、スプライシング装置10の左右方向に延伸する溝である。テープ搬送路112は、それぞれの挿入口111から挿入されたスプライシングの対象である一対のキャリアテープ90を支持する。
上部カバー12は、装置本体11に対して開閉されるカバー部材である。上部カバー12は、閉状態においてテープ搬送路112の上面を構成する。上部カバー12は、開状態においてスプライシングされた一対のキャリアテープ90を取り出し可能に開放する。
キャリアテープ搬送装置13は、2つの挿入口111から挿入された一対のキャリアテープ90をテープ搬送路112に沿ってそれぞれ搬送する。ここで、キャリアテープ90は、図2に示すように、多数の部品93を収納するテープ部材である。キャリアテープ90は、ベーステープ91と、カバーテープ92とを有する。ベーステープ91には、幅方向(図2の上下方向)の中央部にキャビティ911が形成される。
キャビティ911は、底部を有する凹状に形成される。キャビティ911は、ベーステープ91の長手方向(図2の左右方向)に一定の間隔で形成される。それぞれのキャビティ911は、一つの部品93を収納する。また、ベーステープ91には、幅方向の一方側の縁部に送り穴912が形成される。送り穴912は、ベーステープ91の長手方向に一定の間隔で形成される。送り穴912は、キャリアテープ搬送装置13のスプロケット(図示しない)の歯と係合し、キャリアテープ90の搬送に用いられる。
カバーテープ92は、薄い膜状の高分子フィルムにより形成される。カバーテープ92の幅方向の両端部は、ベーステープ91の上面に接着される。これにより、カバーテープ92は、キャビティ911の開口部を閉塞する。これにより、ベーステープ91のキャビティ911に収納された部品93の脱落が防止される。
キャリアテープ搬送装置13は、一対のキャリアテープ90をテープ搬送路112に沿って搬送する。これにより、キャリアテープ搬送装置13は、キャリアテープ90の切断箇所を切断位置Pcに位置決めする。また、キャリアテープ搬送装置13は、切断後の一対のキャリアテープ90を互いに接近させる方向に搬送し、一対のキャリアテープ90のそれぞれの端部をスプライシング位置Psに位置決めする。上記の「スプライシング位置Ps」は、スプライシング装置10の左右方向の中央部に設けられた位置であり、一対のキャリアテープ90をスプライシングにより連結する位置である。
切断装置14は、それぞれの挿入口111から挿入された一対のキャリアテープ90を所定の切断箇所で切断する。本実施形態において、切断装置14は、テープ搬送路112上の2箇所の切断位置Pcに対応してそれぞれ配置されたカッター(図示しない)により、一対のキャリアテープ90を一連の動作で切断する。切断装置14は、切断処理により発生するキャリアテープ90の不要部分をダクト(図示しない)から廃棄する。
供給テープ搬送装置15は、供給テープ80(図3を参照)を搬送するとともに、スプライシング処理において供給テープ80からスプライシングテープ83を貼り付け可能に露出させる。ここで、供給テープ80は、ベーステープ81とカバーテープ82(図3において破線で示す)との間に複数のスプライシングテープ83を挟んだ三層構造のテープ部材である。ベーステープ81には、表面用スプライシングテープ831および裏面用スプライシングテープ832の2つ(以下、単に「一対のスプライシングテープ83」と称する)を所定間隔で貼り付けられる。
ベーステープ81は、幅方向の両端部に、ベーステープ81の長手方向に沿って一定の間隔で複数の送り穴811を形成される。送り穴811は、供給テープ搬送装置15のスプロケット(図示しない)の歯と係合し、供給テープ80の搬送に用いられる。ベーステープ81は、ベーステープ81の幅方向に沿って位置決め穴812を形成される。位置決め穴812は、スプライシングの対象である一対のキャリアテープ90に対する供給テープ80の位置決めに用いられる。
カバーテープ82は、ベーステープ81に貼り付けられた複数組のスプライシングテープ83を覆うように貼り付けられるフィルム部材である。一対のスプライシングテープ83のうち表面用スプライシングテープ831は、一対のキャリアテープ90に跨って、それらの表面に貼り付けられる。一対のスプライシングテープ83のうち裏面用スプライシングテープ832は、一対のキャリアテープ90に跨って、それらの裏面に貼り付けられる。
供給テープ搬送装置15は、供給テープ80を搬送するとともに、ベーステープ81からカバーテープ82を剥離する。これにより、供給テープ搬送装置15は、ベーステープ81に貼り付けられた一対のスプライシングテープ83を露出させる。一対のスプライシングテープ83は、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の両端部にそれぞれ跨った状態となる。
テープ貼付装置16は、一対のキャリアテープ90の表面および裏面に一対のスプライシングテープ83を貼り付ける。具体的には、テープ貼付装置16は、一対のスプライシングテープを露出させた供給テープ80の一部を折り返す。そして、テープ貼付装置16は、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の表面および裏面に一対のスプライシングテープ83を押し付ける。これにより、一対のスプライシングテープ83は、所定の押付力が加えられて一対のキャリアテープ90に接着した状態となる。
その後に、一対のスプライシングテープ83は、ベーステープ81からそれぞれ剥離されて、スプライシングされた一対のキャリアテープ90とともにスプライシング装置10から取り出される。なお、本実施形態において、テープ貼付装置16は、スプライシング処理において一対のスプライシングテープ83に付与する押付力を調整可能に構成される。テープ貼付装置16の詳細構成については後述する。
制御装置17は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置17は、予め設定されたプログラムやパラメータに基づいて、スプライシング処理を実行する。制御装置17は、スプライシング処理において、各種センサから出力される情報に基づいて、キャリアテープ90の搬送量や切断箇所などを適宜設定し、キャリアテープ搬送装置13や切断装置14の動作を制御する。
1−2.テープ貼付装置16の詳細構成
テープ貼付装置16は、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の両面にそれぞれ跨った一対のスプライシングテープ83を間に挟んで押し付ける第一押付部材および第二押付部材を備える。本実施形態において、第一押付部材は、一対のキャリアテープ90の裏面に貼り付けられる裏面用スプライシングテープ832を押し付ける部材である。第二押付部材は、一対のキャリアテープ90の表面に貼り付けられる表面用スプライシングテープ831を押し付ける部材である。
以下、第一押付部材を「裏面押付部材20」と、第二押付部材を「表面押付部材30」と称する。裏面押付部材20は、図4に示すように、後述する下部昇降装置50の第一昇降台51に固定される。裏面押付部材20は、受圧部材21を有する。受圧部材21は、スプライシング処理において裏面用スプライシングテープ832に接触する第一押付面211を有する。表面押付部材30は、後述する旋回装置60の旋回台68に固定される。表面押付部材30は、受圧部材31を有する。受圧部材31は、スプライシング処理において表面用スプライシングテープ831に接触する第二押付面311を有する。
それぞれの受圧部材21,31は、例えばウレタンなどの樹脂により形成され、一対のスプライシングテープ83に付与する押付力に応じて弾性変形する。裏面押付部材20および表面押付部材30には、複数のピン穴22,32がそれぞれ形成される。裏面押付部材20の複数のピン穴22には、旋回台68に設けられた第二位置決めピン69が挿入される。表面押付部材30の複数のピン穴32には、第一昇降台51に設けられた第一位置決めピン53が挿入される。
テープ貼付装置16は、図4に示すように、駆動装置40を備える。駆動装置40は、スプライシング処理において、裏面押付部材20および表面押付部材30を移動させる。駆動装置40は、モータ41と、カムドラム42と、下部昇降装置50と、旋回装置60と、上部昇降装置70とを備える。モータ41は、装置本体11に固定された駆動源である。モータ41は、制御装置17により駆動状態を制御され、給電により駆動力を出力する。
カムドラム42は、キャリアテープ90の搬送方向に平行な軸線周りに回転可能に、装置本体11に支持される。カムドラム42は、モータ41により一定方向に低速回転される。カムドラム42の側面には、下部昇降装置50を駆動させる第一カム421、旋回装置60を駆動させる第二カム422、および上部昇降装置70を駆動させる第三カム423(図5を参照)がそれぞれ設けられている。
下部昇降装置50、旋回装置60、および上部昇降装置70は、カムドラム42の回転に伴って連動して駆動する。下部昇降装置50、旋回装置60、および上部昇降装置70は、カムドラム42の原点角度において初期状態にそれぞれ復帰する。下部昇降装置50は、スプライシング位置Psの下部に位置する第一昇降台51を有する。第一昇降台51は、上面に裏面押付部材20が固定される。第一昇降台51は、図5に示すように、第一カム421に係合する脚部52が連結される。
下部昇降装置50は、初期状態において第一昇降台51を下降端に位置させる。下部昇降装置50は、脚部52に係合した第一カム421の回転により、第一昇降台51を上昇端まで上昇させる(図6を参照)。また、第一昇降台51の上面には、裏面押付部材20が固定される。さらに、第一昇降台51の上面には、複数の第一位置決めピン53が設けられる。複数の第一位置決めピン53は、スプライシング処理において、裏面用スプライシングテープ832を貫通するベーステープ81の位置決め穴812(図3を参照)およびキャリアテープ90の送り穴912に係合する。
旋回装置60は、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を相対移動させて、表面押付部材30の対向状態と退避状態とを切り換える第一駆動部である。上記の「対向状態」とは、図6および図7に示すように、裏面押付部材20の第一押付面211に裏面押付部材20の第二押付面311が対向する状態である。上記の「退避状態」とは、図5に示すように、裏面押付部材20から表面押付部材30が退避した状態である。本実施形態において、表面押付部材30の退避状態では、第一押付面211および第二押付面311が対向しない。
本実施形態において、旋回装置60は、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を回転させることにより対向状態と退避状態とを切り換える(図4、図5を参照)。また、旋回装置60は、初期状態において表面押付部材30を退避状態とする。旋回装置60は、アーム61と、中間ブロック62と、プランジャ63と、ラック台64と、ラック65と、ピニオンギヤ66と、ピボット軸67と、旋回台68と、第二位置決めピン69とを有する。
アーム61は、装置本体11に回転可能に支持される。アーム61の一端は、カムドラム42の第二カム422に係合する。中間ブロック62は、キャリアテープ90の搬送方向に直交する水平方向に移動可能に、装置本体11に支持される。中間ブロック62は、アーム61の他端に連結される。プランジャ63は、本体部631を中間ブロック62に固定される。プランジャ63は、本体部631の内部に配置されたコイルばね632の弾性力によりピン633をラック台64側に付勢する。
ラック台64は、上部昇降装置70の第二昇降台71に対する上下方向移動を規制され、且つ水平方向移動を許容されるように取り付けられる。つまり、ラック台64は、上部昇降装置70により昇降可能に、且つプランジャ63を介して伝達される駆動力により水平方向に直動可能に構成される。なお、ラック台64は、中間ブロック62に接近するように弾性部材641により付勢されている。
上記のような構成において、プランジャ63は、モータ41が出力した駆動力を伝達する複数の伝達部材としての中間ブロック62およびラック台64の間で駆動力を伝達可能とする。さらに、プランジャ63は、駆動力の伝達方向(図5の右方向)に交差する方向(図5の上下方向)に中間ブロック62に対するラック台64の相対移動を許容する。
ラック65は、ラック台64の上部に、ラック台64の移動方向に延伸するように固定される。ピニオンギヤ66は、上部昇降装置70の第二昇降台71に回転可能に設けられる。ピニオンギヤ66は、ラック65と噛合し、ラック台64と一体的に移動するラック65の直動に伴って回転する。ピボット軸67は、ピニオンギヤ66と同軸に、且つピニオンギヤ66と一体的に回転可能に設けられる。旋回台68は、ピボット軸67を旋回中心として旋回可能に両端部を支持される。
旋回台68には、表面押付部材30が固定される。また、旋回台68には、複数の第二位置決めピン69が設けられる。複数の第二位置決めピン69は、キャリアテープ90の搬送方向において、第一昇降台51の複数の第一位置決めピン53とは異なる位置にそれぞれ配置される。複数の第二位置決めピン69は、スプライシング処理において、表面用スプライシングテープ831に並んで形成されたベーステープ81の位置決め穴812(図3を参照)およびキャリアテープ90の送り穴912に係合する。
上記のような構成によると、第二カム422の回転に伴いアーム61が回転すると、中間ブロック62が水平方向に移動する。これにより、ラック台64は、プランジャ63を介して駆動力を伝達されて、ラック65と一体的に水平方向に直動する。そうすると、ラック65に噛合するピニオンギヤ66は、ピボット軸67と一体的に回転する。これにより、旋回台68が回転すると、裏面押付部材20に対して表面押付部材30が回転する。結果として、表面押付部材30は、退避状態から対向状態へと切り換えられる。
上部昇降装置70は、対向状態において第一押付面211に第二押付面311が接近する方向(図7の下方向)に、裏面押付部材20に対して表面押付部材30および旋回装置60の一部(ラック台64、ラック65、ピニオンギヤ66、ピボット軸67、旋回台68、および第二位置決めピン69)を一体的に相対移動させる第二駆動部である。上部昇降装置70は、スプライシング処理においてスプライシング位置Psの上部に位置する旋回台68を昇降させる第二昇降台71を有する。
本実施形態において、第二昇降台71は、旋回装置60のラック台64を支持する。第二昇降台71は、図5に示すように、第三カム423に係合する脚部72を連結される。上部昇降装置70は、初期状態において第二昇降台71を上昇端に位置させる。上部昇降装置70は、脚部72に係合した第三カム423の回転により、第二昇降台71を下降端まで下降させる(図7を参照)。これにより、裏面押付部材20は、旋回装置60の一部と一体的に下降する。
1−3.スプライシング装置10によるスプライシング処理
スプライシング装置10によるスプライシング処理について図5−図8を参照して説明する。なお、図5−図7において、供給テープ80および一対のキャリアテープ90が省略されている。スプライシング処理は、主として、一対のキャリアテープ90を切断する切断処理と、切断後のキャリアテープ90にスプライシングテープ83を貼り付ける貼付処理とにより構成される。以下では、スプライシング処理における貼付処理について説明する。
ここで、テープ貼付装置16は、図5に示すように、駆動装置40の初期状態に復帰しているものとする。また、一対のキャリアテープ90の端部および一対のスプライシングテープ83がスプライシング位置Psに位置決めされているものとする。具体的には、一対のキャリアテープ90の送り穴912、および裏面用スプライシングテープ832を貫通するベーステープ81の位置決め穴812は、下部昇降装置50の第一位置決めピン53に係合可能な位置に位置決めされる。
また、スプライシング位置Psまで搬送された供給テープ80は、先頭の一対のスプライシングテープ83が露出するようにカバーテープ82を剥離されているものとする。そして、表面用スプライシングテープ831に並んで形成されたベーステープ81の位置決め穴812は、旋回装置60の第二位置決めピン69に係合可能な位置に位置決めされる。
制御装置17は、モータ41を制御してカムドラム42を回転させて、下部昇降装置50の第一昇降台51を上昇させる(図6を参照)。これにより、第一位置決めピン53は、ベーステープ81の位置決め穴812と、一対のキャリアテープ90のそれぞれの送り穴912とに係合する。結果として、裏面用スプライシングテープ832と一対のキャリアテープ90との三つの部材の位置関係が保持される。このとき、裏面用スプライシングテープ832は、一対のキャリアテープ90の下方に僅かな隙間をあけて位置し、その接着面を一対のキャリアテープ90の裏面に向けた状態とされる。
次に、制御装置17は、カムドラム42をさらに回転させて、旋回装置60の旋回台68を旋回させる(図6を参照)。これにより、表面押付部材30は、裏面押付部材20に対して回転し、退避状態から対向状態へと切り換えられる。このとき、第二位置決めピン69に係合されたベーステープ81は、旋回台68の旋回に伴って一対のキャリアテープ90側に折り曲げられる。これにより、表面用スプライシングテープ831は、一対のキャリアテープ90の上方に位置し、その接着面を一対のキャリアテープ90の表面に向けた状態とされる。
続いて、制御装置17は、カムドラム42をさらに回転させて、上部昇降装置70の第二昇降台71を下降させる(図7を参照)。これにより、旋回装置60のうちラック台64、ラック65、ピニオンギヤ66、ピボット軸67、旋回台68、および第二位置決めピン69は、表面押付部材30と一体的に下降する。表面押付部材30が所定高さまで下降すると、それぞれの受圧部材21,31が弾性変形する。そして、図8に示すように、裏面押付部材20および表面押付部材30は、これらの間に挟まれて一対のキャリアテープ90に押し付けられた一対のスプライシングテープ83に所定の押付力を付与する。
上記のような押し付け動作により、ベーステープ81に貼り付けられた一対のスプライシングテープ83は、一対のキャリアテープ90の両面に跨るように接着される。結果として、一対のキャリアテープ90は、一対のスプライシングテープ83によりスプライシングされる。制御装置17は、カムドラム42をさらに原点角度まで回転させる。これにより、駆動装置40は、上記と同様の動作を逆順に行い、初期状態に復帰する。
その後に、制御装置17は、供給テープ搬送装置15を制御して、ベーステープ81の弛みを除去する。これにより、表面用スプライシングテープ831は、ベーステープ81から剥離される。この状態で、上部カバー12が開状態に移行されると、上部カバー12に回転に伴ってスプライシングされた一対のキャリアテープ90が持ち上げられる。これにより、裏面用スプライシングテープ832は、装置本体11からの浮き上がりを規正されたベーステープ81から剥離される。上部カバー12が開状態となると、スプライシングされた一対のキャリアテープ90は、取り出し可能な状態となる。
1−4.スプライシング処理におけるプランジャ63の動作
スプライシング処理の貼付処理では、一対のスプライシングテープ83に適切な押付力が付与されることが求められる。これは、押付力が不足してスプライシングテープ83の接着が不十分となったり、押付力が過剰となりキャリアテープ90を変形させたりするおそれがあるからである。上記のような構成からなるスプライシング装置10では、第二昇降台71が下降した際に、2つの受圧部材21,31に挟まれた一対のスプライシングテープ83に所定の押付力が付与される。
ここで、上記の押付力を調整するために、第二昇降台71の下降端の高さを変更したり、2つの受圧部材21,31の厚みやばね定数の異なる素材に変更したりすることで調整することは可能である。しかしながら、第二昇降台71の下降端の高さを変更することは、構造上容易ではなく、また適切な押付力に対応した下降端の高さを導出することは容易でない。また、スプライシング処理に応じて受圧部材21,31を交換することは、作業性を低下させるおそれがあり、また交換したとしても経年変化によって適切な押付力でなくなることがあり管理性が低くなるおそれがある。
そこで、本実施形態のスプライシング装置10は、スプライシング処理において一対のスプライシングテープに付与される押付力を調整可能とすべく、押付力の調整装置を備える構成としている。具体的には、スプライシング装置10は、調整装置の一例としてプランジャ63を備える。ここで、上部昇降装置70の動作により裏面押付部材20および表面押付部材30の間に挟まれて一対のキャリアテープ90に押し付けられる一対のスプライシングテープ83に押付力が付与されると、旋回装置60は、表面押付部材30を介して反力を受ける。
調整装置としてのプランジャ63は、上記のような反力に対して旋回装置60が対向状態を維持するために表面押付部材30に付与する移動力を調整することにより押付力を調整する。より詳細には、一対のスプライシングテープ83に押付力を付与している状態では、図7に示すように、押付力に応じた反力が旋回台68に伝達されて、旋回台68は、反対方向(図7の時計回り)に旋回させようとする反力を受ける。このとき、ラック台64には、ピニオンギヤ66およびラック65を介して反対方向(図7の左方向)に移動させようとする反力を受ける。
このとき、中間ブロック62とラック台64との間に配置されたプランジャ63は、ラック台64が受けた反力に応じてピン633を本体部631に収容する。プランジャ63は、ピン633の移動に応じて弾性変形したコイルばね632により所定の弾性力をラック台64に付与する。つまり、プランジャ63の動作により、中間ブロック62に対するラック台64の接近移動がある程度許容される。結果として、一対のスプライシングテープ83に付与される押付力は、プランジャ63により調整された弾性力に応じたものとなる。
このように、プランジャ63は、旋回装置60がモータ41から出力される駆動力を表面押付部材30に付与する移動力として伝達する経路上(本実施形態において、中間ブロック62とラック台64との間)に配置される。また、プランジャ63は、コイルばね632が伝達可能な駆動力を設定可能に構成される。例えば、プランジャ63は、ピン633の初期位置に対するコイルばね632の初期の長さを変更したり、本体部631に対するピン633の初期の突出量を変更したりすることにより、伝達可能な駆動力を設定可能とする。
このような構成によると、プランジャ63のコイルばね632が伝達可能な駆動力を設定することにより、結果としてスプライシングテープ83に付与される押付力を調整することができる。また、作業者は、プランジャ63に対して調整作業を行うことにより、容易に押付力を調整することができる。よって、押付力の管理性を向上できる。
なお、プランジャ63は、モータ41が出力する駆動力を伝達する中間ブロック62およびラック台64の間で駆動力を伝達可能とし、且つ駆動力の伝達方向に交差する方向(図7の上下方向)に中間ブロック62およびラック台64の相対移動を許容する。このような構成によると、プランジャ63は、ラック台64を水平方向に移動させるように駆動力を付与することが可能であるとともに、中間ブロック62に対するラック台64の昇降動作を妨げない。
また、本実施形態において、駆動装置40は、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を回転させることにより対向状態と退避状態とを切り換える旋回装置60を備える。そこで、プランジャ63は、上記のような構成により、旋回装置60が表面押付部材30に付与する移動力としてのトルクを調整することにより押付力を調整する。具体的には、プランジャ63は、ラック台64とともに一体的にラック65が直動をする際に付与される力を調整することによりトルクを調整する。
ここで、裏面押付部材20の受圧部材21、および表面押付部材30の受圧部材31は、上記のように、ウレタンなどの樹脂により形成され押付力に応じて弾性変形する。受圧部材21,31のばね定数は、プランジャ63のコイルばね632のばね定数より小さく設定される。このような構成によると、スプライシング処理の貼付処理において、受圧部材21,31が一対のスプライシングテープ83を押し付ける際に、コイルばね632の弾性変形よりも受圧部材21,31が優先して弾性変形する。これにより、受圧部材21,31がスプライシングテープ83の表面形状に倣ってスプライシングテープ83に面接触し、より好適にスプライシングテープ83に押付力を付与できる。
また、受圧部材21,31の経年変化によって受圧部材21,31のばね定数が変動した場合に、これに対応するようにプランジャ63のコイルばね632の弾性変形の量が変動する。これにより、スプライシング処理の貼付処理において、一対のスプライシングテープ83に付与される押付力が所定範囲に維持されることになり、スプライシングの安定化を図ることができる。また、スプライシングの対象のキャリアテープ90の厚みが変わった場合に、上記と同様に、プランジャ63が厚みの変化を吸収し、調整された押付力が一対のスプライシングテープ83に付与される。
1−5.実施形態の構成による効果
上記のスプライシング装置10は、一対のキャリアテープ90を互いに接近させる方向に搬送してそれぞれの端部をスプライシング位置Psに位置決めするキャリアテープ搬送装置13と、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の両面にそれぞれ跨った一対のスプライシングテープ83を間に挟んで押し付ける裏面押付部材20および表面押付部材30と、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を相対移動させる駆動装置40と、駆動装置40の動作により裏面押付部材20および表面押付部材30の間に挟まれて一対のキャリアテープ90に押し付けられた一対のスプライシングテープ83に付与される押付力を調整する調整装置(プランジャ63)と、を備える。
このような構成によると、一対のキャリアテープ90の両面に一対のスプライシングテープ83を貼り付ける際に、スプライシングテープ83に付与される押付力が調整可能となる。よって、押付力を適宜調整することにより、押付力が過不足となることを防止でき、スプライシングの安定化を図ることができる。また、スプライシング処理の対象である一対のキャリアテープ90の厚みが変わった場合に、従来であれば厚みに応じて押付力が変動するところ、上記のような構成によりプランジャ63により押付力を調整して好適なスプライシングを維持できる。
2.実施形態の変形態様
2−1.駆動装置40の構成について
実施形態において駆動装置40の旋回装置60は、水平方向に直動可能に設けられたラック65と、旋回台68を介して表面押付部材30に設けられたピニオンギヤ66とにより構成されるラックアンドピニオン機構を有する構成とした。
これに対して、旋回装置60は、表面押付部材30を回転可能であれば、ラックアンドピニオン機構を有しない構成としてもよい。例えば、旋回装置60としては、ピボット軸67に回転力を直接または間接的に付与する構成としてもよい。このような構成において、押付力の調整装置は、駆動源から表面押付部材30までの移動力の伝達経路上に配置され得る。
また、駆動装置40は、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を回転させることにより対向状態と退避状態を切り換える旋回装置60を備える構成とした。これに対して、駆動装置40は、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を相対移動させることにより、対向状態と退避状態とを切り換え可能であれば、旋回装置60を有しない構成としてもよい。
例えば、駆動装置40は、対向状態と退避状態とを切り換える第一駆動部として、裏面押付部材20に対して表面押付部材30を上方向または水平方向に平行移動させるスライド機構を備えてもよい。このような構成において、押付力の調整装置は、駆動源から表面押付部材30までの移動力の伝達経路上に相当するスライド機構に配置され得る。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
2−2.調整装置63について
実施形態において、調整装置としてのプランジャ63は、ピン633を有するピン式とした。これに対してプランジャ63は、ピン633に換えてボールを有するボール式としてもよい。また、実施形態において、スプライシング装置10は、押付力の調整装置としてプランジャ63を備える構成とした。これに対して、調整装置としては種々の態様を採用し得る。
調整装置は、モータ41から出力される駆動力の伝達方向に弾性変形するコイルばねなどの弾性部材と、駆動力を伝達する伝達部材に接触する接触部と、弾性部材が伝達部材に伝達可能な駆動力を調整する調整部とにより構成されてもよい。但し、押付力の調整を容易にし、また押付力の管理性を向上する観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
また、調整装置は、弾性部材を有さず、駆動装置40の動作を制御することにより押付力を調整する構成としてもよい。このような構成によると、調整装置は、例えば一対のスプライシングテープ83に付与されている押付力をセンサにより測定し、この測定結果に基づいて裏面押付部材20に対する表面押付部材30の位置を制御してもよい。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
2−3.その他
実施形態において、裏面押付部材20および表面押付部材30は、押付力に応じて弾性変形する受圧部材21,31を有する構成とした。これに対して、裏面押付部材20および表面押付部材30は、何れか一方または両方とも受圧部材21,31を有しない構成としてもよい。このような構成においても押付力の調整は可能である。但し、一対のスプライシングテープ83の形状に倣って受圧部材を弾性変形させて、面接触によりスプライシングテープ83に押付力を付与するという観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
10:スプライシング装置、 13:キャリアテープ搬送装置、 16:テープ貼付装置、 20:裏面押付部材(第一押付部材)、 21:受圧部材、 30:表面押付部材(第二押付部材)、 31:受圧部材、 40:駆動装置、 41:モータ(駆動源)、 50:下部昇降装置、 51:第一昇降台、 60:旋回装置(第一駆動部)、 61:アーム、 62:中間ブロック(伝達部材)、 63:プランジャ(調整装置)、 632:コイルばね(弾性部材)、 64:ラック台(伝達部材)、 65:ラック、 66:ピニオンギヤ、 70:上部昇降装置(第二駆動部)、 71:第二昇降台、 80:供給テープ、 83:スプライシングテープ、 831:表面用スプライシングテープ、 832:裏面用スプライシングテープ、 90:キャリアテープ、 Pc:切断位置、 Ps:スプライシング位置

Claims (5)

  1. 一対のキャリアテープを互いに接近させる方向に搬送してそれぞれの端部をスプライシング位置に位置決めするキャリアテープ搬送装置と、
    前記スプライシング位置に位置決めされた前記一対のキャリアテープの両面にそれぞれ跨った一対のスプライシングテープを間に挟んで押し付ける第一押付部材および第二押付部材と、
    前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を相対移動させる駆動装置と、
    前記駆動装置の動作により前記第一押付部材および前記第二押付部材の間に挟まれて前記一対のキャリアテープに押し付けられた前記一対のスプライシングテープに付与される押付力を調整する調整装置と、
    を備え
    前記駆動装置は、
    前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を相対移動させて、前記第一押付部材の第一押付面に前記第二押付部材の第二押付面が対向する対向状態と、前記第一押付部材から前記第二押付部材が退避した退避状態とを切り換える第一駆動部と、
    前記対向状態において前記第一押付面に前記第二押付面が接近する方向に前記第一押付部材に対して前記第二押付部材および前記第一駆動部の少なくとも一部を一体的に相対移動させる第二駆動部と、を有し、
    前記調整装置は、前記第二駆動部の動作により前記第一押付部材および前記第二押付部材の間に挟まれて前記一対のキャリアテープに押し付けられる前記一対のスプライシングテープに押付力が付与された際に、前記第二押付部材を介して反力を受ける前記第一駆動部が前記対向状態を維持するために前記第二押付部材に付与する移動力を調整することにより前記押付力を調整し、
    前記第一駆動部は、前記第一押付部材に対して前記第二押付部材を回転させることにより前記対向状態と前記退避状態とを切り換え、直動可能に設けられたラックと、前記第二押付部材に設けられ前記ラックの直動に伴って回転するピニオンギヤと、を有し、
    前記調整装置は、前記第一駆動部が前記第二押付部材に付与する前記移動力としてのトルクを調整することにより前記押付力を調整し、前記ラックが直動をする際に付与される力を調整することにより前記トルクを調整するスプライシング装置。
  2. 前記調整装置は、前記第一駆動部が駆動源から出力される駆動力を前記第二押付部材に付与する前記移動力として伝達する経路上に配置される、請求項に記載のスプライシング装置。
  3. 前記調整装置は、前記駆動力の伝達方向に弾性変形する弾性部材を有し、前記弾性部材が伝達可能な駆動力を設定することにより、前記第一駆動部が前記第二押付部材に付与する前記移動力を調整する、請求項に記載のスプライシング装置。
  4. 前記調整装置は、前記駆動力を伝達する複数の伝達部材の間で前記駆動力を伝達可能とし、且つ前記駆動力の伝達方向に交差する方向に前記複数の伝達部材の相対移動を許容するプランジャである、請求項に記載のスプライシング装置。
  5. 前記第一押付部材または前記第二押付部材は、前記押付力に応じて弾性変形する受圧部材を有し、
    前記受圧部材のばね定数は、前記調整装置の前記弾性部材のばね定数より小さく設定される、請求項3または4に記載のスプライシング装置。
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