JP6904325B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

この発明は、野菜収穫機等の作業車両に関するものである。
従来、野菜等の作物を圃場から収穫する収穫装置とその収穫した作物を選別する選別部とを備えた野菜収穫機等の作業車両としては、例えば、以下の特許文献に記載されたものが知られている。
特許文献1には、走行装置によって支持される機体に、圃場に植生する根菜系作物を取り込む収穫部と、取り込んだ作物を選別作業する選別部と、選別後の作物を収容する収容部等を備え、その選別部が、選別ベルトを流れる収穫した作物から不良作物選別部で操縦者や補助作業者が手で選別除去可能に構成される野菜収穫機が記載されている。
特許文献2には、圃場から作物を引抜きつつ基体後部に搬送する収穫装置と、収穫装置から受けた収穫物の茎葉処理部と、茎葉処理した収穫物の選別作業用の選別部と、選別部の終端位置の貯留部とを備え、その選別部が、茎葉処理部を構成するクリーンコンベアから収穫物を受ける回収コンベアと貯留部に至る選別コンベアとを直列し、作業座席の作業者が選別操作可能に構成される作業車両が記載されている。
特許文献3には、走行クローラを装着した車体の左右片側に前部で野菜を引き抜き後方へ搬送する収穫搬送装置を設け、その収穫搬送装置で収穫した野菜を収穫野菜処理装置で選別してコンテナに詰めて、そのコンテナを車体の他側に設けるキャリアに複数並べて積載する野菜収穫機において、その収穫野菜処理装置の葉茎切断装置や残葉処理装置から受け継いだ野菜の果肉部を搬送ベルトで横方向へ搬送して選別コンベアに供給した後、その選別コンベア上を送られる野菜を補助作業者が目視によって不良品を選り分けることで良品をコンテナに詰めるようにした野菜収穫機が記載されている。
特開2005−333917号公報 特開2018−126086号公報 特開2018−164427号公報
しかしながら、従来の野菜収穫機等の作業車両においては、コンベア等の搬送装置で搬送される作物を作業者が目視して不良品等の一部を見分けるとともにその見分けた作物を手で捕捉して選別する作業を効率よく行うことが難しく、熟練の技術が要求されることもあり、その選別の作業を行う作業者の負担が大きかった。
この発明は、作物を圃場から収穫する作業の進行中にその収穫された作物を選別する作
業を行う作業者の負担を軽減することができるうえに、その収穫された作物を選別する作業を行うとき、その選別作業を効率よく行うことができる作業車両を提供することも課題とする。
この発明の上記最初の課題は、以下の手段により解決される。
請求項1に係る発明は、
作物を圃場から収穫する収穫装置と、
前記収穫装置で収穫された作物を複数の容器に収容する収容装置と、
前記収穫装置から前記収容装置まで作物を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置で搬送されて前記収容装置に達する前の作物を選別する作業を行う選別作業部と、
を備え、
前記選別作業部は、前記搬送装置により搬送される作物を作業者が目視して選別対象の作物を手で捕捉する作業を行う手動作業エリアを有しており、
前記搬送装置は、前記手動作業エリアに至る手前の位置から手動作業エリアを通過する位置までの間に、作物をその長手方向が前記搬送装置の搬送方向に沿う姿勢になって前記手動作業エリアを順次通過するよう整列させて搬送する整列搬送装置を設けており、
前記収容装置は、前記複数の容器が前記搬送装置の搬送方向に対して互いに異なる複数の収容位置に配分されて置かれており、
前記選別作業部は、前記搬送装置で搬送される作物のサイズを検出する検出装置と、前記搬送装置で搬送される作物を前記検出装置で検出されたサイズ別に前記収容装置における複数の収容位置のうちで予め定める収容位置に置かれた容器に収容するよう案内して仕分ける自動仕分け装置とで構成されていることを特徴とする作業車両である。
請求項に係る発明は、前記整列搬送装置は、前記搬送装置で搬送される作物の長手方向が搬送方向に沿う姿勢に揃えられて1つずつ搬送される程度の幅の通路を形成する整列誘導部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
請求項に係る発明は、前記収容装置は、前記複数の容器が前記搬送装置の搬送方向に対して互いに異なる複数の収容位置に配分されて置かれており、前記手動作業エリアにおける作業者の操作により、前記搬送装置で搬送される作物を、前記収容装置における複数の収容位置のうちで満杯になった容器が置かれた収容位置から空の容器が置かれた収容位置に切り替えて案内する切替え案内装置が設けられていることを特徴とする請求項1又はに記載の作業車両である。
請求項に係る発明は、前記収容装置の複数の収容位置は、前記搬送装置の搬送方向の片側又は両側に存在する単数又は複数の搬送途上の収容位置と前記搬送方向の終端に存在する搬送終端の収容位置とを有しており、前記自動仕分け装置は、前記搬送装置で搬送さ
れる作物を前記収容装置の少なくとも前記搬送途上の収容位置に置かれた容器に案内するよう作動する案内手段が設けられていることを特徴とする請求項に記載の作業車両である。
請求項に係る発明は、前記自動仕分け装置は、前記収容装置の複数の収容位置のうち車体の相対的に外側に存在する収容位置に置かれた容器に、収容総重量が相対的に長い時間を要して重くなるサイズの作物を収容するよう仕分けることを特徴とする請求項又はに記載の作業車両である。
請求項1に係る発明によれば、収穫装置で収穫された作物をその長手方向が搬送方向に沿う姿勢になって手動作業エリアを順次通過するよう整列させて搬送するので、作物を圃場から収穫する作業の進行中にその収穫された作物を選別する作業を行う作業者の負担を軽減することができる。また、この発明によれば、搬送装置で搬送される作物を検出装置で検出されたサイズ別に予め定める収容装置に置かれた容器に収容するよう案内して自動で仕分けるので、作物を圃場から収穫する作業の進行中にその収穫された作物を選別する作業を行うとき、その選別作業を効率よく行うことができる。
請求項に係る発明によれば、整列搬送装置における整列誘導部材により、搬送装置で搬送される作物をその長手方向が搬送方向に沿う姿勢に揃えられて手動作業エリアを1つずつ通過するよう容易に整列させて搬送することができる。
請求項に係る発明によれば、手動作業エリアにおける作業者が切替え案内装置を操作することにより、搬送装置で搬送される作物を手動作業エリアの通過後に溢れさせることなく容器に適切に収容することができる。
請求項に係る発明によれば、搬送装置で搬送される作物を、搬送途上の収容位置や搬送終端の収容位置に置かれた複数の容器のいずれかにサイズ別に自動で仕分けて収容することができる。
請求項に係る発明によれば、収容総重量が相対的に長い時間を要して重くなるサイズの作物を複数の収容位置のうち車体の相対的に外側に存在する収容位置に置かれた容器に収容するので、収容総重量が相対的に短い時間で重くなるサイズの作物が車体の相対的に内側に存在する収容位置に置かれた容器に収容されることになって車両全体の重量バランスが保たれやすくなる。これにより、重量バランスの崩れによる車両の横転のおそれが少なくなって作物の収穫と選別を安全にかつ安定して行うことができる。
第1の実施形態に係る作業車両を示す左側面図である。 作業車両を示す右側面図である。 作業車両を示す平面図である。 作業車両を示す背面図である。 作業車両の一部を示す概要図である。 第2の実施形態に係る作業車両を示す平面図である。 図6の作業車両を示す背面図である。 第3および第4の実施形態に係る作業車両を示す平面図である。 図8の作業車両を示す右側面図である。 図8の作業車両を示す背面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1〜図4には、この発明の第1の実施形態に係る作業車両としての野菜収穫機1が示されている。
以下の説明では、特に断りをしない限り、作業車両の前進方向を前方、その後進方向を後方とする。また同様に、作業車両の前進方向に向いたときの左右の方向をそれぞれ左側、右側とし、作業車両の上下の方向をそれぞれ上方、下方とする。
野菜収穫機1は、左右一対のクローラ21A,21B等からなる走行装置にて支持される機体2に、野菜である作物100を畑等の圃場200から収穫する収穫装置3、収穫装置3で収穫された作物100を複数の容器としてのコンテナ48に収容する収容装置4、収穫装置3から収容装置4まで作物100を搬送する搬送装置5、搬送装置5で搬送されて収容装置4に達する前の作物100を選別する作業を行う選別作業部6、走行および機器操作のための操縦部12等が配置されている。
この実施形態における作物100は、根菜系の野菜である人参を対象とする。
機体2は、複数の支持フレーム、支持プレート等の部材で構成されている。走行装置であるクローラ21A,21Bは、機体2に搭載される図示しないエンジンから出力される回転動力が伝達されて回転する車軸および駆動輪によりベルトクローラを駆動するようになっている。
操縦部12は、操縦席ボックス13に、操縦席14、走行操作用や機器操作用の操縦レバー15、計器パネル16等を配置して構成されている。操縦部12では、操縦席14に座る操縦(作業)者により、計器パネル16の確認、操縦レバー15の操作等からなる操縦作業が行われる。
収穫装置3は、作物100(人参)の茎葉部を挟持して圃場から引き抜いた後に後方上部にむけて搬送する引抜き搬送装置31、作物100の茎葉部を圃場200から引き起こす引き起こし装置33、作物100の茎葉部を切断する茎葉処理装置34等を備えている。この収穫装置3は、機体2の左側に配置されているとともに、その引抜き搬送装置31と引き起こし装置33が機体2に対して上下に移動して圃場200に対する位置の調節が可能に取り付けられている。
このうち引抜き搬送装置31は、圃場200に接近した位置から機体2の後方上部に至る位置までに適宜配置される従動プーリ、駆動プーリ等の支持部品に懸架されて回転する左右一対の挟持用ベルト32A,32Bを備えている。
また、茎葉処理装置34は、挟持用ベルト32A,32Bで搬送される作物100の茎葉部を挟持してほぼ水平方向の後方側に搬送する左右一対の搬送ベルト35A,35Bと、搬送ベルト35A,35Bのほぼ中間の位置において作物100の茎葉部と根菜部との間を切断する左右一対の回転切断刃36と、切断された後の作物100の根菜部における切り残された葉茎部(残葉)や付着する残土等の不要物を除去して清掃する清掃装置37と、切り落とされた作物100の茎葉部を受けて圃場200に滑り落とすよう傾斜している排出台38等を備えている。
清掃装置37は、図3や図4等に示されるように、回転切断刃36で切断された後に落下する作物100の根菜部を受け止めて機体2の右方向に搬送する搬送コンベア37aと、搬送コンベア37aで搬送される作物100の根菜部における残葉や残土等を除去して清掃するとともに斜め前方や側方にある搬送装置5(第1コンベア51)に送り出す清掃ロール37bにて構成されている。
搬送コンベア37aは、その始端側が回転切断刃36のほぼ直下の位置に存在するよう配置されている。また搬送コンベア37aは、例えば、モータ等の駆動装置にて回転するベルトコンベアにて構成されている。清掃ロール37bは、搬送コンベア37aの終端側の上面部において所要の隙間をあけるとともに搬送コンベア37aの搬送方向と斜めに交差する状態で回転するよう配置されている。
なお、この搬送コンベア37aを含む清掃装置37については、搬送装置5の一部として扱うことも可能である。
図1〜図3における符号17は圃場200に接地する接地輪、符号18は圃場200のうち収穫する作物100の両側付近の位置における地中に差し込まれて振動を付与して土壌を柔らかくするサブソイラを示している。接地輪17は、機体2に対して上下方向に移動可能な状態で取り付けられている。またサブソイラ18は、接地輪17と連結されており、接地輪17と連動して上下方向に移動可能な状態で取り付けられている。
搬送装置5は、茎葉処理装置34における清掃装置37の搬送コンベア37a又は清掃ロール37bを通過した後の作物100(の根菜部)を機体2の左側から右方向に搬送する第1コンベア51と、第1コンベア51で搬送される作物100(の根菜部)を引き継いだ後に収容装置4へむけて搬送する第2コンベア53とを備えている。
第1コンベア51は、機体2の清掃装置37における搬送コンベア37aよりも前方側の位置に隣接した状態でかつ機体2の左側から右側にむけて上昇するよう傾斜した状態で配置されている。この第1コンベア51は、例えば、モータ等の駆動装置にて回転するチェーンコンベアにて構成されている。
第2コンベア53は、第1コンベア51の終端部の下方から機体2の右側にある収容装置4に至るまでの位置でかつ操縦部12の後方側になる位置に、ほぼ水平の状態で配置されている。この第2コンベア53は、例えば、モータ等の駆動装置にて回転するベルトコンベアにて構成されている。
また、第1コンベア51と第2コンベア53は、後述するように選別作業部6の一部を構成している。
収容装置4は、図1、図3、図4等に示されるように、搬送装置5における第2コンベア53の終端側における右側(機体2の後方側)の側方位置の下方に配置される第1収容位置P1および第2収容位置P2と、第2コンベア53の終端側(機体2の右端側)の終端位置の下方に配置される第3収容位置P3とを有し、その第1収容位置P1、第2収容位置P2および第3収容位置P3にコンテナ48をそれぞれ置くよう構成されている。
つまり、この収容装置4は、作物100を3つの箇所(三方)に振り分けて収容できる構成になっている。
第1収容位置P1、第2収容位置P2および第3収容位置P3はいずれも、機体2の右側に突出するよう延長して設けられる延長フレーム41にコンテナ48を置くための載置台(キャリア)42,43,44がそれぞれ設けられている。
載置台42,43,44は、コンテナ48を置ける幅でもって機体2の前後方向にコンテナ48の置く数に対応した所要の長さだけ延びる板状又は骨組み状の形状からなる部材である。このうち載置台42,43は、第1収容位置P1および第2収容位置P2から機体2の後方側にそれぞれ突出した状態で配置されるとともに、複数(本例では3つ)のコンテナ48を載置するよう構成されている。また、載置台44は、第3収容位置P3をほぼ中央位置にして機体2の前後側にそれぞれ突出した状態で配置されるとともに、複数(本例では3つ)のコンテナ48を載置するよう構成されている。
また、載置台42,43,44は、コンテナ48を不動の状態で載置する不動式の台や、コンテナ48をローラ、ベルト等の移動機構により一方向に移動可能に載置する可動式の台が適用される。収容する作物100で満杯になったコンテナ48を一時的に移動させて使用する場合には、自動(動力利用)又は手動(重力)により移動させる可動式の台が適用される。
第1の実施形態における載置台42,43,44は、各収容位置P1,P2、P3で満杯になったコンテナ48を、図3等に白抜き矢印で示されるように機体2の後方にある仮置き場スペースにずらすよう移動させるように使用される。また、載置台42,43,44は、満杯になったコンテナ48を自動(動力利用)により移動させる可動式の台が適用される。この場合、満杯になったコンテナ48の移動の実行は、後述する手動作業エリア(61)に設けられる図示しないコンテナ移動スイッチ等の操作盤を補助の作業者が操作することにより行われる。
また、空のコンテナ48は、載置台42,43,44の各収容位置P1,P2、P3と対向する位置以外の空いた位置(仮置き場)に予め置いておくことができる。
また、空のコンテナ48は、後述する補助作業席(63)の下に存在する空きスペースに置くことや、図3に示されるように機体2における操縦部12の収容装置4寄りの空きスペースに空のコンテナ48を置く空コンテナ置き台23を設けてその空コンテナ置き台23に置くことも可能である。ただし、操縦部12の収容装置4寄りの一部は、操縦者が乗降するための乗降スペースとして確保される。
さらに、載置台42,43,44は、1つのコンテナ48を載置できる後端の一部42a,43a,44aが支持軸42b,43b等を支点にして揺動して昇降する可動台になっている。載置台42,43,44の可動台42a,43a,44aは、モータ等の動力により揺動し得るようになっている。また、載置台42,43,44の可動台42a,43a,44aは、後述する手動作業エリア(61)に設けられる図示しないコンテナ排出スイッチ等の操作盤を作業者が操作することにより作動するようになっている。
これにより、作物100の収容で満杯になった1つのコンテナ48を容易に圃場200上に降ろすことができる。また、後述する手動作業エリア(61)から離れた位置にある載置台43,44等に置かれた満杯のコンテナ48であっても、そのコンテナ48を容易に排出させる(降ろす)ことができる。
選別作業部6は、搬送装置5により搬送される作物100を作業者が目視して選別対象の作物100を手で捕捉する作業を行う手動作業エリア61を有している。
手動作業エリア61における選別対象の作物100とは、例えば、一見して判別できる異形品等の規格外の作物である。
この手動作業エリア61を設ける場合、搬送装置5は、図3や図5に示されるように、手動作業エリア61に至る手前の位置から手動作業エリア61を通過する位置までの間に、作物100をその長手方向LDが搬送装置5の搬送方向Eに沿う姿勢になって手動作業エリア61を順次通過するよう整列させて搬送する整列搬送装置7が設けられている。
手動作業エリア61は、手動作業台62に、補助作業席63等を配置して構成されている。
手動作業台62は、搬送装置5の第1コンベア51の終端側であって操縦部12とは反対側(機体2の後方側)に設けられる足場および台座である。補助作業席63は、そこに座る補助の作業者が第1コンベア51で搬送される作物100を目視することと選別対象の作物100を手で捕捉することが可能な位置および高さに適宜調節できるよう設けられている。
この手動作業エリア61の前を通過する第1コンベア51の区間は、手動選別レーンとなる。
整列搬送装置7は、図3や図5に示されるように、搬送装置5の第1コンベア51の上流側(ほぼ中央)からの部分と、その上流側の左右側方(機体2の前後方向)に配置される一対の第1整列誘導部材71,72と、搬送装置5の第2コンベア53の始端側の部分と、その始端側の左右側方(機体2の前後方向)に配置される一対の第2整列誘導部材73,74とで構成されている。
第1整列誘導部材71,72と第2整列誘導部材73,74はいずれも、図5に示されるように、搬送装置5における第1コンベア51および第2コンベア53で搬送される作物100(の果実部)の長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢に揃えられて1つずつ搬送される程度の幅W1の通路を形成する部材である。通路の幅W1は、例えば、作物(人参)100の長手方向LDとほぼ直交する直径Dより広い寸法でかつその直径Dの2倍よりも狭い寸法である。図5(B)における符号53aは第2コンベア53のチェーン、ベルト等からなる循環搬送部、符号53bは循環搬送部53aを回転可能に支持するロール等の搬送支持部を示している。
このうち第1整列誘導部材71,72は、図5等に示されるように、第1コンベア51の始端側でほぼ中央部分において互いに間隔をあけて向き合った状態で配置される第1上流側整列誘導部材71A,72Aと、第1コンベア51の終端側寄り部分において互いに間隔をあけて向き合った状態で配置される第1下流側整列誘導部材71B,72Bとで構成されている。
第1上流側整列誘導部材71Aは、第1コンベア51の搬送方向Eの左側においてその下流側になるにつれて第1コンベア51の通路を狭くするよう第1コンベア51のほぼ中央にむけて斜めに延びるとともに上端から下端にむかうにつれて第1コンベア51の中央側に近づくよう(通路の幅を狭めるよう)傾く斜面を有する板状の部材が適用されている。また第1上流側整列誘導部材72Aは、第1コンベア51の搬送方向Eの右側において搬送方向Eにほぼ沿って直線状に延びるとともに上端から下端にむかうにつれて第1コンベア51の中央側に近づくよう傾く斜面を有する板状の部材が適用されている。
この第1上流側整列誘導部材71Aと第1上流側整列誘導部材72Aは、搬送方向Eの下流端において各下端部が第1コンベア51において所要の幅W1の通路が形成されるよう間隔をあけた状態で配置されている。
また、第1下流側整列誘導部材71Bは、第1コンベア51の搬送方向Eの左側において搬送方向Eにほぼ沿って直線状に延びるとともに上端から下端にむかうにつれて第1コンベア51の中央側に近づくよう傾く斜面を有する板状の部材が適用されている。また第1下流側整列誘導部材72Bは、第1コンベア51の搬送方向Eの右側において搬送方向Eにほぼ沿って直線状に延びるとともに上端から下端にむかうにつれて第1コンベア51の中央側に近づくよう傾く斜面を有する板状の部材が適用されている。
この第1下流側整列誘導部材71Bと第1下流側整列誘導部材72Bは、その各下端部が第1コンベア51において所要の幅W1の通路が形成されるよう間隔をあけた状態でかつ搬送方向Eに沿ってほぼ平行して向き合う状態で配置されている。
さらに、第1上流側整列誘導部材71Aと第1下流側整列誘導部材71Bについては、例えば、連続した1つの整列誘導部材として構成されている。また、第1上流側整列誘導部材72Aと第1下流側整列誘導部材72Bについても、例えば、連続した1つの整列誘導部材として構成されている。
この第1整列誘導部材71,72と第2整列誘導部材73,74で構成される整列搬送装置7を設けることにより、手動選別レーンにおける手動作業エリア61の前を搬送装置5の第1コンベア51で搬送されて通過する作物100は、図5に示されるように、その長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になって手動作業エリア61を順次通過するよう整列させて搬送される。
また、選別作業部6は、図3から図5等に示されるように、上記手動作業エリア61および整列搬送装置7に加えて、搬送装置5で搬送される作物100のサイズを検出する検出装置8と、その作物100を検出装置8で検出されたサイズ別に収容装置4における複数の収容位置P1〜P3のうちで予め定める収容位置に置かれたコンテナ48に収容するよう案内して仕分ける自動仕分け装置9とを備えている。
検出装置8は、手動作業エリア61を通過した以降の位置でかつ第2コンベア53の始端側になる位置に配置されており、その第2コンベア53の始端側において第1下流側整列誘導部材71Bと第1下流側整列誘導部材72Bに囲まれた幅W1の通路を通過するときの作物100の長手方向LDにおけるサイズ(長さ)を検出する。
この検出装置8としては、例えば、通過する作物100の通過所要時間(作物100の搬送時における始端が通過してから終端が通過し終わるまでに要する時間)を検出して、その通過所要時間と第2コンベア53の搬送速度とから長手方向LDにおける長さを算出することが可能な装置が適用される。
また、この検出装置8は、通過する作物100が予め定める3つの長さ範囲(大サイズ、中サイズ、小サイズ)のいずれかに該当する長さになるか否かを判別できるよう構成されている。
自動仕分け装置9は、図3から図5に示されるように、搬送装置5の第2コンベア53で搬送される作物100を収容装置4の少なくとも搬送途上の第1収容位置P1および第2収容位置P2にそれぞれ置かれたコンテナ48に振り分けて案内するよう作動する2つの案内手段(第1案内手段91,第2案内手段92)が設けられている。
案内手段91,92は、図5に示されるように、第2コンベア53の搬送方向Eの左側(機体2の前方側)でかつその搬送方向Eにずれて搬送途上の第1収容位置P1および第2収容位置P2と向き合う位置において、図中に二点鎖線として例示するように第2コンベア53の上面を斜めに遮断して案内する状態になるよう、搬送方向Eの上流側端部における支持軸を支点にして後方側に揺動するように設けられる揺動案内板(パドル)にて構成されている。案内手段91,92の揺動案内板は、例えば、ソレノイド等の動力源を用いて揺動する。
また、案内手段91,92は、図示しない駆動制御装置により制御されて、検出装置8の検出結果に応じて作動するようになっている。
第1の実施形態では、作物100が「大サイズの長さ範囲」の作物であるとの検出結果のときに第1案内手段91をその作物100の通過タイミングに合わせて案内する状態に揺動させ、また作物100が「中サイズの長さ範囲」の作物であるとの検出結果のときに第2案内手段92をその作物100の通過タイミングに合わせて案内する状態に揺動させるように設定されている。さらに、作物100が「小サイズの長さ範囲」の作物であるとの検出結果のときには、第1案内手段91および第2案内手段92を閉じた状態(通過案内の状態)に保たれるよう設定されている。
これにより、自動仕分け装置9は、検出装置8で長さサイズが検出された後の作物100を、その長さサイズ別に応じて案内手段91,92が作動することにより、搬送途上の第1収容位置P1および第2収容位置P2と搬送終端の第3収容位置P3という計3つの収容位置のうちのいずれか1つの収容位置にあるコンテナ48に自動で仕分けて収容させるようになっている。
第2コンベア53は、収容位置P1,P2と向き合う位置における側壁部が作物100の通過を許容するよう開口した形状になっている。また、第2コンベア53は、搬送途上の第1収容位置P1および第2収容位置P2と向き合う位置と第2コンベア53の終端部になる搬送終端の第3収容位置P3と向き合う位置に、第2コンベア53から振り分けて排出される作物100を各コンテナ48に滑るよう落下させて収容させるために下方に傾斜した収容案内板95,96,97がそれぞれ設けられている。
この検出装置8および自動仕分け装置9が配置される第2コンベア53の区間は、自動(計量)選別レーンとなる。
ちなみに、この野菜収穫機1においては、清掃装置37の搬送コンベア37a、搬送装置の第1コンベア51および第2コンベア53の搬送速度を、この順に(搬送方向Eの下流側に位置するものになるにつれて)少しずつ増速させた速度に設定している。これにより、搬送される作物100が搬送コンベア37a、第1コンベア51および第2コンベア53にそれぞれ引き継がれて搬送される際における滞留の発生を防止している。
また、この野菜収穫機1においては、自動(計量)選別レーンが手動作業エリア61を通過した以降の位置に配置されることになり、手動作業エリア61における作業者が手動選別レーン(第1コンベア51)を通過した後(自動選別レーンに入った後)の作物100に触れさせないようにしている。これにより、検出装置8の誤検知の発生を防止している。
次に、この野菜収穫機1の動作等について説明する。
野菜収穫機1においては、操縦部12に乗り込む操縦者により収穫作業のための走行や各部の操作が行われ、また手動作業エリア61に乗り込む補助の作業者により作物100の一部の選別作業が行われる。
はじめに、野菜収穫機1は、収穫対象の作物(人参)100が植えられている圃場200において作物100のある畝に沿うよう前進走行させられるとともに収穫装置3が始動させられる。これにより、作物100の収穫作業が開始される。
この際、収穫装置3では、引抜き搬送装置31の引き起こし装置33が圃場200の作物100の茎葉部を倒伏した状態から上方に引き起こし、また引抜き搬送装置31の回転する挟持用ベルト32A,32Bが作物100の茎葉部を挟持して機体2の後方上部にむけて搬送する。これにより、作物100は、圃場200から引き抜かれてから機体2の後方上部に搬送される。
続いて、収穫装置3では、茎葉処理装置34の回転する搬送ベルト35A,35Bが作物100(の茎葉部)を挟持用ベルト32A,32Bから引き継ぐように挟持して機体2の水平後方側にむけて搬送し、茎葉処理装置34の回転切断刃36が作物100の茎葉部と根菜部の間を切断する。これにより、作物100は、その根菜部が茎葉部から切り離される。
この際、作物100の茎葉部は、搬送ベルト35A,35Bでその終端部まで搬送された後に自然落下させられて排出台38上に落され、排出台38を介して圃場200に滑り落とされる。
また、作物100の根菜部は、切断後に自然落下させられて清掃装置37の搬送コンベア37a上に落された後、搬送コンベア37aにより機体2の右側にある清掃ロール37bに接触させるように搬送される。これにより、収穫された作物100の根菜部は、最終的に残葉や残土の除去が行われて清掃される。
一方、野菜収穫機1では、上記収穫装置3による作物100の収穫作業と並行して、その収穫された作物100(の根菜部)に対する選別作業部6における選別作業が行われる。
まず、搬送装置5における第1コンベア51が、清掃装置37で清掃された後に移動する作物100(の根菜部)を次々と受け入れてから選別作業部6における手動作業エリア61の前を通過させるように搬送する。
この際、搬送装置5では、図3や図5に示されるように、第1コンベア51がその搬送方向Eに従って作物100(の根菜部)を機体2の左側から右側にむけて少し上昇させながら搬送するとともに、第1コンベア51の中央から終端部にかけて配置された整列搬送装置7が搬送される作物100(の根菜部)を整列させる。
つまり、第1コンベア51で搬送される作物100(の根菜部)は、図3や図5に示されるように、整列搬送装置7の第1整列誘導部材71,72で形成される整列開始ゾーン70である通路、すなわち搬送方向Eの下流側になるにつれて幅が次第に狭まって最終的に幅W1という狭い通路を通過させられるよう搬送される。
これにより、作物100(の根菜部)は、図5に例示されるように、その長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になって第1コンベア51上を搬送させられる。
また、このときの作物100(の根菜部)は、図5に示されるように、手動選別レーンを搬送されるが、特にその長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になって手動作業エリア61の前を1つずつ順次通過するよう整列して搬送される。
手動作業エリア61では、補助作業席63に座る補助の作業者が、第1コンベア51と整列搬送装置7の協働により長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になって1つずつ順次搬送される作物100(の根菜部)を目視して選別対象の異形品等の作物(の根菜部)100X(図5)があるか否かを監視する。また、このとき補助の作業者は、選別対象の作物(の根菜部)100Xを発見すると、その作物100Xを手で捕捉して第1コンベア51上から取り除く。
この際、手動作業エリア61における補助の作業者は、第1コンベア51上を長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になって1つずつ搬送される選別対象の作物100Xを手で捕捉するので、第1コンベア51上を長手方向LDが搬送方向Eとほぼ直交する方向に向いた姿勢になって1つ又は複数で搬送される選別対象の作物100Xを手で補捉する場合に比べて、その手の先を作物100Xの向きに合わせるために曲げる必要がなく自然の恰好にしたままで作物100Xを掴むことができて取りやすい。
このため、野菜収穫機1では、収穫装置3で圃場から収穫された作物(の根菜部)100を手動で選別する補助の作業者の負担が軽減される。なお、第1コンベア51上から取り除かれた選別対象の作物100Xは、例えば圃場200に戻される。
続いて、搬送装置5では、図3や図5に示されるように、第1コンベア51がその終端部で作物100(の根菜部)を第2コンベア53の始端側に落下させて引き渡した後、1本の自動選別ゾーンを構成する第2コンベア53が検出装置8および自動仕分け装置9を通過させて最終的に収容装置4まで搬送する。
まず、第2コンベア53が作物100(の根菜部)を自動選別ゾーンで搬送方向Eにむけて搬送し始める。
この際、第2コンベア53の始端側では、図3や図5に示されるように、作物100(の根菜部)を、第2コンベア53の始端側に配置された整列搬送装置7の第2整列誘導部材73,74で形成される通路、すなわち幅が幅W1という狭い通路を通過させるよう搬送する。これにより、作物100(の根菜部)は、第2コンベア53の始端側においても、その長手方向LDが搬送方向Eに沿う姿勢になった状態のままで1つずつ順次搬送され続ける。
またこの際、第2コンベア53の始端側では、検出装置8が、図5に示されるように、第2整列誘導部材73,74で形成される通路を通過するときの作物100(の根菜部)の長手方向LDにおける長さサイズを検出し、その検出されたサイズが大サイズ、中サイズおよび小サイズのいずれかに該当する長さになるかを判別する。
続いて、第2コンベア53が作物100(の根菜部)を収容装置4にむけて搬送するが、この際、自動仕分け装置9が作動して作物100(の根菜部)をその長さサイズ別に仕分ける。
すなわち、検出装置8で検出された後の作物100(の根菜部)が大サイズであった場合は、図5(A)に二点鎖線で示されるように、自動仕分け装置9の第1案内手段91がその作物100の通過タイミングに合わせて第2コンベア53上にせり出すよう後方側に揺動した状態になる。この結果、大サイズの作物100は、その揺動した第1案内手段91により第1収容位置P1にむけて第2コンベア53上から送り出されるよう曲線の破線矢印で例示されるよう向きを変えて案内され、最後に収容案内板95を滑り落ちるように移動した後、第1収容位置P1に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
また、作物100(の根菜部)が中サイズであった場合は、図5(A)に二点鎖線で示されるように、自動仕分け装置9の第2案内手段92がその作物100の通過タイミングに合わせて第2コンベア53上にせり出すよう後方側に揺動した状態になり。この結果、中サイズの作物100は、その揺動した第2案内手段92により第2収容位置P2にむけて第2コンベア53上から送り出されるよう曲線の破線矢印で例示されるよう向きを変えて案内され、最後に収容案内板96を滑り落ちるように移動した後、第2収容位置P2に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
さらに、作物100(の根菜部)が小サイズであった場合は、図5(A)に実線で示されるように、自動仕分け装置9の第1案内手段91および第2案内手段92がいずれもその作物100の通過タイミングに合わせて揺動しない状態に保たれる。この結果、小サイズの作物100は、揺動しない状態にある第1案内手段91および第2案内手段92の横を通過して第2コンベア53上を第3収容位置P3にむけて直線の破線矢印で例示されるようにそのまま搬送され続け、最後に収容案内板97を滑り落ちるように移動した後、第3収容位置P3に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
このように野菜収穫機1では、収穫装置3で収穫される作物100が、第2コンベア53の搬送方向Eの片側(後方側)に存在する2つの搬送途上の第1収容位置P1および第2収容位置P2と第2コンベア53の終端に存在する搬送終端の第3収容位置P3とからなる三方の収容位置に振り分けて収容される。
このため、この野菜収穫機1では、搬送装置5で搬送される作物100を、検出装置8で検出されたサイズ別に予め定める収容位置P1,P2,P3のいずれかに置かれたコンテナ48内に収容するよう自動仕分け装置9で案内して自動で仕分けるので、収穫装置3による作物100の収穫作業の進行中にその収穫された作物100を選別する作業を行うとき、その選別作業を効率よく行うことができる。
また、この野菜収穫機1では、収容位置P1,P2,P3のいずれかに置かれたコンテナ48内が収容した作物(人参)100で満杯の状態になると、その満杯状態のコンテナ48を、図3に白抜き矢印で示すように、その置かれている載置台42,43,44のいずれかにおいて後方側にずらすよう手動又は自動で移動させる。このときの移動動作は、手動作業エリア61に居る補助の作業者がコンテナ移動スイッチ等の操作盤を操作することにより行われる。しかも、満杯状態のコンテナ48を後方に移動させたときには、そのコンテナ48が置かれていた収容位置P1,P2,P3には、空のコンテナ48を新たに置いて次の収容に備える。
さらに、載置台42,43,44の全体が満杯状態のコンテナ48で満載の状態になったときには、図1や図2に二点鎖線で例示されるように、手動作業エリア61に居る補助の作業者の操作により、該当する載置台42等の可動台42a等を下降させるよう動かし、満杯状態のコンテナ48を1つずつ圃場200上に下す作業が行われる。このときは、野菜収穫機1を停止させて収穫作業と選別作業も中断される。
以上説明したように、この野菜収穫機1によれば、上述したように収穫した作物100を選別する作業を行う作業者の負担を選別作業部6における手動作業エリア61で軽減することができるうえに、その作物100の選別作業を選別作業部6における検出装置8と自動仕分け装置9により効率よく行うこともできる。
また、この野菜収穫機1によれば、収容総重量が相対的に長い時間を要して重くなる例えば小サイズの作物100を複数の収容位置P1,P2,P3のうち車体2の相対的に外側に存在する第3収容位置P3に置かれたコンテナ48に収容している。このため、収容総重量が相対的に短い時間で重くなる例えば大サイズや中サイズの作物100が車体2の相対的に内側に存在する第1収容位置P1又は第2収容位置P2に置かれたコンテナ48に収容されることになり、野菜収穫機1全体の重量バランスが保たれやすくなる。
これにより、この野菜収穫機1では、重量バランスの崩れにより野菜収穫機1が横転するおそれが少なくなり、作物100の収穫と選別を安全にかつ安定して行うことができる。
[第2の実施形態]
図6および図7には、この発明の第2の実施形態に係る作業車両としての野菜収穫機1Bが示されている。
第2の実施形態に係る野菜収穫機1Bは、以下に説明するように構成の一部が異なる収容装置4Bおよび自動仕分け装置9Bを適用した点で異なるが、それ以外については第1の実施形態に係る野菜収穫機1と同じ構成からなるものである。
野菜収穫機1Bにおける収容装置4Bは、第1の実施形態における第2収容位置P2に代えて、第2コンベア53の終端側における左側(機体2の前方側)の側方位置の下方に配置される第4収容位置P4を採用している点で、第1の実施形態における収容装置4と異なっている。その一方で、収容装置4Bは、第1の実施形態における収容装置4の場合と同様に、第1収容位置P1および第3収容位置P3を有している。
これにより、収容装置4Bは、第2コンベア53の搬送方向Eにおける搬送途上の収容位置として、第2コンベア53を境にして前後の方向に分かれた関係にある第1収容位置P1と第4収容位置P4を採用していることになる。第1収容位置P1と第4収容位置P4は、搬送方向Eに対してずれた位置(オフセットした位置)に設定されている。
また、収容装置4Bは、第1の実施形態における載置台44に代えて、第3収容位置P3に設ける載置台46を採用している点でも、第1の実施形態における収容装置4と少し異なっている。
載置台46は、第1の実施形態における収容装置4の載置台44に比べると、コンテナ48を1つ多く(計5個)置くことができるようした点と、第3収容位置P3よりも前方側の領域を満杯のコンテナ48を一時的にずらして移動させる一時退避場所として利用する点と、第3収容位置P3よりも後方側の領域を空のコンテナ48を置く場所として利用する点で相違している。
これにより、載置台46は、その後方側の領域から空のコンテナ48を第3収容位置P3に供給するよう使用される。
上記第4収容位置P4は、操縦部12のほぼ右横になる位置である。また、この第4収容位置P4には、コンテナ48を置くための載置台45が設けられている。
載置台45としては、第4収容位置P4を挟んで機体2の前方および後方の双方に延びる長い載置台が適用されている。載置台45の前方側は、操縦部12の右隣を通過して操縦部12よりも更に前方になる位置まで張り出した形態になっている。また載置台45の後方側は、手動作業エリア61の補助作業席63の右隣を通過して補助作業席63よりも更に後方になる位置まで張り出した形態になっている。
また、載置台45は、図7に示されるように、第2コンベア53の下方をくぐって前後方向に連続した形態になっており、コンテナ48を前後の方向への任意の移動を可能にしている。
さらに、載置台45は、その第4収容位置P4を除く前方側の領域が、満杯になったコンテナ48を機体2の前方側に一時的にずらして移動させる一時退避場所として利用されるようになっている。また載置台45は、その第4収容位置P4よりも後方側の領域が、空のコンテナ48を置く専用の置き場所として利用されるようになっている。
これにより、載置台45は、その後方側の領域から空のコンテナ48を第2コンベア53の下方をくぐらせて第4収容位置P4に供給するよう使用される。
野菜収穫機1Bにおける自動仕分け装置9Bは、第1の実施形態における第2案内手段92に代えて、図6中に二点鎖線として例示するように第2コンベア53の上面を斜めに遮断して案内する状態になるよう、搬送方向Eの上流側端部における支持軸を支点にして前方側に揺動する揺動案内板(パドル)からなる第3案内手段93を設けている。
また、第3案内手段93は、検出装置8による作物100の長さサイズの検出結果が中サイズであるときに、上記前方側に揺動するよう設定されている。
次に、この野菜収穫機1Bにおける動作の一部について説明する。
野菜収穫機1Bでは、第1の実施形態に係る野菜収穫機1の場合と同様に、収穫装置3による収穫作業と選別作業部6における手動作業エリア61の手動選別作業とが行われるが、選別作業部6における検出装置8および自動仕分け装置9Bによる自動選別作業が以下に説明する点で一部相違して行われる。
すなわち、野菜収穫機1Bにおける自動選別作業では、搬送装置5の第2コンベア53で搬送される作物100の長さサイズが検出装置8で中サイズと検出された場合、図6に二点鎖線で示されるように、自動仕分け装置9Bにおける第3案内手段93がその作物100の通過タイミングに合わせて第2コンベア53上にせり出すよう前方側に揺動した状態になる。この結果、中サイズの作物100は、その揺動した第3案内手段93により第4収容位置P4にむけて第2コンベア53上から送り出されるよう向きを変えて案内され、最後に収容案内板98を滑り落ちるように移動した後、第4収容位置P4に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
第3案内手段93は、作物100の長さサイズが大サイズおよび小サイズである場合、図6に実線で示されるように、揺動せずに閉じた状態に保たれる。
また、野菜収穫機1Bにおける自動選別作業では、上記搬送途上の第4収容位置P4と搬送終端の第3収容位置P3におけるコンテナ48が収容した作物100で満杯になると、その満杯のコンテナ48が、図6に白抜き矢印で示されるように、その置かれている載置台45,46において第4収容位置P4又は第3収容位置P3から前方側にそれぞれずらすよう手動又は自動で移動させる。ちなみに、このときの移動動作は、手動作業エリア61に居る補助の作業者がコンテナ移動スイッチ等の操作盤を操作することにより行うようにするとよい。
これにより、この自動選別作業では、搬送途上の収容位置としての第1収容位置P1および第4収容位置P4が第2コンベア53を挟んで前後の方向に配分されているので、その2つの収容位置P1、P4に収容される作物100に応じて重量がそれぞれ増えても前後の重量バランスを良好に保つことが可能になる。
さらに、野菜収穫機1Bにおける自動選別作業では、載置台45の後方側の置き場所に置かれている空のコンテナ48を同じ載置台45上の第4収容位置P4にむけて第2コンベア53の下方をくぐらせて前方に移動させることで供給できる。またこれに加えて、この自動選別作業では、載置台45の左右隣の載置台42における第1収容位置P1にむけて左側に移動させて供給することや、載置台46における第3収容位置P3にむけて右側に移動させて供給することも可能である。
この野菜収穫機1Bによっても、第1の実施形態において既述したように収穫した作物100を選別する作業を行う作業者の負担を選別作業部6における手動作業エリア61で軽減することができるうえに、その作物100の選別作業を選別作業部6における検出装置8と自動仕分け装置9Bにより効率よく行うこともできる。
[第3の実施形態]
図8から図10には、この発明の第3の実施形態に係る作業車両としての野菜収穫機1Cが示されている。
第3の実施形態に係る野菜収穫機1Cは、以下に説明するように構成の一部が異なる収容装置4Cおよび自動仕分け装置9Cを適用した点で異なるが、それ以外については第2の実施形態に係る野菜収穫機1Bと同じ構成からなるものである。
野菜収穫機1Cにおける収容装置4Cは、第2の実施形態における第4収容位置P4を削除して、第1収容位置P1と第3収容位置P3の2つに限定している点で、第2の実施形態における収容装置4Bと異なっている。
このため、収容装置4Cは、作物100の長さサイズとして2種類に区分けして第1収容位置P1と第3収容位置P3のいずれか一方に置くコンテナ48に収容する構成になっている。
また、収容装置4Cは、第2の実施形態における載置台46に代えて、第3収容位置P3に設ける載置台47を採用している点でも、第2の実施形態における収容装置4Bと少し異なっている。
載置台47は、第2の実施形態における載置台46と比べた場合、第3収容位置P3よりも後方側の領域を空のコンテナ48を置く置き場所として利用することに加えて、その後方側の一部(後端側)47cが他の一部(前方部)47dを残して支持軸47eを支点にして上方に揺動して傾斜した状態を維持できる可動台として構成されている点で相違している。
上記他の一部(前方部)47dは、ほぼ水平の状態に保たれた部分として構成されている。
野菜収穫機1Cにおける自動仕分け装置9Cは、第1および第2の実施形態における第1案内手段91を有した構成になっている。
また、この第1案内手段91は、検出装置8による作物100の長さサイズの検出結果が2種類に区分したいずれかのサイズであるときに、図8に二点鎖線で示されるように支持軸を支点にして後方側に揺動するよう設定されている。
第3の実施形態では、例えば、検出装置8において検出した作物100の長さサイズを大サイズおよび小サイズの2種類のサイズとして判別できるよう構成されている。また、自動仕分け装置9Cにおける第1案内手段91は、例えば大サイズであるときに後方側に揺動するよう設定されている。
次に、この野菜収穫機1Cにおける動作の一部について説明する。
野菜収穫機1Cでは、第2の実施形態に係る野菜収穫機1Bの場合と同様に、収穫装置3による収穫作業と選別作業部6における手動作業エリア61の手動選別作業とが行わるが、選別作業部6における検出装置8および自動仕分け装置9Cによる自動選別作業が以下に説明する点で一部相違して行われる。
すなわち、野菜収穫機1Cにおける自動選別作業では、搬送装置5の第2コンベア53で搬送される作物100の長さサイズが検出装置8で大サイズと検出された場合、図8に二点鎖線で示されるように、自動仕分け装置9Cにおける第1案内手段91がその作物100の通過タイミングに合わせて第2コンベア53上にせり出すよう後方側に揺動した状態になる。この結果、大サイズの作物100は、その揺動した第1案内手段91により第1収容位置P1にむけて第2コンベア53上から送り出されるよう向きを変えて案内され、最後に収容案内板95を滑り落ちるように移動した後、第1収容位置P1に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
また、自動仕分け装置9Cにおける第1案内手段91は、作物100の長さサイズが検出装置8で小サイズと検出された場合には、図8に実線で示されるように、揺動せずに閉じた状態に保たれる。これにより、その小サイズの作物100は、揺動しない状態にある第1案内手段91の横を通過して第2コンベア53上を第3収容位置P3にむけてそのまま搬送され続け、最後に収容案内板97を滑り落ちるように移動した後、第3収容位置P3に置かれたコンテナ48内に落下して収容される。
また、野菜収穫機1Cにおける自動選別作業では、図8に白抜き矢印で例示されるように、収容装置4Cにおける載置台47に置かれたコンテナ48が満杯になって前方側にずらすよう移動させられた場合、載置台47の第3収容位置P3のすぐ後方の置き場所37dにほぼ水平状態で置かれている空のコンテナ48を第3収容位置P3にむけて前方に移動させることで供給できる。
しかも、この空のコンテナ48の供給動作に伴い、収容装置4Cにおける載置台47の可動台で傾斜した状態にある部分47cに置かれた下方側の空のコンテナ48が、上記置き場所37dに重力に滑り落ちて補給されるか又はその重力と動力を利用して補給される。
さらに、収容装置4Cでは、上記置き場所37dに置かれている空のコンテナ48を、上記したように第3収容位置P3に供給する他に、載置台47の左隣における載置台41の第1収容位置P1にむけて補給することもできるようになっている。
この野菜収穫機1Cによっても、第1および第2の実施形態において既述したように収穫した作物100を選別する作業を行う作業者の負担を選別作業部6における手動作業エリア61で軽減することができるうえに、その作物100の選別作業を選別作業部6における検出装置8と自動仕分け装置9Cにより効率よく行うこともできる。
[第4の実施形態]
第3の実施形態に係る野菜収穫機1Cについては、検出装置8を省略するとともに、図8、図9等に併記して示されるように自動仕分け装置9Cにおける第1案内手段91を手動作業エリア61における補助の作業者の操作により作動(揺動)させる切替え案内装置65に代えた、第4の実施形態に係る野菜収穫機1Dとして構成することも可能である。
このときの野菜収穫機1Dは、自動仕分け装置9を採用せず、手動の仕分け装置としての切替え案内装置65を備えたものになる。
この場合、切替え案内装置65は、自動仕分け装置9における第1案内手段91と同様に揺動案内板(パドル)94を適用することができる。また揺動案内板94については、補助の作業者が手動で揺動させる操作を行う手動式とするか、あるいは、補助の作業者が操作ボタン等の操作盤を操作することで自動で揺動させる自動式とすればよい。
このように構成される野菜収穫機1Dは、手動作業エリア61にいる補助の作業者が、第2コンベア53を搬送される作物100を目視して大サイズと小サイズを判別したうえで、大サイズと判別したときには切替え案内装置65の揺動案内板94を後方にむけて揺動させるように手動で操作するか又は自動で作動させ、また小サイズと判別したときには第1案内手段91を揺動させないように対応することになる。
そして、この野菜収穫機1Dにおいても、少なくとも選別作業部6として整列搬送装置7が設けられた手動作業エリア61を備えているので、第1の実施形態において既述したように収穫した作物100を選別する作業を行う作業者の負担を同様に軽減することができる。
[変形例]
なお、第1〜第4の実施形態の野菜収穫機1,1B,1C,1Dにおいては、少なくとも大サイズの作物100を収容装置4において機体2の最も内側に存在する第1収容位置P1に置かれたコンテナ48に収容し、小サイズの作物100を機体2の相対的に外側に存在する第3収容位置P3に置かれたコンテナ48に収容するよう仕分けた場合を示したが、その振り分けて収容する位置は特にこのパターンに限定されない。
ただし、いずれの野菜収穫機1,1B,1C,1Dにおいても、収容装置4の複数の収容位置P(例えば収容位置P1〜P4)のうち機体2の相対的に外側に存在する収容位置P(例えば収容位置P3)に置かれたコンテナ48に、その収容総重量が相対的に長い時間を要して重くなるサイズの作物を収容するよう仕分けるとよい。換言すると、収容総重量が相対的に短い時間で重くなるサイズの作物は、機体2の相対的に内側に存在する収容位置P(例えば収容位置P1)に置かれたコンテナ48に収容するよう仕分けるとよい。
この発明は、作物100としての人参を収穫するとともに選別する野菜収穫機の作業車両に限られず、例えば、それ以外の作物(大根などの根菜)を収穫するとともに選別する作業車両にも適用することができる。
1 野菜収穫機(作業車両の一例)
2 機体(車体)
3 収穫装置
4 収容装置
5 搬送装置
6 選別作業部
7 整列搬送装置
8 検出装置
9 自動仕分け装置
48 コンテナ(容器の一例)
61 手動作業エリア
65 切替え案内装置
71〜74 整列誘導部材
91〜93 案内手段
100 作物
200 圃場
E 搬送方向
LD 長手方向
P1〜P4 収容位置(複数の収容位置の一例)

Claims (5)

  1. 作物を圃場から収穫する収穫装置と、
    前記収穫装置で収穫された作物を複数の容器に収容する収容装置と、
    前記収穫装置から前記収容装置まで作物を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置で搬送されて前記収容装置に達する前の作物を選別する作業を行う選別作業部と、
    を備え、
    前記選別作業部は、前記搬送装置により搬送される作物を作業者が目視して選別対象の作物を手で捕捉する作業を行う手動作業エリアを有しており、
    前記搬送装置は、前記手動作業エリアに至る手前の位置から手動作業エリアを通過する位置までの間に、作物をその長手方向が前記搬送装置の搬送方向に沿う姿勢になって前記手動作業エリアを順次通過するよう整列させて搬送する整列搬送装置を設けており、
    前記収容装置は、前記複数の容器が前記搬送装置の搬送方向に対して互いに異なる複数の収容位置に配分されて置かれており、
    前記選別作業部は、前記搬送装置で搬送される作物のサイズを検出する検出装置と、前記搬送装置で搬送される作物を前記検出装置で検出されたサイズ別に前記収容装置における複数の収容位置のうちで予め定める収容位置に置かれた容器に収容するよう案内して仕分ける自動仕分け装置とで構成されていることを特徴とする作業車両。
  2. 前記整列搬送装置は、前記搬送装置で搬送される作物の長手方向が搬送方向に沿う姿勢に揃えられて1つずつ搬送される程度の幅の通路を形成する整列誘導部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記収容装置は、前記複数の容器が前記搬送装置の搬送方向に対して互いに異なる複数の収容位置に配分されて置かれており、
    前記手動作業エリアにおける作業者の操作により、前記搬送装置で搬送される作物を、前記収容装置における複数の収容位置のうちで満杯になった容器が置かれた収容位置から空の容器が置かれた収容位置に切り替えて案内する切替え案内装置が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車両。
  4. 前記収容装置の複数の収容位置は、前記搬送装置の搬送方向の片側又は両側に存在する単数又は複数の搬送途上の収容位置と前記搬送方向の終端に存在する搬送終端の収容位置とを有しており、
    前記自動仕分け装置は、前記搬送装置で搬送される作物を前記収容装置の少なくとも前記搬送途上の収容位置に置かれた容器に案内するよう作動する案内手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  5. 前記自動仕分け装置は、前記収容装置の複数の収容位置のうち車体の相対的に外側に存在する収容位置に置かれた容器に、収容総重量が相対的に長い時間を要して重くなるサイズの作物を収容するよう仕分けることを特徴とする請求項1又は4に記載の作業車両。
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